JPH0755180B2 - 炊飯装置 - Google Patents
炊飯装置Info
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- JPH0755180B2 JPH0755180B2 JP1101960A JP10196089A JPH0755180B2 JP H0755180 B2 JPH0755180 B2 JP H0755180B2 JP 1101960 A JP1101960 A JP 1101960A JP 10196089 A JP10196089 A JP 10196089A JP H0755180 B2 JPH0755180 B2 JP H0755180B2
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- shutter
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、炊飯装置に係り、単一の函体内において精米
の貯蔵から炊飯までの一連の工程を自動化した例えば小
形全自動炊飯装置に利用される。
の貯蔵から炊飯までの一連の工程を自動化した例えば小
形全自動炊飯装置に利用される。
(従来の技術) 従来から人手を煩わしてきた炊飯作業を省力化するた
め、炊飯作業における精米の貯蔵、計量、洗米、水加
減、浸漬、炊飯、蒸らしに至る一連の作業工程をプログ
ラムにより自動処理する全自動炊飯装置として、特開昭
58−105723号公報(従来例の1)、特公昭58−8848号公
報(従来例の2)等の技術がある。
め、炊飯作業における精米の貯蔵、計量、洗米、水加
減、浸漬、炊飯、蒸らしに至る一連の作業工程をプログ
ラムにより自動処理する全自動炊飯装置として、特開昭
58−105723号公報(従来例の1)、特公昭58−8848号公
報(従来例の2)等の技術がある。
(発明が解決しようとする課題) 前述した従来例の1は、洗米装置と炊飯器とを函体に収
納していて、炊飯器は本体前面に引き出す構成とされて
いて、取扱いの便を図っている。
納していて、炊飯器は本体前面に引き出す構成とされて
いて、取扱いの便を図っている。
また、従来例の2は、函体の下部に貯米庫を設け、函体
の中段に備えた炊飯器に、精米を貯米庫から持上げ計
量、洗米して供給するものである。
の中段に備えた炊飯器に、精米を貯米庫から持上げ計
量、洗米して供給するものである。
前記従来例の1および2その他の自動炊飯装置のいずれ
であっても、函体内に収納されている炊飯器に、洗米を
供給するため、上下方向に回動されて開閉自在な上蓋を
函体内で解放し、洗米供給後に閉塞するようにされてい
る。
であっても、函体内に収納されている炊飯器に、洗米を
供給するため、上下方向に回動されて開閉自在な上蓋を
函体内で解放し、洗米供給後に閉塞するようにされてい
る。
しかしながら、函体内で上蓋の上下方向の回動で炊飯器
を開閉自在とするものであるから、該上蓋の開閉手段が
複雑で、故障発生の要因となり、これは、特に、メンテ
ナンス技術に劣る家庭用主婦にとっては非常に煩わし
く、省力化、自動化のネックとなっていた。
を開閉自在とするものであるから、該上蓋の開閉手段が
複雑で、故障発生の要因となり、これは、特に、メンテ
ナンス技術に劣る家庭用主婦にとっては非常に煩わし
く、省力化、自動化のネックとなっていた。
また、函体内で上蓋を上下方向に回動するものであるか
ら、函体内に、炊飯器に付帯する洗米手段、貯米手段、
計量手段等の諸機能部品を配するとき、函体の高さが極
度に高くなり、これは、家庭用の単体据付け、システム
キッチンとしての据付けに当って、嵩高い故に問題とな
っていた。
ら、函体内に、炊飯器に付帯する洗米手段、貯米手段、
計量手段等の諸機能部品を配するとき、函体の高さが極
度に高くなり、これは、家庭用の単体据付け、システム
キッチンとしての据付けに当って、嵩高い故に問題とな
っていた。
本発明は、前述した従来技術の問題点を、上蓋に開口部
を形成して、この開口部を水平方向に移動するシャッタ
を備えることで、解決したことを目的とするものであ
る。
を形成して、この開口部を水平方向に移動するシャッタ
を備えることで、解決したことを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上下方向に回動される開閉自在な上蓋42を具
備した炊飯器38を、函体5に収納していて水平方向に引
出し自在としてなる炊飯装置において、前述の目的を達
成するために、次の技術的手段を講じている。
備した炊飯器38を、函体5に収納していて水平方向に引
出し自在としてなる炊飯装置において、前述の目的を達
成するために、次の技術的手段を講じている。
すなわち、本発明は、前記上蓋42には、開口部52が形成
されていてこの開口部52を介して洗米を受入れ可能とし
ており、該開口部52を、水平方向の移動を介して遮蔽自
在にするシャッタ53を備えており、更に、函体5内で、
前記シャッタ53に係脱自在とされて該シャッタ53を水平
方向に随伴移動するシャッタ駆動機構55を前記函体5内
の奥部に備え、該シャッタ駆動機構55は、正逆転切換自
在な電動機56と、該電動機56にて駆動されるとともに軸
心方向を水平でかつ引出し方向に沿わして備えているネ
ジ軸59と、該ネジ軸59にネジ送り可能として支持されて
いる駆動子61と、該駆動子61に枢支されていて前記シャ
ッタ53に係脱自在の係留用フック63と、を備えているこ
とを特徴とするものである。
されていてこの開口部52を介して洗米を受入れ可能とし
