JPH074096Y2 - 押出形材長手切断加工装置 - Google Patents

押出形材長手切断加工装置

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JPH074096Y2
JPH074096Y2 JP5060190U JP5060190U JPH074096Y2 JP H074096 Y2 JPH074096 Y2 JP H074096Y2 JP 5060190 U JP5060190 U JP 5060190U JP 5060190 U JP5060190 U JP 5060190U JP H074096 Y2 JPH074096 Y2 JP H074096Y2
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洋史 椎名
和夫 原田
孝 安田
義彦 池田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、押出形材長手切断加工装置に係り、とくに建
物用窓枠(サッシ)に使用されている押出形材の一部を
その長手方向に沿って加工するのに好適な押出形材長手
切断加工装置に関する。
〔従来の技術〕
サッシ等の押出形材の一片をその長手方向に沿って切断
加工する装置としては、従来より第7図に示す様なもの
がある。
この第7図に示す従来例は、押出形材を載置する形材載
置テーブル90と、この形材載置テーブル90上に下方から
その一部が突設された回転刃91と、この回転刃91をベル
ト機構92を介して回転駆動する駆動モータ93とを備えた
構成となっている。この装置を使用して押出形材を加工
処理するには、まず押出形材を形材載置テーブル90上に
載置し、続いて該押出形材の側面を形材載置テーブル90
上の案内板94に押し当てつつ当該押出形材を長手方向に
押し進める。これにより長手方向に沿った加工処理がな
される。
第8図(1)(2)には、被加工物たる押出形材100,20
0の一例を示す。この内、第8図(1)のものは、長手
方向に沿って突設された突設部101を切り落とす場合の
例を示す。また同図(2)のものは、底面中央部に長手
方向に沿って両側から張り出された突条部201,202の先
端部を切り落とす場合の例を示す。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例にあっては押出形材100,200
を安定保持する手段がないことから、長手方向の加工処
理に際し高い寸法精度を得ることが困難となっていた。
また、断面形状の一部が異なる押出形材については、ダ
イス(金型)を起こさなければならないという不都合が
生じていた。さらに、上記従来例にあっては押出形材の
安定した保持手段がないことから、作業能率が悪いばか
りでなく作業そのものに常に危険を伴うという欠点があ
った。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来例の有する欠点を改善し、押出形材
の長手方向の加工を迅速かつ高精度に行うことの出来る
押出形材長手切断加工装置を提供することを、その目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案では、押出形材を形材載置テーブル上の定位置に
固定する形材固定手段と、形材載置テーブルのテーブル
面に対向して配設された形材加工用の回転刃と、この回
転刃を前記押出形材の長手方向を基準として三次元の方
向に自在に移動可能な回転刃駆動支持手段とを備えてい
る。この内、形材固定手段を、押出形材の長手方向に沿
って所定間隔を隔てて配設された複数の形材係止機構に
より構成すると共に、この複数の各形材係止機構が、押
出形材用の幅寄せ機構部と上下抑え機構部とを備えてい
る、等の構成を採っている。これによって前述した目的
を達成しようとするものである。
〔作用〕
押出形材の切断加工に際しては、まず、押出形材が装置
基台の形材載置テーブル上に載置され形材固定手段によ
り固定される。具体的には、被加工物である押出形材を
形材載置テーブル上に載置した後、形材係止機構の第1
の幅寄せ部によるおおまかな位置ぎめが迅速に行われ、
続いて第2の幅寄せ部により微調整が行われる。
次に、上下抑え機構部が作動し、押出形材が上方から固
定される。この場合、まず係止片駆動部としての空気圧
シリンダを起動させて予め上方に移動させておいた形材
係止片を下方に移動させる。これによって押出形材の上
下方向への移動が固定される。
次に、回転刃駆動支持手段を動作させて押出形材の切断
工程にはいる。具体的には、まず横方向駆動機構を作動
させて回転刃を押出形材の切断位置まで移動させる。続
いて、回転刃を降下させた際に押出形材に衝突しない位
置で上下位置設定機構を作動させて回転刃を切断位置ま
で迅速に降下させ、次に、昇降駆動機構により回転刃の
高さを微調整する。ここで、必要に応じて上下位置微調
整機構のハンドルを作動させて回転刃を押出形材の切断
