JPH0755233Y2 - 床下収納庫の蓋開閉装置 - Google Patents

床下収納庫の蓋開閉装置

Info

Publication number
JPH0755233Y2
JPH0755233Y2 JP11848389U JP11848389U JPH0755233Y2 JP H0755233 Y2 JPH0755233 Y2 JP H0755233Y2 JP 11848389 U JP11848389 U JP 11848389U JP 11848389 U JP11848389 U JP 11848389U JP H0755233 Y2 JPH0755233 Y2 JP H0755233Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
closing device
opening
underfloor storage
lid opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11848389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0357238U (ja
Inventor
勝利 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Johnan Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Johnan Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Johnan Manufacturing Co Ltd filed Critical Johnan Manufacturing Co Ltd
Priority to JP11848389U priority Critical patent/JPH0755233Y2/ja
Publication of JPH0357238U publication Critical patent/JPH0357238U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0755233Y2 publication Critical patent/JPH0755233Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は住宅等に設置する床下収納庫の蓋開閉装置、特
に動力を用いた蓋開閉装置に関する。
〔従来の技術〕
台所の床面に設けた開口部に開閉式の蓋を付設し、開口
部の下方に設置した収納ケースに物を収納できるように
した床下収納庫は知られている。
ところで、床下収納庫の蓋は、床面に付設するため、開
閉操作が面倒であるとともに、床面の一部を構成し、重
量も比較的大きくなるため、主婦等にとって容易に開閉
しにくい。しかも、調理中に直接床面の取手を持って開
閉するため、衛生面でも好ましくない等の問題があり、
蓋の開閉操作を動力を利用して行う蓋開閉操作も提案さ
れている。
従来の蓋開閉装置は昇降装置を利用して蓋を直接開閉す
るものがほとんどであり、この種の昇降装置としては、
例えば実開昭64-24239号公報で開示される流体圧シリン
ダ等が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、床下収納庫の蓋開閉装置は床下における限ら
れた配設スペースに設置可能であること、特に、昇降式
の収納ケースを用いた場合にはその昇降を阻害しないこ
と及びヒンジ部は少なくとも90°の角度範囲にわたって
回動すること等の条件を満たす必要がある。
しかし、従来の昇降装置を用いた蓋開閉装置は、このよ
うな要求に十分応えることができないとともに、構造が
複雑化かつ大型化するという解決すべき課題が存在し
た。
本考案はこのような従来の技術に存在する課題を解決し
た床下収納庫の蓋開閉装置の提供を目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る床下収納庫に蓋開閉装置1は、ヒンジ機構
2a、2bにより、例えば二ツ折自在に構成した蓋Cの一側
Crを支持し、かつ床Fの下面に沿って設けたガイドレー
ル3a、3b上を移動自在な支持部材4a、4bにより蓋Cの他
側Csを支持し、支持部材4a、4bの移動によって蓋Cを開
閉可能に構成するとともに、支持部材4a、4bに一端を結
合したギアードワイヤ5a、5bと、このギアードワイヤ5
a、5bを進退移動制御する駆動部6を備えてなることを
特徴とする。なお、駆動部6は、駆動モータ7と、少な
くともウォームギア9とウォームホイール10を含む伝達
ギア機構8を備えている。
〔作用〕
本考案に係る床下収納庫の蓋開閉装置1によれば、駆動
部6の駆動モータ7が正方向に回転することにより、回
転駆動力はウォームギア9、ウォームホイール10を含む
伝達ギア機構8を介して減速され、かつギアードワイヤ
5a、5bに伝達される。この結果、ギアードワイヤ5a、5
b、さらに支持部材4a、4bは床Fの下面に略平行なガイ
ドレール3a、3bに沿って前進移動し、一体に追従変位す
る蓋Cを開くことができる。
一方、駆動モータ7が逆方向に回転することにより、同
時にギアードワイヤ5a、5b、さらに支持部材4a、4bが後
退移動し、蓋Cを閉じることができる。なお、ウォーム
ギア9はウォームホイール10、即ち、ギアードワイヤ5
a、5bに作用する反対方向の外力に対しストッパとして
機能する。
〔実施例〕
以下には、本考案に係る好適な実施例を挙げ、図面に基
づき詳細に説明する。
まず、床下収納庫Aは住宅における台所の床Fに設置す
るもので、床Fには開口部22を設け、この下方に昇降式
の収納ケース23を設置する。また、開口部22には蓋Cを
付設し、この蓋Cは本考案に係る蓋開閉装置1によって
開閉せしめられる。
次に、蓋開閉装置1の構造について第1図〜第3図を参
照して説明する。
床Fの下面には床構成材Fmを利用してガイドレール3a、
3bを取付ける。ガイドレール3a、3bは開口部22の両側に
配し、かつ床Fの下面に沿って配する。
一方、蓋Cは二枚の蓋半体CaとCbをヒンジ金具31…によ
り二ツ折自在に結合するとともに、蓋Cの一側Cr、即
ち、一方の蓋半体Caの中間部を床Fに取付けたヒンジ機
構2a、2bにより支持する。ヒンジ機構2a、2bは蓋半体Ca
の中間部に設けた係合ピン32a、32bと、ガイドレール3
a、3bに対して変位自在かつ回動自在に取付け、かつ係
合ピン32a、32bに係合するヒンジ部材33a、33bからな
