JPH05146994A - 積層物の裁断装置 - Google Patents

積層物の裁断装置

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JPH05146994A
JPH05146994A JP31251891A JP31251891A JPH05146994A JP H05146994 A JPH05146994 A JP H05146994A JP 31251891 A JP31251891 A JP 31251891A JP 31251891 A JP31251891 A JP 31251891A JP H05146994 A JPH05146994 A JP H05146994A
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belt
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air
holding belt
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Nobuo Nasu
信夫 那須
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Kawakami Seisakusho KK
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NAMUTSUKUSU KK
Kawakami Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度の裁断品が容易に得られる積層物の裁
断装置を提供する。 【構成】 下層の非通気性部材3aと上層の通気性部材
3bとの間に空気通路3cを形成した保持ベルト3に上
面が開口した可動凹部6を形成し、保持ベルト3上面に
載せた積層物82と保持ベルト3上面との大気に露出し
た部分との全体を可撓性の非通気性シート83で覆う。
吸気ダクト34から空気通路3c,通気性部材3bを介
して吸気し、積層物82の全体を均一に圧縮して、その
布地がずれないように保持ベルト3上に保持する。カッ
タヘッド25に取付けたナイフ状のカッタ26を非通気
性シート83,積層物82に通して可動凹部6内に配置
したカッタ受け筒27に支承させ、上,下両持式にした
カッタ26により、走行体20を縦方向に、これに設け
たカッタヘッド25を横方向に動かして積層物82を裁
断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、布地などを積層した
積層物を自動裁断するための積層物の裁断装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前記のような積層物の自動裁断装
置として、例えば特公昭53−13836号公報に示す
ように、裁断すべき布地などの積層物を通気性のある支
持部材の支持面上に保持し、前記支持部材の下面から吸
気を行うことで、前記支持面上に積層物を圧縮保持し、
裁断工具であるナイフ状のカッタを積層物に上方から貫
入させて所望形状に積層物を裁断するものがあった。
【0003】また、この発明の発明者は、特開平1−3
06200号公報に示す積層物の裁断装置を提案してい
る。この裁断装置は、台枠上に縦方向に往復移動する積
層物保持ベルトを、多数のベルト支え板が前後方向に並
設されたベルト支え機構によって支持させ、前記台枠に
縦方向に往復走行する走行体を支持させ、この走行体
に、前記保持ベルトの縦方向の一部に上面が開口する可
動凹部を形成する凹部形成部材と、保持ベルトの上方を
横方向に往復移動するカッタヘッドと、このカッタヘッ
ドと同期して前記可動凹部内を横方向に往復移動するカ
ッタ受け筒とを設け、前記カッタヘッドに先端部が前記
カッタ受け筒に貫入するナイフ状のカッタを昇降可能に
装着し、前記台枠の両側部上に対向面に吸気口が開口す
る吸気ダクトを装着したものである。
【0004】そして、この裁断装置では、保持ベルト上
に、布地などの通気性のある積層物を側面以外の面を非
通気性シートで覆って支持し、前記吸気ダクトによって
積層物の側面から吸気し、この積層物を保持ベルト上に
圧縮保持させる。この状態で、カッタを下降させてカッ
タの先端部を前記カッタ受け筒に貫入させて、カッタヘ
