JPH0753354B2 - 積層物の裁断方法および裁断装置 - Google Patents

積層物の裁断方法および裁断装置

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JPH0753354B2
JPH0753354B2 JP18226392A JP18226392A JPH0753354B2 JP H0753354 B2 JPH0753354 B2 JP H0753354B2 JP 18226392 A JP18226392 A JP 18226392A JP 18226392 A JP18226392 A JP 18226392A JP H0753354 B2 JPH0753354 B2 JP H0753354B2
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laminate
guide
cutting
head
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信夫 那須
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、布地などのシート材
を、多数積層した状態で、ナイフ状のカッターにより裁
断する積層物の裁断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特公昭51−45113号
公報に示されているように、ブラシテーブルなどの支持
部材上方に互いに直交する縦(X),横(Y)方向に移
動するカッターヘッドを配設し、このカッターヘッドに
先端部が鋭利な細長いナイフ状カッターを昇降および垂
直軸回りに回動可能に装着した積層物の裁断装置があっ
た。
【0003】この裁断装置では、カッターを下降させ、
通常は支持部材上に積層された積層物の端から、カッタ
ーヘッドを縦方向および横方向に水平移動させることに
より、カッターを移動させると共に、カッターを前縁刃
部が移動方向前側に向くように垂直軸回りに回動させ、
積層物を厚さ方向の全体にわたり所要形状に裁断してい
る。
【0004】しかし、前記のような裁断装置では、積層
物を構成するシート材が硬い場合や、積層物の厚さが厚
い場合に、ナイフ状のカッターが積層物に垂直に挿入さ
れず、弾性変形して裁断ずれを起したり、カッターが破
損したりすることがある。とくに、積層物の下方に下部
受け部材を設け、この受け部材に設けたカッター受け筒
にカッターの下端部を挿入支持させて裁断を行うもので
は、カッターが曲がると、カッター受け筒とカッターの
下端部とが位置ずれしてカッターが破損し易い。 これ
を防止するために、カッターの両側面など後部を支持し
て補強するカッターガイドを付設しているが、このよう
なものでは、カッターとカッターガイドとを同時に積層
物に貫入しようとすると、ガイドがあるために積層物の
全体に貫通させることが困難で、不可能になることもあ
る。
【0005】そこで、特願平1−144227号(平成
1年6月8日出願)によって、この発明の出願人が提案
したように、積層物を支持する支持部材の上方に水平移
動するカッターヘッドを配設し、このカッターヘッドに
昇降および垂直軸回りに回動するナイフ状のカッターと
このカッターの両側面を支持して補強するカッターガイ
ドとを装着し、前記支持部材にカッターヘッドと同方向
に同期移動する下部受け部材にカッター受け筒を装着し
た積層物の裁断装置において、前記カッターヘッドにカ
ッターと前記ガイドとが嵌まる内径の管状ポンチを昇降
可能に装着し、このポンチの上端部に抜き屑吸取り用の
吸気装置を接続し、前記ポンチの下方に対向させて前記
下部受け部材にポンチ受け部材を設けたものもあった。
【0006】この裁断装置では、支持部材上に積層され
た積層物の裁断開始位置の上方に管状ポンチが位置する
ようにカッターヘッドを移動させて停止させ、前記ポン
チを下降させて、積層物に挿通させ、ポンチの下端部を
ポンチ受け部材に当接させることで、積層物を打抜き、
抜き屑をポンチ内に保持させる。その後、ポンチを上昇
復帰させ、ポンチによる打抜き孔にカッターとカッター
ガイドとが対向する位置にカッターヘッドを移動させて
停止させ、カッターと前記ガイドとを下降させて前記打
抜き孔に貫通し、これらの下端部をカッター受け筒に嵌
