JP3019381U - 水平器付き脚立 - Google Patents

水平器付き脚立

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JP3019381U
JP3019381U JP1995007398U JP739895U JP3019381U JP 3019381 U JP3019381 U JP 3019381U JP 1995007398 U JP1995007398 U JP 1995007398U JP 739895 U JP739895 U JP 739895U JP 3019381 U JP3019381 U JP 3019381U
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stepladder
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horizontal rod
leveler
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JP1995007398U
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Inventor
理夫 東
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理夫 東
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は設置調節脚を具備した脚立の改良を
目的としており、詳しくは設置面の高低差に対して安定
的に全脚端を設置調節できるようにすると共に、調整時
に脚立の安定設置を計るべく、横杆の水平を確認し得る
ことを目的としているものである。 【構造】 設置高さを調節可能とした調節脚付き脚立に
おいて、横杆に水平器を併設した構造としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は脚立の設置調節脚を具備した脚立に関するものであり、詳しくは設置 地盤の高低差に対して安定的に全脚端を設置調節できるようにすると共に、調整 時に脚立の安定設置を計るべく横杆の水平を確認し得るよう勘案した水平器付き 脚立に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、一対の脚体を上端において蝶着して開閉自在とした脚立が各種市販 されているが、これらの脚立は平坦な地盤上の設置を対象としたものがほとんど であって高低差のある地盤上に設置する場合には全ての脚端が平均して設置安定 しないという欠点があり、不安定な脚立の上の作業は非常に危険なので安定設置 に苦慮することが多かった。このような問題を解決せんとして、脚端に引出し脚 を備えたもの、脚端にネジアジャスターを備えたものが一部で市販されている。 この引出し脚を備えたものは伸縮長さが大きく、またネジアジャスターは微調整 ができるという利点がある。更に出願人は、脚立横杆に配設した取付け板に連動 機構等からなる制動装置を配設し、脚立のそれぞれの脚の下部に伸縮自在に補助 脚を配設し、該補助脚の下端部には支持装置を配設すると共に、前記制動装置と 支持装置を介して円弧状の調節脚を摺動、制動自在に保持すべく構成してなる脚 立の設置高さ調節脚の制動構造であり、更には脚固定用横杆の中央折曲部に配設 したレバーを回動することにより、該脚固定用横杆より自在継手を介して連結し た制動装置を作動せしめるべく構成してなる脚立の設置高さ調節脚の制動構造を 勘案して出願し実用新案登録第3013165号として登録されている。しかし いずれの調節脚にあっても、設置安定、即ち横杆が水平であるか否かは視覚に頼 るしかなく、設置場所によっては視覚では水平と思ったものが、少し離れて見て 見ると傾斜していたということがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 このようなことから、高低差のある地盤上での脚立上の作業が安全にできる設 置調節脚付きの脚立で、更に設置安定を確認し得る構造の開発が課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案にあっては係る課題を解決せんとして開発したものであり、設置高さを 調節可能とした調節脚付き脚立において、横杆に水平器を併設したことを特徴と する水平器付き脚立を呈せんとするものである。
【0005】
【実施例】
以下本考案に係る実施例の態様を図面に基いて説明すれば、図1において1は 脚立の脚で、左右の脚1,1を横方向に連結する横杆2には連動機構等からなる 制動装置3を配設し、各脚1,1の下端部には二股状の補助脚5,5を設け、該 補助脚5,5下端には支持装置6を配設し、前記制動装置3と支持装置6を介し て、円弧状の調節脚7を、摺動、制動自在に保持すべく構成している。更に横杆 2の内側下方には取付け金具8を介して水平器4を装着している。当該水平器4 は横杆2に固着してもよいが、本実施例においては脱着可能に装着している。水 平器4としては水平のみを確認するもの、交差する二方向の水平度を確認するも のなど種々が考えられるが、脚立の機能からすれば水平のみを確認し得るもので 用をなすものである。また、図示はしていないが、横杆2の前側に水平器4を埋 め込む方法も考えられる。本実施例において横杆2の内側下方に装着しているの は、横杆2は脚立使用時に作業者が足を掛けるところであり、従って水平器4が 足で踏まれないように内側下方としているものである。
【0006】 図2及び図3に示すように制動装置3は、上端を横杆2に固着した二枚の板を 取付け板30としており、当該二枚の板の内部に全ての機構を組み込んでいる。 取付け板30の上部には4枚のリンクからなる連動機構31の上軸32を固定点 として軸着しており、中軸33にはローラー34を軸着し、該ローラー34は円 弧状の調節脚7の上部に位置している。調節脚7の下方に位置する下軸35は、 内方に制動片36より突出しており、取付け板30に穿設した長孔37内を上下 動し得るように構成されている。38は頭部を制動片36に係止した作動ピンで 、下部は取付け板30に固着した基板39に穿設された孔40を貫通して下方の 駆動ピン41にボス42を介して回動自在に遊嵌している。前記制動片36の下 面と基板39間にはバネ43が配設されており、該バネ43により制動片36を 調節脚7に押圧すべく構成している。前記駆動ピン41には作動ピン38を介し て制動片36を作動せしめるカム44が付設されている。45はカム44を常時 基板39下面に引付けておくためのバネで46はバネ圧の調節用ナットである。