ッドを横方向に往復移動させると共に、走行体を縦方向
に往復走行させ、カッタによって所望形状に積層物を裁
断している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した特公昭53−
13836号公報に示された積層物の裁断装置は、支持
面上に吸気によって圧縮保持されている積層物をナイフ
状のカッタが貫通し、カッタの先端部が支持部材の支持
面に近い部分にも貫入する片持式のカッタであるため、
裁断時に、積層物および支持部材の抵抗によってカッタ
の先端部が歪むことにより、高精度の裁断品を得ること
が困難である。また、一部には切断工具として帯鋸型の
カッタを用いるものもあるが、裁断時にカッタによって
積層物と支持部材とを同時に切込み、支持部材を高頻度
で交換する必要があり、稼動率がよくないという問題点
があった。
【0006】また、特開平1−306200号公報に示
された積層物の裁断装置は、積層物を構成するシート材
の通気性が少ない場合、これらのシート材の両側面に吸
気ダクトの吸気口を当接させて吸気を行っても、吸気口
から離れた位置では各層のシート材の密接力が弱く、カ
ッタの切断抵抗によって積層状態が崩れ、高精度の裁断
品が得られない。そして、積層物の両側面に吸気ダクト
の吸気口を当接させるものでは、積層物の幅が変わる都
度、吸気ダクトを横方向に移動させる必要があるため、
手間がかかり稼動率が低下するという問題点があった。
【0007】この発明は、前述した問題点を解決して、
通気性が少ないシート材の積層物であっても、高精度の
裁断品が容易にしかも能率よく得られる積層物の裁断装
置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、台枠上に縦
方向に往復移動する積層物保持ベルトをベルト支え機構
によって支持させ、前記台枠に縦方向に往復走行する走
行体を支持させ、この走行体に、前記保持ベルトに上面
が開口した可動凹部を形成する凹部形成部材と、保持ベ
ルト上方を横方向に往復移動するカッタヘッドと、カッ
タヘッドと同期して前記可動凹部内を横方向に往復移動
するカッタ受け筒とを設け、前記カッタヘッドに先端部
が前記カッタ受け筒に貫入するナイフ状のカッタを昇降
可能に装着し、前記台枠に保持ベルト上の積層物を圧縮
させるための吸気ダクトを配設した積層物の裁断装置に
おいて、下層の非通気性部材と上層の通気性部材とを内
部に空気通路を形成して固着した前記保持ベルトを有
し、この保持ベルトの上面に前記吸気ダクトの下面に縦
方向に沿って形成した吸気口を当接または近接させて配
設したものである。
【0009】
【作用】この発明による積層物の裁断装置は、積層物保
持ベルト上の所定位置に布地などのシート材の積層物を
載せ、この積層物と前記保持ベルト上面との大気に露出
している部分のほぼ全体を可撓性の非通気性シートで覆
い、この状態で、吸気ダクトの吸気口から、保持ベルト
の下層の非通気性部材と上層の通気性部材との間に形成
した空気通路、前記通気性部材を介して吸気することに
より、積層物と前記非通気性シートとを保持ベルト上に
保持して、積層物の全体を均一に圧縮させる。
【0010】この状態を維持させ、ナイフ状のカッタを
非通気性シートおよび積層物に貫通させて、カッタの先
端部をカッタ受け筒に貫入、支承させ、走行体に設けた
カッタヘッドの横方向移動および前記走行体の縦方向走
行によって、保持ベルトに形成した可動凹部およびこの
可動凹部内に配設したカッタ受け筒を、走行体およびカ
ッタヘッドに合せて縦,横方向に移動させて積層物の裁
断を行う。
【0011】そして、この発明では、保持ベルトを下層
の非通気性部材と上層の通気性部材との間に空気通路を
形成したものにしたので、保持ベルト上に載せた積層物
下面の全面からほぼ均一に吸気でき、このため、積層物
の通気性が充分な場合はもちろん、通気性が少ない場合
でも、積層物の全体を均一に圧縮して保持ベルト上に確
実に保持でき、裁断加工中にカッタの切断抵抗で積層物
を構成しているシート材がずれるなど積層状態が崩れる
ことがなく、カッタが上,下両持式になって裁断をする
ため、細いカッタを用いて鋭角を含む複雑な形状の裁断
をしても、カッタの歪みによる変形が少ないことと相ま
って、高精度の裁断品を容易に得ることができる。
【0012】また、カッタの先端部で保持ベルトを切込
まないので、その交換の必要がなく、吸気ダクトを積層
