JPH0752974B2 - ライントランクインタフエイス装置 - Google Patents

ライントランクインタフエイス装置

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JPH0752974B2
JPH0752974B2 JP22952186A JP22952186A JPH0752974B2 JP H0752974 B2 JPH0752974 B2 JP H0752974B2 JP 22952186 A JP22952186 A JP 22952186A JP 22952186 A JP22952186 A JP 22952186A JP H0752974 B2 JPH0752974 B2 JP H0752974B2
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Japan
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circuit
hook
line
adapter
inductance
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弘之 遠藤
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ライントランクインタフェイス装置に関する
もので、特にラインインタフェイス回路のアダプタ回路
の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は、本発明を適用し得るライントランクインタフ
ェイス装置の一般的な構成を説明するためのもので、第
3図(A)はラインインタフェイス回路1と、ラインイ
ンタフェイス回路1に様々な外付機能を付加するための
回路すなわちアダプタ回路2の接続関係を示している。
端末4は回線3によってアダプタ回路2と接続されてい
る。
アダプタ回路2としては、これは例えば次のようなもの
が用いられる。その一つは、回路3に誘導される交流誘
導(商用線誘導)をガードするための第3図(B)に示
すようなコモンモードチョーク5である。また、他の一
つは、第3図(C)に示すようなスイッチング電源8を
有するスイッチング電源回路6である。
すなわち、回路3の距離を長く延ばすためには通話電流
の値を増やすためのブースト機能が必要であるが、これ
は第3図(C)の如く、スイッチング電源回路6を回線
3にシリーズに挿入することにより達成される。
このように、アダプタ回路2は、コモンモードチョーク
5、あるいはスイッチング電源回路6であって、これら
はいずれもインダクタンス成分を持った回路であり、ラ
インインタフェイス回路1のアダプタ回路2として用い
られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、これらは、インダクタンス成分を持つ故に、ラ
インインタフェイス回路1の基本機能であるBORSCHT機
能を充分に満足し得ない。すなわち、BORSCHT機能の中
で“R"(Ringing;リンギング)機能、“T"(Test;テス
ト)機能がその対象であり、これらの機能を充分に発揮
させられない。
まず、“T"機能は、いわゆる交換機のテスト機能であ
り、特に回線3の対地間容量など回線のインピーダンス
を測定し、回線3の正常性をチェックするめに必要なも
のであり、通常交換機より交流波形を送り、インピ−ダ
ンスを測定するが、この場合、インダクタンス分が存在
すると、アダプタ回路2のインピーダンスが本来の回線
インピーダンスにプラスされ、正常にチェックできな
い。
このように、従来、ラインインタフェイス回路1のアダ
プタ回路2は、ラインインタフェイス回路1より回線3
のインピーダンス(回線の対地間容量,回線のリーク抵
抗値等)をテストする時、例えば第3図(B)の如く商
用線誘導をガードするためのチョークコイルのインダク
タンス、第3図(C)の如く回線3に直流電流をブース
トするためのスイッチング電源回路6の2次側のトラン
スのインダクタンスが回線3のインピーダンスにプラス
され、正確にテストできないという欠点がある。
また、“R"機能は、端末4に呼出信号(Ringing信号;
周波数にして16Hz〜66Hz)を送る機能であるが、この場
合、インダクタンスに電圧が分圧され端末4に正常な呼
出信号を送れなくなる。かかる場合は、端末4が鳴動し
なくなる。このように、ラインインタフェイス回路1よ
りRinging信号(呼出信号)を端末4に送るとき、これ
もまたインダクタンス分があると、インダクタンス分で
Ringing信号の電圧が分圧され、端末4に正常なRinging
信号波形が送れず、端末4の呼出音が正常に鳴らないと
いう欠点がある。
本発明の目的は、インダクタンス回路を有するアダプタ
回路を備えた構成のライントランクインタフェイス装置
において、ラインインタフェイスの機能(ラインインタ
フェイス回路の基本であるBORSCHT機能)を充分に満足
させることができるようにすることである。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、ライントランクインタフェイス回路とアダプ
タ回路を備え、そのアダプタ回路はインダクタンス成分
を有するライントランクインタフェイス装置において、 回線のオンフック,オフフック状態を検出する検出手段
と、 この検出手段により切換制御され、オンフックのときは
抵抗回路に接続するか前記アダプタ回路のインダクタン
ス回路を短絡し、オフフックのときに前記アダプタ回路
のインダクタンス回路側に切換える切換手段とを有する
ことを特徴としている。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すもので、ラインイン
タフェイス回路及びアダプタ回路を備え、アダプタ回路
がインダクタンス回路を有するライントランクインタフ
ェイス装置において、そのアダプタ回路として第3図
(C)の如くスイッチング電源回路を用いる例に適用し
た場合の構成を示す。第1図に示す構成においては、ア
ダプタ回路は、回線のオンフック(ON HOOK)・オフフ
ック(OFF HOOK)状態を検出するON HOOK/OFF HOOK検出