ており、該開口部52を、水平方向の移動を介して遮蔽自
在にするシャッタ53を備えており、更に、函体5内で、
前記シャッタ53に係脱自在とされて該シャッタ53を水平
方向に随伴移動するシャッタ駆動機構55を前記函体5内
の奥部に備え、該シャッタ駆動機構55は、正逆転切換自
在な電動機56と、該電動機56にて駆動されるとともに軸
心方向を水平でかつ引出し方向に沿わして備えているネ
ジ軸59と、該ネジ軸59にネジ送り可能として支持されて
いる駆動子61と、該駆動子61に枢支されていて前記シャ
ッタ53に係脱自在の係留用フック63と、を備えているこ
とを特徴とするものである。
(作用) 炊飯器38の上蓋42を閉じた状態でかつ該上蓋42に形成し
た開口部52をシャッタ53で閉じた状態で前記炊飯器38
を、函体5内で洗米を受入れ可能な位置にセットする。
た開口部52をシャッタ53で閉じた状態で前記炊飯器38
を、函体5内で洗米を受入れ可能な位置にセットする。
シャッタ駆動機構55における係留用フック63を前記シャ
ッタ53に係入した状態で電動機56を駆動(仮りに正転と
する)させると、ネジ軸59が正転され駆動子61が奥行方
向に向ってネジ送りされることでシャッタ53が水平方向
に往動して開口部52を開け、この状態で洗米を炊飯器38
に受け入れる。
ッタ53に係入した状態で電動機56を駆動(仮りに正転と
する)させると、ネジ軸59が正転され駆動子61が奥行方
向に向ってネジ送りされることでシャッタ53が水平方向
に往動して開口部52を開け、この状態で洗米を炊飯器38
に受け入れる。
次に、炊飯工程に至る前に、電動機56を逆転駆動する
と、駆動子61はネジ送りによって水平方向に復動し、シ
ャッタ53で開口部52を閉じるとともに係留用フック63が
シャッタ53より離脱し、炊飯準備体勢をとることにな
り、このように、シャッタ駆動機構55を函体5内の奥部
に備えることで炊飯器38の出入が容易となるし、ネジ送
りでシャッタ53を水平移動してシャッタ53は振れること
はなくなる。
と、駆動子61はネジ送りによって水平方向に復動し、シ
ャッタ53で開口部52を閉じるとともに係留用フック63が
シャッタ53より離脱し、炊飯準備体勢をとることにな
り、このように、シャッタ駆動機構55を函体5内の奥部
に備えることで炊飯器38の出入が容易となるし、ネジ送
りでシャッタ53を水平移動してシャッタ53は振れること
はなくなる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例とその作用を詳述
する。
する。
第1図において、ホッパー状に形成した貯米庫1は、そ
の下底部に定量区分手段2を有し、立方形状とされた函
体5の上部に配置されている。
の下底部に定量区分手段2を有し、立方形状とされた函
体5の上部に配置されている。
本実施例に示す定量区分手段2は、円周面に一部切欠い
た開口2Aを設けて筒両端を密閉した定容積の筒体を水平
に配し、該筒体の軸を電動機3で一方向に回転させて、
貯米庫1内の精米を下方に落下せしめるもので、予めセ
ットされた回転数に対応したパルス出力を検出して、電
動機3が駆動されることで所望量の定量を行なうもので
ある。なお、貯米庫1の底部には精米の残量を検出する
センサSが設けられている。
た開口2Aを設けて筒両端を密閉した定容積の筒体を水平
に配し、該筒体の軸を電動機3で一方向に回転させて、
貯米庫1内の精米を下方に落下せしめるもので、予めセ
ットされた回転数に対応したパルス出力を検出して、電
動機3が駆動されることで所望量の定量を行なうもので
ある。なお、貯米庫1の底部には精米の残量を検出する
センサSが設けられている。
函体5の左右側板の上部内面には、第2図で示す如く水
平方向のスライドレール5Aが取付けられており、該スラ
イドレール5Aに嵌合されるスライドシュ4の一対を貯米
庫1の左右側板の上部外面に取付け、該スライドシュ4
をスライドレール5Aに引出し自在として嵌合すること
で、貯米庫1は函体5内に第1図の矢示Aで示す如く出
入自在として収納指示されているとともに、函体5内に
設けたロック手段6により運転時必要に応じて施錠自在
とされている。
平方向のスライドレール5Aが取付けられており、該スラ
イドレール5Aに嵌合されるスライドシュ4の一対を貯米
庫1の左右側板の上部外面に取付け、該スライドシュ4
をスライドレール5Aに引出し自在として嵌合すること
で、貯米庫1は函体5内に第1図の矢示Aで示す如く出
入自在として収納指示されているとともに、函体5内に
設けたロック手段6により運転時必要に応じて施錠自在
とされている。
貯米庫1の下部には洗米機構7が配置されており、該洗
米機構7は、攪拌手段8と給水手段9とを有するととも
に第6図に示す如く底部に開閉自在な排水口10と開閉自
在な注出口11とを備えた円筒体12より主構成されてい
る。
米機構7は、攪拌手段8と給水手段9とを有するととも
に第6図に示す如く底部に開閉自在な排水口10と開閉自
在な注出口11とを備えた円筒体12より主構成されてい
る。
円筒体12は上部開放で下半部より下方先細り傾斜状の円
錐部とされており、上部の架台13より筒軸心を縦方向と
して延伸して備えてなり、函体5の左右側板の内部に取
付けている水平方向のスライドレール5Bに、架台13の左
右に取付けたスライドシュ14が嵌合されることで、ここ
に、第1図の矢示Bで示す如く洗米機構7は水平方向に
出入れ自在として函体5に収納支持されており、収納状
態において函体5に設けたロック手段15により施錠自在
とされている。
錐部とされており、上部の架台13より筒軸心を縦方向と
