JPH0753235Y2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH0753235Y2
JPH0753235Y2 JP1990017592U JP1759290U JPH0753235Y2 JP H0753235 Y2 JPH0753235 Y2 JP H0753235Y2 JP 1990017592 U JP1990017592 U JP 1990017592U JP 1759290 U JP1759290 U JP 1759290U JP H0753235 Y2 JPH0753235 Y2 JP H0753235Y2
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隆彦 福山
聰 小澤
和義 石黒
俊樹 秋田
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Tokai Rika Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/50Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member
    • H01H13/56Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member the contact returning to its original state upon the next application of operating force
    • H01H13/562Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member the contact returning to its original state upon the next application of operating force making use of a heart shaped cam
    • H01H13/568Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member the contact returning to its original state upon the next application of operating force making use of a heart shaped cam the contact also returning by some external action, e.g. interlocking, protection, remote control
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/20Interlocking, locking, or latching mechanisms
    • H01H9/26Interlocking, locking, or latching mechanisms for interlocking two or more switches

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  • Push-Button Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は2個のスイッチ機構を操作子によって個別に作
動させる構成のスイッチ装置に関する。
(従来の技術) 従来の押圧操作形のスイッチ装置,即ち押釦式スイッチ
装置では、複数個のスイッチ機構に一対一の関係で押釦
を設けており、押込み位置に保持されている押釦を復帰
させてそのスイッチ機構を不作動状態にするには、復帰
専用の押釦を押圧してキャンセル板を動作させ、押込み
位置に保持されている押釦のその保持を解除させるよう
にしている。また、2個のスイッチ機構が同時に作動状
態になることを防止するために、一の押釦が押込み位置
に保持された状態で、他の押釦が押込み操作されたとき
には、その押込み操作された押釦に連動してキャンセル
板が動作し、押込み位置に保持されている押釦のその保
持が解除されるように構成している。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記従来の押釦式スイッチ装置では、復帰専
