JPH0754905A - 振動吸収装置 - Google Patents

振動吸収装置

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JPH0754905A
JPH0754905A JP22070093A JP22070093A JPH0754905A JP H0754905 A JPH0754905 A JP H0754905A JP 22070093 A JP22070093 A JP 22070093A JP 22070093 A JP22070093 A JP 22070093A JP H0754905 A JPH0754905 A JP H0754905A
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茂樹 吉岡
Koichiro Yonekura
光一郎 米倉
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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 広い周波数域にわたって振動を確実に低減す
る。 【構成】 エンジンマウントユニット31が、弾性体3
8内の作用室39とこれとオリフィス41で連通する調
圧室40とを有する液体封入部32と、電磁石部33と
からなる。電磁石46と対抗する作用室39の一壁は、
外周を可動板支持ばね43で弾性支持されている可動板
42で構成され、可動板と電磁石との間のエアギャップ
49に、弾性部材50が配設されている。これにより、
低周波では、オリフィス内流体を質量とし、弾性体をば
ねとする振動系で振動伝達が低減される。高周波では、
電磁石によって可動板の変位を発生させ、これを入力振
動に対して逆位相とするように制御して振動伝達力が低
減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のエンジンを車
体に防振的に支持するエンジンマウントなどに用いられ
る電磁石駆動の振動吸収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の振動吸収装置としては、
例えば、車両のエンジンマウントに適用された図10に
示すようなものがある。すなわち、上下の取付ブロック
77、78の間に配された弾性体71内に作用室73を
設け、取付ブロック77側にオリフィス72で作用室7
3と連通する調圧室74を設け、調圧室74内にベロー
ズ75を配設したものである。 作用室73および調圧
室74には作動液が封入されている。 一方の取付ブロ
ック77が例えばエンジン側に結合され、取付ブロック
78が車体側に取り付けられる。作用室73に封入され
た作動液がエンジンからの振動によって起こる弾性体7
1の変形によって加圧されると、オリフィス72を通過
して調圧室74内に無圧収容される構造になっており、
そのため作用室73と調圧室74からなる液室内の液圧
は定常的には変化せず、これにより車体側への振動の伝
達を遮断することを図っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の振動吸収装置にあっては、エンジンからの振
動が高周波になるとオリフィスを通過しての作動液の移
動が充分に行われなくなる。 そのため、例えば、車室
内こもり音の発生源となる80〜200Hz程度のエン
ジンの振動が車体に伝達されてしまうという問題があっ
た。したがって本発明は、このような従来の問題点に着
目し、低周波から高周波まで広範囲の振動を確実に低減
できる振動吸収装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため請求項1に記載
の本発明は、振動体と支持体との間に介装された弾性体
と、この弾性体内に形成され、液体が封入された作用室
と、この作用室とオリフィスを介して連通されるととも
に、ダイヤフラムを備える調圧室と、作用室の一壁面を
構成し、外周を第1の弾性部材で弾性支持された磁性体
の可動板と、この可動板とエアギャップを介して対向し
て設置された電磁石と、この電磁石に供給される電流を
制御する制御装置とを有するものとした。また、請求項
2に記載の発明は、さらに上記可動板と電磁石間のエア
ギャップに第2の弾性部材が配設されているものとし
