JPH0752453A - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
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- JPH0752453A JPH0752453A JP20165893A JP20165893A JPH0752453A JP H0752453 A JPH0752453 A JP H0752453A JP 20165893 A JP20165893 A JP 20165893A JP 20165893 A JP20165893 A JP 20165893A JP H0752453 A JPH0752453 A JP H0752453A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】被走査体上での走査速度の変動によりコントラ
ストの低下を惹起することがなく、簡単な構成で高画質
な画像を容易に記録することを可能にする。 【構成】光ビームLを導出するHe−Neレーザ12
と、この光ビームLを画像信号に対応して変調する音響
光学変調器14と、前記変調された光ビームLを主走査
方向に変動する走査速度で感熱記録材料Sに走査させる
共振型光偏向器16と、前記走査速度の変動による感熱
記録材料S上での露光量の変動を補正するための露光量
補正用変調手段18とを備える。露光量補正用変調手段
18は、光ビームLの走査方向に長尺でかつ該光ビーム
Lの走査位置により透過率が変化する透過率分布フィル
タ23を備える。
ストの低下を惹起することがなく、簡単な構成で高画質
な画像を容易に記録することを可能にする。 【構成】光ビームLを導出するHe−Neレーザ12
と、この光ビームLを画像信号に対応して変調する音響
光学変調器14と、前記変調された光ビームLを主走査
方向に変動する走査速度で感熱記録材料Sに走査させる
共振型光偏向器16と、前記走査速度の変動による感熱
記録材料S上での露光量の変動を補正するための露光量
補正用変調手段18とを備える。露光量補正用変調手段
18は、光ビームLの走査方向に長尺でかつ該光ビーム
Lの走査位置により透過率が変化する透過率分布フィル
タ23を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ビーム偏向走査手段
として、例えば共振型光偏向器を備えた画像記録装置に
関する。
として、例えば共振型光偏向器を備えた画像記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】光ビーム発生手段から導出された光ビー
ムを、光ビーム偏向走査手段を介して被走査体上に走査
させることにより、所定の画像等を記録するように構成
された画像記録装置が広く使用されている。この種の画
像記録装置では、画像等の記録に際して、光ビーム発生
手段から導出される光ビームを画像信号に対応して変調
させる必要がある。
ムを、光ビーム偏向走査手段を介して被走査体上に走査
させることにより、所定の画像等を記録するように構成
された画像記録装置が広く使用されている。この種の画
像記録装置では、画像等の記録に際して、光ビーム発生
手段から導出される光ビームを画像信号に対応して変調
させる必要がある。
【0003】このため、光ビームの光路上に、例えば音
響光学変調器(AOM)が配設され、この音響光学変調
器内で回折された一次回折光の強度を、所定の画像信号
に基づいて変調された駆動信号に応じて変化させ、該変
調された一次回折光を被走査体上に照射するものが知ら
れている。一次回折光の強度が超音波のパワーに略比例
しており、この超音波のパワーを変調することにより、
一次回折光の変調が容易に遂行されるからである。
響光学変調器(AOM)が配設され、この音響光学変調
器内で回折された一次回折光の強度を、所定の画像信号
に基づいて変調された駆動信号に応じて変化させ、該変
調された一次回折光を被走査体上に照射するものが知ら
れている。一次回折光の強度が超音波のパワーに略比例
しており、この超音波のパワーを変調することにより、
一次回折光の変調が容易に遂行されるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記画像記
録装置に設けられている光ビーム偏向走査手段として、
例えば共振型光偏向器が使用される場合、被走査体上で
の光ビームの走査速度が変動しており、実際上、中央部
側で高速となる一方、両端部側で低速となる(図6参
照)。従って、被走査体上での露光量を光ビームの走査
速度に対応して変調する必要があり、通常、音響光学変
調器によりこの露光量補正用変調も行われている。
録装置に設けられている光ビーム偏向走査手段として、
例えば共振型光偏向器が使用される場合、被走査体上で
の光ビームの走査速度が変動しており、実際上、中央部
側で高速となる一方、両端部側で低速となる(図6参
照)。従って、被走査体上での露光量を光ビームの走査
速度に対応して変調する必要があり、通常、音響光学変
