JPH0755814Y2 - モノブロック形アルカリ蓄電池 - Google Patents

モノブロック形アルカリ蓄電池

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Publication number
JPH0755814Y2
JPH0755814Y2 JP7835190U JP7835190U JPH0755814Y2 JP H0755814 Y2 JPH0755814 Y2 JP H0755814Y2 JP 7835190 U JP7835190 U JP 7835190U JP 7835190 U JP7835190 U JP 7835190U JP H0755814 Y2 JPH0755814 Y2 JP H0755814Y2
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JP
Japan
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storage battery
monoblock
liquid
alkaline storage
lid
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Application number
JP7835190U
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JPH0436765U (ja
Inventor
三郎 二宮
Original Assignee
湯浅電池株式会社
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Publication date
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    • Y02E60/12

Landscapes

  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
  • Filling, Topping-Up Batteries (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、主に列車などの車両用電源電池として使用さ
れているモノブロック形アルカリ蓄電池に関するもので
ある。
従来の技術 モノブロック形アルカリ蓄電池は、通常複数個直列接続
しブロック電池とし、該ブロック電池を直列接続し、鉄
箱に収納した状態で車体外の下部に取り付けられ、使用
されている。
従来、前記蓄電池は、充電されると酸素や水素(以下ガ
スという)が発生するため、第4図のように蓋1の注液
部に被せた液口キャップ12にガス抜け通路用の小孔13が
設けられ、外部へ放出されていた。また、収納鉄箱にも
ガスが溜まらない様放出口が設けられていた。
考案が解決しようとする課題 車両は走行中に塵埃が吹きあげられ、該塵埃が電池収納
鉄箱のガス放出口から進入し、従来の技術で述べたアル
カリ蓄電池の表面に付着すると共に、ガス抜け通路用小
孔13にも進入し、該小孔13の内部及び該小孔位置に面す
る注液口3に付着した。
このアルカリ蓄電池を長期間使用すると前記小孔13及び
注液口3に付着した塵埃が増え、ガスの放出を妨げた
り、塵埃が補水液と一緒に電池内部へ進入するため補水
作業時等に汚れを清掃しなければならないという問題点
を有していた。また前記小孔13は液口キャップ12上面に
設けられているため電池表面に注水して汚れを清掃する
際、水滴が浸入しない様注意しなければならないという
問題点も有していた。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、充電中に発生したガスを放出す
る通路に塵埃が浸入することがなく、長期間使用しても
スムーズにガスを放出できると共に、蓋表面の汚れを清
掃する際、水滴が浸入しないモノブロック形アルカリ蓄
電池を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案におけるモノブロッ
ク形アルカリ蓄電池は、蓋1と液口キャップ2を有し、 前記蓋1は、注液口3と、該注液口3を囲って上方に突
出する突出部6とを有するものであり、 前記液口キャップ2は、上面が塞がり、下面が開口する
筒体からなり、内側面下部から上面にかけて溝4を有す
るものであり、 前記液口キャップ2を前記突出部6に嵌合することによ
って、前記突出部6と前記溝4との間にガス通路5が形
成されることを特徴とするものである。
作用 ガス通路は液口キャップの内側面に沿って形成され、し
かもガスの出口が液口キャップの側面下部に位置するた
め、上方から進入してくる塵埃や水分が直接ガス通路に
進入することがなく、またガス出口から水分が進入して
も突出部によって妨害されるため液口キャップ内に水分
が進入することがない。
実施例 実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本考案のモノブロック形アルカリ蓄電池の平面
図であり、1はポリプロピレン製の蓋であり、上面から
下面に貫通する円柱状の注液口3が電槽のセル数と同数
形成され、この複数の注液口3を囲むように上方に突出
した突出部6が形成されている。2は中空の直方体から
なり、上面が塞がり、下面が開口した液口キャップであ
り、第2図のように上面の裏側に下方へ延長した円筒状
の注液口嵌合部7と空気流通口嵌合部8が形成され、注
液時に蓋1の空気流通口(図示せず)を塞ぐ突起11が形
成されている。また、液口キャップ2の側面には、外側
壁9とその内側に該外側壁9より高さ寸法の短い内側壁
10が形成され、その間に前記蓋1の突出部6が嵌合する
ような構成となっている。さらに、前記外側壁9の内側
下部から前記内側壁10にかけて溝4が形成され、前記し
たように液口キャップ2を蓋1の突出部へ嵌合すると、
第3図の矢印で示したようなガス通路5が形成される。
該ガス通路5は、蓄電池の充電中に発生したガスの放出
路となり、液口キャップ2の内側の上部から下部へ下降
して放出される構造となっているため、外部からの水滴
の浸入を防ぐことができ、また出口の方向は、水平であ
るため上方から進入してくる塵埃を直接被ることがな
く、長時間使用していても出口が詰まることがない。
考案の効果 本考案は、上述の通り構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
(1) ガス通路の出口が水平方向となっているため上
方から進入してくる塵埃の進入を防ぐことが出来る。
(2) ガス通路は液口キャップの内側面の下部から上
部にかけて形成されているので、水滴の浸入を防止出来
る。
(3) ガス通路が長いため、通路内に塵埃が進入して
も電池内へ進入することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のモノブロック形蓄電池の一実施例を示
す平面図、第2図は本考案に係わる液口キャップの内側
から見た平面図、第3図は本考案の液口キャップを蓋に
嵌合した第2図のI−I′の要部拡大断面図、第4図は
従来のモノブロック形蓄電池の平面図である。 1……蓋、2……液口キャップ 3……注液口、4……溝 5……ガス通路、6……突出部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋(1)と液口キャップ(2)とを有する
    モノブロック形アルカリ蓄電池であって、 前記蓋(1)は、注液口(3)と、該注液口(3)を囲
    って上方に突出する突出部(6)とを有するものであ
    り、 前記液口キャップ(2)は、上面が塞がり、下面が開口
    する筒体からなり、内側面下部から上面にかけて溝
    (4)を有するものであり、 前記液口キャップ(2)を前記突出部(6)に嵌合する
    ことによって、前記突出部(6)と前記溝(4)との間
    にガス通路(5)が形成されることを特徴とする、 モノブロック形アルカリ蓄電池。
JP7835190U 1990-07-24 1990-07-24 モノブロック形アルカリ蓄電池 Expired - Lifetime JPH0755814Y2 (ja)

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JP7835190U JPH0755814Y2 (ja) 1990-07-24 1990-07-24 モノブロック形アルカリ蓄電池

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JP7835190U JPH0755814Y2 (ja) 1990-07-24 1990-07-24 モノブロック形アルカリ蓄電池

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Publication Number Publication Date
JPH0436765U JPH0436765U (ja) 1992-03-27
JPH0755814Y2 true JPH0755814Y2 (ja) 1995-12-20

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ID=31621551

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JP7835190U Expired - Lifetime JPH0755814Y2 (ja) 1990-07-24 1990-07-24 モノブロック形アルカリ蓄電池

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5618410B2 (ja) * 2010-12-13 2014-11-05 株式会社Gsユアサ 車両用鉛蓄電池
KR102295629B1 (ko) 2013-09-12 2021-08-27 가부시키가이샤 지에스 유아사 축전 장치

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Publication number Publication date
JPH0436765U (ja) 1992-03-27

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