JPH0755064A - 充填材脱落防止具 - Google Patents
充填材脱落防止具Info
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- JPH0755064A JPH0755064A JP5203112A JP20311293A JPH0755064A JP H0755064 A JPH0755064 A JP H0755064A JP 5203112 A JP5203112 A JP 5203112A JP 20311293 A JP20311293 A JP 20311293A JP H0755064 A JPH0755064 A JP H0755064A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】被覆長尺体に外嵌する貫通スリーブ5と、貫通
スリーブ5に対する蓋部材6を設け、貫通スリーブ5に
外嵌係止自在な係止部7aを備え、貫通孔開口面に接当
可能な接当部7bを備えた一対の板金製の鍔状スリーブ
固定部材7を設け、鍔状スリーブ固定部材7の鍔面部8
の周方向複数箇所の部位に、充填材注入孔8aを形成す
る第1切欠線L1を設け、貫通孔内壁Wに接当可能な折
曲片を形成する第2切欠線L2を、第1切欠線L1で囲
まれた開口形成予定部17内に設け、貫通孔内壁Wに対
する折曲片の接当面部が、折曲片の遊端部側ほど鍔状ス
リーブ固定部材7の軸芯に近接する傾斜面部になるよう
に、第2切欠線L2を形成してある。 【効果】支持棒の組付け作業や釘等の打ち付け作業をす
ることなく構造体に取付けることができて、構造体への
取付け作業を簡単に行うことができ、充填材注入孔を大
きくして充填材を充填しやすくすることができるから、
構造体への取付け作業の作業性を向上させることができ
る。
スリーブ5に対する蓋部材6を設け、貫通スリーブ5に
外嵌係止自在な係止部7aを備え、貫通孔開口面に接当
可能な接当部7bを備えた一対の板金製の鍔状スリーブ
固定部材7を設け、鍔状スリーブ固定部材7の鍔面部8
の周方向複数箇所の部位に、充填材注入孔8aを形成す
る第1切欠線L1を設け、貫通孔内壁Wに接当可能な折
曲片を形成する第2切欠線L2を、第1切欠線L1で囲
まれた開口形成予定部17内に設け、貫通孔内壁Wに対
する折曲片の接当面部が、折曲片の遊端部側ほど鍔状ス
リーブ固定部材7の軸芯に近接する傾斜面部になるよう
に、第2切欠線L2を形成してある。 【効果】支持棒の組付け作業や釘等の打ち付け作業をす
ることなく構造体に取付けることができて、構造体への
取付け作業を簡単に行うことができ、充填材注入孔を大
きくして充填材を充填しやすくすることができるから、
構造体への取付け作業の作業性を向上させることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造体に設けた貫通孔
に挿通した例えば電線や空調配管等の被覆長尺体と、前
記貫通孔との間の空間に、その空間を閉塞するための充
填材を充填した状態で、前記貫通孔から前記充填材が脱
落するのを防止するための充填材脱落防止具に関する。
に挿通した例えば電線や空調配管等の被覆長尺体と、前
記貫通孔との間の空間に、その空間を閉塞するための充
填材を充填した状態で、前記貫通孔から前記充填材が脱
落するのを防止するための充填材脱落防止具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の充填材脱落防止具として
は、前記貫通孔の一端側から充填される充填材を受け止
めるための受け板を、前記貫通孔の他端部側の開口を閉
塞するように構造体に沿わせて配置し、その受け板を支
持棒で支持するものがあった。また、前記支持棒を設置
できない状況下においては、前記受け板を釘等によって
構造体に打ち付け固定していた。
は、前記貫通孔の一端側から充填される充填材を受け止
めるための受け板を、前記貫通孔の他端部側の開口を閉
塞するように構造体に沿わせて配置し、その受け板を支
持棒で支持するものがあった。また、前記支持棒を設置
できない状況下においては、前記受け板を釘等によって
構造体に打ち付け固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の充填材脱落防止具によれば、支持棒の組付けや
釘等の打ち付けに手間がかかり、構造体への取付け作業
の作業効率が悪いという欠点があった。本発明の目的
は、上記従来の欠点を解消し、構造体への取付け作業を
簡単に行うことができる充填材脱落防止具を提供するこ
とにある。
た従来の充填材脱落防止具によれば、支持棒の組付けや
