JPH0754875A - 減速機及び減速機能を備えた自動復帰型トルクリミッタ - Google Patents

減速機及び減速機能を備えた自動復帰型トルクリミッタ

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JPH0754875A
JPH0754875A JP20420593A JP20420593A JPH0754875A JP H0754875 A JPH0754875 A JP H0754875A JP 20420593 A JP20420593 A JP 20420593A JP 20420593 A JP20420593 A JP 20420593A JP H0754875 A JPH0754875 A JP H0754875A
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JP
Japan
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ring
thin
cam
engaging
speed reducer
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Pending
Application number
JP20420593A
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English (en)
Inventor
Shoji Itomi
正二 糸見
Yosuke Oya
洋右 大矢
Kenji Hibi
建治 日比
Toshiyuki Mizutani
敏幸 水谷
Yuji Okamoto
裕二 岡本
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D7/00Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
    • F16D7/04Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type
    • F16D7/06Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type with intermediate balls or rollers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長い時間間隔をおいて自動復帰し、トルク遮
断時の音や振動の少ないトルクリミッタを提供する。 【構成】 外輪2の内径側に、ゴム等の弾性材15を介
してカムリング14を設け、カムリング14と内輪1
に、くさび形空所を形成する複数のカム面17と係合面
11を設ける。ローラ21の保持器19に一体で薄肉円
環5を設け、この薄肉円環5の複数箇所を転動体6の圧
入により外輪2の内筒面4に接触させて減速機Aを形成
し、この減速機Aの作用により保持器19は低い速度で
ローラ21を移動させる。また、ローラ21がくさび形
空所を通過する際の音や振動は、カムリング14をバッ
クアップする弾性材15が吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、減速機と、減速機能
を備えた自動復帰型トルクリミッタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、一般に用いられる減
速機として遊星歯車やウォーム等の歯車機構を利用した
ものが知られるが、この種の歯車を使用した減速機は、
減速比が通常数分の1から数十分の1までの範囲にあ
り、構造上数百分の1以上の大きな減速比をとることが
できない。
【0003】また、複数の歯車を使用するために、比較
的高価なものとなり、形状も大きくなる問題がある。
【0004】また、一般の産業機械において、機械の致
命的事故の防止のために、従動側が過負荷になると原動
機側の動力伝達を切離し、従動側が正常状態に回復する
と、自動的に元の状態に復帰して動力伝達を繰り返す安
全装置を組込む場合がある。この様な安全装置では、原
動機側が高速度で回転している状態で極めて短い時間間
