JP2007145045A - ショッピングカート - Google Patents

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Abstract

【課題】天板と、この天板に買物カゴを案内する案内部とを有するレジカウンタを対象としたショッピングカートであり、案内部に向けてショッピングカートを押し込むことにより買物カゴの、ショッピングカートからレジカウンタへの移載がよりスムーズにおこなえるショッピングカートの提供。
【解決手段】買物カゴが載置されるカゴ受けを備え、このカゴ受けは、後方が回動可能に支持されることにより前方の持ち上げが可能な底部と、この底部の前方を受ける受け部とを有する。底部が案内部に乗り上げ可能に設けられ、底部に載置された買物カゴをカゴ受けの前方に取り出すことのできる様に、カゴ受けの前方が開放されて形成されたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等において買物客が買物をする時に用いるショッピングカートの改良に関する。
従来より、スーパーマッケットやコンビニエンスストア等においては、買物客が買物
カゴを手に持って、或いは、ショッピングカートに買物カゴを載せて店内を回り、商品を買物カゴ内に詰めた後、レジカウンタに持ち込んで、商品の精算を行なっていた。レジカウンタでは、買物客は買物カゴをそのまま或いはショッピングカートから取り出してカウンタ台の上に降ろすと、店員は買物カゴ内から商品を取出し、バーコード読取機で商品のスキャンニングを行なった後、別の空きの買物カゴ内に収容する。その後、買物客はレジで会計を済ませた後、店員によって商品が詰められた買物カゴを手で持って、或いは、再びショッピングカートに載せてサッカー台に移動し、買物袋に詰めていた。
ここで、ショッピングカートは、商品を大量に買物カゴ内に収容する場合もあり、或いは年配者等の非力な人が買い物をする場合などでも使用され、これに関しては、例えば、特開平9−39797号公報、特開平11−91576号公報に関連する技術が開示されている。
特開平9−39797号公報 特開平11−91576号公報
しかし、従来、ショッピングカートを使用して買い物をする場合、カウンタにおいて大量の商品を詰めた買物カゴを主婦などがショッピングカートから取出してカウンタ台に載せるときや、年配者等の非力な人がショッピングカートから取出してカウンタ台に載せるときなどでは、ショッピングカートから買物カゴを上方に持ち上げてカウンタ台に移載しなければならず、主婦や年配者等の買物客にとってその作業を行なうには多大な労力を強いられることとなり、カウンタでの処理に手間取ることもあった。
また、カウンタで商品が精算された後、年配者等が商品が収容された買物カゴを持ち上げて再びショッピングカートに載せる作業が大変なため、その場にショッピングカートが放置されることもあり、その場合、店員がわざわざカウンタ内から出て該ショッピングカートを移動させなければならず、次の買物客を待たせることにもなっていた。
そこで、本願出願人は、特願2005−112922の特許出願(以下、「先の出願」という)をしており、これにより、ショッピングカートから買物カゴを取出してカウンタに移載するときの買物客の労力負担を軽減するとともに、商品の精算を円滑に行なってレジ待ち時間を短縮できるショッピングカート、チェックアウトカウンタ(本願では、この「チェックアウトカウンタ」を「レジカウンタ」と呼ぶこととする)、チェックアウト装置及びチェックアウト方法の提案をしている。
この先の出願では、レジカウンタ300は、図11〜12に示す様に、買物カゴ内の商品の精算を行なう天板301と、買物カゴ200をショツピングカート400から移載される案内部310とを備えている。そして案内部310は、レジカウンタ300の買物客進入側Bにてこの進入を迎える向きに設けられると共に、買物カゴ200を載置させたショッピングカートを案内部310に向けて押し進める事により、買物カゴが案内部310に乗り上げながら移載されるという特徴がある。
ここで案内部310の一例は、図11〜12に示した様に、進入してくるショッピングカート上の買物カゴの底面に向けて下方に傾斜する傾斜部312を有したカゴ載せ棚である。
