JPH0756247Y2 - 空容器返送機構付部品供給棚 - Google Patents

空容器返送機構付部品供給棚

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JPH0756247Y2
JPH0756247Y2 JP2510192U JP2510192U JPH0756247Y2 JP H0756247 Y2 JPH0756247 Y2 JP H0756247Y2 JP 2510192 U JP2510192 U JP 2510192U JP 2510192 U JP2510192 U JP 2510192U JP H0756247 Y2 JPH0756247 Y2 JP H0756247Y2
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plate
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行正 今鉾
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、流れ作業によって製品
を組み立てるために部品を連続して供給する分野に於い
て利用する所の空容器返送機構付部品供給棚に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、オートメーションラインに於いて
製品の組立作業を行う場合には、組立作業者の近くに部
品を供給する為に上下2段のローラコンベアを架設した
棚を設置し、上段の往路ローラコンベア棚を利用して部
品を入れた容器を組立作業者に移送し、組立作業者は部
品を取り出した空容器を下段の復路ローラコンベア棚を
利用して返送していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】併し、返送のために空
容器を上段から下段に移動する作業は、組立作業者が両
手を使って行っているため、その間組立作業者は作業機
械から手を離していなければならず、作業能率が低下し
てしまうという問題があった。
【0004】本考案は部品を取り出した空容器を、手作
業によらず、足踏み動作によって往路用のローラコンベ
アから復路用のローラコンベアに転送するようにするこ
とによって、作業能率の向上を計ることを第1の目的と
し、第2の目的は空容器を往路から復路に移転させてい
る間、後続の部品収容容器が往路上に停止し滑落を防止
することを目的とした考案である。
【0005】
【課題を解決するため手段】本考案は、組立作業者側に
位置する左右一対の第1支柱(1)、部品供給側に位置
する左右一対の第3支柱(3)、この両支柱(1、2)
の間に配置された左右一対の第2支柱(2)と、第1支
柱(1)間に配設されていて該第1支柱(1)に廻動可
能に支承され、且つ部品入りの容器を搭載しうる前転送
板(4)と、第3支柱(3)間にあって該第3支柱
(3)に廻動可能に支承され、且つ部品入りの容器を搭
載し、また前転送板(4)上に送出し得る後転送板
(5)と、第2支柱(2)間にあって該第2支柱(2)
に廻動可能に支承され、且つ先端(7a)が前転送板
(4)の底部(4a)に接することができ、また上端
(7c)は後転送板(5)の底部(5a)に当接し、更
にスプリング(8)によって先端(7a)が前転送板の
後端(4c)側を押し上げる方向に付勢されるようにな
っている支枠(7)と、第2支柱(2)から第3支柱
(3)に亘り、かつそれらの間であって後転送板(5)
の下方に配設されて第3支柱(3)側下方に向かって傾
斜せしめられた返送板(13)と、前転送板(4)の後
部(4c)近傍に上端(12a)が、また下端(12
b)がペダル(11)にそれぞれ連結されていて、ペダ
ル(11)を操作することによって前転送板(4)を回
転させ、前転送板(4)の後部(4c)を返送板(1
3)の先端(13a)に接近せしめることができ、且つ
スプリング(8)の弾力に抗して支枠(7)を廻動して
その上端(7c)によって後転送板(5)の前部(5
c)側を押し上げ得るリンク(12)と、支枠(7)と
協動し、前転送板(4)と後転送板(5)とをほぼ同一
平面としつつ組立作業者側下方に向かって傾斜させ得る
