JPH0755063A - 熱媒体用配管の壁取付け構造 - Google Patents

熱媒体用配管の壁取付け構造

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JPH0755063A
JPH0755063A JP5228327A JP22832793A JPH0755063A JP H0755063 A JPH0755063 A JP H0755063A JP 5228327 A JP5228327 A JP 5228327A JP 22832793 A JP22832793 A JP 22832793A JP H0755063 A JPH0755063 A JP H0755063A
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JP
Japan
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casing
heat medium
pipe
rubber
medium pipe
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JP5228327A
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Nagayuki Ono
修幸 小野
Yoshimi Ono
芳美 小野
Toshimasa Aoki
俊征 青木
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JFE Engineering Corp
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁に貫通された熱媒体用配管の壁取付け構造
を提供する 【構成】 先行埋込管13とケーシング10との間に樹脂系
モルタルを充填してスリーブDを配設する。ケーシング
10と熱媒体用配管Aとの間の、建物内部側にシール機構
Cを配設し、埋設側にエポキシ樹脂モルタル4およびゴ
ム板5からなるサポート部Bを配設する。更に、埋設側
にスペーサー11、ケーシング端に止水用ゴムシート12を
設ける。埋め戻し後の圧密沈下および建物回りの地盤沈
下等によって熱媒体用配管Aに鉛直方向の土荷重が作用
した場合、サポート部Bで鉛直荷重を支持し、そして、
シール機構Cでシール性を保つ。 【効果】 サポート部Bとシール機構Cとの相乗効果に
より、壁に荷重を作用させず、電気絶縁性とシール性と
を作用させ、そして、地盤沈下に耐えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、蒸気管等の熱媒体用
配管を使用する地域冷暖房において、建物等の壁を貫通
した熱媒体用配管を前記壁に取り付けるための壁取付け
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の熱媒体用配管の壁取付け
構造の1例を示す断面図、図11は図10のA−A線断
面図、図12は図10のB−B線断面図である。図10
〜図12に示すように、熱媒体用配管Aは、内管(本
管)2と外管1と両管間の保温材3とからなる二重管で
ある。埋設側と建物内部側とを隔てた壁14の貫通孔に
は、筒状の先行埋込管30が嵌合配設されている。壁14を
貫通した熱媒体用配管Aの外管1の外周には筒状のケー
シング22が配設されている。先行埋込管30とケーシング
22との間には、樹脂系モルタル9が充填されている。外
管1とケーシング22との間にはグランドパッキン31が配
設されている。グランドパッキン31は、ケーシング22の
建物内部側からねじ込まれた複数のボルト24を介する治
具の先端によって埋設側方向に押し込まれ、ボルト24の
締め付けによって固定されている。また、グランドパッ
キン31の埋設側には、外管1の外周面と接触する環状の
膨潤ゴム25が外管1の周方向に配設されている。更に、
埋設側端には、外管1およびケーシング22の外周面にま
たがって周方向に、シュリンクチューブ26が配設されて
いる。
【0003】このように、熱媒体用配管Aは、上記のよ
うな取付け構造によって、壁14を貫通して取り付けられ
ている。図10において、矢印は鉛直方向を示し、27は
グランド押え、28はナット、20は止水板、21はストップ
リング、29は塗覆装である。(以下、「先行技術1」と
いう)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先行技