調器によりこの露光量補正用変調も行われている。
【0005】しかしながら、音響光学変調器からは、光
ビームの光路上に対しOFF時においても入射光量に比
例したフレア光が出力されている。このため、音響光学
変調器により画像変調と露光量補正用変調とが行われる
と、図7に示すように、フレア光に起因して一定のノイ
ズ出力P0が存在してしまう。従って、ON時の出力P
をS(signal)とし、フレア光によるノイズ出力
P0をN(noise)としたSN比が、被走査体の両
端部側で著しく低下してしまう。これにより、記録画像
のコントラストが低下し、画質の向上を図ることができ
ないという問題が指摘されている。
ビームの光路上に対しOFF時においても入射光量に比
例したフレア光が出力されている。このため、音響光学
変調器により画像変調と露光量補正用変調とが行われる
と、図7に示すように、フレア光に起因して一定のノイ
ズ出力P0が存在してしまう。従って、ON時の出力P
をS(signal)とし、フレア光によるノイズ出力
P0をN(noise)としたSN比が、被走査体の両
端部側で著しく低下してしまう。これにより、記録画像
のコントラストが低下し、画質の向上を図ることができ
ないという問題が指摘されている。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するための
ものであって、被走査体上での走査速度の変動によりコ
ントラストの低下を惹起することがなく、簡単な構成で
高画質な画像を容易に記録することが可能な画像記録装
置を提供することを目的とする。
ものであって、被走査体上での走査速度の変動によりコ
ントラストの低下を惹起することがなく、簡単な構成で
高画質な画像を容易に記録することが可能な画像記録装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、光ビーム発生手段から導出され変調手
段を介し画像信号に対応して変調された光ビームを、光
ビーム偏向走査手段を介して被走査体上に変動する走査
速度で走査させる画像記録装置であって、前記走査速度
の変動による被走査体上での露光量の変動を補正するた
めに、前記光ビームの光路上に配設される露光量補正用
変調手段を備えることを特徴とする。
めに、本発明は、光ビーム発生手段から導出され変調手
段を介し画像信号に対応して変調された光ビームを、光
ビーム偏向走査手段を介して被走査体上に変動する走査
速度で走査させる画像記録装置であって、前記走査速度
の変動による被走査体上での露光量の変動を補正するた
めに、前記光ビームの光路上に配設される露光量補正用
変調手段を備えることを特徴とする。
【0008】また、前記露光量補正用変調手段が、前記
光ビームの走査方向に長尺でかつ該光ビームの走査位置
により透過率が変化する透過率分布フィルタを備えるこ
とが好ましい。
光ビームの走査方向に長尺でかつ該光ビームの走査位置
により透過率が変化する透過率分布フィルタを備えるこ
とが好ましい。
【0009】さらにまた、前記露光量補正用変調手段
が、前記光ビームの走査方向に長尺でかつ該光ビームの
走査位置により反射率が変化する反射率分布ミラーを備
えることが好ましい。
が、前記光ビームの走査方向に長尺でかつ該光ビームの
走査位置により反射率が変化する反射率分布ミラーを備
えることが好ましい。
【0010】
【作用】本発明に係る画像記録装置では、光ビーム発生
手段から導出された光ビームが、変調手段を介し画像信
号に対応して変調された後、光ビーム偏向走査手段を介
して被走査体上に変動する走査速度で走査される際、こ
の光ビームが透過率分布フィルタや反射率分布ミラー等
の露光量補正用変調手段を透過または反射することによ
り、該光ビームの走査速度の変動に対応して前記被走査
体上での濃度が補正される。これにより、コントラスト
の低下を有効に阻止することができ、しかも簡単な構成
で高画質な画像を容易に記録することが可能になる。
手段から導出された光ビームが、変調手段を介し画像信
号に対応して変調された後、光ビーム偏向走査手段を介
して被走査体上に変動する走査速度で走査される際、こ
の光ビームが透過率分布フィルタや反射率分布ミラー等
の露光量補正用変調手段を透過または反射することによ
り、該光ビームの走査速度の変動に対応して前記被走査
体上での濃度が補正される。これにより、コントラスト
の低下を有効に阻止することができ、しかも簡単な構成
で高画質な画像を容易に記録することが可能になる。
【0011】
【実施例】本発明に係る画像記録装置について実施例を
挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0012】図1において、参照符号10は、本実施例
に係る画像記録装置を示す。この画像記録装置10は、
レーザビーム等の光ビームLを導出するHe−Neレー
ザ(光ビーム発生手段)12と、この光ビームLを画像
信号に対応して変調し所定の一次回折光Loを出力する
音響光学変調器(変調手段)14と、前記変調された一
次回折光Loを感熱記録材料(被走査体)Sに主走査方
