JP2749320B2 - 油圧駆動装置 - Google Patents

油圧駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は油圧シヨベル、油圧式クレーン等の油圧機械
に備えられ、1つの主油圧源で同時に複数のアクチユエ
ータを駆動することができる油圧駆動装置に関する。
〈従来の技術〉 第5図は従来の油圧駆動装置の一例を示す回路図であ
る。この油圧駆動装置は、主油圧源である可変容量油圧
ポンプ1に対して複数のアクチユエータ、例えば油圧シ
リンダ2、3を備えており、油圧ポンプ1と油圧シリン
ダ2との間に、この油圧シリンダ2に供給される圧油の
流れを制御する方向制御弁4を設け、油圧ポンプ1と油
圧シリンダ3との間に、この油圧シリンダ3に供給され
る圧油の流れを制御する方向制御弁5を設けてある。そ
して、油圧ポンプ1と方向制御弁4との間に、油圧ポン
プ1と方向制御弁5との間のそれぞれに、これらの方向
制御弁4、5に導かれる圧油の圧力が一定圧となるよう
に補償する弁体、すなわち圧力補償弁6、7を設けてあ
る。また、これらの圧力補償弁6、7の一方の駆動部
に、これらの圧力補償弁6、7を開くように作動させる
所定力を付与する付勢手段、すなわちばね8、9を設け
てある。さらに、油圧ポンプ1の押しのけ容積を制御す
る制御用アクチユエータ10と、この制御用アクチユエー
タ10の駆動を制御する流量調整弁11とを設けてある。流
量調整弁11のパイロツト室は油圧ポンプ1の吐出管路13
に管路14を介して連絡され、この流量調整弁11のばね室
は各方向制御弁4、5に接続される管路に連絡するシヤ
トル弁15に管路16を介して連絡されている。なお、常に
油圧ポンプ1から吐出される圧油の圧力が油圧シリンダ
2、3の駆動に伴つて生じる負荷圧のうちの最高負荷圧
よりも大きくなるように設定されている。
このように構成される油圧駆動装置にあつては、方向
制御弁4、5の切換えに伴つて油圧ポンプ1から油圧シ
リンダ2、3に圧油が供給され、それぞれの油圧シリン
ダ2、3の単独の伸縮動作、あるいは複合した伸縮動作
をおこなえるようになつている。
なお、この種の公知技術として、特開昭60-11706号公
報に記載のものがある。
〈発明が解決しようとする課題〉 上述した油圧駆動装置にあつて、仮に油圧シリンダ3
は高圧が供給されることによつて駆動する高圧アクチユ
エータ、油圧シリンダ2は低圧が供給されることによつ
て駆動する低圧アクチユエータであるものとする。これ
らの油圧シリンダ2、3を同時に操作(複合操作)させ
るために方向制御弁4、5を切換えたとき、油圧ポンプ
1の最大流量が比較的少なく、この最大流量に比べて方
向制御弁4、5の要求流量が大きい場合には、低圧側の
方向制御弁4の通過損失が少なく油圧ポンプ1の吐出圧
が低下し、圧力補償弁6の下流側の圧力がこの圧力補償
弁6の作動圧に達せず、圧力補償弁6が全開したままと
なつて油圧シリンダ2側に供給されるポンプ流量の制限
を実施しない事態を生じる。この結果、高圧アクチユエ
ータである油圧シリンダ3を駆動する駆動圧が発生せ
ず、この油圧シリンダ3の作動が不能となる。このよう
な場合には、複合操作の実現のために、方向制御弁4の
ストロークをオペレータが手動調整してこの方向制御弁
4の開口量を小さくする操作が必要となる。このよう
に、従来の油圧駆動装置にあつては煩雑な方向制御弁の
手動調整操作を要し、複合操作の操作性が低下しやす
い。このことは、油圧ポンプ1によつて駆動されるアク
チユエータの数が多くなる程顕著である。
本発明は、上記した従来技術における実情に鑑みてな
されたもので、その目的は、高圧アクチユエータと低圧
アクチユエータの複合操作を、煩雑な方向制御弁の手動
調整操作を要することなくおこなうことができる油圧駆
動装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 この目的を達成するために、本発明は、主油圧源と、
この主油圧源から供給される圧油によつて駆動する複数
のアクチユエータと、主油圧源とアクチユエータのそれ