た。
【0005】
【作用】請求項1のものでは、弾性体内に形成され液体
が封入された作用室と、ダイヤフラムを備える調圧室と
がオリフィスを介して連通されているため、いわゆるエ
ンジンシェイクのような比較的低周波で大きな減衰力を
必要とする領域では、オリフィス内流体を質量とし、弾
性体の拡張弾性をばねとする振動系の共振周波数を所定
の値に設定することで、共振周波数よりも低い周波数で
動ばね定数を小さくし、振動伝達力が低減される。
【0006】また、作用室の一壁面を構成し、第1の弾
性部材で弾性支持された磁性体の可動板にエアギャップ
を介して対向して電磁石を設置してあるので、周波数の
高い領域においては、電磁石によって可動板の変位を発
生させ、これを入力振動に対して逆位相とするように制
御することにより、動ばね定数が小さくなり、振動伝達
力が低減される。
【0007】請求項2のものでは、さらに可動板と電磁
石間のエアギャップに第2の弾性部材が配設されている
ので、過大な外力などが作用しても可動板が電磁石に吸
着してしまうことがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は、車両のエンジンマウントに適用した本発明の第1
の実施例の構成を示す。 エンジンマウントユニット1
は液体封入部2と電磁石部3とよりなる。液体封入部2
には、上下の取付ブロック5、14の間に配された弾性
体8内に作用室9が設けられるとともに、取付ブロック
5側にオリフィス11により作用室9と連通する調圧室
10が設けられている。取付ブロック5はエンジン側に
結合するための取付ボルト4を有している。
【0009】作用室9は、弾性体8と可動板12とで囲
まれ、内部に作動液が封入されている。弾性体8はエン
ジンの振動に起因する荷重変動により変形し、これによ
り作用室9の容積が変化する。可動板12は磁化可能な
磁性体の金属材料で形成され、その外周を可動板支持ば
ね13を介して取付ブロック14に弾性支持されてお
り、作用室9の一壁面を構成している。そして、可動板
12は、後述する電磁石16の磁力によって吸引される
と、電磁石16方向に移動して作用室9の容積を大きく
するようになっている。調圧室10には、ダイヤフラム
15が配されており、作用室9内の作動液がオリフィス
11を通って流入したり、また、作用室9へ流出したり
する変化に応じてその容積を変化させ、調圧室10の内
圧は一定の圧、例えば大気圧に保持されるようになって
いる。
【0010】電磁石部3は、ヨーク17とコイル18か
らなる電磁石16が取付ブロック14に固定された電磁
石ケース7内に収納されている。また、電磁石部3と対
向する位置に前述の可動板12が所定間隔のエアギャッ
プ19を隔てて配置されている。電磁石ケース7は車体
側への取付ボルト6を有している。
【0011】図2は、電磁石16の吸引力とエアギャッ
プ19との間の関係を、電磁石16に流す電流をパラメ
ータとして表したものである。この図に示されるよう
に、電磁石16の吸引力特性は、エアギャップ19が大
きくなる程、吸引力はエアギャップの2乗に反比例して
小さくなる。この吸引力−エアギャップ特性曲線に、可
動板支持ばね13の負荷直線を重ねると、電磁石16の
吸引力特性と可動板支持ばね13の負荷直線との交点が
平衡点として得られる。可動板12は電磁石16側に吸
引されたときその平衡点位置にくる。したがってこれに
より、電流に応じて可動板12の変位が制御される。本
実施例はこの性質を利用してアクティブ制振を行うもの
である。
【0012】図2に基づき、電磁石16の吸引力特性と
可動板支持ばね13の弾性特性との関係について説明す
る。いま、電磁石16の電流を大きくしていくと、電磁
石16の吸引力特性曲線は図中U方向へ移動し、可動板
支持ばね13の負荷直線との交点がA〜Cのように順次
移動する。これらの交点は電磁石による吸引力と可動板
支持ばねの負荷力とがバランスした点であり、電流の増
大によって可動板の変位位置がA、B、Cと変化するこ
とがわかる。
【0013】そしてさらに電流を増大させると、D点で
電磁石16の吸引力特性と可動板支持ばね13の負荷直
線が接し、このときの電流が制御可能な最大電流IMAX
となる。すなわち、これ以上電流値を大きくして例えば
IOVERを流すと、電磁石16の吸引力特性と可動板支持
ばね13の負荷直線との交点がなくなり、常に電磁石1
