JP4753846B2 - 防火措置用枠体 - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブルや樹脂管等の可燃性長尺体を貫通状態で配設するために耐火中空壁等の耐火構造体に貫通形成されている貫通孔を防火措置する防火措置用枠体に関する。
詳しくは、耐火構造体に貫通形成された矩形状の貫通孔の一方の開口から装着される二枚の第1長辺カバーと二枚の第1短辺カバーとの組み合わせからなる第1環状枠と、前記貫通孔の他方の開口から装着される二枚の第2長辺カバーと二枚の第2短辺カバーとの組み合わせからなる第2環状枠を備え、前記第1長辺カバー及び第2長辺カバーの各々は、前記貫通孔の開口周縁に当接する取付け板部と、相手側と重合して貫通孔の長辺側内面を形成するカバー板部とを折り曲げ形成してある板金から構成され、前記第1短辺カバーと第2短辺カバーの各々は、前記貫通孔の開口周縁に当接する取付け板部と、相手側と重合して貫通孔の短辺側内面を形成するカバー板部、及び前記長辺カバーのカバー板部における長辺方向端部に重合する重合板部とを折り曲げ形成してある板金から構成されている防火措置用枠体に関する。
従来の防火措置用枠体では、図12、図13に示すように、前記第1環状枠B1の第1長辺カバー53を構成するカバー板部53Bの先端側中間部分に、該カバー板部53Bの外面との間に第1短辺カバー54の重合板部54Cを長辺方向から差し込み接続可能な挾持空間を構成する挾持板部53Cを折り曲げ形成するとともに、前記第2環状枠B2の第2長辺カバー55におけるカバー板部55Bを、スリット57によって長辺方向で三つの部分に分離して、この分離された中央板部分55aと側方板部分55bとを、第1環状枠B1の第1長辺カバー53を構成するカバー板部53B及び挾持板部53Cに対して差し込み接続可能な段差を付けた状態で折り曲げ形成し、更に、前記第2環状枠B2の第2短辺カバー56におけるカバー板部56Bを、スリット58によって短辺方向で三つの部分に分離して、この分離された中央板部分56aと側方板部分56bとを、第1環状枠Bの第1短辺カバー54を構成するカバー板部54Bに対して差し込み接続可能な段差を付けた状態で折り曲げ形成していた。
また、前記第1長辺カバー53の取付け板部53A、第1短辺カバー54の取付け板部54A、第2長辺カバー55の取付け板部55A、第2短辺カバー56の取付け板部56Aの各々には、前記耐火構造体A(A1,A2)における貫通孔2の開口周縁にビス11や釘等で取付けるための取付け孔10が形成されている。
従来の防火措置用枠体では、前記第1長辺カバー53を構成するカバー板部53Bに幅広の挾持板部53Cを折り曲げ形成し、更に、前記第2長辺カバー55のカバー板部55B及び第2短辺カバー56のカバー板部56Bの各々を長手方向で三分割して、第1長辺カバー53のカバー板部53B及び挾持板部53Cと第1短辺カバー54のカバー板部54Bに対して差し込み可能な段差付けを行う必要があるため、防火措置用枠体全体が重量化するばかりでなく、折り曲げ加工の工程数の増加と加工の煩雑化し、しかも、4種類のパーツに分かれるため、製造コストの高騰化を招来していた。
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、第1環状枠の第1長辺カバーと第1短辺カバーとの組付け時の位置合わせ、及び第2環状枠の第2長辺カバーと第2短辺カバーとの組付け時の位置合わせを確実、容易に行うことができるものでありながら、製造コストの低廉化と軽量化を図ることのできる防火措置用枠体を提供する点にある。
本発明による第1の特徴構成は、耐火構造体に貫通形成された矩形状の貫通孔の一方の開口から装着される二枚の第1長辺カバーと二枚の第1短辺カバーとの組み合わせからなる第1環状枠と、前記貫通孔の他方の開口から装着される二枚の第2長辺カバーと二枚の第2短辺カバーとの組み合わせからなる第2環状枠を備え、前記第1長辺カバー及び第2長辺カバーの各々は、前記貫通孔の開口周縁に当接する取付け板部と、相手側と重合して貫通孔の長辺側内面を形成するカバー板部とを折り曲げ形成してある板金から構成され、前記第1短辺カバーと第2短辺カバーの各々は、前記貫通孔の開口周縁に当接する取付け板部と、相手側と重合して貫通孔の短辺側内面を形成するカバー板部、及び前記長辺カバーのカバー板部における長辺方向端部に重合する重合板部とを折り曲げ形成してある板金から構成されている防火措置用枠体であって、
