JPH0754127B2 - 潤滑油授受構造 - Google Patents

潤滑油授受構造

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JPH0754127B2
JPH0754127B2 JP62290230A JP29023087A JPH0754127B2 JP H0754127 B2 JPH0754127 B2 JP H0754127B2 JP 62290230 A JP62290230 A JP 62290230A JP 29023087 A JP29023087 A JP 29023087A JP H0754127 B2 JPH0754127 B2 JP H0754127B2
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【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、相互間に一対の半円状軸受メタルを介在させ
て相互に連結される円柱部および連結部間で潤滑油を授
受するための潤滑油授受構造に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる構造では、円柱部の潤滑油路に連通可能な
内周溝を一方の軸受メタルにその全周にわたって設ける
とともに、他方の軸受メタルには、内周溝に連通すると
ともに連結部の潤滑油路に連通する外周溝を全周にわた
って設けるようにしている。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところが、上記従来のものでは、一方の軸受メタルの内
周面にその全周にわたり内周溝を設けるので、円柱部に
摺接する面積が内周溝を設けた分だけ小さくならざるを
得ず、一方の軸受メタルの強度に問題があった。
また斯かる問題を解決するために、例えば実開昭61−14
5121号公報に開示される如く各軸受メタル(13,14)に
それぞれ周方向に比較的長い内周溝(18)を形成する一
方、その内周溝と連通する外周溝(21,22)を軸受メタ
ル自体に形成しないで、該軸受メタルを囲繞する連結部
(11,12)の内周面に形成するようにしたものが提案さ
れているが、この提案のものでは、軸受メタルに対する
溝加工に加えて、連結部の軸受メタル対向面に対しても
溝加工を行う必要があって、全体として加工工程が複雑
化してコストが嵩む不都合があり、また斯かる不都合を
解消すべく、例えば軸受メタル自体に前記外周溝を形成
するようにした場合には、軸受メタルにおける外周溝と
内周溝とのオーバラップ領域が周方向に比較的長く生じ
てしまい、このオーバラップ領域では軸受メタルが薄肉
になる上、その周辺領域での軸受負荷が高くなるため、
軸受メタルの強度や耐久性に問題がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、軸
受メタルの強度及び耐久性の向上と溝加工性の改善とを
図りながら、潤滑油の授受を的確に行なえるようにした
潤滑油授受構造を提供することを目的とする。
B.発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、円柱部には、該円
柱部の外面に開口する第1潤滑油路が設けられ、一方の
軸受メタルには、該一方の軸受メタルの周方向両端より
周方向にそれぞれ間隔を存して配置され該一方の軸受メ
タルを径方向に横切る一対の油孔と、その両油孔に周方
向両端を臨ませると共に前記第1潤滑油路に連通し得る
内周溝と、前記一対の油孔に周方向一端をそれぞれ臨ま
せ且つ該一方の軸受メタルの周方向両端面に周方向他端
をそれぞれ開口させた一対の外周溝とが設けられ、他方
の軸受メタルには、前記一対の外周溝に連通する外周溝
が該他方の軸受メタルの全周に亘って設けられ、連結部
には前記他方の軸受メタルの外周溝に連通する第2潤滑
油路が設けられたことを特徴としている。
(2)作用 上記一方の軸受メタルは、それの内周溝の周方向両端
を、該メタルの周方向両端より周方向にそれぞれ間隔を
存して配置される一対の油孔に臨ませているため、その
内周溝の周方向長さを比較的短く(即ちメタル半周より
も短く)することができて、一方の軸受メタルの周方向
両端部をその幅方向全面に亘って円柱部に接触させるこ
とができ、それだけ該一方の軸受メタルは円柱部への接
触面積が増大して強度低下を小さく抑えることができ
る。
また上記一方の軸受メタルに、一対の油孔に周方向一端
をそれぞれ臨ませ且つ該一方の軸受メタルの周方向両端
面に周方向他端をそれぞれ開口させた一対の外周溝が設
けられると共に、他方の軸受メタルに、前記一対の外周
溝に連通する外周溝が全周に亘って設けられるため、円
柱部及び連結部(即ち第1潤滑油路及び第2潤滑油路)
間の連絡油路を確保するに当って溝加工は、連結部に対
