JPH0755672B2 - 自転車用ブレーキレバー装置 - Google Patents

自転車用ブレーキレバー装置

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JPH0755672B2
JPH0755672B2 JP15167690A JP15167690A JPH0755672B2 JP H0755672 B2 JPH0755672 B2 JP H0755672B2 JP 15167690 A JP15167690 A JP 15167690A JP 15167690 A JP15167690 A JP 15167690A JP H0755672 B2 JPH0755672 B2 JP H0755672B2
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JP
Japan
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lever
brake lever
pulley
auxiliary
main brake
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JP15167690A
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JPH0446882A (ja
Inventor
秀幸 石橋
Original Assignee
ブリヂストンサイクル株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ドロップハンドルを有する自転車のメインブ
レーキレバーの他に補助レバーを備えた自転車用ブレー
キレバー装置に関するものである。
(従来の技術) メインブレーキレバーの他に補助レバーを備えた従来の
自転車用ブレーキとしては、例えば実公昭42−6015号公
報に開示されているものがある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上述した従来の自転車用ブレーキでは、メ
インブレーキレバーと補助レバーとの支点が同一点であ
り、ブレーキ操作時にメインブレーキレバーと補助レバ
ーとが連動するようにした場合は、その分操作が重くな
る上に、メインブレーキレバーが故障によって作動しな
くなった場合には補助レバーも作動しなくなるから危険
である。
また第5図に示すように、ドロップハンドルaに突設し
たブラケットbに枢支したブレーキレバーcは、その枢
支点dをブラケットbの前部のe点に変位させれば、ブ
レーキレバーcを操作し易くなる。
すなわち、ブレーキレバーcの各支点d,eから作用点f
までの各作用線l1,l2に対する直角方向の分力は矢印A,B
のようになり、ドロップハンドルaを握りながらブレー
キレバーcを操作する操作力の方向は矢印Bに近くなる
からである。
このことから、最近、メインブレーキレバーのみのブレ
ーキ装置は、ほとんどブレーキレバーの支点をできるだ
け前方に位置させようとするが、補助レバー付きのブレ
ーキでは限界がある。その理由は、補助レバーの支点も
前部に設けて、メインブレーキレバーの支点に近くする
と、てこ比の関係から、操作時に補助レバーのストロー
クが不足して、その結果、所謂「底づき」現象を呈して
ブレーキが利かなくなるという問題点が生ずる。
(課題を解決するための手段) 上述の問題点を解決するため本発明においては、ドロッ
プハンドル用の補助レバー付きのブレーキレバー装置に
おいて、メインブレーキレバーと別に枢支した補助レバ
ーの一端に滑車を回転自在に枢支して設け、ブレーキ操
作ワイヤの索端を前記滑車を介してメインブレーキレバ
ーの作用点に連結して自転車用ブレーキレバー装置を構
成する。
(作用) 上述のように本発明いおいては、メインブレーキレバー
と補助レバーとをそれぞれ別に枢支したので、メインブ
レーキレバーと補助レバーとはそれぞれ独立した制動を
行うことができるため、一方の制動系統が故障しても安
全である。
また本発明によれば、てこ比も十分なメインブレーキレ
バーの軸を、ブラケットの前部に位置させることができ
るので、ドロップハンドルを握りながら行うメインブレ
ーキレバーの操作時に、理想的な手指の動作ができて指
先に力が入り易くなる。従ってブレーキ操作がより一層
し易くなる。
また本発明においては補助レバーの先端に滑車を設け、
この滑車でブレーキ操作ワイヤを増幅して操作できるよ
うにしたから十分なてこ比が得られるように、補助レバ
ーの支点を設定できるので、補助レバーのストローク不
足を生ずることなく、確実な制動操作ができる。
またブレーキ操作ワイヤの曲がり部は滑車溝で受けるの
で、ワイヤを損傷するおそれがなく耐久性も向上する。
以上のように本発明によれば、メインブレーキレバーと
補助レバーの双方のてこ比を最適なものとし、レバー操
作も軽くしてし易くすると共に、かつ確実にすることが
できる。その上に外観もコンパクトでシンプルにするこ
とができる。
(実施例) 以下、第1図〜第4図について本発明の一実施例を説明
する。図中1は自転車のドロップハンドルバー、2はド
ロップハンドルバー1に取り付けバンド3により締結し
たブラケット、4はブラケット2の前部に軸5により枢
支したメインブレーキレバー、6はブレーキ操作ワイヤ
(インナーワイヤ)で、7はそのアウターワイヤであ
る。インナーワイヤ6の索端は、ワイヤ端子8(第2,4
図参照)およびワイヤ固定具9を介してメインブレーキ