して延伸して備えてなり、函体5の左右側板の内部に取
付けている水平方向のスライドレール5Bに、架台13の左
右に取付けたスライドシュ14が嵌合されることで、ここ
に、第1図の矢示Bで示す如く洗米機構7は水平方向に
出入れ自在として函体5に収納支持されており、収納状
態において函体5に設けたロック手段15により施錠自在
とされている。
攪拌手段8は、架台13上に設けた電動機16により回転駆
動される筒軸17に、水平面上で放射状に延びるとともに
軸心と平行として下方に延伸されて円筒体12の円錐部に
沿うように形成された棒材18を有してなり、筒軸17が円
筒体12の筒心線と合致されている。
動される筒軸17に、水平面上で放射状に延びるとともに
軸心と平行として下方に延伸されて円筒体12の円錐部に
沿うように形成された棒材18を有してなり、筒軸17が円
筒体12の筒心線と合致されている。
給水手段9は第1図および第6図で示す如く、装置の上
方に配した電磁弁19を介して圧力水系に連通されている
複数個の噴水ノズル20ならびに電磁弁21を介して他端を
定水位槽22に連通した給水管23等よりなり、噴水ノズル
20はその噴射角度により常に精米の最大処理量に対応す
る水加減の最大値より更に上部の壁面を洗浄し得るよう
に配置してある。
方に配した電磁弁19を介して圧力水系に連通されている
複数個の噴水ノズル20ならびに電磁弁21を介して他端を
定水位槽22に連通した給水管23等よりなり、噴水ノズル
20はその噴射角度により常に精米の最大処理量に対応す
る水加減の最大値より更に上部の壁面を洗浄し得るよう
に配置してある。
円筒体12と下底部には、第6図で示す如く、排水口10と
注出口11とを有する排水ジャケット24が、下底部を環状
に包囲して配置されており、該排水ジャケット24には、
漏斗状とされた多孔板25が取付けられており、排水口10
は開閉弁26を介して排水受樋27に連通されている。
注出口11とを有する排水ジャケット24が、下底部を環状
に包囲して配置されており、該排水ジャケット24には、
漏斗状とされた多孔板25が取付けられており、排水口10
は開閉弁26を介して排水受樋27に連通されている。
注出口11は円錐弁28で開閉自在とされており、該円錐弁
28は前記筒軸17に弁棒29を上下動自在に挿通させ、該弁
棒29を図外の制御機構で上下動させることで、円錐弁28
が開閉自在とされている。
28は前記筒軸17に弁棒29を上下動自在に挿通させ、該弁
棒29を図外の制御機構で上下動させることで、円錐弁28
が開閉自在とされている。
ここで、上述の如く構成された洗米機構7は、前記貯米
庫1の定量区分手段2から供給された精米をシュート30
を介して円筒体12内に受入れ可能とされている。
庫1の定量区分手段2から供給された精米をシュート30
を介して円筒体12内に受入れ可能とされている。
定水位槽22は、第1図および第6図に示す如く、貯米庫
1を函体5に収めたときの奥行空間を利用して函体5の
上部内に配置されており、この定水位槽22には溢水口31
に排水受樋27に連通する溢水管32が接続されており、上
限水位検出センサ33および電磁弁34を介して圧力水系に
連通した給水口35とを備えている。
1を函体5に収めたときの奥行空間を利用して函体5の
上部内に配置されており、この定水位槽22には溢水口31
に排水受樋27に連通する溢水管32が接続されており、上
限水位検出センサ33および電磁弁34を介して圧力水系に
連通した給水口35とを備えている。
この定水位槽22内においては、水位検出センサ33は溢水
レベルL2より僅かに上方のL1点で水位を検出して電磁弁
34を閉じるように構成され、電磁弁21から給水管23を介
して流出する流量は槽22内の水位L2より決定され、ま
た、電磁弁34の給水量は、水位ヘッド高さHにより電磁
弁21から流出する流量と溢水口31からの溢水量との和に
等しいか僅かに多い流量にセットされている。
レベルL2より僅かに上方のL1点で水位を検出して電磁弁
34を閉じるように構成され、電磁弁21から給水管23を介
して流出する流量は槽22内の水位L2より決定され、ま
た、電磁弁34の給水量は、水位ヘッド高さHにより電磁
弁21から流出する流量と溢水口31からの溢水量との和に
等しいか僅かに多い流量にセットされている。
洗米機構7の下部には、一対のスライドシュ36を有する
L形架台37上に、炊飯器38が取出し自在でかつ位置決め
保持可能として積載されており、函体5の左右側板の下
部内面に取付けている水平方向のガイドレール5Cに、前
記スライドシュ36を嵌合することで、炊飯器38は第1図
の矢示Cで示す如く、水平方向に出入自在として函体5
に収納されており、運転時にはロック手段39で施錠自在
とされて、函体5に納められている。
L形架台37上に、炊飯器38が取出し自在でかつ位置決め
保持可能として積載されており、函体5の左右側板の下
部内面に取付けている水平方向のガイドレール5Cに、前
記スライドシュ36を嵌合することで、炊飯器38は第1図
の矢示Cで示す如く、水平方向に出入自在として函体5
に収納されており、運転時にはロック手段39で施錠自在
とされて、函体5に納められている。
ここにおいて、貯米庫1、洗米機構7および炊飯器38は
それぞれに個別に、水平方向に出入自在とされて函体5
に収納され、それぞれロック手段6,15,39で施錠自在と
されることになり、ロック手段6,15,39は本実施例では
電磁石形とされて係脱自在となるフック6A,15A,39Aを有
している。
それぞれに個別に、水平方向に出入自在とされて函体5