術1は、次のような問題点を有している。
【0005】(1) 熱媒体用配管Aの熱膨脹/収縮による
拘束/吸収が壁14により拘束されるため、壁14に垂直方
向の荷重が作用する。 (2) 埋設側において、埋め戻し後の圧密沈下および建物
回りの地盤沈下等によって埋設側の熱媒体用配管Aに鉛
直方向の土荷重が作用すると、壁貫通部の前記配管Aの
管下側のグランドパッキン31が圧縮され前記配管Aが沈
み込み、前記配管Aの上部に隙間が生じシール性が保て
なくなる。 (3) 埋設側において、埋戻し後の圧密沈下および建物回
りの地盤沈下などによって埋設側の熱媒体用配管Aとグ
ランドパッキン31の抑え金物(グランド押え27、ナット
28等)とが接触し、電気絶縁性を失うことがある。 (4) 構造が複雑で、グランドパッキン31のセットに多大
の時間を要する。 (5) 貫通部において、壁14と熱媒体用配管Aとのシール
性が保たれなくなった場合、グランドパッキン31の入れ
取り替えが困難である。
【0006】従って、この発明の目的は、上記の問題点
を解決し、壁に荷重を作用させず、電気絶縁性およびシ
ール性を有し、且つ、地盤沈下等に耐えることができる
熱媒体用配管の壁取付け構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、埋設側と建
物内部側とを隔てる壁に設けられた貫通孔に嵌合配設さ
れた筒状の先行埋込管と、前記先行埋込管の内側に配設
された筒状のケーシングと、前記先行埋込管の内周面と
前記ケーシングの外周面との間に充填された、樹脂系モ
ルタルからなる筒状のスリーブと、前記ケーシングの内
側に貫通配置された熱媒体用配管の埋設側において、前
記ケーシングの内周面と前記熱媒体用配管の外周面との
間に充填された、エポキシ樹脂系モルタルからなる環状
のサポート部と、前記サポート部より埋設側の、前記熱
媒体用配管と前記ケーシングとの間に充填された、土砂
の流入を防ぐためのスペーサーと、前記ケーシングの埋
設側端において、前記ケーシングと前記熱媒体用配管と
の間の開口を被覆して設けられた止水用のゴムシート
と、建物内部側において、前記ケーシングの内周面と前
記熱媒体用配管の外周面との間に配設された環状のシー
ル機構とからなることに特徴を有するものである。
【0008】前記サポート部は、前記エポキシ樹脂系モ
ルタルと、前記エポキシ樹脂系モルタルと前記熱媒体用
配管との間に配設されたゴム系材料で構成してもよい。
【0009】前記シール機構は、環状のシールゴムと、
前記シールゴム内に嵌合された環状の嵌合ゴムと、前記
シールゴムと前記嵌合ゴムとを結合する結合ボルトとに
より構成する。
【0010】前記スリーブは、前記先行埋込管の内側に
充填された凹状彎曲面を有する樹脂系モルタルと、前記
ケーシングの外側に充填された凸状彎曲面を有する樹脂
系モルタルとにより構成し、前記凹状彎曲面と前記凸状
彎曲面との界面によって球面座を形成し、前記凹状彎曲
面にシール性を保つためのゴムからなるOリングを嵌め
込んだ構成にしてもよい。また、前記凸状彎曲面に超高
分子量ポリエチレンシートを接着してもよい。更に、前
記凸状彎曲面に超高分子量ポリエチレンシートを接着
し、前記凹状彎曲面に超高分子量ポリエチレン材を接着
し、前記Oリングを、前記超高分子量ポリエチレン材に
嵌め込んだ構成にしてもよい。
【0011】
【作用】埋設側においては、先行埋込管とケーシングと
の間に、環状のサポート部を構成し、このサポート部で
熱媒体用配管を支持する。サポート部は、環状のエポキ
シ樹脂系モルタルおよびゴム製材料からなる板により構
成する。ただし、サポート部はエポキシ樹脂系モルタル
のみで構成してもよい。
【0012】建物内部側においては、ケーシングと熱媒
体用配管との間の空間に、シール機構を配設し、このシ
ール機構によってシール性を保持する。シール機構にお
いては、結合ボルトにより嵌合ゴムがシールゴムの内側
に入り込み、シールゴムの内外径を押し広げてシールが
行われる。
【0013】シール機構の取付け施工は、熱媒体用配管
をサポート部で支持した後に、シール機構の結合ボルト
を締め付けることにより容易に行うことができる。ま
た、シール性が保たれなくなった場合には、シール機構
を貫通部から建物内部側に引き出し、シール機構のゴム
体を長手方向にナイフカッターで2つ割りすることによ
り入れ取り替えを容易に行うことができる。なお、施工
時には、建物内部側の熱媒体用配管をチェーンブロック