6の吸引力が上回ってしまうため、可動板12はヨーク
17の上面に吸着してしまい、制御不可能となる。
【0014】ここで、制御の限界までの可動板の最大変
位SMAX および電磁石の最大電流IMAX を求める電磁
石16の吸引力F1 は、エアギャップxの2乗に反比例
し、電流Iの2乗に比例するので、 F1 =(α・I2 )/(x+β)2 ・・(1) で表わされる。ただし、α、βは電磁石の形状によって
決まる定数である。
【0015】一方、可動板支持ばね13による負荷F2
は、 F2 =k(L−x) ・・(2) となる。 ただし、k: 可動板支持ばね13のばね定数 L: 可動板12の初期位置 である。よって、これらの交点においては、次式が成立
する。 (α・I2 )/(x+β)2 =k(L−x) ・(3)
【0016】いま、可動板12の変位可能な最大変位
は、 SMAX =L−xMAX ・・(4) である。一方、xMAX は、式(3)においてI2 を微分
したときにその微分値が0となるxとして与えられる。
すなわち、式(3)を変形して、 I2 =−(k/α){x3 +(2β−L)x2 +(β2 −2βL)x −β2 L} ・・(5) から、微分値0となるためには次式が成立すればよい。 3x2 +2(2β−L)x+(β2 −2βL)=0 ・・・(6)
【0017】上式を解くと、 xMAX =(2L−β)/3、 −β ・・・(7) を得る。これを式(4)に代入して可動板12の最大変
位は、 SMAX =(L+β)/3 ・・・(8) となる。上記式(5)、(7)、および(8)から、最
大変位SMAX を得るためには次式に示す電流IMAX が必
要となる。 IMAX =2(k/α)1/2 SMAX 3 ・・・(9)
【0018】この実施例では、電磁石16として、上記
に求められた各値をもとに、電流を変化させた場合の電
磁石16の吸引力特性曲線と負荷である可動板支持ばね
13の特性直線の接する点Dの位置XMAX と、可動支持
ばね13の初期位置Lとの距離(最大変位)SMAX が、
制御に必要とするストロークSよりも大きく、なおかつ
許容される電流値内でストロークSが得られるものが用
いられる。
【0019】次に上記構成を有するエンジンマウントユ
ニット1の制御について説明する。エンジンの振動がエ
ンジンマウントユニット1に加わると、取付ブロック5
は弾性体8を介して取付ブロック14と相対運動をす
る。そのとき、エンジンシェイクなど振動が比較的低周
波の場合には、弾性体8によって圧縮された作用室9内
の作動液はオリフィス11を通って調圧室10に無圧収
容されるため、作用室9内の作動液の液圧には定常的に
は変化が生じず、比較的良好な振動吸収性能を発揮す
る。
【0020】しかし、振動が高周波になると、単に弾性
体とオリフィスの組み合わせだけでは、オリフィス11
を通っての作動液の移動が充分に行われなくなるため
に、作用室9内部では液圧に変動が生じ、エンジンから
の振動が車体側へ伝達されてしまうことになる。 その
ため本実施例では、加速度センサ等の振動検出器の信号
に応じて可動板12が振動と逆相の運動をするように、
電磁石16を駆動することによって、作用室9内の作動
液圧を一定に保つよう能動的に制御し、エンジンの振動
が車体に伝達されるのを防止する。なお、可動板12は
弾性体8の等価ピストン面積に比較して大きい広がりを
有しているため、可動板12は比較的小さな振幅の運動
で液圧の補償が可能である。また、可動板12は制御駆
動前の状態では予め中立位置にあるように、電磁石16
に直流のバイアス電流が加えられる。
【0021】図3に電磁石16の電流を制御する制御装
置のブロック図を示す。 制御装置20は、エンジンの
クランク角を検出するクランク角センサ21、車体の加
速度を検出する加速度センサ22、加速度センサ22の
アナログ信号をA/D変換するA/D変換器23、クラ
ンク角センサ21と加速度センサ22の信号を入力し、
電磁石16の制御力を決定して電磁石駆動電流を指令す
るCPU24、CPU24からの電磁石電流指令値をD
/A変換するD/A変換器25、ならびに電流制御部2
6から構成されている。
【0022】上記制御装置により、車体に設置された加
速度センサ22からの信号およびエンジンのクランク角
センサ21からの信号がCPU24に入力され、CPU
24では電磁石16の駆動電流値を決定する。CPU2
