JPH0752647Y2 - コンパクト容器 - Google Patents

コンパクト容器

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JPH0752647Y2
JPH0752647Y2 JP5192090U JP5192090U JPH0752647Y2 JP H0752647 Y2 JPH0752647 Y2 JP H0752647Y2 JP 5192090 U JP5192090 U JP 5192090U JP 5192090 U JP5192090 U JP 5192090U JP H0752647 Y2 JPH0752647 Y2 JP H0752647Y2
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JP
Japan
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lid
opening edge
inner lid
container
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JP5192090U
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JPH0410807U (ja
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和夫 鈴木
一男 鈴木
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Kose Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Kose Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は化粧用のコンパクト容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、化粧用のコンパクト容器で化粧料の収容皿に中蓋
を設けたものは多数存在し、例えば、実開昭62-184810
号公報、実開昭62-184811号公報、実開平1-79407号公
報、実開平1-108207号公報に記載されたものがある。
これら各公報の中でも実開昭62-184810号公報及び実開
昭62-184811号公報に記載されたコンパクト容器は中蓋
を化粧料収容皿上に載置し、収容皿周縁と中皿周縁に設
けた凹凸条の係合により密閉する構造である。
また、実開平1-79407号公報に記載されたコンパクト容
器は、化粧料収容皿の周縁に容器本体上面より突出した
第1周壁を立設し、この周壁に外嵌する第2周壁を中蓋
の周囲に垂設し、第2周壁を第1周壁に外嵌することで
化粧料収容皿を中蓋で密封した構造である。
さらに、実開平1-108207号公報に記載されたコンパクト
容器は、中蓋の周囲にパッキンを設け、このパッキンと
ともに中蓋を化粧料収容皿の開口縁に嵌合して密閉する
構造である。
そして、いずれも化粧料収容皿を中蓋で閉鎖しているの
で、化粧料の乾燥を防ぎ、また、化粧料中の香料の揮散
を防ぐことができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、実開昭62-184810号公報及び実開昭62-184811号
公報に記載されたコンパクト容器は、単に中蓋を化粧料
収容皿上に載置し、凹凸条の係合により密閉する構造の
ため、密封性が確実とはいいがたい。
また、実開平1-79407号公報に記載されたコンパクト容
器は、中蓋の第2周壁を第1周壁に外嵌する際、位置合
わせを正確にしなければならないなど操作が必ずしも容
易ではない。
さらに、実開平1-108207号公報に記載されたコンパクト
容器では、気密性を高めるためパッキンを化粧料収容皿
の開口縁にきつく嵌合する必要があるが、そのようにす
ると、中蓋の着脱が容易ではなくなる。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、中蓋によ
る化粧料収容皿の密封性、中蓋の装着の容易性を兼ね備
えたコンパクト容器とすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は蓋体10を開閉自在に装着した容器本体1内に化
粧料の収容皿20を設け、この収容皿20の内側上部に内向
きフランジ22を設け、この内向きフランジ22の内縁を開
口縁23とし、そして、この開口縁23を閉鎖する中蓋35を
設け、この中蓋35は、可撓性を有する合成樹脂で形成
し、さらに、この中蓋35には、前記開口縁23に嵌入され
る筒状部36を設け、この筒状部36は、前記開口縁23の口
径より僅かに大径に形成すると共に、下端部に可撓性を
有する蓋板37を張設し、前記筒状部36の上部には、前記
内向きフランジ22の上面に当接するフランジ39を設けて
コンパクト容器とした。
〔作用〕
本考案は、収容皿20の内向きフランジ22の上面に、中蓋
35のフランジ39を重ね、中蓋35の蓋板37の中央部を、指
先で下方に押圧すると、蓋板37は、中央部が下方に押し
下げられて湾曲する。
そうすると、中蓋35の筒状部36は、蓋板37により内側に
引っ張られて、筒状部36の下部は径が縮小される。それ
と同時に、前記筒状部36は下方にも引っ張られて、前記
収容皿20の開口縁23内に第4図に示すように嵌入され
る。装着後は湾曲していた蓋板37が元に戻り、筒状部36
もその径が拡大する方向に変位するため、収容皿20の開
口縁23は中蓋35により密閉される。
〔実施例〕
第1図ないし第4図は、本考案の一実施例の説明用の図
である。
この実施例は、底部2に側壁部4を立設して容器本体1
を形成してある。前記底部2には、貫通孔3を設けてあ
り、前記側壁部4の4つの隅部内面には、係止凹所5を
設けてある。また、側壁部4の前部には、蓋体10係止用
の図示しない係止部と、この係止を解除する押しボタン
6を設け、側壁部4の後部には、蝶番11を介して前記蓋
体10を連結してある。そして、この蓋体10には、前記図
示しない係止部に係脱する係合片12が設けられ、さら
に、蓋体10の内面に鏡13が設けてある。
前記容器本体1内には、ポリプロピレンで形成した化粧