める。この状態で、カッターをガイドと一体に前述した
従来のものと同様に移動させて、積層物の裁断を行う。
【0007】このようにすることで、積層物の厚さが厚
くても、カッターとガイドとの下降時にこれらの下端部
を容易にカッター受け筒に嵌合させることができ、カッ
ターが曲がらずに積層物を垂直に貫通する。このため、
裁断ずれを起すことがなく、積層物を正確に裁断でき、
また、カッターの下端部がカッター受け筒に確実に嵌ま
り、これらの位置ずれがなく、カッターが破損すること
もない。
【0008】なお、ポンチ内に保持した抜き屑は、ポン
チの上昇復帰後などに吸気装置を駆動することで、ポン
チ外に除去して、次のポンチの下降による積層物の打抜
き動作が支障なくできるようにしている。
【0009】さらに、この発明の出願人は、特願平1−
241705号(平成1年9月20日出願)によって、
前記ポンチに代わる切込み刃および前記ポンチ受けに代
わる切込み刃受けを設け、前記切込み刃をカッターより
も厚さおよび幅が大きく下端が鋭利なものとした裁断装
置を提案している。この裁断装置では、裁断開始前に切
込み刃によって積層物に形成した切込みに、カッターと
カッターガイドとを下降させて嵌め、この状態で裁断を
することができ、抜き屑ができないことにより吸着装置
を省略している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のポンチや切込み刃を設けた裁断装置は、カッターとカ
ッターガイドとは別部材のポンチや切込み刃を昇降動作
させて、ポンチ孔や切込み孔を積層物に形成しているた
め、動作に時間がかかり能率のよい裁断ができず、また
別部材を設けるため構造も複雑になるという問題点があ
った。
【0011】この発明は、前述した問題点を解決して、
能率よく裁断を開始でき、ポンチなどの別部材がなく構
造も簡単な積層物の裁断方法および裁断装置を提供する
ことを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、支持部材上
に支持した積層物にカッターヘッドに設けたナイフ状の
カッターおよびこのカッターの後部を支持するカッター
ガイドを上方から貫通させ、前記カッターヘッドを前記
積層物に対し横,縦方向に移動させ、カッターによって
積層物を裁断する積層物の裁断方法において、裁断開始
前に、カッターとカッターガイドとを、カッターヘッド
に設けた昇降フレームの下降によって一体的に下降させ
ると共に、カッターヘッドの移動によって前方に移動さ
せつつ、前記フレームに設けたクランク機構によってカ
ッターの下端がカッターガイドの下端から突出するよう
にカッターをカッターガイドに対し昇降させて、積層物
にカッターとカッターガイドを貫入させ、カッターまた
はこれとカッターガイドとの下端部が積層物の下面から
突出する切込みを形成し、その後、カッターとカッター
ガイドとが前記切込みを貫通した状態で積層物を裁断す
るものである。
【0013】また、この発明による積層物の裁断装置
は、積層物を支持する支持部材と、この支持部材の上方
に配置して横,縦方向に往復移動するカッターヘッドと
を備え、このカッターヘッドを積層物に対して移動さ
せ、カッターヘッドに設けたカッターによって積層物を
裁断する裁断装置において、カッターヘッドに昇降機構
によって動作する昇降フレームを設け、このフレームに
カッターの後部を支持するカッターガイドを連結し、昇
降フレームに設けたクランク機構にカッターガイドに対
する昇降可能にカッターを連結し、カッターガイドおよ
びカッターを垂直な軸回りに一体的に回動させる操向機
構をカッターヘッドに設けると共に、カッターヘッドに
前記フレームの下降位置を検知してクランク機構を動作
させる検知機構を設けたものである。
【0014】
【作用】この発明による積層物の裁断方法は、裁断開始
前に、カッターヘッドに設けたカッターとカッターガイ
ドとを、一体的に下降させると共に、前方に移動させつ
つ、クランク機構によってカッターをカッターガイドに
対し昇降させて、これらを積層物に貫入させることで、
図5に例示するように、カッターによって積層物を切込
み、これをカッターガイドで拡げながら斜め前下方に積
層物を切込み、積層物にカッターまたはこれとカッター
ガイドとを貫通させるので、積層物を構成するシート材