に収納され、それぞれロック手段6,15,39で施錠自在と
されることになり、ロック手段6,15,39は本実施例では
電磁石形とされて係脱自在となるフック6A,15A,39Aを有
している。
炊飯器38は第1図および第3図で示す如く、外釜40、内
釜41を備えてなり、外釜40には上蓋42がピボット部43に
より上下方向の回動で開閉自在とされているとともに、
フック44で上蓋42を密閉自在としている。また、上蓋42
には内蓋45を有し、フック44で上蓋42を密閉したとき、
内蓋45で内釜41を同時に密閉するようにされている。
釜41を備えてなり、外釜40には上蓋42がピボット部43に
より上下方向の回動で開閉自在とされているとともに、
フック44で上蓋42を密閉自在としている。また、上蓋42
には内蓋45を有し、フック44で上蓋42を密閉したとき、
内蓋45で内釜41を同時に密閉するようにされている。
更に、炊飯器38は、ヒータ46、炊飯完了センサ47、内釜
41の有無検出センサ48その他、保温制御回路手段を備え
るとともに、第2図に示す如く函体5より引き出した位
置においては上蓋42を開き内釜41だけを上方に取り出す
ことができ、更に、上蓋42に設けている把手49を持ち、
炊飯器38を架台37より取り外し得るようにされている。
41の有無検出センサ48その他、保温制御回路手段を備え
るとともに、第2図に示す如く函体5より引き出した位
置においては上蓋42を開き内釜41だけを上方に取り出す
ことができ、更に、上蓋42に設けている把手49を持ち、
炊飯器38を架台37より取り外し得るようにされている。
なお、この架台37より取り外す際には、ヒータ46等の給
電機構50により炊飯器38と装置本体との電気的な接続が
遮断可能とされ、一方、外部に取り出した炊飯器38はコ
ードリール式のプラグ51を用いて別電源により保温でき
るよう構成されている。
電機構50により炊飯器38と装置本体との電気的な接続が
遮断可能とされ、一方、外部に取り出した炊飯器38はコ
ードリール式のプラグ51を用いて別電源により保温でき
るよう構成されている。
炊飯器38の上蓋42には開口部52が形成されていて、この
開口部52は炊飯器38を函体5内に収納したとき、上方に
配置されている洗米機構7の注出口11と上下で相対すべ
くされているとともに、シャッタ53で開閉自在とされて
いる。
開口部52は炊飯器38を函体5内に収納したとき、上方に
配置されている洗米機構7の注出口11と上下で相対すべ
くされているとともに、シャッタ53で開閉自在とされて
いる。
第3図から第5図に示す如く、上蓋42の開口部52の周囲
には平面コ形のスライドレール枠54が設けられていて、
このスライドレール枠54のレール溝54Aに、突起53Aを有
するシャッタ53が水平方向移動自在として嵌合されるこ
とで開口部52を開閉自在としている。
には平面コ形のスライドレール枠54が設けられていて、
このスライドレール枠54のレール溝54Aに、突起53Aを有
するシャッタ53が水平方向移動自在として嵌合されるこ
とで開口部52を開閉自在としている。
函体5の下半部内後方には、シャッター駆動機構55が備
えられており、このシャッター駆動機構55は、第3図で
示す如く、正逆転切換自在な電動機56と、電動機56の下
方にて函体5の奥行方向(前後方向)に軸心方向を有し
て軸受57,58によって支持されたネジ軸59と、該ネジ軸5
9と前記電動機56とを連動連結する歯車で示す伝動体60
と、ネジ軸59にネジ送り可能として支持されている駆動
子61と、該駆動子61に支軸62を支点に角度回転自在に備
えられた係留用フック63と、該フック63を係留姿勢に付
勢するバネ64と、間隔L間を往復する駆動子61の停止と
往復切換を制御するセンサー65,66等から構成されてい
る。
えられており、このシャッター駆動機構55は、第3図で
示す如く、正逆転切換自在な電動機56と、電動機56の下
方にて函体5の奥行方向(前後方向)に軸心方向を有し
て軸受57,58によって支持されたネジ軸59と、該ネジ軸5
9と前記電動機56とを連動連結する歯車で示す伝動体60
と、ネジ軸59にネジ送り可能として支持されている駆動
子61と、該駆動子61に支軸62を支点に角度回転自在に備
えられた係留用フック63と、該フック63を係留姿勢に付
勢するバネ64と、間隔L間を往復する駆動子61の停止と
往復切換を制御するセンサー65,66等から構成されてい
る。
シャッター駆動機構55の駆動子61は第3図のC位置に待
期されており、このC位置において、フック63はその上
片が軸受57をストッパとしてバネ64を圧縮しフック63を
係留準備姿勢に保持している。
期されており、このC位置において、フック63はその上
片が軸受57をストッパとしてバネ64を圧縮しフック63を
係留準備姿勢に保持している。
この状態で第3図の矢示方向に炊飯器38が函体5に収納
されると、シャッタ53の突起53Aが駆動子61の前面に応
当てられ、ここに、シャッタ53はスライドレール枠54に
沿って第5図の矢示方向に移動し、開口部52を炊飯器38
の収納動作と連動させて密閉するようにされている。
されると、シャッタ53の突起53Aが駆動子61の前面に応
当てられ、ここに、シャッタ53はスライドレール枠54に
沿って第5図の矢示方向に移動し、開口部52を炊飯器38
の収納動作と連動させて密閉するようにされている。
シャッタ53を開放するには、電動機56の起動でネジ軸59
によるネジ送り作用で駆動子61をC位置からA位置に移