位置まで確実に移動させる。ここで、昇降駆動機構は、
ハンドルによっても上下動し得るようになっている。
以上の動作が完了すると、次に、回転刃切断移動部を作
動させて回転刃駆動支持手段全体を押出形材の加工開始
点に移動させ、回転刃を回転駆動して押出形材の切断加
工を開始させる。押出形材の切断加工が完了したのち、
上下位置迅速設定機構により回転刃を上昇させたのち回
転刃は図示しない安全領域へ移送される。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第5図に基づいて
説明する。
第1図は装置全体の正面図を示し、第2図は第1図の左
側面図を示す。この第1図乃至第2図において、符号1
は装置基台を示す。この装置基台1の上面は、その一部
が形材載置テーブル1Aとしての機能を有している。ま
た、この装置基台1の上面には、その一部に回転刃駆動
支持手段11が装備されている。符号2Aは回転刃を示す。
更に、装置基台1の形材載置テーブル1Aの他の部分には
形材固定手段Vが装備されている。
回転刃駆動支持手段11は、前述した回転刃2Aを、押出形
材Kの長手方向を基準として三次元の方向に自在に移動
せしめる機構を有している。これをさらに詳述すると、
回転刃駆動支持手段11は、回転刃2A部分を支持するとと
もにこれを上下方向に往復移動せしめる回転刃上下動支
持部2と、この回転刃上下動支持部2を支持すると共に
当該回転刃上下動支持部2を前述した押出形材Kの長手
方向に直交する方向に往復移動せしめる加工位置設定部
3とを備えている。更に、回転刃駆動支持手段11は、加
工位置設定部3を前述した押出形材Kの長手方向に沿っ
た方向に往復移動せしめる回転刃用切断移動部4を備え
ている。
また、回転刃2Aは、駆動モータ20の回転軸に固着されて
いる。即ち、回転刃2Aは駆動モータ20により回転駆動も
しくは停止されるようになっている。この駆動モータ20
は、アーム部材2Bを介して前述した回転刃上下動支持部
2に連結されている。
回転刃上下動支持部2は、前述したアーム部材2Bを支持
する可動連結板2Cと、この可動連結板2Cに連結された上
下方向微調整機構21と、この上下方向微調整機構21を第
1図の上下方向に迅速に往復移動せしめる上下位置迅速
設定機構22とを備えた構成となっている。
この内、上下位置迅速設定機構22は、ピストン22A及び
シリンダ本体22Bを有する空気圧シリンダと、シリンダ
本体22Bを第1図の上下方向に配置すると共にこれを支
持する上下動案内基盤22Cとを備えた構成となってい
る。
前述した可動連結板2Cは、上下方向微調整機構21を介し
て前述したピストン22Aに連結されており該ピストン22A
に付勢されかつ前述した上下動案内基板22Cに沿って上
下動しうるようになっている。符号21Aは上下方向微調
整機構21用の操作ハンドルを示す。
そして、この操作ハンドル21Aを操作することにより、
前述したピストン22A及びシリンダ本体22Bが固定された
状態で回転刃2Aを上下方向に微調整し得るようになって
いる。また、上下位置迅速設定機構22の空気圧シリンダ
を外部駆動することにより、上下動案内基板22Cに固定
支持されたシリンダ本体22Bを基準としてピストン22A部
分を上下方向に迅速に移動し又は所定位置にて停止させ
ることができるようになっている。これにより、前述し
た回転刃2Aを迅速に上下動させ若しくは所定位置に停止
させることができる。
前述した加工位置設定部3は、横方向移動枠体31と、こ
の横方向移動枠体31に装備され該横方向移動枠体31を前
述した押出形材Kに直交する方向に往復移動せしめる横
方向駆動機構32と、同じく横方向移動枠体31に装備され
前述した上下動案内基板22Cを介して回転刃2A及び回転
刃上下動支持部2の全体を昇降駆動する昇降駆動機構33
とを備えた構成となっている。この内、横方向駆動機構
32は、前述した押出形材に直交する方向に配設され装備
された送りねじ32Aと、該送りねじ32Aを歯車,チェーン
又はベルト等よりなる伝達手段を介して回転駆動するギ
アモータ32B(この実施例ではパルスモータが使用され
ており、これがため、横方向移動をデジタル設定でき
る)とにより構成されている。ここで、符号4Aは前述し
た送りねじ32Aに螺合され且つ後述する移送台車41に固
定装備されたねじ案内部材を示す。また、符号4B,4Bは
同じく移送台車41に固定装備され前述した横方向移動枠
体31の往復移動を案内する枠体ガイドを示す。
更に、昇降駆動機構33は、前述した上下動案内基板22C
を上下動せしめる手段(この場合、ラックとピニオンか
ら成る図示しないギア機構から成り、ラックが上下動案
内基板22Cに装備されピニオンが横方向移動枠体31に装
備されている)と、この上下移動手段を伝達機構33Aを
介して駆動する昇降モータ33Bとを備えている。この昇
降モータ33Bは本実施例ではパルスモータが使用されて
おり、これにより昇降量がデジタル設定し得るようにな
