JPH0756221Y2 - 用紙綴込ファイル - Google Patents

用紙綴込ファイル

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JPH0756221Y2
JPH0756221Y2 JP1991000871U JP87191U JPH0756221Y2 JP H0756221 Y2 JPH0756221 Y2 JP H0756221Y2 JP 1991000871 U JP1991000871 U JP 1991000871U JP 87191 U JP87191 U JP 87191U JP H0756221 Y2 JPH0756221 Y2 JP H0756221Y2
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JP
Japan
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female
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JP1991000871U
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JPH067981U (ja
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和美 ▲たか▼橋
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高橋 和美
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は用紙綴込用のバインダー
具を備えた用紙綴込ファイルに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は一般に市販されている従来の用紙
綴込ファイルを示し、この従来公知の用紙綴込ファイル
は、表紙1内の用紙綴込部(背表紙部1aの内側)に取
付けた用紙綴込用のバインダー具2を備えている。
【0003】このバインダー具2は金属製のものであっ
て、表紙1の背表紙部1aの内側に固定されるL型状に
屈曲された本体金具3と、この本体金具3の水平板3a
に板端ヒンジ部4を支点として起倒回動できるように枢
支された取付板5と、この取付板5の長さ方向中間位置
に所定の間隔をもって平行に突出固定された2本の雌管
6,7と、前記取付板5を右開表紙1bの方向に倒れる
ように回動付勢する前記ヒンジ部4に巻装された捩りバ
ネ8と、前記雌管6,7内に嵌入される2本の雄杆9,
10及び掛止用の突起対11,12を設けた用紙押え板
13と、前記突起対11,12の掛合部13,14及び
ロック解除用の手動操作部15aを有し前記本体金具3
の垂直起立板3bの裏側に本体隅角部のヒンジ部(図示
せず)を支点として開閉回動できるように枢支された掛
止板15と、この掛止板15を本体金具起立板3bの方
向に閉合するように回動付勢する捩りバネ(図示せず)
とを具備し、前記雌管6,7および雄杆9,10の嵌入
によって多数枚の穴あけ用紙(前記雌管6,7に嵌挿さ
れる2個のパンチング穴を穿設した伝票等の穴あけ用
紙)を前記取付板5と用紙押え板13との間に綴込み、
前記取付板5を本体金具起立板3bと対向するように起
立回動させて、用紙押え板13の突起対11,12を掛
止板16の掛合部13,14に掛止めできるように構成
されている。
【0004】また、前記従来例とは異なる別の従来例と
して、表紙1内の用紙綴込部(右開表紙1bの背表紙側
折曲部1cに沿った内面部位置)に固定される取付板5
と、この取付板5の雌管6,7内に嵌入される雄杆9,
10を突設した用紙押え板13と、この用紙押え板13
を雌管当接位置に掛止する係脱可能な鉤型の弾性掛止具
(図示せず)とから構成された合成樹脂或いは金属製の
バインダー具2を具備する用紙綴込ファイルも知られて
いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な用紙綴込ファイルに綴込んだ一般文書,報告書,請求
書,伝票等の綴込用紙は、前記ファイルの有効利用を図
るために、一定期間の経過後にバインダー具2から取外
し、綴紐で綴じて整理することが行われる。
【0006】このような用紙整理を行う場合、前記従来
の用紙綴込ファイルでは、多数枚の綴込用紙をバインダ
ー具2から抜き外し、この用紙束を手で持って用紙2穴
(2個のパンチング穴)に綴紐を手で挿入して紙綴じす
