JPH0753885A - 熱転写印刷に使用するためのトリアゼン染料 - Google Patents
熱転写印刷に使用するためのトリアゼン染料Info
- Publication number
- JPH0753885A JPH0753885A JP6124343A JP12434394A JPH0753885A JP H0753885 A JPH0753885 A JP H0753885A JP 6124343 A JP6124343 A JP 6124343A JP 12434394 A JP12434394 A JP 12434394A JP H0753885 A JPH0753885 A JP H0753885A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substituted
- group
- unsubstituted
- dye
- alkyl group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/385—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the transferable dyes or pigments
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B26/00—Hydrazone dyes; Triazene dyes
- C09B26/06—Triazene dyes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10S428/913—Material designed to be responsive to temperature, light, moisture
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10S428/914—Transfer or decalcomania
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱転写印刷に使用するためのトリアゼン染料
を提供する。 【構成】 トリアゼン染料は下記式(I): A−N=N−NR1 R2 (I) (式中Aはジアゾ化しうる複素芳香族アミンの残基であ
り、R1 及びR2 はそれぞれ独立に水素、アルキル基、
置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、ア
リール基、置換アリール基、シクロアルキル基、置換シ
クロアルキル基、又はアラルキル基を表し、又はR1 と
R2 は環系もしくは置換環系を完結するのに必要な原子
を表す。
を提供する。 【構成】 トリアゼン染料は下記式(I): A−N=N−NR1 R2 (I) (式中Aはジアゾ化しうる複素芳香族アミンの残基であ
り、R1 及びR2 はそれぞれ独立に水素、アルキル基、
置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、ア
リール基、置換アリール基、シクロアルキル基、置換シ
クロアルキル基、又はアラルキル基を表し、又はR1 と
R2 は環系もしくは置換環系を完結するのに必要な原子
を表す。
Description
【0001】発明の分野 本発明は、熱染料昇華転写により使用するための染料供
与体材料及び前記染料供与体材料に使用するための新規
な染料に関する。
与体材料及び前記染料供与体材料に使用するための新規
な染料に関する。
【0002】発明の背景 熱染料昇華転写は、熱転写性を有する昇華性染料を含有
する染料層を設けた染料供与体材料を、受容体シート又
は受容体材料と接触するようにもたらし、多数の並列し
た熱発生レジスターを設けた熱印刷ヘッドにより、パタ
ーン情報信号に従って選択的に加熱し、これによって染
料を染料供与体材料の選択的に加熱された区域から受容
体シートへ転写し、その上にパターンを形成する記録法
であり、その形及び濃度はパターン及び染料供与体材料
に適用した熱の強度に従う。
する染料層を設けた染料供与体材料を、受容体シート又
は受容体材料と接触するようにもたらし、多数の並列し
た熱発生レジスターを設けた熱印刷ヘッドにより、パタ
ーン情報信号に従って選択的に加熱し、これによって染
料を染料供与体材料の選択的に加熱された区域から受容
体シートへ転写し、その上にパターンを形成する記録法
であり、その形及び濃度はパターン及び染料供与体材料
に適用した熱の強度に従う。
【0003】熱染料昇華転写により使用するための染料
供与体材料は、通常非常に薄い支持体例えばポリエステ
ル支持体を含み、その一側が印刷染料を含む染料層で被
覆されている。通常支持体と染料層の間に接着剤層又は
下塗層が設けてある。通常反対側には、熱印刷ヘッドが
摩耗に悩まされることなく通過できる滑性化された面を
与える滑性層で被覆される。接着剤層は支持体と滑性層
の間に設けてもよい。
供与体材料は、通常非常に薄い支持体例えばポリエステ
ル支持体を含み、その一側が印刷染料を含む染料層で被
覆されている。通常支持体と染料層の間に接着剤層又は
下塗層が設けてある。通常反対側には、熱印刷ヘッドが
摩耗に悩まされることなく通過できる滑性化された面を
与える滑性層で被覆される。接着剤層は支持体と滑性層
の間に設けてもよい。
【0004】染料層は、単色染料層であることができ
る、或いはそれは別々に着色した染料例えばシアン、マ
ゼンタ、黄、及び場合により黒色調を有する染料の逐次
反復区域を含有できる。三原色以上の染料を含有する染
料供与体材料を使用するとき、各色について染料転写法
を順次行うことによって多色像を得ることができる。
る、或いはそれは別々に着色した染料例えばシアン、マ
ゼンタ、黄、及び場合により黒色調を有する染料の逐次
反復区域を含有できる。三原色以上の染料を含有する染
料供与体材料を使用するとき、各色について染料転写法
を順次行うことによって多色像を得ることができる。
【0005】原色染料層、例えばマゼンタ又はシアン又
は黄染料層は唯一つの原色着色染料(それぞれマゼン
タ、又はシアン又は黄染料)を含有してもよく、或いは
同じ色相の二種以上の原色染料(それぞれ二種のマゼン
タ、二種のシアン又は二種の黄染料)の混合物を含有し
てもよい。
は黄染料層は唯一つの原色着色染料(それぞれマゼン
タ、又はシアン又は黄染料)を含有してもよく、或いは
同じ色相の二種以上の原色染料(それぞれ二種のマゼン
タ、二種のシアン又は二種の黄染料)の混合物を含有し
てもよい。
【0006】染料が、熱の作用により受容体シート又は
材料の染料像受容層に容易に転写できるならば、かかる
染料層中で任意の染料を使用できる。
材料の染料像受容層に容易に転写できるならば、かかる
染料層中で任意の染料を使用できる。
【0007】熱染料昇華転写に使用するための染料の代
表的でかつ特別な例は、例えばEP209990、EP
209991、EP216483、EP218397、
EP227095、EO227096、EP22937
4、EP235939、EP247737、EP257
577、EP257580、EP258856、EP2
79330、EP279467、EP285665、U
S4743582、US4753922、US4753
923、US4757046、US4769360、U
S4771035、US5026677、JP84/7
8894、JP84/78895、JP84/7889
6、JP84/227490、JP84/22794
8、JP85/27594、JP85/30391、J
P85/229787、JP85/229789、JP
85/229790、JP85/229791、JP8
5/229792、JP85/229793、JP85
/229795、JP86/41596、JP86/2
68493、JP86/268494、JP86/26
8495、及びJP86/284489に記載されてい
る。
表的でかつ特別な例は、例えばEP209990、EP
209991、EP216483、EP218397、
EP227095、EO227096、EP22937
4、EP235939、EP247737、EP257
577、EP257580、EP258856、EP2
79330、EP279467、EP285665、U
S4743582、US4753922、US4753
923、US4757046、US4769360、U
S4771035、US5026677、JP84/7
8894、JP84/78895、JP84/7889
6、JP84/227490、JP84/22794
8、JP85/27594、JP85/30391、J
P85/229787、JP85/229789、JP
85/229790、JP85/229791、JP8
5/229792、JP85/229793、JP85
/229795、JP86/41596、JP86/2
68493、JP86/268494、JP86/26
8495、及びJP86/284489に記載されてい
る。
【0008】既存の多くの染料にも拘らず、新規な染
料、特に熱染料昇華転写印刷のための染料供与体材料に
使用するのに適した染料についての連続した研究がなお
存在する。
料、特に熱染料昇華転写印刷のための染料供与体材料に
使用するのに適した染料についての連続した研究がなお
存在する。
【0009】発明の概要 従って本発明の目的は、熱染料昇華転写印刷により使用
するための新規な染料供与体材料を提供することにあ
る。
するための新規な染料供与体材料を提供することにあ
る。
【0010】本発明の別の目的は、前記染料供与体材料
で使用できる新規な染料を提供することにある。
で使用できる新規な染料を提供することにある。
【0011】他の目的は以下の説明から明らかになるで
あろう。
あろう。
【0012】本発明によれば、熱染料昇華転写により使
用するための染料供与体材料を提供し、前記染料供与体
材料は、上に少なくとも一種の染料を含有する染料層を
有する支持体を含み、前記の少なくとも一種の染料が下
記一般式(I)に相当する:
用するための染料供与体材料を提供し、前記染料供与体
材料は、上に少なくとも一種の染料を含有する染料層を
有する支持体を含み、前記の少なくとも一種の染料が下
記一般式(I)に相当する:
【0013】
【化10】
【0014】式中Aはジアゾ化しうる複素芳香族アミン
の残基であり、R1 及びR2 はそれぞれ独立に、水素、
アルキル基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アル
ケニル基、アリール基、置換アリール基、シクロアルキ
ル基、置換シクロアルキル基、又はアラルキル基を表
し、又はR1 とR2 は一緒になって環系もしくは置換環
系を完結するのに必要な原子を表す。
の残基であり、R1 及びR2 はそれぞれ独立に、水素、
アルキル基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アル
ケニル基、アリール基、置換アリール基、シクロアルキ
ル基、置換シクロアルキル基、又はアラルキル基を表
し、又はR1 とR2 は一緒になって環系もしくは置換環
系を完結するのに必要な原子を表す。
【0015】本発明は又、結合剤及び少なくとも一種の
前述した染料を含有する染料層を上に有する支持体を含
む染料供与体材料を像に従って加熱し、像に従って加熱
された染料の受容体シートへの転写を生ぜしめることに
より像を形成する方法も提供する。
前述した染料を含有する染料層を上に有する支持体を含
む染料供与体材料を像に従って加熱し、像に従って加熱
された染料の受容体シートへの転写を生ぜしめることに
より像を形成する方法も提供する。
【0016】発明の詳述 好ましいジアゾ化しうる複素芳香族アミンA−NH2
は、Aを、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、イソチアゾ
リル、ベンゾイソチアゾリル、チエニル、ピリジニル、
イミダゾリル、ベンズイミダゾリル、ピラゾリル、オキ
サゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、キノリル、
イソキノリル、ピリドイソチアゾリル、ベンズオキサゾ
リル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ピ
ロール及びイソチアジアゾリルから選択したものであ
る。
は、Aを、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、イソチアゾ
リル、ベンゾイソチアゾリル、チエニル、ピリジニル、
イミダゾリル、ベンズイミダゾリル、ピラゾリル、オキ
サゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、キノリル、
イソキノリル、ピリドイソチアゾリル、ベンズオキサゾ
リル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ピ
ロール及びイソチアジアゾリルから選択したものであ
る。
【0017】複素芳香族アミンA−NH2 の残基Aは、
非イオン性基、好ましくは分子内水素結合を形成するよ
うに位置していなければ、活性水素原子を含有しない基
で置換されていてもよい。
非イオン性基、好ましくは分子内水素結合を形成するよ
うに位置していなければ、活性水素原子を含有しない基
で置換されていてもよい。