物の幅が変わっても横方向に移動させる必要がないの
で、装置の稼動率が向上し能率よく裁断品が得られる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例につき図を参照し
て説明する。図1,図2,図3および図4において、1
は縦(X)方向の長さが横(Y)方向の長さよりも長い
長方形状の台枠である。この台枠1上の前,後両端部に
は横方向に延びる前,後ベルトガイド2がそれぞれ水平
に固定され、前,後ベルトガイド2に可撓性がある積層
物保持ベルト3が支持されている。
【0014】この保持ベルト3は、前,後ベルトガイド
2の半円状外端部から下方に垂下され、台枠1の前,後
両端部の下部にそれぞれ回動自在に横架された巻取りロ
ーラ4に前記端部が連結されている。前記台枠1の前,
後端部にはベルト駆動用電動機5が設けられ、これらの
電動機5により無端チェーンや無端ベルトを介して保持
ベルト3が巻取りローラ4の一方または他方に巻取られ
るように構成されている。
【0015】また、保持ベルト3は、図7,図8に示す
ように、可撓性を有する下層の非通気性部材3aと、上
層の通気性部材3bとが固着された2層構造に構成さ
れ、非通気性部材3aと通気性部材3bとの間に空気通
路3cが形成されている。非通気性部材3aは、化学繊
維,合成樹脂,ゴムなどからなり、上面に多数の突起3
dが形成され、通気性部材3bは、適度の厚さの不織
布,発泡体,網状物,織物などからなり、突起3d上お
よび非通気性部材3aの両側縁部上に適宜の手段で固定
されている。
【0016】前記保持ベルト3の下方には、このベルト
3に形成した後述の可動凹部6以外の部分を支持するベ
ルト支え機構7が配設されている。このベルト支え機構
7は、可撓性を有する連結ベルト8の前,後端部が台枠
1の前,後ベルトガイド2に固着されて、保持ベルト3
の下に配置され、保持ベルト3とほぼ同じ幅で、所要量
の緩みが設けられている。
【0017】連結ベルト8の下方には、横方向に長い長
方形状のベルト支え板9が縦方向にほぼ等間隔で多数配
置され、べルト支え板9は連結ベルト8に適宜手段で固
着され、ベルト支え板9の下方に突出した軸受金具10
には各1対のローラ11が回動可能に軸支されている。
前記台枠1の上下方向中間部には、縦梁を兼ねた1対の
ガイドレール12が縦方向に沿って水平に架設され、ベ
ルト支え板9とガイドレール12との間には担持板13
とカム板14とが配置されている。
【0018】担持板13は、高さ方向より縦方向が長い
長方形の金属板からなり、カム板14の縦方向両側に複
数ずつ配置され、カム板14は縦方向中央部の上面に、
ほぼ倒立台形のカム溝15が形成されている。また、担
持板13には縦長孔16と連結ピン17とが設けられ、
カム板14の両端部にも連結ピン17が設けられてい
る。カム板14の連結ピン17がカム板14と隣接する
担持板13の縦長孔16に摺動可能に係合され、担持板
13の連結ピン17も隣接する担持板13の縦長孔16
に摺動可能に係合され、前,後両端の担持板13が止め
金具18によって台枠1の前,後端部にそれぞれ固定さ
れている。
【0019】前記担持板13およびカム板14の下端部
にはそれぞれ前,後1対のころ19が枢着され、これら
のころ19は前記ガイドレール12上に走行可能に支持
されている。前記ベルト支え板9のローラ11が担持板
13およびカム板14の上面に支持され、担持板13の
上面およびカム溝15部以外のカム板14の上面にベル
ト支え板9と連結ベルト8とを介して前記保持ベルト3
の可動凹部6以外の部分が支持されている。
【0020】図1,図2および図3に示すように、台枠
1には縦方向に往復走行する走行体20が設けられてい
る。走行体20は、台枠1に固定された1対のガイドレ
ール12に両側部材21,22が係合支持され、これら
の下端部が前記カム板14に固定されている。また、側
部材21,22の上端部には連結梁23が横架され、連
結梁23上に並設したヘッドレール24に横方向に往復
移動するカッタヘッド25が支持されている。
【0021】カッタヘッド25には、昇降および垂直軸
回りに回動可能にナイフ状のカッタ26が保持され、カ
ッタ26はカッタヘッド25下方に垂直に延び、カッタ
26の下方には、カッタ26の先端部が抜き差し可能に
貫入する支承孔27aを設けたカッタ受け筒27が配設