が硬い場合や、積層物の厚さが厚い場合でも、カッター
とカッターガイドとを、従来のようにポンチによる孔や
切込み刃による切込みを設けずに、積層物に貫通させる
ことができる。
【0015】したがって、ポンチや切込み刃などの別部
材をカッターヘッドに設けないことにより、装置の構造
が簡単になると共に、操作も簡易となり、カッターとカ
ッターガイドとの水平移動距離も短くなって、裁断開始
時に、カッターとカッターガイドとの下端部が積層物の
下方に突出した状態で、裁断予定線に沿う裁断を開始す
るまでの時間も短縮できるなど、能率よく裁断を行え
る。
【0016】また、この発明による積層物の裁断装置
は、カッターヘッドに設けた昇降フレームが所定位置ま
で下降してからこのフレームの位置を検知機構で検知し
てクランク機構を駆動させ、カッターをカッターガイド
に対し昇降させることができ、クランク機構のむだな動
作がなく、また先にカッターで積層物を切込み、これを
カッターガイドで拡げる動作がタイミングよく自動的に
でき、ポンチなどの別部材が不要となり、前述したこの
発明による裁断方法を行うのに好適する。
【0017】
【実施例】以下、この発明の請求項1,3,4に対応す
る第1実施例につき図を参照して説明する。図1におい
て、1は縦(X)方向の長さが横(Y)方向の長さより
も長い直方体状の支持台であり、この支持台1の開口し
た上面には可撓性ベルトからなる支持部材2が支持され
ている。支持部材2は、図示省略した巻取りローラの駆
動によって縦方向に往復移動するようにされ、厚さ方向
に貫通する多数の通気孔2aが形成され、可動凹部2b
が横断して形成されている。
【0018】支持台1には縦方向に往復移動し、これに
伴って可動凹部2bを移動させる走行体3が設けられて
いる。走行体3は、支持台1の外側面に設けられたガイ
ドレール4に両側部材5が支持され、これらの側部材5
の上端部には連結架6が横架され、連結架6にカッター
ヘッド7が係合支持されて、横方向に往復移動するよう
にされている。
【0019】カッターヘッド7は、図2に詳細を示すよ
うに、ヘッド本体8の角筒状部8a内に上下方向に垂直
に延びる1対のフレームガイド9が固定され、これらの
ガイド9に昇降フレーム10に設けた上,下ガイドロー
ラー11がそれぞれ転動可能に保持され、角筒状部8a
内に設けた昇降機構12によって垂直に昇降するように
されている。
【0020】昇降機構12は、角筒状部8aに固定され
たフレーム昇降用電動機13の軸13aに送りねじ軸1
4が連結され、送りねじ軸14に螺合したナット15が
フレーム連結部材16を介して前記フレーム10に固定
され、送りねじ軸14のねじのない上,下端部が角筒状
部8aに固定された上,下軸受17に回動可能に上下方
向移動を拘束して支持されている。
【0021】フレーム10の上部には、クランク機構1
8のクランク19が水平な軸回りに回転可能に取付けら
れ、クランク19に設けられたピン20にクランクロッ
ド21の上端部が連結され、このロッド21の下端部に
はロッド連結部材22によって下方に延びる昇降ロッド
23が上,下スラストベアリング24を介し連結されて
いる。また、クランク19は、フレーム10に設けたク
ランク用電動機25の駆動によって駆動ベルト65など
を介して回転される。
【0022】昇降フレーム10の下端部に固定された連
動部材26を介して筒状のロッド支持カラー27が吊持
され、このカラー27内に昇降ロッド23が回動および
昇降可能に支持され、昇降ロッド23の前記カラー27
下方に突出した下端部にナイフ状のカッター28の上端
部が着脱可能に固定されている。前記支持カラー27の
外側には、上,下ベアリング29を介して回動カラー3
0が上下方向移動を拘束し、軸回り回動を可能にして支
持され、回動カラー30の下方には取付けステー31を
介してカッターガイド32の上端部が着脱可能に固定さ
れている。
【0023】前記ヘッド本体8の角筒状部8aの下端部
には回動フレーム33の上部がベアリング33aを介
し、上下方向移動を拘束し軸回り回動を可能にして吊持
されている。回動フレーム33は、角筒状部8aの下方
に突出し、角筒状部8a内に位置する上端部外周面に操
向機構34のタイミングギヤ35が嵌合固定されてい
る。 操向機構34は、タイミングベルト69によって
タイミングギヤ35を介し回動フレーム33を回動さ