釘等の打ち付けに手間がかかり、構造体への取付け作業
の作業効率が悪いという欠点があった。本発明の目的
は、上記従来の欠点を解消し、構造体への取付け作業を
簡単に行うことができる充填材脱落防止具を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明における充填材脱落防止具の特徴構成は、貫通
孔内で被覆長尺体に対して第一隙間をあけた状態に外嵌
可能で、且つ、貫通孔内壁に対して第二隙間をあけた状
態に内嵌可能な筒状の貫通スリーブを設け、前記被覆長
尺体に外嵌状態の前記貫通スリーブの端部に係合して、
前記貫通スリーブ端部の開口を塞ぐ蓋部材を設け、前記
貫通スリーブに外嵌係止自在な係止部を内周面に備え、
且つ、構造体の貫通孔開口面に接当可能な接当部を備え
た一対の板金製の鍔状スリーブ固定部材を設け、前記鍔
状スリーブ固定部材の鍔面部の周方向複数箇所の部位
に、それらの部位を前記鍔状スリーブ固定部材の肉厚方
向に折曲することによって充填材注入孔を形成する第1
切欠線を設け、前記部位を前記肉厚方向に折曲すること
によって前記貫通孔内壁に接当可能な折曲片を形成する
第2切欠線を、前記第1切欠線で囲まれた開口形成予定
部内に設け、前記貫通孔内壁に対する前記折曲片の接当
面部が、前記折曲片の遊端部側ほど前記鍔状スリーブ固
定部材の軸芯に近接する傾斜面部になるように、前記第
2切欠線を形成してある点にあり、その作用効果は次の
通りである。
の本発明における充填材脱落防止具の特徴構成は、貫通
孔内で被覆長尺体に対して第一隙間をあけた状態に外嵌
可能で、且つ、貫通孔内壁に対して第二隙間をあけた状
態に内嵌可能な筒状の貫通スリーブを設け、前記被覆長
尺体に外嵌状態の前記貫通スリーブの端部に係合して、
前記貫通スリーブ端部の開口を塞ぐ蓋部材を設け、前記
貫通スリーブに外嵌係止自在な係止部を内周面に備え、
且つ、構造体の貫通孔開口面に接当可能な接当部を備え
た一対の板金製の鍔状スリーブ固定部材を設け、前記鍔
状スリーブ固定部材の鍔面部の周方向複数箇所の部位
に、それらの部位を前記鍔状スリーブ固定部材の肉厚方
向に折曲することによって充填材注入孔を形成する第1
切欠線を設け、前記部位を前記肉厚方向に折曲すること
によって前記貫通孔内壁に接当可能な折曲片を形成する
第2切欠線を、前記第1切欠線で囲まれた開口形成予定
部内に設け、前記貫通孔内壁に対する前記折曲片の接当
面部が、前記折曲片の遊端部側ほど前記鍔状スリーブ固
定部材の軸芯に近接する傾斜面部になるように、前記第
2切欠線を形成してある点にあり、その作用効果は次の
通りである。
【0005】
【作用】つまり、上記の構成の貫通スリーブと鍔状スリ
ーブ固定部材とを設けてあるから、構造体の貫通孔内に
貫通スリーブを配置した状態で、鍔状スリーブ固定部材
を構造体の肉厚方向の両側に配置し、鍔状スリーブ固定
部材の接当部を貫通孔開口面に夫々接当させると共に、
鍔状スリーブ固定部材の係止部を貫通スリーブに夫々外
嵌係止させることで、貫通スリーブを構造体に取り付け
ることができる。また、鍔状スリーブ固定部材を板金で
形成すると共に、鍔状スリーブ固定部材の鍔面部の周方
向複数箇所の部位に、上記の第1切欠線を設けて開口形
成予定部を形成してあるから、開口形成予定部を貫通孔
の外方側に折曲することによって、鍔状スリーブ固定部
材の鍔面部に充填材注入孔を形成することができる。そ
して、前記開口形成予定部内に上記の第2切欠線を設け
てあるから、第2切欠線で囲まれた折曲片形成予定部を
貫通孔の内方側に折曲して、その折曲片を貫通孔内壁に
接当させれば、貫通孔内壁に対する貫通スリーブの径方
向の位置を決めることができる。貫通スリーブと鍔状ス
リーブ固定部材とを上記のような組付け状態にしてお
き、前記充填材注入孔から、貫通孔内壁と貫通スリーブ
の間の第二隙間に充填材を注入すると共に、貫通スリー
ブの端部側の開口から、被覆長尺体と貫通スリーブの間
の第1隙間に充填材を注入する。そして上記の構成の蓋
部材を貫通スリーブの端部に係合させれば、前記第一隙
間に充填した充填材が脱落するのを防止することができ
る。以上に説明したように、本発明にかかる充填材脱落
防止具は、支持棒の組付け作業や釘等の打ち付け作業を
することなく構造体に取付けることができるから、構造
体への取付け作業を簡単に行うことができる。
ーブ固定部材とを設けてあるから、構造体の貫通孔内に
貫通スリーブを配置した状態で、鍔状スリーブ固定部材
を構造体の肉厚方向の両側に配置し、鍔状スリーブ固定
部材の接当部を貫通孔開口面に夫々接当させると共に、
鍔状スリーブ固定部材の係止部を貫通スリーブに夫々外
嵌係止させることで、貫通スリーブを構造体に取り付け