隔で自動復帰が繰り返されると、従動側に無理を強いる
ことになるため、所定の長い時間間隔をおいて自動復帰
する機能が求められる。
【0005】しかし、従来のこの種の安全装置として、
過負荷を防止するだけのシエアピンやトルクリミッタは
多く存在するが、正常状態に戻った時自動復帰できる機
能を備えた装置は少ない。
【0006】また、自動復帰機能をもつトルクリミッタ
として、図12に示すように、互いに接近する方向に加
圧される2つの円板51、52の間に、ボール53と保
持器54を組込み、一方の円板51に設けたポケット5
5に対してボール53を嵌合離脱させることにより円板
51と保持器54の間でトルクの伝達と遮断を行なうポ
ケットボール方式のトルクリミッタが存在するが、この
構造では、長い時間をかけて再復帰することができず、
また、ボール53がポケット55に嵌合離脱するときの
衝撃が大きく、トルクの伝達遮断時に大きな騒音や振動
が発生しやすい問題がある。
【0007】この発明は、上記の問題を解決するために
なされたもので、その第1の目的は、簡単な構造とコン
パクトな形状で高い減速比を設定できる減速機を提供す
ることにある。
【0008】また、この発明の第2の目的は、上記の減
速機を用いることにより長い時間間隔をかけて自動復帰
することができ、しかもトルクの伝達遮断時の騒音や振
動が少ないトルクリミッタを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、この発明の減速機は、内外に嵌合する2つの軌
道部材の対向する面にそれぞれ同芯の円筒面を形成し、
その両円筒面の間に薄肉円環を嵌合させ、この薄肉円環
と一方の円筒面との間に複数の転動体を圧入して、その
圧入位置で薄肉円環と他方の円筒面を接触させ、上記一
方の軌道部材を入力側に、薄肉円環を出力側に設定した
のである。
【0010】また、上記第2の目的を達成するため、こ
の発明の自動復帰型トルクリミッタは、上記の減速機に
おける2つの軌道部材の間にカムリングを設け、そのカ
ムリングと一方の軌道部材との間に、係合子と、その係
合子を保持する保持器を組込み、上記カムリングと一方
の軌道部材の各対向面に、係合子が円周方向の複数の位
置で係合しその係合位置以外の位置で円周方向に自由に
移動できる係合面を設け、上記減速機の他方の軌道部材
とカムリングとを弾性材を介して共回りするように連結
し、かつ、上記保持器と減速機の薄肉円環とを連結した
構造としたのである。
【0011】また、自動復帰型トルクリミッタの第2の
手段として、上記係合面と係合子とを、2つの軌道部材
に対して軸方向に対向させた構造を採用したのである。
【0012】
【作用】上記構造で成る減速機においては、入力側の一
方の軌道部材が回転すると、その回転に伴なって圧入さ
れた転動体が同方向に公転し、静止状態にある他方の軌
道部材と薄肉円環との接触位置が移動する。
【0013】公転する転動体が入力側の軌道部材に対し
て1周分回転すると、薄肉円環は、静止側の軌道部材の
円周面上を転がり運動をして、両者の接触位置も1周
し、また、入力側の軌道部材に対しては、圧入した転動
体の送り作用により同じ回転方向に連れ回りする。この
場合、軌道部材と薄肉円環との嵌合すき間、及び転動体
の圧入量を変数とし、それらを微小な値に設定すること
により、上記の転がり運動や連れ回りによる薄肉円環の
軌道部材に対する相対移動速度を極めて低くすることが
でき、数千分の一程度の大きな減速比を得ることができ
る。
【0014】一方、この発明の自動復帰型トルクリミッ
タでは、2つの軌道部材が相対回転すると、一方の軌道
部材とカムリングの間で係合子が係合面の係合位置に係
合し、2つの軌道部材を一体で回転させる。この状態か
ら、他方の軌道部材に過負荷が加わると、カムリングに
連結する弾性材が弾性変形してカムリングの係合面が変
形し、さらに作用する負荷が増大した時点で係合子が係
合位置を通過し、トルク伝達が遮断される。
【0015】このように係合子が係合位置を通過する
と、薄肉円環と接続する保持器が、減速機の作用により
一方の軌道部材に対して減速されて回転駆動されるた
め、係合子は低い速度で移動し、長い時間間隔をおいて
次の係合位置へ送られる。