【0007】 図5に示すように、脚立を開いた状態(使用状態)にて固定するときに用いる 脚固定用横杆47は、制動装置3の駆動ピン41に自在継手48を介して連結さ れており、中央部で折畳み可能に構成している。当該折畳み部にはレバー49を 配設しており、該レバー49を所定方向に動作することにより脚固定用横杆47 が回転し、自在継手48を介して駆動ピン41が回転し、該駆動ピン41に固着 したカム44が回動し、作動ピン38を介して制動片36を作動するように構成 している。
【0008】 図6に示すように支持装置6は上端を脚1に固着し、二股状として調節脚7を 跨いだ形状の補助脚5の下端に二枚の板からなる基板61を枢着(枢着部62) し、基板61の枢着部62横方向、調節脚7の下方には支持ローラー63を軸着 しており、反対側の調節脚7の上部には締付けローラー64を軸着している。該 支持装置6は補助脚5に荷重がかかった場合に支持ローラー63と締付けローラ ー64で調節脚7を締付ける状態となるように構成されている。また調節脚7は 前記制動装置3の中軸33のローラー34,34と左右の支持装置3,3の支持 ローラー63,63によって保持されている。
【0009】
【考案の効果】
以上のように本考案は、設置高さを調節可能とした調節脚付き脚立において、 横杆2に水平器4を併設したことを特徴とする水平器付き脚立であるから、従来 の脚立が平坦な地盤上の設置を対象としたものがほとんどであり、高低差のある 地盤上に設置する場合には全ての脚端が平均して設置安定しないことから不安定 な脚立の上の作業は非常に危険であり、このような問題を解決せんとして開発さ れた引出し脚を備えたものやネジアジャスターを備えたもの、または、本考案の 水平器4を配設しようとする脚立の場合も、地盤上の高低に倣って調節脚7が調 整できるものの、脚立そのものの横方向の傾斜は視覚に頼るしかなかったが、本 考案では横杆2に水平器4を具備しており、また本体の脚立は、設置場所に脚立 をおいてレバー49を動作するだけで調節脚7の位置決めをするための制動装置 3を制動状態又は解放状態とすることができるのであるから、レバー49の操作 は水平器4を見ながら行えば調節脚7は接地場所の高低に倣い、しかも脚立その ものは確実に垂直に接地することができるものであり、伸縮操作はより以上に迅 速化され、しかも伸縮の微調整ができ、その上、どんな接地場所にも確実に且つ 安全に脚立を接地することができる等、誠に顕著なる実用的効果を有するもので ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の部分正面図である。
【図2】本考案装置の水平器を装着した部分正面図であ
る。
【図3】本考案装置の水平器を装着した部分側面図であ
る。
【図4】本考案装置要部の一部断面した正面図である。
【図5】本考案装置要部の一部断面した側面図である。
【図6】本考案装置要部の一部断面した正面図である。
【図7】本考案装置要部の一部断面した側面図である。
【図8】本考案装置要部の一部断面した正面図である。
【符号の説明】
1 脚 2 横杆 3 制動装置 4 水平器 5 補助脚 6 支持装置 7 調節脚 8 取付け金具 30 取付け板 31 連動機構 32 上軸 33 中軸 34 ローラー 35 下軸 36 制動片 37 下軸用長孔 38 作動ピン 39 基板 40 基板孔 41 駆動ピン 42 ボス 43 バネ 44 カム 45 バネ 46 調節用ナット 47 脚固定用横杆 48 自在継手 49 レバー 61 基板 62 枢着部 63 支持ローラー 64 締付けローラー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置高さを調節可能とした調節脚付き脚
    立において、横杆に水平器を併設したことを特徴とする
    水平器付き脚立。
JP1995007398U 1995-06-13 1995-06-13 水平器付き脚立 Expired - Lifetime JP3019381U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995007398U JP3019381U (ja) 1995-06-13 1995-06-13 水平器付き脚立

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995007398U JP3019381U (ja) 1995-06-13 1995-06-13 水平器付き脚立

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3019381U true JP3019381U (ja) 1995-12-12

Family

ID=43154796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995007398U Expired - Lifetime JP3019381U (ja) 1995-06-13 1995-06-13 水平器付き脚立

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JP (1) JP3019381U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3536249B2 (ja) 2000-03-02 2004-06-07 株式会社アルフア 梯子の支持装置

Cited By (1)

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