ることができる。また、鍔状スリーブ固定部材を板金で
形成すると共に、鍔状スリーブ固定部材の鍔面部の周方
向複数箇所の部位に、上記の第1切欠線を設けて開口形
成予定部を形成してあるから、開口形成予定部を貫通孔
の外方側に折曲することによって、鍔状スリーブ固定部
材の鍔面部に充填材注入孔を形成することができる。そ
して、前記開口形成予定部内に上記の第2切欠線を設け
てあるから、第2切欠線で囲まれた折曲片形成予定部を
貫通孔の内方側に折曲して、その折曲片を貫通孔内壁に
接当させれば、貫通孔内壁に対する貫通スリーブの径方
向の位置を決めることができる。貫通スリーブと鍔状ス
リーブ固定部材とを上記のような組付け状態にしてお
き、前記充填材注入孔から、貫通孔内壁と貫通スリーブ
の間の第二隙間に充填材を注入すると共に、貫通スリー
ブの端部側の開口から、被覆長尺体と貫通スリーブの間
の第1隙間に充填材を注入する。そして上記の構成の蓋
部材を貫通スリーブの端部に係合させれば、前記第一隙
間に充填した充填材が脱落するのを防止することができ
る。以上に説明したように、本発明にかかる充填材脱落
防止具は、支持棒の組付け作業や釘等の打ち付け作業を
することなく構造体に取付けることができるから、構造
体への取付け作業を簡単に行うことができる。
【0006】しかも、この作用効果に加えて以下のよう
な作用効果を奏することができる。 貫通スリーブの長手方向での鍔状スリーブ固定部材
の係止位置を変化させるだけで、構造体表面側への貫通
スリーブの出しろを、施工現場の状況に合わせて簡単に
調節することができる。 構造体の厚みより長さが長い貫通スリーブを用いる
ことができるから、構造体の厚みが薄い場合であっも、
貫通スリーブを長くすることによって、耐火構造上にお
ける充填材の必要充填長さを充分確保することができ
る。 前記折曲片を貫通孔内壁に接当させることによっ
て、前記貫通孔内壁に対する貫通スリーブの径方向の位
置を決めることができるから、貫通スリーブを、貫通孔
の径方向において予め設定された位置、例えば貫通孔と
同芯になるような位置に容易に配置できる。 鍔状スリーブ固定部材を板金で形成し、鍔状スリー
ブ固定部材の鍔面部に前記第1、第2切欠線を形成して
あるから、例えば、前記折曲片や充填材注入孔を予めプ
レス機械等で折曲加工しておく場合に比べると、加工コ
ストの低廉化を図ることができる。 前記折曲片は、鍔状スリーブ固定部材の複数箇所の
部位を肉厚方向に折曲することによって形成されるか
ら、その折曲片は、折曲方向とは直交する方向の側面部
で貫通孔内壁に接当する。従って、貫通孔内壁から反力
を受けても曲がりにくくなって、鍔状スリーブ固定部材
を薄肉材で製作でき、鍔状スリーブ固定部材の製作が容
易で、材料費の低廉化を図ることができる。 前記第2切欠線は、前記折曲片の貫通孔内壁に対す
る接当面部が、折曲片の遊端部側ほど前記鍔状スリーブ
固定部材の軸芯に近接する傾斜面部になるように形成し
てあるから、前記折曲片の端部を貫通孔内壁に引っ掛か
りにくくすることができる。 折曲片形成予定部は、前記第二隙間があまり大きく
ないことから細長い形状になりやすく、そのために、例
えば、開口形成予定部を鍔状スリーブ固定部材の鍔面部
に周方向に沿って複数設ける場合、開口形成予定部とは
別個の位置に折曲片形成予定部を形成するとすれば、折
曲片形成予定部にスペースを取られて、開口形成予定部
を大きくすることが困難であるが、上記構成によれば、
前記第2切欠線は開口形成予定部内に設けてあるから、
開口形成予定部のためのスペースとは別個に折曲片形成
予定部を形成する必要がなく、上記のような場合でも、
隣接する開口形成予定部同士を近接させた状態にして、
開口形成予定部の総面積を大きくして充填材注入孔を大
きくでき、充填材を充填しやすくすることができる。
な作用効果を奏することができる。 貫通スリーブの長手方向での鍔状スリーブ固定部材
の係止位置を変化させるだけで、構造体表面側への貫通
スリーブの出しろを、施工現場の状況に合わせて簡単に
調節することができる。 構造体の厚みより長さが長い貫通スリーブを用いる
ことができるから、構造体の厚みが薄い場合であっも、
貫通スリーブを長くすることによって、耐火構造上にお
ける充填材の必要充填長さを充分確保することができ
る。 前記折曲片を貫通孔内壁に接当させることによっ
て、前記貫通孔内壁に対する貫通スリーブの径方向の位
置を決めることができるから、貫通スリーブを、貫通孔
の径方向において予め設定された位置、例えば貫通孔と
同芯になるような位置に容易に配置できる。 鍔状スリーブ固定部材を板金で形成し、鍔状スリー
ブ固定部材の鍔面部に前記第1、第2切欠線を形成して