ストッパー(10)と、前転送板(4)の先端(4b)
側の組立作業者側下方への廻動を規制するアーム(9)
とを備え、ペダル(11)を操作すると、リンク(1
2)を介して前転送板(4)の後端(4c)及び支枠
(7)の前端(7a)を引き下げ、更に後転送板(5)
の前部(5c)を押し上げて前転送板上の容器を返送板
(13)に送出するとともに、後転送板(5)上の容器
が前転送板側へ滑動することを阻止し、またペダル(1
1)の操作が解除されると、支枠(7)がスプリング
(8)の弾力でストッパ ー(10)に当接するまで廻動
し、且つ前転送板(4)並びに後転送板(5)をも廻動
させてこの両者をほぼ同一平面と成して後転送板(5)
上の容器が前転送板(4)側へ滑動することを許容し、
さらに前転送板(4)の先端(4b)側に容器が移送さ
れると、部品及び容器の荷重によって前転送板(4)が
アーム(9)に当接するまで前転送板(4)が廻動し、
後転送板(5)との平面状態を解除して後転送板(5)
に搭載された別の容器が前転送板(4)側に滑動するこ
とを阻止するように構成するものである。
【0006】
【実施例】図1は本考案の側面図で、1・2・3は左右
一対づつ列設した第1支柱・第2支柱・第3支柱であ
る。これらの支柱のうち、部品供給側(ハ)に設けた
右一対の第3支柱3の上部には、部品(イ)を入れた
容器(ロ)を後述の前転送板4に移動させるコロ14を
列設した後転送板5を軸15を中心に廻動自在に支承す
が、後転送板5の前部5cが組立作業者側(ニ)に向
かって緩やかに下向きに傾斜するように軸支する。そし
て、後端5bには後止縁16を立設し、後転送板5が部
品供給側(ハ)に向って下向きに傾斜した時に、予め載
せてある容器(ロ)が滑落するのを防止する。
【0007】また、組立作業者側(ニ)の左右一対の第
1支柱1間の上部には、後転送板5から移動して来る部
品(イ)入りの容器(ロ)を載せておく前転送板4を軸
17によって廻動自在に軸支する。そして先端4bに前
止縁18を立設し、後転送板5から前転送板4に移動し
て来た容器(ロ)の滑落を防止している。 更に、前転送
板4の後部4cの先端には、前転送板4の巾方向にロー
ラ6を架設する。また、前転送板4の底部4aの後部4
cには錘21を固定する。この錘21は、前転送板4上
に部品(イ)入り容器(ロ)或いは空容器が載っていな
い時に、前転送板4が先端4b側の荷重により反時計方
向に廻動しようとするのを阻止し、且つ前転送板4を後
転送板5と共に同じ傾斜線(S)上に位置するように均
衡を保つ働きをしている。
【0008】そして、左右一対の第2支柱2には、前転
送板4と後転送板5の両者を、部品供給側(ハ)から組
立作業者側(ニ)に向って緩やかに下向きに傾斜した傾
斜線(S)上に保ち得るように側面がL字状で平面が
形の支枠7を軸19によって廻動自在に支承し、この
支枠7の先端7aを、前記軸17よりも第2支柱2側
位置に於いて前転送板4の後部4cの底部4aに接離自
在に臨ませ、また後方の直立部7bの上端7cを前記
軸15よりも第2支柱2側の位置に於いて後転送板5の
底部5aに接離自在に臨ませる。更に、支枠7の直立部
7bの下端の角部7dと第3支柱3に、支枠7を水平
復させるための牽引用の弾力を保有するスプリング8を
架設する。この支枠7は、横巾方向の内のり巾が前転送
板4の横巾方向の外のり巾よりやゝ大きく形成し、容器
(ロ)を後述の返送板13に滑動させるために前転送板
4が廻動傾斜した時に、該前転送板4の後部4c附近が
支枠7の先端7a附近の内部に入れるように形成してあ
る。
【0009】更に、第1支柱1には、前転送板4の下方
に外方向(組立作業者側(ニ)に向けてアーム9を突
設する。このアーム9は、後転送板5から前転送板4に
移動して来た部品(イ)入りの容器(ロ)の荷重又は部
品(イ)を取り出した空の容器(ロ)の荷重のために、
前転送板4が必要以上に反時計方向に廻転して部品や容
器が前転送板4上から落下することを防止し、また組立
作業者が部品(イ)を容器(ロ)から取り出し易く前転
送板4を傾斜させて置くために、前転送板4の先端4b
の底部4aが当り、前転送板4の廻転を規制している。
また、第2支柱2にはL字形のストッパー10を支枠7
の上方の位置に固定する。このストッパー10の垂直部