して特別に行う必要がなくて単に軸受メタルに対してだ
け行えばよく、しかも他方の軸受メタルには内周溝を特
別に形成する必要もない。また特に上記一方の軸受メタ
ルについては溝を内、外周共に設けるにも拘わらずそれ
ら内、外周溝のオーバラップ部分を殆ど無くすことがで
きるから、そのオーバラップに起因した軸受メタルの強
度及び耐久性の低下が極力抑えられる。
(3)実施例 以下、図面により本発明をV型8気筒内燃機関に適用し
たときの一実施例について説明すると、先ず第1図にお
いて、このV型8気筒内燃機関の機関本体Eは、4気筒
ずつ左右2列のシリンダ列C1,C2がV字状に配列される
シリンダブロック2と、そのシリンダブロック2の下端
に一体に連設されるクランクケース3と、シリンダブロ
ック2の上部に固着されるシリンダヘッド4とで構成さ
れ、クランクケース3には、クランク軸5が回転自在に
支承される。
第2図、第3図および第4図を併せて参照して、シリン
ダ列C1,C2を形成すべくシリンダブロック2に並設され
たシリンダ1には、ピストン6が摺動自在に嵌合されて
おり、各ピストン6は、連結部としてのコンロッド7を
介してクランク軸5にそれぞれ連結される。
クランク軸5にはその軸方向一端から他端側に向けて順
に、5つのジャーナル部5a1〜5a5が相互間に円柱部とし
てのクランクピン部5b1〜5b4を介在させて設けられてお
り、各ジャーナル部5a1〜5a5がクランクケース3に回転
自在に支承される。すなわちクランクケース3の下面に
は、クランク軸5における各ジャーナル部5a1〜5a5の上
半周部を支承する支持部8が設けられ、この支持部8の
下面には半環状軸受面9が形成される。また支持部8に
はジャーナル部5a1〜5a1の下半周部を支承する軸受キャ
ップ10がそれぞれ結合され、これらの軸受キャップ10の
上面には半環状軸受面11が形成される。しかも両軸受面
9,11およびジャーナル部5a1〜5a5間には半円状軸受メタ
ル12,13が介装され、これによりジャーナル部5a1〜5a5
が支持部8および軸受キャップ10により回転自在に支承
されることになる。またクランク軸5におけるクランク
ピン部5b1〜5b4には、一対ずつ2組の半円状軸受メタル
14,15を介して、各シリンダ列C1,C2におけるピストン
6に連結されたコンロッド7の大端部7aが一対ずつ回動
自在に連結される。
クランクケース3の一側には、クランクケース3に結合
されたオイルパン16内の潤滑油を吸上げてクランク軸5
および他の潤滑部に供給するためのオイルポンプ17が装
着され、このオイルポンプ17はクランク軸5に連動、連
結される。
オイルポンプ17の吐出口は、クランクケース3およびシ
リンダブロック2に設けられた給油路18に接続され、こ
の給油路18は、クランク軸5と平行にしてシリンダブロ
ック2に設けられたメインギャラリ19に連通される。ま
たシリンダブロック2には、動弁装置(図示せず)等に
潤滑油を導くための給油路20がメインギャラリ19に連通
して穿設され、各支持部8には、クランク軸5に潤滑油
を供給するための潤滑油供給路21がメインギャラリ19に
連通して穿設される。
クランク軸5には、その軸方向中間部のジヤーナル部5a
3から両側のクランクピン部5b2,5b3を経てジャーナル
部5a2,5a4に至る油路221と、ジャーナル部5a1、クラン
クピン部5b1およびジャーナル部5a3間にわたる油路222
と、ジャーナル部5a4、クランクピン部5b4およびジャー
ナル部5a5間にわたる油路223とが、各ジャーナル部5a1
〜5a5の軸線CLaおよび各クランクピン部5b1〜5b4の軸線
CLbとは偏心した位置でそれらの軸線CLa,CLbと平行に穿
設される。
油路222,223は、クランク軸5の軸方向両端から穿孔加
工され、クランク軸5の両端開口部は栓部材23,24でそ
れぞれ閉塞される。また油路221は、クランク軸5の軸
方向他端側から穿孔加工され、ジャーナル部材5a4から
軸方向他端側の不要部分は栓部材25,26,27で閉塞され
る。
各ジャーナル部5a1〜5a5には、内端を油路221,222,22
3に連通させるとともに、外端を各ジャーナル部5a1〜5a
5の外面に開口させる連絡油路28が、ジャーナル部5a1
5a5の半径方向に沿って穿設される。すなわち、ジャー
ナル部5a1には油路222の一端に連通する連絡油路28が、
ジャーナル部5a2には油路222の他端に連通する連絡油路
28および油路221の一端に連通する連絡油路28が、ジャ
ーナル部5a3には油路221の中間部に連通する連絡油路28
が、ジャーナル部5a4には油路221の他端に連通する連絡
油路28および油路223の一端に連通する連絡油路28が、
ジャーナル部5a5には油路223の他端に連通する連絡油路
28がそれぞれ穿設される。
一方、各ジャーナル部5a1〜5a5の上半周部を支承する支