せ、回動フレーム33の内周面に固定した回動爪36に
よって回動カラー30を回動させ、取付けステー31を
介して回動フレーム33の回動をカッターガイド32と
カッター28とに伝達し、これらを一体に操向させるよ
うに構成されている。
【0024】カッターガイド32とカッター28とは、
回動フレーム33の下壁33bに設けた孔に遊挿されて
その下方に延び、図3,図5,図6に示すように、カッ
ター28の後部がカッターガイド32の溝32aに上下
方向に摺動可能にほとんど隙間なく嵌合されている。ま
た、カッター28は前縁刃部28aおよび下端刃部28
bが鋭利にされ、カッターガイド32もV字状の下端部
32bが鋭利に形成されている。
【0025】前記取付けステー31には押え板37上に
固定した支持棒38が上下方向に摺動可能に嵌挿され、
押え板37は回動フレーム33の下方に位置し、押え板
37の孔37aにカッター28およびカッターガイド3
2が遊挿されている。
【0026】前記昇降フレーム10の下端部に固定した
ドグ39に対向し、近接スイッチからなる上限スイッチ
40,中間スイッチ41,下限スイッチ42が角筒状部
8aに上下方向に位置調節可能に固定されて、クランク
機構18を動作させるための検知機構43が構成されて
いる。前記クランク19に固定したドグ44に対向して
近接スイッチからなるクランク用スイッチ45が昇降フ
レーム10に固定されている。
【0027】図1,図2に示すように、可撓性ベルトか
らなる支持部材2に設けた可動凹部2b内には受け筒保
持部材46と、この部材46の両端に連らなる蓋材47
とが収容され、受け筒保持部材46の下面には下部受け
部材48が一体に固定され、これらの部材46,48は
カッターヘッド7の下方に配置されて、走行体3に保持
されている。
【0028】下部受け部材48には、カッター28とカ
ッターガイド32とがほぼ隙間なく嵌挿されるカッター
受け筒49が回動可能に昇降を拘束されて保持されてい
ると共に、カッター28とカッターガイド32とが容易
に貫入されるブラシ、軟質プラスチックなどからなるカ
ッター貫入部材50が着脱可能に固定され、前記受け筒
49、前記貫入部材50は前記保持部材46にそれぞれ
設けた孔に上端部が嵌合されている。
【0029】そして、支持部材2の下面が昇降可能な多
数のベルト支え(図示省略)に支持され、これらが互い
に連結され、図示しない吸気装置によって前記ベルト支
え内を経て支持部材2の吸気孔2aから吸気される構成
にされている。
【0030】図4に示すように、第1実施例の駆動系5
1には、横方向,縦方向駆動機構67,68が含まれて
いる。横方向駆動機構67は、走行体3に横(Y軸)方
向移動用電動機52が固定され、この電動機52によっ
て回動される連動軸66に上部用歯付きプーリ53と噛
み合う噛合い式電動クラッチ54が設けられ、連動軸6
6には下部用歯付きプーリ55が設けられている。そし
て、横方向移動用電動機52の駆動によって、前記クラ
ッチ54の投入時には上部,下部歯付きプーリ53,5
5が一体的に回動し、タイミングベルトなどを介してカ
ッターヘッド7、下部受け部材48が横方向に移動し、
クラッチ54の遮断時には下部受け部材48のみが横方
向に移動するように構成されている。また、縦方向駆動
機構68は、走行体3に縦(X軸)方向移動用電動機5
6が固定され、この電動機56の駆動によって、支持台
1の両側面に固定されたガイドレール4(図1参照)の
縦(X軸)方向に沿って延びるラック57にそれぞれ係
合するピニオン58が回動し、走行体3が縦方向に移動
するように構成されている。
【0031】さらに、走行体3には操向用電動機59が
固定され、この電動機59の駆動によって上,下スプラ
イン軸60,61などを介して操向機構34が動作し、
回動フレーム33、カッター受け筒49が同方向に同期
回動するように構成されている。なお、図1中、62は
前記電動機13,25,52,56,59などを予め記
憶されたデータに基づいて数値制御するための制御盤で
ある。
【0032】そして、第1実施例による裁断装置のカッ
ターガイド32、検知機構43および貫入部材50、ク
ラッチ54以外の構成は、出願人が先に提案した特願平
3−331643号(平成3年12月16日出願)の発
明とほぼ同じである。