動させると、その移動過程B位置においてバネ64の弾性
力でフック63が支軸62を支点に伏倒され、シャッタ53の
突起部53Aに係留され、第4図の矢示の如くシャッタ53
は駆動子61に随伴されて開口部52を開放し、内釜41に洗
米を補給可能とする。
によるネジ送り作用で駆動子61をC位置からA位置に移
動させると、その移動過程B位置においてバネ64の弾性
力でフック63が支軸62を支点に伏倒され、シャッタ53の
突起部53Aに係留され、第4図の矢示の如くシャッタ53
は駆動子61に随伴されて開口部52を開放し、内釜41に洗
米を補給可能とする。
所定の洗米の補給完了後のシャッタ53の密閉は駆動子61
を先とは反対方向に移動させると、該駆動子61の前面で
シャッタ53の突起部53Aを押進するので、該シャッタ53
は第5図の矢示の如く移動して開口部52を密閉する。
を先とは反対方向に移動させると、該駆動子61の前面で
シャッタ53の突起部53Aを押進するので、該シャッタ53
は第5図の矢示の如く移動して開口部52を密閉する。
その他、図において、67はコンソールパネルであり、所
望の炊飯量、水加減、浸漬時間、蒸らし時間、炊き上り
時間等のデーターを入力等するものである。68は天板で
あり、函体5上に着脱自在とされている。69は車輪、70
は蒸気排気手段を示している。
望の炊飯量、水加減、浸漬時間、蒸らし時間、炊き上り
時間等のデーターを入力等するものである。68は天板で
あり、函体5上に着脱自在とされている。69は車輪、70
は蒸気排気手段を示している。
なお、本発明装置はその他排水口を備える他、各種ホー
ス(管)、配線等は引出しストロークを許容すべく接続
されている。
ス(管)、配線等は引出しストロークを許容すべく接続
されている。
次に、本発明実施例の動作態様を説明する。
第1図において所定量の精米を補給した貯米庫1が函体
内の所定位置に挿入されるとセンサ(図示せず)が貯米
庫を検出し、同時にセンサSにより精米の有無が検出さ
れる。同様に、洗米機構7が所定位置に挿入されるとセ
ンサ(図示せず)がこれを検出し、更に炊飯器38が所定
位置に挿入されるとセンサ(図示せず)がこれを検出す
る。なお、炊飯器38の内釜41はセンサ48によりその有無
を検出せしめる。
内の所定位置に挿入されるとセンサ(図示せず)が貯米
庫を検出し、同時にセンサSにより精米の有無が検出さ
れる。同様に、洗米機構7が所定位置に挿入されるとセ
ンサ(図示せず)がこれを検出し、更に炊飯器38が所定
位置に挿入されるとセンサ(図示せず)がこれを検出す
る。なお、炊飯器38の内釜41はセンサ48によりその有無
を検出せしめる。
以上のようにして全てのセンサが作動した場合に限り起
動準備が完了する。一方、コンソールパネル67より所望
の炊飯量、水加減、浸漬時間、蒸らし時間、炊き上り時
間等のデーターを入力せしめた後、起動ボタンを押すと
前記貯米庫1、洗米機構7並びに炊飯器38の各ロック手
段6,15,39が同時に作動し全ての機構を庫内にロックせ
しめる。以上の状態においてスタート信号の受信が可能
となる。
動準備が完了する。一方、コンソールパネル67より所望
の炊飯量、水加減、浸漬時間、蒸らし時間、炊き上り時
間等のデーターを入力せしめた後、起動ボタンを押すと
前記貯米庫1、洗米機構7並びに炊飯器38の各ロック手
段6,15,39が同時に作動し全ての機構を庫内にロックせ
しめる。以上の状態においてスタート信号の受信が可能
となる。
スタート信号の入力により、洗米機構7を密閉する円錐
弁28の閉鎖が確認された後、定量区分手段2が回転し所
定量の精米をシュート30を経て洗米機構7の円筒体12
(以下洗米槽という)に落下せしめる。定量完了ととも
に攪拌手段8が回転し、電磁弁19が開き噴水ノズル20よ
り第6図の矢示点線20Aの如く散水が開始される。
弁28の閉鎖が確認された後、定量区分手段2が回転し所
定量の精米をシュート30を経て洗米機構7の円筒体12
(以下洗米槽という)に落下せしめる。定量完了ととも
に攪拌手段8が回転し、電磁弁19が開き噴水ノズル20よ
り第6図の矢示点線20Aの如く散水が開始される。
洗米槽12内の洗米済排水は底部の排水ジャケット24内に
設けた多孔板25を通過し開閉自在な排水口10を経て、排
水受樋27より系外に排水される。
設けた多孔板25を通過し開閉自在な排水口10を経て、排
水受樋27より系外に排水される。
所定時間の洗米工程が終ると洗米槽12内の散水が一時中
断され攪拌手段8のみが回転する研米工程に移行する。
この間、電磁弁34が開き定水位槽22に給水が開始され一
旦水位センサ33の水位にて給水を停止した後、溢水口31
まで貯水される。洗米工程と研米工程とを所定回数反復
せしめた後、すすぎ工程に移行する。
断され攪拌手段8のみが回転する研米工程に移行する。
この間、電磁弁34が開き定水位槽22に給水が開始され一
旦水位センサ33の水位にて給水を停止した後、溢水口31
まで貯水される。洗米工程と研米工程とを所定回数反復
せしめた後、すすぎ工程に移行する。
すすぎ工程においては、開閉弁26を閉じて洗米槽12内に
所定の水位迄貯水せしめた後、前記開閉弁26を開放して
一挙に排水を行ない、ぬか分を洗い流して洗米排水を清
澄化させることを目的とする。
所定の水位迄貯水せしめた後、前記開閉弁26を開放して
一挙に排水を行ない、ぬか分を洗い流して洗米排水を清
澄化させることを目的とする。
本発明の実施例においては、予め設定された炊飯量に対
応した水加減の最大値、例えば等量の水加減の30%増し
の水量をすすぎ工程の1回分の水量として用いることが