前記短辺カバーの重合板部と前記長辺カバーのカバー板部との重合箇所における貫通孔奥側の相対向する部位には、これら両者が所定取付け位置にあるとき係合して両者の長辺方向での相対移動を規制する第1規制手段が設けられ、前記長辺カバーの取付け板部と短辺カバーの取付け板部との相対向する部位には、これら両者が所定取付け位置にあるとき係合して、長辺カバーに対する短辺カバーの長辺方向外方への移動を規制する第2規制手段が設けられているとともに、前記長辺カバーの取付け板部と短辺カバーの重合板部との相対向する部位には、これら両者が所定取付け位置にあるとき係合して、長辺カバーに対する短辺カバーの貫通孔外方側への移動を規制する第3規制手段が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、例えば、前記貫通孔の一方の開口側から第1環状枠の二枚の第1長辺カバー及び二枚の第1短辺カバーを装着したとき、第1短辺カバーの重合板部と第1長辺カバーのカバー板部との重合箇所における貫通孔奥側部位に設けられた第1規制手段による係合作用により、所定取付け位置にある両者の長辺方向での相対移動を規制することができる。
更に、前記貫通孔の開口側においては、長辺カバーの取付け板部と短辺カバーの取付け板部との相対向する部位に設けられた第2規制手段による係合作用により、所定取付け位置にある長辺カバーに対する短辺カバーの長辺方向外方への移動を規制することができるとともに、前記長辺カバーの取付け板部と短辺カバーの重合板部との相対向する部位に設けられた第3規制手段による係合作用により、所定取付け位置にある長辺カバーに対する短辺カバーの貫通孔外方側への移動を規制することができる。
また、前記貫通孔の他方の開口側から装着される第2環状枠の二枚の第2長辺カバー及び二枚の第2短辺カバーも、上述と同様に前記第1〜第3規制手段の係合作用によって所定取付け位置に規制することができる。
従って、前記第1〜第3規制手段が、短辺カバーの重合板部と長辺カバーのカバー板部との重合箇所における貫通孔奥側部位、長辺カバーの取付け板部と短辺カバーの取付け板部との相対向する部位、長辺カバーの取付け板部と短辺カバーの重合板部との相対向する部位といった局部的な部位に形成されているため、第1環状枠の第1長辺カバーと第1短辺カバーとの組付け時の位置合わせ、及び第2環状枠の第2長辺カバーと第2短辺カバーとの組付け時の位置合わせを確実、容易に行うことができるものでありながら、製造コストの低廉化と軽量化を図ることができる。
本発明による第2の特徴構成は、前記第1規制手段が、前記長辺カバーのカバー板部に対する短辺カバーの重合板部の貫通孔奥側への移動をも規制する構成である点
上記特徴構成によれば、前記第1規制手段による係合作用により、前記長辺カバーのカバー板部に対する短辺カバーの重合板部の長辺方向での相対移動のみならず貫通孔奥側への移動をも規制することができるから、前記第3規制手段による係合作用との協働により、長辺カバーに対する短辺カバーの貫通孔軸線方向での相対移動を規制することができ、組付けの容易化と確実化を図ることができる。
本発明による第3の特徴構成は、前記第1規制手段が、前記長辺カバーのカバー板部に突出形成された突起と、この突起に対して長辺方向両側と貫通孔開口側の三方向から係合可能な状態で短辺カバーの重合板部に切欠き形成された係合凹部から構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記長辺カバーのカバー板部に突起を突出形成し、短辺カバーの重合板部に係合凹部を切欠き形成するだけの簡単かつ安価な改造をもって、長辺カバーに対する短辺カバーの位置ずれを規制する第1規制手段を構成することができる。
本発明による第4の特徴構成は、前記第2規制手段が、前記短辺カバーの取付け板部の短辺方向端面とこれに対向する長辺カバーの取付け板部における内側辺の長手方向端部に形成された係止段部から構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記短辺カバーの取付け板部と長辺カバーの取付け板部との突合せ箇所に係止段部を形成するだけで簡単かつ安価な改造をもって、長辺カバーに対する短辺カバーの長辺方向外方への移動を規制する第2規制手段を構成することができる。