【0016】上記のトルクリミッタでは、カムリングと
他方の軌道部材の間に弾性材を介在させているため、係
合子が係合面の係合位置を乗り越える時の衝撃が弾性材
により吸収され、異音の発生や振動が軽減される。
【0017】また、上記のトルクリミッタにおいて、軌
道部材に対して係合面と係合子を軸方向に対向させる
と、2つの軌道部材の径方向の寸法を縮少でき、トルク
リミッタをコンパクトに形成することができる。
【0018】
【実施例】図1及び図2は、実施例の減速機を示してい
る。図において、1は固定軸7により静止状態に保持さ
れる内輪、2はその内輪1の外側に嵌合する外輪であ
り、この内輪1と外輪2の各対向面に、内外輪1、2と
同芯の円筒面3、4が形成されている。
【0019】上記円筒面3、4の間には、内輪1の円筒
面3に対して、微小な嵌合すき間Δdをもって薄肉円環
5が嵌め込まれている。また、薄肉円環5と外輪2の円
筒面4との間には、両者間の間隔よりも大きな直径dw
をもつ複数の転動体6が圧入されている。この転動体6
は、その圧入位置で薄肉円環5を変形させ、薄肉円環5
の内径面と内輪1の円筒面3とを接触させている。
【0020】上記構造の減速機Aでは、外輪2を図2の
矢印方向に回転させると、圧入された転動体6が、外輪
2と同じ回転方向に内輪1の回りを公転し、円筒面3と
の接触位置も移動する。
【0021】転動体6が1周分公転すると、薄肉円環5
が内輪1の円筒面3上を内接転がり運動をし、また、外
輪2に対しては同じ回転方向に連れ回り運動を行う。こ
こで、内接転がり運動は嵌合すき間Δdを、連れ回り運
動は転動体6の圧入量Δdwを微小な値に設定すること
により、数千分の一程度の大きな減速比を得ることがで
き、薄肉円環5は、外輪2の回転と同方向に極めて遅い
速度で回転する。
【0022】なお、上記の例では、薄肉円環5と内輪1
を接触させたが、図3及び図4に示すように外輪2を固
定部材8に固定させ、薄肉円環5と外輪2が接触する構
造とする場合、同様の運動が起こる。このとき、内接転
がり運動と連れ回り運動の方向が逆となり、後者が大き
い場合は、内輪1が入力側、薄肉円環5が出力側とした
とき、薄肉円環5は内輪1の回転方向と同じ方向に極め
て遅い速度で回転する。
【0023】一方、図5乃至図8は、上記の減速機Aを
用いて形成した自動復帰型のトルクリミッタの実施例を
示している。なお、前述した部品と同じ機能を有する部
品については、同じ符号を付して説明を省略する。
【0024】このトルクリミッタにおいては、内輪1の
減速機Aとは反対側端部の外径面に、円筒状の係合面1
1を設け、内輪1の内径面に、カラー部材12を介して
出力軸13を連結している。
【0025】また、内輪1の係合面11と外輪2の間に
環状のカムリング14を嵌合させ、そのカムリング14
と外輪2の内径面2aとの間に、その両者間のすき間を
埋める弾性材15が充填されている。この弾性材15
は、加硫ゴムやエラストマー等から成り、カムリング1
4と外輪2を共回りするように連結している。
【0026】上記カムリング14の内径面には、全体と
して円筒形をなす係合面16が形成され、この係合面1
6に、円周方向に所定の間隔で内径方向に突出する複数
のカム面17が形成されている。
【0027】この各カム面17は、内輪1の係合面11
に対して円周方向に傾斜をもつように形成され、その係
合面11との間でくさび形空所18を形成している。
【0028】一方、上記カムリング14と内輪1の間に
は、上記減速機Aを構成する薄肉円環5と一体に形成さ
れた環状の保持器19が嵌め込まれている。この保持器
19の周面には、上記カム面17に対応した数のポケッ
ト20が形成され、その各ポケット20にそれぞれロー
ラ21が組込まれている。
【0029】上記ローラ21の直径寸法Dは、カム面1
7と係合面11で形成するくさび形空所18の幅狭部1
8aの寸法よりも大きく形成され、幅狭部18aの近傍
部でのみローラ21がカム面17と係合面11に係合す
るように設定されている。また、上記幅狭部18aの近
傍以外の内輪1と外輪2間の寸法は、ローラ21の直径
寸法Dより大きく形成され、ローラ21が抵抗なく移動
できる大きさに形成されている。