されている。なお、カッタ26は、カッタヘッド25内
に設けたクランク機構または駆動機構(共に図示せず)
などを有するカッタ昇降機構によって昇降するようにし
てある。
【0022】カッタ26の下方に配設されたカッタ受け
筒27は、垂直な軸回りに回動可能に受け筒保持部材2
8に係合支持され、受け筒保持部材28の両側には多数
の塞ぎ板29が横方向に沿って連結されている。走行体
20の側部材21,22の下端部には、断面ほぼU字形
の下部受け部材30が走行体20の側部材21,22間
に架設されている。下部受け部材30の上部には受け筒
保持部材28および塞ぎ板29が横方向に往復移動可能
に係合支持されている。
【0023】図2に示すように、走行体20の両側部材
21,22の下部間には凹部形成部材31が配設されて
いる。凹部形成部材31は、上方,下方2本ずつの凹部
形成ローラ32,33が下部受け部材30を囲むように
保持ベルト3の下方に配置され、凹部形成ローラ32,
33の両端部が側部材21,22に回動自在に軸支され
ている。上方に位置する2本の凹部形成ローラ32に下
方から保持ベルト3が支持され、下方に配置された2本
の凹部形成ローラ33に保持ベルト3が上方から支持さ
れて、保持ベルト3に上面が開口し底面に向って縦方向
寸法が長くなる可動凹部6が横方向の全幅にわたり形成
されている。そして、可動凹部6は、前記カム板14の
カム溝15上方に対向して配置されている。
【0024】図1および図4に示すように、保持ベルト
3の両側部上面に当接または近接した吸気ダクト34が
縦方向に沿ってそれぞれ配置され、吸気ダクト34の下
面には吸気口34aが形成されている。吸気ダクト34
は、前,後端部が保持金具36によってそれぞれ台枠1
の外側面に保持され、吸気管35によって真空ポンプと
連通するタンクなどの吸気源(図示せず)に接続されて
いる。
【0025】図5に示すように、吸気ダクト34の吸気
口34aの縦方向の一部にシール部材37が縦方向移動
可能に嵌合され、シール部材37は前記下部受け部材3
0上にガイドピン38により結合されている。そして、
走行体20の移動に伴なって下部受け部材30およびシ
ール部材37が移動し、保持ベルト3に形成した可動凹
部6の上面開口をシール部材37で覆うことにより、可
動凹部6の位置における吸気口34aへの空気の流入を
防止している。
【0026】また、図4に示すように、吸気ダクト34
と保持ベルト3との当接部の気密保持のために、吸気ダ
クト34の両側面に密着させて、保持ベルト3上面の所
要部分に当接する幅と長さとをもつ非通気性の密閉テー
プ39,40が着脱可能に取付けられている。
【0027】図6に示すように、この実施例の駆動系4
1は、走行体20の一方の側部材22(図1参照)にY
軸(横方向)移動用電動機42が固定され、走行体の両
側部材に設けた軸受(図示せず)に連結軸43が回動可
能に軸支され、Y軸移動用電動機42の歯付きプーリ4
4と、連結軸43の歯付きプーリ45とにタイミングベ
ルト46が噛合され、連結軸43の2個所に上部用,下
部用の歯付きプーリ47,48が固定されている。上部
用の歯付きプーリ47には上タイミングベルト49が噛
合され、上タイミングベルト49は中間プーリ50,5
0によって上下方向から水平方向に曲げられてY軸方向
に水平に案内され、走行体の他方の側部材側に回動可能
に装着された上張りプーリ51に支持されて張られ、両
端部がカッタヘッド25に連結されている。下部用の歯
付きプーリ48には下タイミングベルト52が噛合さ
れ、下タイミングベルト52は、他方の側部材側に回動
自在に装着された下張りプーリ53に支持されて張ら
れ、両端部が受け筒保持部材28に連結されている。前
述の構成によって、Y軸移動用電動機42の正逆転駆動
により、カッタヘッド25と受け筒保持部材28および
カッタ受け筒27とが1台の電動機によって横(Y軸)
方向に同期して往復移動するように構成されている。
【0028】また、走行体の適所にはカッタ用電動機5
4が固定され、カッタ用電動機54の歯付きプーリ55
と、走行体の側部材に回動可能に支持されて縦方向に延
びる上,下スプライン軸56,57の一端部にそれぞれ
固着された歯付きプーリ58,59とにタイミングベル
ト60が噛合され、タイミングベルト60は中間プーリ
61で押付けられ張られている。なお、上,下スプライ
ン軸56,57は走行体の側部材に設けた軸受(図示せ