4からの電磁石の駆動信号は、D/A変換器25によっ
てアナログ信号に変換されたあと電流制御部26に送ら
れ、電磁石16は電流制御部26で制御された駆動電流
によりCPU24の指令通りに駆動される。
【0023】すなわちエンジンマウントユニット1は、
エンジンシェイクに対しては通常の流体マウントとして
機能するので、オリフィス11内作動液体を質量とし弾
性体8をばねとする振動系の共振により高減衰、高剛性
特性が得られ、エンジン振動の低減が図れる。
【0024】次に、より周波数の高いアイドル振動なら
びにこもり音に対しては、アクティブ制御が行なわれ
る。電磁石16に制御電流を与えると、前述のように磁
力が発生し、可動板12に磁力の制御力が加わって変位
する。この制御力が作用室9と調圧室10に対する圧力
変動としてエンジンマウントの軸方向に振動を低減する
方向に付加されることになる。
【0025】例えば4気筒エンジン車の場合、アイドル
振動やこもり音は、エンジン回転2次成分のエンジン振
動が車体へエンジンマウントを介して伝達されること
が、主な原因である。したがってここでは、エンジン回
転2次周波数を基準として制御出力信号を出力すること
により、アイドル振動、こもり音の低減が行なわれる。
ここで、上記CPU24による駆動電流値の決定に際し
ては、適応制御則を用いて出力制御信号を発生する。そ
してとくにエンジンマウントとしては、さらにエンジン
の低回転時と高回転時とで、サンプリング時間を変化さ
せ、高回転時は低回転時よりサンプリング時間を短くし
て制御精度の向上を図っている。
【0026】ここで、制御出力信号Wは、時刻歴のベク
トル量として保持、出力される。出力するタイミング
は、クランク角センサ21からのクランク角180°信
号をトリガーとして、次のトリガーがかかるまで、1周
期分を出力していく。まずあらかじめ、制御出力信号に
インパルス入力を与えたときの、加速度センサ22から
の評価信号(エラー信号)出力Eを測定しておく。この
信号をやはりベクトル量Cとして保管しておく。次に、
このベクトル量Cがタイミング信号の区切りで発せられ
た場合の応答の波形の和を、基準信号RT として計算す
る。これらは次のように表わされる。 W=[W[0] ,W[1] ,・・・,W[TAP-1] ] ・(10) RT =[R(N) ,R(N-1) ,・・・,R(N-TAP+1) ] ・(11) ただし、TAPは1周期のタップ数である。
【0027】そして、制御系を安定させるため、上記W
は次式で更新される。 W(N+1) =W(N) −γ・RT ・E(N) ・・・(12) ただし、 γは収束係数、 Eはエラー信号 である。収束係数γは、値が大きければ収束性が早くな
るが、逆に発散の恐れが出てくるため、制御システムと
振動条件が決定されれば、おおよそ最適な収束係数の値
が決まる。
【0028】上記制御出力信号Wの具体的な書換(更
新)計算は、図4に示すフローにしたがって行なわれ
る。先ず、ステップ100において、制御信号の初期値
が設定される。これは、あらかじめ電磁石16に所定の
電流を与え、可動板12を基準位置に吸引しておくため
のものである。ステップ101において、伝達関数フィ
ルタC^のフィルタ係数を適宜加算して次ぎのトリガー
がかかるまでの間に使用される基準信号RT が演算さ
れ、次いでステップ102で、カウンタiが零にクリア
される。
【0029】そのあとステップ103において、適応デ
ィジタルフィルタWのi番目のフィルタ係数Wi が制御
信号yとして出力される。次のステップ104では、エ
ラー信号Eが読み込まれたあと、ステップ105でカウ
ンタjが零にクリアされ、続いてステップ106におい
て、適応ディジタルフィルタWのj番目のフィルタ係数
Wj が、上記式(12)に従って更新される。ステップ
106における更新処理を終えたら、ステップ107に
移行してトリガーがかかったかどうかがチェックされ
る。トリガーがかかっていなければ、適応ディジタルフ
ィルタWの次のフィルタ係数の更新又は制御信号yの出
力処理を実行すべく、ステップ108に進む。
【0030】ステップ108では、カウンタjが、出力
回数TAP(正確には、カウンタjは0からスタートす
るため、出力回数TAPから1を減じた値)に達してい
るか否かがチェックされる。ここでは、ステップ103