またショッピングカートの一例としては、例えば図13に示した様な、略S字形のパイプ材によるサイドフレーム401,401を左右に配したショッピングカート400がある。このショッピングカート400は前方が開口していて、買物カゴ200がこの開口402から前方に取り出される様になっている。
そして傾斜部312に、次に述べるショッピングカート400を進めて押し込むことにより、図12に示された様にカゴ載せ棚310の傾斜部312にカゴの底面201が摺接する。そして、そのままショッピングカート400を押し進めると、ショッピングカート400上の買物カゴ200の底面201と摺接して買物カゴ200を押し上げ、買物カゴ200のカゴ載せ棚への移載が成されるのである。あとは、店員が乗り上げた買物カゴを引き寄せることにより、ショッピングカートからレジカウンタに移載されるのである。
またこれらショッピングカートは店舗入口などにスタックされ、必要に応じて客がこれを取り出して利用できる様になっている。この場合、スタック・スペースが狭く収まるものが好ましい。その為に、ショッピングカートは通常、ショッピングカートを多数前後に重ねてスタックすると、前後のショッピングカートの重なり部分の形状が対応し合うことにより前後方向のスタック・スペースが縮小される様になっている。
図13に示したショッピングカート400もそうしたショッピングカートの一つであり、これは図14に示す様に、前後に重ねて前後のスタック・スペースが縮小できる様になっている。このショッピングカート400の場合には、サイドフレーム401の上部が、買物カゴを載せる載置フレーム402となっているが、この載置フレーム402が前傾に設けられている。そして、多数のショッピングカートを前後に重ねた時には、この載置フレーム402に、後ろのショッピングカートの載置フレーム402が潜り込む様な態様でスタックされるようになっている。
この他にも、ショッピングカートをスタックする為には、ショッピングカートの形状が様々に工夫されている。ただ、ショッピングカートに設けられたカゴ受けなどの載置箇所は、スタックが可能な形状にする為に前傾か後傾のいずれかになっており、カゴ受けが水平なものは一般にはない。前傾なカゴ受けであれば、後ろのショッピングカートはその下へ潜る形でスタックされ、後傾(前方が持ち上がった形態)なカゴ受けであれば、後ろのショッピングカートは後ろから前のカゴ受けに乗り上げる様にしてスタックすることが可能だからである。
以上に述べた先の出願は、それなりに効果が得られている。ただ、買物カゴが案内部につかえて、案内部に乗り上げにくいなどの傾向も多少ある。例えば買物カゴが案内部につかえて姿勢を崩すなどして、案内部に予定通りの乗り上げが成されない場合がある。特に、図12〜13に示した様な、買物カゴが前傾となるショッピングカートの場合であると、買物カゴの底部が案内部に支えて、元々前傾であることも手伝って買物カゴの後方が持ち上がり、前に倒れそうになる等の場合もある。
よって、本願では、買物カゴの、ショッピングカートからレジカウンタへの移載がよりスムーズにおこなえるショッピングカートの提供をその課題としている。
以上の課題を解決する為に、本願の請求項1記載の発明では、買物カゴが載置されるカゴ受けを備え、このカゴ受けは、後方が回動可能に支持されることにより前方の持ち上げが可能な底部と、この底部の前方を受ける受け部と、を有するショッピングカートである。このショッピングカートは、天板と、この天板に買物カゴを案内する案内部とを有するレジカウンタをその対象としている。そしてこのレジカウンタの前記案内部に向けて前記ショッピングカートを押し込むことにより、前記底部が前記案内部に乗り上げ可能に設けられている。そしてこの様にして乗り上げることにより、前記底部に載置された買物カゴを前記カゴ受けの前方に取り出すことのできる様に、前記カゴ受けの前方が開放されて形成されたことを特徴とする。
このショッピングカートは、底部が持ち上がる様になっているので、レジカウンタ側の案内部への乗り上げがスムーズに成される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、底部の前方の下方に、案内部に当接する当接部を突設させたことを特徴とする。