る必要があり、多数枚の綴込用紙をバインダー具2から
抜き外す時、或いは抜き外した用紙束を手で持って紐通
しする時に用紙穴がずれて合わなくなるので、前記綴紐
の挿通作業が大変で用紙整理に時間がかかるという問題
があった。
【0007】本考案は前記従来の問題を解消するために
案出されたもので、その目的は前記のような用紙整理
(用紙束の綴紐挿通による紙綴じ作業)を短時間で能率
よく行うことができるように改良した用紙綴込ファイル
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本考案(第1の考案)においては表紙1内の用紙
綴込部に、複数本の雌管6,7及び雄杆9,10の嵌入
掛止によって多数枚の穴あけ用紙Pを綴込むことができ
るバインダー具2を取付けた用紙綴込ファイルにおい
て、前記雌管6,7内に嵌入される用紙押え板13の各
雄杆9,10を、中心に両端開孔の綴紐挿通孔9a,1
0aを有する前記雌管6,7内に嵌入可能な小径パイプ
9′,10′で構成した。
【0009】第2の考案においては、前記雄杆9,10
の外側に嵌装される雌管6,7を用紙押え板13に所定
の間隔をもって突設し、この各雌管6,7の内孔6a,
7aを両端開孔の綴紐挿通孔として利用できるようにし
た。
【0010】
【作用】前記第1考案の用紙綴込ファイルによると、小
径パイプ9′,10′の両端が開孔した綴紐挿通孔9
a,10aを利用して、1本の綴紐19を用紙束P′の
パンチング穴h1,h2に簡単に通すことができる。
【0011】また、前記第2考案の用紙綴込ファイルに
よると、用紙押え板13に突設した各雌管6,7の内孔
6a,7aを両端開孔の綴紐挿通孔として利用すること
により、前記綴紐19を用紙束P′のパンチング穴h
1,h2に簡単に通すことができる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の第1の実施例を図1乃至図3
に従い説明する。この第1の実施例は、表紙1内の用紙
綴込部に、複数本の雌管6,7及び雄杆9,10の嵌入
掛止によって多数枚の穴あけ用紙Pを綴込むことができ
るバインダー具2(このバインダー具の構成は、図7に
示す従来のバインダー具2と同様であるので、同一部分
に同符号を付して詳細な説明は省略する)を取付けた用
紙綴込ファイルにおいて、前記雌管6,7内に嵌入され
る用紙押え板13の各雄杆9,10を、中心に両端開孔
の綴紐挿通孔9a,10aを有する前記雌管6,7内に
嵌入可能な小径パイプ9′,10′で構成したものであ
る。
【0013】前記第1実施例の用紙綴込ファイルによる
と、図1の如く綴込まれたバインダー綴込用紙Pをバイ
ンダー具2から取外す時に、前記綴込用紙Pを用紙押え
板13の雄杆9,10(小径パイプ9′,10′)側に
移行させることにより、この用紙押え板13の小径パイ
プ9′,10′が離脱用紙束P′の2個のパンチング穴
h1,h2に図2のように嵌入した状態にすることがで
き、このため前記小径パイプ9′,10′の両端が開孔
した綴紐挿通孔9a,10aを利用して、1本の綴紐1
9をパイプ突出端開孔部から挿通し、この綴紐19の両
端部側を図2想像線で示すように用紙押え板13側に延
出させることができる。
【0014】そして、この紐延出状態で前記用紙束P′
を反転し、前記押え板13の小径パイプ9′,10′を
用紙束P′のパンチング穴h1,h2から抜き外して、
この押え板13の離脱後に前記綴紐19を図3の如く紐
結びすることにより、前記バインダー具2から取り外し
た多数枚の用紙束P′を1冊の結束用紙として簡単に整
理することができる。
【0015】図4は本考案の第2の実施例を示す。この
第2の実施例は表紙1内の用紙綴込部に、複数本の雌管
6,7及び雄杆9,10の嵌入掛止によって多数枚の穴
あけ用紙Pを綴込むことができるバインダー具2を取付
けた用紙綴込ファイルにおいて、前記雄杆9,10の外
側に嵌装される雌管6,7を用紙押え板13に所定の間
隔をもって突設し、この各雌管6,7の内孔6a,7a
を両端開孔の綴紐挿通孔として利用できるように構成し
たものである。
【0016】この第2実施例の用紙綴込ファイルによる
と、図4の如く綴込まれたバインダー綴込用紙Pをバイ
ンダー具2から取外す時に、前記綴込用紙Pを用紙押え
板13の雌管6,7側に移行させることにより、この用
紙押え板13の雌管6,7が離脱用紙束P′の2個のパ
ンチング穴h1,h2に嵌入した図2と同じような状態
にすることができ、このため前記雌管6,7の両端が開