【0018】好適な置換基の例には、シアノ基、ニトロ
基、ハロゲン例えば弗素、塩素、臭素、アルキル基、ア
ルコキシ基、アルキルチオ基、アリールオキシ基、アリ
ールチオ基、ホルミル基(−CHO)、カルボアルコキ
シ基例えばカルボメトキシ基、カルボエトキシ基、トリ
シアノビニル基〔−C(CN)=C(CN)2 〕、−C
H=CZ1 Z2 基、(Z1 及びZ2 はそれぞれ独立に電
子求引基例えばCN、カルボアルコキシ基、カルボンア
ミド基、カルボニル基等を表す)、−SCN、アミノ基
例えばジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ピペリジ
ノ基、ピロリジノ基等がある。
基、ハロゲン例えば弗素、塩素、臭素、アルキル基、ア
ルコキシ基、アルキルチオ基、アリールオキシ基、アリ
ールチオ基、ホルミル基(−CHO)、カルボアルコキ
シ基例えばカルボメトキシ基、カルボエトキシ基、トリ
シアノビニル基〔−C(CN)=C(CN)2 〕、−C
H=CZ1 Z2 基、(Z1 及びZ2 はそれぞれ独立に電
子求引基例えばCN、カルボアルコキシ基、カルボンア
ミド基、カルボニル基等を表す)、−SCN、アミノ基
例えばジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ピペリジ
ノ基、ピロリジノ基等がある。
【0019】好ましくはR1 及びR2 はそれぞれ独立
に、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル
基、イソブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル
基、ベンジル基、好ましくはオルソ及び/又はパラ位
で、メチル、エチル、ハロゲン、NO2 、CN、SO2
CH3、アルコキシ例えばメトキシ、アルキルチオ例え
ばメチルチオ、ジアルキルアミノ例えばジメチルアミノ
及びジエチルアミノ、カルボアルコキシ例えばカルボメ
トキシ、カルボエトキシで置換されたフェニル基を表
し、又はR1 とR2 は一緒になって例えばAについて前
述した如き置換もしくは非置換複素環式環、例えば置換
テトラヒドロキノリン環、テトラヒドロイソキノリン
環、イミダゾリル環、ピラゾリル環、ピラゾリジン環、
ピラゾリン環等を完結するのに必要な原子を表す。
に、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル
基、イソブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル
基、ベンジル基、好ましくはオルソ及び/又はパラ位
で、メチル、エチル、ハロゲン、NO2 、CN、SO2
CH3、アルコキシ例えばメトキシ、アルキルチオ例え
ばメチルチオ、ジアルキルアミノ例えばジメチルアミノ
及びジエチルアミノ、カルボアルコキシ例えばカルボメ
トキシ、カルボエトキシで置換されたフェニル基を表
し、又はR1 とR2 は一緒になって例えばAについて前
述した如き置換もしくは非置換複素環式環、例えば置換
テトラヒドロキノリン環、テトラヒドロイソキノリン
環、イミダゾリル環、ピラゾリル環、ピラゾリジン環、
ピラゾリン環等を完結するのに必要な原子を表す。
【0020】好ましい例によれば、本発明の染料は下記
一般式(II)に相当する:
一般式(II)に相当する:
【0021】
【化11】
【0022】式中R1 及びR2 は前記一般式(I)で定
義したのと同意義を有する、
義したのと同意義を有する、
【0023】R3 は水素、CN、又はR5 −C=Bを表
す、
す、
【0024】R4 は水素、ハロゲン、CN、置換もしく
は非置換アルキル基又はアリール基、アミノ基又はZ−
R6 を表し、ZはO、S又はSO2 を表し、R3 とR4
は一緒になって置換もしくは非置換脂環式、芳香族又は
複素芳香族環を完結するのに必要な原子を表す、
は非置換アルキル基又はアリール基、アミノ基又はZ−
R6 を表し、ZはO、S又はSO2 を表し、R3 とR4
は一緒になって置換もしくは非置換脂環式、芳香族又は
複素芳香族環を完結するのに必要な原子を表す、
【0025】BはO、N−R7 、又はCR8 R9 を表
す、
す、
【0026】R5 は水素、置換もしくは非置換アルキル
基、置換もしくは非置換アリール基、アリールオキシ
基、アルコキシ基例えばメトキシ基もしくはエトキシ
基、アルキルチオ基、アミノ基、電子求引基例えばC
N、ハロゲン、カルボン酸エステル基、アミド基例えば
カルボキシルアミド基、スルホネート基、ホスホネート
基、カルボニル基、ニトロ基を表す、
基、置換もしくは非置換アリール基、アリールオキシ
基、アルコキシ基例えばメトキシ基もしくはエトキシ
基、アルキルチオ基、アミノ基、電子求引基例えばC
N、ハロゲン、カルボン酸エステル基、アミド基例えば
カルボキシルアミド基、スルホネート基、ホスホネート
基、カルボニル基、ニトロ基を表す、
【0027】又はR5 とR8 、R9 又はR7 は一緒にな
って、置換もしくは非置換環系を完結するのに必要な原
子を表す、
って、置換もしくは非置換環系を完結するのに必要な原
子を表す、
【0028】R6 は水素、置換もしくは非置換アルキル
基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしくは非置
換シクロアルキル基又はCNを表す、
基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしくは非置
換シクロアルキル基又はCNを表す、
【0029】R7 はH、CN、NR10R11、OR10、O
COR10、OCO2 R10、OCONR10R11、OSO2
R10、OP(O)(OR10)(OR11)、置換もしくは
非置換アルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置
換もしくは非置換シクロアルキル基、又は置換もしくは
非置換複素環式環を表す、
COR10、OCO2 R10、OCONR10R11、OSO2
R10、OP(O)(OR10)(OR11)、置換もしくは
非置換アルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置
換もしくは非置換シクロアルキル基、又は置換もしくは
非置換複素環式環を表す、
【0030】R8 及びR9 はそれぞれ独立に、置換もし
くは非置換複素環式環例えば前記Aについて定義したも
の、又は電子求引基例えばCN、カルボン酸エステル
基、アミド基例えばカルボキシルアミド基、スルホネー
ト基、ホスホネート基、カルボニル基、又はニトロ基を
表す、
くは非置換複素環式環例えば前記Aについて定義したも
の、又は電子求引基例えばCN、カルボン酸エステル
基、アミド基例えばカルボキシルアミド基、スルホネー
ト基、ホスホネート基、カルボニル基、又はニトロ基を
表す、
【0031】又はR8 とR9 は一緒になって置換もしく
は非置換環系を完結するのに必要な原子を表す、
は非置換環系を完結するのに必要な原子を表す、
【0032】R10及びR11はそれぞれ独立に、水素、置
換もしくは非置換アルキル基、置換もしくは非置換アリ
ール基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、又は置
換もしくは非置換複素環式環例えば前記Aについて定義
したものを表す、
換もしくは非置換アルキル基、置換もしくは非置換アリ
ール基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、又は置
換もしくは非置換複素環式環例えば前記Aについて定義
したものを表す、
【0033】又はR10とR11は一緒になって複素環式核
もしくは置換複素環式核を完結するのに必要な原子を表
す。
もしくは置換複素環式核を完結するのに必要な原子を表
す。
【0034】一般式(II)に相当する新規染料の代表例
を下表1に示す。
を下表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】
【表4】
【0039】前記表1で使用し、又下表で使用した符号
は下記意義を有する
は下記意義を有する
【0040】
【表5】
【0041】
【表6】
【0042】
【表7】
【0043】別の例によれば、本発明の染料は下記一般
式 (III)によって表すことができる。
式 (III)によって表すことができる。
【0044】
【化12】
【0045】式中R1 及びR2 は前述したのと同意義を
有する、R12はH、CN又は例えば前述した如き電子求
引基である、R13はH、ハロゲン、アルコキシ基、アル
キル基、アリール基、アミノ基、アシルアミノ基、C
N、アルキルチオ基、アリールチオ基、CO2 R10、C
ONR10R11、SO2 R10、SO3 R10、SO2 NR10
R11、前記Aについて規定した如き置換もしくは非置換
複素環式基、シクロアルキル基、又はアリールオキシ基
である、R14はH、CN、アルキル基、アリール基、ハ
ロゲン、NO2 、SOR15、SO3 R15又は前述した如
きR5 −C=Bである、R12とR13又はR13とR14は一
緒になって縮合環系を含む置換もしくは非置換環系を完
結するのに必要な原子を表してもよい、B、R5 、R10
及びR11は前述した通りである、R15はR10について示
した意義と同じである。
有する、R12はH、CN又は例えば前述した如き電子求
引基である、R13はH、ハロゲン、アルコキシ基、アル
キル基、アリール基、アミノ基、アシルアミノ基、C
N、アルキルチオ基、アリールチオ基、CO2 R10、C
ONR10R11、SO2 R10、SO3 R10、SO2 NR10
R11、前記Aについて規定した如き置換もしくは非置換
複素環式基、シクロアルキル基、又はアリールオキシ基
である、R14はH、CN、アルキル基、アリール基、ハ
ロゲン、NO2 、SOR15、SO3 R15又は前述した如
きR5 −C=Bである、R12とR13又はR13とR14は一
緒になって縮合環系を含む置換もしくは非置換環系を完
結するのに必要な原子を表してもよい、B、R5 、R10
及びR11は前述した通りである、R15はR10について示
した意義と同じである。
【0046】一般式(III) に相当する新規染料の代表例
を下表3に示す。
を下表3に示す。
【0047】
【表8】
【0048】
【表9】
【0049】
【表10】
【0050】別の好ましい例によれば、本発明の染料は
下記一般式(IV)により表すことができる。
下記一般式(IV)により表すことができる。
【0051】
【化13】
【0052】式中R1 、R2 、R3 及びR4 は前述した
のと同意義を有し、R16は水素、置換もしくは非置換ア
ルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしく
は非置換シクロアルキル基、又は置換もしくは非置換複
素環式環を表し、R3 とR16は一緒になって縮合環系を
含む置換もしくは非置換環系を完結するのに必要な原子
を表すことができる。
のと同意義を有し、R16は水素、置換もしくは非置換ア
ルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしく
は非置換シクロアルキル基、又は置換もしくは非置換複
素環式環を表し、R3 とR16は一緒になって縮合環系を
含む置換もしくは非置換環系を完結するのに必要な原子
を表すことができる。
【0053】一般式(IV)に相当する新規染料の代表例を
下記表4に示す。
下記表4に示す。
【0054】
【表11】
【0055】
【表12】
【0056】
【表13】
【0057】R3 がCHOであり、R4 がClである表
4に示した染料は下記中間体から有利に製造される、
4に示した染料は下記中間体から有利に製造される、
【0058】
【化14】
【0059】式中Tはアルキル基又はアリール基を表
す。
す。
【0060】表4に示した他の染料は、前記中間体を用
いて作った染料から誘導できる。前記中間体の製造は実
施例12(後掲参照)に例示した製造法により行う。
いて作った染料から誘導できる。前記中間体の製造は実
施例12(後掲参照)に例示した製造法により行う。
【0061】一般式(I)に相当するトリアゼン染料の
他の例を表5に示す。
他の例を表5に示す。
【0062】
【表14】
【0063】
【表15】
【0064】
【表16】
【0065】本発明の染料は、シアン、マゼンタ又は黄
色相を有し、又はUVもしくはIR帯域を吸収する、そ
して例えばエチルアセテート及びエチルメチルケトンの
如き環境問題上許容しうる有機溶媒に良好な溶解度を有
する。
色相を有し、又はUVもしくはIR帯域を吸収する、そ
して例えばエチルアセテート及びエチルメチルケトンの
如き環境問題上許容しうる有機溶媒に良好な溶解度を有
する。
【0066】一般式(I)による本発明の染料は、ジア
ゾ化した複素芳香族アミンA−NH2 を、適切なアミン
NHR1 R2 とカップリングすることによって製造する
ことができる。これらのトリアゼン染料は、有機合成の
当業者に知られている合成法を用いて更に変性できる。
一般式(II)〜(IV)による染料の合成は後掲の実施例から
明らかになるであろう。表5に示したものの如き一般式
(I)による他のトリアゼン染料の合成は、Chem. Be
r. 93,963(1960年);91,2095
(1958年);94,2043(1961年); J.