っている。ここで、符号33Cは前述した昇降駆動機構33
を手動操作する為の昇降ハンドルを示す。
また、回転刃用切断移動部4は、前述した加工位置設定
部3を支持すると共に該加工位置設定部3の横方向(第
1図の左右方向)への移動を許容する移送台車41と、こ
の移送台車41が押出形材に沿って往復移動するのを案内
するガイドレール42とを備えている。そして、この回転
刃用切断移動部4は、移送台車41の下部中央部と前述し
た装置基台1との間に装備された基台駆動機構43によ
り、前述したように押出形材Kに沿って往復駆動される
ようになっている。符号43Aは基台駆動機構43用の駆動
モータを示す。
次に、形材固定手段Vについて説明する。
この形材固定手段Vは、前述した押出形材Kの長手方向
に沿って所定間隔を隔てて配設され同一に形成された複
数の形材係止機構5を備えている。
この形材係止機構5は、第3図ないし第5図に示すよう
に、前述した押出形材Kを載置するため該押出形材に直
交する位置に装備された角材状の支持基材51と、この支
持基材51上に装備され前述した押出形材Kの両側面を固
定する幅寄せ機構部52と、同じく支持基材51上に装備さ
れ前述した押出形材Kが上方へ飛び出るのを防止する上
下抑え機構部60,61とを備えている。
この内、幅寄せ機構部52は、支持基材51の一端部に固定
装備されたストッパ部材53と、このストッパ部材53に対
応して支持基材51上に装備され前述した押出形材Kを比
較的大きい寸法で幅寄せを行う第1の幅寄せ部54と、こ
の第1の幅寄せ部54上に装備された第2の幅寄せ部55と
を備えている。
第1の幅寄せ部54は、前述したストッパ部材53と同一に
形材された側面押さえ部材56と、この側面押さえ部材56
を支持基材51に沿って往復移動自在に支持すると共に自
らも前述した支持基材51上を該支持基材51に案内されて
往復移動する移動基材57とを備えている。更に、第1の
幅寄せ部54は、移動基材57を支持基材51の所定位置に段
階的に停止せしめるため該支持基材51の側面に設けられ
た係止穴51aと、この係止穴51aに係合させるため前述し
た移動基材57の側面に装備されたプランジャ58とを備え
ている。このため、プランジャ58を引いた状態で移動基
材57を移動させることにより、側面押さえ部材56を任意
の位置に大きく移動させ停止させることができるように
なっている。
第2の幅寄せ部55は、前述した第1の幅寄せ部54の移動
基材57上に装備されている。この第2の幅寄せ部55は、 移動基材57上に配設された比較的長いネジ部材55Aと、
このネジ部材55Aを前述した移動基材57上の二箇所で螺
合し且つこれを支持するネジ案内板55B,55Cと、ネジ部
材55Aの一端部(第2図の左端部)に装備された操作ハ
ンドル55Sとにより構成されている。ネジ部材55Aの他端
部は前述した側面押さえ部材56に連結されている。この
ため、操作ハンドル55Sを操作することによって、押出
形材K用の側面押さえ部材56を任意の位置に微調整しな
がら移動させ停止させることができるようになってい
る。
上下抑え機構部60,61の内、一方の上下抑え機構部60は
前述したストッパ部材53部分に装備されている。この一
方の上下抑え機構部60は、ピストン60Aとシリンダ本体6
0Bとを有する係止片駆動部としての空気圧シリンダと、
ピストン60Aに装着された形材係止片60Cとにより構成さ
れている。シリンダ本体60Bは、前述したストッパ部材5
3に固着されている。そして、空気圧シリンダを外部操
作することにより、この一方の上下抑え機構部60の形材
係止片60Cを任意の位置に固定することができるように
なっている。また、他方の上下抑え機構部61は、前述し
た押さえ部材56に装備されている。この他方の上下押さ
え機構部61は、前述した一方の上下抑え機構部60と同様
にピストン61Aとシリンダ本体61Bとを有する空気圧シリ
ンダと、ピストン61Aに装着された形材係止片61Cとによ
り構成されている。
そして、空気圧シリンダを外部操作することにより、こ
の他方の上下抑え機構部61の形材係止片61Cを任意の位
置に固定することができるようになっている。ここで、
一方と他方の各上下抑え機構60,61は、必要に応じて別
々に又は同時に動作させることができるようになってい
る。
これらの各構成部は、第2図に示す制御部IVによって制
御されるようになっている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
まず、押出形材Kを装置基台1の形材載置テーブル1A上
に載置し形材固定手段Vにて固定する。具体的には、被
加工物である押出形材Kを形材載置テーブル1A上に載置
した後、形材係止機構5の第1の幅寄せ部54によるおお
まかな位置ぎめを迅速に行ない、続いて第2の幅寄せ部
55により微調整を行う。
次に、上下抑え機構部60,61を作動させて押出形材Kを
上方から固定する。この場合、まず係止片駆動部として
