JPH0754412Y2 - 間仕切りの係止装置 - Google Patents

間仕切りの係止装置

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JPH0754412Y2
JPH0754412Y2 JP1988157463U JP15746388U JPH0754412Y2 JP H0754412 Y2 JPH0754412 Y2 JP H0754412Y2 JP 1988157463 U JP1988157463 U JP 1988157463U JP 15746388 U JP15746388 U JP 15746388U JP H0754412 Y2 JPH0754412 Y2 JP H0754412Y2
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JP
Japan
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slide shaft
locking rod
partition
ceiling
spring
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988157463U
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English (en)
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JPH0277210U (ja
Inventor
信二 青井
Original Assignee
株式会社青井黒板製作所
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Publication date
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の対象・利用分野) 本考案は、建物内の室内を仕切る移動可能な間仕切りの
係止装置に関する。
(従来の技術) 建物内の室内、特に広間を仕切る間切りは、ボード体な
どの間仕切板からなる間仕切り本体の上下に係止杆を出
入れ自在に設け、パンタグラフ式の伸縮装置によって係
止杆を上下に突出させ、これらを天井または床面に圧接
させて間仕切り本体を所定位置に係止するようにしてい
る。
ところでこのような間仕切り、即ち間仕切り本体に係止
杆を取付けたものは、ユニットとして工場生産され、こ
れを建物室内などの取付け現場で上述のようにして取付
けられるようになっているため、天井から床面までの高
さが上述の係止杆の突出量で吸収できない場合、即ち伸
縮装置によって最大の係止杆の突出量に突出した場合で
も天井または床面に対する係止杆の圧接力が不十分な場
合には、この係止装置は使用することができない。更に
また前述の伸縮装置によって係止杆を天井等に圧接係止
させる場合に、間仕切り使用途中の振動、衝撃等によっ
て係止杆の天井等に対する圧接力が弱くなり、ガタツキ
の発生する事例が生じていた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上述の難点に鑑み、上記係止杆の突出量をで
きるだけ多く調整できるようにして、天井・床面高さに
対し可能な限り適応することができるようにすると共
に、間仕切り本体に振動や衝撃を受けても係止杆の天井
等に対する圧接力が弱くならないようにすることを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案は、間仕切り本体1
の内部に、上下に延びる一対の支持杆6,6が設けられ、
両支持杆6,6の対向端に設けた伸縮装置5によって両支
持杆を上下に移動させるようにすると共に、両支持杆6
の各先端部分にガイドパイプ8を一体形成して、これに
一定距離間上下に移動自在なスライドシャフト9を嵌合
し、該スライドシャフト9に係止杆2を連結すると共
に、該係止杆2を天井または床面に圧接付勢するばね13
をスライドシャフト9に付設し、且つ該ばね13のばね圧
を調整する調整ナット12をスライドシャフト9に螺合
し、上記スライドシャフト9と係止杆2との連結状態を
分離できるよう両者のいずれか一方に設けた雌ねじ部14
に他方の雄ねじ部15を螺合するようにしてなる構成を採
用するものである。
(実施例) 第1図に示すように、正面矩形状のボード体(間切り
板)からなる間仕切り本体1は、その上下端から突出す
る係止杆2,2が天井3及び床面4に圧接することによっ
て所定位置に係止される。