孔した内孔6a,7aを綴紐挿通孔として利用して、1
本の綴紐19を前記雌管6,7の突出端開孔部から挿通
し、この綴紐19の両端部側を用紙押え板13側に延出
させることができる。そして、この紐延出状態で前記用
紙束P′を反転し、前記押え板13の雌管6,7を用紙
束P′のパンチング穴h1,h2から抜き外して、この
押え板13の離脱後に前記綴紐19を図3の如く紐結び
することにより、前記バインダー具2から取り外した多
数枚の用紙束P′を1冊の結束用紙として簡単に整理す
ることができる。
【0017】
【考案の効果】以上詳記したように本考案(前記第1考
案)の用紙綴込ファイルによれば、小径パイプ9′,1
0′の両端が開孔した綴紐挿通孔9a,10aを利用し
て、1本の綴紐19を用紙束P′のパンチング穴h1,
h2に簡単に通すことができ、また前記第2考案の用紙
綴込ファイルによれば、用紙押え板13に突設した各雌
管6,7の内孔6a,7aを両端開孔の綴紐挿通孔とし
て利用することにより、綴紐19を用紙束P′のパンチ
ング穴h1,h2に簡単に通すことができる。このた
め、用紙束P′の綴紐挿通による紙綴じ作業(用紙整理
作業)を短時間で能率よく行うことができるという優れ
た実用上の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る用紙綴込ファイル
の要部断面図。
【図2】前記第1実施例のバインダー具(用紙押え板の
小径パイプ)を利用して、綴紐を穴通しする場合の作用
説明図。
【図3】前記ファイルから取外した用紙束を綴紐で綴じ
る場合の作用説明図。
【図4】本考案の第2の実施例に係る用紙綴込ファイル
の要部断面図。
【図5】従来の用紙綴込ファイルをバインダー具の開放
状態で示した斜視図。
【符号の説明】
1…表紙、2…バインダー具、5…取付板、6,7…雌
管、6a,7a…雌管内孔、9,10…雄杆、9′,1
0′…小径パイプ、9a,10a…両端開孔の綴紐挿通
孔、P…多数枚の穴あけ用紙、P′…用紙束、11,1
2…掛止用の突起対、13…用紙押え板、16,17…
表紙板紙部分の小孔、19…綴紐。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表紙内の用紙綴込部に、複数本の雌管及
    び雄杆の嵌入掛止によって多数枚の穴あけ用紙を綴込む
    ことができるバインダー具を取付けた用紙綴込ファイル
    において、前記雌管内に嵌入される用紙押え板の各雄杆
    を、中心に両端開孔の綴紐挿通孔を有する雌管嵌入可能
    な小径パイプで構成したことを特徴とする用紙綴込ファ
    イル。
  2. 【請求項2】 表紙内の用紙綴込部に、複数本の雌管及
    び雄杆の嵌入掛止によって多数枚の穴あけ用紙を綴込む
    ことができるバインダー具を取付けた用紙綴込ファイル
    において、前記雄杆の外側に嵌挿される雌管を用紙押え
    板に所定の間隔をもって突設し、この各雌管の内孔を両
    端開孔の綴紐挿通孔として利用できるようにしたことを
    特徴とする用紙綴込ファイル。
JP1991000871U 1991-01-16 1991-01-16 用紙綴込ファイル Expired - Lifetime JPH0756221Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991000871U JPH0756221Y2 (ja) 1991-01-16 1991-01-16 用紙綴込ファイル

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JP1991000871U JPH0756221Y2 (ja) 1991-01-16 1991-01-16 用紙綴込ファイル

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JPH067981U JPH067981U (ja) 1994-02-01
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JPS62139676U (ja) * 1986-02-27 1987-09-03

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JPH067981U (ja) 1994-02-01

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