の空気圧シリンダを起動させて予め上方に移動させてお
いた形材係止片60C,61Cを下方に移動させる。これによ
って押出形材Kの上下方向への移動が固定される 次に、回転刃駆動支持手段11を作動させて押出形材の切
断工程にはいる。この場合、まず横方向駆動機構32を作
動させて回転刃2Aを押出形材Kの切断位置まで移動させ
る。次に、回転刃上下動支持部2のピストン22Aを迅速
に切断位置まで下降させ、続いて昇降駆動機構33を作動
させて回転刃2Aの高さを微調整する。ここで、ピストン
22A及び昇降駆動機構33を作動させても回転刃2Aが押出
形材Kの適当な加工位置に設定できない場合には、補助
的に上下位置微調整機構21のハンドル21Aを作動させて
回転刃を上下動させ、これによって回転刃2Aを押出形材
Kの切断位置まで確実に移動させる。
以上の動作が完了すると、次に、回転刃用切断移動部4
を作動させて回転刃駆動支持手段11全体を押出形材Kの
加工開始始点に移動させ、押出形材Kの切断加工を開始
させる。押出形材Kの切断加工を完了すると、直ちに回
転刃2Aを上下位置迅速設定機構22により上方へ移動し、
次に図示しない安全領域へ移動させる。
これら一連の動作は、第2図に示す制御部IVからの指令
に従って行われるようになっている。
次に、他の実施例を第6図に基づいて説明する。この第
6図に示す実施例は、装置基台Iの一部に、前述した形
材固定手段Vを押出形材Kの長手方向に沿って往復移動
せしめる形材固定手段移動機構VIが装備されている点が
前述した第1図の実施例と相違する。この第6図におい
て、符号70は移動機構本体を示す。また、符号71,72は
ガイドレールを示し、符号73,74はガイドレール71,72に
係合され前述した移動機構本体70に装備されたローラを
示す。そして、この形材固定手段移動機構VIも、前述し
た制御部IVによってその動作が規制されるようになって
いる。その他の構成は前述した第1図の実施例と同一と
なっている。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成され機能するので、以下に示
す優れた効果を有している。
.押出形材を形材固定手段によって安定且つ確実に保
持すると共に,回転刃駆動支持手段によって回転刃を加
工領域における三次元のどの位置にも自由に且つ高精度
に移動させて回転駆動させることができ、従って押出形
材を長手方向に寸法精度よく切断することができる。
.回転刃の上下動および高さの位置の設定に際し、上
下位置迅速設定機構の作用により高速設定が可能とな
り、上下方向微調整機構の作用により高さ方向の微調整
が可能となり、昇降駆動機構の作用により上下位置迅速
設定機構および上下方向微調整機構を同時に上下動させ
ることができ、これがため回転刃の上下動および高さ位
置の設定を高範囲にわたって迅速且つ高精度に成し得
る。
.押出形材の横方向の保持に際しては、形材係止機構
第1の幅寄せ部によっておおまかな位置ぎめが迅速に行
われ、続いて第2の幅寄せ部により微調整が行われる。
このため、押出形材の横方向の保持を迅速且つ高精度に
成し得る。
.押出形材の高さ方向の保持に際しては、上下抑え機
構部が機能し押出形材を堅牢に保持することができる。
.形材載置テーブルを回転刃用切断移動部による押出
形材の長手方向の移動とは反対の方向に移動可能とする
ことにより、回転刃の移動距離の約2倍の長さの押出形
材をその長手方向に沿って切断加工することができる。
.また、以上のように構成され機能するので、既存の
押出形材の一部をその長手方向に切断して新規断面の形
材を得ることができ、そのために従来技術で必要として
いた新規断面のダイスの制作が不要となり、これがため
少量の新規断面の形材を安価に且つ迅速に得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は第1
図の一部省略した左側面図、第3図は第1図内に開示し
た形材固定手段の一例を示す正面図、第4図は第3図の
平面図、第5図は第3図の左側面図、第6図は他の実施
例を示す正面図、第7図は従来例を示す正面図、第8図
(1)(2)はそれぞれ押出形材の例を示す斜視図であ
る。 1A……形材載置テーブル、2……回転刃上下動支持部、
2A……回転刃、3……加工位置設定部、4……回転刃用
切断面移動部、5……形材係止機構、21……上下位置微
調整機構、22……上下位置迅速設定機構、32……横方向
駆動機構、33……昇降駆動機構、54……第1の幅寄せ
部、55……第2の幅寄せ部、60,61……上下抑え機構
部、60A,61A……ピストン、60B,61B……シリンダ本体、
60C,61C……形材係止片、I……装置基台、II……回転
刃駆動支持手段、IV……制御部、V……形材固定手段、
