JPH0753015Y2 - 自動水栓装置 - Google Patents

自動水栓装置

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JPH0753015Y2
JPH0753015Y2 JP1236191U JP1236191U JPH0753015Y2 JP H0753015 Y2 JPH0753015 Y2 JP H0753015Y2 JP 1236191 U JP1236191 U JP 1236191U JP 1236191 U JP1236191 U JP 1236191U JP H0753015 Y2 JPH0753015 Y2 JP H0753015Y2
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JP
Japan
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water
solenoid valve
valve
electromagnet
metal
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JP1236191U
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JPH0489159U (ja
Inventor
隆夫 池永
俊文 重松
弘志 田中
龍美 浜中
俊夫 小林
信夫 平岡
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Koito Industries Ltd
Original Assignee
Koito Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は光電検出器で手等を検出
し、自動的に水を吐出する自動水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動水栓として、吐水具に反射
型光電検出器を設けたものが実開昭56−37768号
公報により知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし乍ら、吐水具は
普通金属製であるため、雷や無線などの電磁波で誘導電
圧を発生し、これが反射型光電検出器に影響を与え、感
知信号と同じ様なノイズが発生する。
【0004】そのため実際には、使用者が存在しないに
もかかわらず、電磁弁が開き給水が行なわれるというよ
うな自体が発生する。
【0005】斯る問題を解消するためには、吐水具をア
ース線を介して接地すれば良いのであるが、接地工事が
面倒で大変であるばかりでなく、アース線が露出して見
栄えも悪い。
【0006】本考案は、従来技術が有する上記問題点に
鑑みてなされたもので、その目的とする処は、雷や無線
等の電磁波により吐水具に発生する誘導電圧を、吐水具
にアース線を接続することなしにアースさせることであ
る。
【0007】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に本考案の自動水栓装置では、従来の自動水栓装置にお
いても吐水口部が電気的に電磁弁まで導通している点に
着目し、水洗器と、吐水口部を水洗器に臨ませて配設さ
れ吐水口部より水を吐出して水洗器へ給水する金属製の
吐水具と、吐水具に取付けられ、使用者を検出して感知
信号を発生する反射型光電検出器と、金属製本体に弁部
と電磁石を備えた電磁弁と、主要部を金属製となし吐水
具と電磁弁とを両者が電気的に導通する状態に連絡する
給水管部と、光電検出器及び電磁石に接続され、光電検
出器の感知信号に基づき出力を発生して電磁石に通電
し、弁部を開く電気制御部と、電磁弁と電気制御部とを
収容するケースとを備えた自動水洗装置において、電気
制御部のアースさせるための接地端子と電磁弁の金属製
本体とをリード線を介して電気的に導通させるものであ
る。
【0008】
【作用】以上のように構成した自動水栓装置にあって
は、ケース外に離れて設置される吐水具が制御部の接地
端子に電気的に導通せしめられ、吐水具に発生する誘導
電圧を制御部の接地端子を介してアースされる。
【0009】
【効果】本考案は上記の構成であるから以下の利点を有
する。(1)従来よりある自動水洗装置が元々吐水具が
電気的に電磁弁まで導通している点に着目し、電磁弁を
更にリード線で電気制御部の接地端子まで導通させたこ
とにより、従来よりある自動水洗装置にリード線1本を
追加するだけで他には何も手を加えずに、吐水具が雷や
無線などの電磁波で誘導電圧を発生して光電検出器に影
響を与え、誤動作するのを防止することができる。
【0010】(2)吐水具をアース線を介して設置する
