JPH0752960B2 - 映像信号記録装置 - Google Patents

映像信号記録装置

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JPH0752960B2
JPH0752960B2 JP1078836A JP7883689A JPH0752960B2 JP H0752960 B2 JPH0752960 B2 JP H0752960B2 JP 1078836 A JP1078836 A JP 1078836A JP 7883689 A JP7883689 A JP 7883689A JP H0752960 B2 JPH0752960 B2 JP H0752960B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、色副搬送波で変調されたPAL方式の搬送色信
号をS−VHS規格でVTR(ideo ape ecorder)に記
録しようとする際に、その搬送色信号に従来のバースト
信号とは別に新たにパイロットバースト信号を付加する
映像信号記録装置に関するものである。
従来の技術 PAL方式のカラーテレビ信号では、4.43MHzの色副搬送波
で2つの色差信号(B−Y)と(R−Y)を直角二相変
調した搬送色信号とすることで、その振幅成分と位相成
分により2つの色差信号を表すことが可能となり、色信
号はその搬送色信号のみで伝送される。また、バースト
信号の位相は、色副搬送波で変調する際の(B−Y)軸
に対し1水平期間毎+135度、−135度と変化している。
このようなPAL方式の搬送色信号を色差信号に復調する
際に、バースト信号をAPC(uto hase ontrol)
回路に入力すると、APCは1水平期間交互のバースト信
号の位相に追従せずその平均値、すなわち(B−Y)軸
に対して+180度位相がずれた状態で安定する。このた
めにはAPCの応答を十分に遅くしなければならない。し
かし、応答が遅いことにより弊害も出てくる。そこで、
この色副搬送波で変調されたPAL方式の搬送色信号をS
−VHS規格で映像信号記録装置に記録するために低域変
換し低域変換搬送色信号とする際に、その搬送色信号に
従来のバースト信号とは別に新たにパイロットバースト
信号を付加する。その周波数,レベル,バースト長,位
置,位相はS−VHS規格で定められている。特に重要と
なる位相は(R−Y)軸上あるいは−(R−Y)軸上で
水平期間毎には変化せず一定である。低域変換搬送色信
号をもとの搬送色信号に変換する際のAPCには、このパ
イロットバースト信号を用いることでAPCの応答を速く
できる。
以下図面を参照しながら、上述したパイロットバースト
信号を付加するための従来の映像信号記録装置の一例に
ついて説明する。
第2図は、従来の映像信号記録装置において搬送色信号
を低域変換搬送色信号に変換するブロック図を示すもの
である。
第2図において、23はBG(バーストゲート回路)、24は
位相比較器、25はLPF(低域通過フィルタ)、26はVCO
(電圧制御発振回路)、27はパルス発生回路、28はAFC
(自動周波数制御回路)、29,30は移相回路、31はスイ
ッチ手段、32,34は乗算器、33はBPF(帯域通過フィル
タ)、35は搬送色信号入力端子、36は水平同期信号入力
端子、37はビデオヘッド切替信号入力端子、38は低域変
換搬送色信号出力端子である。
以上のように構成された映像信号記録装置について以下
その動作について説明する。
まず、搬送色信号入力端子35に色副搬送波で変調された
PAL方式の搬送色信号を入力する。そして、水平同期信
号入力端子36に入力した水平同期信号をパルス発生回路
27に入力しバーストゲートパルスを発生させる。そのバ
ーストゲートパルスをBG23に入力し、搬送色信号からバ
ースト信号を抜き出す。そのバースト信号の位相とVCO2
6の出力信号の位相とを位相比較器24で比較し、その比
較出力をLPF25に入力して積分する。積分した信号をVCO
26に入力し、LPF25の出力に応じた周波数で発振する出
力信号を得る。位相比較器24,LPF25,VCO26で構成した部
分はPLL(hase ocked oop)回路であり、VCO26の
出力は搬送色信号入力端子35に入力する搬送色信号の色
副搬送波に位相同期した連続波である。VCO26の出力を
移相回路30に入力し、上述したように(R−Y)軸ある
いは−(R−Y)軸に位相を変えスイッチ手段31に入力
する。スイッチ手段31のもう一方の入力は、入力端子35
からの搬送色信号である。このスイッチ手段31をスイッ
チするための制御信号はパルス発生回路27で発生させ、
S−VHS規格で定められた期間中だけ移相回路30の出力
にすげ替える。これにより、パイロットバースト信号を
付加する。一方、水平同期信号をAFC28に入力し、まず