これにより、底部の持ち上がりが、当接部の案内部への当接により底部の持ち上がりがスムーズに成される。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、カゴ受けの前方に、買物カゴの前面部を規制する脱落防止部を有している。そして、当接部は、底部が案内部に乗り上げた時に、買物カゴが脱落防止部の乗り越えが可能となる高さに持ち上がるだけの突き出し量を有することを特徴とする。
脱落防止部により、買物カゴの前方への脱落が防止できると共に、この様な脱落防止部がカゴ受けの前方にあっても、底部が突き出し部により持ち上がり、その持ち上げ高さは、底部に載置されている買物カゴを前方に取り出す時にも、買物カゴが脱落防止部を乗り越えることのできる高さなので、容易に前方に取り出すことができる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか記載の発明において、案内部に向けてショッピングカートを押し込んだ時に、案内部に当接して押し込み量を規制する規制部を有することを特徴とする。
ショッピングカートを押し込む時には、底部の案内部への乗り上げを予定している。しかし、乗り上げる場合にも適切な乗り上げ位置があり、押し込みすぎると、その適切な乗り上げを通り過ぎて押し込んでしまうこととなる。これに対して、本請求項に於いては、ショッピングカート側に押し込み量の規制部を設け、ショッピングカートを案内部に押し込んだ時には、この規制部により、適切な乗り上げ位置で押し込みを規制し、それ以上は押し込めない様になっているので、良好な乗り上げができる。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか記載の発明において、受け部が規制部を兼ねることを特徴とする。
受け部はショッピングカートの一部として設けられているが、これを案内部に当接する様にして規制部を兼ねる様にすれば、ショッピングカートの構造が簡単になる。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか記載のショッピングカートであって、このショッピングカートを多数前後に重ねてスタックすると、前後のショッピングカートの重なり部分の形状が対応し合うことにより前後方向のスタック・スペースが縮小されるショッピングカートである。そして、底部はこの底部の前方が上向きに傾斜して形成され
ることにより、ショッピングカートの前記底部に、その後のショッピングカートの底部が乗り上げた状態でスタックされることを特徴とする。
この場合、底部の前方が上向きに傾斜しているので、案内部への乗り上げが一層容易となる。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか記載のショッピングカートであって、買物カゴの底部にこの底部の周縁に沿って設けられた脚部を有すると共に、前記底部の中央よりに補助脚部を有する買物カゴ、が載置されるショッピングカートである。そして、このショッピングカートの底部の上面側には前後方向の凸条状のレール材が設けられたことを特徴とする。
ショッピングカートに載せる買物カゴは、サイズの違いは多少あっても、その形状はほとんど同じである。カゴの底部も、その形状は大体同じであり、図15に示す様に、底部の下には、底部の周縁に沿った凸条等が脚部として設けられている。従って底部を底面図的に見ると、脚部は底部とほぼ同じな方形に形成されているが、この方形の内方には、カゴの内容物の重量で底部が撓むのを支える為の補助脚部を設けているのが通常である。またこの様な補助脚部は、撓みの大きい底部中央に設けられた突起形状の物が多く、形状自体は一様ではないものの大体同じような配置と形状である。よって本願の様な、ショッピングカートからの買物カゴの取り出し方が、カゴ受けからその前方に引きずり出す様な取り出し方をする場合には、補助脚部の突起がカゴ受けの形状によっては引っ掛かりが生じ、取り出しの妨げになる。
これに対し、本請求項の場合には、ショッピングカートの底部の上面側に、ショッピングカートの前後方向に走るレール材が設けられているので、引き出す時には、この凸条状のレール材の上に底部がのった状態で引き出される。つまりレール材の上に持ち上げられ、カゴ受けの他の部分には触れない様になっている。そのため、買物カゴはその底部の補助脚部の突起が、ショッピングカート側の底部には当接せず、よって引っ掛かりなどが生じることなく引き出すことができる。