第2図に示すように間仕切り本体1の内部にはパンタグ
ラフ式伸縮装置5を挟んでその対向端が該伸縮装置5の
リンク5a,5aに連結された一対の支持杆6,6が上下に延び
て設けられ、それぞれの先端部には、第3図で述べる連
結機構を介して係止杆2,2が連結され、両係止杆2,2は間
仕切り本体1から上下に突出して先端パット部2a,2aが
前述のように天井3及び床面4に圧接するようになって
いる。なお間仕切り本体1の上端縁には吊りガイド部7,
7が設けられ、天井に設けられたガイドレールに沿って
間仕切り本体1が移動できるようになっているが、この
移動機構は周知の技術であるから説明を省略する。
第3図に示すように、支持杆6の先端部分にはガイドパ
イプ8が溶接等によって一体形成され、このガイドパイ
プ8にスライドシャフト9が上下に移動自在に嵌合さ
れ、且つガイドパイプ8に上下に所定長さの長孔10が貫
設され、これに対応してスライドシャフト9に長孔10に
沿ってその長さ距離間移動自在なピン11が突設されてい
る。したがってスライドシャフト9は長孔10の長さ距離
間、自由に上下に移動できる。スライドシャフト9の上
端部外周面には軸方向に一定長さの雄ねじ部9aが形成さ
れ、これに調整ナット12が螺合され、該ナット12とガイ
ドパイプ8上端縁の鍔部8aとの間にはコイルばね13がス
ライドシャフト9の外周に嵌合されている。
更にスライドシャフト9の上端部にはその上端面から軸
方向に雌ねじ部14が穿設され、これに対応して係止杆2
の基端部には雄ねじ部15が突設され、該雄ねじ部15を雌
ねじ部14にねじ込むこと、即ちボルト結合することによ
って係止杆2を支持杆6に連結するようになっており、
また当然にボルト結合を弛めることによって両者を分離
することができる。なお、16はセットねじで、調整ナッ
ト12をその調整位置でスライドシャフト9に係止するた
めのものである。
したがって建物室内の取付現場で、間仕切り本体1を取
付けるには、第2図で示すように操作杆挿入孔17より挿
入した操作杆によってパンタグラフ式伸縮装置5を伸張
位置に操作することによって係止杆2,2が上下に一点鎖
線で示すように突出し、そのパッド部2a,2aが天井3及
び床面4に圧接することによって間仕切り本体1を所定
位置に係止することになるが、係止杆2は、天井3等に
圧接する際にコイルばね13の付勢力によって常時天井3
に圧接力を負荷しているため、間仕切り本体1に振動等
を受けても係止杆2の天井2等に対する圧接力が弱くな
ることがない。
また係止杆2は、スライドシャフト9及びこれが嵌合す
るガイドパイプ8を介して支持杆6に対し一定距離間伸
縮でき、なおかつ上述のようなコイルばね13によって付
勢されているため、天井・床面間高さに対して係止杆2
の突出量に若干の誤差があっても、係止杆2のスライド
シャフト9及びガイドパイプ8による上述の伸縮機能に
よって上記誤差を吸収して係止杆2を天井3等に圧接す
ることができ、更には係止杆2の突出量が多くなりコイ
ルばね13のばね圧力が不十分であれば調整ナット12を調
整することによってばね圧力を上げることもできる。
上述のように間仕切り本体1は、コイルばね13の付勢力
によって常時、天井3等に圧接係止されているが、長期
使用の経時的変化によってコイルばね13が疲労し、ばね
圧力が減退した場合、あるいはコイルばね13のばね圧力
を一層高めたい場合、即ち間仕切り本体1を天井3等に
圧接係止させることにあたって、圧接力が弱ければ音響
等の振動が間仕切り本体1に伝播され、防音性能を上げ
ることができない恐れがあり、このため特に防音性能を
高めたい場合には、より強力なばね圧力を有するコイル
ばねに取替えなければならない。
この点、本考案によれば、スライドシャフト9と係止杆
2とを、両者のいずれか一方に設けた雌ねじ部14に他方
の雄ねじ部15を螺合するようにして両者を分離可能に連
結してなるため、スライドシャフト9に螺合された調整
ナット12をスライドシャフト9から離脱させる際には、
スライドシャフト9には調整ナット12の離脱に障害とな
る突出物等がないからスライドシャフト9から係止杆2
を分離するだけで、簡単にスライドシャフト9から調整
ナット12を離脱させて所定のばね圧のコイルばね13のも
のと取り替えることができる。
また、間仕切り本体1と天井3及び床面4との間の間隙
の大小に合わせて、これに適合する長さの係止杆2に取
り替えることができるから実用的であり、且つ係止杆2
の取り替えの際に、調整ナット12とコイルばね13はスラ
イドシャフト9側に設けられているから、これらの部材
に支障をきたすことなく取り替えることができ取り替え