必要がないので接地工事が不要であり、施工が簡単であ
る。
【0011】(3)吐水具から垂れ下がるアース線がな
いので見栄えが良い。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説
明する。図面に示された実施例は、水洗器を手洗器とし
た自動水栓であるが、手洗器は洗面器等適宜変更し得る
水洗器である。依って、以下これ等を総称して水洗器a
と呼ぶことにする。
【0013】水洗器aは建物壁面に取りつけられてお
り、その後部上面には後述する電磁弁dに接続する吐水
具bが設けられている。
【0014】吐水具bは金属製で胴部5が水洗器a上面
から上方に立ち上がって上端の吐水口部1が上方から水
洗器aのボール部に臨んでおり、該吐水具bに内設した
吐出水流路6が給水管部eを介して電磁弁dに連絡す
る。
【0015】また、吐水具bは胴部5前面に反射型光電
検出器cを設ける。
【0016】給水管部eは吐水具bの吐出流路6に連続
して胴部5内を下方に延び水洗器a裏側に突出する金属
製の脚管7と、電磁弁dの金属製本体2に開設された流
出口8に接続される金属製の給水接続管9とからなり、
両者は接続されて電磁弁dの流出口8と吐水具bの吐出
流路6とを連通連絡すると共に吐水具bと電磁弁dの金
属製本体2とを電気的に導通する状態に連絡する。
【0017】反射型光電検出器cは発光ダイオード等の
投光器10とフォトトランジスタ等の受光器11を備
え、投光器10により投射した赤外線が人体、例えば手
に当って拡散反射し、この反射光を受光器11が受光す
ることにより感知信号を発するように構成されたいわゆ
る拡散反射型の光電検出器で、投光器10と受光器11
は合成樹脂、例えば耐熱ABS樹脂製のケース12内に
並列状に収納装備して投光器10より吐水口部1下方の
空間に向けて光線を略水平方向に投射するように、吐水
具bの胴部5前面に設けた凹所13にカートリッジ式に
嵌合装着し、ケース12背後に取り出したコード14を
水洗器a裏側に引き出して後述の電気制御部fに接続す
る。
【0018】一方、電磁弁dは流入口15と流出口8を
有する金属製の本体2に上記流入口15と流出口8を連
絡する流路16を開閉する弁部3と、この弁部3を作動
させる電磁石4を備え、電磁石4に通電することにより
上記弁部3を開弁し、通電を切ることにより閉弁する公
知の電磁弁であり、電気制御部fと共にケース17内に
収めて水洗器a下方の空間部に配備し、流入口15を壁
面に埋設配管した給水管に止水栓18とストレーナー1
9を備える一次側給水接続管20を介して接続し、流出
口8を給水管部eを介して吐水具bに接続する。
【0019】電気制御部fはケース17内に取付け固定
したステンレス製のシャーシー21に取りつけてケース
17内に収め、光電検出器c及び電磁弁dの電磁石4に
電気的に接続する。
【0020】電気制御部fはアースさせるための接地端
22を有し、該接地端子22と電磁弁dの金属製本体2と
を電気的に導通せしめる。
【0021】即ち、接地端子22はシャーシー21により構
成されるシャーシー端子であり、この実施例の場合上記
シャーシー21にねじ込み装着したビス23と、電磁弁dの
金属製本体2に電磁石4を固定する止めビス24とをリー
ド線25で接続する。
【0022】而して、これにより吐水具bが給水管部
e、電磁弁dの金属製本体2、リード線25を介して電気
制御部fの接地端子22と電気的に導通する状態になり、
雷、無線等の電磁波により吐水具bに発生する誘導電圧
は上記電気制御部fの接地端子22からアースされる。上
記電気制御部fは反射型光電検出器cの感知信号を受け
て電磁弁dへの通電を制御するもので、必要な回路を備
え検出器cが感知を開始して所定の選別時間T1 (例え
ば約50msec.〜1sec.)後から検出器cが人体を感知し
ている間中継続して電磁弁dに通電し、感知が終了して
から所定の遅延時間T2(例えば0.5sec.〜2sec.)後に
電磁弁dへの通電を停止するように構成し、更に電気制
御部fは、電磁弁dへの通電時間即ち吐水時間が通常の
手洗或いは洗面に要する時間よりやや長めに設定した連
続吐水の禁止時間T3(例えば2min.〜4min.)を設け
て、たとえ感知中であっても連続吐水時間が禁止時間T
3 に達すると吐出水を停止するように構成する。
【0023】即ち、電気制御部fは、図6のブロック図
に示す様に、検出器cの感知信号が発生し、この発生状
態が選別時間T1 継続した時に起動信号を発生し、且つ
感知信号が消滅し、この消滅状態が遅延時間T2 継続し
た時に起動信号の発生が消滅する誤動作防止回路f-1
と、起動信号の発生状態が連続して禁止時間T3 継続し
た時のみにタイムアップ信号を発生し起動信号が消滅す