等で支える。
【0014】埋設側において、埋め戻し後の圧密沈下お
よび建物回りの地盤沈下等によって熱媒体用配管に鉛直
方向の土荷重が作用した場合、サポート部で鉛直荷重を
支持し、そして、シール機構でシール性を保つ。これに
より、サポート部とシール機構との相乗効果により、壁
に荷重を作用させず、電気絶縁性とシール性とを作用さ
せ、そして、地盤沈下に耐えることができる。
【0015】更に、ケーシングと先行埋込管との間に充
填した樹脂系モルタルの界面で球面座を形成することに
より、埋設側において、建物回りの大きな地盤沈下等に
対して、角変位を吸収して、曲げモーメントにより配管
に発生する応力を軽減し、同時に、シール部材の強圧/
変形を防ぐことができる。
【0016】
【実施例】次に、この発明を図面を参照しながら説明す
る。 〔実施例1〕図1はこの発明の実施例1を示す断面図、
図2は図1のC−C線断面図である。本実施例において
は、熱媒体用配管Aとして蒸気輸送用配管を用いた。熱
媒体用配管Aは、内管2、外管1および内管、外管の間
に配置されている保温材3からなっている。
【0017】壁14の貫通孔に嵌合させて、壁14の幅と同
じ幅を有する筒状の先行埋込管13が配設されている。先
行埋込管13の内側には、先行埋込管13の内周面と所定間
隔をあけて、筒状のケーシング10が配設されている。ケ
ーシング10の幅は先行埋込管13の幅よりやや長い。本実
施例では、先行埋込管13の幅xは500mm 、ケーシング10
の幅x+y+zは、650mm とした。また、熱媒体用配管
Aの寸法は、内管2の外径は165.2mm 、外管1の外径は
355.6mm である。先行埋込管13とケーシング10との間に
は、樹脂系モルタル9が充填され、スリーブDを形成し
ている。
【0018】ケーシング10の埋設側の内側には、エポキ
シ樹脂系モルタル4が環状に充填されている。23はエポ
キシ樹脂系モルタル4を充填するための枠である。更
に、エポキシ樹脂系モルタル4と外管1の外周面との間
にはゴム系材料からなる板(以下、「ゴム板」という)
5が、緩衝材として組み込まれており、エポキシ樹脂系
モルタル4とゴム板5とによって環状のサポート部Bが
構成されている。
【0019】ケーシング10の建物内部側には、ケーシン
グ10と外管1との間に、ゴム材料を用いた環状のシール
機構Cが配設されている。図8、図9は、シール機構を
示す断面図であり、図8は締め付け初期を示し、図9は
締め付け後を示す。なお、図8、図9においては、シー
ル機構のみが記載され、ケーシング、熱媒体用配管等の
記載は省略されている。シール機構Cは、図8、図9に
示すように、環状のシールゴム6、シールゴム6に設け
た溝に嵌合する環状の嵌合ゴム7、および、両ゴムを結
合するための結合ボルト8からなっている。結合ボルト
8による締め付けにより、シールゴム6の内側に入り込
んだ嵌合ゴム7が、シールゴム6の内外径を押し広げて
シールを行うようになっている。また、使用温度が高い
場合には、嵌合ゴム7、シールゴム6の材料に耐熱性の
シリコーン系のゴム(通常、例えばクロロブレン)を用
いることもできる。
【0020】サポート部Bよりも更に埋設側には、ケー
シング10と外管1との間に、土砂の流入を防ぐための発
泡ポリウレタンからなるスペーサー11が環状に充填され
ている。更に、ケーシング10の埋設側端には、止水用の
ゴムシート12が、外管1とケーシング10との間の開口を
被覆して設けられている。図1において、20は止水板、
21はストップリング、15はゴムシート取付け用のステン
レスバンドである。
【0021】熱媒体用配管Aは、サポート部Bで支持さ
れ、シール機構Cでシールされている。埋設側におい
て、埋め戻し後の圧密沈下および建物回りの地盤沈下等
によって熱媒体用配管Aに鉛直方向の土荷重が作用した
場合、サポート部Bで鉛直荷重を支えることができ、そ
して、シール機構Cは、シール性を保持する作用および
メタルタッチによる電食を防ぐ作用を有している。この
ような作用を有する、サポート部Bとシール機構Cとの
相乗効果により、壁14に荷重を作用させず、また、電気
絶縁性とシール性とを発揮し、且つ、地盤沈下に耐える
ことができる。
【0022】〔実施例2〕図3はこの発明の実施例2を
示す断面図、図4は図3のD−D線断面図、図5は図3
のスリーブ部を示す断面図である。図面に示すように実
施例2においては、先行埋込管13とケーシング10との間
のスリーブDを形成する樹脂系モルタルの充填部の構造