用の押釦が必要で大形になる。かといって復帰専用の押
釦を省いたのでは、常に一の押釦が押込み位置に保持さ
れた状態となり、全てのスイッチ機構を不作動状態にす
ることができなくなってしまう。
そこで、本出願人はこのような不具合に対処すべく先に
実願昭55−177041号及び実願平1−12841号を出願し
て、復帰専用の操作部材が不要で、二個のスイッチ機構
が同時に作動状態になる虞がなく、しかも全てのスイッ
チ機構を不作動状態にすることができるスイッチ装置を
提供したが、例えば実願平1−12841号のものは、第10
図及び第11図に示すように構成されている。即ち、1は
ケースとしてのボディで、これの外側に筒状のハウジン
グ2を嵌合している。ボディ1は仕切り壁1aによって二
分されていてこの内部に第1及び第2の操作子3及び4
がスライド移動可能に配設されており、これら両操作子
3及び4は付勢手段としての圧縮コイルばね5,5で前方
に付勢されており、各前端部に嵌着された押釦6,7によ
って後方に押込操作し得るようになっている。8及び9
は各操作子3及び4を押込位置に保持するための保持機
構で、これら両保持機構8及び9は仕切り壁1aを挾んで
左右対象な形状になっているが、いずれもボディ1側に
設けられたばね線材製のロック部材10と操作子3,4の一
側面に形成されたカム突部11とから構成されている。以
下第11図を参照して第2の操作子4側に設けられた保持
機構9について詳述すると、カム突部11は操作子3の一
側面に形成した凹段部12の略中央位置に突設されてい
て、カム突部11の係合面11aに近接した面13は凹段部12
よりも浅くなっていて該凹段部12とは斜面14によって連
ねられている。保持機構8は保持機構9と左右対象であ
るから、説明は省略する。一方、ロック部材10はコイル
部10aをボディ1に突設した突起1bに嵌合すると共に、
該コイル部10aの一方の巻端を前方に延長してその先端
部に略L字状の折曲部10bを形成している。そして各保
持機構8,9のロック部材10は自身の弾発力により折曲部1
0bを常時矢印A,Bの各方向に付勢しており、該折曲部10b
は常には(押釦6,7が押込まれていない状態では)カム
突部11の直下における凹段部12の内面側に弾接している
(第10図参照)。而して、操作子4を押込むと、各ロッ
ク部材10の折曲部10bは第11図に矢印aで示すように面1
3の周側面に沿って摺動し、そして、押し込みを解除す
ると同第11図に矢印bで示すように斜面14を乗り上げて
最終的にカム突部11の係合面11aの立上り部11b近傍の位
置に係合して操作子4を押込位置に保持する。この保持
状態から操作子4を押圧して押込み位置から若干押し下
げると、ロック部材10の折曲部10bはカム突部11の立上
り部11bから外れて操作子4の保持を解き、その後、操
作子4が圧縮コイルばね5により前方に移動されること
によって面13に設けられた溝部13aに沿って第11図に矢
印cで示すように摺動して元位置に戻る。一方、操作子
3を押込んだ時のロック部材10の動きは操作子4を押込
んだ時と左右対象になる。
以上のように構成されたロック部材10は、上記の説明か
ら明らかなように、操作子3,4の押圧操作毎に、該操作
子3,4を押込み位置に保持する動作と、その保持を解除
する動作とを交互に繰返えすものである。
さて、15はボディ1に突設された軸16を回動中心として
回動可能な略扇形の作動部材で、これの両端の当接部15
a,15aは各ロック部材10の折曲部10bの近傍が対向位置し
ており、押釦6,7が押込まれていない第10図の状態では
その折曲部10bの近傍が作動部材15の第10図における下
面側にもぐり込んだ状態を呈している。一方、各操作子
3,4の一側面には、カム突部11の上部近傍に位置して当
接子17が夫々突設されて、作動部材15の当接部15a,15a
に連続するように形成された傾斜部15b,15bに対向され
ており、押釦6により操作子3が押込み操作されると作
動部材15が矢印E方向に回動変位され、押釦7により操
作子4が押込み操作されると作動部材15が反矢印E方向
に回動される。
ところで、操作子4が押込み位置に保持された状態か
ら、該操作子4を若干押し下げると、ロック部材10の折
曲部10bはカム突部11の立上り部11bから外れて操作子4
の保持を解き、その後、操作子4が圧縮コイルばね5に