VI……形材固定手段移動機構、K……押出形材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 池田 義彦 静岡県清水市草薙3丁目1番3号 フジ産 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−271625(JP,A) 特開 昭58−149126(JP,A) 実開 平1−97823(JP,U) 実開 昭60−22(JP,U)

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押出形材を形材載置テーブル上の定位置に
    固定する形材固定手段と、前記形材載置テーブルのテー
    ブル面に対向して配設された形材加工用の回転刃と、こ
    の回転刃を前記押出形材の長手方向を基準として三次元
    の方向に自在に移動可能な回転刃駆動支持手段とを備
    え、 前記形材固定手段を、前記押出形材の長手方向に沿って
    所定間隔を隔てて配設された複数の形材係止機構により
    構成すると共に、 この複数の各形材係止機構が、前記押出形材用の幅寄せ
    機構部と上下抑え機構部とを備えていることを特徴とし
    た押出形材長手切断加工装置。
  2. 【請求項2】幅寄せ機構部が、比較的大きい寸法で幅寄
    せを行う第1の幅寄せ機能と,比較的微細な寸法で幅寄
    せを行う第2の幅寄せ機能とを備えていることを特徴と
    した請求項1記載の押出形材長手切断加工装置。
  3. 【請求項3】上下抑え機構部が、形材係止片と,該形材
    係止を上下方向の任意の位置に移動し固定する係止片駆
    動部とを備えていることを特徴とした請求項1記載の押
    出形材長手切断加工装置。
  4. 【請求項4】回転刃駆動支持手段が、回転刃を支持する
    と共に上下方向に移動させ所定位置に固定する回転刃上
    下動支持部と、この回転刃上下動支持部を必要に応じて
    押出形材に直交する方向に移動させ且つ所定位置に停止
    せしめる加工位置設定部と、この加工位置設定部及び前
    記回転刃上下動支持部を介して前記回転刃を押出形材の
    長手方向に往復移動させる回転刃用切断移動部とを備え
    ていることを特徴とした請求項1記載の押出形材長手切
    断加工装置。
  5. 【請求項5】回転刃上下動支持部が、回転刃を迅速に上
    下動させる上下位置迅速設定機構と、前記回転刃の上下
    方向の設定位置を微調整する上下位置微調整機構とを備
    えていることを特徴とした請求項4記載の押出形材長手
    切断加工装置。
  6. 【請求項6】加工位置設定部が、上下位置迅速設定機構
    と上下位置微調整機構とを一体的に上下動せしめる昇降
    駆動機構と、この昇降駆動機構を介して前記回転刃上下
    動支持部を押出形材に直交する方向に移動させ且つ所定
    位置に停止せしめる横方向駆動機構とを備えていること
    を特徴とした請求項4記載の押出形材長手切断加工装
    置。
  7. 【請求項7】押出形材を形材載置テーブル上の定位置に
    固定する形材固定手段と、前記形材載置テーブルのテー
    ブル面に対向して配設された形材加工用の回転刃と、こ
    の回転刃を前記押出形材の長手方向を基準として三次元
    の方向に自在に移動可能な回転刃駆動支持手段とを備
    え、 前記形材固定手段を、前記押出形材の長手方向に沿って
    所定間隔を隔てて配設された複数の形材係止機構により
    構成すると共に、この複数の各形材係止機構を、前記押
    出形材用の幅寄せ機構部と上下抑え機構部とにより構成
    し、 前記形材固定手段全体を必要に応じて前記押出形材の長
    手方向に沿って往復移動せしめる形材固定手段移動機構
    を装備したことを特徴とする押出形材長手切断加工装
    置。
JP5060190U 1990-05-15 1990-05-15 押出形材長手切断加工装置 Expired - Lifetime JPH074096Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5060190U JPH074096Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 押出形材長手切断加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5060190U JPH074096Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 押出形材長手切断加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH049217U JPH049217U (ja) 1992-01-27
JPH074096Y2 true JPH074096Y2 (ja) 1995-02-01

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