料の収容皿20を嵌入してあり、この収容皿20の側壁21の
上部には、前記容器本体1の側壁部4に当接する肉厚の
嵌合部29が設けてある。また、この側壁21の4つの角部
には、前記容器本体1の係合凹所5に係合する係止片30
が設けてある。また、側壁21の上端部には、外向きフラ
ンジ27が設けてあり、この外向きフランジ27は、前記容
器本体1の側壁部4の上縁に載置されるものである。さ
らに、前記外向きフランジ27の上面には、上向き環状突
部28が設けてある。
そして、前記収容皿20の内側上部には、内向きフランジ
22を設け、この内向きフランジ22の内縁にフランジ22の
上下に突出したリング状部材24を連設して開口縁23を形
成している。さらに、前記収容皿20の外向きフランジ27
の1側部には、蝶番の働きをする中蓋連結片41を介し
て、前記開口縁23を閉鎖する中蓋35が設けてある。
この中蓋35は前記収容皿20と一体に形成された可撓性を
有するポリプロピレン製であり、そして、この中蓋35に
は、前記収容皿20の開口縁23に嵌入される筒状部36を設
けてある。
この筒状部36は、前記開口縁23の口径より僅かに大径に
形成すると共に、下端部に可撓性を有する蓋板37を張設
してある。また、前記筒状部36の上部には、前記収容皿
20の内向きフランジ22の上面に当接するフランジ39を設
け、このフランジ39の一側部には、前記中蓋連結片41が
連設されている。さらに、このフランジ39には、前記収
容皿20の内向きフランジ22の上面に当接する下向き環状
突部40が設けてあり、このフランジ39の他側部には、上
方に突出するつまみ片42が設けてある。
そして、前記〔作用〕の項で述べたように、中蓋35の蓋
板37の中央部を下方に押圧することで、筒状部36の下部
の径が縮小されて収容皿20の開口縁23内に嵌入され、前
記開口縁23は、中蓋35により密閉される。このとき、フ
ランジ22の上面に当接する下向き環状突部40と筒状部36
との間にフランジ22の内縁に上方に突出したリング状部
材24が嵌入して、密閉性を高める。
なお、前記中蓋35は、前記収容皿20と別体に形成するこ
とも可能である。
また、前記中蓋35は可撓性を持たせるものであるので、
当然のこととして薄く形成するものであり、収容皿20を
中蓋35で確実に密閉するものでありながら、軽量で小型
に形成できる。
〔考案の効果〕
本考案は収容皿20の開口縁23を閉鎖する中蓋35を、可撓
性を有する合成樹脂で形成し、そして、前記開口縁23に
嵌入され筒状部36を、前記開口縁23の口径より僅かに大
径に形成すると共に、下端部に可撓性を有する蓋板37を
張設したので、蓋板37を湾曲させて、前記筒状部36の端
部を内側に引き寄せ、前記筒状部36の径を縮小させて前
記開口縁23に押し込むことだけで、簡単に収容皿20の開
口縁23に嵌合でき、開口縁23に対する位置決めを正確に
するまでもなく中蓋の装着操作をすることができる。
しかも、装着後は湾曲していた蓋板37が元に戻り、筒状
部36もその径が拡大する方向に変位するため、収容皿20
の開口縁23は中蓋35により確実に密閉できる。
以上の結果、密封性の良さと操作性の良さを兼ね備えた
コンパクト容器とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の容器本体と蓋体の斜視図、
第2図はその収容皿と中蓋の開放状態の斜視図、第3図
は第2図の断面図、第4図は第2図における閉蓋状態の
断面図である。 1……容器本体、10……蓋体 20……収容皿、22……内向きフランジ 23……開口縁、35……中蓋 36……筒状部、37……蓋板 39……フランジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋体10を開閉自在に装着した容器本体1内
    に化粧料の収容皿20を設け、この収容皿20の内側上部に
    内向きフランジ22を設け、この内向きフランジ22の内縁
    を開口縁23とし、そして、この開口縁23を閉鎖する中蓋
    35を設け、この中蓋35は、可撓性を有する合成樹脂で形
    成し、さらに、この中蓋35には、前記開口縁23に嵌入さ
    れる筒状部36を設け、この筒状部36は、前記開口縁23の
    口径より僅かに大径に形成すると共に、端部に可撓性を
    有する蓋板37を張設し、前記筒状部36の上部には、前記
    内向きフランジ22の上面に当接するフランジ39を設けた
    コンパクト容器。
JP5192090U 1990-05-18 1990-05-18 コンパクト容器 Expired - Fee Related JPH0752647Y2 (ja)

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JP5192090U JPH0752647Y2 (ja) 1990-05-18 1990-05-18 コンパクト容器

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JPH0410807U JPH0410807U (ja) 1992-01-29
JPH0752647Y2 true JPH0752647Y2 (ja) 1995-12-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010166958A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Key Tranding Co Ltd 化粧料容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010166958A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Key Tranding Co Ltd 化粧料容器

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Publication number Publication date
JPH0410807U (ja) 1992-01-29

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