が、実施例1と異なっている。
【0023】スリーブDは、図5に示すように、ケーシ
ング10の外側の樹脂系モルタル9aと、樹脂系モルタル9a
の外側の樹脂系モルタル9bとからなっている。両樹脂系
モルタル9aと9bとは、樹脂系モルタル9aの凸状彎曲面と
樹脂系モルタル9bの凹状彎曲面とからなる界面Eにより
球面座を設けた形状となっている。樹脂系モルタル9bの
凹状彎曲面には、Oリングを嵌め込むための溝17が設け
られており、溝17内にはOリング16が嵌め込まれてい
る。21はストップリングである。
【0024】図5に示すように、先行埋込管13とケーシ
ング10との間を、両樹脂系モルタル9aと9bとによって形
成し、更に、界面EにOリング16を嵌め込むことによっ
て、壁14とケーシング10との間のシール性が保たれると
ともに、建物回りで大きな地盤沈下が作用した場合、界
面Eが回転することによって、角変位を吸収して曲げモ
ーメントにより配管Aに発生する応力を軽減し、同時
に、シール部材の強圧/変形を防ぎ、地盤沈下に耐える
ことができる。
【0025】界面Eを有する球面座が形成された樹脂系
モルタル9aと9bの成形方法の1例を、以下に示す。即
ち、先行埋込管13の内側に界面となる凹状彎曲面を有す
る樹脂系モルタル9bを充填する。この界面部分には、O
リングを組み込む溝17を成形する。次いで、ケーシング
10を所定の位置に設置し、溝17にOリング16を嵌め込
む。次いで、剥離のためのシート(例えば、テフロン)
を界面部分に挟み、次いで、9bとなる樹脂系モルタルを
充填する。樹脂系モルタル9bが固まった後にシートを取
り除く。これにより、樹脂系モルタル9aと9bとにより球
面座が形成される。後述する実施例3、4についても同
様である。
【0026】〔実施例3〕図6はこの発明の実施例3に
よるスリーブ部を示す断面図である。図面に示すように
実施例3においては、樹脂系モルタルの界面Eにおい
て、摩擦係数の小さい超高分子量のポリエチレンシート
18が、樹脂系モルタル9aの凸状彎曲面に接着されている
点が実施例2と異なっている。
【0027】〔実施例4〕図7はこの発明の実施例4に
よるスリーブ部を示す断面図である。図面に示すように
実施例4においては、樹脂系モルタルの界面Eにおい
て、ポリエチレンシート18を樹脂系モルタル9aの表面に
接着し、一方、摩擦係数の小さい超高分子量のポリエチ
レン材19を樹脂系モルタル9bの表面に接着している点が
実施例2、3と異なっている。Oリング16を嵌め込むた
めの溝17はポリエチレン材19に設けられている。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、次に示すような、工業上有用な効果がもたらされ
る。 埋設側において、ケーシングと熱媒体用配管との間
に環状のエポキシ樹脂系モルタル、または、エポキシ樹
脂系モルタルと緩衝材とからなるサポート部を構成し、
埋め戻し後の圧密沈下および建物回りの地盤沈下などに
よって熱媒体用配管に鉛直方向の土荷重が作用した場
合、サポート部で鉛直荷重を支えることができ、建物内
部側において、ケーシングと熱媒体用配管との間にシー
ル機構を配設し、熱媒体用配管をサポート部で支えると
ともに、ケーシングと熱媒体用配管との間のシール性を
シール機構によって保持して、メタルタッチによる電食
を防ぐことができ、このような、サポート部とシール機
構との相乗効果により、壁に荷重を作用させず、電気絶
縁性とシール性とを作用させ、そして、地盤沈下に耐え
ることができる。 シール機構の施工は、熱媒体用配管をサポート部に
乗せた後に、結合ボルトを締め付けることによりシール
ゴムと嵌合ゴムを密着させることにより、容易に行うこ
とができ、また、シール機構の入れ取り替えもゴム部を
長手方向にナイフカッターで2つ割りにすることによっ
て容易に行うことができる。 スリーブにおいて、先行埋込管とケーシングとの間
に充填する樹脂系モルタルに球状の界面を形成すること
により、大きな地盤沈下に対して、角変位を吸収して、
曲げモーメントにより配管に発生する応力を軽減し、同
時に、シール部材の強圧/変形を防ぐことができ、しか
も、界面に嵌め込まれたゴムのOリングによりシール性
を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】図1のC−C線断面図である。
【図3】この発明の実施例2を示す断面図である。
【図4】図3のD−D線断面図である。