より前方に移動されることによって面13に設けられた溝
部13aに沿って第11図に矢印cで示すように摺動して元
位置に戻るが、ロック部材10の折曲部10bが溝部13aに位
置している時に、他方の操作子3が誤って押込まれて同
時押込みの状態になった時に、作動部材15が矢印E方向
に回動されるために、該作動部材15の一方の当接部15a
が溝部13aに係合しているロック部材10の先端部即ち折
曲部10bの近傍を第11図に示すように矢印e方向に押す
ことになるから、該ロック部材10と係合突部11との双方
に無理な荷重が作用することになり、該ロック部材10が
変形したり或いは係合突部11の立上がり部11bが破損し
たありする欠点があった。
従って、本考案の目的は復帰専用の操作部材が不要で、
2個のスイッチ機構が同時に作動状態になる虞がなく、
しかも全てのスイッチ機構を不作動状態にすることがで
き、しかも、操作子が同時押込の状態になってもロック
部材の変形とか係合突部の破損等が生ずる虞の無いスイ
ッチ装置を提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案のスイッチ装置は、ケースに第1及び第2の操作
子を押圧操作可能に並設して、これら第1及び第2の操
作子を付勢手段により夫々押圧方向とは逆方向に付勢す
るとともに、これら各操作子の押圧操作に基づいて個別
に作動する2個のスイッチ機構を設け、前記各操作子の
一側面に夫々カム突部を形成し、前記ケースに各操作子
の押圧操作毎にその各操作子に設けられた前記カム突部
に係合して該操作子を押込み位置に保持する動作とその
保持を解く動作とを繰返す2個のロック部材を各操作子
に夫々対応して揺動可能に設け、前記カム突部の周囲に
前記ロック部材の先端を該カム突部に係合及び係合解除
すべくガイド溝を設け、各操作子の押圧操作に応動して
変位されることにより非操作側の操作子に対応するロッ
ク部材を揺動させて正規の保持解除動作を経ずして強制
的に保持解除状態に戻す作動部材を設け、前記ガイド溝
の形状を、前記ロック部材が前記カム突部に係合してい
る時に該ロック部材の先端部が前記作動部材に当接し得
る位置にあり且つ前記ロック部材の先端部が前記カム突
部と係合する位置から正規の経路を経て非係合位置に至
る経路中に位置されている時には前記ロック部材の先端
部を前記作動部材と非対向状態を呈するように設定した
ことを特徴とするものである。
(作用) 上記した手段によれば、各ロック部材は夫々第1及び第
2の操作子の押圧操作毎に該操作子を押込み位置に保持
する動作とその保持を解く動作とを繰返すので、押込み
位置に保持されている操作子の保持解除は当該操作子を
押圧することでなし得る。また、1個の操作子が押込み
位置に保持されている状態で他の操作子を押込み操作す
ると、作動部材が変位してその押込み位置に保持されて
いる別の操作子のロック部材を揺動させることによりそ
の保持を強制的に解除するので、2個のスイッチ機構が
同時にオン状態になる虞はなく、しかも、前記ガイド溝
の形状を、前記ロック部材が前記カム突部に係合してい
る時に該ロック部材の先端部が前記作動部材に当接し得
る位置にあり且つ前記ロック部材の先端部が前記カム突
部と係合する位置から正規の経路を経て非係合位置に至
る経路中に位置されている時には前記ロック部材の先端
部を前記作動部材と非対向状態を呈するように設定した
から、操作子が同時押込の状態になってもロック部材の
変形とか係合突部の破損等が生ずる虞が無い。
(実施例) 以下本考案の一実施例について第1図乃至第9図を参照
して説明するが、第10図および第11図と同一部分には同
一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について
のみ説明する。
操作子3,4の一側面には、カム突部11の代りに夫々カム
突部18が形成されている。以下第4図を参照して第2の
操作子4側に設けられたカム突部18について詳述する
と、カム突部18は操作子3の一側面に形成した凹段部19
の略中央位置に突設されていて、このカム突部18は押釦
6が押し込まれた時にロック部材10の折曲部10bが係合
する係合面18aと、この係合面18aに隣接して係合面18a
に係合されたロック部材10の折曲部10bの矢印B方向へ
の回動を阻止するための凸部18bとからなっている。そ
して、凹段部19によってカム凸部18の周囲にロック部材