あるから、例えば、前記折曲片や充填材注入孔を予めプ
レス機械等で折曲加工しておく場合に比べると、加工コ
ストの低廉化を図ることができる。 前記折曲片は、鍔状スリーブ固定部材の複数箇所の
部位を肉厚方向に折曲することによって形成されるか
ら、その折曲片は、折曲方向とは直交する方向の側面部
で貫通孔内壁に接当する。従って、貫通孔内壁から反力
を受けても曲がりにくくなって、鍔状スリーブ固定部材
を薄肉材で製作でき、鍔状スリーブ固定部材の製作が容
易で、材料費の低廉化を図ることができる。 前記第2切欠線は、前記折曲片の貫通孔内壁に対す
る接当面部が、折曲片の遊端部側ほど前記鍔状スリーブ
固定部材の軸芯に近接する傾斜面部になるように形成し
てあるから、前記折曲片の端部を貫通孔内壁に引っ掛か
りにくくすることができる。 折曲片形成予定部は、前記第二隙間があまり大きく
ないことから細長い形状になりやすく、そのために、例
えば、開口形成予定部を鍔状スリーブ固定部材の鍔面部
に周方向に沿って複数設ける場合、開口形成予定部とは
別個の位置に折曲片形成予定部を形成するとすれば、折
曲片形成予定部にスペースを取られて、開口形成予定部
を大きくすることが困難であるが、上記構成によれば、
前記第2切欠線は開口形成予定部内に設けてあるから、
開口形成予定部のためのスペースとは別個に折曲片形成
予定部を形成する必要がなく、上記のような場合でも、
隣接する開口形成予定部同士を近接させた状態にして、
開口形成予定部の総面積を大きくして充填材注入孔を大
きくでき、充填材を充填しやすくすることができる。
【0007】
【発明の効果】従って、支持棒の組付け作業や釘等の打
ち付け作業をすることなく構造体に取付けることがで
き、しかも、その取付け作業においては、貫通スリーブ
の出しろを、施工現場の状況に合わせて簡単に調節する
ことができ(上記)、貫通スリーブを、例えば貫通孔
と同芯になるような位置に容易に配置でき(同)、折
曲片を貫通孔内壁に引っ掛かりにくくすることができ
(同)、充填材注入孔を大きくして充填材を充填しや
すくすることができ、充填材を充填しやすくすることが
できる(同)から、構造体への取付け作業の作業性を
向上させることができ、また、構造体の厚みが薄い場合
であっても、耐火構造上における充填材の必要充填長さ
を充分確保することができる(同)から耐火性能に優
れ、さらに、鍔状スリーブ固定部材の製作が容易で、材
料費の低廉化を図ることができる(同)上に、例え
ば、前記折曲片や充填材注入孔を、予めプレス機械等で
折曲加工しておく場合に比べると、加工コストの低廉化
を図ることができる(同)から経済性に優れる充填材
脱落防止具を提供することができた。
ち付け作業をすることなく構造体に取付けることがで
き、しかも、その取付け作業においては、貫通スリーブ
の出しろを、施工現場の状況に合わせて簡単に調節する
ことができ(上記)、貫通スリーブを、例えば貫通孔
と同芯になるような位置に容易に配置でき(同)、折
曲片を貫通孔内壁に引っ掛かりにくくすることができ
(同)、充填材注入孔を大きくして充填材を充填しや
すくすることができ、充填材を充填しやすくすることが
できる(同)から、構造体への取付け作業の作業性を
向上させることができ、また、構造体の厚みが薄い場合
であっても、耐火構造上における充填材の必要充填長さ
を充分確保することができる(同)から耐火性能に優
れ、さらに、鍔状スリーブ固定部材の製作が容易で、材
料費の低廉化を図ることができる(同)上に、例え
ば、前記折曲片や充填材注入孔を、予めプレス機械等で
折曲加工しておく場合に比べると、加工コストの低廉化
を図ることができる(同)から経済性に優れる充填材
脱落防止具を提供することができた。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0009】図1に示すように、構造体の一例であるコ
ンクリート壁1の貫通孔2に挿通する空調配管3(被覆
長尺体の一例)を、充填材脱落防止具Aと、モルタル
M、熱膨張性耐火パテ4(共に充填材の一例)とで貫通
孔2に密閉状態に固定して耐火構造を構成してある。
ンクリート壁1の貫通孔2に挿通する空調配管3(被覆
長尺体の一例)を、充填材脱落防止具Aと、モルタル
M、熱膨張性耐火パテ4(共に充填材の一例)とで貫通
孔2に密閉状態に固定して耐火構造を構成してある。
【0010】前記空調配管3は、銅管からなる配管本体
3aを発泡樹脂製断熱部材3bで被覆して構成してあ
る。
3aを発泡樹脂製断熱部材3bで被覆して構成してあ
る。
【0011】前記充填材脱落防止具Aは板金で形成して
あり、詳述すると、図1、図2に示すように、外周面に