【0030】また、上記外輪2の端面には駆動力の入力
用のプーリ22が取付けられ、そのプーリ22の内径部
が軸受23を介して出力軸13に回転自在に支持されて
いる。
【0031】この実施例のトルクリミッタは上記のよう
な構造であり、プーリ22に外部から回転力を加え、外
輪2及びカムリング14を図6の矢印方向(時計回り方
向)に回転させると、ローラ21がくさび形空所18の
幅狭部18aに喰い込んでロック状態となり、外輪2及
びカムリング14と共に内輪1が一体で回転する。
【0032】この状態から、出力軸13(内輪1)に作
用する負荷が増大すると、外輪2とカムリング14の間
に介在した弾性材が弾性変形してカムリング14が拡径
し、ローラ21の喰い込み量が増大する。
【0033】さらに、出力軸13に加わる負荷が増大
し、くさび形空所18の幅狭部18aをローラ21が通
過すると、ローラ21がトルクを伝達できなくなって内
輪1が空転し、プーリ22から出力軸13にトルクが伝
達されない。
【0034】この場合、ローラ21がくさび形空所18
の幅狭部18aを通過する際に生じる衝撃音や振動は、
外輪2とカムリング14間の弾性材15が吸収し、騒音
や振動の発生が防止される。
【0035】上記くさび形空所18の幅狭部18aをロ
ーラ21が通過し、動力の伝達が解除されると、減速機
Aの作用により、保持器19と一体になった薄肉円環5
が、外輪2に対して極めて遅い速度で相対回転する。こ
れにより、保持器19は低い速度で回転運動し、ローラ
21は長い時間をかけて次の係合位置に移動する。
【0036】上記構造のトルクリミッタでは、外輪2と
カムリング14間に介在した弾性材15がカムリング1
4の変形をバックアップするため、カムリング14の厚
みをより薄く設計することが可能になる。
【0037】図9乃至図11は、トルクリミッタの第2
の実施例を示している。この例では、内輪1を入力側、
外輪2を従動側としており、外輪2の端面31にピン3
2を用いて減速リング33を取付け、その減速リング3
3の内径に形成した円筒面4に、減速機Aの薄肉円環5
を嵌合させている。また、内輪1の外径に設けた円筒面
3と薄肉円環5との間に複数の転動体6を圧入し、その
転動体6の圧入位置で薄肉円環5と減速リング33を接
触させている。
【0038】内輪1の端面には、ボルトを用いてクラッ
チ板34を取付け、このクラッチ板34と外輪2の端面
31との間に、カムリング35を嵌め込んでいる。この
カムリング35は、ピン36により軸方向に移動可能
で、かつ回転方向には外輪2と共回りするように連結さ
れ、そのカムリング35と外輪2の端面31との間に、
カムリング35をクラッチ板34に向かって押圧する弾
性材としての皿バネ37を組込んでいる。
【0039】また、カムリング35とクラッチ板34の
軸方向に対向する端面間には、それぞれ係合面38、3
9が形成され、その係合面38、39の間に、係合子と
しての複数のボール40と、そのボール40を保持する
保持器41を組込んでいる。
【0040】上記カムリング35の係合面38には、所
定の間隔で軸方向に傾斜状に突出する複数のカム面42
が形成され、このカム面42とクラッチ板34の係合面
39との間でくさび形空所43を形成している。
【0041】また、上記保持器41と薄肉円環5の端部
には、それぞれ互いに噛み合う歯車状の係合歯44が形
成され、この係合歯44の噛み合いにより保持器41と
薄肉円環5が一体で共回りするように連結している。
【0042】上記のトルクリミッタでは、図10のよう
にボール40が、カムリング35とクラッチ板34で形
成されるくさび形空所43の位置にある時、内輪1がボ
ール40のカム面42との係合する方向に回転すると、
クラッチが成立し、カムリング35とピン36で連結し
ている外輪2が内輪1と一体で回転する。
【0043】外輪2に加わる負荷トルクが大きくなる
と、皿バネ37が撓んでカムリング35が軸方向に移動
し、負荷トルクが許容値を越えると、図11に示すよう
にボール40がカム面42を通過し、動力の伝達が解除
される。
【0044】この場合、ボール40がカム面42を通過
する際に生じる衝撃は、カムリング35をバックアップ
する皿バネ37が吸収し、騒音や振動の発生が防止され
る。