本願発明によれば、買物カゴの、ショッピングカートからレジカウンタへの移載がよりスムーズにおこなえる。
次に、本願発明の実施例を、図を用いて説明する。
この実施例のショッピングカート1は、図1〜5に示す様に、く字形状に屈曲された左右のメインフレーム2,2が、車輪3,3,…を有した脚部4から立設して左右の支柱を成している。そしてこの左右のメインフレーム2,2には、これを左右に連結する横架材5,6が上下2本に架け渡されており、カゴ受け10は、これら横架材5,6からショッピングカート1の前方に突き出す様にして設けられている。
まず上段の横架材5からは、カゴ受け10の外周を形成する方形な枠体による周縁枠11が、水平な姿勢で前方に向けて設けられ、その時にはこの周縁枠11がほぼ水平ながら、多少の前傾姿勢で設けられている。この周縁枠11により、買物カゴの左右と前方へとの脱落が防止されている。特に周縁枠11の前辺部分11aは、請求項3に記載された脱落防止部11aになっている。また下段の横架材6からは、上記の周縁枠11の前方に届く底辺フレーム12,12が左右2辺に設けられて、それぞれが周縁枠11の左右枠の前方に溶接されている。この2本の底辺フレーム12,12はその前方で、鋼棒による受け部13により左右に連結され、この鋼棒による受け部13が規制部13にもなっていて、
後述するレジカウンタの案内部に当接する様になっている。
カゴ受け10の底部20は、図5に示したように、2つの枠体21,22を重ねた状態に形成されている。即ち、下段の横架材6を回動軸とする第一の枠体21と、この第一の枠体21の前後の辺21a,21bに上乗せした状態に架け渡した前後に細長い形状の第二の枠体22とを有している。そして、底部20の後方が回動可能に支持(符号A参照)されており、つまりヒンジになっている。これにより、必要に応じてその前方を持ち上げると、図4に示したように、持ち上がるようになっている。そして通常は、第一の枠体21が受け部13の上に載って、つまり受け部13が底部20を受けた状態となっている。そして、底部20の前方が持ち上がった後傾な姿勢となる様になっている。これにより、図6に示すように、多数のショッピングカート1,1,…を前後方向にスタックする時には、ショッピングカート1の底部20に、後ろのショッピングカート1の底部20が乗り上げる様にしてスタックできる様になっている。
またこの第二の枠体22はその前辺22aが下方に屈曲形成されており、これにより第二の枠体22の前辺22aは下方に突設された形状となり、これがレジカウンタの案内部に当接する当接部22aを成している。
また更にこの様にして、第一の枠体21の前後の辺21a,22bに、細長い第二の枠体22を上乗せし、その時にはその細長い方向を前後方向にすると、第二の枠体の前後に走る2本の辺22b,22bが、底部の上面側における前後方向の凸条状のレール材22b,22bを成すことができる。
以上の構成となるショッピングカート1は、次に述べるレジカウンタ100に用いられるものである。
即ち、このレジカウンタ100は、図7〜8に示す様に、長手な作業台の形状をしており、その中央に店員が各商品に付されたバーコードを読み取るためのバーコード読取機101が設置されている。また長手の片端・買物客進入側Bには、精算前の買物カゴが載置される第一の天102板が設けられ、他端側Cには精算後の商品が収容された買物カゴが載置される第二の天板103が設けられている。第一の天板102の買物客進入側Bには案内部としてのカゴ載せ棚110が第一の天板の外方に突設されている。
前記ショッピングカート1の案内部としてのカゴ載せ棚110は、パイプと丸棒とによって買物客進入側に突設されており、天板よりの水平部111とその先の傾斜部112とで構成されている。水平部111は第一の天板から同じ高さの水平方向に突設されており、ショッピングカート1の底部20とほぼ等しい大きさの幅及び長さに形成されているとともに、床面からの高さは、ショッピングカート1のカゴ受け10の底部20までの高さに概ね形成されている。次に、傾斜部112は水平部111の先端部から連続して買物客進入側に下る傾斜面となっており、その先端部112aにおける床面からの高さは、ショッピングカート1の底部20の前方に設けられた当接部22aの床面からの高さより僅かに小さく形成され、前方からショッピングカート1をカゴ載せ棚110に対向して押し進めたときに、この当接部22aが傾斜部112に当接するようになっている。
