JPH02218313A - ショッピングカート上の買物篭の移載装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スーパーマーケット等において、店内備え付
けのショッピングカートの買物篭を、客がカウンタ台上
に容易に移載しうる装置に関するものである。

〔従来の技術〕

セルフサービスのスーパーマーケット等においては、買
物量の多い客は、ショッピングカートに乗せた買物篭に
品物を入れ、カウンタにおいて、買物篭を取り出し、カ
ウンタ台に乗せて精算している。

〔発明が解決しようとする課題〕

多量の品物、あるいは重量ある品物の入った買物篭を、
ショッピングカートから取り出して、カウンタ台に乗せ
るには、相当の力を必要とし、かつ時間を要するため、
精算待ちの時間が増加して、精算事務効率が悪くなる。

〔１％１題を解決するための手段〕 本発明は、カウンタ台に横長の両端が下向傾斜する載置
台を設けて、側方よりショッピングカートを載置台の下
方に押し入れることにより、ショッピングカート上の買
物篭を載置台上に移載した後、ショッピングカートを後
退させずに、あるいは若干後退させるだけで、側方に引
き出しうるようにして、上述の課題の解決を図ったもの
である。

すなわちその具体的手段は、台脚の上面に設けられ、台
脚より前後方に突出するとともに、その先端が下向傾斜
する水平の載置台と、走行自在の台車より立設した支柱
の上部に、前上方に傾斜し、かつ要所に滑落防止体を有
する篭乗せ枠を、前記載置台の下面よりやや下位として
設けたショッピングカートとよりなること、あるいは台
脚の上面に設けられ、買物篭の上端両側に突設されたフ
ランジ間とほぼ等間隔をもって、互に平行をなすととも
に、前後端部が台脚より突出し、かつその先端が下向傾
斜している水平の載置台と、走行自在の台車より立設し
た支柱の上部に、水平をなし、かつ要所に買物篭の滑落
防止杆を有する篭乗せ枠を設けたショッピングカートと
よりなり、かつ前記載置台の下向傾斜する先端を、篭乗
せ枠上へ載せた買物篭における両側のフランジの下面よ
りやや上位としてなることにある。

〔作　　用〕

ショッピングカートを載置台に向かって、強制的に下方
に押し入れれば、ショッピングカート上の買物篭は、そ
の底面または上端のフランジが。

載置台の先端の傾斜部に案内されることにより、上昇し
つつ載置台に移載され、空となったショッピングカート
は、後退させることなく側方に引き出すことができる。

〔実　施　例〕

第１図〜第３図は、本発明の第１実施例を示すもので、
（１）は買物篭、（２）はカウンタ台で、カウンタ台（
２）は１台脚（３）の上面に、平面形が水平の長円環状
をなす載置台（４）を固定してなるものである。

載置台（４）の後部である入口側（図面左方）は、買物
篭（１）の約２個分の長さだけ、また同じく前部である
出口側は、買物篭（１）の約１個分の長さだけ、台脚（
３）の端部より突出しており、かつその突出端は、下向
傾斜部（４ａ）となっている。

（５）は、鋼杆を枠組みしてなるショッピングカートで
、キャスタ（６）により走行自在の台車（７）の後部（
第１図および第２図の左方）における支柱（８）の上端
には、手押ハンドル（９）が取付けられている。

支柱（８）の上部には、前上方へ向かって傾斜し、かつ
前後に並ぶ２個の等高の支持枠（１１）（１１）を備え
る篭乗せ枠（１０）が、前方に向けて固着されている。

支持枠（１１）は、買物篭（１）の下面両側部を支持す
るようになっている。

（１２）は１前後の支持枠（Ｈ）（Ｈ）のやや上方にお
いて水平をなし、買物篭（１）の側方滑落を防止する側
杆、（１３）は、前方の支持枠（１１）の後端に設けら
れ、前位の買物篭（１）の後方滑落を防止する縦杆、（
１４）は、後方の支持枠（１１）の後端の上方に設けら
れ、後位の買物篭（１）の後方滑落を防止するストッパ
、（１５）は、篭乗せ枠（１０）の前端において、左右
両側杆（１２）を連結する連結杆である。

