JPH0752608Y2 - 材料試験機 - Google Patents

材料試験機

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JPH0752608Y2
JPH0752608Y2 JP11856486U JP11856486U JPH0752608Y2 JP H0752608 Y2 JPH0752608 Y2 JP H0752608Y2 JP 11856486 U JP11856486 U JP 11856486U JP 11856486 U JP11856486 U JP 11856486U JP H0752608 Y2 JPH0752608 Y2 JP H0752608Y2
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JP
Japan
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hydraulic
pressure
valve
servo valve
electro
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JP11856486U
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宗貞 相馬
親秀 小泉
祥三 永谷
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電気油圧式の材料試験機に関する。
[従来の技術] 従来におけるこの種の材料試験機としては、第2図に示
すようなものがある。すなわち、油圧式の万能試験機
で、この試験機50は試験片に負荷を与えるアクチュエー
タとして単動形液圧シリンダ51を備え、この液圧シリン
ダ51と液圧源52との間に電気油圧式サーボ弁53が介設さ
れているのである。液圧源であるポンプ52からの液圧
は、フィルタ55と電気油圧式サーボ弁53を介して液圧シ
リンダ51内に導かれラム56を伸長させる。このラム56の
伸長速度は電気油圧式サーボ弁53によって制御されつつ
図示しないチャックに把持された試験片に負荷がかけら
れるのである。この負荷は計力機57によって計測され表
示される。また、図示例では液圧シリンダ51と液圧源52
との間には電気油圧式サーボ弁53と並列的に手動弁54が
設置されている。試験終了後ラム56を復帰させるとき
は、液圧シリンダ51内の液が電気油圧式サーボ弁53又は
手動弁54のいずれかを介してタンク58に還流される。こ
の場合流量の大きい手動弁54を通して還流させると、ラ
ム56を迅速に復帰させることができる。なお、59はリリ
ーフ弁である。
[考案が解決しょうとする問題点] この油圧式の材料試験機においては、液圧源であるポン
プ52からの液圧としては、通常210kgf/cm2程度の高液圧
が使用される。他方電気油圧式サーボ弁の作動圧は通常
140kgf/cm2に設定されている。したがって210kgf/cm2
140kgf/cm2=70kgf/cm2の弁圧力降下が発生しているの
である。この差圧が熱エネルギーに変換され、油が加熱
される。この発熱は大きく液圧回路も加熱されて、液圧
全体が高温となる。そのために従来は、いわゆるオイル
クーラを設置する必要があった。
この考案は、このようなオイルクーラの設置を不要とし
て省エネルギー化した材料試験機を提供することを目的
とするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するため本考案は次のような構成を採
用した。
すなわち、本考案にかかる材料試験機は、試験片に負荷
を与える負荷手段として単動液圧シリンダと、この単動
液圧シリンダと液圧発生源とを結ぶ液路に電気油圧式サ
ーボ弁とを設けるとともに、この電気油圧式サーボ弁の
前後の液圧によって作動する圧力調整リリーフ弁をこの
電気油圧式サーボ弁と前記液圧発生源との間に介設し、
この電気油圧式サーボ弁の前後の差圧が予め設定した値
より大きくならないように構成されたことを特徴として
いる。
[作用] 液圧源からの液圧(ポンプ圧)が液圧シリンダの負荷圧
に応じて昇降するように構成した液圧回路により電気油
圧式サーボ弁が駆動される。したがって70kgf/cm2とい
う弁圧力降下は発生せず熱エネルギーへの変換も少な
い。
[実施例] 第1図は本考案の1実施例をあらわすもので、この材料
試験機1は、試験機本体のテーブル2が単動式液圧シリ
ンダ(以下、単に「シリンダ」と呼ぶ)3のラム4に取
り付けられている。
シリンダ3のシリンダ室3aには、電気油圧式サーボ弁5
のポートCに接続された液圧配管7aが接続されている。
電気油圧式サーボ弁5は3位置3ポートの制御弁であ
り、ポートAには油圧ポンプ9がフィルタ10を介して接
続され、ポートBは圧力調整リリーフ弁12を介してタン
ク13と接続されている。また、シリンダ3の中間部は配
管7bによりポンプ9からの配管7dに接続されるととも
に、圧力調整リリーフ弁15を介してタンク13に接続さ
れ、配管7aはリリーフ弁17を介してタンク13に接続され
ている。なお、シリンダ3の出力は計力機18によって検
出される。
この考案の特徴は、圧力調整リリーフ弁15が介設されて
いる点である。すなわち、この圧力調整リリーフ弁15は
単なる液路の安全弁として機能するのみでなく、電気油
圧式サーボ弁における弁圧力降下を所定値以下にし、液
圧シリンダ3の負荷圧に応じて前記液圧発生源からの液
圧を昇降させる液圧回路を構成しているのである。図示
例から明らかなように、電気油圧式サーボ弁5の前後の
液路の液圧が作用していて所定差圧以上になるとその回
路の液圧を逃がして差圧を所定圧に維持するのである。
すなわち、圧力調整リリーフ弁15は、電気油圧式サーボ
弁5のポートAが液路7a,7dに接続されて液圧シリンダ
3を伸長させ試験を行う場合の圧力調整を行うもので、
破線で示すように液路7aと7dの液圧が作用されるように
回路が構成されていて、具体的にはテーブル2ラム4な
どの重量分に相当する差圧を維持するよう機能する。こ
の差圧は圧力調整としての設定圧(バネ圧)によって設
定される。したがって、テーブル2とラム4などの重量
分を例えば5kgf/cm2として設定した場合、試験のためポ