10の折曲部10bをガイドするガイド溝20が形成されてい
る。このガイド溝29のうち係合面18aに近接した面20a
は、凹段部19のうち押釦6が押込まれていない状態の時
にロック部材10の折曲部10bが対向する面20bよりも浅く
なっており、面20bから面20aに至る経路に面20aよりも
深く且つ面20bよりも浅い面20cが形成され、面20aから
面20bに至る経路には同じく面20aよりも深く且つ面20b
よりも浅い面20dが形成されている。そして、面20bと面
20cとは斜面20eによって連ねられ、面20cと面20aとは斜
面20fによって連ねられ、面20aと面20dとは段部20gによ
って連ねられ、面20dと面20bとは段部20hによって連ね
られている。以上が押釦7側の保持機構8の構成である
が、押釦6側の保持機構9は保持機構8と左右対象であ
るから、説明は省略する。
而して、操作子4を押込むと、各ロック部材10の折曲部
10bは第4図に矢印dで示すように面20bの周側面に沿っ
て摺動し、面20eを介して面20cに達する。そして、この
状態で押し込みを解除すると同第4図に矢印eで示すよ
うに斜面20fを介して最終的に面20aに達してカム突部18
の係合面18aの立上り部18b近傍の位置に係合して操作子
4を押込位置に保持する。この保持状態から操作子4を
押圧して押込み位置から若干押し下げると、ロック部材
10の折曲部10bはカム突部18の立上り部18bから外れて操
作子4の保持を解き、その後、操作子4が圧縮コイルば
ね5により前方に移動されることによって段部20g,面20
d,段部20hの経路で第4図に矢印fで示すように摺動し
て元位置の面20bに戻る。一方、操作子3を押込んだ時
のロック部材10の動きは操作子4を押込んだ時と左右対
象になる。
以上のように構成されたロック部材10は、上記の説明か
ら明らかなように、操作子3,4の押圧操作毎に、該操作
子3,4を押込み位置に保持する動作と、その保持を解除
する動作とを交互に繰返えすものである。
さて、押釦6,7が押込まれていない第1図の状態ではそ
の折曲部10bの近傍が作動部材15の第1図における下面
側にもぐり込んだ状態を呈している。
21はボディ1内に装着されたインシュレータで、これは
コネクタ端子22に電気的に接続された固定コンタクト23
が操作子3,4と対向する面に夫々適宜に設けられてお
り、また、操作子3,4にはその移動により固定コンタク
ト23に選択的に接離する板ばね製の可動コンタクト24が
夫々設けられており、これら固定コンタクト23と可動コ
ンタクト24にて第1及び第2の操作子3,4に夫々個別に
対応する2個のスイッチ機構25が構成されている。
次に上記構成の作用について説明する。
第1図の状態から右側の押釦7を押圧すると、第2の操
作子4が後方に移動し、その最終過程で当接子17を作動
部材15の傾斜部15bに当接して該作動部材15が反矢印E
方向に回動変位され(第7図参照)、同時に保持機構9
のロック部材10が反矢印B方向に変位される。そして押
釦7から手指を離すと、第2の操作子4は圧縮コイルば
ね5のばね力により若干上昇し、これにより保持機構9
のロック部材10の折曲部10bがカム突部18に係合して第
2の操作子4を第7図に示す押込み位置に保持する。こ
の状態にあって第2の操作子4の当接子17は作動部材15
から離間しており、作動部材15は右側の当接部15aが右
側のロック部材10の折曲部10bの近傍に対向(当接可
能)な状態にされ、この第2の操作子4に対応するスイ
ッチ機構25が作動状態になされる。そして第7図の状態
で再度押釦7を介して第2の操作子4を押圧すると、該
第2の操作子4は保持機構8のロック部材10による保持
を解かれ、圧縮コイルばね5のばね力により押されて元
位置(第1図に示す位置)に復帰する。斯かる第2の操
作子4の復帰により、第2の操作子4に対応するスイッ
チ機構25が不作動状態となる。
次に右側の押釦6を介して第1の操作子3を押圧する
と、該第1の操作子3は上記第2の操作子4を押圧した
場合と同様に、後方に移動して最終的に保持機構9のロ
ック部材10によって押込み位置に保持され、これにより
第1の操作子3に対応するスイッチ機構25が作動状態に
なされる。この状態で押釦6を介して再度第1の操作子
3を押圧すると、該第1の操作子3は第2の操作子4の
場合と同様にして元位置に復帰し、これにより第1の操