次に、この実施例のショッピングカートの使用方法を説明する。
まず、買物客は店内入口で空きの買物カゴ200をショッピングカートのカゴ受け10に載置する。カゴ受け10は底部20に載せた買物カゴ200の周囲を周縁枠11で囲まれ、移動中に脱落することのない状態となる。次に、買物客はショッピングカート1を押し進めながら店内の商品を該ショッピングカート1のカゴ受け10に載置された買物カゴ200に詰めたら、図7〜8に示した様に、レジカウンタ100の買物客進入側Bに向かう。
買物客進入側Bにおいては、買物客はレジカウンタ1のカゴ載せ棚110に向けてショッピングカート1を押し進めて接近し、図9の鎖線で示す様に、カゴ載せ棚110の傾斜部112に、ショッピングカート1の底部20の当接部22aを当接させる。そしてそのままショッピングカート1を押し込むと、カゴ受け10の底部20は、底部20の当接部22aが傾斜部112を滑り昇る様にして乗り上げる。この時、底部20は上向きとなっているので、乗り上げも容易に成される。
そして、ある程度乗り上げると、図10に示す様に、ショッピングカート1側の受け部でもある規制部13が傾斜部112に当接して、それ以上の押し込みができなくなり、つまり押し込み量が規制されるのである。この規制されるまでの押し込みにより、カゴ受け10の底部20は傾斜部112への乗り上げが完了し、レジカウンタ100側に待機している店員により、ショッピングカートの前方から引き出すようにして取り出すことができる。この時、底部20は、単に傾斜部112に乗り上げただけではなく、この傾斜部112から当接部22aの高さだけ持ち上げられた状態となる。この状態になると、底部20の前端は周縁部前方による脱落防止部11aを乗り越えられる高さに持ち上げられる様になっている。これにより、待機していた店員はカゴ受けの脱落防止部11aに引っかかることなく、買物カゴ200をレジカウンタ100の天板102に取り出すことができる。
引き出す時には、買物カゴ200は底部20の上面側となる(第二の枠体22による)レール材22bの上を滑りながら引き出される。買物カゴ200の底部201からは、図15に示すように補助脚部202が突き出ているが、2本のレール材22b,22bの間に突き出しているので、レール材22b,22bの高さに助けられてどこにも引っかかることなく引き出せる。
例えば買物カゴ200がカゴ受け10の底部20の前方を通過する時は、第一の枠体21の前辺21aをクロスする様に引き出される。しかしこの前辺21aの上にレール材22bが載っているので、買物カゴ200は、前辺21aからレール材22bの高さだけ高い状態で引き出される。そのため買物カゴ200は、買物カゴ200の補助脚部202が第一の枠体21の前辺21aに引っかかることもなく通過できる。また第二の枠体22は前方が下方に屈曲されているので、この第二の枠体22の前辺である当接部22aにも補助脚部202の突起が引っかかることもない。
この様にして天板102の上に買物カゴ200を引き出すと、その後は、通常の処理となるのであり、即ち、買物カゴ200内から商品を取り出してバーコード読取機101によって商品のバーコードを読取り、第二の天板103上に載置した空きの買物カゴ200内に順次詰めていく。この様にして、買物カゴ内の全ての商品の精算が終了するのである。
なお本願発明は、上記実施例に限るものではなく、発明の趣旨を逸脱しないは範囲で、どの様に実施されてもよい。対象となるレジカウンタの案内部は、上記実施例に限らず、同様の役割を果たすものであればどの様でもよい。