るとリセットするタイマー回路f-2と、タイムアップ信
号に基づき出力発生阻止信号を発生する出力発生防止回
路f-3と、起動信号のみが発生している時に電磁弁dを
駆動する出力を発生し、起動信号が消滅している時又は
起動信号とともに出力発生阻止信号が発生している時に
は出力の発生を停止する出力回路f-4を備えている。
【0024】而して、この自動水栓装置は、手洗のた
め、吐水具bの前に手が差し出されると反射型光電検出
器cが自動的にこれを感知し、電気制御部fに信号を送
り、電気制御部fはこの信号に基づいて電磁弁dを開弁
作動して給水を開始する。
【0025】この給水は、光電検出器cが使用者の手等
を感知し始めてから選別時間T1 後に給水が開始され、
感知が消滅してから遅延時間T2 後に給水が停止され
る。
【0026】もし、給水が通常の手洗あるいは洗面に要
する時間より異常に長く続くようであれば、例え感知中
であっても禁止時間T3 後に自動的に給水が停止する。
【0027】タイムチャートを図7に示す。
【0028】尚、禁止時間T3 を設けたのは何らかの原
因、例えば石ケン液が光電検出器に付着して感知した状
態となり放しになって、水が流れ放しになることを防ぐ
ためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の実施の一例を示す自動水栓装置
の一部切欠正面図。
【図2】図2は要部の拡大断面図。
【図3】図3は吐水具の断面図。
【図4】図4は反射型光電検出器の背後から見た斜視
図。
【図5】図5は要部の模式図。
【図6】図6はブロック図。
【図7】図7はタイムチャート。
【符号の説明】 a…水洗器 b…吐水具 c…反射型光電検出器 d…電磁弁 e…給水管部 f…電気制御部 1…吐水口部 2…電磁弁の金
属製本体 3…弁部 4…電磁石 17…ケース 22…接地端子 25…リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 弘志 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 浜中 龍美 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 小林 俊夫 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 (72)考案者 平岡 信夫 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水洗器と、吐水口部を水洗器に臨ませて配
    設され吐水口部より水を吐出して水洗器へ給水する金属
    製の吐水具と、吐水具に取付けられ、使用者を検出して
    感知信号を発生する反射型光電検出器と、金属製本体に
    弁部と電磁石を備えた電磁弁と、主要部を金属製となし
    吐水具と電磁弁とを両者が電気的に導通する状態に連絡
    する給水管部と、光電検出器及び電磁石に接続され、光
    電検出器の感知信号に基づき出力を発生して電磁石に通
    電し、弁部を開く電気制御部と、電磁弁と電気制御部と
    を収容するケースとを備えた自動水洗装置において、電
    気制御部のアースさせるための接地端子と電磁弁の金属
    製本体とをリード線を介して電気的に導通させることを
    特徴とする自動水栓装置。
JP1236191U 1991-03-07 1991-03-07 自動水栓装置 Expired - Lifetime JPH0753015Y2 (ja)

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JP1236191U JPH0753015Y2 (ja) 1991-03-07 1991-03-07 自動水栓装置

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JP1236191U JPH0753015Y2 (ja) 1991-03-07 1991-03-07 自動水栓装置

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Publication Number Publication Date
JPH0489159U JPH0489159U (ja) 1992-08-04
JPH0753015Y2 true JPH0753015Y2 (ja) 1995-12-06

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ID=31746306

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