Med. Chem. 9,733(1966年);14(1
2),1245(1971年); Chem. Pharm. Bul
l. 25,731(1977年);3Mのドイツ公開D
E1945430(1970年3月19日)Beechem G
roup LTD. のドイツ公開DE2161209(197
2年6月22日);US3654257(1972
年);US3649613(1972年);US413
7227(1979年); HelveticaChimica Acta.
62(5),1570(1979年); J. Chem. So
c. Perkin Trans. I ,247(1988年); J.
Org. Chem. 27,2150(1962年)に記載さ
れた方法により行う。
ゾ化した複素芳香族アミンA−NH2 を、適切なアミン
NHR1 R2 とカップリングすることによって製造する
ことができる。これらのトリアゼン染料は、有機合成の
当業者に知られている合成法を用いて更に変性できる。
一般式(II)〜(IV)による染料の合成は後掲の実施例から
明らかになるであろう。表5に示したものの如き一般式
(I)による他のトリアゼン染料の合成は、Chem. Be
r. 93,963(1960年);91,2095
(1958年);94,2043(1961年); J.
Med. Chem. 9,733(1966年);14(1
2),1245(1971年); Chem. Pharm. Bul
l. 25,731(1977年);3Mのドイツ公開D
E1945430(1970年3月19日)Beechem G
roup LTD. のドイツ公開DE2161209(197
2年6月22日);US3654257(1972
年);US3649613(1972年);US413
7227(1979年); HelveticaChimica Acta.
62(5),1570(1979年); J. Chem. So
c. Perkin Trans. I ,247(1988年); J.
Org. Chem. 27,2150(1962年)に記載さ
れた方法により行う。
【0067】染料は例えばハロゲン化銀カラー写真用の
フィルター染料として及びハレイション防止染料として
も使用できる。それらはインクジェット印刷、抵抗リボ
ン印刷において、又例えばレーザー応用のためのインク
において、繊維製品、ラッカー、ペイントにおいて使用
できる。それらは又布帛での転写プリント及びフィルタ
ーアレイ材料を構成するためにも使用できる。
フィルター染料として及びハレイション防止染料として
も使用できる。それらはインクジェット印刷、抵抗リボ
ン印刷において、又例えばレーザー応用のためのインク
において、繊維製品、ラッカー、ペイントにおいて使用
できる。それらは又布帛での転写プリント及びフィルタ
ーアレイ材料を構成するためにも使用できる。
【0068】本発明の好ましい例によれば、染料は熱染
料昇華転写のための染料供与体材料の染料層で使用す
る。
料昇華転写のための染料供与体材料の染料層で使用す
る。
【0069】光に対する染料の安定性を改良するため、
染料の金属錯塩例えばNi又はCo錯塩の使用も有効で
ある。
染料の金属錯塩例えばNi又はCo錯塩の使用も有効で
ある。
【0070】染料層は、染料、重合体結合剤媒体、及び
他の任意成分を好適な溶媒又は溶媒混合物に加え、各成
分を溶解又は分散させて被覆組成物を形成し、これを支
持体に付与して形成するのが好ましい、支持体には始め
に接着剤層又は下塗層を設けておくとよく、そして乾燥
して作る。
他の任意成分を好適な溶媒又は溶媒混合物に加え、各成
分を溶解又は分散させて被覆組成物を形成し、これを支
持体に付与して形成するのが好ましい、支持体には始め
に接着剤層又は下塗層を設けておくとよく、そして乾燥
して作る。
【0071】かくして形成した染料層は、約0.2〜
5.0μm、好ましくは0.4〜2.0μmの厚さを有
し、染料対結合剤の量比は、重量で9:1〜1:3、好
ましくは2:1〜1:2の範囲である。
5.0μm、好ましくは0.4〜2.0μmの厚さを有
し、染料対結合剤の量比は、重量で9:1〜1:3、好
ましくは2:1〜1:2の範囲である。
【0072】重合体結合剤として下記のものを使用でき
る:セルロース誘導体例えばエチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、エチルヒドロキシセルロース、
エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、メチルセルロース、セルロースナイトレ
ート、セルロースアセテートホーメート、セルロースア
セテート水素フタレート、セルロースアセテート、セル
ロースアセテートプロピオネート、セルロースアセテー
トブチレート、セルロースアセテートペンタノエート、
セルロースアセテートベンゾエート、セルローストリア
セテート;ビニル系樹脂及び誘導体、例えばポリビニル
アルコール、ポリビニルアセテート、ポリビニルブチラ
ール、コポリビニルブチラール−ビニルアセタール−ビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルア
セトアセタール、ポリアクリルアミド;アクリレート及
びアクリレート誘導体から誘導される重合体及び共重合
体、例えばポリアクリル酸、ポリメチルメタクリレート
及びスチレン−アクリレート共重合体;ポリエステル樹
脂;ポリカーボネート;ポリスチレン−アクリロニトリ
ル;ポリスルホン;ポリフェニレンオキサイド;オルガ
ノシリコーン例えばポリシロキサン;エポキシ樹脂及び
天然樹脂例えばアラビヤゴム。本発明の染料層のための
結合剤はセルロースアセテートブチレート又はコポリス
チレン−アクリロニトリルを含有するのが好ましい。
る:セルロース誘導体例えばエチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、エチルヒドロキシセルロース、
エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、メチルセルロース、セルロースナイトレ
ート、セルロースアセテートホーメート、セルロースア
セテート水素フタレート、セルロースアセテート、セル
ロースアセテートプロピオネート、セルロースアセテー
トブチレート、セルロースアセテートペンタノエート、
セルロースアセテートベンゾエート、セルローストリア
セテート;ビニル系樹脂及び誘導体、例えばポリビニル
アルコール、ポリビニルアセテート、ポリビニルブチラ
ール、コポリビニルブチラール−ビニルアセタール−ビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルア
セトアセタール、ポリアクリルアミド;アクリレート及
びアクリレート誘導体から誘導される重合体及び共重合
体、例えばポリアクリル酸、ポリメチルメタクリレート
及びスチレン−アクリレート共重合体;ポリエステル樹
脂;ポリカーボネート;ポリスチレン−アクリロニトリ
ル;ポリスルホン;ポリフェニレンオキサイド;オルガ
ノシリコーン例えばポリシロキサン;エポキシ樹脂及び
天然樹脂例えばアラビヤゴム。本発明の染料層のための
結合剤はセルロースアセテートブチレート又はコポリス
チレン−アクリロニトリルを含有するのが好ましい。
【0073】本発明による染料は熱昇華印刷のための他
の既知の染料との混合物の形で使用できる。特にそれら
はEP92203566、EP92203208に記載
されている如きトリシアノ及びジシアノビニル染料及び
EP−A400706に記載されている如きマロノニト
リルダイマー誘導染料と組合せて使用できる。本発明の
染料は又アゾ染料例えば分散性アゾ染料、アンスラキノ
ン染料、インドアニリン染料、アゾメチン染料との混合
物の形でも使用できる。本発明の染料と組合せて使用で
きる染料の例は、例えばEP92203979、EP2
09990、EP209991、EP216483、E
P218397、EP227095、EP22709
6、EP229374、EP235939、EP247
737、EP257577、EP257580、EP2
58856、EP279330、EP279467、E
P285665、US4743582、US47539
22、US4753923、US4757046、US
4769360、US4771035、US50266
77、JP84/78894、JP84/78895、
JP84/78896、JP84/227490、JP
84/227948、JP85/27594、JP85
/30391、JP85/229787、JP85/2
29789、JP85/229790、JP85/22
9791、JP85/229792、JP85/229
793、JP85/229795、JP86/4159
6、JP86/268493、JP86/26849
4、JP86/268495、JP86/28448
9、US4839336、US5168094、US5
147844、US5177052、US517506
9、US5155088、US5166124、US5
166129、US5166128、US513411
5、US5132276、US5132275、US5
132274、US5132273、US513226
8、US5132267、US5126314、US5
126313、US5126312、US512631
1、US5134116、US4975410、US4
885272、US4886029等に記載されてい
る。
の既知の染料との混合物の形で使用できる。特にそれら
はEP92203566、EP92203208に記載
されている如きトリシアノ及びジシアノビニル染料及び
EP−A400706に記載されている如きマロノニト
リルダイマー誘導染料と組合せて使用できる。本発明の
染料は又アゾ染料例えば分散性アゾ染料、アンスラキノ
ン染料、インドアニリン染料、アゾメチン染料との混合
物の形でも使用できる。本発明の染料と組合せて使用で
きる染料の例は、例えばEP92203979、EP2
09990、EP209991、EP216483、E
P218397、EP227095、EP22709
6、EP229374、EP235939、EP247
737、EP257577、EP257580、EP2
58856、EP279330、EP279467、E
P285665、US4743582、US47539
22、US4753923、US4757046、US
4769360、US4771035、US50266
77、JP84/78894、JP84/78895、
JP84/78896、JP84/227490、JP
84/227948、JP85/27594、JP85
/30391、JP85/229787、JP85/2
29789、JP85/229790、JP85/22
9791、JP85/229792、JP85/229
793、JP85/229795、JP86/4159
6、JP86/268493、JP86/26849
4、JP86/268495、JP86/28448
9、US4839336、US5168094、US5
147844、US5177052、US517506
9、US5155088、US5166124、US5
166129、US5166128、US513411
5、US5132276、US5132275、US5
132274、US5132273、US513226
8、US5132267、US5126314、US5
126313、US5126312、US512631
1、US5134116、US4975410、US4
885272、US4886029等に記載されてい
る。
【0074】被覆層は他の添加剤例えば硬化剤、保恒
剤、有機又は無機微粒子、分散剤、帯電防止剤、脱泡
剤、粘度制御剤も含有できる、これらの及び他の成分は
EP133011、EP133012、EP11100
4及びEP279467により完全に記載されている。
剤、有機又は無機微粒子、分散剤、帯電防止剤、脱泡
剤、粘度制御剤も含有できる、これらの及び他の成分は
EP133011、EP133012、EP11100