ず)にそれぞれ回動可能に軸支されている。
【0029】上スプライン軸56には、カッタヘッド2
5の適所に回動可能にまた縦方向移動を拘束して支持さ
れたスプラインナット62が軸(縦)方向移動可能に係
合され、スプラインナット62には駆動側傘歯車63が
固着され、駆動側傘歯車63にカッタヘッド25に軸支
された縦軸の従動側傘歯車64が噛合されている。従動
側傘歯車64と一体に設けた歯付きプーリ65とカッタ
ガイド66に設けた歯付きプーリ67とにタイミングベ
ルト68が噛合されている。なお、カッタガイド66
は、カッタヘッド25に回動可能に支持されて、カッタ
26を垂直軸回りに回動させるためのものである。
【0030】前記下スプライン軸57には、受け筒保持
部材28に回動可能にまた縦方向移動を拘束して支持さ
せたスプラインナット(図示せず)が軸方向移動可能に
係合され、スプラインナットには駆動側傘歯車69が固
着され、駆動側傘歯車69に噛合された縦軸の従動側傘
歯車70が受け筒保持部材28に回動可能に軸支された
カッタ受け筒27に同軸に固定されている。
【0031】そして、カッタ用電動機54の正逆転駆動
により、上,下スプライン軸56,57などを介してカ
ッタ26とカッタ受け筒27とが垂直軸回りに同期して
往復回動し、裁断方向の操向を行うように構成されてい
る。
【0032】さらに、走行体の適所にX軸(縦方向)走
行用電動機71が固定され、走行体の両側部材に設けた
軸受け(図示せず)に連結軸72が回動可能に軸架さ
れ、X軸走行用電動機71の歯付きプーリ73と、連結
軸72の一端部に固着した歯付きプーリ74とにタイミ
ングベルト75が噛合され、連結軸72の両端部に同歯
数の歯付きプーリ76がそれぞれ固着されている。歯付
きプーリ76と、これらの下方に配設してピニオン77
が一体に設けられた歯付きプーリ78とにタイミングベ
ルト79が噛合されている。前記ピニオン77は、台枠
のガイドレール下部にこれらと平行に縦方向に沿って固
定したラックバー80(図1も参照)にそれぞれ噛合さ
れている。前述の構成によって、X軸走行用電動機71
の正逆転駆動により、走行体が縦(X軸)方向に走行体
レール上を往復走行するように構成されている。
【0033】3台の前記電動機42,54,71は、い
ずれも数値制御が可能なサーボモータを用い、図1に示
した制御盤81に予めプログラムされたデータに基い
て、Y軸移動用,カッタ用,X軸走行用電動機42,5
4,71をそれぞれ制御し、カッタヘッド25を移動さ
せ、カッタ26を操向させ、走行体20を走行させて、
裁断を行うようにしてある。
【0034】次に、この実施例の裁断装置による積層物
の裁断動作について説明する。まず、保持ベルト3の上
面に布地などのシート材を積層した積層物82を載せ、
保持ベルト3を巻付けた一方の巻取りローラ4のベルト
駆動用電動機5を駆動し、保持ベルト3を他方の巻取り
ローラ4から繰出して一方の巻取りローラ4に巻取るこ
とにより、縦方向に移動させ、積層物82を所定位置に
移送し、ベルト駆動用電動機5を停止させる。
【0035】次に、保持ベルト3上の積層物82と保持
ベルト3上面との大気に露出している部分のほぼ全体を
可撓性の非通気性シート83で覆う。この状態で、保持
ベルト3上面の両側部上に縦長に配設した吸気ダクト3
4の吸気源(図示せず)を駆動することで、吸気ダクト
34下面に形成した吸気口34aが保持ベルト3の上面
に当接または近接し、保持ベルト3は下層の非通気性部
材3aと上層の通気性部材3bとの間に空気通路3cが
形成してあるので、吸気口34aから空気通路3c,通
気性部材3bを介して吸気し、積層物82と非通気性シ
ート83とを保持ベルト3上に保持して、積層物82の
全体を保持ベルト3上面に均一に圧縮させる。
【0036】前述した状態を維持させ、X軸走行用電動
機71を駆動し、走行体20を縦方向に走行させると共
に、Y軸移動用電動機42を駆動し、走行体20の連結
梁23に支持したカッタヘッド25を横方向に移動させ
ることで、積層物82上の裁断開始位置にカッタヘッド
25を位置させる。これと同時に、走行体20の縦走行
に伴って、凹部形成部材31が縦方向に移動することで
可動凹部6も縦方向に移動する。
【0037】また下部受け部材30が同方向に移動する
ことでカッタ受け筒27も同方向に移動する。さらに、
カッタヘッド25の横方向移動と同期して下部受け部材
