JPH0753084Y2 - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
- Publication number
- JPH0753084Y2 JPH0753084Y2 JP13648689U JP13648689U JPH0753084Y2 JP H0753084 Y2 JPH0753084 Y2 JP H0753084Y2 JP 13648689 U JP13648689 U JP 13648689U JP 13648689 U JP13648689 U JP 13648689U JP H0753084 Y2 JPH0753084 Y2 JP H0753084Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing
- plate
- developing roller
- developing case
- case portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、静電写真複写機やファクシミリ等の画像記録
装置に装備される現像装置に関する。
装置に装備される現像装置に関する。
第５図に示すように、感光体表面Ｓと相対応する面部が
感光体表面Ｓと順方向に回転する現像ローラ21を現像ケ
ース22内に配置した現像装置においては、現像ローラ21
の回転に伴って現像ケース22内に戻される現像ローラ表
面の現像剤の層S1が、現像ローラ下部側の現像ケース部
分22aによって摺り切られないように安全を見込んで、
当該現像ケース部分22aを現像ローラ21の下部側から離
すように構成されている。
感光体表面Ｓと順方向に回転する現像ローラ21を現像ケ
ース22内に配置した現像装置においては、現像ローラ21
の回転に伴って現像ケース22内に戻される現像ローラ表
面の現像剤の層S1が、現像ローラ下部側の現像ケース部
分22aによって摺り切られないように安全を見込んで、
当該現像ケース部分22aを現像ローラ21の下部側から離
すように構成されている。
このため、前記現像ケース部分22aの内面部と現像剤層S
1との間に空間Ｐが形成されると共に、前記現像ローラ2
1の回転に伴って生じた気流が前記空間Ｐに流入し、か
つ、当該気流に乗って現像ケース22内のトナーが現像ケ
ース外に飛散し、この飛散トナーが装置内部や通紙用紙
の汚れを惹起していたのである。
1との間に空間Ｐが形成されると共に、前記現像ローラ2
1の回転に伴って生じた気流が前記空間Ｐに流入し、か
つ、当該気流に乗って現像ケース22内のトナーが現像ケ
ース外に飛散し、この飛散トナーが装置内部や通紙用紙
の汚れを惹起していたのである。
本考案は、上記の実情に鑑みて案出されたものであっ
て、極めて簡単かつ合理的な改良技術によって、現像ケ
ース外へのトナーの飛散を効果的に防止できる現像装置
の提供を目的としている。
て、極めて簡単かつ合理的な改良技術によって、現像ケ
ース外へのトナーの飛散を効果的に防止できる現像装置
の提供を目的としている。
上記の目的を達成するために本考案は、感光体表面と相
対応する面部が感光体表面と順方向に回転する現像ロー
ラを現像ケース内に配設した現像装置において、前記現
像ローラの下部側に相対応する現像ケース部分の内面部
に、当該現像ケース部分と現像ローラ表面の現像剤層と
の間に流入する気流の流入方向ならびに前記現像ローラ
の回転軸線方向に、夫々所定間隔を隔てて多数の板状部
材を立設し、当該板状部材の板面を前記気流の流入方向
に対して斜めに交叉させると共に、前記気流の流入方向
で相隣る上流側の板状部材の仮想延長面を下流側の板状
部材の板面に交叉させるように配置した点に特徴があ
る。
対応する面部が感光体表面と順方向に回転する現像ロー
ラを現像ケース内に配設した現像装置において、前記現
像ローラの下部側に相対応する現像ケース部分の内面部
に、当該現像ケース部分と現像ローラ表面の現像剤層と
の間に流入する気流の流入方向ならびに前記現像ローラ
の回転軸線方向に、夫々所定間隔を隔てて多数の板状部
材を立設し、当該板状部材の板面を前記気流の流入方向
に対して斜めに交叉させると共に、前記気流の流入方向
で相隣る上流側の板状部材の仮想延長面を下流側の板状
部材の板面に交叉させるように配置した点に特徴があ
る。
上記の特徴構成によれば、現像ケース部分の内面部と現
像剤層との間に流入した気流が、順次板状部材に衝突し
ながらジグザグ状に空間内を移動して現像ケース外に流
れ出すもので、この間に当該気流の運動エネルギーが順
次減衰される。
像剤層との間に流入した気流が、順次板状部材に衝突し
ながらジグザグ状に空間内を移動して現像ケース外に流
れ出すもので、この間に当該気流の運動エネルギーが順
次減衰される。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第
２図は画像形成装置の一例の静電写真複写機における作
像部を示し、水平に横架された感光体１のまわりに、帯
電装置２、露光装置３、現像装置４、転写装置５、用紙
分離装置６、クリーニング装置７を、その順に配置して
成る。
２図は画像形成装置の一例の静電写真複写機における作