作子3に対応するスイッチ機構25が不作動状態となる。
ところで、両操作子3,4のうち一方の操作子が押込み位
置に保持されている状態で、他方の操作子を押圧するこ
とがあるが、このようにしても両操作子3,4に対応する
2組のスイッチ機構25が同時に作動状態となるような不
都合は生じない。即ち、例えば第8図のように第2の操
作子4が押込み位置に保持されている状態で第1の操作
子3を押圧すると、第1の操作子3が上方に移動してゆ
く最終過程でその当接子17が作動部材15の傾斜部15bに
当接することにより作動部材19が矢印E方向に回動変位
されて保持機構9のロック部材10を反矢印B方向に撓ま
せる(第9図参照)。するとそのロック部材10の折曲部
10bが第2の操作子4のカム突部18から外されて、正規
の解除動作(第4図に矢印fで示す経路)を経ずして第
2の操作子4に対する保持を強制的に解除する。これに
より第2の操作子4が圧縮コイルばね5のばね力により
自動復帰して、この第2の操作子4に対応するスイッチ
機構25を不作動状態に戻す。この後、第1の操作子3が
保持機構8のロック部材10により押込み位置に保持さ
れ、この第1の操作子3に対応するスイッチ機構25を作
動状態にする。従って、第1及び第2の操作子3及び4
に対応する2組のスイッチ機構25が同時に作動状態とな
るといった不都合は全く生じない。
また、両操作子3,4を同時に押圧してしまうことがある
が、この場合には、両操作子3,4の各当接子17が作動部
材15の傾斜部15b,15bを互に押合うようになって矢印E
及び反矢印Eの各方向の力が均衡するため、両操作子3,
4は押込み位置に至ることがなく、その上方の位置で下
降を止められる。従って、2組のスイッチ機構25は共に
不作動状態に維持され、双方共に作動状態になることが
防止させる。
上記したものにおいて、第3図に示すように第1の操作
子3の押釦6には「AC」の表示が付されていて、この操
作子3に押込みにより対応するスイッチ機構25が作動さ
れるとエアコンが通常運転を行ない、また第2の操作子
4の押釦7には「ECON」の表示が付されていて、この操
作子4の押込みにより対応するスイッチ機構25が作動さ
れるとエアコンがエコノミー運転を行うようにされてい
る。
ところで、第8図に示すように、押釦7が押込まれた位
置でロックされた状態で、再度押釦7が押込まれると、
ロック部材10の折曲部10bは第4図に矢印fで示すよう
に正規の経路即ち面20aから段部20gを介して面20dを通
り、更に段部20hを介して面20bに戻るようになるが、折
曲部10bが面20dに対向する状態のときにはロック部材10
の先端部が作動部材15の当接部15aと非対向の状態にな
り、仮に折曲部10bが面20dに対向している時(押釦7が
完全に元位置に戻っていない時)別の押釦6が押込まれ
て作動部材15が第8図に矢印E方向に回動した場合でも
ロック部材10の先端部に作動部材15の当接部15aが当接
することはなく、従ってこのような状況の時に従来のよ
うにロック部材10が変形したり、或いはカム凸部18が破
損するような不具合が生じない。
尚、操作部材15が回動変位するものを実施例で説明した
が、実願昭55−177041号に示すように操作部材が摺動変
位するようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案は以上説明したように、ケースに第1及び第2の
操作子を押圧操作可能に並設して、これら第1及び第2
の操作子を付勢手段により夫々押圧方向とは逆方向に付
勢するとともに、これら各操作子の押圧操作に基づいて
個別に作動する2個のスイッチ機構を設け、前記各操作
子の一側面に夫々カム突部を形成し、前記ケースに各操
作子の押圧操作毎にその各操作子に設けられたカム突部
に係合して該操作子を押込み位置に保持する動作とその
保持を解く動作とを繰返す2個のロック部材を各操作子
に夫々対応して揺動可能に設け、前記カム突部の周囲に
前記ロック部材の先端を該カム突部に係合及び係合解除
すべくガイド溝を設け、各操作子の押圧操作に応動して
変位されることにより非操作側の操作子に対応するロッ
ク部材を揺動させて正規の保持解除動作を経ずして強制
的に保持解除状態に戻す作動部材を設け、前記ガイド溝
の形状を、前記ロック部材が前記カム突部に係合してい
る時に該ロック部材の先端部が前記作動部材に当接し得
る位置にあり且つ前記ロック部材の先端部が前記カム突