ンプ9を作動させて液圧を発生させ液圧シリンダ3を伸
長させていくとき、液路7aと7dの差圧は常に5kgf/cm2
維持されることになる。そのため液路7dが液路7aより常
に5kgf/cm2高圧となり、その状態の下で電気油圧式サー
ボ弁5が作動させることになる。そのため、弁圧力降下
は従来の70kgf/cm2ではなく、熱エネルギーへの変換も
少なくなる。なお、図面において圧力調整リリーフ弁12
も圧力調整リリーフ弁15と同様である。また、15aはゲ
イン調整部である。
シリンダ室3aと電気油圧式サーボ弁5とを結ぶ配管7aの
中間部は、ラム復帰専用弁20を有するバイパス7fを介し
てタンク13に接続されている。このラム復帰専用弁20
は、単動シリンダ3のラム4を急速に復帰させるための
もので、この弁が開放されると、テーブル2の自重によ
り発生する圧力(例えば1〜5kgf/cm2程度)を一次圧と
してシリンダ室3a内の液がタンク13に戻ることになる。
図示例ではラム復帰専用弁20が電磁弁として構成されて
いるが、このほかに各種の開放弁を採用することができ
る。
この材料試験機1の使用に際して、ポンプ9からの圧液
が配管7aに供給される負荷側に電気油圧式サーボ弁5を
切り換えると、圧液がシリンダ室3a内に供給されるの
で、ラム4が上昇し、テーブル2上の試験片に負荷が加
えられる。この時の負荷の大きさは計力機18によって検
出される。電気油圧式サーボ弁5を中立位置に切り換え
るとその負荷状態が維持される。
また、このサーボ弁5を開放側に切り換えると、シリン
ダ室3a内の圧液が配管7a,7eを通って少量づつタンク13
へ排出されるので、ラム4はゆっくりと復帰する。この
ように電気油圧式サーボ弁5を経由する回路だけではラ
ム4の復帰速度が遅くなるが、この材料試験機1にはラ
ム復帰専用弁20が設けられているので、復帰時にこの弁
20を開放側に切り換えれば、シリンダ室3a内の圧液を急
速に抜くことができ、したがってラム4を迅速に復帰さ
せることができるのである。
この材料試験機1は、試験時に単一の電気油圧式サーボ
弁5を通してアクチュエータである単動シリンダ3に圧
液を制御しながら供給する。
また、電気油圧式サーボ弁5は負荷制御性能により決定
されるもので、従来の手動弁スプールに較べてはるかに
小径のものでよい(例えば従来品の手動弁のスプール径
がφ16mm以上であるのに対し、このサーボ弁5のスプー
ル径は約φ8mm程度でよい)ので、装置的にコンパクト
なものとすることができる。なお、この電気油圧式サー
ボ弁5は、3方路弁として構成されているが、この点も
新規な事項である。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案にかかる材料試
験機は、圧力調整リリーフ弁の介設によって電気油圧式
サーボ弁における弁圧力降下を所定値以下にし、液圧シ
リンダの負荷圧に応じて昇降する液圧を用いて電気油圧
式サーボ弁を駆動するので、大きな弁圧力降下がなく、
熱エネルギー変換が少なく、オイルクーラの設置を不要
とする。そして従来のものに較べてエネルギー消費量を
少なくすることができるようになった。この材料試験機
を引張、圧縮、曲げ等の各試験機に応用することができ
ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例をあらわす構成説明図、第2
図は従来品の説明図である。 1…材料試験機、2…テーブル 3…単動シリンダ、4…ラム 5…電気油圧式サーボ弁 12,15…圧力調整リリーフ弁 20…ラム復帰専用弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】試験片に負荷を与える負荷手段として単動
    液圧シリンダと、この単動液圧シリンダと液圧発生源と
    を結ぶ液路に電気油圧式サーボ弁とを設けるとともに、
    この電気油圧式サーボ弁の前後の液圧によって作動する
    圧力調整リリーフ弁をこの電気油圧式サーボ弁と前記液
    圧発生源との間に介設し、この電気油圧式サーボ弁の前
    後の差圧が予め設定した値より大きくならないように構
    成されたことを特徴とする材料試験機。
JP11856486U 1986-07-31 1986-07-31 材料試験機 Expired - Lifetime JPH0752608Y2 (ja)

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JP11856486U JPH0752608Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31 材料試験機

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JP11856486U JPH0752608Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31 材料試験機

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Publication Number Publication Date
JPS6325352U JPS6325352U (ja) 1988-02-19
JPH0752608Y2 true JPH0752608Y2 (ja) 1995-11-29

Family

ID=31005134

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JP11856486U Expired - Lifetime JPH0752608Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31 材料試験機

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JP4992732B2 (ja) * 2008-01-17 2012-08-08 株式会社島津製作所 試験機

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JPS6325352U (ja) 1988-02-19

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