でき、ここに排水の清澄化と節水に極めて高い効果を呈
するものである。即ち、すすぎ工程において定水位槽22
の底部に連通開口した管路23の電磁弁21を開くと同時に
電磁弁34を開き洗米槽12内に給水を開始する。定水位槽
22内の水位Hは溢水口31により一定に保持されているか
ら、電磁弁21により給水される流量は常に一定である。
従って、予め設定した時間、電磁弁21を開放させること
により正確な貯水量が確保される。なお、給水用電磁弁
34より流入する流量は、電磁弁21より流出する流量と溢
水口31よりの溢水量との和に等しいか僅かに大であるよ
う調節される。よって水位Hは常に安定に保持すること
ができる。
応した水加減の最大値、例えば等量の水加減の30%増し
の水量をすすぎ工程の1回分の水量として用いることが
でき、ここに排水の清澄化と節水に極めて高い効果を呈
するものである。即ち、すすぎ工程において定水位槽22
の底部に連通開口した管路23の電磁弁21を開くと同時に
電磁弁34を開き洗米槽12内に給水を開始する。定水位槽
22内の水位Hは溢水口31により一定に保持されているか
ら、電磁弁21により給水される流量は常に一定である。
従って、予め設定した時間、電磁弁21を開放させること
により正確な貯水量が確保される。なお、給水用電磁弁
34より流入する流量は、電磁弁21より流出する流量と溢
水口31よりの溢水量との和に等しいか僅かに大であるよ
う調節される。よって水位Hは常に安定に保持すること
ができる。
数回のすすぎ工程を反復し洗米槽12内の排水を完了した
時点で水加減工程に移行する。排水口10の開閉弁26を閉
じ、予め設定された時間、電磁弁21が開き水加減を行な
う。水加減終了と同時にシャッター駆動機構55によりシ
ャッタ53が開き上蓋42に設けた米と水の流入口である開
口部52を開口せしめる。シャッタ53の開放を検出すると
同時に円錐弁28が開き米と水を内釜41に排出せしめる。
この洗米槽12より排出する米と水は、前記円錐弁28の斜
面に沿って中空放射状に流下する結果、内釜41内に堆積
した米は理想的の分布曲線を呈し、米の表層をならす何
らの手段をも必要としない。
時点で水加減工程に移行する。排水口10の開閉弁26を閉
じ、予め設定された時間、電磁弁21が開き水加減を行な
う。水加減終了と同時にシャッター駆動機構55によりシ
ャッタ53が開き上蓋42に設けた米と水の流入口である開
口部52を開口せしめる。シャッタ53の開放を検出すると
同時に円錐弁28が開き米と水を内釜41に排出せしめる。
この洗米槽12より排出する米と水は、前記円錐弁28の斜
面に沿って中空放射状に流下する結果、内釜41内に堆積
した米は理想的の分布曲線を呈し、米の表層をならす何
らの手段をも必要としない。
一方洗米槽12からの排水の際、排水効率を高める目的で
円錐弁28の開放と同時に攪拌手段8を短時間回転せしめ
る。
円錐弁28の開放と同時に攪拌手段8を短時間回転せしめ
る。
ここで、処理する精米の量が少ない場合は特に槽底部に
米粒が多量に残り、更には第6図の符号Dで示す部分に
多量の米粒が付着残留することがある。
米粒が多量に残り、更には第6図の符号Dで示す部分に
多量の米粒が付着残留することがある。
そこで、本発明の実施例においては、排米工程の最終段
階即ち洗米槽12内の米がほぼ排出を完了した時点で噴水
ノズル20より短時間散水を行ない上部の残米や底部の残
米を一瞬に洗い流す。
階即ち洗米槽12内の米がほぼ排出を完了した時点で噴水
ノズル20より短時間散水を行ない上部の残米や底部の残
米を一瞬に洗い流す。
また、洗浄に使用する水量は精米の量に関係なく一定と
し、水加減の水量に加えられる。このことは炊飯中に蒸
発する水分が炊飯量の大小に拘らずほぼ一定であること
から、該水量に置換されるもので炊飯量の大小により割
増し分の水を加える困難の定量作業を一挙に排除するこ
とができる。
し、水加減の水量に加えられる。このことは炊飯中に蒸
発する水分が炊飯量の大小に拘らずほぼ一定であること
から、該水量に置換されるもので炊飯量の大小により割
増し分の水を加える困難の定量作業を一挙に排除するこ
とができる。
上述の洗浄、すなわち、残米処理のため所定時間開放さ
れた円錐弁28は自動的に閉鎖され、該円錐弁28の閉鎖を
検出してシャッター駆動機構55が逆転しシャッタ53を閉
じる。
れた円錐弁28は自動的に閉鎖され、該円錐弁28の閉鎖を
検出してシャッター駆動機構55が逆転しシャッタ53を閉
じる。
以上で洗米工程を終了し浸漬工程に移行する。予め洗米
工程のみを選択セットした場合自動運転はここで終了し
全ての機構の施錠が解除され函体より引き出し可能とな
る。
工程のみを選択セットした場合自動運転はここで終了し
全ての機構の施錠が解除され函体より引き出し可能とな
る。
予め設定した浸漬時間を経過するヒータ46に通電が開始
され炊飯工程に移行する。炊飯工程の開始後所定の時間
経過とともにファンを有する蒸気排気手段70が作動し蒸
気を系外に排気せしめる。炊飯の完了はセンサ47で検出
しついで蒸らし工程に移行する。炊飯器38は保温制御回
路を内蔵し内釜41の温度低下を検出し、蒸らし工程終了
後自動的に保温を行なうよう構成されている。以上の蒸
らし工程終了時点において炊飯器38の施錠が解除され函
体5より引き出し可能となる。
され炊飯工程に移行する。炊飯工程の開始後所定の時間
経過とともにファンを有する蒸気排気手段70が作動し蒸
気を系外に排気せしめる。炊飯の完了はセンサ47で検出
しついで蒸らし工程に移行する。炊飯器38は保温制御回
路を内蔵し内釜41の温度低下を検出し、蒸らし工程終了