雄ネジ部5aを備え、且つ、貫通孔2に挿通した空調配
管3に、貫通孔2内で第一隙間Dをあけた状態に外嵌可
能で、貫通孔内壁Wに対して第二隙間Nをあけた状態に
内嵌可能な貫通スリーブ5を設け、前記空調配管3に外
嵌した状態の貫通スリーブ5の端部に螺合して、貫通ス
リーブ5の端部の開口部を塞ぐ蓋部材6を一対設け、前
記雄ネジ部5aに螺合自在な雌ネジ部7a(前記貫通ス
リーブ5に外嵌係止自在な係止部の一例)を内周面に備
える円筒部9と、前記雌ネジ部7aを前記雄ネジ部5a
に螺合させた状態で、貫通孔2の開口部周りのコンクリ
ート壁1に接当して前記第2隙間Nを覆うリング状の鍔
面部8とからなる鍔状スリーブ固定部材7を一対設けて
前記充填材脱落防止具Aを構成してある。
あり、詳述すると、図1、図2に示すように、外周面に
雄ネジ部5aを備え、且つ、貫通孔2に挿通した空調配
管3に、貫通孔2内で第一隙間Dをあけた状態に外嵌可
能で、貫通孔内壁Wに対して第二隙間Nをあけた状態に
内嵌可能な貫通スリーブ5を設け、前記空調配管3に外
嵌した状態の貫通スリーブ5の端部に螺合して、貫通ス
リーブ5の端部の開口部を塞ぐ蓋部材6を一対設け、前
記雄ネジ部5aに螺合自在な雌ネジ部7a(前記貫通ス
リーブ5に外嵌係止自在な係止部の一例)を内周面に備
える円筒部9と、前記雌ネジ部7aを前記雄ネジ部5a
に螺合させた状態で、貫通孔2の開口部周りのコンクリ
ート壁1に接当して前記第2隙間Nを覆うリング状の鍔
面部8とからなる鍔状スリーブ固定部材7を一対設けて
前記充填材脱落防止具Aを構成してある。
【0012】前記貫通スリーブ5は、前記貫通孔2より
も長い円筒体で構成してある。前記蓋部材6は、貫通ス
リーブ5の端部に螺合自在なネジ部6aと、前記貫通ス
リーブ5内の第一隙間Dに充填されたパテ4を受け止め
る円板状の受止め部6bとから構成してあり、前記受止
め部6bには、前記空調配管3を挿通自在な挿通孔6c
を設けてある。また、図2に示すように、第1蓋部材6
は、周方向に二分割してあり、各分割部材どうしを、互
いの一端部間に設けたヒンジ6dを介して揺動自在に連
結し、互いの他端部に、その他端部どうしを接当させた
状態でボルトBで固定するボルト固定部6eを設けてあ
る。
も長い円筒体で構成してある。前記蓋部材6は、貫通ス
リーブ5の端部に螺合自在なネジ部6aと、前記貫通ス
リーブ5内の第一隙間Dに充填されたパテ4を受け止め
る円板状の受止め部6bとから構成してあり、前記受止
め部6bには、前記空調配管3を挿通自在な挿通孔6c
を設けてある。また、図2に示すように、第1蓋部材6
は、周方向に二分割してあり、各分割部材どうしを、互
いの一端部間に設けたヒンジ6dを介して揺動自在に連
結し、互いの他端部に、その他端部どうしを接当させた
状態でボルトBで固定するボルト固定部6eを設けてあ
る。
【0013】前記鍔状スリーブ固定部材7の鍔面部8の
外周側の端部は、軸芯方向に全周にわたって折曲してあ
り、その折曲した端部を、前記コンクリート内壁Wに対
する接当部7bにしてある。また、前記雌ネジ部7a
は、円筒部9の内周面の周方向複数箇所にのみネジ山を
形成してある。そして、図2、図3(イ)に示すよう
に、前記鍔面部8の周方向複数箇所の部位に、それらの
部位を肉厚方向に折曲することによって充填材注入孔8
aを形成する第1切欠線L1を設け、前記部位を前記肉
厚方向に折曲することによって貫通孔内壁Wに接当可能
な折曲片18を形成する第2切欠線L2を、前記第1切
欠線L1で囲まれた開口形成予定部17内に設けてあ
る。前記第1切欠線L1は、前記開口形成予定部17が
前記鍔面部8の周方向に沿った形になるように形成して
ある。また、開口形成予定部17の第1折曲予定部17
Aと、第2切欠線L2で囲まれた折曲片形成予定部19
の第2折曲予定部19Aとを、開口形成予定部17の周
方向の一端部側に設け、第1折曲予定部17Aを第2折
曲予定部19Aよりも鍔面部8の径方向外方側に配置し
てある。前記第2切欠線L2は、貫通孔内壁Wに対する
折曲片18の接当面部18Aが、折曲片18の遊端部側
ほど鍔状スリーブ固定部材7の軸芯に近接する傾斜面部
になるように形成してある。
外周側の端部は、軸芯方向に全周にわたって折曲してあ
り、その折曲した端部を、前記コンクリート内壁Wに対
する接当部7bにしてある。また、前記雌ネジ部7a
は、円筒部9の内周面の周方向複数箇所にのみネジ山を
形成してある。そして、図2、図3(イ)に示すよう
に、前記鍔面部8の周方向複数箇所の部位に、それらの
部位を肉厚方向に折曲することによって充填材注入孔8
aを形成する第1切欠線L1を設け、前記部位を前記肉
厚方向に折曲することによって貫通孔内壁Wに接当可能