30に設けた塞ぎ板29,受け筒保持部材28と共にカ
ッタ受け筒27も横方向に移動する。これらによって、
カッタヘッド25に装着したナイフ状のカッタ26とカ
ッタ受け筒27とが上下に対向した裁断開始位置にな
る。
【0038】裁断開始位置で走行体20,カッタヘッド
25,下部受け部材30,受け筒保持部材28などを停
止させ、カッタヘッド25に設けたカッタ昇降機構(図
示せず)の駆動によってカッタ26を下降させる。カッ
タ26は、非通気性シート83の積層物82上方部およ
び積層物82を貫通し、先端部をカッタ受け筒27の支
承孔27aに貫入させてこれに支承させる。
【0039】この状態で、制御盤81からの指令によ
り、X軸走行用,Y軸移動用電動機71,42を駆動さ
せ、カッタ26とカッタ受け筒27とを同方向に同期移
動させると共に、カッタ用電動機54を駆動させ、カッ
タ26とカッタ受け筒27とを軸回りに同方向に同期回
動させてカッタ26の刃先をこれの進行方向に操向させ
つつ、制御盤81にプログラムされたデータに基いたパ
ターンに積層物82を非通気性シート83と共に自動裁
断する。
【0040】積層物82の裁断を終えた後、各電動機4
2,54,71を停止させ、カッタ26を上昇復帰さ
せ、前述した動作を繰返して、1つの積層物82に対
し、通常複数のパターンの裁断を行う。全部のパターン
の裁断を終えた後、吸気源を停止させ、ベルト駆動用電
動機5を駆動して保持ベルト3を縦方向に移動させ、積
層物82を保持ベルト3外に搬出する。
【0041】この実施例の裁断装置は、走行体20の下
部に設けた凹部形成部材31の4本の凹部形成ローラ3
2,33によって保持ベルト3を支持し、保持ベルト3
の一部に縦方向に移動する可動凹部6を設け、走行体2
0の下部に横方向に移動するカッタ受け筒27が受け筒
保持部材を介して支持させた下部受け部材30を設け、
下部受け部材30を可動凹部6内に配置したので、走行
体20の走行に伴なって移動する可動凹部6を含む保持
ベルト3の下面を支えるベルト支え機構7を有してい
る。
【0042】このベルト支え機構7は、多数のベルト支
え板9を縦方向に連結し、これらの支え板9によって保
持ベルト3下面の可動凹部6以外の前後ベルトガイド2
間を支持し、ベルト支え板9の下端を、可動凹部6下方
では走行体20下端部に連結したカム板14のカム溝1
5に、それ以外ではカム板14両側の担持板13にそれ
ぞれ支持し、カム板14と担持板13とを、これらが重
なって伸縮するように連結すると共に、台枠1の水平な
ガイドレール12上に走行可能に支持してある。
【0043】したがって、走行体20の走行によってカ
ム板14と凹部形成部材31とが一体に移動し、可動凹
部6の移動とカム溝15とが一体に縦方向移動し、ベル
ト支え板9がカム溝15に支持されてタイミングよく可
動凹部6に案内されて下降し、可動凹部6に干渉するこ
とがなく、また可動凹部6から外れると確実に上昇して
保持ベルト3を水平に保持し、このベルト3の上面と積
層物82の下面との間からの吸気漏れを防止できる。
【0044】さらに、この実施例では、保持ベルト3
を、下層の非通気性部材3aと上層の通気性部材3bと
の間に空気通路3cを形成した構成とし、吸気ダクト3
4の吸気口34aを空気通路3cに連通させたことで、
積層物82の全体を保持ベルト3の上面に均一に圧縮し
て保持することができ、また積層物82の下方でカッタ
26の先端部をカッタ受け筒27に貫入、支承させた両
持式にして、裁断中のカッタ26の歪みを防止できるこ
ともあって、高精度の裁断品が得られる。
【0045】この発明において、保持ベルト3は、図9
に示すように、下層の非通気性部材3a上に横方向に所
定間隔で延びる多数の突条3eを形成し、これらの間隔
を空気通路3cとするなど、適宜変更できる。この発明
において、ベルト支え板9は、図10に示すように、保
持ベルトの幅とほぼ同じ長さで横方向に延びる向きと
し、前,後に隣接するものを枢着または蝶着し、これら
の部分を支点として上下方向に屈曲可能に連結し、多数
のベルト支え板9を必要な緩み量をもった全長にしても
よい。また、ベルト支え板9は、図11に示すように、
上面の前,後両縁部に切欠き段部84を形成し、これら
の段部84の深さと同寸法の厚さの可撓性ベルト85を
隣接するベルト支え板9の切欠き段部84に適宜の手段