水平同期信号周波数fH(=15.625kHz)をVHS規格で定め
られたように(40+1/8)逓倍し低域変換色副搬送波
(周波数fSL≒627kHz)を得,更にPS(hase hift)
処理をするために4逓倍する。結局AFC28の4つの出力
信号の周波数は同じfSLで、それぞれ位相が90度ずつ異
なる信号である。この4つの信号とビデオヘッド切替信
号入力端子37に入力するビデオヘッド切り替え信号と水
平同期信号とを移相回路29に入力し、その出力としてPS
処理をした低域変換色副搬送波を得る。この低域変換色
副搬送波とVCO26の出力を乗算器32に入力する。この乗
算器32はすなわち周波数変換器の役割をし、その出力は
搬送色信号を低域変換するためのローカル周波数信号で
ある。そのローカル周波数信号をBPF33に入力し、必要
とするローカル周波数成分だけを抜き出す。そのBPF33
の出力とスイッチ手段31の出力を乗算器34に入力し、そ
の出力としてパイロットバースト信号を付加した低域変
換搬送色信号を得られる。
発明か解決しようとする課題 しかしながらこのような従来の映像信号記録装置では、
搬送色信号入力端子35に入力する搬送色信号の色副搬送
波とVCO26の出力信号の位相は同期がとれているのであ
るが、移相回路30およびスイッチ手段31で遅延が発生す
るのでその補償をしなければならない。しかし、色副搬
送波周波数f SC(=4.43MHz)が高いために、例えば60n
secの遅延で約90度の位相ずれが生じてしまう。つま
り、実際の回路を構成する素子のバラツキも含めて考え
ると、遅延の補償は非常に困難になるという課題を有し
ていた。
本発明は上記課題に鑑み、素子のバラツキの影響をほと
んど受けることなく、必要とする位相のパイロットバー
スト信号を付加することができる映像信号記録装置を提
供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するため本発明の映像信号記録装置
は、色副搬送波で変調されたPAL方式の搬送色信号を第
1の色差信号と第2の色差信号に復調する復調器と、水
平同期信号から所定のタイミングでパルスを発生するパ
ルス発生回路と、前記復調器の出力である第2の色差信
号と固定値とを前記パルス発生回路の出力パルスで切り
換えるスイッチ手段と、前記スイッチ手段の出力と前記
復調器の出力である第1の色差信号とを低域変換搬送色
信号に変調する変調器を備えたものである。
作 用 本発明は上記した構成により、搬送色信号をもともと位
相成分がない2つの色差信号に復調し、パイロットバー
スト信号はその2つの色差信号の一方に付加するので位
相ずれを生じない。
実施例 以下本発明の一実施例の映像信号記録装置について、図
面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の実施例における映像信号記録装置にお
いて搬送色信号を低域変換搬送色信号に変換するブロッ
ク図を示すものである。
第1図において1,3,11,12は乗算器、2,4,39はLPF、5は
BG、6はVCO、7,14,15は移相回路、8はスイッチ手段、
9は固定値入力端子、10はパルス発生回路、13は加算
器、16はAFC、17は復調器、18は変調器、19は搬送信号
入力端子、20は水平同期信号入力端子、21はビデオヘッ
ド切換信号入力端子、22は低域変換搬送色信号出力端
子、40は低域変換色副搬送波発生回路である。
以上のように構成された映像信号記録装置について、以
下その動作を説明する。
まず、搬送色信号入力端子19に色副搬送波で変調された
PAL方式の搬送色信号を入力する。この搬送色信号とVCO
6の出力とを乗算器1で乗算する。その乗算器1の出力
をLPF2で濾波すると、その出力として色差信号である
(B−Y)信号が得られる。同様に、入力端子19からの
搬送色信号と移相回路7の出力とを乗算器3で乗算し、
LPF4で濾波すると(R−Y)信号が得られる。その(R
−Y)信号をBG5に入力してバースト信号を抜き出す。
そのバースト信号をLPF39で積分してVCO6に入力し、連
続波を得て移相回路7で位相を+90度ずらす。乗算器3,
LPF4,BG5,LPF39,VCO6,移相回路7で構成するループはAP
C回路であり、乗算器3が位相比較器の役割を果たし、
移相回路7の出力には色副搬送波に位相同期した連続波
が得られる。ここで、LPF4の出力である(R−Y)信号
は1水平期間毎に180度ずつ位相が変化しているので、
バースト信号の(R−Y)軸成分も当然1水平期間毎に
180度ずつ位相が変化しているが、APC回路の応答は十分
に遅いのでバースト信号の(R−Y)軸成分の平均値で
ある0にAPC回路は収束する。次にスイッチ手段8に
は、固定値入力端子9に入力するS−VHS規格で定めら