【0033】次に、第1実施例の裁断装置を用いる積層
物の裁断方法について説明する。まず、支持部材2上に
布地などのシート材を積層した積層物63を載せ、積層
物63を支持部材2の縦方向移動など適宜の方法で所定
位置に移送し、積層物63と支持部材2との大気に露出
している部分のほぼ全体を可撓性の非通気性シート64
で覆う。そして、吸気装置を駆動させ、支え板内を介し
て支持部材2に形成した多数の吸気孔2aから吸気し、
積層物63と非通気性シート64とを支持部材2上に吸
着保持し、積層物63を圧縮させる。
【0034】前述した状態を維持させ、縦方向移動用電
動機56を駆動させて、走行体3を縦方向に移動させ、
これと一体的に支持部材2の可動凹部2bを移動させる
と共に、横方向移動用電動機52を駆動させてカッター
ヘッド7を下部受け部材48と一体的に横方向に移動さ
せることで積層物63上方のカッター28とカッターガ
イド32とを、積層物63へ貫入させる位置、すなわち
カッター28とカッターガイド32とが下部受け部材4
8に設けた貫入部材50上方に対向する位置にして、走
行体3およびカッターヘッド7の移動を停止させる。
【0035】この時、昇降フレーム10に設けたドグ3
9はヘッド本体8の角筒状部8aに設けた上限スイッチ
40と対向し、カッターガイド32の下端は積層物63
の上面近くに位置し、クランク19が上昇限に位置し、
カッター28の下端はカッターガイド32の下端より上
方に位置し、カッターヘッド7に設けたフレーム昇降用
電動機13およびクランク機構18に設けたクランク用
電動機25が停止した待機状態になっている
【0036】そこで、制御盤62を操作し、カッターヘ
ッド7に設けたフレーム昇降用電動機13を駆動させ、
送りねじ軸14を回動させることで、このねじ軸14に
螺合したナット15およびフレーム連結部材16を介し
て昇降フレーム10を下降させる。昇降フレーム10の
下降によって、カッター28とカッターガイド32とが
一体的に下降し、また押え板37が自重によって下降
し、非通気性シート64を介して積層物63上面を押え
る。
【0037】前述した制御盤62の操作により、フレー
ム昇降用電動機13の駆動と同時にクランク用電動機2
5が駆動してクランク19が回転することで、クランク
ロッド21、ロッド連結部材22およびカッター28が
下降と上昇とを所定ストロークで繰返す。この間、フレ
ーム10は下降を続け、カッター28、カッターガイド
32も下降しているが、このガイド32の下降速度より
もカッター28のクランク機構18による下降速度が速
いことにより、図5に示すように、カッター28は、下
降時にカッターガイド32に対しても下降し、このガイ
ド32の下端からカッター28の下端部が突出した状態
で、まずカッター28が非通気性シート64および積層
物63を切込み、続いてカッターガイド32が下端から
前記切込みに挿込まれて切込み幅を拡げる。
【0038】さらに、フレーム昇降用,クランク用の両
電動機13,25の駆動と同時に、横移動用電動機52
も駆動してカッターヘッド7が図2の左方に移動するの
で、同方向にカッター28とカッターガイド32とが移
動する。この際、カッターヘッド7は、左側に前縁刃部
7aが位置しているので、カッター28およびカッター
ガイド32は、垂直に下降しても、図2,図5に示すよ
うに、積層物63を斜め前下方に向って切込むことにな
る。
【0039】そして、フレーム10は下降を続けるの
で、カッター28の下端部が貫入部材50に貫入し、カ
ッターガイド32の下端が貫入部材50に近接した図2
の位置となり、カッター28によって積層物63を上下
(厚さ)方向に貫通する切込みが形成され、フレーム1
0に設けたドグ39が角筒状部8aに設けた中間スイッ
チ41と対向する。
【0040】このため、中間スイッチ41がONにな
り、フレーム昇降用電動機13および横方向移動用電動
機52が停止することで、フレーム10の下降およびカ
ッターヘッド7の移動が停止する。また、クランク用電
動機25は、カッター28およびクランクアーム21が
上昇限に達し、クランク19に設けたドグ44がフレー
ム10に設けたクランク用スイッチ45と対向した時、
このスイッチ45の作動で停止し、カッター28が停止
する。なお、この状態では、カッター28の下端はカッ
ターガイド32の下端より幾分上方に位置している。