で固着することで、隣接するベルト支え板9を屈曲可能
に連結してもよい。
【0046】この発明において、図2に示す固定式のベ
ルトガイド2に代えて、水平な軸によって台枠に回動可
能に軸支したガイドローラを用いてもよい。そして、こ
の発明は、図12に示すように、無端状の保持ベルト3
を用い、保持ベルト3の上部の前、後支持ローラ86で
支持し、ベルト駆動用電動機5によって駆動される駆動
ローラ87を、テンションローラ88によって保持ベル
ト3の内周面に圧接させ、駆動ローラ87の回動によ
り、保持ベルト3を縦方向に移動させるようにしてもよ
い。
【0047】さらに、この発明は、図13に示すよう
に、台枠1の前,後端部の一方に回動可能に連結軸89
を横架し、連結軸89の適所に歯付きプーリ90を固着
し、連結軸89の両端部に互いに同じ歯数の歯付きプー
リ91をそれぞれ固着し、台枠1の前,後端部の他方に
歯付きプーリ91と対向させて従動プーリ92を軸支
し、これらのプーリ91,92にタイミングベルト93
を掛け、このベルト93に走行体20を固着してある。
また、台枠1の適所に設けたX軸走行用電動機94の出
力軸に歯付きプーリ95を固着し、このプーリ95と連
結軸89の歯付きプーリ90とにタイミングベルト96
を掛け、X軸走行用電動機94の正逆転駆動により、タ
イミングベルト96を介して走行体20を縦方向に往復
走行させるようにしてもよい。
【0048】この発明において、走行体の両側部材また
はカム板に、前後複数のローラを軸支したり、支え板を
固定したりして補助支えを構成し、補助支えをカム溝の
可動凹部前,後方部分内に配設し、補助支えによって保
持ベルトの下面を支えるようにしてもよい。この発明の
ベルト支持機構は、前記実施例の構成に限られるもので
はなく、特開平1−306200号公報のものと同様
に、カム板とベルト支え板とを有し、支え板に昇降機構
を1つずつ装備したものでもよい。
【0049】すなわち、前記昇降機構は、ベルト支え板
下面の横方向の2個所に断面円形のラックバーが垂下さ
れ、ラックバーに噛合されたピニオンが連結軸の両端部
に固定され、連結軸には、台枠に固定された支え板保持
部材に軸受によって回動可能に水平に軸支されている。
前記連結軸にはブレーキが取り付けられ、ブレーキは電
気的な制御により電気,エア,油圧などを利用して所要
時にのみ動作して開放され、通常は支え板が上昇状態を
維持するように、連結軸を前記保持部材にロックするよ
うに構成されている。保持部材にはラックバーを摺動可
能に支持する振れ止め部材が固定されているものであ
る。
【0050】そして、可動凹部の移動に際し、走行体前
方で保持ベルトの下面を支持している支え板は、走行体
の走行により、走行体に固定されているカム板の近接を
適宜の手段で検知することで、ブレーキが解放動作して
下降可能な状態となる。続いて、走行体の走行によって
カム板のカム溝に支え板に枢着したローラが係合し、走
行体の走行に伴い支え板が水平状態を保って下降し、可
動凹部の下方に移動する。可動凹部の下方の位置してい
た支え板は、走行体の走行に伴いカム溝に案内されて後
方のものから上昇し、カム板から離れると保持ベルトの
支持部下面を支持する状態になる。この状態で、ブレー
キがブレーキ解放動作を停止することにより、上昇位置
でロックし、ロック状態を保持する。したがって、可動
凹部の移動に伴ってその下方に位置する支え板が順次変
わるだけで、カム板と縦方向に対応する支え板だけが可
動凹部下方に位置し、多数の支え板で、保持ベルト下面
を常に支持するものである。
【0051】この発明において、前述した実施例では、
電動機からタイミングベルトおよび歯付きプーリを用い
駆動力を伝達しているが、これらに代えてボールねじ軸
やチェーンなどを用いて駆動力を伝達してもよい。この
発明において、作業上必要であれば、積層物の下面に通
気性がある紙または多数の通気孔がある紙を下敷紙とし
て配し、保持ベルト上に前記下敷紙を介して積層物と共
に支持し、裁断を行ってもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による積
層物の裁断装置は、積層物保持ベルト上の所定位置に布
地などのシート材の積層物を載せ、この積層物と前記保
持ベルト上面との大気に露出している部分のほぼ全体を
可撓性の非通気性シートで覆い、この状態で、吸気ダク
トの吸気口から、保持ベルトの下層の非通気性部材と上