で適応ディジタルフィルタWのフィルタ係数Wi を制御
信号yとして出力した後に適応ディジタルフィルタWの
フィルタ係数全てが更新された否かが判断される。そこ
で、フィルタ係数全てが更新されていないときは、ステ
ップ109でカウンタjがインクリメントされた後に、
ステップ106に戻って上述した処理が繰り返される。
【0031】しかし、ステップ108のチェックですべ
ての更新が済んでいるときには、ステップ110に移行
してカウンタiがインクリメントされ、所定のサンプリ
ング周期が経過するまで待機した後に、ステップ103
に戻って上述のした処理が繰り返される。一方、ステッ
プ107で基準信号が入力されトリガーがかかったとき
には、ステップ111に移行し、カウンタi(正確に
は、カウンタiが0からスタートするため、カウンタi
に1を加えた値)が最新の出力回数TAPとして保存さ
れたあと、次のフローに移る。
【0032】上記の処理により、制御装置からエンジン
マウントに対しては、トリガーがかかった時点から所定
のサンプリング周期で制御信号yが供給される。電磁石
には予め初期値によってプリロードが与えられているの
で、所定値よりも大きい制御信号yが供給されれば可動
板12は基準位置から下方、電磁石側へ変位し、所定値
よりも小さい制御信号yが供給されれば可動板12は基
準位置から上方へ変位することになる。
【0033】こうして可動板12が変位すると、作用室
9の容積が変化し、作用室内の作動液圧が能動的に制御
されて制御力が発生する。 この上下方向の制御力が発
生するから、その制御力の位相が、エンジン30側から
入力される振動の位相に対して逆相であれば、ここで入
力振動が相殺されてメンバ35側への振動伝達率が低減
する。
【0034】そして、制御信号yは適応ディジタルフィ
ルタWのフィルタ係数Wi であり、その適応ディジタル
フィルタWの各フィルタ係数Wi は、ステップ104〜
109の処理によって、同期式Filtered−X
LMSアルゴリズムに従った上記式(12)によって逐
次更新されるため、所定時間経過して適応ディジタルフ
ィルタWの各フィルタ係数Wi が最適値に収束した後
は、制御信号yがエンジンマウントに供給されることに
よって、エンジンからエンジンマウントに入力された振
動がここで相殺され、エンジンからエンジンマウントを
介してメンバに伝達されるアイドル振動やこもり音振動
の低減が図られる。
【0035】なお、上記におけるサンプリングについて
は、Wフィルタが多いことに起因して低回転域での演算
負担が大きいため、このときの計算時間量を考慮してサ
ンプリング時間をなるべく短くしたいという要求があ
る。しかし短いままで制御すると、高回転域ではサンプ
リング時間が相対的に粗くなり、制御信号の連続性が失
われ、精度の高い制御が行えなくなる。そこで、この実
施例では低回転域と高回転域とでプログラムを切り換
え、高回転域ではサンプリングを短くすることにより、
広範囲にわたって制御精度を高く維持するようにしてい
る。
【0036】以上のように、本実施例においては、弾性
体8内に設けられた作用室9とオリフィス11により連
通する調圧室10に作動液が封入された液体封入部と、
電磁石部を備え、可動支持ばね13で支持され作用室の
一壁面を構成する可動板12を、振動と逆相の運動をす
るように電磁石16で変位駆動可能としたので、アイド
ル振動ならびにこもり音などに対して、可動板の変位に
よる圧力変動がエンジンマウントの軸方向に振動を低減
する方向に付加され、積極的に振動を抑制するアクティ
ブ制御が行なわれる。しかもその際、可動板12の最大
ストロークを、電磁石の吸引力特性曲線と可動板支持ば
ねの特性直線の接する点Dの位置XMAX と可動支持ばね
の初期位置Lとの距離SMAX よりも小さい範囲とするよ
うに電磁石16を制御するものとしたので、可動板が電
磁石に吸着してしまうこともない。
【0037】図5には本発明の第2の実施例を示す。こ
の実施例は、電磁石の先端部に弾性部材を配設したもの
である。本実施例にあっても、エンジンマウントユニッ
ト31は液体封入部32と電磁石部33により構成され
ており、一端側の取付ブロック35にはエンジンへの取
付ボルト34が設けられ、他端側取付ブロック52には
電磁石部の電磁石ケース37に車体への取付ボルト36
が設けられている。
【0038】電磁石部33は、ヨーク47とコイル48