10aは、容器(ロ)を載せていない通常時に後転送板
5を傾斜線(S)上に保つように、後転送板5の前部5
c近くの底部5aに接離自在に臨ませて軸15と共に後
転送板5を支えて居り、またストッパー10の水平部1
0bは前記同様の通常時に、支枠7がスプリング8の弾
力に引っ張られて水平状態から時計方向に廻動するのを
阻止している。前記前転送板4の底部4aの後部4cに
はリンク12の上端12aを係止し、下端12bをペダ
ル11の後端11aに係止する。
【0010】前記ペダル11は第1支柱1に近く組立作
業者(ニ)が踏み易い位置に設置してあり、ペダル11
の前端11bは底板11cに対し、ヒンジ11dとバネ
11eによって傾動且つ復位自在に取り付ける。
【0011】前記支枠7の下方には、前転送板4が廻動
して返送されて来る前転送板4上の空の容器(ロ)を受
け入れる返送板13を、空間(ホ)を介して第2支柱2
から第3支柱3にかけて、部品供給側(ハ)に向かって
緩やかに下向きに傾斜させて設ける。そして、返送板1
3の後端13bには前転送板4から移動して来た空の容
器(ロ)を受け止める停止縁20を立設する。
【0012】尚、支枠7は実施例の角形の枠体に限ら
ず、第7図に示したように、杆体22の前部と後方の直
立部の上とを内方に折曲して支持部22a・22bを
形成し、左右一対の杆体22の支持部22a・22b
対向させて左右の第2支柱2に配設し、軸19によって
支承し、左右の杆体22・22の夫々の支持部22a・
22bによって前転送板4及び後転送板5の夫々の底部
4a・5aを支えるようにすることもある。
【0013】
【考案の作用】本考案は上述のように構成したので、
品供給側(ハ)に於いて部品(イ)入り容器(ロ)を後
転送板5上に載せると、後転送板5と前転送板4とは連
続して組立作業者側(ニ)に向って緩やかに下向きの
斜線(S)上に沿って傾斜状態を保っているので後転
送板5及び前転送板4に夫々列設してあるコロ14・1
4の回転によって部品入り容器は後転送板5から前転送
板4に移動する(図1)。
【0014】部品入り容器(ロ)が前転送板4上を組立
作業者側(ニ)に向って移動すると部品(イ)入り容器
(ロ)の荷重で前転送板4は軸17を中心に次第に反時
計方向(図2白抜矢印)に廻動し、容器は前部(ヘ)が
前止縁18に当たって止まり、前転送板4の底部4aが
アーム9の先端に当たって止まり、容器は前転送板4
共に組立作業者側(ニ)に向って傾斜状態を保つ。組立
作業者は部品(イ)を容器(ロ)から取り出す。前転送
板4の廻動につれて、前転送板4に対してリンク12
係止した上端12aが上方に変位するので、リンク12
及びペダル11の後端11aは斜め上方に牽引される
(図2)。廻動した前転送板4の後部4cに架設した
ーラ6は、後転送板5の5cより高位置に来るの
で、後転送板5上に載せた後続の部品(イ)入り容器
(ロ)は移動しようとするが(図3白抜矢印)、容器
(ロ)の前部(ヘ)がローラ6に突き当たって止まり前
転送板上に移動しない。また後転送板5は前部5c附
近の底部5aがストッパー10の垂直部10aによって
支持されているので後転送板5が廻動することもなく、
これと相俟って後続の部品(イ)入り容器(ロ)が後転
板5から滑り落ちることもない(図3)
【0015】部品(イ)が容器(ロ)から取り出されて
前転送板4上の容器(ロ)が空になった時、組立作業者
がバネ11eの弾力に抗してペダル11を踏み込むと、
ペダル11の後端11aが下方に変位するので、リンク
12を介して前記後端11aが連結してある前転送板4
は、後部4c左下方に引っ張られ軸17を中心に
計方向に廻動する(図4白抜矢印)。この際、後方のロ
ーラ6は後転送板5上の部品入り容器(ロ)の前部
(ヘ)から後転送板5の前部5cの前面を順次転動し、
それに伴い前転送板4は円滑に廻転する。前転送板4の
先端4bは上方に変位し、後部4cが下降し返送板13
の先端13aに接近し、ローラ6が返送板13の先端1
3aに衝突し前転送板4の廻動は阻止される。
【0016】前転送板4が時計方向に廻動するにつれ
て、前転送板4の後部4cの底部4aが支枠7に入り支
枠7の先端7aを下方に押すため、支枠7はスプリング
8の弾力に抗して軸19を中心に反時計方向に廻動す