層の通気性部材との間に形成した空気通路、前記通気性
部材を介して吸気することにより、積層物と前記非通気
性シートとを保持ベルト上に保持して、積層物の全体を
均一に圧縮させる。
【0053】この状態を維持させ、ナイフ状のカッタを
非通気性シートおよび積層物に貫通させて、カッタの先
端部をカッタ受け筒に貫入、支承させ、走行体に設けた
カッタヘッドの横方向移動および前記走行体の縦方向走
行によって、保持ベルトに形成した可動凹部およびこの
可動凹部内に配設したカッタ受け筒を、走行体およびカ
ッタヘッドに合せて縦,横方向に移動させて積層物の裁
断を行う。
【0054】そして、この発明では、保持ベルトを下層
の非通気性部材と上層の通気性部材との間に空気通路を
形成したものにしたので、保持ベルト上に載せた積層物
下面の全面からほぼ均一に吸気でき、このため、積層物
の通気性が充分な場合はもちろん、通気性が少ない場合
でも、積層物の全体を均一に圧縮して保持ベルト上に確
実に保持でき、裁断加工中にカッタの切断抵抗で積層物
を構成しているシート材がずれるなど積層状態が崩れる
ことがなく、カッタが上,下両持式になって裁断をする
ため、細いカッタを用いて鋭角を含む複雑な形状の裁断
をしても、カッタの歪みによる変形が少ないことと相ま
って、高精度の裁断品を容易に得ることができる。
【0055】また、カッタの先端部で保持ベルトを切込
まないので、その交換の必要がなく、吸気ダクトを積層
物の幅が変わっても横方向に移動させる必要がないの
で、装置の稼動率が向上し能率よく裁断品が得られると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による積層物の裁断装置を
示した斜視図
【図2】図1のA−A線に沿う縦断面図
【図3】図1の一部を破断した平面図
【図4】図1のB−B線に沿う要部の断面図
【図5】図1の裁断装置のシール部材を示した部分拡大
断面図
【図6】図1の裁断装置の駆動系を示した斜視図
【図7】図1の裁断装置の保持ベルトを示した部分斜視
【図8】図7の保持ベルトの非通気性部材を示した部分
斜視図
【図9】この発明による保持ベルトの非通気性部材の変
形例を示した部分斜視図
【図10】この発明のベルト支え板の一変形例を示した
一部の側面図
【図11】この発明の支え板の他変形例を示した一部の
側面図
【図12】この発明の保持ベルトの変形例を示した側面
【図13】この発明の走行体駆動系の変形例を示した側
面図である。
【符号の説明】
1 台枠 3 保持ベルト 3a 非通気性部材 3b 通気性部材 3c 空気通路 4 巻取りローラ 5 ベルト駆動用電動機 6 可動凹部 7 ベルト支え機構 9 ベルト支え板 20 走行体 23 連結梁 25 カッタヘッド 26 カッタ 27 カッタ受け筒 28 受け筒保持部材 29 塞ぎ板 30 下部受け部材 31 凹部形成部材 32 凹部形成ローラ 33 凹部形成ローラ 34 吸気ダクト 34a 吸気口 41 駆動系 42 Y軸(横方向)移動用電動機 54 カッタ用電動機 71 X軸(縦方向)走行用電動機 82 積層物 83 非通気性シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台枠上に縦方向に往復移動する積層物保
    持ベルトをベルト支え機構によって支持させ、前記台枠
    に縦方向に往復走行する走行体を支持させ、この走行体
    に、前記保持ベルトに上面が開口した可動凹部を形成す
    る凹部形成部材と、保持ベルト上方を横方向に往復移動
    するカッタヘッドと、カッタヘッドと同期して前記可動
    凹部内を横方向に往復移動するカッタ受け筒とを設け、
    前記カッタヘッドに先端部が前記カッタ受け筒に貫入す
    るナイフ状のカッタを昇降可能に装着し、前記台枠に保
    持ベルト上の積層物を圧縮させるための吸気ダクトを配
    設した積層物の裁断装置において、下層の非通気性部材
    と上層の通気性部材とを内部に空気通路を形成して固着
    した前記保持ベルトを有し、この保持ベルトの上面に前
    記吸気ダクトの下面に縦方向に沿って形成した吸気口を
    当接または近接させて配設したことを特徴とする積層物
    の裁断装置。
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