な折曲片18を形成する第2切欠線L2を、前記第1切
欠線L1で囲まれた開口形成予定部17内に設けてあ
る。前記第1切欠線L1は、前記開口形成予定部17が
前記鍔面部8の周方向に沿った形になるように形成して
ある。また、開口形成予定部17の第1折曲予定部17
Aと、第2切欠線L2で囲まれた折曲片形成予定部19
の第2折曲予定部19Aとを、開口形成予定部17の周
方向の一端部側に設け、第1折曲予定部17Aを第2折
曲予定部19Aよりも鍔面部8の径方向外方側に配置し
てある。前記第2切欠線L2は、貫通孔内壁Wに対する
折曲片18の接当面部18Aが、折曲片18の遊端部側
ほど鍔状スリーブ固定部材7の軸芯に近接する傾斜面部
になるように形成してある。
【0014】図1は、前記開口形成予定部17を、貫通
孔2の外方側に夫々折曲して充填材注入孔8aを形成し
(図3(ロ)参照)、前記折曲片形成予定部19を貫通
孔2の内方側に夫々折曲して折曲片18を貫通孔内壁W
に接当させた状態を示している。そして、夫々の折曲片
18の接当力によって前記貫通スリーブ5を前記貫通孔
2のほぼ中央に位置させてある。上記のように、前記折
曲片18の接当面部18Aが、遊端部側ほど前記鍔状ス
リーブ固定部材7の軸芯に近接する傾斜面部になってい
るから、貫通孔内壁Wに前記折曲片18が引っ掛かり難
く、且つ、内径の少々異なる貫通孔2にも対応できる。
なお、開口形成予定部17は、モルタルMが固化した後
に折曲部周りにねじって鍔面部8から切り離す(図3
(ハ)参照)。この場合、上記のように、開口形成予定
部17が前記鍔面部8の周方向に沿った形になってお
り、開口形成予定部17の第1折曲予定部17Aと、折
曲片形成予定部19の第2折曲予定部19Aとを、開口
形成予定部17の周方向の一端部側に設け、第1折曲予
定部17Aを第2折曲予定部19Aよりも鍔面部8の径
方向外方側に配置してあるから、開口形成予定部17の
周方向の他端部側のねじり操作部と前記折曲部との距離
が大きくなり、ねじりの際の回転半径が大きくなって、
軽い力で開口形成予定部17を鍔面部8から切り離すこ
とができる。
孔2の外方側に夫々折曲して充填材注入孔8aを形成し
(図3(ロ)参照)、前記折曲片形成予定部19を貫通
孔2の内方側に夫々折曲して折曲片18を貫通孔内壁W
に接当させた状態を示している。そして、夫々の折曲片
18の接当力によって前記貫通スリーブ5を前記貫通孔
2のほぼ中央に位置させてある。上記のように、前記折
曲片18の接当面部18Aが、遊端部側ほど前記鍔状ス
リーブ固定部材7の軸芯に近接する傾斜面部になってい
るから、貫通孔内壁Wに前記折曲片18が引っ掛かり難
く、且つ、内径の少々異なる貫通孔2にも対応できる。
なお、開口形成予定部17は、モルタルMが固化した後
に折曲部周りにねじって鍔面部8から切り離す(図3
(ハ)参照)。この場合、上記のように、開口形成予定
部17が前記鍔面部8の周方向に沿った形になってお
り、開口形成予定部17の第1折曲予定部17Aと、折
曲片形成予定部19の第2折曲予定部19Aとを、開口
形成予定部17の周方向の一端部側に設け、第1折曲予
定部17Aを第2折曲予定部19Aよりも鍔面部8の径
方向外方側に配置してあるから、開口形成予定部17の
周方向の他端部側のねじり操作部と前記折曲部との距離
が大きくなり、ねじりの際の回転半径が大きくなって、
軽い力で開口形成予定部17を鍔面部8から切り離すこ
とができる。
【0015】上述の貫通スリーブ5・蓋部材6・スリー
ブ固定部材7は、金属によって形成してあるために、火
災が生じた場合にも、前記耐火パテ4・モルタルMと共
に、前記貫通孔2の密閉状態を維持し、貫通孔2を通し
た炎や煙の流通を防ぐことができる。
ブ固定部材7は、金属によって形成してあるために、火
災が生じた場合にも、前記耐火パテ4・モルタルMと共
に、前記貫通孔2の密閉状態を維持し、貫通孔2を通し
た炎や煙の流通を防ぐことができる。
【0016】本実施例の充填材脱落防止具Aによれば、
貫通スリーブ5に螺合させた両スリーブ固定部材7によ
ってコンクリート壁1を挟みこむだけで、貫通孔2のほ
ぼ中央に充填材脱落防止具Aを取り付けることができ、
蓋部材6を設置して耐火パテ4・モルタルMを第一隙間
D・第二隙間Nに各別に充填するだけで、簡単に空調配
管3を貫通孔2に固定することができ、例えば、火災が
生じて空調配管3の断熱部材3bが燃焼しても、その部
分は熱膨張した耐火パテ4が埋めつくし、貫通孔2内に
炎や煙が通過する隙間を発生させない状態を維持するこ
とができる。また、前記耐火パテ4の前記空調配管3長
手方向への熱膨張作用を、前記蓋部材6によって阻止で