持部8の軸受面9には潤滑油供給路21に連通する凹部29
が設けられる。また軸受メタル12,13の内面にはその全
周にわたって溝30が設けられており、軸受メタル12には
凹部29および溝30間を連通する油孔31が穿設される。し
たがって潤滑油供給路21から供給される潤滑油は、軸受
メタル12,13および各ジャーナル部5a1〜5a5間に供給さ
れることになる。しかも前記各連絡油路28は、溝30に連
通するようにして各ジャーナル部5a〜5a5の外面に開口
されるものであり、これらの連絡油路28を介して各油路
221〜223にも潤滑油が供給されることになる。
第5図を併せて参照して、クランク軸5の各クランクピ
ン部5b1〜5b4には、内端を油路221〜223に連通させると
ともにその外端をクランクピン部5b1〜5b4の外面に開口
する一対ずつ2組の第1潤滑油路32,32が、クランクピ
ン部5b1〜5b4の軸栓CLbの両側で略V字状となるように
してそれぞれ穿設され、クランクピン部5b1〜5b4の外面
への第1潤滑油路32,32の開口端はクランクピン部5b1
5b4のほぼ一直径線上に位置する。このように第1潤滑
油路32,32を略V字状配置とすることにより、各クラン
クピン部5b1〜5b4のほぼ中央部に、肉抜き部33を設ける
ことが可能となり、この肉抜き部33により各クランクピ
ン部5b1〜5b4の軽量化ひいてはクランク軸5の軽量化を
図ることができる。
コンロッド7の大端部7aおよび各クランクピン部5b1〜5
b4間には半円状の軸受メタル14,15が介在するが、一方
の軸受メタル14の内面には、その周方向両端部を除く中
心角αたとえば90度の範囲にわたって内周溝34が設けら
れる。また他方の軸受メタル15の外周にはその全周にわ
たる外周溝35が設けられ、前記一方の軸受メタル14に
は、その外周溝35に連なる外周溝36,36が、周方向両端
から前記内周溝34の周方向両端に対応する位置まで設け
られる。しかも軸受メタル14には、その周方向両端より
周方向にそれぞれ間隔を存して配置され該軸受メタル14
を径方向に横切る一対の油孔37,37が穿設されており、
これら油孔37,37に、前記内周溝34の周方向両端および
前記一対の外周溝36,36の周方向一端をそれぞれ臨ませ
ており、これにより、該油孔37,37を介して内周溝34と
各外周溝36との間がそれぞれ直接連通される。
したがって第1潤滑油路32,32の外端が内周溝34に対応
する位置に来た時に、潤滑油が内周溝34から油孔37,37
を介して外周溝36,36および外周溝35に供給されること
になり、軸受メタル14,15とコンロッド7の大端部7aと
の間の潤滑が果たされる。
さらにコンロッド7には、ピストンピン38との連結部に
潤滑油を供給するための第2潤滑油路39が、前記外周溝
35に連なって穿設され、外周溝35に流れた潤滑油はさら
にピストンピン38との連結部にも供給されることにな
る。またコンロッド7の側面には、各クランクピン5b1
〜5b4側に向けて開口するとともにピストン6側に向け
て延びる案内溝40が穿設されており、軸受メタル14,15
および大端部7a間から漏出した潤滑油がピストン6側に
飛散すべく該案内溝40によって案内される。
次にこの実施例の作用について説明すると、クランク軸
5に設けられる油路221〜223は、各ジャーナル部5a1〜5
a5の軸線CLaおよび各クランクピン部5b1〜5b4の軸線CLb
とは偏心しているので、各ジャーナル部5a1〜5a5に設け
られる連絡油路28が極く短い距離ですみ、各ジャーナル
部5a1〜5a5には、従来のように貫通孔を設けることが不
要となり、したがって連絡孔28を設けることによるジャ
ーナル部5a1〜5a5の強度低下を抑えることができる。
また各油路221〜223は軸線CLa,CLbと平行であるので、
軸線に対して傾斜していた従来のものと比べると穿孔加
工が容易となる。しかも連絡孔28は、軸線CLaに対して
直交するものであり、さらに第1潤滑油路32,32は軸線C
Lbに直交する平面内にあるので、クランク軸5を角変位
しながら穿孔加工することができ、これらの連絡孔28お
よび第1潤滑油路32,32の穿孔加工も容易となる。
しかも第1潤滑油路32,32は、油路221〜223から略V字
状に延びるものであり、各クランクピン部5b1〜5b4の中
央部には油路が存在しないので、クランクピン部5b1〜5
b4の中央部に肉抜き部33を設けて軽量化を図ることがで
きる。
さらに、各クランクピン部5b1〜5b4と、コンロッド7の
大端部7aとの間に介在する軸受メタル14の内周溝34は、
軸受メタル14の周方向両端部を除く中央部のみに設けら
れるので、全周に内周溝を設けたものと比べると、軸受
メタル14の周方向両端部でクランクピン部5b1〜5b4に密
接して荷重を受けることができ、内周溝34を設けること