よりなる電磁石46がエンジンマウントユニット31の
取付ブロック44に固定された電磁石ケース37内に収
納されている。電磁石46と対向する位置に後述する可
動板42が所定間隔のエアギャップ49をもって配置さ
れている。そして、電磁石46先端のエアギャップ49
内に弾性部材50が配置されている。液体封入部32に
は中空の弾性体38が取付ブロック35と取付ブロック
52の外殻44間に設けられ、弾性体38内に作用室3
9が形成されている。そして取付ブロック35には作用
室39とオリフィス41により連通する調圧室40が設
けられている。作用室39は、弾性体38と可動板42
とで囲まれている。
【0039】弾性体38は、エンジンの振動に起因する
荷重変動により変形し、作用室39の容積を変える。ま
た、可動板42は磁化可能な弾性体の金属材料で形成さ
れ、その外周を可動板支持ばね43を介して取付ブロッ
ク44及び弾性体38に支持されて、作用室39の一壁
面を構成している。可動板42は、電磁石46の磁力に
よって吸引されると、電磁石46方向に移動して作用室
39の容積を大きくするようになっている。調圧室40
は、作動液が作用室39から流入したり、作用室39へ
流出したりする変化に応じて、その容積が変化して、そ
の内圧は一定の圧、例えば大気圧に保持されるようにな
っている。
【0040】本実施例においても、前記第一実施例と同
様に、基本的には先の図2の限界点Dまで、制御され
る。ところで、エンジンマウントの使用環境を考える
と、エンジン振動以外に路面からの過大入力によって、
可動板42を電磁石46側に押すような外力が働く場合
がある。このとき、可動板42は電磁石46に吸い着い
てしまい制御不能になってしまう恐れがある。すなわ
ち、図6に示すように、電磁石46の吸引力特性と可動
板支持ばね43の負荷直線との交点はA1 点以外にもう
一つA2 点が存在する。A2 点は不安定点となるため図
6においてA2 点より左の領域に入る力が加わると、可
動板42は電磁石46上面に吸着してしまい制御不能と
なる。なお、電流Iが大きくなるほどA1 点とA2 点が
近くなり、小さな外力で制御不能に陥り易くなる。
【0041】また、図6(イ)に示すように、最大電流
が前記(9)式のIMAX よりもほんのわずか大きくなっ
ても、電磁石46の吸引力特性と可動板支持ばね43の
負荷直線は交点を持たない。すなわち、電磁石46の吸
引力が可動板支持ばね43の負荷を上回ってしまうの
で、可動板42は、電磁石46上面に吸着してしまうこ
とになる。本実施例は、これらの不具合を回避するため
に新たに弾性部材50を電磁石46の先端部に配設した
ものである。
【0042】図7に本実施例による電磁石46の吸引力
特性と可動板支持ばね43の負荷直線を示した。図7の
負荷直線中、F直線が可動板支持ばね43の負荷直線で
あり、G直線が新たに設けた弾性部材50と可動板支持
ばね43の並列ばねによる負荷直線である。すなわち、
制御の限界点Dまでは、電磁石46の電流Iを大きくし
てゆくと、可動板支持ばね43の負荷直線と電磁石46
の吸引力は交点を持ち、(A〜D点)、電流に応じて可
動板42の変位が制御される。
【0043】次に弾性部材50は、可動板42がF直線
上SMAX だけ最大変位した位置XMAX から作用するよう
に配設されており、さらに可動板42がヨーク47上面
に吸着した点における弾性部材50と可動板支持ばね4
3との合成ばね力が、最大電流IMAX 時の電磁石46の
吸引力を上回るように、弾性部材50のばね定数K2を
設定してある。したがって、D点よりもエアギャップ4
9の長さが小さい領域(負荷荷重が大きい領域)におい
て、電磁石46の吸引力特性と弾性部材50と可動板支
持ばね43の合成ばねの負荷直線Gとに不安定な交点A
2 が生じない。
【0044】これにより、過渡的に過大な外力が入り、
制御の限界点Dよりも可動板42が電磁石側に近づいた
としても、完全に吸着されて、制御不能に陥ることはな
く、外力がなくなれば、負荷と電磁石の吸引力が釣り合
うD点よりも右側の領域に復帰し、安定な点で平衡す
る。また、連続して過大な外力が入力しても、弾性部材
50が緩衝材として働くので、可動板42とヨーク47
が衝突することはなく、「カチカチ」という衝突音を発
生することはない。
【0045】さらに、電流が制御の最大値IMAX 以上に
なった場合、弾性部材50がないと、前述したように、