【0041】次に、横方向駆動機構67に設けた噛合い
式電磁クラッチ54を遮断動作させて、上部歯付きプー
リ53との噛合いを外し、横方向移動用電動機52を駆
動し、カッターヘッド7を移動させることなく、下部受
け部材48を図2の右側に移動させ、カッター28とカ
ッターガイド32との下方に下部受け部材48に設けた
カッター受け筒49を位置させ、横方向移動用電動機5
2を停止させて、カッターヘッド7の移動を停止させ、
前記電磁クラッチ54に投入する。
【0042】続いて、フレーム昇降用電動機13を駆動
してフレーム10を下降させ、カッター28とカッター
ガイド32とを下降させることでこれらの下端部をカッ
ター受け筒49内に嵌挿し、フレーム10のドグ39が
下限スイッチ42に対向する位置で、下限スイッチ42
がONになり、前記昇降用電動機13を停止させる。な
お、この状態では図5に示すように、積層物63の切込
み前端部にこれを貫通してカッター28およびカッター
ガイド32が位置している。
【0043】この状態で、クランク用電動機25を駆動
することで、クランク19の回転によってカッター28
をカッターガイド32に対して昇降させ、また、縦方向
移動用電動機56,横方向移動用電動機52を駆動させ
ることで、走行体3を縦方向に、カッターヘッド7を横
方向に移動させる。さらに操向用電動機59を駆動させ
ることで、カッターヘッド7に支持した回動フレーム3
3、回動爪36を介して回動カラー30を回動させ、取
付けステー31を介し、カッターガイド32を回動させ
ると共に、これと同期させて下部受け部材48に設けた
カッター受け筒49を回動させてカッター28をこれの
進行方向に操向させることで、制御盤62に記憶された
データに基いたパターンに、積層物63と非通気性シー
ト64とを自動裁断する。
【0044】この裁断時に、図7の鎖線に示す裁断予定
線の適所にカッター28とカッターヘッド32とを貫入
させた場合には、これらによる積層物63に対する切込
みが前下がりに傾斜しているので、貫入開始位置aを越
え、貫入完了位置bまで裁断してこれを終了させる必要
がある。また、図8のように、カッター28とカッター
ヘッド32とを同図の鎖線に示す裁断予定線の外周側に
貫入させた場合には、貫入完了位置bを裁断予定線の適
所にすることで、従来の方法と同様に裁断すればよい。
【0045】積層物63の裁断を終了した後、クランク
用,縦方向移動用,横方向移動用,操向用の各電動機2
5,56,52,59を停止させ、昇降用電動機13を
駆動させてフレーム10と共にカッター28とカッター
ガイド32とを上昇復帰させてこれらを前述した待機状
態にした後、前述した動作を繰返して、1つの積層物6
3に対し、通常複数のパターンの裁断を行う。全部のパ
ターンの裁断を終えた後、吸気装置を停止させ、支持部
材2を縦方向に移動させて、積層物63などを支持部材
2外に搬出する。
【0046】図9は、この発明の請求項2に対応する第
2実施例の要部を示す。図9において、28はカッタ
ー、32はカッターガイドであり、カッターガイド32
が第1実施例のカッターガイドに比べ短くされ、カッタ
ー28が下降限にある状態でも、これの下端部がカッタ
ーガイド32の下端から突出している。また、支持部材
2は、カッター28とカッターガイド32とが容易に挿
脱されるポリスチレン材または剛毛台から構成され、第
1実施例の下部受け部材、これに装着された部材および
蓋材が省略され、駆動系も下部受け部材を横方向移動さ
せる機構と下部受け筒を操向させる機構とが省略されて
いる。なお、第2実施例による裁断装置の前述した以外
の構成は、第1実施例とほぼ同じである。
【0047】第2実施例による積層物の裁断方法は、支
持部材2上に布地などの積層物63を載せ、これと支持
部材2の大気に露出している部分の全体を非通気性シー
ト64で覆い、吸気装置の駆動によって支持部材2の下
面全体から吸気し、積層物63と非通気性シート64と
を支持部材2に吸着保持する。
【0048】この状態を維持させて、第1実施例の場合
とほぼ同様に、カッターヘッドを縦,横方向に移動させ
て、積層物63上方のカッター28とカッターガイド3
2とを積層物63への貫入位置に対向させる。続いて、
カッターヘッド内の昇降フレームを下降させることで、
カッター28とカッターガイド32とを一体的に下降さ