像部を示し、水平に横架された感光体１のまわりに、帯
電装置２、露光装置３、現像装置４、転写装置５、用紙
分離装置６、クリーニング装置７を、その順に配置して
成る。
前記現像装置４は、トナーとキャリァとから成る二成分
現像剤を収容する現像ケース８に対してそれの感光体１
に臨む部位に現像用開口部９を形成すると共に、現像ス
リーブの内部にマグネットを静止状態で備えた現像ロー
ラ10を前記現像用開口部９に臨ませて配置し、かつ、当
該現像ローラ10の感光体表面Ｓに相対応する面部を感光
体表面Ｓと順方向に回転させるように、当該現像ローラ
10の回転方向Ｒを設定する一方、仕切板11を介して還元
される現像剤と補給トナーとを攪拌して前記現像ローラ
10に供給するための現像剤供給具12を設け、更に、トナ
ー補給用のローラ13を備えたホッパー14を前記現像ケー
ス８の上部に連設すると共に、前記現像ローラ10とこれ
の下部側の現像ケース部分8aとの間にトナーの飛散防止
手段15を設けてある。
現像剤を収容する現像ケース８に対してそれの感光体１
に臨む部位に現像用開口部９を形成すると共に、現像ス
リーブの内部にマグネットを静止状態で備えた現像ロー
ラ10を前記現像用開口部９に臨ませて配置し、かつ、当
該現像ローラ10の感光体表面Ｓに相対応する面部を感光
体表面Ｓと順方向に回転させるように、当該現像ローラ
10の回転方向Ｒを設定する一方、仕切板11を介して還元
される現像剤と補給トナーとを攪拌して前記現像ローラ
10に供給するための現像剤供給具12を設け、更に、トナ
ー補給用のローラ13を備えたホッパー14を前記現像ケー
ス８の上部に連設すると共に、前記現像ローラ10とこれ
の下部側の現像ケース部分8aとの間にトナーの飛散防止
手段15を設けてある。
上記のトナー飛散防止手段15は、第１図および第３図に
示すように、前記現像ケース部分8aと現像ローラ表面の
現像剤層S1との間の空間Ｐに流入する気流の流入方向Ｑ
ならびに現像ローラ10の回転軸線方向に、夫々所定間隔
を隔てて多数の板状部材16を、その上縁部を現像ローラ
表面に近接させる状態で前記現像ケース部分8aの内面部
に立設すると共に、当該板状部材16の板面を前記気流の
流入方向Ｑに対して斜めに交叉させ、かつ、前記気流の
流入方向Ｑで相隣る上流側の板状部材16の仮想延長面S2
を下流側の板状部材16の板面に交叉させるように配置し
て成る。
示すように、前記現像ケース部分8aと現像ローラ表面の
現像剤層S1との間の空間Ｐに流入する気流の流入方向Ｑ
ならびに現像ローラ10の回転軸線方向に、夫々所定間隔
を隔てて多数の板状部材16を、その上縁部を現像ローラ
表面に近接させる状態で前記現像ケース部分8aの内面部
に立設すると共に、当該板状部材16の板面を前記気流の
流入方向Ｑに対して斜めに交叉させ、かつ、前記気流の
流入方向Ｑで相隣る上流側の板状部材16の仮想延長面S2
を下流側の板状部材16の板面に交叉させるように配置し
て成る。
上記の特徴構成によれば、前記板状部材16が現像剤層S1
に突入しているものの、この板状部材16によって現像剤
層S1が摺り切られるようなことはなく、現像剤は単に板
状部材16の板面に沿って現像ケース８の奥部に向けて移
動する。
に突入しているものの、この板状部材16によって現像剤
層S1が摺り切られるようなことはなく、現像剤は単に板
状部材16の板面に沿って現像ケース８の奥部に向けて移
動する。
一方、前記空間Ｐに流入した気流は、第1,3図に実線ａ
で示すように、現像剤層S1に沿って順次板状部材16に衝
突しながらジグザグ状に空間内を移動し、かつ、空間Ｐ
の奥部で反転して次は、仮想線ｂで示すように、現像ケ
ース部分8aに沿って順次板状部材16に衝突しながらジグ
ザグ状に空間内を移動して現像ケース８外に流出する。
で示すように、現像剤層S1に沿って順次板状部材16に衝
突しながらジグザグ状に空間内を移動し、かつ、空間Ｐ
の奥部で反転して次は、仮想線ｂで示すように、現像ケ
ース部分8aに沿って順次板状部材16に衝突しながらジグ
ザグ状に空間内を移動して現像ケース８外に流出する。
この間の気流の板状部材16に対する衝突とジグザグ移動
によって、当該気流の運動エネルギーが順次減衰される
ことで、前記空間Ｐ内のトナーの気流による持ち出しが
効果的に防止される。
によって、当該気流の運動エネルギーが順次減衰される
ことで、前記空間Ｐ内のトナーの気流による持ち出しが
効果的に防止される。
尚、実施例では、前記板状部材16の上縁部を現像剤層S1
に突入させているが、第４図に示すように、板状部材16
の上縁部を現像剤層S1から離す構成とするもよく、ま
た、前記板状部材16を気流の流入方向Ｑで三列配置して
いるが、二列や四列以上の配置構成とするもよい。
に突入させているが、第４図に示すように、板状部材16
の上縁部を現像剤層S1から離す構成とするもよく、ま
た、前記板状部材16を気流の流入方向Ｑで三列配置して
いるが、二列や四列以上の配置構成とするもよい。
以上説明したように本考案は、現像ローラの下部側の現
像ケース部分と現像剤層との間に形成される空間に流入
する気流の運動エネルギーを順次減衰させて現像ケース
外に流れ出させるようにしたことで、現像ケース外への