ぞれとの間に介設され、主油圧源から供給される圧油の
流れを制御する方向制御弁と、これらの方向制御弁に導
かれる圧油の圧力を補償する弁体とを備えた油圧駆動装
置において、上記主油圧源から供給される圧油の圧力
と、上記アクチユエータの駆動に伴つて生じる負荷圧の
うちの最高負荷圧との差圧の減少に応じて小さくなる制
御力を、上記弁体の上記負荷圧が付与される駆動部に与
える制御力付加手段を設け、この制御力付加手段が、主
油圧源から供給される圧油の圧力と最高負荷圧との差圧
を検出する差圧検出装置と、あらかじめ差圧と制御力と
の関数関係を設定する設定手段を有し該設定手段に基づ
いて上記差圧検出装置から出力される検出値に応じた制
御力を電気信号として出力する制御装置と、この制御装
置から出力される電気信号に基づいて弁体の負荷圧が付
与される駆動部に与えられる制御力を発生させる制御力
発生装置を含む構成にしてある。
〈作用〉 本発明は上記のように構成したことから、主油圧源か
ら供給される圧油の圧力と、アクチユエータの駆動に伴
つて生じる負荷圧のうちの最高負荷圧との差圧が減少し
たことが差圧検出装置で検出されたとき、すなわち、低
圧アクチユエータと高圧アクチユエータの複合操作に際
し、低圧アクチユエータ側に油圧ポンプから吐出される
圧油が流れて、この低圧アクチユエータに係る方向制御
弁に導かれる圧油の圧力を補償する弁体が全開したまま
となり、油圧ポンプの吐出圧が下がつた場合には、設定
手段で設定された関数関係に基づく制御力が電気信号と
して制御装置から出力され、その電気信号に応じて制御
力発生装置から該当する制御力を、すなわち、上述の差
圧の減少に応じて小さくなる制御力を上述の弁体の負荷
圧が付与される駆動部に与えることができ、これにより
当該弁体が駆動し、その開口量が小さく制限されて油圧
ポンプの吐出圧が高くなり、高圧アクチユエータ側に駆
動可能な圧を供給でき、何らオペレータによる方向制御
弁の手動調整操作を要することなく、所望の複合操作を
実現させることができる。また、設定手段における設定
を、作業の種類に応じて適宜変更すれば、その作業に最
適な方向制御弁の制御を、手動調整操作を要することな
く実施させることができる。
〈実施例〉 第1図は本発明の油圧駆動装置の第1の実施例を示す
回路図、第2図は第1図に示す第1の実施例に備えられ
る制御装置の設定手段で設定される関数関係を示す説明
図である。
第1図に示す第1の実施例は、前述した第5図に示す
従来の油圧駆動装置と同様に、主油圧源である可変容量
油圧ポンプ1と低圧アクチユエータである油圧シリンダ
2と、高圧アクチユエータである油圧シリンダ3と、油
圧シリンダ2、3に供給される圧油の流れを制御する方
向制御弁4、5と、これらの方向制御弁4、5に導かれ
る圧油の圧力を補償する弁体である圧力補償弁6、7
と、油圧ポンプ1の押しのけ容積を制御する制御用アク
チユエータ10と、この制御用アクチユエータ10の駆動を
制御する流量調整弁11と、油圧ポンプ1の吐出管路13と
流量調整弁11のパイロツト室とを連絡する管路14と、回
路の負荷圧が導かれるシヤトル弁15と流量調整弁11のば
ね室とを連絡する管路16とを備えている。
そして、この第1の実施例は、油圧ポンプ1から供給
される圧油の圧力PPと、油圧シリンダ2、3の駆動に伴
つて生じる負荷圧のうちの最高負荷圧PLSとの差圧PP‐P
LSの減少に応じて小さくなる制御力fcを弁体、すなわち
圧力補償弁6、7の負荷圧が付与される駆動部に与える
制御力付加手段20を設けてある。
この制御力付加手段20は、油圧ポンプ1の吐出管路13
と管路16との双方に連絡され、吐出管路13を介して導か
れる油圧ポンプ1の圧油の圧力PPと管路16を介して導か
れる最高負荷圧PLSとの差圧を検出し、その検出値を電
気信号として出力する差圧検出装置21と、この差圧検出
装置21から出力される検出値に応じた制御力fcを信号と
して出力する制御装置22と、この制御装置22から出力さ
れる電気信号に基づいて圧力補償弁6、7の負荷圧が付
与される駆動部に与えられる制御力fcを発生させる制御
力発生装置23とを含んでいる。上述した制御装置22は差
圧検出装置21から出力される信号を入力する入力部24
と、例えば第2図に示す差圧PP‐PLSと制御力fcとの関
数関係が設定される設定手段を含む記憶部25と、この入
力部24から入力された検出値、すなわち差圧PP‐PLS
基づいて記憶部25に含まれる設定手段の内容を読出し、
当該差圧に対応する制御力fcを求める演算部26と、この
演算部26で求めた制御力fcを電気信号として出力する出
力部27とを備えている。なお、記憶部25に含まれる設定
手段には、第2図に示す関数関係に限られず、作業の種
類に応じた複数の関数関係が設定可能になつている。
また、上述した制御力発生装置23は、例えばパイロツ
ト油圧源28と、圧力補償弁6、7のそれぞれの負荷圧P
L2、PL3が付与される駆動部の双方を連絡する管路29
と、この管路29とパイロツト油圧源28とを連絡する管路
30と、この管路30中に介設され、電気信号に応じて作動
して出力するパイロツト圧力を制御する電磁弁31とを備
えている。
なお、上述した制御装置22の記憶部25で設定される設
定手段の内容である第2図に例示した関数関係は、油圧
ポンプ1から吐出される圧油の圧力をPP、回路の最高負
荷圧をPLS、電磁弁31から供給される制御圧力による力
すなわち圧力補償弁6、7の負荷圧PL2、PL3が付与され
る駆動部にかかる制御力をfcとしたとき、 fc=α(PP‐PLS) (1) (αは比例定数、ただし作業の種類に応じて種々の値を
取り得る) となる関係、つまり差圧PP‐PLSが減少するに伴つて制
御力fcが小さくなる関係になつている。
このように構成した第1の実施例では、方向制御弁
4、5を個別に切換えることにより、油圧ポンプ1の圧
油が圧力補償弁6、方向制御弁4を介して、あるいは圧
力補償弁7、方向制御弁5を介して油圧シリンダ2、あ
るいは油圧シリンダ3に供給され、それぞれ単独操作を
実施できる。
そして、低圧アクチユエータである油圧シリンダ2と
高圧アクチユエータである油圧シリンダ3との複合操作
に際して、低圧アクチユエータである油圧シリンダ2に
油圧ポンプ1から吐出される圧油が流れ、圧力補償弁6
に前後差圧が立たずこの圧力補償弁6が全開状態のまま
となつて油圧ポンプ1から吐出される圧油の圧力が低下
し、差圧PP‐PLSが減少したときには、この差圧PP‐PLS
が差圧検出装置21で検出され、制御装置22の演算部26
で、 fc=α(PP‐PLS) が演算され、これにより制御力発生装置23の電磁弁31に
出力部27から駆動信号が出力され、この電磁弁31が駆動
し、パイロツト油圧源28から管路29にパイロツト圧が供
給され、すなわち制御力発生装置23及び管路29を介して
制御力fcが圧力補償弁6、7の負荷圧PL2、PL3が付与さ
れる駆動部の双方に与えられる。このとき、圧力補償弁
6に作用する力のつり合いから、 fc+aPL2=aPZ2 (2) (aは圧力補償弁6の各駆動部の受圧面積) となり、この(2)式から方向制御弁4の前後差圧によ
る力a(PZ2‐PL2)は、 a(PZ2‐PL2)=fc (3) となる。また、圧力補償弁7に作用する力のつり合いか
ら、 fc+aPL3=aPZ3 (4) (aは圧力補償弁7の各駆動部の受圧面積) となり、この(4)式から方向制御弁5の前後差圧によ
る力a(PZ3‐PL3)は、 a(PZ3‐PL3)=fc (5) となる。上記の(1)、(3)、(5)式から、 PZ2‐PL2 =PZ3‐PL3 =(α/a)(PP‐PLS) (6) が成立する。これにより、方向制御弁4、5のそれぞれ
の前後差圧が等しくなり、低圧アクチユエータである油
圧シリンダ2側のみに圧油がとられることがなく、高圧
アクチユエータである油圧シリンダ3側にも圧油が流
れ、これらの油圧シリンダ2、3の複合操作を実現でき
る。
このように構成してある第1の実施例にあつては、上
述したように低圧アクチユエータである油圧シリンダ2
側にのみ圧油が流れようとするときに、制御力付加手段
20を介して圧力補償弁6、7の駆動部に制御力fcが自動
的に与えられ、したがつて、オペレータは何ら方向制御
弁4、5の手動調整操作を要することなく油圧シリンダ
2、3の複合操作をおこなうことができ、優れた操作性
が得られる。
なお、設定手段で設定される前述した第2図に例示す
る関数関係は、作業の種類を考慮して変更できるように
なつており、したがつて第2図に示される傾きを有する
特性線には限られない。作業の種類に応じた特定の関数
関係に設定すれば、その作業に好適な方向制御弁4、5
の駆動制御を実現でき、これにより方向制御弁4、5で
制御される油圧シリンダ2、3の操作性が向上し、該当
する所望の作業を能率良く実施できる。
第3図は本発明の第2の実施例を示す回路図である。
この第2の実施例は、電気信号に応じて可変容量油圧ポ
ンプ1の押しのけ容積を制御する制御用アクチユエータ
32と、電気信号に応じて油圧ポンプ1から吐出される圧
油を所定圧に保持するアンロード弁33と、方向制御弁
4、5の駆動を指令する信号を出力する操作装置99と、
この操作装置99の信号に応じて制御用アクチユエータ3
2、アンロード弁33を駆動する信号、及び方向制御弁
4、5の駆動を制御する信号a1、a2、b1、b2を出力する
制御手段34とを備え、この制御手段34から出力される信
号により油圧ポンプ1の押しのけ容積と、油圧シリンダ
2、3の最大駆動圧と、方向制御弁4、5の切換量とを
制御する構成にしてある。なお、制御手段34には、方向
制御弁4の切換量に応じて変化するアンロード弁33の設
定圧力の関係と、方向制御弁5の切換量に応じて変化す
るアンロード弁33の設定圧力の関係と、方向制御弁4、
5の駆動を指令する信号と押しのけ容積との関係とが、
あらかじめ設定されている。その他の構成は、前述した
第1図に示す第1の実施例と同等である。この第3図に
示すように構成した第2の実施例では、アンロード弁33
の設定圧力の変化に伴つて差圧PP‐PLSに変動を生じる
ものの、この差圧PP‐PLSに応じた制御力fcが圧力補償
弁6、7の他方の駆動部に与えられるので、第1の実施
例と同様にして方向制御弁4、5の手動調整操作を要す
ることなく油圧シリンダ2、3の複合操作をおこなうこ
とができる。
また、第1の実施例と同様に、制御装置22の記憶部25
に含まれる設定手段で設定される関数関係を、作業の種
類に応じた特定の関数関係に設定すれば、その作業に好
適な方向制御弁4、5の駆動制御を実現でき、これによ
り方向制御弁4、5で制御される油圧シリンダ2、3の
操作性が向上し、該当する所望の作業を能率良く実施で
きる。
第4図は本発明の第3の実施例を示す回路図である。
この第4図の実施例は、圧力補償弁6、7のそれぞれの
負荷圧PL2、PL3が付与される駆動部に制御力fc1、fc2
与える制御力発生装置100、101が、制御装置22から出力
される電気信号に応じて作動する例えばプランジヤを有
する構成になつている。その他の構成は第3図に示す第
2の実施例と同等である。このように構成した第3の実
施例にあつては、圧力補償弁6、7の絞り量を制御装置
22から出力される電気信号に応じて異ならせることがで
き、この油圧駆動装置が備えられる油圧機械でおこなわ
れる作業の種類に応じて、適宜方向制御弁4、5の前後
差圧を異ならせることができる。その他の作用効果は前
述した第2の実施例と同様である。
なお、上記各実施例では、制御装置22の記憶部25に含
まれる設定手段で設定される関数関係を、第2図に示し
た関係、すなわち直線、折線となる関係にしたが、必要
に応じて曲線に設定してもよい。
また、上記では油圧シリンダ2、3を共に収縮させる
複合動作について述べたが、共に伸長させる複合動作、
一方が収縮し、他方が伸長する複合動作も同様にして実
現させることができる。
また、アクチユエータの数は2つに限られず、3つ以
上の場合にも上記と同様にして優れた複合動作を実現さ
せることができる。
〈発明の効果〉 本発明の油圧駆動装置は、以上のように構成してある
ことから、高圧アクチユエータと低圧アクチユエータの
複合操作を、煩雑な方向制御弁の手動調整操作を要する
ことなくおこなうことができ、従来に比べて操作性が向
上する効果がある。
また、制御力付加手段の設定手段における設定を作業
の種類を考慮して適宜変更することにより、その作業に
好適な方向制御弁の制御を実現でき、これにより方向制
御弁で制御されるアクチユエータの操作性が向上し、該
当する所望の作業を能率良く実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の油圧駆動装置の第1の実施例を示す回
路図、第2図は第1図に示す第1の実施例に備えられる
制御装置の設定手段で設定される関数関係を示す図、第
3図は本発明の第2の実施例を示す回路図、第4図は本
発明の第3の実施例を示す回路図、第5図は従来の油圧
駆動装置の一例を示す回路図である。 1……可変容量油圧ポンプ(主油圧源)、2、3……油
圧シリンダ、4、5……方向制御弁、6、7……圧力補
償弁、10……制御用アクチユエータ、11……流量調整
弁、20……制御力付加手段、21……差圧検出装置、22…
…制御装置、23、100、101……制御力発生装置、28、45
……パイロツト油圧源、29、30、49……管路、31……電
磁弁、32……制御用アクチユエータ、33……アンロード
弁、34……制御手段、48……絞り弁、47……可変絞り部
材、99……操作装置。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主油圧源と、この主油圧源から供給される
    圧油によつて駆動する複数のアクチユエータと、上記主
    油圧源と上記アクチユエータのそれぞれとの間に介設さ
    れ、主油圧源から供給される圧油の流れを制御する方向
    制御弁と、これらの方向制御弁に導かれる圧油の圧力を
    補償する弁体とを備えた油圧駆動装置において、 上記主油圧源から供給される圧油の圧力と、上記アクチ
    ユエータの駆動に伴つて生じる負荷圧のうちの最高負荷
    圧との差圧の減少に応じて小さくなる制御力を、上記弁
    体の上記負荷圧が付与される駆動部に与える制御力付加
    手段を設け、 この制御力付加手段が、主油圧源から供給される圧油の
    圧力と最高負荷圧との差圧を検出する差圧検出装置と、
    あらかじめ差圧と制御力との関数関係を設定する設定手
    段を有し該設定手段に基づいて上記差圧検出装置から出
    力される検出値に応じた制御力を電気信号として出力す
    る制御装置と、この制御装置から出力される電気信号に
    基づいて弁体の負荷圧が付与される駆動部に与えられる
    制御力を発生させる制御力発生装置を含むことを特徴と
    する油圧駆動装置。
  2. 【請求項2】主油圧源が可変容量油圧ポンプからなると
    ともにこの可変容量油圧ポンプの押しのけ容積を制御す
    る制御用アクチユエータと、上記可変容量油圧ポンプか
    ら吐出される圧油の圧力と最高負荷圧との差圧に応じて
    上記制御用アクチユエータの駆動を制御する流量調整弁
    とを備えたことを特徴とする請求項(1)記載の油圧駆
    動装置。
  3. 【請求項3】主油圧源が可変容量油圧ポンプからなると
    ともに、電気信号に応じて該可変容量油圧ポンプの押し
    のけ容積を制御する制御用アクチユエータと、電気信号
    に応じて上記可変容量油圧ポンプから吐出される圧油を
    所定圧に保持するアンロード弁と、これらの制御用アク
    チユエータ、アンロード弁、及び方向制御弁を駆動する
    電気信号を出力する制御手段と、この制御手段に方向制
    御弁の駆動を指令する信号を出力する操作装置とを備え
    たことを特徴とする請求項(1)記載の油圧駆動装置。
  4. 【請求項4】制御力発生装置を各弁体に対応して複数設
    けたことを特徴とする請求項(1)記載の油圧駆動装
    置。
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