せ、カッター28の下端が積層物63の上面近くに達し
た時、検知機構の動作によって前記フレームに設けたク
ランク機構を駆動し、カッター28に、カッターガイド
32に対する下降と上昇とを繰返させる。これと共に、
カッターヘッドを横方向に移動させることで、カッター
28で非通気性シート64と積層物63とを切込み、こ
の切込みにカッターガイド32を挿込んで切込み幅を拡
げる。
【0049】これらの動作によって、積層物63を斜め
前下方に向って切込み、カッター28の下端部が支持部
材2に貫入し、続いてカッターガイド32も支持部材2
に貫入する。この状態で、前記フレームの下降を停止
し、カッターヘッドを裁断予定線に沿ってカッター28
とカッターガイド32とを移動させ、積層物63を非通
気性シート64と共に、所要平面形状に裁断し、裁断終
了後に、カッター28のカッターガイド32に対する昇
降を停止させると共に、フレームを上昇させ、カッター
28とカッターガイド32とを積層物63および非通気
性シート64から抜出して上昇復帰させる。
【0050】第1実施例では、裁断開始直前に、カッタ
ーヘッドを停止させて下部受け部材を横方向移動させ、
この部材に設けたカッター受け筒をカッターとカッター
ガイドとに対向させ、これらを下降させてカッター受け
筒に嵌挿し、この状態で積層物を裁断しているので、カ
ッターとカッターガイドとが上,下2箇所で支持された
状態で、積層物を裁断することにより、正確に裁断予定
線に沿う積層物の裁断ができる。
【0051】また、第2実施例では、裁断開始直前に、
カッター28とカッターガイド32との下端部が支持部
材2に貫入した後、下部受け部材を移動させる必要がな
いため、第1実施例より短い時間で裁断を開始できる。
【0052】この発明において、カッターの形状は、前
縁に波状の湾曲を設けるなどの適宜変更でき、カッター
ヘッドと積層物とはカッターを横方向に移動させ、積層
物を縦方向に移動させるなど、カッターと積層物とが横
および縦方向に相対移動すれば、移動機構を適宜変更で
きる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による積
層物の裁断方法は、裁断開始前に、カッターヘッドに設
けたカッターとカッターガイドとを、一体的に下降させ
ると共に、前方に移動させつつ、クランク機構によって
カッターをカッターガイドに対し昇降させて、これらを
積層物に貫入させることで、図5に例示するように、カ
ッターによって積層物を切込み、これをカッターガイド
で拡げながら斜め前下方に積層物を切込み、積層物にカ
ッターまたはこれとカッターガイドとを貫通させるの
で、積層物を構成するシート材が硬い場合や、積層物の
厚さが厚い場合でも、カッターとカッターガイドとを、
従来のようにポンチによる孔や切込み刃による切込みを
設けずに、積層物に貫通させることができる。
【0054】したがって、ポンチや切込み刃などの別部
材をカッターヘッドに設けないことにより、装置の構造
が簡単になると共に、操作も簡易となり、カッターとカ
ッターガイドとの水平移動距離も短くなって、裁断開始
時に、カッターとカッターガイドとの下端部が積層物の
下方に突出した状態で、裁断予定線に沿う裁断を開始す
るまでの時間も短縮できるなど、能率よく裁断を行え
る。
【0055】また、この発明による積層物の裁断装置
は、カッターヘッドに設けた昇降フレームが所定位置ま
で下降してからこのフレームの位置を検知機構で検知し
てクランク機構を駆動させ、カッターをカッターガイド
に対し昇降させることができ、クランク機構のむだな動
作がなく、また先にカッターで積層物を切込み、これを
カッターガイドで拡げる動作がタイミングよく自動的に
でき、ポンチなどの別部材が不要となり、前述したこの
発明による裁断方法を行うのに好適する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例による積層物の裁断装置
を示した一部切欠き概略斜視図
【図2】図1の裁断装置の要部を示した拡大縦断面図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】図1の裁断装置の駆動系を示した斜視図
【図5】図1の裁断装置によるカッターとカッターガド
との積層物に対する貫入動作を示した説明図