後自動的に保温を行なうよう構成されている。以上の蒸
らし工程終了時点において炊飯器38の施錠が解除され函
体5より引き出し可能となる。
以上をもって本発明装置における一連の動作工程を終了
するものである。
するものである。
以上のような構造と動作態様をもって構成された本発明
の実施例による小形全自動炊飯装置は、炊飯作業の煩雑
さを一切解消し、タイマーをセットするだけで所望の時
刻に炊き立ての温かいご飯が食べられるという画期的な
利用価値のほか以下のごとく数多くの利点を有するもの
である。
の実施例による小形全自動炊飯装置は、炊飯作業の煩雑
さを一切解消し、タイマーをセットするだけで所望の時
刻に炊き立ての温かいご飯が食べられるという画期的な
利用価値のほか以下のごとく数多くの利点を有するもの
である。
本発明実施例による小形全自動炊飯装置は、各機構を各
々独立して構成するとともに函体から引き出し自在とし
たことにより、精米の補給に便利であること。天板を調
理台あるいは物置スペース等に利用できること、特に清
掃管理を必要とする洗米機構部の清掃が楽に行なえるこ
と、また各部の点検が容易でしかも故障の際各機構ある
いは部品の交換が簡単に行なえる等多くの利点を具備し
たものである。
々独立して構成するとともに函体から引き出し自在とし
たことにより、精米の補給に便利であること。天板を調
理台あるいは物置スペース等に利用できること、特に清
掃管理を必要とする洗米機構部の清掃が楽に行なえるこ
と、また各部の点検が容易でしかも故障の際各機構ある
いは部品の交換が簡単に行なえる等多くの利点を具備し
たものである。
更に、水平方向に開閉自在としたシャッタを上蓋に設け
た炊飯器を具備せしめたことにより、上蓋を閉じたまま
の状態で炊飯器を装置本体にセットできるため、装置の
全高を著しく低減しうるもので単体のユニット型の他、
システムキッチンにも収納可能なコンパクトサイズの提
供も可能である等実用性の高い装置を実現することがで
きる。
た炊飯器を具備せしめたことにより、上蓋を閉じたまま
の状態で炊飯器を装置本体にセットできるため、装置の
全高を著しく低減しうるもので単体のユニット型の他、
システムキッチンにも収納可能なコンパクトサイズの提
供も可能である等実用性の高い装置を実現することがで
きる。
更に、給水手段については、従来提案されていたフロー
ト式、移動電極式あるいは定量貯水式等に見られる構造
の複雑さと清掃性の悪さ更には汚れ、水質の変化等に起
因する水位検出誤差の多発等多くの問題点に鑑み、定水
位槽を利用したデジタル制御方式を採用せしめたことに
より以上の問題点を完全に解消するとともに、微少水量
範囲を正確に制御できる利点を有するものである。
ト式、移動電極式あるいは定量貯水式等に見られる構造
の複雑さと清掃性の悪さ更には汚れ、水質の変化等に起
因する水位検出誤差の多発等多くの問題点に鑑み、定水
位槽を利用したデジタル制御方式を採用せしめたことに
より以上の問題点を完全に解消するとともに、微少水量
範囲を正確に制御できる利点を有するものである。
本発明の前述した実施例は、次のように設計変更等でき
る。まず、洗米機構の円筒体上から、精米をその都度補
給させることもでき、その他、例えば貯米庫を固定式と
して天板を開閉あるいは摺動して精米を補給する構造と
か、貯米庫の定量機を削除してポッパーのみの構造とし
予め定量した精米をその都度補給せしめる構造その他定
量機の設計変更をすること、炊飯器を函体の上段、中段
に設けて引出し自在にすること、引出しはシューの他、
ローラ形にすること等々である。
る。まず、洗米機構の円筒体上から、精米をその都度補
給させることもでき、その他、例えば貯米庫を固定式と
して天板を開閉あるいは摺動して精米を補給する構造と
か、貯米庫の定量機を削除してポッパーのみの構造とし
予め定量した精米をその都度補給せしめる構造その他定
量機の設計変更をすること、炊飯器を函体の上段、中段
に設けて引出し自在にすること、引出しはシューの他、
ローラ形にすること等々である。
(発明の効果) 本発明は以上の通りであり、本発明によれば、上蓋に
は、開口部が形成されていてこの開口部を介して洗米を
受入れ可能としており、該開口部を、水平方向の移動を
介して遮蔽自在にするシャッタを備えており、更に、函
体内で、前記シャッタに係脱自在とされて該シャッタを
水平方向に随伴移動するシャッタ駆動機構を備えている
ので、炊飯器の上蓋を閉じたままで函体に収納しても、
函体内で上蓋を回動することなく、シャッタを水平移動
することで、上蓋に形成した開口部を介して洗米等の受
入れができる。
は、開口部が形成されていてこの開口部を介して洗米を
受入れ可能としており、該開口部を、水平方向の移動を
介して遮蔽自在にするシャッタを備えており、更に、函
体内で、前記シャッタに係脱自在とされて該シャッタを
水平方向に随伴移動するシャッタ駆動機構を備えている
ので、炊飯器の上蓋を閉じたままで函体に収納しても、
函体内で上蓋を回動することなく、シャッタを水平移動
することで、上蓋に形成した開口部を介して洗米等の受
入れができる。
また、炊飯器の上蓋には開閉自在なシャッタを備えてい
るので、炊き上り中の圧力保持は充分に確保され、炊き
上米の品質は大幅に向上する。
るので、炊き上り中の圧力保持は充分に確保され、炊き
上米の品質は大幅に向上する。
更に、シャッタ駆動機構を函体の奥部に備えていること
から、炊飯器の函体への出入は容易となるし、シャッタ
の開閉動作はネジ送りで行うことからシャッタの開閉動
作は正確にできる。
から、炊飯器の函体への出入は容易となるし、シャッタ