前記支持杆（１１）、側杆（１２）および縦杆（１３）
は、いずれも上記載置台（４）の下面よりやや下方に位
置している。

連結杆（１５）は、正面視においてＵ字形をなし、その
中央部は、載置台（４）の傾斜部（４ａ）よりやや下方
に位置している。

側杆（１２）の後端には、後下方に向かった後、上向き
に反転屈曲して前上方に向かう、前向Ｕ字形の屈曲部（
ｌＺａ）が連設されている。

上述のショッピングカート（５）を、第３ａ図と第３ｂ
図に示すように、カウンタ台（２）の載置台（４）の入
口側（同図左端）の下方へ押し入れると、ショッピング
カート（５）の連結杆（１５）の中央部は、載置台（４
）の傾斜部（４ａ）の先端下縁を通過し、支持杆（１１
）、側杆（１２）および縦杆（１３）は載置台（４）の
下面に進入する。

従って、ショッピングカート（５）上の両買物篭（１）
（１）は、傾斜部（４ａ）を案内として載置台（４）上
へ押し上げられる。すなわち、両買物篭（１）（１）は
１手を触れることなく、載置台（４）へ容易に移載され
る。

載置台（４）に対するショッピングカート（５）の各部
の高さ関係は、上述のように定められているので、空に
なったショッピングカート（５）は、後退もしくは方向
転回させることなく、載置台（４）の側方へ引き出すこ
とができる。

引き出したショッピングカート（５）は、第３ｄ図と、
第３ｅ図に示すように、前方へ移動させた後、転回させ
て、載置台（４）の出口側の下方へ押し入れる。

この間に、店員は、買物篭（１）内の品物の精算を済ま
せて１品物を両買物篭（１）へ入れ、店員もしくは客は
、両買物篭（１）（１）を載置台（４）上で滑らせて、
ショッピングカート（５）に乗せる。

ついで客は、第３ｆ図に示すように、ショッピングカー
ト（５）を店の出口方向へ移動させる。

本発明の装置によれば、上述のように、買物篭（１）（
１）を載置台（４）へ移載した後、ショッピングカート
（５）を側方に引き出しうるので、後続する精算待ちの
他の客のショッピングカート（５）の邪魔になることは
ない。またショッピングカート（５）の移動が容易であ
るとともに、精算事務能率が向上する。

載置台（４）を、前後に長い長円形の板とし、その前後
両端を下向傾斜させておいてもよい。

ショッピングカート（５）を、１個の買物篭（１）を乗
せつる大きさとし、その分、載置台（４）の長さを短か
くしてもよい。

第４図と第５図は１本発明の第２実施例を示すもので、
前実施例と同一の部材には、同一符号を付して説明を省
略する。

両図に示すカウンタ台（２１）の台脚（２２）の−側上
部には、図示を省略したが、側方より買物篭（１）を出
し入れさせうる間隙を設けである。

また台脚（２２）の上端には、買物篭（１）の上端にお
ける側方突出する左右のフランジ（ｌａ）（ｌａ）間と
ほぼ等間隔をなして互に平行をなす、前後に長い左右１
対の水平の吊支杆（２３）　（２３）が固着されている
。

各吊支杆（２３）の入口側たる後部（図面左方）は、買
物篭（１）の約１個分の長さだけ、同じく出口側たる前
部は、約１／２個分の長さだけ、台脚（２２）の端部よ
り突出し、かつその各先端は、下向傾斜部（２３ａ）　
（２３ａ）となっている。

ショッピングカート（２４）には、上記台車（７）の上
方において水平をなす、買物篭（１）１個用の篭乗せ枠
（２５）が、前方に向けて設けられている。

篭乗せ枠（２５）の四周は、水平をなす側杆（２６）と
。

後方のストッパ（２７）と１両側杆（２６）の前端同士
の連結杆（２８）　（２８）により囲まれて、買物篭（
１）の滑落を防止している。

篭乗せ枠（２５）上の買物篭（１）のフランジ（１ａ）
は、吊支杆（２３）の傾斜部（２３ａ）の下端より若干
上方に位置し、また買物篭（１）の下面より側杆（２６
）の上面までの高さは、傾斜部（２３ａ）の垂直成分よ
り若干小寸に定められている。

上述のショッピングカート（２４）を、前記実施例と同
様に、後方より吊支杆（２３）　へ向けて押し入れると
、買物篭（１）のフランジ（ｌａ）　（ｌａ）は、傾斜
部（２３ａ）の上方へ乗り、買物篭（１）は、側杆（２
６）の上方まで押し上げられる。

従って買物篭（１）は１手を触れることなく吊支杆（２
３）に移載される。また、ショッピングカート（２４）
は、僅かに後退させるだけで、吊支杆（２３）の側方へ
引き出すことができる。