きるから、耐火パテ4の熱膨張のほとんどを、空調配管
3の径方向に沿った内側(配管本体3a)へ向けて作用
させることができる。
貫通スリーブ5に螺合させた両スリーブ固定部材7によ
ってコンクリート壁1を挟みこむだけで、貫通孔2のほ
ぼ中央に充填材脱落防止具Aを取り付けることができ、
蓋部材6を設置して耐火パテ4・モルタルMを第一隙間
D・第二隙間Nに各別に充填するだけで、簡単に空調配
管3を貫通孔2に固定することができ、例えば、火災が
生じて空調配管3の断熱部材3bが燃焼しても、その部
分は熱膨張した耐火パテ4が埋めつくし、貫通孔2内に
炎や煙が通過する隙間を発生させない状態を維持するこ
とができる。また、前記耐火パテ4の前記空調配管3長
手方向への熱膨張作用を、前記蓋部材6によって阻止で
きるから、耐火パテ4の熱膨張のほとんどを、空調配管
3の径方向に沿った内側(配管本体3a)へ向けて作用
させることができる。
【0017】〔別実施例〕以下に別実施例を説明する。
【0018】〈1〉 前記構造体1は、先の実施例で説
明したコンクリート壁に限らず、他の材質で形成してあ
るものや、スラブ・梁・柱等であってもよく、且つ、中
空構造のものであってもよい。それらを総称して構造体
という。また、前記被覆長尺体3は、空調配管に限ら
ず、例えば、電線や給湯配管等であってもよく、それら
を含めて被覆長尺体と総称する。
明したコンクリート壁に限らず、他の材質で形成してあ
るものや、スラブ・梁・柱等であってもよく、且つ、中
空構造のものであってもよい。それらを総称して構造体
という。また、前記被覆長尺体3は、空調配管に限ら
ず、例えば、電線や給湯配管等であってもよく、それら
を含めて被覆長尺体と総称する。
【0019】〈2〉 前記充填材4は、耐火パテ4に限
らず、例えば、モルタルや一般的なパテ等であってもよ
い。
らず、例えば、モルタルや一般的なパテ等であってもよ
い。
【0020】〈3〉 前記被覆長尺体3を挿通自在な前
記蓋部材6の挿通孔6cは、その形状が先の実施例で説
明した円形に限るものではなく、例えば、楕円形や、挿
通する被覆長尺体3の断面形状に合わせた形状に形成し
てあってもよく、そうすることで、被覆長尺体3との間
の隙間を減らし、より第二空間Dの密閉度をよくして、
耐火パテ4の熱膨張を配管本体3a周囲に作用させるこ
とができる。
記蓋部材6の挿通孔6cは、その形状が先の実施例で説
明した円形に限るものではなく、例えば、楕円形や、挿
通する被覆長尺体3の断面形状に合わせた形状に形成し
てあってもよく、そうすることで、被覆長尺体3との間
の隙間を減らし、より第二空間Dの密閉度をよくして、
耐火パテ4の熱膨張を配管本体3a周囲に作用させるこ
とができる。
【0021】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】構造体への断熱材脱落防止具の取付状態を表す
断面図
断面図
【図2】断熱材脱落防止具を表す分解斜視図
【図3】(イ)開口形成予定部と折曲片形成予定部を折
曲する前の状態を表す斜視図 (ロ)開口形成予定部と折曲片形成予定部を折曲した状
態を表す斜視図 (ハ)開口形成予定部を鍔面部から切り離した状態を表
す斜視図
曲する前の状態を表す斜視図 (ロ)開口形成予定部と折曲片形成予定部を折曲した状
態を表す斜視図 (ハ)開口形成予定部を鍔面部から切り離した状態を表
す斜視図
1 構造体 2 貫通孔 3 被覆長尺体 4 充填材 5 貫通スリーブ 6 蓋部材 7 スリーブ固定部材 7a 係止部 7b 接当部 8 鍔面部 8a 充填材注入口 17 開口形成予定部 17A 第1折曲予定部 18 折曲片 18A 接当面部 19 折曲片形成予定部 19A 第2折曲予定部 D 第一隙間 K スリーブ位置決め手段 L1 第1切欠線 L2 第2切欠線 M 充填材 N 第二隙間 W 貫通孔内壁
Claims (2)
- 【請求項1】 構造体(1)に設けた貫通孔(2)に挿
通した被覆長尺体(3)と、前記貫通孔(2)との間の
空間に、その空間を閉塞するための充填材(4、M)を
充填した状態で、前記貫通孔(2)から前記充填材
(4,M)が脱落するのを防止するための充填材脱落防
止具であって、 前記貫通孔(2)内で前記被覆長尺体(3)に対して第
一隙間(D)をあけた状態に外嵌可能で、且つ、貫通孔
内壁(W)に対して第二隙間(N)をあけた状態に内嵌
可能な筒状の貫通スリーブ(5)を設け、前記被覆長尺
体(3)に外嵌状態の前記貫通スリーブ(5)の端部に
係合して、前記貫通スリーブ(5)端部の開口を塞ぐ蓋
部材(6)を設け、前記貫通スリーブ(5)に外嵌係止
自在な係止部(7a)を内周面に備え、且つ、前記構造