【0045】上記のように動力伝達が解除された状態で
内輪1が回転を続けると、減速機Aの作用により薄肉円
環5は内輪の回転に対して極めて低い速度で回転する
が、この薄肉円環5に保持器41が連結しているため、
薄肉円環5の回転に伴なって保持器41が低速で回転
し、ボール40を長い時間をかけて次の係合位置まで移
動させる。
【0046】上記の構造のトルクリミッタでは、クラッ
チを構成するカムリング35や、ボール40、クラッチ
板34、皿バネ37等が外輪2に対して軸方向に配置さ
れるため、内輪1と外輪2の径方向の寸法を小さく設計
でき、トルクリミッタの形状をコンパクトに形成するこ
とができる。
【0047】
【効果】以上のように、この発明の減速機は、歯車機構
を用いずに内外の軌道輪の間で薄肉円環が極めて小さい
距離ずつ移動することにより、簡単な構造で高い減速比
を得ることができ、高い減速比の減速機をコンパクトに
形成することができる。
【0048】一方、この発明のトルクリミッタは、上記
減速機の作用により係合子を低速度で移動させるので、
簡単な構造で再復帰時間の長い自動復帰型のトルクリミ
ッタを提供することができる。
【0049】また、軌道輪とカムリングの間に弾性材を
介在させることにより、トルクの伝達遮断時の衝撃を吸
収することができ、騒音や振動の発生を軽減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】減速機の実施例を示す断面図
【図2】図1のII−II線の断面図
【図3】減速機の他の実施例を示す断面図
【図4】図3のIV−IV線の断面図
【図5】トルクリミッタの実施例を示す断面図
【図6】図5のVI−VI線の断面図
【図7】図5のVII −VII 線の断面図
【図8】同上のクラッチ部分を拡大して示す断面図
【図9】トルクリミッタの第2の実施例を示す断面図
【図10】同上のクラッチ部分を拡大して示す断面図
【図11】図10の作用状態を示す断面図
【図12】従来例を示す断面図
【符号の説明】
1 内輪 2 外輪 3、4 円筒面 5 薄肉円環 6 転動体 11 係合面 14 カムリング 15 弾性材 17 カム面 18 くさび形空所 19 保持器 21 ローラ 33 減速リング 34 クラッチ板 35 カムリング 37 皿バネ 38、39 係合面 40 ボール 41 保持器 42 カム面 43 くさび形空所 A 減速機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外に嵌合する2つの軌道部材の対向す
    る面にそれぞれ同芯の円筒面を形成し、その両円筒面の
    間に薄肉円環を嵌合させ、この薄肉円環と一方の円筒面
    との間に複数の転動体を圧入して、その圧入位置で薄肉
    円環と他方の円筒面を接触させ、上記一方の軌道部材を
    入力側に、薄肉円環を出力側に設定した減速機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の減速機における2つの
    軌道部材の間にカムリングを設け、そのカムリングと一
    方の軌道部材との間に、係合子と、その係合子を保持す
    る保持器を組込み、上記カムリングと一方の軌道部材の
    各対向面に、係合子が円周方向の複数の位置で係合しそ
    の係合位置以外の位置で円周方向に自由に移動できる係
    合面を設け、上記減速機の他方の軌道部材とカムリング
    とを弾性材を介して共回りするように連結し、かつ、上
    記保持器と減速機の薄肉円環とを連結して成る減速機能
    を備えた自動復帰型トルクリミッタ。
  3. 【請求項3】 上記係合面と係合子とを、2つの軌道部
    材に対して軸方向に対向させた請求項2に記載の減速機
    能を備えた自動復帰型トルクリミッタ。
JP20420593A 1993-08-18 1993-08-18 減速機及び減速機能を備えた自動復帰型トルクリミッタ Pending JPH0754875A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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