れたバーストレベルに相当する固定値とLPF4の出力であ
る(R−Y)信号とを入力し、パルス発生回路10の出力
するパルスにより切り替える。例えば、パルスがロウレ
ベルのときは(R−Y)信号に、ハイレベルのときには
固定値に切り替える。また、水平同期信号入力端子20に
入力する水平同期信号をパルス発生回路10に入力し、パ
イロットバースト信号をS−VHS規格で定められた位置
及びバースト長に付加するようなパルス、すなわち前記
したようなスイッチ手段8の切り替え方をするとした
ら、パイロットバースト信号を付加する期間だけハイレ
ベル、それ以外ではロウレベルとなるような2値のパル
スを発生させる。一方、第2図の従来例と同様に水平同
期信号とビデオヘッド切り替え信号からAFC16と移相回
路15により、PS処理をした低域変換色副搬送波を得る。
この低域変換色副搬送波を移相回路14に入力して+90度
位相を変化させ、この移相回路14を出力とLPF2の出力で
ある(B−Y)信号とを乗算器11で乗算する。また、移
相回路15の出力とスイッチ手段8の出力であるパイロッ
トバースト信号を付加した(R−Y)信号とを乗算器12
で乗算し、乗算器12の出力と乗算器11の出力とを加算器
13で加算する。その加算器13の出力はパイロットバース
ト信号を付加した低域変換搬送色信号である。
波線で囲んだ部分17,18,40はそれぞれ復調器,変調器,
低域変換色副搬送波発生回路である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、復調器により色副搬送波
で変調されたPAL方式の搬送色信号を第1の色差信号
(B−Y信号)と第2の色差信号(R−Y信号)に復調
し、パルス発生回路により水平同期信号から所定のタイ
ミングでパルスを発生し、スイッチ手段により第2の色
差信号と固定値とをパルス発生回路の出力パルスで切り
替え、かつ、変調器によりスイッチ手段の出力と第1の
色差信号を低域変換搬送色信号に変調する構成としたこ
とにより、パリロットバースト信号をもともと位相成分
がない色差信号に付加するので、位相ずれを生じず、S
−VHS規格で定められた所定の位相のパイロットバース
ト信号を容易に、且つ実際の回路を構成する素子のバラ
ツキに影響されることなく正確に付加することが可能と
なり、工業的価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の映像信号記録装置における
搬送色信号を低域変換搬送色信号に変換するブロック
図、第2図は従来の映像信号記録装置における搬送色信
号を低域変換搬送色信号に変換するブロック図である。 1,3,11,12……乗算器、2,4,39……LPF、5……BG、6…
…VCO、7,14,16……移相回路、8……スイッチ手段、9
……固定値入力端子、10……パルス発生回路、13……加
算器、15……AFC、17……復調器、18……変調器、19…
…搬送色信号入力端子、20……水平同期信号入力端子、
21……ビデオヘッド切り替え信号入力端子、22……低域
変換搬送色信号出力端子、40……低域変換副搬送波発生
回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色副搬送波で変調されたPAL方式の搬送色
    信号を第1の色差信号と第2の色差信号に復調する復調
    器と、 水平同期信号から所定のタイミングでパルスを発生する
    パルス発生回路と、 前記復調器の出力である第2の色差信号と固定値とを前
    記パルス発生回路の出力パルスで切り換えるスイッチ手
    段と、 前記スイッチ手段の出力と前記復調器の出力である第1
    の色差信号とを低域変換搬送色信号に変調する変調器と
    を備えたことを特徴とする映像信号記録装置。
  2. 【請求項2】変調器は、水平同期信号の周波数を逓倍す
    る自動周波数制御回路と、 前記自動周波数制御回路の出力の位相を変え第2の出力
    とする第1の移相回路と、 前記第1の移相回路の出力位相を90度ずらし第1の出力
    とする第2の移相回路と、 第1の色差信号と前記第1の出力とを乗算する第1の乗
    算器と、 前記スイッチ手段の出力と前記第2の出力とを乗算する
    第2の乗算器と、 前記第1の乗算器の出力と前記第2の乗算器の出力とを
    加算し出力とする加算器とを備えたことを特徴とする請
    求項1に記載の映像信号記録装置。
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JPS6340495A (ja) * 1987-04-15 1988-02-20 Canon Inc ビデオシステム

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