4及びEP279467により完全に記載されている。
【0075】染料供与体材料の支持体としてはそれが寸
法的に安定であり、20ミリ秒までの間にわたり400
℃までの温度に耐えることができ、更に一側上に適用し
た熱を、それを通して他側上の染料に伝達し、かかる短
い時間、代表的には1〜10ミリ秒内で受容体シートに
転写を行うに充分な薄さであるならば、任意の材料を使
用できる。かかる材料にはポリエチレンテレフタレート
の如きポリエステル、ポリアミド、ポリアクリレート、
ポリカーボネート、セルロースエステル、弗素化重合
体、ポリエーテル、ポリアセタール、ポリオレフィン、
ポリイミド、グラシン紙及びコンデンサー紙を含む。好
ましいのはポリエチレンテレフタレートを含む支持体で
ある。一般に、支持体は2〜30μmの厚さを有する。
支持体は又所望により接着剤又は下塗層で被覆してもよ
い。
法的に安定であり、20ミリ秒までの間にわたり400
℃までの温度に耐えることができ、更に一側上に適用し
た熱を、それを通して他側上の染料に伝達し、かかる短
い時間、代表的には1〜10ミリ秒内で受容体シートに
転写を行うに充分な薄さであるならば、任意の材料を使
用できる。かかる材料にはポリエチレンテレフタレート
の如きポリエステル、ポリアミド、ポリアクリレート、
ポリカーボネート、セルロースエステル、弗素化重合
体、ポリエーテル、ポリアセタール、ポリオレフィン、
ポリイミド、グラシン紙及びコンデンサー紙を含む。好
ましいのはポリエチレンテレフタレートを含む支持体で
ある。一般に、支持体は2〜30μmの厚さを有する。
支持体は又所望により接着剤又は下塗層で被覆してもよ
い。
【0076】染料供与体材料の染料層は支持体上に被覆
してもよく、又はグラビヤ法の如き印刷法でその上に印
刷してもよい。
してもよく、又はグラビヤ法の如き印刷法でその上に印
刷してもよい。
【0077】支持体の方へ戻る染料の悪い方向での転写
を防ぐことにより、染料転写濃度を増強するため、染料
供与体材料の染料層と支持体の間に、親水性重合体を含
む染料バリヤー層を使用することもできる。染料バリヤ
ー層は、意図する目的に有用である任意の親水性材料を
含有できる。一般に良好な結果は、ゼラチン、ポリアク
リルアミド、ポリイソプロピルアクリルアミド、ブチル
メタクリレートグラフト化ゼラチン、エチルメタクリレ
ートグラフト化ゼラチン、エチルアクリレートグラフト
化ゼラチン、セルロースモノアセテート、メチルセルロ
ース、ポリビニルアルコール、ポリエチレンイミン、ポ
リアクリル酸、ポリビニルアルコールとポリビニルアセ
テートの混合物、ポリビニルアルコーリとポリアクリル
酸の混合物、又はセルロースモノアセテートとポリアク
リル酸の混合物を用いて得られる。好適なバリヤー層は
例えばEP227091及びEP228065に記載さ
れている。例えばEP227091に記載されている或
る種の親水性重合体は、支持体及び染料層への適切な接
着性も有する、従って別の接着剤又は下塗層の必要が避
けられる。従って染料供与体材料で単一層で使用するこ
れらの特定の親水性結合剤は二重機能を果す、従ってこ
こでは染料バリヤー/下塗層と称する。
を防ぐことにより、染料転写濃度を増強するため、染料
供与体材料の染料層と支持体の間に、親水性重合体を含
む染料バリヤー層を使用することもできる。染料バリヤ
ー層は、意図する目的に有用である任意の親水性材料を
含有できる。一般に良好な結果は、ゼラチン、ポリアク
リルアミド、ポリイソプロピルアクリルアミド、ブチル
メタクリレートグラフト化ゼラチン、エチルメタクリレ
ートグラフト化ゼラチン、エチルアクリレートグラフト
化ゼラチン、セルロースモノアセテート、メチルセルロ
ース、ポリビニルアルコール、ポリエチレンイミン、ポ
リアクリル酸、ポリビニルアルコールとポリビニルアセ
テートの混合物、ポリビニルアルコーリとポリアクリル
酸の混合物、又はセルロースモノアセテートとポリアク
リル酸の混合物を用いて得られる。好適なバリヤー層は
例えばEP227091及びEP228065に記載さ
れている。例えばEP227091に記載されている或
る種の親水性重合体は、支持体及び染料層への適切な接
着性も有する、従って別の接着剤又は下塗層の必要が避
けられる。従って染料供与体材料で単一層で使用するこ
れらの特定の親水性結合剤は二重機能を果す、従ってこ
こでは染料バリヤー/下塗層と称する。
【0078】好ましくは染料供与体材料の反対側には、
染料供与体材料へ印刷ヘッドが粘着するのを防止するた
め滑性層で被覆する。かかる滑性層は、重合体結合剤を
用い又は用いずに、界面活性剤、液体滑剤、固体滑剤又
はそれらの混合物の如き滑性材料を含有する。界面活性
剤は、カルボキシレート、スルホネート、ホスフェー
ト、脂肪族アミン塩、脂肪族四級アンモニウム塩、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリエチレングリコ
ール脂肪酸エステル、フルオロアルキルC2 〜C20脂肪
酸の如き当業者に知られている界面活性剤であることが
できる。液体滑剤の例にはシリコーンオイル、合成油、
飽和炭化水素、及びグリコールを含む。固体滑剤の例に
は、ステアリルアルコールの如き各種高級アルコール、
脂肪酸及び脂肪酸エステルを含む。好適な滑性層は例え
ばEP138483、EP227090、US4567
113、US4572860、US4717711に記
載されている。好ましくは滑性層は、結合剤としてEP
−A527520に記載されている如きポリカーボネー
ト、又はスチレン−アクリロニトリル共重合体又はスチ
レン−アクリロニトリル−ブタジエン共重合体又はそれ
らの混合物、及び結合剤又は結合剤混合物の0.1〜1
0重量%の滑剤としてポリシロキサン−ポリエーテル共
重合体又はポリテトラフルオロエチレン又はそれらの混
合物を含有する。
染料供与体材料へ印刷ヘッドが粘着するのを防止するた
め滑性層で被覆する。かかる滑性層は、重合体結合剤を
用い又は用いずに、界面活性剤、液体滑剤、固体滑剤又
はそれらの混合物の如き滑性材料を含有する。界面活性
剤は、カルボキシレート、スルホネート、ホスフェー
ト、脂肪族アミン塩、脂肪族四級アンモニウム塩、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリエチレングリコ
ール脂肪酸エステル、フルオロアルキルC2 〜C20脂肪
酸の如き当業者に知られている界面活性剤であることが
できる。液体滑剤の例にはシリコーンオイル、合成油、
飽和炭化水素、及びグリコールを含む。固体滑剤の例に
は、ステアリルアルコールの如き各種高級アルコール、
脂肪酸及び脂肪酸エステルを含む。好適な滑性層は例え
ばEP138483、EP227090、US4567
113、US4572860、US4717711に記
載されている。好ましくは滑性層は、結合剤としてEP
−A527520に記載されている如きポリカーボネー
ト、又はスチレン−アクリロニトリル共重合体又はスチ
レン−アクリロニトリル−ブタジエン共重合体又はそれ
らの混合物、及び結合剤又は結合剤混合物の0.1〜1
0重量%の滑剤としてポリシロキサン−ポリエーテル共
重合体又はポリテトラフルオロエチレン又はそれらの混
合物を含有する。
【0079】染料供与体材料と共に使用する受容体シー
トのための支持体は、例えばポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、セルロースエ
ステル又はポリビニルアルコール−コ−アセタールの透
明フィルムであることができる。支持体は又バライタ被
覆紙、ポリエチレン被覆紙又は白色ポリエステル即ち白
色顔料化ポリエステルの如き反射性のものであることも
できる。青着色ポリエチレンテレフタレートフィルムも
支持体として使用できる。
トのための支持体は、例えばポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、セルロースエ
ステル又はポリビニルアルコール−コ−アセタールの透
明フィルムであることができる。支持体は又バライタ被
覆紙、ポリエチレン被覆紙又は白色ポリエステル即ち白
色顔料化ポリエステルの如き反射性のものであることも
できる。青着色ポリエチレンテレフタレートフィルムも
支持体として使用できる。
【0080】受容体シート又は受容体材料の支持体への
転写された染料の悪い吸着を避けるため、染料がより容
易に拡散できる染料受容層と称される特別の層で支持体
を被覆しなければならない。染料像受容層は例えばポリ
カーボネート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリビニルクロライド、ポリスチレン−コ−アクリ
ロニトリル、ポリカプロラクトン、又はそれらの混合物
を含有するとよい。染料像受容層は又ポリ(ビニルクロ
ライド/コ−ビニルアセテート/コ−ビニルアルコー
ル)とポリイソシアネートの熱硬化生成物も含有でき
る。好適な染料像受容層は例えばEP133011、E
P133012、EP144247、EP227094
及びEP228066に記載されている。
転写された染料の悪い吸着を避けるため、染料がより容
易に拡散できる染料受容層と称される特別の層で支持体
を被覆しなければならない。染料像受容層は例えばポリ
カーボネート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリビニルクロライド、ポリスチレン−コ−アクリ
ロニトリル、ポリカプロラクトン、又はそれらの混合物
を含有するとよい。染料像受容層は又ポリ(ビニルクロ
ライド/コ−ビニルアセテート/コ−ビニルアルコー
ル)とポリイソシアネートの熱硬化生成物も含有でき
る。好適な染料像受容層は例えばEP133011、E
P133012、EP144247、EP227094
及びEP228066に記載されている。
【0081】記録された像の耐光堅牢度及びその他の安
定性を改良するため、UV吸収剤、一重項酸素クエンチ
ャー例えばHALS化合物(ヒンダード・アミン・ライ
ト・スタビライザー)及び/又は酸化防止剤を染料像受
容層中に混入できる。
定性を改良するため、UV吸収剤、一重項酸素クエンチ
ャー例えばHALS化合物(ヒンダード・アミン・ライ
ト・スタビライザー)及び/又は酸化防止剤を染料像受
容層中に混入できる。
【0082】染料供与体材料の染料層又は受容体シート
もしくは受容体材料の染料像受容層は転写後受容体シー
トから染料供与体材料を分離するのを助ける剥離剤も含
有できる。剥離剤は、染料層及び/又は染料像受容層の
少なくとも一部上の別の層の中に混入することもでき
る。好適な剥離剤には固体ワックス、弗素又はホスフェ
ート含有界面活性剤及びシリコーンオイルがある。好適
な剥離剤は例えばEP133012、JP85/191
38及びEP227092に記載されている。
もしくは受容体材料の染料像受容層は転写後受容体シー
トから染料供与体材料を分離するのを助ける剥離剤も含
有できる。剥離剤は、染料層及び/又は染料像受容層の
少なくとも一部上の別の層の中に混入することもでき
る。好適な剥離剤には固体ワックス、弗素又はホスフェ
ート含有界面活性剤及びシリコーンオイルがある。好適
な剥離剤は例えばEP133012、JP85/191
38及びEP227092に記載されている。
【0083】本発明による染料供与体材料は、染料転写
像を形成するために使用でき、この方法は、染料供与体
材料の染料層を受容体シート又は受容体材料の染料像受
容層と、面体面関係に置き、染料供与体材料の後から像
に従って加熱することを含む。染料の転写は400℃の
温度で約数ミリ秒加熱することによって達成される。
像を形成するために使用でき、この方法は、染料供与体
材料の染料層を受容体シート又は受容体材料の染料像受
容層と、面体面関係に置き、染料供与体材料の後から像
に従って加熱することを含む。染料の転写は400℃の
温度で約数ミリ秒加熱することによって達成される。
【0084】この方法を単一色のみについて行うとき
は、単色染料転写像が得られる。多色像は、三原色以上