向(矢印A方向)に変動する走査速度で走査させる光ビ
ーム偏向走査手段としての共振型光偏向器16と、前記
走査速度の変動による感熱記録材料S上での露光量の変
動を補正するための露光量補正用変調手段18とを備え
る。
に係る画像記録装置を示す。この画像記録装置10は、
レーザビーム等の光ビームLを導出するHe−Neレー
ザ(光ビーム発生手段)12と、この光ビームLを画像
信号に対応して変調し所定の一次回折光Loを出力する
音響光学変調器(変調手段)14と、前記変調された一
次回折光Loを感熱記録材料(被走査体)Sに主走査方
向(矢印A方向)に変動する走査速度で走査させる光ビ
ーム偏向走査手段としての共振型光偏向器16と、前記
走査速度の変動による感熱記録材料S上での露光量の変
動を補正するための露光量補正用変調手段18とを備え
る。
【0013】光ビームL(一次回折光Loを含む。以下
同じ)の光路上には、音響光学変調器14と共振型光偏
向器16との間にビームエキスパンダ20が配設される
とともに、この共振型光偏向器16と露光量補正用変調
手段18との間にfθレンズ22が配設される。
同じ)の光路上には、音響光学変調器14と共振型光偏
向器16との間にビームエキスパンダ20が配設される
とともに、この共振型光偏向器16と露光量補正用変調
手段18との間にfθレンズ22が配設される。
【0014】露光量補正用変調手段18は、光ビームL
の走査方向(矢印A方向)に長尺でかつ該光ビームLの
走査位置により透過率が変化する透過率分布フィルタ2
3を備える。この透過率の変化は、正弦的に振動する反
射鏡Mを用いた共振型光偏向器16による走査速度の変
動(図6参照)に対応しており、図2に示すように感熱
記録材料S上の中央部側に相当する部分の透過率が大き
くなる。一方、感熱記録材料Sの両端部側に相当する部
分の透過率が小さくなるように設定されている。
の走査方向(矢印A方向)に長尺でかつ該光ビームLの
走査位置により透過率が変化する透過率分布フィルタ2
3を備える。この透過率の変化は、正弦的に振動する反
射鏡Mを用いた共振型光偏向器16による走査速度の変
動(図6参照)に対応しており、図2に示すように感熱
記録材料S上の中央部側に相当する部分の透過率が大き
くなる。一方、感熱記録材料Sの両端部側に相当する部
分の透過率が小さくなるように設定されている。
【0015】感熱記録材料Sは、副走査搬送機構24を
介して主走査方向に略直交する副走査方向(矢印B方
向)に搬送される。この副走査搬送機構24は、比較的
大径なドラム26とこのドラム26に感熱記録材料Sを
挟持して搬送するためのローラ28、30とを備える。
介して主走査方向に略直交する副走査方向(矢印B方
向)に搬送される。この副走査搬送機構24は、比較的
大径なドラム26とこのドラム26に感熱記録材料Sを
挟持して搬送するためのローラ28、30とを備える。
【0016】感熱記録材料Sは、支持体を備え、この支
持体上に発色剤、顕色剤および光ビームLの一次回折光
Loを吸収してこれを熱エネルギに変換する光吸収色素
を含有した材料で構成された記録媒体層が形成されてい
る。この材料としては、特願平3−62684号、特願
平3−187494号等に記載されたものを用いること
ができる。
持体上に発色剤、顕色剤および光ビームLの一次回折光
Loを吸収してこれを熱エネルギに変換する光吸収色素
を含有した材料で構成された記録媒体層が形成されてい
る。この材料としては、特願平3−62684号、特願
平3−187494号等に記載されたものを用いること
ができる。
【0017】次に、このように構成される画像記録装置
10の動作について説明する。
10の動作について説明する。
【0018】He−Neレーザ12が駆動されてこのH
e−Neレーザ12から光ビームLが出力されると、こ
の光ビームLは、音響光学変調器14に入射した後に回
折して一次回折光Loとしてこの音響光学変調器14を
透過する。これにより、音響光学変調器14からは、感
熱記録材料Sに記録される画像の階調に応じて変調され
た一次回折光Loが出力される。
e−Neレーザ12から光ビームLが出力されると、こ
の光ビームLは、音響光学変調器14に入射した後に回
折して一次回折光Loとしてこの音響光学変調器14を
透過する。これにより、音響光学変調器14からは、感
熱記録材料Sに記録される画像の階調に応じて変調され
た一次回折光Loが出力される。
【0019】この一次回折光Loは、ビームエキスパン
ダ20でビーム径が調整された後、共振型光偏向器16
で反射され、fθレンズ22および透過率分布フィルタ
23を透過して感熱記録材料Sに導かれ、副走査搬送機
構24を介して矢印B方向に副走査搬送されている前記
感熱記録材料Sを矢印A方向に主走査する。このため、
感熱記録材料Sには、一次回折光Loによって所定の熱
エネルギが付与され、階調画像が記録される。
ダ20でビーム径が調整された後、共振型光偏向器16
で反射され、fθレンズ22および透過率分布フィルタ
23を透過して感熱記録材料Sに導かれ、副走査搬送機
構24を介して矢印B方向に副走査搬送されている前記