この図は、実施例に示すショッピングカートの斜視図である。 この図は、ショッピングカートの底部を持ち上げた状態を示しす図である。 この図は、ショッピングカートの側面図であり、これに載せた買物カゴを破線で示してある。 この図は、ショッピングカートのカゴ受けを説明する図である。 この図は、ショッピングカートのカゴ受けを平面図的に示した図である。 この図は、多数のショッピングカートを前後に重ねて収納した様子の図である。 この図は、レジカウンタとショッピングカートの平面図的な図であり、併せてショッピングカートの案内部に対する、ショッピングカートの押し込む時の状態を説明している。 この図は、レジカウンタとショッピングカートの側面図的な図であり、併せてショッピングカートの案内部に対する、ショッピングカートの押し込む時の状態を説明している。 この図は、ショッピングカートを案内部に押し込む時の説明図であり、当接部が傾斜部に当接する様子を説明している。 この図は、ショッピングカートを案内部に押し込んで、底部が案内部に乗り上げた様子の図であり、併せてショッピングカート側の規制部13が傾斜部に規制されている様子を説明している。 この図は、先の出願に記載したレジカウンタの図である。 この図は、先の出願に記載したレジカウンタとショッピングカートの図である。 この図は、先の出願に記載したショッピングカートの図である。 この図は、図13のショッピングカートの多数を前後に重ねて収納した様子の図である。 この図は、買物カゴの底部を説明する図である。
符号の説明
1 ショッピングカート
2 サイドフレーム
5 上段の横架材
6 下段の横架材
10 カゴ受け
11 周縁枠
11a 周縁枠の前辺により脱落防止部
12 底辺フレーム
13 受け部でありと共にこれを兼ねる規制部
20 カゴ受けの底部
21 第一の枠体
21a 第一の枠体の前辺
21b 第一の枠体の後辺
22 第二の枠体
22a 第二の枠体の前辺による当接部
22b 第二の枠体の左右の辺によるレール材
100 レジカウンタ
102 第一の天板
110 案内部としてのカゴ載せ棚
111 水平部
112 傾斜部
112a 傾斜部の先端
200 買物カゴ
201 買物カゴの底部
202 買物カゴの補助脚部

Claims (7)

  1. 買物カゴが載置されるカゴ受けを備え、このカゴ受けは、後方が回動可能に支持されることにより前方の持ち上げが可能な底部と、この底部の前方を受ける受け部と、を有するショッピングカートであって、
    天板と、この天板に買物カゴを案内する案内部とを有するレジカウンタの前記案内部に向けて前記ショッピングカートを押し込むことにより、前記底部が前記案内部に乗り上げ可能に設けられ、
    前記底部に載置された買物カゴを前記カゴ受けの前方に取り出すことのできる様に、前記カゴ受けの前方が開放されて形成されたことを特徴とするショッピングカート。
  2. 底部の前方の下方に、案内部に当接する当接部を突設させたことを特徴とする請求項1記載のショッピングカート。
  3. カゴ受けの前方に、買物カゴの前面部を規制する脱落防止部を有すると共に、
    当接部は、底部が案内部に乗り上げた時に、買物カゴが脱落防止部の乗り越えが可能となる高さに持ち上がるだけの突き出し量を有することを特徴とする請求項1又は2記載のショッピングカート。
  4. 案内部に向けてショッピングカートを押し込んだ時に、案内部に当接して押し込み量を規制する規制部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のショッピングカート。
  5. 受け部が規制部を兼ねることを特徴とする請求項4記載のショッピングカート。
  6. 請求項1〜5のいずれか記載のショッピングカートであって、このショッピングカートを多数前後に重ねてスタックすると、前後のショッピングカートの重なり部分の形状が対応し合うことにより前後方向のスタック・スペースが縮小されるショッピングカートであり、
    底部はこの底部の前方が上向きに傾斜して形成されることにより、ショッピングカートの前記底部に、その後のショッピングカートの底部が乗り上げた状態でスタックされることを特徴とするショッピングカート。
  7. 請求項1〜6のいずれか記載のショッピングカートであって、買物カゴの底部にこの底部の周縁に沿って設けられた脚部を有すると共に、前記底部の中央よりに補助脚部を有する買物カゴ、が載置されるショッピングカートであり、
    このショッピングカートの底部の上面側には前後方向の凸条状のレール材が設けられたことを特徴とするショッピングカート。
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