部と係合する位置から正規の経路を経て非係合位置に至
る経路中に位置されている時には前記ロック部材の先端
部を前記作動部材と非対向状態を呈するように設定した
ことを特徴とするものであるから、押込み位置に保持さ
れている操作子を押圧すると、当該操作子が復帰する。
従って従来とは異なり復帰専用の操作子が不要となり、
スイッチ装置全体の小形化を図ることができるととも
に、復帰専用の操作子がなくとも全ての操作子を復帰さ
せて全てのスイッチ機構を不作動状態にすることができ
る。しかも、各操作子間に位置して各操作子の押圧操作
に応動して変位するように作動部材を設け、この作動部
材の変位により非操作側の操作子に対応するロック部材
を正規の保守解除動作を経ずして強制的に保持解除状態
に戻すように構成したので、第1及び第2の操作子を同
時に操作しても或いは一方の操作子が押込み位置に保持
されている状態で他方の操作子を押込み操作しても、同
時に2個のスイッチ機構が作動状態になる虞がなく、電
気機器を常に正常に作動させることができるという優れ
た効果を得ることができるものであり、その上、前記ガ
イド溝の形状を、前記ロック部材が前記カム突部に係合
している時に該ロック部材の先端部が前記作動部材に当
接し得る位置にあり且つ前記ロック部材の先端部が前記
カム突部と係合する位置から正規の経路を経て非係合位
置に至る経路中に位置されている時には前記ロック部材
の先端部を前記作動部材と非対向状態を呈するように設
定したから、操作子が同時押込の状態になってもロック
部材の変形とか係合突部の破損等が生ずる虞が無いとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は一部を破断して示す上面図、第2図は一部を破断
して示す上面図、第3図は正面図、第4図は要部の拡大
斜視図、第5図はガイド溝の深さをガイド溝に沿って示
す拡大図、第6図はインシュレータの背面図、第7図乃
至第9図は夫々異なる作用状態を示す第1図相当図、第
10図及び第11図は従来構成を示すもので、第10図は第1
図相当図、第11図は第4図相当図である。 図面中、1はボディ(ケース)、3は第1の操作子、4
は第2の操作子、5は圧縮コイルばね、10はロック部
材、15は作動部材、18はカム突部、20はガイド溝、25は
スイッチ機構である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 秋田 俊樹 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内 (56)参考文献 実開 昭60−26742(JP,U) 実開 昭58−193425(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースと、該ケースに押圧操作可能に並設
    され付勢手段により夫々押圧方向とは逆方向に付勢され
    た第1及び第2の操作子と、これら各操作子の押圧操作
    に基づいて個別に作動する2個のスイッチ機構と、前記
    各操作子の一側面に夫々形成されたカム突部と、前記ケ
    ースに前記各操作子に夫々対応して揺動可能に設けられ
    各操作子の押圧操作毎に各操作子に設けられた前記カム
    突部に係合して各操作子を押込み位置に保持する動作と
    その保持を解く動作とを繰返す2個のロック部材と、前
    記カム突部の周囲に前記ロック部材の先端を該カム突部
    に係合及び係合解除すべく設けられたガイド溝と、各操
    作子の押圧操作に応動して変位されその変位により非操
    作側の操作子に対応するロック部材の先端部に当接して
    該ロック部材を揺動させて正規の保持解除動作を経ずし
    て強制的に保持解除状態に戻す作動部材とを具備してな
    り、前記ガイド溝の形状を、前記ロック部材が前記カム
    突部に係合している時に該ロック部材の先端部が前記作
    動部材に当接し得る位置にあり且つ前記ロック部材の先
    端部が前記カム突部と係合する位置から正規の経路を経
    て非係合位置に至る経路中に位置されている時には前記
    ロック部材の先端部を前記作動部材と非対向状態を呈す
    るように設定したことを特徴とするスイッチ装置。
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