り、ヒンジ部材33a、33bは、さらに係合ピン32a、32bが
挿通するスリットを有するスリット形成部34a、34bと、
同形成部34a、34bの一端からL形に延設し、先端にガイ
ドレール3a、3bに対する回動結合部35a、35bを有するリ
ンク部36a、36bからなる。
また、蓋Cの他側Cs、即ち、他方の蓋半体Cbの端部には
支持部材4a、4bの一端を回動自在に取付ける。支持部材
4a、4bは蓋半体Cbに設けたストッパ37a、37bにより一方
への回動が規制される。一方、支持部材4a、4bの他端に
はガイドレール3a、3bに対して移動自在に取付けるスラ
イダ38a…を設ける。スライダ38a…は、例えば一対の前
後したローラ39ax、39ay…を利用し、これにより、支持
部材4a、4bをガイドレール3a、3bに対し回動規制された
状態で斜め上方に延出させる。また、ガイドレール3a、
3bの一端側には、スライダ38a…を斜め上方にガイドす
る傾斜部を下面に有するガイド体40a…を設ける。
他方、ガイドレール3a、3bには、ワイヤガイド部51a…
を平行かつ一体に設け、第2図に示すように、ギアード
ワイヤ5a、5bを挿通せしめる。また、ワイヤガイド部51
a…には平行移動可能なスライダ53a…を移動自在に挿入
し、ギアードワイヤ5a、5bの先端に結合するとともに、
このスライダ53a…は連結リンク54a…を介して前記スラ
イダ38a…の一方のローラ39ax…に連結する。
また、ギアードワイヤ5a、5bを進退移動せしめる駆動部
6を設置する。駆動部6は駆動モータ7と、伝達ギア機
構8を含む駆動ユニット55を備えてなり、床構成材Fmに
取付ける。伝達ギア機構8は第3図に示すように、駆動
モータ7の回転シャフトに取付けたウォームギア9と、
このウォームギア9と噛合するウォームホイール10と、
このウォームホイール10と同軸一体のピニオン56からな
り、このピニオン56の180°対向位置に前記一対のギア
ードワイヤ5a、5bをそれぞれ噛合せしめる。
次に、蓋開閉装置1の動作について説明する。
まず、蓋Cが閉じている状態から開ける場合を想定す
る。この場合、駆動部6の駆動モータ7を正方向に回転
させれば、回転駆動力はウォームギア9、ウォームホイ
ール10を含む伝達ギア機構8を介して減速され、かつギ
アードワイヤ5a、5bに伝達される。この結果、ギアード
ワイヤ5a、5bは前進移動し、さらに支持部材4a、4bをガ
イドレール3a、3bに沿って前進移動させる。この際、ガ
イドレール3a、3bの一端側にはガイド片40a…が存在す
るため、支持部材4a、4bのスライダ38a…はガイド片40a
…の下面に有する傾斜部に沿って本来のガイドレール3
a、3bまで案内される。この場合、傾斜部の作用により
スライダ38a…は徐々に水平状態に移行し、これに伴っ
て、支持部材4a、4bはその傾斜が大きくなるとともに、
上端がストッパ37a、37bに規制されているため、蓋半体
Cbの端部を持ち上げる。そして、支持部材4a、4bをさら
に前進させることにより蓋半体Cbの端部をガイドレール
3a、3bの他端まで移動させる。よって、蓋Cは開口部22
の外方に鉛直から二ツ折にした状態で位置し、開口部22
は開放される。
一方、駆動モータ7を逆方向に回転させれば、ギアード
ワイヤ5a、5bは後退移動し、支持部材4a、4bもガイドレ
ール3a、3bに沿って一端側まで後退移動する。そして、
ガイドレール3a、3bの一端側ではガイド体40a…が存在
するため、支持部材4a、4bのスライダ38a…はガイド体4
0a…の傾斜部に沿って徐々に傾斜し、これに伴って支持
部材4a、4bの傾斜は緩くなる。よって、蓋Cは水平に広
げた状態となって開口部22を覆う。なお、第1図におい
て仮想線Cxは全開状態の蓋を、仮想線Cyは半開状態の蓋
を、実線Cは全閉状態の蓋をそれぞれ示している。
なお、開口部22の下方に設置する収納ケース23は移動装
置61によって昇降せしめられる。移動装置61は、例えば
収納ケース23の四隅に鉛直方向に設けたガイドレール62
…と、このガイドレール62…に沿ってスライドし、かつ
収納ケース23の底面を支持するスライダ63…と、このス
ライダ63…に一端を結合したギアードワイヤ64…と、こ
のギアードワイヤ64…を進退移動せしめる駆動機構部65
を備えており、さらに駆動機構部65は前記駆動部6と同
様に駆動モータ66と伝達ギア機構67を備える。これによ
り、収納ケース23を床Fから上方又は下方に昇降でき
る。
また、第3図には変更実施例を示す。変更実施例は基本
的に前記実施例と同じであるが、支持部材4a…における
蓋Cに対する支持点の位置変更、ヒンジ機構2a…の形状
変更を行ったものであり、蓋開閉装置1自体は前記実施
例と同じである。このように、本考案に係る蓋開閉装置
1は各種タイプの蓋Cに適用でき、例えば二ツ折しない
一枚板の蓋にも同様に適用できる。
以上、実施例について詳細に説明したが、本考案はこの
ような実施例に限定されるものではなく、細部の構成、
形状、数量等において、本考案の要旨を逸脱しない範囲
で任意に変更できる。
〔考案の効果〕
このように、本考案に係る床下収納庫の蓋開閉装置は、
ヒンジ機構により蓋の一側を支持し、かつ床の下面に沿
って設けたガイドレール上を移動自在な支持部材により
蓋の他側を支持し、支持部材の移動によって蓋を開閉可
能に構成するとともに、支持部材に一端を結合したギア
ードワイヤと、このギアードワイヤを進退移動制御する
駆動部を備えるため、次のような顕著な効果を奏する。
比較的細いギアードワイヤを用いたため、装置の小
型コンパクト化が図れるとともに、昇降する収納ケース
に対しても何ら支障を生じない。
ギアードワイヤに対し任意の移動距離を容易に設定
できるため、蓋を開閉する操作ストロークの設計自由度
を高めることができる。
柔軟なギアードワイヤを用いたため、駆動部の配設
位置を自由に選定でき、狭くて入り組んだ床下にも容易
に設置できる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案に係る蓋開閉装置の内側から一方のガイ
ドレールをみた側面構成図 第2図:第1図中H−H線におけるガイドレールの断面
図、 第3図:同蓋開閉装置を原理的に示す平面構成図、 第4図:本考案の他の実施例に係る蓋を示す側面構成
図。 尚図面中、 1:蓋開閉装置、2a,2b:ヒンジ機構 3a,3b:ガイドレール 4a,4b:支持部材 5a,5b:ギアードワイヤ 6:駆動部、7:駆動モータ 8:伝達ギア機構、9:ウォームギア 10:ウォームホイール C:蓋、Cr:一側 Cs:他側