図6の(イ)に示すように電磁石46の吸引力と可動板
支持ばね43の負荷直線が交点を持たないため、可動板
42が、電磁石46に吸着してしまうが、弾性部材50
が配設してあるため、D点より左に安定な交点を有する
ことになり、制御不能に陥ることがない。また、可動板
支持ばね43のばね定数が経時劣化によって低下した場
合にも、弾性部材50がないと全領域において電磁石4
6の吸引力が可動板支持ばね43の負荷直線を上回り、
可動板42がヨーク46に吸着してしまうが、弾性部材
50が配設してあると、安定な交点をD点より左に持つ
ので、制御不能に陥ることがない。
【0046】次に、上記弾性部材50のばね定数の条件
を求める。すなわち図7において、弾性部材50と可動
板の支持ばね43の合成ばねが、電磁石46の電流がI
MAX 時にエアギャップ49零の吸引力となるE点と可動
板支持ばね43のみの時の制御の限界D点を通る負荷直
線Gのばね定数以上となればよい。まず、電流IMAX 、
エアギャップ49零時の吸収力を求める。電磁石の吸引
力を表す前記式(1)においてX=0とすると、式(1
3)となる。 F1 =(α・I2 )/(X+β)2 ・・・(1) F1 =(α・I2 )/β2 ・・・(13)
【0047】可動板支持ばね43のみのF直線における
制御限界D点における吸引力は、式(1)に XMAX =(2L−β)/3 I=IMAX を代入して、 F1 =(9α・IMAX 2 )/{4(α+β)2 } ・・・(14) を得る。したがって、合成ばねのばね定数Kは、 K={α・I2 /β2 −9α・IMAX 2 /{4(α+β)2 }}/ {(2L−β)/3} ・・・(15) となる。
【0048】弾性部材50のばね定数K2 は、合成ばね
のばね定数Kから可動板支持ばね43のばね定数K1 を
引いた値以上であればよい。すなわち、 K2 ≧{α・I2 /β2 −9α・IMAX 2 /{4(α+β)2 }}/ {(2L−β)/3}−K1 ・・・(16) となる。
【0049】本実施例は以上の構成により、過大な外力
が入ったり、制御最大電流より大きな入力があった場合
にも、可動板が電磁石に吸着されて制御不能に陥ること
がなく、また可動板と電磁石ヨークとの衝突音が発生す
ることもないという効果を有する。
【0050】図8には、上記各実施例に用いられる電磁
石部をさらに改良した第3の実施例を示す。すなわち、
それぞれの電磁石部において、電磁石60のコイルがコ
イル61とコイル62とに分割され、電源63に対して
並列に接続したものである。なお、64は可動板であ
る。これにより、電源63からみたコイル61、62の
インダクタンスが単独コイルの場合より減少するので、
高周波域での応答性が向上するという効果が得られる。
【0051】なおこのほか、電磁石として交流電流を加
える際に、正負のゲインを調節する機能を有するものを
用いて、変位の偏りをなくすることもできる。すなわ
ち、図9の(a)に示すように、電磁石から可動板に作
用する吸引力は、正負同量に電流Iを変化させても、間
隔(エアギャップ)の大きさが小さくなるほど大きくな
る性質を有して、可動板変位が相違することから、電流
の正負のピーク値を適当にΔIだけ調節することによっ
て、同図の(b)のように変位の偏りを補正する。これ
により、各実施例における振動吸収作用をより有利に行
うことができる。
【0052】なお、上記各実施例において、可動板が非
制御時に予め中立位置にあるよう電磁石に直流バイアス
電流を加えておくが、直流バイアス電流のかわりに永久
磁石を用いても同様の効果を得ることができる。また、
本実施例の弾性部材50はゴムだけに限定されず、例え
ば金属製ばねなどを用いることもできる。さらに、実施
例は車両のエンジンマウントに適用されたものを示した
が、適用対象に制限はなく、振動周波数が広範囲にわた
るものに用いて確実な振動伝達低減の効果が得られる。
【0053】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、弾性体内に形
成された作用室と、これにオリフィスを介して連通され
ダイヤフラムを備える調圧室とを備え、これらに液体が
封入された振動吸収装置において、作用室の一壁面を構
成し、第1の弾性部材で弾性支持された磁性体の可動板
にエアギャップを介して電磁石を対向設置したので、エ