の染料を含有する染料供与体材料を使用し、それぞれの
色について前述した処理工程を逐次行うことによって得
ることができる。染料供与体材料及び受容体シートの前
記サンドウィッチを、熱を熱印刷ヘッドで適用するとき
の時間の間三つの場合について形成する。第一の染料を
転写した後、各材料を引き剥す。第二の染料供与体材料
(又は異なる染料区域を有する染料供与体材料の別の区
域)を次いで染料受容材料と整合状態にもたらし、この
方法を繰返す。第三の色及び場合によって更にそれ以上
の色は同じ方法で得られる。
は、単色染料転写像が得られる。多色像は、三原色以上
の染料を含有する染料供与体材料を使用し、それぞれの
色について前述した処理工程を逐次行うことによって得
ることができる。染料供与体材料及び受容体シートの前
記サンドウィッチを、熱を熱印刷ヘッドで適用するとき
の時間の間三つの場合について形成する。第一の染料を
転写した後、各材料を引き剥す。第二の染料供与体材料
(又は異なる染料区域を有する染料供与体材料の別の区
域)を次いで染料受容材料と整合状態にもたらし、この
方法を繰返す。第三の色及び場合によって更にそれ以上
の色は同じ方法で得られる。
【0085】熱ヘッドの外に、熱エネルギーを供給する
ための熱源としてレーザー光、赤外フラッシュ又は加熱
ペンを使用できる。本発明の染料供与体材料から受容体
シートへ染料を転写するため使用できる熱印刷ヘッドは
市場で入手できる。レーザー光を使用する場合、染料材
料の染料層又は別の層は、レーザーによって放出される
光を吸収し、それを熱に変える化合物、例えばカーボン
ブラックを含有しなければならない。
ための熱源としてレーザー光、赤外フラッシュ又は加熱
ペンを使用できる。本発明の染料供与体材料から受容体
シートへ染料を転写するため使用できる熱印刷ヘッドは
市場で入手できる。レーザー光を使用する場合、染料材
料の染料層又は別の層は、レーザーによって放出される
光を吸収し、それを熱に変える化合物、例えばカーボン
ブラックを含有しなければならない。
【0086】或いは、染料供与体材料の支持体は、例え
ば薄いアルミニウムフィルムで被覆した炭素充填ポリカ
ーボネートの多層構造からなる電気抵抗リボンであるこ
とができる。電流を印刷ヘッド電極を電気的に目標にし
て抵抗リボンに流し、対応する電極の下のリボンの高度
に局在させた加熱を生ぜしめる。この場合熱は抵抗リボ
ン中で直接発生すること、及びそれが熱くなるリボンで
あるという事実が、熱ヘッド法と比較したとき抵抗リボ
ン/電極ヘッド法を用いると印刷速度において固有の利
点をもたらす、何故なら、熱ヘッド法によれば、熱ヘッ
ドの各種素子が熱くなり、ヘッドを次の印刷位置へ動か
すことができる前に冷却しなければならないからであ
る。
ば薄いアルミニウムフィルムで被覆した炭素充填ポリカ
ーボネートの多層構造からなる電気抵抗リボンであるこ
とができる。電流を印刷ヘッド電極を電気的に目標にし
て抵抗リボンに流し、対応する電極の下のリボンの高度
に局在させた加熱を生ぜしめる。この場合熱は抵抗リボ
ン中で直接発生すること、及びそれが熱くなるリボンで
あるという事実が、熱ヘッド法と比較したとき抵抗リボ
ン/電極ヘッド法を用いると印刷速度において固有の利
点をもたらす、何故なら、熱ヘッド法によれば、熱ヘッ
ドの各種素子が熱くなり、ヘッドを次の印刷位置へ動か
すことができる前に冷却しなければならないからであ
る。
【0087】下記実施例は本発明を更に詳細に示すが、
本発明を限定するものではない。
本発明を限定するものではない。
【0088】実施例 1:染料T.4の合成 染料T.4は下記反応式1によって製造する。出発材料
A及びBは有機合成の当業者に知られている文献の方
法、例えばAの製造についてはUS4395544に記
載された方法により製造できる。
A及びBは有機合成の当業者に知られている文献の方
法、例えばAの製造についてはUS4395544に記
載された方法により製造できる。
【0089】
【化15】
【0090】320gのリン酸中の生成物A41gの懸
濁液に0℃で1時間にわたって58mlのニトロシル硫
酸を加える。橙色シラップを更に1時間撹拌する。
濁液に0℃で1時間にわたって58mlのニトロシル硫
酸を加える。橙色シラップを更に1時間撹拌する。
【0091】このシラップを、−5℃で、400mlの
THF、400mlの酢酸及び500gの氷中の41g
の生成物Bの溶液に加える。懸濁液を30分撹拌する。
水中の酢酸ナトリウム三水和物700gの飽和溶液を1
時間にわたって加え、30分撹拌する。1000mlの
水を加え、沈澱した染料を濾過し、75gの染料T.4
を得る。
THF、400mlの酢酸及び500gの氷中の41g
の生成物Bの溶液に加える。懸濁液を30分撹拌する。
水中の酢酸ナトリウム三水和物700gの飽和溶液を1
時間にわたって加え、30分撹拌する。1000mlの
水を加え、沈澱した染料を濾過し、75gの染料T.4
を得る。
【0092】実施例 2:染料T.5の合成 300mlのメタノール中の27.5gの染料T.4の
懸濁液に、メタノール中のナトリウムメトキサイドの溶
液45ml(0.24モル;3当量)を加える。懸濁液
を55℃で3時間加熱する。溶液を0℃に冷却し、濾過
する。沈澱を冷メタノール及び水で洗浄する。生成物を
カラムクロマトグラフィで精製して16gの純粋な染料
T.5(融点170℃)を得る。
懸濁液に、メタノール中のナトリウムメトキサイドの溶
液45ml(0.24モル;3当量)を加える。懸濁液
を55℃で3時間加熱する。溶液を0℃に冷却し、濾過
する。沈澱を冷メタノール及び水で洗浄する。生成物を
カラムクロマトグラフィで精製して16gの純粋な染料
T.5(融点170℃)を得る。
【0093】実施例 3:T.6の合成 1.67gのメトキシルアミン塩酸塩及び2.8mlの
トリエチルアミンを50mlのメタノール中に溶解す
る。3.32gの染料T.5を加え、溶液を55℃に3
0分間加熱する。冷却後沈澱を濾過し、メタノールから
結晶化し、2.1gの染料T.6(異性体の混合物;融
点117℃)を得る。
トリエチルアミンを50mlのメタノール中に溶解す
る。3.32gの染料T.5を加え、溶液を55℃に3
0分間加熱する。冷却後沈澱を濾過し、メタノールから
結晶化し、2.1gの染料T.6(異性体の混合物;融
点117℃)を得る。
【0094】実施例 4:T.7の合成 3.5gのヒドロキシルアミン塩酸塩及び7.0mlの
トリエチルアミンを150mlのメタノール中に溶解す
る。8.3gの染料T.5を加え、溶液を55℃に1時
間加熱する。冷却後沈澱を濾過し、メタノール/水/酢
酸の混合物中で撹拌する。濾過後生成物を乾燥して8g
の染料T.7(異性体の混合物;融点165℃)を得
る。
トリエチルアミンを150mlのメタノール中に溶解す
る。8.3gの染料T.5を加え、溶液を55℃に1時
間加熱する。冷却後沈澱を濾過し、メタノール/水/酢
酸の混合物中で撹拌する。濾過後生成物を乾燥して8g
の染料T.7(異性体の混合物;融点165℃)を得
る。
【0095】実施例 5:T.8の合成 1.2gのカルボニルジイミダゾールを、ジクロロメタ
ン中の2.5gの染料T.7の懸濁液に加え、懸濁液を
1時間還流加熱する。減圧下に濃縮した後、残渣をメタ
ノールから結晶化し、1.6gの染料T.8(融点14
1℃)を得る。
ン中の2.5gの染料T.7の懸濁液に加え、懸濁液を
1時間還流加熱する。減圧下に濃縮した後、残渣をメタ
ノールから結晶化し、1.6gの染料T.8(融点14
1℃)を得る。
【0096】実施例 6:染料T.12の合成 0.05mlのトリエチルアミンを、30mlのジクロ
ロメタン中の3.32gの染料T.5及び0.7gのマ
ロノニトリルの溶液に加える。赤色溶液を30℃で4時
間撹拌し、次いで減圧下に濃縮する。残渣をメタノール
から結晶化して3.35gの純粋な染料T.12(融点
170℃)を得る。
ロメタン中の3.32gの染料T.5及び0.7gのマ
ロノニトリルの溶液に加える。赤色溶液を30℃で4時
間撹拌し、次いで減圧下に濃縮する。残渣をメタノール
から結晶化して3.35gの純粋な染料T.12(融点
170℃)を得る。
【0097】実施例 7:染料T.13の合成 0.45gのシアン化カリウムを、20mlのDMSO
中の1.9gの染料T.12の溶液に加え、続いて1.
27gの沃素を加える。溶液を100mlのメタノール
/氷(1/1)中に注入し、15分撹拌する。沈澱を濾
過し、メタノール/水(1/1)で洗浄する。40℃で
乾燥後1.5gの染料T.13(融点210℃)を得
る。
中の1.9gの染料T.12の溶液に加え、続いて1.
27gの沃素を加える。溶液を100mlのメタノール
/氷(1/1)中に注入し、15分撹拌する。沈澱を濾
過し、メタノール/水(1/1)で洗浄する。40℃で
乾燥後1.5gの染料T.13(融点210℃)を得
る。
【0098】実施例 8:染料T.14の合成 70gのリン酸中の11.1gの2−アミノ−4−(メ
タニトロフェニル)−トリアゾールの懸濁液に0℃で1
時間で11.5mlのニトロシル硫酸を加える。懸濁液
を0℃で1時間撹拌する。黄色シラップを−2℃で、5
0mlのTHF、50mlの酢酸及び300gの氷中の
生成物B(実施例1)の8.5gの溶液を加え、この間
同時に水中の138gの酢酸ナトリウムの飽和溶液を加
える。懸濁液を5℃で1時間撹拌する。沈澱を濾過し、
水洗する。乾燥後生成物をカラムクロマトグラフィで精
製し、12.0gの染料T.14(融点142℃)を得
る。
タニトロフェニル)−トリアゾールの懸濁液に0℃で1
時間で11.5mlのニトロシル硫酸を加える。懸濁液
を0℃で1時間撹拌する。黄色シラップを−2℃で、5
0mlのTHF、50mlの酢酸及び300gの氷中の
生成物B(実施例1)の8.5gの溶液を加え、この間
同時に水中の138gの酢酸ナトリウムの飽和溶液を加
える。懸濁液を5℃で1時間撹拌する。沈澱を濾過し、
水洗する。乾燥後生成物をカラムクロマトグラフィで精
製し、12.0gの染料T.14(融点142℃)を得
る。
【0099】実施例 9:染料T.16の合成 16.6gの染料T.5及び8.0gのマロノニトリル
ダイマーを、200mlのジクロロメタン及び50ml
のメタノール中に溶解する。2mlのトリエチルアミン
を加え、溶液を20℃で24時間撹拌する。溶液を減圧
下濃縮し、残渣をメタノールから結晶化し、15.5g
の染料T.16(融点144℃)を得る。
ダイマーを、200mlのジクロロメタン及び50ml
のメタノール中に溶解する。2mlのトリエチルアミン
を加え、溶液を20℃で24時間撹拌する。溶液を減圧
下濃縮し、残渣をメタノールから結晶化し、15.5g
の染料T.16(融点144℃)を得る。
【0100】実施例 10:染料F.4の合成 染料F.4は反応式2に従って製造する。出発材料Cは
DE3738910の如き文献の方法により作ることが
できる。
DE3738910の如き文献の方法により作ることが
できる。
【0101】
【化16】
【0102】320gのリン酸中の47gの生成物Cの
懸濁液に、0℃で60mlのニトロシル硫酸を加える。
反応混合物を0℃で1時間撹拌する。ジアゾニウム塩の
この溶液を、400mlの酢酸、400mlのTHF及
び500gの氷中の41gの生成物Bの混合物に0℃で
加える。混合物を0℃で30分撹拌する。0℃で1lの
水中の700gの酢酸ナトリウム三水和物の溶液を加
え、撹拌を1時間続ける。沈澱を濾過し、水洗し、乾燥
して80gの染料F.4を得る。
懸濁液に、0℃で60mlのニトロシル硫酸を加える。
反応混合物を0℃で1時間撹拌する。ジアゾニウム塩の
この溶液を、400mlの酢酸、400mlのTHF及
び500gの氷中の41gの生成物Bの混合物に0℃で
加える。混合物を0℃で30分撹拌する。0℃で1lの
水中の700gの酢酸ナトリウム三水和物の溶液を加
え、撹拌を1時間続ける。沈澱を濾過し、水洗し、乾燥
して80gの染料F.4を得る。
【0103】実施例 11:染料F.5の合成 染料F.5は反応式2により同様にして作る。染料F.