る。この際、支枠7の直立部7b2上端7cが後転送板
5の前部5cの底部5aに接しつゝ上方に変位するの
で、後転送板5が軸15を中心に廻動し前部5cが押し
上げられて後転送板5は時計方向に少し廻動し傾斜する
が、部品入り容器(ロ)の後方の角部(ト)後転送板
5の後端5bの後止縁16に当たり部品供給側(ハ)へ
の滑落は阻止される 図4)
【0017】後転送板5の前部5cは押し上げられるた
め、返送板13の先端13aとの間の空間(ホ)が拡が
り、前転送板4上の空容器(ロ)が返送板13上に
し、容器(ロ)の角部(ト)が返送板13の停止縁2
0に当たって容器(ロ)は止まる。部品供給者は空
器(ロ)を返送板13から取り出して部品を入れ、再び
後転送板5上に載せると前転送板4に移動し(図5白抜
矢印)、部品及び容器の載った前転送板4は反時計方向
に廻動する(図6白抜矢印)。以後は前記と同様の操作
を反復し、部品入り容器(ロ)が部品供給側(ハ)から
組立作業者側(ニ)に順次送られ、空容器は前転送板
4から返送板13上に返送される。前転送板4上に部品
入り容器(ロ)がない場合、前転送板4の後部の錘21
の荷重によって、前転送板4は後転送板5と共に同じ傾
斜線(S)上に保つことが出来、またペダル11を踏ん
で前転送板4上の空の容器(ロ)を返送板13側に移動
させる際に、前転送板4が時計方向に廻動して水平状態
から返送板13側に傾斜し始めた瞬間から、前転送板4
の廻動傾斜動作を助力する。
【0018】
【考案の効果】依って本考案によれば、前転送板上の容
器から部品を取り出した後に組立作業者はペダルを踏む
足作業のみで空容器は短時間で自動的に返送板上に滑落
させて返送出来るので、組立作業者空容器を手に持っ
て返送板上に移動させる手作業が不要となると同時に両
手を専ら製品の組立作業に供することができるので作業
能率を向上させることが出来る。また、空容器足の動
作によって自動的に返送される間に部品入りの後続の
器が後転送板上から前転送板上自動的に移動し組立
業者側に供給されるので、直ちに補充された部品を容器
から取り出して次の組立作業に取りかかることが出来
空容器の手作業による移動の不要と相俟って迅速に作業
を行い効率をより一層高めることが出来る。更に部品入
り容器が前転送板に移動して来た時には、前転送板と共
に容器は組立作業者側に向って傾くので容器から部品を
取り出し易く作業能率を倍加出来るまた、前転送板に
設けたローラの廻転によって、前転送板の後部側先端と
後転送板の前部及び後転送板 上の後続の容器の前部に対
する接触が円滑で、前転送板の回転も円滑に行われる。
また、前転送板の後部の錘の荷重によって容器等を載
せていない時には前転送板は常に後転送板と同一傾斜線
上に保たれ、またペダル操作して前転送板上の空の容器
を返送板に移動させる際に、前転送板の廻動傾斜動作を
助力し組立作業者のペダル操作後の踏み込み保持負担を
軽減出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品容器を後転送板に載せた状態の本考案の側
面図である。
【図2】部品容器が前転送板上に移動して傾斜した状態
を示した側面図である。
【図3】後転送板上に部品容器を補充した状態を示した
側面図である。
【図4】ペダルを踏んで、前転送板上の空容器を返送板
上に滑落させる状態を示した側面図である。
【図5】空容器が返送板上に返送された状態を示した側
面図である。
【図6】空容器が後転送板上にあり、次の部品容器が前
転送板上に移動した状態を示した側面図である。
【図7】支枠の他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 第1支柱 7b 直立部 2 第2支柱 7c 上端 3 第3支柱 7d 角部 4 前転送板 8 スプリング 4a 底部 9 アーム 4b 先端 10 ストッパー 4c 後部 10a 垂直部 5 後転送板 10b 水平部 5a 底部 11 ペダル 5b 後端 11a 後端 5c 前部 11b 前端 6 ローラ 11c 底板 7 支枠 11d ヒンジ 7a 先端 11e バネ 12 リンク 21 錘 12a 上端 22 杆体 12b 下端 2a 支持部 13 返送板 2b 支持部 13a 先端 イ 後止縁(後