回路7と、リレー接点rを有するリレーRと、純抵抗回
路としての抵抗11と、そしてこの場合は第3図(C)に
示した例に適用したものであるスイッチング電源8を有
するスイッチング電源回路6を備えている。
リレーRの各接点rは、スイッチング電源回路6のイン
ダクタンス回路としての各巻線と、純抵抗11とを選択的
に切換接続するように設けられており、リレーRは検出
回路7の検出出力により制御され、ON HOOK状態の場合
は、第1図に示すようにリレー接点rを抵抗11側に切換
え、OFF HOOK状態のときは、スイッチング電源回路6の
巻線側に切換えるようになっている。
このように、アダプタ回路は、回線3のON HOOK(オン
フック),OFF HOOK(オフフック)状態を検知する機能
を持ち、ON HOOK(オンフック)時はアダプタ回路の純
抵抗回路と接続され、OFF HOOK(オフフック)時はアダ
プタ回路のインダクタンス回路と接続されるようになっ
ている。
なお、このような構成のアダプタ回路は、第3図(A)
と同様、ラインインタフェイス回路1と端末4との間に
設けられている。
次に、本実施例の動作について説明する。
まず、ON HOOK時は、第1図に示すように純抵抗11に常
時接続されている。この状態で端末4がOFF HOOKされる
と、検出回路7でOFF HOOK状態を検出し、リレーRの接
点rを切換え、これにより、スイッチング電源回路6が
回線3と接続される。接続されることにより本来のアダ
プタ回路構成となる。また、第1図の如く構成すること
により、ON HOOK時はラインインタフェイス回路1より
正常にRinging送出でき、また正常に回線3のTestがで
きるようになる。なお、検出回路7は、ラインインタフ
ェイス回路1の検出回路と兼ねることも可能である。
第2図は、本発明の他の実施例を示すもので、インダク
タンス回路を具備するアダプタ回路として第3図(B)
に示すコモンモードチョークを用いる場合に適用した例
であり、本実施例では、検出回路7で回線3のON HOOK/
OFF HOOK状態を検出し、ON HOOK時にはコモンモードチ
ョーク5のインダクタンスがショートする構成としたも
のである。
以上の構成を取ることによりラインインタフェイス回路
1のBORSCHT機能が正常に行える。
このように、各実施例によれば、アダプタ回路がインダ
クタンス回路を具備するライントランクインタフェイス
装置において、アダプタ回路がそのようにインダクタン
ス成分を持った回路であっても、回線3のインピーダン
スが正常かどうかチェックするTest機能、Ringing電圧
が正常に送られるRinging機能を充分に満足させること
ができる。
ラインインタフェイス回路1より回線3インピーダンス
をテストする場合や呼出信号を端末4に送る場合に、ア
ダプタ回路のインダクタンスによって、正確なテストが
妨げられたり、呼出音が正常に鳴らなかったりするのを
防ぐことができ、回線3のON HOOK(オンフック)・OFF
HOOK(オフフック)機能を検知し、ON HOOK(オンフッ
ク)時はアダプタ回路の純抵抗回路と接続するかそのイ
ンダクタンス回路を短絡し、OFF HOOK(オフフック)時
はアダプタ回路の本来の機能を持った回路(例えば第2
図のコモンモードチョーク5,第1図のスイッチング電源
回路6)に接続することによって“T"能,“R"機能が正
常に行える。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、用いるアダプタ
回路がインダクタンス成分を持つものであっても、ライ
ンインタフェイス機能を充分に満足させることのできる
ライントランクインタフェイス装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、 第2図は本発明の他の実施例を示す図、 第3図は従来例を説明するための図である。 1……ラインインタフェイス回路 2……アダプタ回路 3……回線 4……端末 5……コモンモードチョーク 6……スイッチング電源回路 7……オンフック/オフフック検出回路 8……スイッチング電源 11……純抵抗 R……リレー r……リレー接点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ライントランクインタフェイス回路とアダ
    プタ回路を備え、そのアダプタ回路はインダクタンス成
    分を有するライントランクインタフェイス装置におい
    て、 回線のオンフック,オフフック状態を検出する検出手段
    と、 この検出手段により切換制御され、オンフックのときは
    抵抗回路に接続するか前記アダプタ回路のインダクタン
    ス回路を短絡し、オフフックのときに前記アダプタ回路
    のインダクタンス回路側に切換える切換手段とを有する
    ことを特徴とするライントランクインタフェイス装置。
JP22952186A 1986-09-30 1986-09-30 ライントランクインタフエイス装置 Expired - Lifetime JPH0752974B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP22952186A JPH0752974B2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30 ライントランクインタフエイス装置

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JP22952186A JPH0752974B2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30 ライントランクインタフエイス装置

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JPS6386692A JPS6386692A (ja) 1988-04-18
JPH0752974B2 true JPH0752974B2 (ja) 1995-06-05

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