5は又生成物Cを下記生成物Dで置換して反応式2(実
施例10)に従って製造できる。
5は又生成物Cを下記生成物Dで置換して反応式2(実
施例10)に従って製造できる。
【0104】
【化17】
【0105】これはEP193885に従って製造でき
る。
る。
【0106】染料F.5の合成 76.8gの染料F.4を425mlのメタノール中に
懸濁する。メタノール中のナトリウムメトキサイドの3
0%溶液118.2mlを加え、反応混合物を30分間
ゆるやかに還流加熱する。溶液を5℃に冷却し、濾過
し、メタノールで洗い、乾燥して44g(58%)の染
料F.5(融点117℃)を得る。
懸濁する。メタノール中のナトリウムメトキサイドの3
0%溶液118.2mlを加え、反応混合物を30分間
ゆるやかに還流加熱する。溶液を5℃に冷却し、濾過
し、メタノールで洗い、乾燥して44g(58%)の染
料F.5(融点117℃)を得る。
【0107】表3の他の染料の製造は、表1からの染料
の製造に類似している。
の製造に類似している。
【0108】実施例 12:染料I.4の合成 染料I.4は反応式3に従って製造する。
【0109】
【化18】
【0110】化合物F(1−メチル−2−アミノ−4−
クロロ−5−ホルミルイミダゾール)の製造 200mlのDMFを−10℃に冷却する。温度を5℃
未満に保ち、撹拌しながら57mlのPOCl3 を加え
る。溶液を15分撹拌し、−5℃に冷却する。22.6
gのクレアチニン(化合物E)を15分間隔で4回に分
けて加える、温度は5℃未満に保つ。次に溶液を83℃
で1.5時間加熱し、続いて5℃に冷却する。反応混合
物を、1lの氷/水中の483gの酢酸ナトリウム三水
和物の混合物中に注入する。懸濁液を一夜撹拌する。得
られた沈澱を濾過し、水洗し、乾燥して31.5g(7
3%)の中間体I(4−クロロ−2−ジメチルアミノメ
チレンアミノ−5−ホルミル−1−メチルイミダゾー
ル)を得る。生成物はエタノールから再結晶できる(融
点125℃)。
クロロ−5−ホルミルイミダゾール)の製造 200mlのDMFを−10℃に冷却する。温度を5℃
未満に保ち、撹拌しながら57mlのPOCl3 を加え
る。溶液を15分撹拌し、−5℃に冷却する。22.6
gのクレアチニン(化合物E)を15分間隔で4回に分
けて加える、温度は5℃未満に保つ。次に溶液を83℃
で1.5時間加熱し、続いて5℃に冷却する。反応混合
物を、1lの氷/水中の483gの酢酸ナトリウム三水
和物の混合物中に注入する。懸濁液を一夜撹拌する。得
られた沈澱を濾過し、水洗し、乾燥して31.5g(7
3%)の中間体I(4−クロロ−2−ジメチルアミノメ
チレンアミノ−5−ホルミル−1−メチルイミダゾー
ル)を得る。生成物はエタノールから再結晶できる(融
点125℃)。
【0111】49gの再結晶した中間体Iを600ml
の水及び20mlのエタノール中に懸濁する。16.6
mlの0.5NのHClを加え、反応混合物を83℃で
3時間撹拌する。3.5mlの濃塩酸を加え、85℃で
撹拌を2時間続ける。懸濁液を20℃に冷却し、生成物
を濾過し、中性になるまで洗い、40℃で乾燥する。橙
色生成物を250mlの酢酸エチル中で沸とうさせて結
晶化する。濾過し、乾燥した後、34g(93%)の純
粋な化合物F(融点210℃以上で分解)を得る。
の水及び20mlのエタノール中に懸濁する。16.6
mlの0.5NのHClを加え、反応混合物を83℃で
3時間撹拌する。3.5mlの濃塩酸を加え、85℃で
撹拌を2時間続ける。懸濁液を20℃に冷却し、生成物
を濾過し、中性になるまで洗い、40℃で乾燥する。橙
色生成物を250mlの酢酸エチル中で沸とうさせて結
晶化する。濾過し、乾燥した後、34g(93%)の純
粋な化合物F(融点210℃以上で分解)を得る。
【0112】染料I.4の製造 112gのリン酸中の16gの生成物Fの懸濁液に、−
2℃で24mlのニトロシル硫酸を加える。反応混合物
を−2℃で1時間撹拌する。ジアゾニウム塩のこの溶液
を、300mlの酢酸、100mlのTHF及び130
0gの氷中の16.3gの生成物Bの混合物に0℃で加
える。混合物を0℃で30分撹拌する。138gの酢酸
ナトリウム三水和物を加え、混合物を0℃で1時間撹拌
する。生成物を濾過し、中性になるまで洗い、乾燥し
た。染料I.4はカラムクロマトグラフィで精製し、1
5gの純粋化合物(融点114℃)を得る。
2℃で24mlのニトロシル硫酸を加える。反応混合物
を−2℃で1時間撹拌する。ジアゾニウム塩のこの溶液
を、300mlの酢酸、100mlのTHF及び130
0gの氷中の16.3gの生成物Bの混合物に0℃で加
える。混合物を0℃で30分撹拌する。138gの酢酸
ナトリウム三水和物を加え、混合物を0℃で1時間撹拌
する。生成物を濾過し、中性になるまで洗い、乾燥し
た。染料I.4はカラムクロマトグラフィで精製し、1
5gの純粋化合物(融点114℃)を得る。
【0113】実施例 13:染料I.5の合成 室温で3.34gの染料I.4を20mlのメタノール
中に懸濁する。メタノール中のナトリウムメトキサイド
の30%溶液3.7mlを加え、混合物を40℃で5時
間撹拌し、4時間還流加熱する。反応混合物を冷却し、
氷と酢酸の混合物中に注入する。黄色沈澱を濾過し、水
洗する。生成物をカラムクロマトグラフィで精製して
1.4g(42%)の純粋な染料I.5(融点120
℃)を得る。表4の他の染料の製造は表1からの染料の
製造と同様である。化合物Eの類似体は、文献、例えば
Journal of Heterocyclic Chemistry 、9(2)、
p203〜205(1972年)に記載されている方法
により作ることができる、上記文献はここに引用して組
入れる。
中に懸濁する。メタノール中のナトリウムメトキサイド
の30%溶液3.7mlを加え、混合物を40℃で5時
間撹拌し、4時間還流加熱する。反応混合物を冷却し、
氷と酢酸の混合物中に注入する。黄色沈澱を濾過し、水
洗する。生成物をカラムクロマトグラフィで精製して
1.4g(42%)の純粋な染料I.5(融点120
℃)を得る。表4の他の染料の製造は表1からの染料の
製造と同様である。化合物Eの類似体は、文献、例えば
Journal of Heterocyclic Chemistry 、9(2)、
p203〜205(1972年)に記載されている方法
により作ることができる、上記文献はここに引用して組
入れる。
【0114】実施例 14:染料E.1の合成 30mlのリン酸中の5.75gの2−アミノ−5−メ
チルチアジアゾールの懸濁液に、11mlのニトロシル
硫酸を30分で−5℃で加える。懸濁液を−2℃で30
分撹拌し、0℃で、100mlの酢酸25mlのTHF
及び100gの氷中の9.8gの生成物Bの混合物に加
える。500mlの水中の250gの酢酸ナトリウムの
溶液を30分で加え、60分間撹拌を続ける。500m
lの水を加え、沈澱を濾過し、水洗し、乾燥し、カラム
クロマトグラフィで精製して3gの染料E.1(融点1
58℃)を得る。
チルチアジアゾールの懸濁液に、11mlのニトロシル
硫酸を30分で−5℃で加える。懸濁液を−2℃で30
分撹拌し、0℃で、100mlの酢酸25mlのTHF
及び100gの氷中の9.8gの生成物Bの混合物に加
える。500mlの水中の250gの酢酸ナトリウムの
溶液を30分で加え、60分間撹拌を続ける。500m
lの水を加え、沈澱を濾過し、水洗し、乾燥し、カラム
クロマトグラフィで精製して3gの染料E.1(融点1
58℃)を得る。
【0115】実施例 15 下記に示す染料の吸収極大(λmax )及び分子吸光係数
(ε)をメタノール中で測定する。結果を表6に示す。
(ε)をメタノール中で測定する。結果を表6に示す。
【0116】
【表17】
【0117】実施例 16 受容体シートは、180gの坪量のポリエチレン被覆紙
支持体を、3.6g/m2 のポリ(ビニルクロライド/
コ−ビニルアセテート/コ−ビニルアルコール)( Uni
on Carbide より供給された Vinylite VAGD )、0.
336g/m2のジイソシアネート( Bayer AGより供
給された Desmodur N3000)、及び0.2g/m
2 のヒドロキシ変性ポリジメチルシロキサン( Goldsch
midt より供給された Tegomer H SI 2111)の
エチルメチルケトン中の溶液からの染料像受容層で被覆
して作った。
支持体を、3.6g/m2 のポリ(ビニルクロライド/
コ−ビニルアセテート/コ−ビニルアルコール)( Uni
on Carbide より供給された Vinylite VAGD )、0.