ンジンシェイクのような比較的低周波領域では、オリフ
ィス内液体を質量とし弾性体の拡張弾性をばねとする振
動系において振動伝達が減衰され、また、周波数の高い
領域においては、電磁石によって可動板の変位を発生さ
せ、これを入力振動に対して逆位相とするように制御す
ることにより振動伝達が減衰され、広範囲の領域にわた
って振動が確実に低減されるという効果がある。
【0054】また、さらに可動板と電磁石間のエアギャ
ップに第2の弾性部材を配設したものでは、過大な外力
が作用したり、制御最大電流以上の電流が電磁石に入力
されたような場合でも、可動板が電磁石に吸着してしま
うことがなく、安定して振動低減が行なわれるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】電磁石の吸引力特性と可動板支持ばねの負荷特
性との関係を説明する図である。
【図3】電磁石の電流を制御する制御装置のブロック図
である。
【図4】電磁石への制御出力を求める流れを示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図6】電磁石の吸引力特性と可動板支持ばねの負荷特
性との関係を説明する図である。
【図7】電磁石の吸引力特性と可動板支持ばねおよび弾
性部材の負荷特性との関係を説明する図である。
【図8】第3の実施例を示す図である。
【図9】電磁石のゲイン調節の例を示す図である。
【図10】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1、31 エンジンマウントユニット 2、32 液体封入部 3、33 電磁石部 5、14 取付ブロック 7、37 電磁石ケース 8、38 弾性体 9、39 作用室 10、40 調圧室 11、41 オリフィス 12、42 可動板 13、43 可動板支持ばね(第1の弾性部材) 15 ダイヤフラム 16、46 電磁石 17、47 ヨーク 18、48 コイル 19、49 エアギャップ 20 制御装置 35、52 取付ブロック 44 外殻 50 弾性部材(第2の弾性部材) 60 電磁石 61、62 コイル 63 電源 64 可動板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動体と支持体との間に介装された弾性
    体と、該弾性体内に形成され、液体が封入された作用室
    と、該作用室とオリフィスを介して連通されるととも
    に、ダイヤフラムを備える調圧室と、前記作用室の一壁
    面を構成し、外周を第1の弾性部材で弾性支持された磁
    性体の可動板と、該可動板とエアギャップを介して対向
    して設置された電磁石と、該電磁石に供給される電流を
    制御する制御装置とを有することを特徴とする振動吸収
    装置。
  2. 【請求項2】 振動体と支持体との間に介装された弾性
    体と、該弾性体内に形成され、液体が封入された作用室
    と、該作用室とオリフィスを介して連通されるととも
    に、ダイヤフラムを備える調圧室と、前記作用室の一壁
    面を構成し、外周を第1の弾性部材で弾性支持された磁
    性体の可動板と、該可動板とエアギャップを介して対向
    して設置された電磁石と、前記可動板と電磁石間のエア
    ギャップに配設された第2の弾性部材と、前記電磁石に
    供給される電流を制御する制御装置とを有することを特
    徴とする振動吸収装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の弾性部材は、前記電磁石に供
    給される電流の最大時に、前記第1の弾性部材の負荷直
    線と前記電磁石の吸引力特性曲線とが接する点から、前
    記可動板と電磁石間にそのばね力が作用するように設定
    されていることを特徴とする請求項2記載の振動吸収装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第2の弾性部材は、その負荷力が、
    前記エアギャップが零のときにおいて、前記電磁石の吸
    引力よりも大きくなるように設定されていることを特徴
    とする請求項2または3記載の振動吸収装置。
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