レバー4の上端部に連結されており、またアウターワイ
ヤ7はその端部がブラケット2に固定されている。
本実施例においては、補助レバー10をメインブレーキレ
バー4の軸5とは別の軸11によってブラケット2に枢支
して設け、この補助レバー10の前端に滑車12を軸13によ
り回転自在に設け、前記ブレーキ操作ワイヤ(インナー
ワイヤ)6をこの滑車12の溝に係合させる。
なおこの滑車12はブラケット2内に設け、左右の補助レ
バー10はそれぞれブラケット2の内側に設ければよい。
第1,4図に示す14はブラケット2の内側に設けた長孔
で、10a(第4図参照)は補助レバー10に突設した軸13
のボス部である。
つぎに上述のように構成した本発明装置の作用を説明す
る。
第1図の状態からメインブレーキレバー4を矢印Cのよ
うに操作すると、ワイヤ固定具9および滑車12を介して
インナーワイヤ6が引張られるので、それによって制動
が行われる。
また第1図の状態から補助レバー10を矢印Dの方向に操
作すると、滑車12が矢印Eの方向に軸11を支点として回
動するので、インナーワイヤ6が滑車12の移動量の約2
倍の長さ分引き出される。すなわちこのインナーワイヤ
6の作用によって制動が行われる。
(発明の効果) 上述のように本発明においては、メインブレーキレバー
4と補助レバー10とをそれぞれ別に枢支したのでメイン
ブレーキレバー4と補助レバー10とはそれぞれ独立した
制動を行うことができるため、一方の制動系統が故障し
ても安全である。
また本発明によれば、てこ比も十分なメインブレーキレ
バー4の軸5を、ブラケット2の前部に位置させること
ができるので、ドロップハンドルを握りながら行うメイ
ンブレーキレバー4の操作時に、理想的な手指の動作が
できて指先に力が入り易くなる。従ってブレーキ操作が
より一層し易くなる。
また本発明においては補助レバー10の先端に滑車12を設
け、この滑車12でブレーキ操作ワイヤ6を増幅して操作
できるようにしたから十分なてこ比が得られるように補
助レバー10の支点を設定できるので、補助レバー10のス
トローク不足を生ずることなく、確実な制動操作ができ
る。
またブレーキ操作ワイヤ6の曲がり部は滑車12の溝で受
けるので、ワイヤ6を損傷するおそれがなく耐久性も向
上する。
以上のように本発明によれば、メインブレーキレバー4
と補助レバー10の双方のてこ比を最適なものとし、レバ
ー操作も軽くしてし易くすると共に、かつ確実にするこ
とができる。その上に外観もコンパクトでシンプルにす
ることができる等、本発明によれば多くのすぐれた効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を自転車のドロップハンドルに取り
付けた状態を示す側面図、 第2図は第1図の一部を断面で示す側面図、 第3図はその正面図、 第4図は第3図の一部を断面で示す正面図、 第5図はメインブレーキレバーのみのブレーキレバー装
置の説明用側面図である。 1…ドロップハンドルバー 2…ブラケット、3…取り付けバンド 4…メインブレーキレバー 5…軸 6…ブレーキ操作ワイヤ(インナーワイヤ) 7…アウターワイヤ、8…ワイヤ端子 9…ワイヤ固定具、10…補助レバー 11…軸、12…滑車 13…軸、14…長孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドロップハンドル用の補助レバー付きのブ
    レーキレバー装置において、メインブレーキレバーと別
    に枢支した補助レバーの一端に滑車を回転自在に枢支し
    て設け、ブレーキ操作ワイヤの索端を前記滑車を介して
    メインブレーキレバーの作用点に連結したことを特徴と
    する自転車用ブレーキレバー装置。
JP15167690A 1990-06-12 1990-06-12 自転車用ブレーキレバー装置 Expired - Lifetime JPH0755672B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15167690A JPH0755672B2 (ja) 1990-06-12 1990-06-12 自転車用ブレーキレバー装置

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JP15167690A JPH0755672B2 (ja) 1990-06-12 1990-06-12 自転車用ブレーキレバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0446882A JPH0446882A (ja) 1992-02-17
JPH0755672B2 true JPH0755672B2 (ja) 1995-06-14

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ID=15523815

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JP15167690A Expired - Lifetime JPH0755672B2 (ja) 1990-06-12 1990-06-12 自転車用ブレーキレバー装置

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JPH0446882A (ja) 1992-02-17

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