336g/m2のジイソシアネート( Bayer AGより供
給された Desmodur N3000)、及び0.2g/m
2 のヒドロキシ変性ポリジメチルシロキサン( Goldsch
midt より供給された Tegomer H SI 2111)の
エチルメチルケトン中の溶液からの染料像受容層で被覆
して作った。
【0118】熱染料昇華転写により使用するための染料
供与体材料は次の如く作った:
供与体材料は次の如く作った:
【0119】エチルメチルケトン中に0.5重量%の染
料及び0.5重量%の結合剤としてのコポリ(スチレン
−アクリロニトリル)を含有する溶液を作った。
料及び0.5重量%の結合剤としてのコポリ(スチレン
−アクリロニトリル)を含有する溶液を作った。
【0120】この溶液から、通常の下塗層を担持する厚
さ6μmのポリエチレンテレフタレートフィルム支持体
上に、湿潤厚さ100μmを有する染料層を被覆した。
形成された染料層を溶媒蒸発によって乾燥した。
さ6μmのポリエチレンテレフタレートフィルム支持体
上に、湿潤厚さ100μmを有する染料層を被覆した。
形成された染料層を溶媒蒸発によって乾燥した。
【0121】フィルム支持体の反対側は、エチレングリ
コール、アジピン酸、ネオペンチルグリコール、テレフ
タル酸、イソフタル酸及びグリセロールを含むコポリエ
ステルの下塗層で被覆した。
コール、アジピン酸、ネオペンチルグリコール、テレフ
タル酸、イソフタル酸及びグリセロールを含むコポリエ
ステルの下塗層で被覆した。
【0122】形成された下塗層をメチルエチルケトン中
の下記構造式を有するポリカーボネート0.5g/m2
で被覆して耐熱層を形成した。
の下記構造式を有するポリカーボネート0.5g/m2
で被覆して耐熱層を形成した。
【0123】
【化19】
【0124】最後に、形成された耐熱性ポリカーボネー
ト層上に、イソプロパノール中の溶液からポリエーテル
変性ポリジメチルシロキサン( Goldschmidt の Tegog
lide410)の最上層を被覆した。
ト層上に、イソプロパノール中の溶液からポリエーテル
変性ポリジメチルシロキサン( Goldschmidt の Tegog
lide410)の最上層を被覆した。
【0125】染料供与体材料を、三菱カラービデオプリ
ンターCP100Eで受容体シートと組合せて印刷し
た。
ンターCP100Eで受容体シートと組合せて印刷し
た。
【0126】受容体シートを染料供与体材料から分離
し、記録された像のカラー濃度値を Macbeth TR 9
24濃度計でステータスAモードで測定した。
し、記録された像のカラー濃度値を Macbeth TR 9
24濃度計でステータスAモードで測定した。
【0127】前述した実験を下掲の表7に示した各染料
について繰返した。
について繰返した。
【0128】
【表18】
Claims (12)
- 【請求項1】 支持体上に染料層を含む染料供与体材料
において、前記染料層が、下記式(I): 【化1】 (式中Aはジアゾ化しうる複素芳香族アミンの残基であ
り、R1 及びR2 はそれぞれ独立に水素、アルキル基、
置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、ア
リール基、置換アリール基、シクロアルキル基、置換シ
クロアルキル基又はアラルキル基を表し、又はR1 とR
2 は環系もしくは置換環系を完結するのに必要な原子を
表す)による染料を含有することを特徴とする染料供与
体材料。 - 【請求項2】 Aが、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、
イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、チエニル、ピ
リジル、イミダゾリル、ベンズイミダゾリル、ピラゾリ
ル、オキサゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、キ
ノリル、イソキノリル、ピリドイソチアゾリル、ベンズ
オキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾ
リル、ピロリル及びイソチアジアゾリルからなる群から
選択されることを特徴とする請求項1の染料供与体材
料。 - 【請求項3】 R1 又はR2 がフェニル基を表すことを
特徴とする請求項1又は2の染料供与体材料。 - 【請求項4】 前記染料が、下記式(II): 【化2】 (式中R1 及びR2 は請求項1で規定したのと同意義を
有し、R3 は水素、CN又はR5 −C=Bを表し、R4
は水素、ハロゲン、CN、置換もしくは非置換アルキル
基もしくはアリール基、又はZ−R6 を表し、ZはO、
S又はSO2 を表し、又はR3 とR4 は一緒になって置
換もしくは非置換脂環式、芳香族もしくは複素芳香族環
を完結するのに必要な原子を表し、BはO、N−R7 又
はCR8 R9 を表し、R5 は水素、置換もしくは非置換
アルキル基、置換もしくは非置換アリール基、電子求引
基、アリールオキシ基、アルコキシ基、アルキルチオ
基、又はアミノ基を表し、又はR5 とR8 、R9 とR7
は一緒になって置換もしくは非置換環系を完結するのに
必要な原子を表し、R6 は水素、置換もしくは非置換ア
ルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしく
は非置換シクロアルキル基又はCNを表し、R7 はH、
CN、NR10R11、OR10、OCOR10、OCO2
R10、OCONR10R11、OSO2 R10、OP(O)
(OR10)(OR11)、置換もしくは非置換アルキル
基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしくは非置
換シクロアルキル基、又は置換もしくは非置換複素環式
環を表し、R8 及びR9 はそれぞれ独立に、電子求引
基、又は置換もしくは非置換複素環式環を表し、又はR
8 とR9 は一緒になって置換もしくは非置換環系を完結
するのに必要な原子を表し、R10及びR11はそれぞれ独
立に、水素、置換もしくは非置換アルキル基、置換もし
くは非置換アリール基、置換もしくは非置換シクロアル
キル基、又は置換もしくは非置換複素環式環を表し、又
はR10とR11は一緒になって複素環式核もしくは置換複
素環式核を完結するのに必要な原子を表す)に相当する
ことを特徴とする請求項1の染料供与体材料。 - 【請求項5】 前記染料が、下記式(III) : 【化3】 (式中R1 及びR2 は請求項1で定義したのと同意義を
有し、R12はH又は電子求引基を表し、R13はH、ハロ
ゲン、アルコキシ基、アルキル基、アリール基、アシル
アミノ基、CN、アルキルチオ基、アリールチオ基、C
O2 R10、CONR10R11、SO2 R10、SO3 R10、
SO2 NR10R11、置換もしくは非置換複素環式基、シ
クロアルコキシ基、又はアリールオキシ基を表し、R14
はH、CN、アルキル基、ハロゲン、NO2 、SO2 R
15、SO3 R15、又はR5 −C=Bを表し、BはO、N
−R7 又はCR8 R9 を表し、R7 はH、CN、NRa
Rb、ORa 、OCORa 、OCO2 Ra 、OCONRa
Rb 、OSO2 Ra 、OP(O)(ORa )(OR
b )、置換もしくは非置換アルキル基、置換もしくは非
置換アリール基、置換もしくは非置換シクロアルキル
基、又は置換もしくは非置換複素環式環を表し、R8 及
びR9 はそれぞれ独立に、電子求引基又は置換もしくは
非置換複素環式環を表し、又はR8 とR9 は一緒になっ
て置換もしくは非置換環系を完結するのに必要な原子を
表し、R12とR13又はR13とR14は一緒になって縮合環
系を含む置換もしくは非置換環系を完結するのに必要な
原子を表し、R10、Ra 、Rb 、R11はそれぞれ独立に
水素、置換もしくは非置換アルキル基、置換もしくは非
置換アリール基、置換もしくは非置換シクロアルキル基
又は置換もしくは非置換複素環式環を表し、又はR10と
R11又はRa とRb は一緒になって複素環式核もしくは
置換複素環式核を完結するのに必要な原子を表し、R5
は水素、置換もしくは非置換アルキル基、置換もしくは
非置換アリール基、電子求引基、アリールオキシ基、ア
ルコキシ基、アルキルチオ基又はアミノ基を表し、又は
R5 とR8 、R9 もしくはR7 は一緒になって、置換も
しくは非置換環系を完結するのに必要な原子を表し、R
15は水素、置換もしくは非置換アルキル基、置換もしく
は非置換アリール基、置換もしくは非置換シクロアルキ
ル基又は置換もしくは非置換複素環式環を表す)に相当
することを特徴とする請求項1の染料供与体材料。 - 【請求項6】 前記染料が、下記式 (IV) : 【化4】 (式中R1 、R2 、R3 及びR4 は請求項4で定義した
のと同意義を有し、R16は水素、置換もしくは非置換ア
ルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしく
は非置換シクロアルキル基、又は置換もしくは非置換複
素環式環を表し、R3 及びR16は一緒になって、縮合環
系を含む置換もしくは非置換環系を完結するのに必要な
原子を表してもよい)に相当することを特徴とする請求
項1の染料供与体材料。 - 【請求項7】 下記式 【化5】 (式中R1 及びR2 はそれぞれ独立に、アルキル基、置
換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アリ
ール基、置換アリール基、シクロアルキル基、置換シク
ロアルキル基、又はアラルキル基を表し、又はR1 とR
2 は環系もしくは置換環系を完結するのに必要な原子を
表し、R3 は水素、CN又はR5 −C=Bを表し、R4
は水素、ハロゲン、CN、置換もしくは非置換アルキル
基又はアリール基又はZ−R6 を表し、ZはO、S又は
SO2 を表し、又はR3 とR4 は一緒になって、置換も
しくは非置換脂環式、芳香族又は複素芳香族環を完結す
るのに必要な原子を表し、BはO、N−R7 又はCR8
R9 を表し、R5 は水素、置換もしくは非置換アルキル
基、置換もしくは非置換アリール基、電子求引基、アリ
ールオキシ基、アルコキシ基、アルキルチオ基又はアミ
ノ基を表し、又はR5とR8 、R9 又はR7 は一緒にな
って、置換もしくは非置換環系を完結するのに必要な原
子を表し、R6 は水素、置換もしくは非置換アルキル
基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしくは非置
換シクロアルキル基又はCNを表し、R7はH、CN、
NR10R11、OR10、OCOR10、OCO2 R10、OC
ONR10R11、OSO2 R10、OP(O)(OR10)
(OR11)、置換もしくは非置換アルキル基、置換もし
くは非置換アリール基、置換もしくは非置換シクロアル
キル基、又は置換もしくは非置換複素環式環を表し、R
8 及びR9 はそれぞれ独立に、電子求引基、又は置換も
しくは非置換複素環式環を表し、又はR8 とR9 は一緒
になって置換もしくは非置換環系を完結するのに必要な
原子を表し、R10及びR11はそれぞれ独立に、水素、置
換もしくは非置換アルキル基、置換もしくは非置換アリ
ール基、置換もしくは非置換シクロアルキル基、又は置
換もしくは非置換複素環式環を表し、又はR10とR11は
一緒になって複素環式核もしくは置換複素環式核を完結
するのに必要な原子を表す)を特徴とする染料。 - 【請求項8】 下記式 【化6】 (式中R1 及びR2 はそれぞれ独立に、水素、アルキル
基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル
基、アリール基、置換アリール基、シクロアルキル基、
置換シクロアルキル基又はアラルキル基を表し、又はR
1 とR2 は環系もしくは置換環系を完結するのに必要な
原子を表し、R12はH又は電子求引基を表し、R13は
H、ハロゲン、アルコキシ基、アルキル基、アリール
基、アシルアミノ基、CN、アルキルチオ基、アリール
チオ基、CO2 R10、CONR10R11、SO2 R10、S
O3 R10、SO2 NR10R11、置換もしくは非置換複素
環式基、シクロアルコキシ基、又はアリールオキシ基を
表し、R14はH、CN、アルキル基、ハロゲン、NO
2 、SO2 R15、SO3 R15、又はR5 −C=Bを表
し、BはO、N−R7 又はCR8 R9 を表し、R7 は
H、CN、NRa Rb 、ORa 、OCORa 、OCO2
Ra 、OCONRa Rb 、OSO2 Ra 、OP(O)
(ORa )(ORb )、置換もしくは非置換アルキル
基、置換もしくは非置換アリール基、置換もしくは非置
換シクロアルキル基、又は置換もしくは非置換複素環式
環を表し、R8 及びR9 はそれぞれ独立に、電子求引基
又は置換もしくは非置換複素環式環を表し、又はR8 と
R9 は一緒になって置換もしくは非置換環系を完結する
のに必要な原子を表し、R12とR13又はR13とR14は一
緒になって縮合環系を含む置換もしくは非置換環系を完
結するのに必要な原子を表してもよく、R10、Ra 、R
b 、R11はそれぞれ独立に、水素、置換もしくは非置換
アルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置換もし
くは非置換シクロアルキル基、又は置換もしくは非置換
複素環式環を表し、又はR10とR11又はRa とRb は一
緒になって複素環式核もしくは置換複素環式核を完結す
るのに必要な原子を表し、R5は水素、置換もしくは非
置換アルキル基、置換もしくは非置換アリール基、電子
求引基、アリールオキシ基、アルコキシ基、アルキルチ
オ基、又はアミノ基を表し、又はR5 とR8 、R9 又は
R7 は一緒になって置換もしくは非置換環系を完結する
のに必要な原子を表し、R15は水素、置換もしくは非置
換アルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置換も
しくは非置換シクロアルキル基、又は置換もしくは非置
換複素環式環を表す)を特徴とする染料。 - 【請求項9】 下記式 【化7】 (式中R1 及びR2 はそれぞれ独立に水素、アルキル
基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル
基、アリール基、置換アリール基、シクロアルキル基、
置換シクロアルキル基又はアラルキル基を表し、又はR
1 とR2 は一緒になって環系もしくは置換環系を完結す
るのに必要な原子を表し、R3 は水素、CN又はR5 −
C=Bを表し、R4 は水素、ハロゲン、CN、置換もし
くは非置換アルキル基もしくはアリール基、又はZ−R
6 を表し、ZはO、S又はSO2 を表し、又はR3 とR