本発明による第5の特徴構成は、前記第3規制手段が、前記長辺カバーの取付け板部における内側辺の長手方向端部側に、長辺カバーのカバー板部に重合配置された短辺カバーの重合板部の貫通孔開口側端面と当接可能な状態で切り越し形成された規制板片から構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記長辺カバーの取付け板部における内側辺の長手方向端部側に規制板片を切り越し形成するだけの簡単かつ安価な改造をもって、所定取付け位置にある長辺カバーに対する短辺カバーの貫通孔外方側への移動を規制する第3規制手段を構成することができる。
〔第1実施形態〕
図1〜図11は、を示し、耐火構造体の一例で、石膏ボードやケイ酸カルシュウム板等の耐火壁材A1,A2を設定間隔Sをあけて対設してなる中空耐火間仕切壁Aにおいて、ケーブルや樹脂管等の可燃性長尺体1を貫通状態で配設するために貫通形成されている矩形状の貫通孔2を防火措置する防火措置用枠体Bを示し、前記中空耐火間仕切壁Aの貫通孔2の一方の開口から装着される二枚の第1長辺カバー3と二枚の第1短辺カバー4との組み合わせからなる第1環状枠B1と、前記貫通孔2の他方の開口から装着される二枚の第2長辺カバー5と二枚の第2短辺カバー6との組み合わせからなる第2環状枠B2とから構成されている。
前記第1長辺カバー3及び第2長辺カバー5の各々は、前記中空耐火間仕切壁Aにおける貫通孔2の開口周縁の長辺側に当接する取付け板部3A,5Aと、貫通孔軸線方向での相手側と重合して貫通孔2の長辺側内面を形成するカバー板部3B,5Bとを折り曲げ形成してある溶融亜鉛メッキ鋼板等の板金から構成されているとともに、前記取付け板部3A,5Aの長辺方向複数箇所の各々には、前記耐火壁材A1,A2における貫通孔2の開口周縁にビス11や釘等で取付けるための取付け孔10が形成されている。
前記第1短辺カバー4と第2短辺カバー6の各々は、前記中空耐火間仕切壁Aにおける貫通孔2の開口周縁の短辺側に当接する取付け板部4A,6Aと、貫通孔軸線方向での相手側と重合して貫通孔2の短辺側内面を形成するカバー板部4B,6B、及び前記長辺カバー3,5のカバー板部3B,5Bにおける内面の長辺方向端部に重合する重合板部4C,6Cとを折り曲げ形成してある溶融亜鉛メッキ鋼板等の板金から構成されているとともに、前記取付け板部4A,6Aの短辺方向中央位置には、前記耐火壁材A1,A2における貫通孔2の開口周縁にビス11や釘等で取付けるための取付け孔10が形成されている。
そして、図1〜図4に示すように、前記短辺カバー4,6の重合板部4C,6Cと前記長辺カバー3,5のカバー板部3B,5Bとの重合箇所における貫通孔2奥側(貫通孔2の軸線方向中央側)の相対向する部位には、これら両者、つまり、第1長辺カバー3と第1短辺カバー4及び第2長辺カバー5と第2短辺カバー6とが夫々所定取付け位置にあるとき係合して、両者の長辺方向での相対移動を規制すると同時に前記長辺カバー3,5のカバー板部3B,5Bに対する短辺カバー4,6の重合板部4C,6Cの貫通孔2奥側への移動をも規制する第1規制手段7が設けられている。
この第1規制手段7は、図8〜図11に示すように、前記長辺カバー3,5のカバー板部3B,5Bに内面側に膨出する状態で突出形成された矩形状の突起7aと、この突起7aに対して長辺方向両側と貫通孔開口側の三方向から係合可能な状態で短辺カバー4,6の重合板部4C,6Cに切欠き形成された係合凹部7bから構成されているとともに、前記突起7aが係合凹部7bに係合したとき、該突起7aの内面が重合板部4C,6Cの上面よりも突出しないように、前記突起7aの突出代が重合板部4C,6Cの板厚よりも小に構成されている。
また、図1〜図4に示すように、前記長辺カバー3,5の取付け板部3A,5Aと短辺カバー4,6の取付け板部4A,6Aとの相対向する突合せ部位には、これら両者、つまり、第1長辺カバー3と第1短辺カバー4及び第2長辺カバー5と第2短辺カバー6とが夫々が所定取付け位置にあるとき係合して、長辺カバー3,5に対する短辺カバー4,6の長辺方向外方側への移動を規制する第2規制手段8が設けられている。