による強度低下を小さく抑えることができる。
また上記軸受メタル14に、一対の油孔37,37に周方向一
端をそれぞれ臨ませ且つ該軸受メタル14の周方向両端面
に周方向他端をそれぞれ開口させた一対の外周溝36,36
を設けると共に、他方の軸受メタル15に、前記一対の外
周溝36,36に連通する外周溝35を全周に亘って設けるよ
うにしたので、第1及び第2潤滑油路32,39間の連絡油
路を確保するに当って溝加工は、コンロッド7に対して
特別に行う必要がなくて単に軸受メタル14,15に対して
だけ行えばよく、しかも他方の軸受メタル15には内周溝
を特別に形成する必要もないから、全体として溝加工が
容易であると共に、他方の軸受メタル15の強度向上が図
られる。また特に軸受メタル14については溝34,36を
内、外周共に設けるにも拘わらずそれら内、外周溝34,3
6のオーバラップ部分を殆ど無くすことができるため、
そのオーバラップに起因した軸受メタル14自体の強度及
び耐久性の低下が極力抑えられる。
尚、以上の実施例では、クランク軸5のクランクピン部
5b1〜5b4とコンロッド7との間の潤滑油授受のために本
発明構造を適用したが、本発明構造は、ジャーナル部5a
1〜5a5と支持部8との間の潤滑油授受構造にも適用可能
である。
C.発明の効果 以上のように本発明によれば、一方の軸受メタルに設け
られる内周溝の周方向両端を、該メタルの周方向両端よ
り周方向にそれぞれ間隔を存して配置され該メタルを径
方向に横切る一対の油孔に臨ませるようにしたので、そ
の内周溝の周方向長さを比較的短くすることができて、
一方の軸受メタルの周方向両端部をその幅方向全面に亘
って円柱部に接触させることができ、従って該一方の軸
受メタルは、それの円柱部への接触面積を増大して強度
低下を小さく抑えることができる。
また上記一方の軸受メタルには、一対の油孔に周方向一
端をそれぞれ臨ませ且つ該一方の軸受メタルの周方向両
端面に周方向他端をそれぞれ開口させた一対の外周溝を
設け、他方の軸受メタルには、前記一対の外周溝に連通
する外周溝を全周に亘って設けたので、円柱部及び連結
部間の連絡油路を確保するに当って溝加工は、連結部に
対して特別に行う必要がなくて単に軸受メタルに対して
だけ行えばよく、しかも他方の軸受メタルには内周溝を
特別に形成する必要もないから、全体として溝加工が容
易で加工コストの節減および加工能率の向上に寄与し得
ると共に、他方の軸受メタルの強度向上が図られる。ま
た特に上記一方の軸受メタルについては溝を内、外周共
に設けるにも拘わらずそれら内、外周溝のオーバラップ
部分を殆ど無くすことができるため、そのオーバラップ
に起因した軸受メタルの強度及び耐久性の低下を極力抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図はV
型8気筒内燃機関の側面図、第2図は第1図のII−II線
拡大断面図、第3図は第2図のIII−III線断面図、第4
図はクランク軸の縦断面図、第5図は第2図のV−V線
拡大断面図である。 5b1〜5b4……円柱部としてのクランクピン部、7……連
結部としてのコンロッド、14,15……軸受メタル、32…
…第1潤滑油路、39……第2潤滑油路、34……内周溝、
35,36……外周溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互間に一対の半円状軸受メタル(14,1
    5)を介在させて相互に連結される円柱部(5b1〜5b4
    および連結部(7)間で潤滑油を授受するための潤滑油
    授受構造において、 円柱部(5b1〜5b4)には、該円柱部(5b1〜5b4)の外面
    に開口する第1潤滑油路(32)が設けられ、一方の軸受
    メタル(14)には、該一方の軸受メタル(14)の周方向
    両端より周方向にそれぞれ間隔を存して配置され該一方
    の軸受メタル(14)を径方向に横切る一対の油孔(37,3
    7)と、その両油孔(37,37)に周方向両端を臨ませると
    共に前記第1潤滑油路(32)に連通し得る内周溝(34)
    と、前記一対の油孔(37,37)に周方向一端をそれぞれ
    臨ませ且つ該一方の軸受メタル(14)の周方向両端面に
    周方向他端をそれぞれ開口させた一対の外周溝(36,3
    6)とが設けられ、他方の軸受メタル(15)には、前記
    一対の外周溝(36,36)に連通する外周溝(35)が該他
    方の軸受メタル(15)の全周に亘って設けられ、連結部
    (7)には前記他方の軸受メタル(15)の外周溝(35)
    に連通する第2潤滑油路(39)が設けられたことを特徴
    とする潤滑油授受構造。
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