体(1)の貫通孔開口面に接当可能な接当部(7b)を
備えた一対の板金製の鍔状スリーブ固定部材(7)を設
け、前記鍔状スリーブ固定部材(7)の鍔面部(8)の
周方向複数箇所の部位に、それらの部位を前記鍔状スリ
ーブ固定部材(7)の肉厚方向に折曲することによって
充填材注入孔(8a)を形成する第1切欠線(L1)を
設け、前記部位を前記肉厚方向に折曲することによって
前記貫通孔内壁(W)に接当可能な折曲片(18)を形
成する第2切欠線(L2)を、前記第1切欠線(L1)
で囲まれた開口形成予定部(17)内に設け、前記貫通
孔内壁(W)に対する前記折曲片(18)の接当面部
(18A)が、前記折曲片(18)の遊端部側ほど前記
鍔状スリーブ固定部材(7)の軸芯に近接する傾斜面部
になるように、前記第2切欠線(L2)を形成してある
充填材脱落防止具。 - 【請求項2】 前記開口形成予定部(17)が前記鍔面
部(8)の周方向に沿うように前記第1切欠線(L1)
を形成し、前記開口形成予定部(17)の第1折曲予定
部(17A)と、前記第2切欠線(L2)で囲まれた折
曲片形成予定部(19)の第2折曲予定部(19A)と
を、前記開口形成予定部(17)の周方向の一端部側に
設け、前記第1折曲予定部(17A)を前記第2折曲予
定部(19A)よりも前記鍔面部(8)の径方向外方側
に配置してある請求項1記載の充填材脱落防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5203112A JPH0755064A (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 充填材脱落防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5203112A JPH0755064A (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 充填材脱落防止具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0755064A true JPH0755064A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16468604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5203112A Pending JPH0755064A (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 充填材脱落防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755064A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006153075A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Mirai Ind Co Ltd | 管・ケーブル保持具、及びその保持構造 |
JP2010216119A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Sekisui House Ltd | ダクト継手及びダクト接続構造 |
AT505746B1 (de) * | 2007-07-23 | 2012-09-15 | Kamleithner Maly Uta Ing Mag | Brandschutzanlage für gebäude |
-
1993
- 1993-08-17 JP JP5203112A patent/JPH0755064A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006153075A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Mirai Ind Co Ltd | 管・ケーブル保持具、及びその保持構造 |
AT505746B1 (de) * | 2007-07-23 | 2012-09-15 | Kamleithner Maly Uta Ing Mag | Brandschutzanlage für gebäude |
JP2010216119A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Sekisui House Ltd | ダクト継手及びダクト接続構造 |
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