この第2規制手段8は、図6、図7に示すように、前記短辺カバー4,6の取付け板部4A,6Aの短辺方向端面のうち、長辺方向の外側に位置する外側端面部分4a,6aを長辺方向の内側に位置する内側端面部分4b,6bよりも短辺方向中央側に窪ませて、階段状の係止段部8aが形成されているとともに、この係止段部8aに対向する長辺カバー3,5の取付け板部3A,5Aにおける内側辺の長辺方向両端部のうち、長辺方向の外側に位置する外側端面部分3a,5aを長辺方向の内側に位置する内側端面部分3b,5bよりも短辺方向中央側に突出させて、階段状の係止段部8bが形成され、前記短辺カバー4,6の取付け板部4A,6Aと長辺カバー3,5の取付け板部3A,5Aとの突合せ箇所における両係止段部8a,8bの係合により、長辺カバー3,5に対する短辺カバー4,6の長辺方向外方側への移動を接当規制するように構成されている。
更に、図1〜図4に示すように、前記長辺カバー3,5の取付け板部3A,5Aと短辺カバー4,6の重合板部4C,6Cとの相対向する部位には、これら両者、つまり、第1長辺カバー3と第1短辺カバー4及び第2長辺カバー5と第2短辺カバー6とが夫々が所定取付け位置にあるとき係合して、長辺カバー3,5に対する短辺カバー4,6の貫通孔2外方側(貫通孔2の軸線方向外方側)への移動を規制する第3規制手段9が設けられている。
この第2規制手段9は、図6、図7に示すように、前記一方の係止段部8bを構成する内側端面部分3b,5bの長辺方向長さを、前記他方の係止段部8aを構成する内側端面部分4b,6bの長辺方向長さよりも大に構成するとともに、前記長辺カバー3,5の取付け板部3A,5Aにおける内側辺の長手方向端部、つまり、前記一方の係止段部8bを構成する内側端面部分3b,5bに相当する部位に、長辺カバー3,5のカバー板部3B,5Bに重合配置された短辺カバー4,6の重合板部4C,6Cにおける貫通孔2開口側の端面4d,6dと当接可能な状態で規制板片9aを、重合板部4C,6Cの板厚と同じ寸法で切り越し形成することにより構成されている。
また、図5に示すように、前記貫通孔2に装着された防火措置用枠体Bの内周面とこれに挿通された多数の可燃性長尺体1の外面との間の隙間には複数の耐火用充填材12が充填される。この耐火用充填材12の一例を挙げると、耐火材を主体とする耐火ブロックを袋体に袋詰してなる袋入耐火ブロック12Aに、熱膨張性耐火材を主体とする熱膨性張性耐火シートを可燃性の袋体に袋詰めしてなる袋入熱膨張性耐火シート12Bを、前記袋入耐火ブロック12Aの両端面が露出する状態で巻装するとともに、この袋入熱膨張性耐火シート12Bには、これの巻装方向と交差する方向に止着用の帯状の不織布バンド12Cを巻着して、袋入耐火ブロック12Aと袋入熱膨張性耐火シート12Bを一体的に構成してある。
〔その他の実施形態〕
(1) 上述の第1実施形態では、前記第1規制手段7を、前記長辺カバー3,5のカバー板部3B,5Bに内面側に膨出する状態で突出形成された矩形状の突起7aと、この突起7aに対して長辺方向両側と貫通孔開口側の三方向から係合可能な状態で短辺カバー4,6の重合板部4C,6Cに切欠き形成された係合凹部7bから構成したが、前記係合凹部7bに変えて、前記突起7aに対して長辺方向両側と貫通孔軸線方向両側の四方向から係合可能な状態で短辺カバー4,6の重合板部4C,6Cに貫通形成された係合孔から構成してもよい。
また、前記突起7aを三角柱状、円柱状、半球状等に形成してもよい。
要するに、前記第1規制手段7としては、前記短辺カバー4,6の重合板部4C,6Cと前記長辺カバー3,5のカバー板部3B,5Bとの重合箇所における貫通孔2奥側の相対向する部位において、これら両者が所定取付け位置にあるとき係合して両者の長辺方向での相対移動を規制することのできるものであれば、如何なる構造を採用してもよい。
(2) 前記第2規制手段としては、長辺カバー3,5の取付け板部3A,5Aと短辺カバー4,6の取付け板部4A,6Aとの相対向する部位において、これら両者が所定取付け位置にあるとき係合して、長辺カバー3,5に対する短辺カバー4,6の長辺方向外方への移動を規制することのできるものであれば、如何なる構造を採用してもよい。
(3) 前記第3規制手段としては、長辺カバー3,5の取付け板部3A,5Aと短辺カバー4,6の重合板部4C,6Cとの相対向する部位において、これら両者が所定取付け位置にあるとき係合して、長辺カバー3,5に対する短辺カバー4,6の貫通孔2外方側への移動を規制することのできるものであれば、如何なる構造を採用してもよい。