転送板) 13b 後端 ロ 軸(前転送
板の) 14・14 コロ ハ 前止縁(前
転送板の) 15 軸(後転送板の) ニ 組立作業者
側 16 後止縁(後転送板) ホ 空間 17 軸(前転送板の) ヘ 前部 18 前止縁(前転送板の) ト 角部 19 軸 20 停止縁 S 傾斜線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】組立作業者側に位置する左右一対の第1支
    柱(1)、部品供給側に位置する左右一対の第3支柱
    (3)、この両支柱(1、2)の間に配置された左右一
    対の第2支柱(2)と、第1支柱(1)間に配設されて
    いて該第1支柱(1)に廻動可能に支承され、且つ部品
    入りの容器を搭載しうる前転送板(4)と、第3支柱
    (3)間にあって該第3支柱(3)に廻動可能に支承さ
    れ、且つ部品入りの容器を搭載し、また前転送板(4)
    上に送出し得る後転送板(5) と、第2支柱(2)間
    にあって該第2支柱(2)に廻動可能に支承され、且つ
    先端(7a)が前転送板(4)の底部(4a)に接する
    ことができ、また上端(7c)は後転送板(5)の底部
    (5a)に当接し、更にスプリング(8)によって先端
    (7a)が前転送板の後端(4c)側を押し上げる方向
    に付勢されるようになっている支枠(7)と、第2支柱
    (2)から第3支柱(3)に亘り、かつそれらの間であ
    って後転送板(5)の下方に配設されて第3支柱(3)
    側下方に向かって傾斜せしめられた返送板(13)と、
    前転送板(4)の後部(4c)近傍に上端(12a)
    が、また下端(12b)がペダル(11)にそれぞれ連
    結されていて、ペダル(11)を操作することによって
    前転送板(4)を回転させ、前転送板(4)の後部(4
    c)を返送板(13)の先端(13a)に接近せしめる
    ことができ、且つスプリング(8)の弾力に抗して支枠
    (7)を廻動してその上端(7c)によって後転送板
    (5)の前部(5c)側を押し上げ得るリンク(12)
    と、支枠(7)と協動し、前転送板(4)と後転送板
    (5)とをほぼ同一平面としつつ組立作業者側下方に向
    かって傾斜させ得るストッパー(10)と、前転送板
    (4)の先端(4b)側の組立作業者側下方への廻動を
    規制するアーム(9)とを備え、ペダル(11)を操作
    すると、リンク(12)を介して前転送板(4)の後端
    (4c)及び支枠(7)の前端(7a)を引き下げ、更
    に後転送板(5)の前部(5c)を押し上げて前転送板
    上の容器を返送板(13)に送出するとともに、後転送
    板(5)上の容器が前転送板側へ滑動することを阻止
    し、またペダル(11)の操作が解除されると、支枠
    (7)がスプリング(8)の弾 力でストッパー(10)
    に当接するまで廻動し、且つ前転送板(4)並びに後転
    送板(5)をも廻動させてこの両者をほぼ同一平面と成
    して後転送板(5)上の容器が前転送板(4)側へ滑動
    することを許容し、さらに前転送板(4)の先端(4
    b)側に容器が移送されると、部品及び容器の荷重によ
    って前転送板(4)がアーム(9)に当接するまで前転
    送板(4)が廻動し、後転送板(5)との平面状態を解
    除して後転送板(5)に搭載された別の容器が前転送板
    (4)側に滑動することを阻止するように構成された空
    容器返送機構付部品供給棚。
JP2510192U 1992-03-06 1992-03-06 空容器返送機構付部品供給棚 Expired - Lifetime JPH0756247Y2 (ja)

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CN114572600A (zh) * 2022-03-23 2022-06-03 北京京东乾石科技有限公司 仓储货架及仓储系统

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