の開閉動作はネジ送りで行うことからシャッタの開閉動
作は正確にできる。
また、開口部を開閉するシャッタは水平方向の移動で開
閉動作するので、炊飯器以外に、洗米機構等を函体に設
けても嵩張るおそれは少なく、このことは、家庭のキッ
チンルームに単体でも又システムキッチンとともに収納
可能である。
閉動作するので、炊飯器以外に、洗米機構等を函体に設
けても嵩張るおそれは少なく、このことは、家庭のキッ
チンルームに単体でも又システムキッチンとともに収納
可能である。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は内部機構の配置
を示す側面図、第2図は炊飯器の取扱いを説明する側面
図、第3図は炊飯器の内部を示す一部断面側面図、第4
図と第5図はシャッタの開閉動作をそれぞれ示す平面
図、第6図は給水手段を示す概念図である。 5……函体、38……炊飯器、42……上蓋、52……開口
部、53……シャッタ、55……シャッタ駆動機構。
を示す側面図、第2図は炊飯器の取扱いを説明する側面
図、第3図は炊飯器の内部を示す一部断面側面図、第4
図と第5図はシャッタの開閉動作をそれぞれ示す平面
図、第6図は給水手段を示す概念図である。 5……函体、38……炊飯器、42……上蓋、52……開口
部、53……シャッタ、55……シャッタ駆動機構。
Claims (1)
- 【請求項1】上下方向に回動されて開閉自在な上蓋(4
2)を具備した炊飯器(38)を、函体(5)に収納して
いて水平方向に引出し自在としてなる炊飯装置におい
て、 前記上蓋(42)には、開口部(52)が形成されていてこ
の開口部(52)を介して洗米を受入れ可能としており、
該開口部(52)を、水平方向の移動を介して遮蔽自在に
するシャッタ(53)を備えており、更に、函体(5)内
で、前記シャッタ(53)に係脱自在とされて該シャッタ
(53)を水平方向に随伴移動するシャッタ駆動機構(5
5)を前記函体(5)内の奥部に備え、該シャッタ駆動
機構(55)は、正逆転切換自在な電動機(56)と、該電
動機(56)にて駆動されるとともに軸心方向を水平でか
つ引出し方向に沿わして備えているネジ軸(59)と、該
ネジ軸(59)にネジ送り可能として支持されている駆動
子(61)と、該駆動子(61)に枢支されていて前記シャ
ッタ(53)に係脱自在な係留用フック(63)と、を備え
ていることを特徴とする炊飯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1101960A JPH0755180B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 炊飯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1101960A JPH0755180B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 炊飯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02279112A JPH02279112A (ja) | 1990-11-15 |
JPH0755180B2 true JPH0755180B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=14314435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1101960A Expired - Fee Related JPH0755180B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 炊飯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755180B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2736290B2 (ja) * | 1991-02-27 | 1998-04-02 | 株式会社クボタ | 洗米装置の攪拌機構 |
JP4614117B2 (ja) * | 2001-08-08 | 2011-01-19 | 株式会社サタケ | 釜内攪拌装置 |
JP6602147B2 (ja) * | 2014-11-21 | 2019-11-06 | 大阪瓦斯株式会社 | 炊飯対象米の含水状態判定方法、浸漬時間判定装置および炊飯設備 |
CN108720561A (zh) * | 2018-08-04 | 2018-11-02 | 中山市家冠电气有限公司 | 一种全自动锅煲机 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50121080U (ja) * | 1974-03-20 | 1975-10-03 | ||
JPS58105723A (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-23 | 松下電器産業株式会社 | 全自動炊飯器 |
-
1989
- 1989-04-21 JP JP1101960A patent/JPH0755180B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02279112A (ja) | 1990-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |