JPH0690247B2 - 絶縁抵抗測定装置の自己診断方法 - Google Patents
絶縁抵抗測定装置の自己診断方法Info
- Publication number
- JPH0690247B2 JPH0690247B2 JP1334572A JP33457289A JPH0690247B2 JP H0690247 B2 JPH0690247 B2 JP H0690247B2 JP 1334572 A JP1334572 A JP 1334572A JP 33457289 A JP33457289 A JP 33457289A JP H0690247 B2 JPH0690247 B2 JP H0690247B2
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- Japan
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- transformer
- insulation resistance
- self
- injection
- diagnosis method
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は活線状態で電路の絶縁抵抗を測定する装置の自
己診断方法に関する。
己診断方法に関する。
従来の絶縁抵抗測定装置の自己診断方法を第２図（ａ）
に示す。
に示す。
測定用低周波信号発生部で発生させた信号を電力増幅し
た後、注入用変圧器を介して接地線に注入し、この信号
電圧により絶縁抵抗Rg及び対地静電容量Cgを流れ接地線
に帰還する電流を漏洩検出変流器で検出し、増幅後、同
期整流部で絶縁抵抗成分のみを抽出することで電路の絶
縁抵抗を測定する方法を用いた絶縁抵抗測定装置におい
て、電力増幅部の出力信号を自己診断スイッチを通じて
漏洩検出変流器の２次側巻線に印加する方法が一般的で
あった。この方法で自己診断スイッチを押すと、抵抗R1
両端に測定用低周波信号電圧が発生し、漏洩検出変流器
が装置本体に正常に接続してある場合、終端抵抗RL両端
に測定用低周波信号電圧が発生し、以後の回路が動作す
る。又、漏洩検出変流器が装置本体に接続されていない
場合や、２次巻線が断線している場合には終端抵抗R1両
端に電圧が発生しないため以後の回路は動作しない。
た後、注入用変圧器を介して接地線に注入し、この信号
電圧により絶縁抵抗Rg及び対地静電容量Cgを流れ接地線
に帰還する電流を漏洩検出変流器で検出し、増幅後、同
期整流部で絶縁抵抗成分のみを抽出することで電路の絶
縁抵抗を測定する方法を用いた絶縁抵抗測定装置におい
て、電力増幅部の出力信号を自己診断スイッチを通じて
漏洩検出変流器の２次側巻線に印加する方法が一般的で
あった。この方法で自己診断スイッチを押すと、抵抗R1
両端に測定用低周波信号電圧が発生し、漏洩検出変流器
が装置本体に正常に接続してある場合、終端抵抗RL両端
に測定用低周波信号電圧が発生し、以後の回路が動作す
る。又、漏洩検出変流器が装置本体に接続されていない
場合や、２次巻線が断線している場合には終端抵抗R1両
端に電圧が発生しないため以後の回路は動作しない。
上記のように従来の自己診断方法は、漏洩検出変流器の
接続状態と装置本体の動作診断は可能であるが、注入用
変圧器の接続状態の確認ができない欠点があった。その
ため第２図（ｂ）に示すように注入用変圧器に３次巻線
を設け、この３次巻線に発生した電圧を用いて自己診断
をする方法が考えられるが、１次巻線と３次巻線の接続
ちがいが発生したり、配線作業が複雑になるなどの欠点
が生じる。
接続状態と装置本体の動作診断は可能であるが、注入用
変圧器の接続状態の確認ができない欠点があった。その
ため第２図（ｂ）に示すように注入用変圧器に３次巻線
を設け、この３次巻線に発生した電圧を用いて自己診断
をする方法が考えられるが、１次巻線と３次巻線の接続
ちがいが発生したり、配線作業が複雑になるなどの欠点
が生じる。
本発明は以上のような問題点を解決し、配線作業を従来
通りとし、注入用変圧器の接続状態を含めた絶縁状態測
定装置の自己診断方法を提供することを目的とする。
通りとし、注入用変圧器の接続状態を含めた絶縁状態測
定装置の自己診断方法を提供することを目的とする。
第１図（ａ）の実施例を用いて説明する。
装置本体内の電力増幅部と注入用変圧器の間に駆動検出
変流器を設ける。注入用変圧器が正常に接続していると
きは電力増幅部より注入用変圧器駆動電流が流れ、駆動
検出変流器の２次側に信号を発生する。この信号を自己
診断増幅部で増幅し、自己診断スイッチを通じて漏洩検
出変流器の２次巻線に加える。
変流器を設ける。注入用変圧器が正常に接続していると
きは電力増幅部より注入用変圧器駆動電流が流れ、駆動
検出変流器の２次側に信号を発生する。この信号を自己
診断増幅部で増幅し、自己診断スイッチを通じて漏洩検
出変流器の２次巻線に加える。
以後の動作は従来動作第２図（ａ）と同じである。注入
用変圧器が接続されてないときや、１次巻線が断線して
いる場合、駆動電流が流れないため、自己診断スイッチ
を押しても漏洩検出変流器の２次巻線には電圧が加わら
ない。又、駆動検出変流器の１次及び２次巻線の巻数を
選ぶことにより自己診断増幅部を削除することも可能で
ある。さらに第１図（ｂ）に示すように、注入用変圧器
の接地線側に過電流が流れた際、注入用変圧器の１次側
に発生する異常電圧により装置本体が破損することを防
止する過電流保護回路の過電流検出交流器と共用するこ
とが可能である。
用変圧器が接続されてないときや、１次巻線が断線して
いる場合、駆動電流が流れないため、自己診断スイッチ
を押しても漏洩検出変流器の２次巻線には電圧が加わら
ない。又、駆動検出変流器の１次及び２次巻線の巻数を
選ぶことにより自己診断増幅部を削除することも可能で
ある。さらに第１図（ｂ）に示すように、注入用変圧器
の接地線側に過電流が流れた際、注入用変圧器の１次側
に発生する異常電圧により装置本体が破損することを防
止する過電流保護回路の過電流検出交流器と共用するこ
とが可能である。
（１）注入用変圧器の接続の状態を含めた自己診断が可
能となる。
能となる。
（２）過電流保護回路と部品を共用することにより新規
部品を使用せずに回路構成可能である。
部品を使用せずに回路構成可能である。
（３）駆動電流検出に変流器を用いるため、直流的に絶
縁することができ、故障時に波及事故が発生しない。
縁することができ、故障時に波及事故が発生しない。
第１図（ａ）は本発明を実施するためのブロック図、 第１図（ｂ）は本発明に従来考案された過電流保護回路
を組み合わせた場合のブロック図、 第２図（ａ）は従来考案された自己診断方法を示すブロ
ック図、 第２図（ｂ）は第２図（ａ）の問題点を解決すべく従来
考案された自己診断方法を示すブロック図。
を組み合わせた場合のブロック図、 第２図（ａ）は従来考案された自己診断方法を示すブロ
ック図、 第２図（ｂ）は第２図（ａ）の問題点を解決すべく従来
考案された自己診断方法を示すブロック図。
Claims (1)
- 【請求項１】変圧器の接地線に注入用変圧器を介して電
路に商用周波数と異なる測定用低周波信号電圧を加える
と共に、該接地線に結合した漏洩検出変流器により該接
地線に帰還する該測定用低周波信号の漏洩電流成分を検
出し、この漏洩電流成分中、絶縁抵抗に起因する成分を
検出する装置において、前記装置と前記注入用変圧器間
に駆動検出変流器を設け該注入用変圧器１次巻線に流れ
る電流を検出し、増幅した信号を自己診断スイッチを通
して前記検出変流器に加えることを特徴とした絶縁抵抗
測定装置の自己診断方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1334572A JPH0690247B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 絶縁抵抗測定装置の自己診断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1334572A JPH0690247B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 絶縁抵抗測定装置の自己診断方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03194477A JPH03194477A (ja) | 1991-08-26 |
| JPH0690247B2 true JPH0690247B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=18278904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1334572A Expired - Fee Related JPH0690247B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 絶縁抵抗測定装置の自己診断方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0690247B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006187150A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Omron Corp | パワーコンディショナおよびその自己診断方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5455430B2 (ja) * | 2009-05-12 | 2014-03-26 | 一般財団法人関東電気保安協会 | 漏電防止監視システム |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP1334572A patent/JPH0690247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006187150A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Omron Corp | パワーコンディショナおよびその自己診断方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03194477A (ja) | 1991-08-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114 Year of fee payment: 14 |
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