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床の開口部に付設した蓋を開閉する床下収
    納庫の蓋開閉装置において、ヒンジ機構により蓋の一側
    を支持し、かつ床の下面に沿って設けたガイドレール上
    を移動自在な支持部材により蓋の他側を支持し、支持部
    材の移動によって蓋を開閉可能に構成するとともに、支
    持部材に一端を結合したギアードワイヤと、このギアー
    ドワイヤを進退移動制御する駆動部を備えてなることを
    特徴とする床下収納庫の蓋開閉装置。
  2. 【請求項2】蓋は二ツ折自在に構成したことを特徴とす
    る請求項1記載の床下収納庫の蓋開閉装置。
  3. 【請求項3】駆動部は駆動モータと、少なくともウォー
    ムギアとウォームホイールを含む伝達ギア機構を備えて
    なることを特徴とする請求項1記載の床下収納庫の蓋開
    閉装置。
JP11848389U 1989-10-09 1989-10-09 床下収納庫の蓋開閉装置 Expired - Lifetime JPH0755233Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11848389U JPH0755233Y2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 床下収納庫の蓋開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11848389U JPH0755233Y2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 床下収納庫の蓋開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0357238U JPH0357238U (ja) 1991-05-31
JPH0755233Y2 true JPH0755233Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=31666646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11848389U Expired - Lifetime JPH0755233Y2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 床下収納庫の蓋開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0755233Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028222A (ja) * 2000-04-28 2002-01-29 Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd 錠剤分割器具、錠剤及びプレススルーパック

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0357238U (ja) 1991-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2110028A1 (en) Flipper Door
JPH0515571B2 (ja)
US2956303A (en) Articulated hinge
JPH0341940Y2 (ja)
JPH0755233Y2 (ja) 床下収納庫の蓋開閉装置
CA2087310A1 (en) Operator for an Awning Type Window
JP3257726B2 (ja) 辷り出し窓開閉装置
CN214548995U (zh) 一种新型双门联动的烹饪装置
JP2509637Y2 (ja) 床下収納庫の蓋開閉装置
JPH0724272Y2 (ja) サンルーフのシェード装置
JP3099221B2 (ja) オーバーヘッドドア
JPH0513919Y2 (ja)
JPH083575Y2 (ja) 床下収納装置
JPH0723503Y2 (ja) 窓のロック装置
JP3344375B2 (ja) 展示ケース
JPH077504Y2 (ja) 自動開閉式折畳雨戸
JPH0334469Y2 (ja)
JP3077044B2 (ja) 電動床下収納庫
JPH0743413Y2 (ja) すべり出し窓
JPH036498Y2 (ja)
KR100402558B1 (ko) 행잉 타입 슬라이딩 창호의 리프터
JPS5846906Y2 (ja) トラツクの昇降荷台の固定装置
JP2001128755A (ja) 機器格納式机における天蓋の開閉装置
JP2596344Y2 (ja) 折畳み扉装置
JPH045670Y2 (ja)