【図5】この発明の実施例2によるスリーブ部を示す断
面図である。
【図6】この発明の実施例3によるスリーブ部を示す断
面図である。
【図7】この発明の実施例4によるスリーブ部を示す断
面図である。
【図8】締め付け初期のシール機構を示す断面図であ
る。
【図9】締め付け後のシール機構を示す断面図である。
【図10】従来の熱媒体用配管の壁取付け構造の1例を
示す断面図である。
【図11】図10のA−A線断面図である。
【図12】図10のB−B線断面図である。
【符号の説明】
A 熱媒体用配管 B サポート部 C シール機構 D スリーブ E 界面 1 外管 2 内管 3 保温材 4 エポキシ樹脂系モルタル 5 ゴム板 6 シールゴム 7 嵌合ゴム 8 結合ボルト 9,9a,9b 樹脂系モルタル 10 ケーシング 11 スペーサー 12 ゴムシート 13 先行埋込管 14 壁 15 ステンレスバンド 16 Oリング 17 溝 18 ポリエチレンシート 19 ポリエチレン材 20 止水板 21 ストップリング 22 ケーシング 23 枠 24 ボルト 25 膨潤ゴム 26 シュリンクチューブ 27 グランド押え 28 ナット 29 塗覆装 30 先行埋込管 31 グランドパッキン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋設側と建物内部側とを隔てる壁に設け
    られた貫通孔に嵌合配設された筒状の先行埋込管と、 前記先行埋込管の内側に配設された筒状のケーシング
    と、 前記先行埋込管の内周面と前記ケーシングの外周面との
    間に充填された、樹脂系モルタルからなる筒状のスリー
    ブと、 前記ケーシングの内側に貫通配置された熱媒体用配管の
    埋設側において、前記ケーシングの内周面と前記熱媒体
    用配管の外周面との間に充填された、エポキシ樹脂系モ
    ルタルからなる環状のサポート部と、 前記サポート部より埋設側の、前記熱媒体用配管と前記
    ケーシングとの間に充填された、土砂の流入を防ぐため
    のスペーサーと、 前記ケーシングの埋設側端において、前記ケーシングと
    前記熱媒体用配管との間の開口を被覆して設けられた止
    水用のゴムシートと、 建物内部側において、前記ケーシングの内周面と前記熱
    媒体用配管の外周面との間に配設された環状のシール機
    構とからなることを特徴とする、熱媒体用配管の壁取付
    け構造。
  2. 【請求項2】 前記サポート部は、前記エポキシ樹脂系
    モルタルと、前記エポキシ樹脂系モルタルと前記熱媒体
    用配管との間に配設されたゴム系材料とからなる請求項
    1記載の熱媒体用配管の壁取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記シール機構は、環状のシールゴム
    と、前記シールゴム内に嵌合された環状の嵌合ゴムと、
    前記シールゴムと前記嵌合ゴムとを結合する結合ボルト
    とからなる請求項1または2記載の熱媒体用配管の壁取
    付け構造。
  4. 【請求項4】 前記スリーブは、前記先行埋込管の内側
    に充填された凹状彎曲面を有する樹脂系モルタルと、前
    記ケーシングの外側に充填された凸状彎曲面を有する樹
    脂系モルタルとからなり、前記凹状彎曲面と前記凸状彎
    曲面との界面によって球面座が形成され、前記凹状彎曲
    面には、シール性を保つためのゴムからなるOリングが
    嵌め込まれている請求項1、2または3記載の熱媒体用
    配管の壁取付け構造。
  5. 【請求項5】 前記凸状彎曲面に超高分子量ポリエチレ
    ンシートが接着されている請求項4記載の熱媒体用配管
    の壁取付け構造。
  6. 【請求項6】 前記凸状彎曲面に超高分子量ポリエチレ
    ンシートが接着され、前記凹状彎曲面に超高分子量ポリ
    エチレン材が接着され、前記Oリングは、前記超高分子
    量ポリエチレン材に嵌め込まれている請求項4記載の熱
    媒体用配管の壁取付け構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007032631A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 貫通孔閉塞構造
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