トナー飛散の防止を効果的に達成できるに至ったのであ
る。
像ケース部分と現像剤層との間に形成される空間に流入
する気流の運動エネルギーを順次減衰させて現像ケース
外に流れ出させるようにしたことで、現像ケース外への
トナー飛散の防止を効果的に達成できるに至ったのであ
る。
第１図はトナー飛散防止手段の断面図、第２図は画像形
成装置の一例を示す静電写真複写機の作像部の概略断面
図、第３図はトナー飛散防止手段の展開図、第４図は別
実施例のトナー飛散防止手段の断面図、第５図は従来例
の現像装置の要部の断面図である。 １……感光体、８……現像ケース、8a……現像ケース部
分、10……現像ローラ、16……板状部材、Ｐ……気流流
入空間、Ｑ……流入方向、Ｓ……感光体表面、S1……現
像剤層、S2……仮想延長面。
成装置の一例を示す静電写真複写機の作像部の概略断面
図、第３図はトナー飛散防止手段の展開図、第４図は別
実施例のトナー飛散防止手段の断面図、第５図は従来例
の現像装置の要部の断面図である。 １……感光体、８……現像ケース、8a……現像ケース部
分、10……現像ローラ、16……板状部材、Ｐ……気流流
入空間、Ｑ……流入方向、Ｓ……感光体表面、S1……現
像剤層、S2……仮想延長面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−12565（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−145268（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−8868（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】感光体表面と相対応する面部が感光体表面
と順方向に回転する現像ローラを現像ケース内に配設し
た現像装置において、前記現像ローラの下部側に相対応
する現像ケース部分の内面部に、当該現像ケース部分と
現像ローラ表面の現像剤層との間に流入する気流の流入
方向ならびに前記現像ローラの回転軸線方向に、夫々所
定間隔を隔てて多数の板状部材を立設し、当該板状部材
の板面を前記気流の流入方向に対して斜めに交叉させる
と共に、前記気流の流入方向で相隣る上流側の板状部材
の仮想延長面を下流側の板状部材の板面に交叉させるよ
うに配置してあることを特徴とする現像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13648689U JPH0753084Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13648689U JPH0753084Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 現像装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0375451U JPH0375451U (ja) | 1991-07-29 |
| JPH0753084Y2 true JPH0753084Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31683688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13648689U Expired - Lifetime JPH0753084Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 現像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0753084Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5723409B2 (ja) * | 2013-05-07 | 2015-05-27 | 株式会社東芝 | 現像装置及び画像形成装置 |
| JP6127884B2 (ja) * | 2013-10-02 | 2017-05-17 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置及び現像装置 |
| EP3382464A1 (en) * | 2017-03-30 | 2018-10-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing device |
| JP6971827B2 (ja) * | 2017-12-18 | 2021-11-24 | キヤノン株式会社 | 現像装置 |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP13648689U patent/JPH0753084Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0375451U (ja) | 1991-07-29 |
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