【図6】図1のカッターとカッターガイドとの上下関係
位置の一例を示した説明図
【図7】裁断予定線とカッターとの位置関係の一例を示
した平面図
【図8】裁断予定線とカッターとの位置関係の他例を示
した平面図
【図9】この発明の第2実施例による積層物の裁断方法
を説明するための要部を示した縦断面図
【符号の説明】
1 支持台 2 支持部材 3 走行体 7 カッターヘッド 8 ヘッド本体 10 昇降フレーム 12 昇降機構 13 フレーム昇降用電動機 18 クランク機構 19 クランク 23 昇降ロッド 25 クランク用電動機 26 連動部材 28 カッター 31 取付けステー 32 カッターガイド 33 回転フレーム 34 操向機構 39 ドグ 40,41,42 スイッチ 43 検知機構 48 下部受け部材 49 カッター受け筒 50 貫入部材 51 駆動系 52 横方向移動用電動機 54 噛合い式電磁クラッチ 56 縦方向移動用電動機 62 制御盤 63 積層物 64 非通気性シート 67,68 横方向,縦方向駆動機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材上に支持した積層物に、カッタ
    ーヘッドに設けたナイフ状のカッターおよびこのカッタ
    ーの後部を支持するカッターガイドを上方から貫通さ
    せ、前記カッターヘッドを前記積層物に対し横,縦方向
    に移動させ、カッターによって積層物を裁断する積層物
    の裁断方法において、裁断開始前に、カッターとカッタ
    ーガイドとを、カッターヘッドに設けた昇降フレームの
    下降によって一体的に下降させると共に、カッターヘッ
    ドの移動によって前方に移動させつつ、前記フレームに
    設けたクランク機構によってカッターの下端がカッター
    ガイドの下端から突出するようにカッターをカッターガ
    イドに対し昇降させて、積層物にカッターとカッターガ
    イドを貫入させ、カッターまたはこれとカッターガイド
    との下端部が積層物の下面から突出する切込みを形成
    し、その後、カッターとカッターガイドとが前記切込み
    を貫通した状態で積層物を裁断することを特徴とする積
    層物の裁断方法。
  2. 【請求項2】 裁断開始前に、積層物にカッターとカッ
    ターガイドとを貫入させ、これらの下端部が積層物の下
    面から突出する切込みを形成した後、昇降フレームの下
    降を停止し、クランク機構によってカッターをカッター
    ガイドに対し上下方向に往復移動させつつ、積層物を所
    要平面形状に裁断することを特徴とする請求項1に記載
    の積層物の裁断方法。
  3. 【請求項3】 積層物を支持する支持部材と、この支持
    部材の上方に配置して横,縦方向に往復移動するカッタ
    ーヘッドとを備え、このカッターヘッドを積層物に対し
    て移動させ、カッターヘッドに設けたカッターによって
    積層物を裁断する裁断装置において、カッターヘッドに
    昇降機構によって動作する昇降フレームを設け、このフ
    レームにカッターの後部を支持するカッターガイドを連
    結し、昇降フレームに設けたクランク機構にカッターガ
    イドに対する昇降可能にカッターを連結し、カッターガ
    イドおよびカッターを垂直な軸回りに一体的に回動させ
    る操向機構をカッターヘッドに設けると共に、カッター
    ヘッドに前記フレームの下降位置を検知してクランク機
    構を動作させる検知機構を設けたことを特徴とする積層
    物の裁断装置。
  4. 【請求項4】 縦,横両方向に往復移動するカッターヘ
    ッドと、このカッターヘッドと同方向に連動し積層物の
    下方に配置した下部受け部材とを有し、この下部受け部
    材に、カッターとカッターガイドとが嵌挿されるカッタ
    ー受け筒、およびカッターが貫入される貫入部材を設け
    ると共に、カッターヘッドおよび下部受け部材を連動さ
    せる駆動機構にカッターヘッドを停止させて下部受け部
    材を移動させるクラッチを組込んだことを特徴とする請
    求項3に記載の積層物の裁断装置。
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