4 は一緒になって置換もしくは非置換脂環式、芳香族も
しくは複素芳香族環を完結するのに必要な原子を表し、
BはO、N−R7 又はCR8 R9を表し、R5 は水素、
置換もしくは非置換アルキル基、置換もしくは非置換ア
リール基、電子求引基、アリールオキシ基、アルコキシ
基、アルキルチオ基、又はアミノ基を表し、又はR5 と
R8 、R9 又はR7 は一緒になって置換もしくは非置換
環系を完結するのに必要な原子を表し、R6 は水素、置
換もしくは非置換アルキル基、置換もしくは非置換アリ
ール基、置換もしくは非置換シクロアルキル基又はCN
を表し、R7 はH、CN、NR10R11、OR10、OCO
R10、OCO2 R10、OCONR10R11、OSO2
R10、OP(O)(OR10)(OR11)、置換もしくは
非置換アルキル基、置換もしくは非置換アリール基、置
換もしくは非置換シクロアルキル基、又は置換もしくは
非置換複素環式環を表し、R8 及びR9 はそれぞれ独立
に電子求引基、又は置換もしくは非置換複素環式環を表
し、又はR8 とR9 は一緒になって置換もしくは非置換
環系を完結するのに必要な原子を表し、R10及びR11は
それぞれ独立に水素、置換もしくは非置換アルキル基、
置換もしくは非置換アリール基、置換もしくは非置換シ
クロアルキル基、又は置換もしくは非置換複素環式環を
表し、又はR10とR11は一緒になって複素環式核もしく
は置換複素環式核を完結するのに必要な原子を表し、R
16は水素、置換もしくは非置換アルキル基、置換もしく
は非置換アリール基、置換もしくは非置換シクロアルキ
ル基、又は置換もしくは非置換複素環式環を表し、R3
とR16は一緒になって縮合環系を含む置換もしくは非置
換環系を完結するのに必要な原子を表す)を特徴とする
染料。 - 【請求項10】 像受容材料と面対面関係にある間に請
求項1〜6の何れか1項の染料供与体材料を像に従って
加熱することを特徴とする像を製造する方法。 - 【請求項11】 下記式 【化8】 (式中Tはアルキル基又はアリール基を表す)を特徴と
する化合物。 - 【請求項12】 下記式 【化9】 (式中Tはアルキル基又はアリール基を表す)を特徴と
する化合物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US061568 | 1993-05-17 | ||
US08/061,568 US5356857A (en) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | Triazene dyes for use in thermal transfer printing |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0753885A true JPH0753885A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=22036623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6124343A Pending JPH0753885A (ja) | 1993-05-17 | 1994-05-13 | 熱転写印刷に使用するためのトリアゼン染料 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (4) | US5356857A (ja) |
EP (1) | EP0627325A3 (ja) |
JP (1) | JPH0753885A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69407586T2 (de) * | 1994-09-13 | 1998-07-16 | Agfa Gevaert Nv | Farbstoffe und Farbstoffe-Donor-Elemente, die bei der thermischen Farbstoffübertragung verwendet wird |
DE19524133A1 (de) * | 1995-07-03 | 1997-01-09 | Bayer Ag | Die Verwendung von neuen und bekannten kationischen 4,5-Dihydro-1H-1,2,3-triazoliumverbindungen als Farbstoffe, neue kationische 4,5-Dihydro-1H-1,2,3-triazoliumverbindungen und deren Herstellung |
EP0788891A1 (en) * | 1996-02-06 | 1997-08-13 | Agfa-Gevaert N.V. | Dyes and dye-donor elements for thermal dye transfer recording |
DE69613208T2 (de) | 1996-02-27 | 2002-04-25 | Agfa-Gevaert N.V., Mortsel | Farbstoffdonorelement zum Gebrauch in einem thermischen Übertragungsdruckverfahren |
US5889161A (en) * | 1998-05-13 | 1999-03-30 | Sri International | N,N'-azobis-nitroazoles and analogs thereof as igniter compounds for use in energetic compositions |
WO2002084656A1 (de) * | 2001-03-28 | 2002-10-24 | Bayer Aktiengesellschaft | Optischer datenträger enthaltend in der informationsschicht einen triazacyaninfarbstoff als lichtabsorbierende verbindung |
BR112014004524B1 (pt) | 2011-09-30 | 2021-06-08 | Dow Global Technologies Llc | película adesiva em multicamada coextrudada, laminado e estrutura de cabo laminada |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3932633A (en) * | 1972-12-04 | 1976-01-13 | Uniroyal Inc. | Novel o-triazenobenzamides, in treating aggressive behavior |
CH644369A5 (de) * | 1979-05-03 | 1984-07-31 | Sandoz Ag | 2-amino-4-chlorthiazolverbindungen. |
JPS5935914B2 (ja) * | 1981-04-16 | 1984-08-31 | 山陽国策パルプ株式会社 | ダカルバジンの精製結晶を製造する方法 |
JPS60239291A (ja) * | 1984-05-11 | 1985-11-28 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 感熱記録用色素及び感熱記録用シート |
GB8521327D0 (en) * | 1985-08-27 | 1985-10-02 | Ici Plc | Thermal transfer printing |
SU1482911A1 (ru) * | 1985-12-02 | 1989-05-30 | Ростовский государственный университет им.М.А.Суслова | Четвертичные соли 1,3-ди-(1-метилбензимидазолил-2)-триазенов в качестве катионных красителей дл полиакрилонитрильного волокна |
JPH0815820B2 (ja) * | 1987-11-25 | 1996-02-21 | 松下電器産業株式会社 | 黒色系感熱転写シート |
DE3820313A1 (de) * | 1988-06-15 | 1989-12-21 | Basf Ag | Verfahren zur uebertragung von azofarbstoffen mit einer pyridin-kupplungskomponente |
FR2681323A1 (fr) * | 1991-09-13 | 1993-03-19 | Rhone Poulenc Rorer Sa | Nouveau derive de l'amino-2 imidazole, sa preparation et son emploi. |
EP0567849A1 (de) * | 1992-04-27 | 1993-11-03 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von Farbstoffen |
-
1993
- 1993-05-17 US US08/061,568 patent/US5356857A/en not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-05-10 EP EP94201309A patent/EP0627325A3/en not_active Withdrawn
- 1994-05-13 JP JP6124343A patent/JPH0753885A/ja active Pending
- 1994-08-23 US US08/294,358 patent/US5438122A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-05-24 US US08/449,668 patent/US5489568A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-09-14 US US08/528,336 patent/US5550252A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5438122A (en) | 1995-08-01 |
US5489568A (en) | 1996-02-06 |
US5550252A (en) | 1996-08-27 |
EP0627325A3 (en) | 1995-10-11 |
EP0627325A2 (en) | 1994-12-07 |
US5356857A (en) | 1994-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2835410B2 (ja) | 熱染料昇華転写に使用する染料及び染料供与体材料 | |
EP0788890A1 (en) | Dyes and dye-donor elements for thermal dye transfer recording | |
JPH02252582A (ja) | 熱染料昇華転写用染料供与体材料 | |
JPH0753885A (ja) | 熱転写印刷に使用するためのトリアゼン染料 | |
EP0578870B1 (en) | Thiazolylazoaniline dyes for use in thermal dye sublimation transfer | |
KR0119563B1 (ko) | 열전사 기록용 피리돈계 옐로우 모노아조 염료 | |
US5547815A (en) | Dye donor element for use in a thermal dye transfer method | |
JP3755195B2 (ja) | 金属錯体色素、感熱転写画像形成材料、画像形成方法及び感熱転写画像形成方法 | |
EP0792757B1 (en) | Dye donor element for use in thermal transfer printing | |
JPH04265797A (ja) | 感熱転写用マゼンタピラゾリルアゾアニリン色素供与体素子 | |
JPH04216994A (ja) | 熱染料転写に使用するための染料 | |
EP0701906B1 (en) | Dyes and dye-donor elements for thermal dye transfer recording | |
JPH06329929A (ja) | 熱染料転写記録用染料及び染料供与体材料 | |
US5391536A (en) | Oxalylamino substituted indoaniline dyes for use in thermal sublimation transfer printing | |
EP0602714B1 (en) | Dyes and dye-donor elements for use in thermal dye transfer | |
JPH07125458A (ja) | 熱染料転写記録用染料供与体材料 | |
EP0687573A1 (en) | Dye donor element for use in a thermal dye transfer method | |
JPH0672056A (ja) | 熱染料昇華転写により使用するための染料供与体材料 | |
JPH06108380A (ja) | 熱染料昇華転写供与体材料 | |
JPH06227163A (ja) | 熱染料転写に使用するための染料及び染料供与体材料 | |
EP0788891A1 (en) | Dyes and dye-donor elements for thermal dye transfer recording | |
EP0633146A1 (en) | Oxalylamino substituted indoaniline dyes for use in thermal sublimation transfer printing | |
JPH0890940A (ja) | 熱染料転写法における使用のための染料供与体要素 | |
EP0628427A1 (en) | Dye-donor elements for thermal dye transfer recording | |
JPH07316445A (ja) | 熱転写印刷に使用するためのn−アルキル−n−パラ−アミノアリール置換ジシアノビニルアニリン染料 |