なお上述のショッピングカート（２４）を、前実施例と
同様に、２個の買物篭（１）（１）を乗せうる大きさと
し、かつその分、吊支杆（２３）を長寸としてもよいこ
とは、言うまでもない。

〔発明の効果〕

本発明の装置によると、単にショッピングカートをカウ
ンタ台の載置台の後部下側へ押し入れるだけで、買物篭
を、手を触れることなく、載置台に、半自動的に、かつ
短時間で容易に移載することができる。従って、能率的
であり、特に買物が多量の場合、甚だ楽である。

買物篭を移載し終ったショッピングカートは、そのまま
、あるいは若干後退させるだけで、側方に引き出しつる
ので、後続の精算待ちの他人のショッピングカートの邪
魔になることはない、従って、自分のショッピングカー
トを、迅速かつ容易に、載置台の他端へ移動させること
ができ、客側も店側においても、精算待ちの無駄な時間
が減少する。

【図面の簡単な説明】 第１図は、本発明の第１実施例において、ショッピング
カートを載置台の後部下側へ押し入れる前の状態を示す
側面図である。 第２図は、同じくショッピングカートを載置台の後部下
側に押し入れた時の状態を示す側面図である。 第３ａ図〜第３ｆ図は、同じくショッピングカート上の
買物篭を載置台に移載する際の各状況を略示する平面図
で、 第３ａ図は、買物篭移載直前の状況を。 第３ｂ図は、移載直後の状況を、 第３ｃ図は、ショッピングカートを側方に引き出した時
の状況を、 第３ｄ図は、ショッピングカート移動中の状況を。 第３ｅ図は、ショッピングカートを移載台の前部下側に
移動終了した時の状況を、 第３ｆ図は、買物の精算終了後の状況を、それぞれ示す
。 第４図は、本発明の第２実施例において、ショッピング
カートを載置台の後部下側へ押し入れる前の状態を示す
側面図である。 第５図は、同じくショッピングカートを載置台の後部下
側に押し入れた時の状態を示す側面図である。 （１）買物篭　　　　　　　（１ａ）フランジ（２）カ
ウンタ台　　　　　（３）台脚（４）載置台　　　　　
　　（４ａ）傾斜部（５）ショッピングカート　（６）
キャスタ（７）台車　　　　　　　　（８）支柱（９）
手押ハンドル　　　　（１０）篭乗せ枠（１１）支持杆
　　　　　　　（１２）側杆（１２ａ）屈曲部　　　　
　　（１３）縦杆（１４）ストッパ　　　　　　（１５
）連結杆（２１）カウンタ台　　　　　（２２）台脚（
２３）吊支杆　　　　　　　（２３ａ）傾斜部（２４）
ショッピングカート　（２５）１乗せ枠（２６）側杆　
　　　　　　　（２７）ストッパ（２８）連結杆 第３ｄ図 第３ｆ図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）台脚の上面に設けられ、台脚より前後方に突出す
   るとともに、その先端が下向傾斜する水平の載置台と、 走行自在の台車より立設した支柱の上部に、前上方に傾
   斜し、かつ要所に滑落防止体を有する篭乗せ枠を、前記
   載置台の下面よりやや下位として設けたシヨッピングカ
   ートとよりなることを特徴とするシヨッピングカート上
   の買物篭の移載装置。
2. （２）載置台が、杆体を枠組みしたものである請求項（
   １）記載のシヨッピングカート上の買物篭の移載装置。
3. （３）載置台が、板状体からなる請求項（１）記載のシ
   ヨッピングカート上の買物篭の移載装置。
4. （４）複数の買物篭を載置しうるように、篭乗せ枠の前
   上方を向く傾斜部を、前後に複数に分割してなる請求項
   （１）ないし（３）のいずれかに記載のシヨッピングカ
   ート上の買物篭の移載装置。
5. （５）台脚の上面に設けられ、買物篭の上端両側に突設
   されたフランジ間とほぼ等間隔をもって、互に平行をな
   すとともに、前後端部が台脚より突出し、かつその先端
   が下向傾斜している水平の載置台と、走行自在の台車よ
   り立設した支柱の上部に、水平をなし、かつ要所に買物
   篭の滑落防止杆を有する篭乗せ枠を設けたシヨッピング
   カートとよりなり、 かつ前記載置台の下向傾斜する先端を、篭乗せ枠上へ載
   せた買物篭における両側のフランジの下面よりやや上位
   としてなるシヨッピングカート上の買物篭の移載装置。