作業が簡単容易である。
(効果) 以上のように本考案によれば、建物室内の天井・床面高
さと間仕切り本体の縦長さ及び間仕切り本体を圧接係止
する係止杆の突出量との間に建付誤差等があっても、こ
れらの誤差を吸収して間仕切り本体を天井・床面間に正
確に係止することができると共に、間仕切り本体は常時
ばね圧力によって天井・床面に圧接係止されているから
該本体に振動や衝撃等が負荷してもその係止力を弱める
ことがなく、間仕切り本体を安定して支持させることが
できる。
また本考案によれば、スライドシャフトと係止杆とを、
両者のいずれか一方に設けた雌ねじ部に他方の雄ねじ部
を螺合するようにして両者を分離可能に連結してなるた
め、スライドシャフトに螺合された調整ナットをスライ
ドシャフトから離脱させる際には、スライドシャフトに
は調整ナットの離脱に障害となる突出物などがないから
スライドシャフトから係止杆を分離するだけで、簡単に
スライドシャフトから調整ナットを離脱させて所定のば
ね圧のコイルばねのものと取り替えることができる。
また、間仕切り本体と天井及び床面との間の間隙の大小
に合わせて、これに適合する長さの係止杆に取り替える
ことができるから実用的であり、且つ係止杆の取り替え
の際に、調整ナットとコイルばねはスライドシャフト側
に設けられているから、これらの部材に支障をきたすこ
となく取り替えることができ取り替え作業が簡単容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の外観正面図、第2図は同要
部の内部を示す正面図、第3図は同要部の拡大正面図で
ある。 1……間仕切り本体、2……係止杆、3……天井、4…
…床面、5……伸縮装置、6……支持杆、8……ガイド
パイプ、9……スライドパイプ、10……長孔、11……ピ
ン、12……調整ナット、13……ばね、14,15……ボルト
結合部(雌ねじ部、雄ねじ部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】間仕切り本体の内部に、上下に延びる一対
    の支持杆が設けられ、両支持杆の対向端に設けた伸縮装
    置によって両支持杆を上下に移動させるようにすると共
    に、両支持杆の各先端部分にガイドパイプを一体形成し
    て、これに一定距離間上下に移動自在なスライドシャフ
    トを嵌合し、該スライドシャフトに係止杆を連結すると
    共に、該係止杆を天井または床面に圧接付勢するばねを
    スライドシャフトに付設し、且つ該ばねのばね圧を調整
    する調整ナットをスライドシャフトに螺合し、上記スラ
    イドシャフトと係止杆との連結状態を分離できるよう両
    者のいずれか一方に設けた雌ねじ部に他方の雄ねじ部を
    螺合するようにしてなる間仕切りの係止装置。
JP1988157463U 1988-12-01 1988-12-01 間仕切りの係止装置 Expired - Lifetime JPH0754412Y2 (ja)

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JPH0277210U JPH0277210U (ja) 1990-06-13
JPH0754412Y2 true JPH0754412Y2 (ja) 1995-12-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6301144B2 (ja) * 2014-02-05 2018-03-28 株式会社イノアックコーポレーション ロック装置
JP6301148B2 (ja) * 2014-02-14 2018-03-28 株式会社イノアックコーポレーション ロック装置

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JPS4922436U (ja) * 1972-05-31 1974-02-26
JPS55117507U (ja) * 1979-02-15 1980-08-19
JPS5799026U (ja) * 1980-12-09 1982-06-18
JPS6332043A (ja) * 1986-07-23 1988-02-10 コマニ−株式会社 釣設パネルの固定及び遮音装置

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JPH0277210U (ja) 1990-06-13

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