本願発明の防火措置用枠体の第1実施形態を示す第1環状枠の装着前の分解斜視図 第1環状枠の装着時の斜視図 第2環状枠の装着前の分解斜視図 第2環状枠の装着時の斜視図 防火措置用枠体の内周面と多数の可燃性長尺体の外面との間に複数の耐火用充填材を充填したときの斜視図 第2規制手段及び第3規制手段の拡大斜視図 (イ)(ロ)は第3規制手段の装着前と装着後の拡大断面側面図 第1規制手段の拡大斜視図 (イ)(ロ)は第1規制手段の装着前と装着後の拡大断面側面図 防火措置用枠体の分解断面側面図 防火措置用枠体の装着後の断面側面図 従来の防火措置用枠体の第1環状枠の装着前の分解斜視図 従来の防火措置用枠体の第2環状枠の装着前の分解斜視図
符号の説明
A 耐火構造体(中空耐火間仕切壁)
B 防火措置用枠体
B1 第1環状枠
B2 第2環状枠
1 可燃性長尺体
2 貫通孔
3 第1長辺カバー
3A 取付け板部
3B カバー板部
4 第1短辺カバー
4A 取付け板部
4B カバー板部
4C 重合板部
4d 開口側端面
5 第2長辺カバー
5A 取付け板部
5B カバー板部
6 第2短辺カバー
6A 取付け板部
6B カバー板部
6C 重合板部
7 第1規制手段
7a 突起
7b 係合凹部
8 第2規制手段
8a 係止段部
8b 係止段部
9 第3規制手段
9a 規制板片

Claims (5)

  1. 耐火構造体に貫通形成された矩形状の貫通孔の一方の開口から装着される二枚の第1長辺カバーと二枚の第1短辺カバーとの組み合わせからなる第1環状枠と、前記貫通孔の他方の開口から装着される二枚の第2長辺カバーと二枚の第2短辺カバーとの組み合わせからなる第2環状枠を備え、前記第1長辺カバー及び第2長辺カバーの各々は、前記貫通孔の開口周縁に当接する取付け板部と、相手側と重合して貫通孔の長辺側内面を形成するカバー板部とを折り曲げ形成してある板金から構成され、前記第1短辺カバーと第2短辺カバーの各々は、前記貫通孔の開口周縁に当接する取付け板部と、相手側と重合して貫通孔の短辺側内面を形成するカバー板部、及び前記長辺カバーのカバー板部における長辺方向端部に重合する重合板部とを折り曲げ形成してある板金から構成されている防火措置用枠体であって、
    前記短辺カバーの重合板部と前記長辺カバーのカバー板部との重合箇所における貫通孔奥側の相対向する部位には、これら両者が所定取付け位置にあるとき係合して両者の長辺方向での相対移動を規制する第1規制手段が設けられ、前記長辺カバーの取付け板部と短辺カバーの取付け板部との相対向する部位には、これら両者が所定取付け位置にあるとき係合して、長辺カバーに対する短辺カバーの長辺方向外方への移動を規制する第2規制手段が設けられているとともに、前記長辺カバーの取付け板部と短辺カバーの重合板部との相対向する部位には、これら両者が所定取付け位置にあるとき係合して、長辺カバーに対する短辺カバーの貫通孔外方側への移動を規制する第3規制手段が設けられている防火措置用枠体。
  2. 前記第1規制手段が、前記長辺カバーのカバー板部に対する短辺カバーの重合板部の貫通孔奥側への移動をも規制する構成である請求項1記載の防火措置用枠体。
  3. 前記第1規制手段が、前記長辺カバーのカバー板部に突出形成された突起と、この突起に対して長辺方向両側と貫通孔開口側の三方向から係合可能な状態で短辺カバーの重合板部に切欠き形成された係合凹部から構成されている請求項1又は請求項2記載の防火措置用枠体。
  4. 前記第2規制手段が、前記短辺カバーの取付け板部の短辺方向端面とこれに対向する長辺カバーの取付け板部における内側辺の長手方向端部に形成された係止段部から構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の防火措置用枠体。
  5. 前記第3規制手段が、前記長辺カバーの取付け板部における内側辺の長手方向端部側に、長辺カバーのカバー板部に重合配置された短辺カバーの重合板部の貫通孔開口側端面と当接可能な状態で切り越し形成された規制板片から構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の防火措置用枠体。
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