感熱記録材料Sを矢印A方向に主走査する。このため、
感熱記録材料Sには、一次回折光Loによって所定の熱
エネルギが付与され、階調画像が記録される。
【0020】この場合、音響光学変調器14からは、光
ビームLの光路上に一次回折光Loの他、フレア光が常
時出力されている。従って、図3に示すように、変調さ
れた一次回折光Loの出力の他、フレア光によるノイズ
出力P1が走査方向全長にわたって存在している。そし
て、この変調された一次回折光Loが透過率分布フィル
タ23を透過すると、前記透過率分布フィルタ23の透
過率分布が、図2に示すように走査方向に対して異なっ
ており、感熱記録材料Sに照射される一次回折光Loの
出力は、図4に示す分布となる。
ビームLの光路上に一次回折光Loの他、フレア光が常
時出力されている。従って、図3に示すように、変調さ
れた一次回折光Loの出力の他、フレア光によるノイズ
出力P1が走査方向全長にわたって存在している。そし
て、この変調された一次回折光Loが透過率分布フィル
タ23を透過すると、前記透過率分布フィルタ23の透
過率分布が、図2に示すように走査方向に対して異なっ
ており、感熱記録材料Sに照射される一次回折光Loの
出力は、図4に示す分布となる。
【0021】これにより、特に感熱記録材料Sの両端部
側におけるフレア光の出力が、透過率分布フィルタ23
の透過率分布に対応して低下する。このため、ON時の
出力をS、フレア光によるノイズ出力をNとしたSN比
が、感熱記録材料Sの両端部側で低下することを阻止す
ることができ、該SN比を走査方向に沿って高い値でほ
ぼ一定に維持することが可能になる。従って、記録画像
のコントラストが低下することを確実に防止し、高画質
な画像を効率的に得ることができるという効果が得られ
る。
側におけるフレア光の出力が、透過率分布フィルタ23
の透過率分布に対応して低下する。このため、ON時の
出力をS、フレア光によるノイズ出力をNとしたSN比
が、感熱記録材料Sの両端部側で低下することを阻止す
ることができ、該SN比を走査方向に沿って高い値でほ
ぼ一定に維持することが可能になる。従って、記録画像
のコントラストが低下することを確実に防止し、高画質
な画像を効率的に得ることができるという効果が得られ
る。
【0022】しかも、露光量補正用変調手段18として
透過率分布フィルタ23を備えるだけでよく、画像記録
装置10全体の構造が複雑化することがない。なお、露
光量補正用変調手段18は、透過率分布フィルタ23に
代替して反射率分布ミラー40を備えることができる
(図5参照)。
透過率分布フィルタ23を備えるだけでよく、画像記録
装置10全体の構造が複雑化することがない。なお、露
光量補正用変調手段18は、透過率分布フィルタ23に
代替して反射率分布ミラー40を備えることができる
(図5参照)。
【0023】反射率分布ミラー40は、光ビームLの走
査方向(矢印A方向)に長尺でかつ該光ビームLの走査
位置により反射率が変化するように設定されている。こ
の反射率は、共振型光偏向器16による走査速度の変動
(図6参照)に対応しており、図2に示す透過率分布フ
ィルタ23の透過率分布と同様である。
査方向(矢印A方向)に長尺でかつ該光ビームLの走査
位置により反射率が変化するように設定されている。こ
の反射率は、共振型光偏向器16による走査速度の変動
(図6参照)に対応しており、図2に示す透過率分布フ
ィルタ23の透過率分布と同様である。
【0024】なお、本実施例では、被走査体として感熱
記録材料Sを用いているが、これに限定されるものでは
なく、他の種々の記録材料を使用することができる。
記録材料Sを用いているが、これに限定されるものでは
なく、他の種々の記録材料を使用することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る画像記録装置によれば、以
下の効果が得られる。
下の効果が得られる。
【0026】光ビーム発生手段から導出され変調手段を
介し画像信号に対応して変調された光ビームが、光ビー
ム偏向走査手段を介して被走査体上に変動する走査速度
で走査される際、この光ビームが露光量補正用変調手段
を透過または反射することにより、該光ビームの走査速
度の変動に対応して前記被走査体上での濃度が補正され
る。これにより、コントラストの低下を有効に阻止する
ことができ、しかも簡単な構成で高画質な画像を容易に
記録することが可能になる。
介し画像信号に対応して変調された光ビームが、光ビー
ム偏向走査手段を介して被走査体上に変動する走査速度
で走査される際、この光ビームが露光量補正用変調手段
を透過または反射することにより、該光ビームの走査速
度の変動に対応して前記被走査体上での濃度が補正され
る。これにより、コントラストの低下を有効に阻止する
ことができ、しかも簡単な構成で高画質な画像を容易に
記録することが可能になる。
【0027】さらに、露光量補正用変調手段として透過
率分布フィルタや反射率分布ミラーを備えるだけでよ
く、構成が複雑化することがない。
率分布フィルタや反射率分布ミラーを備えるだけでよ
く、構成が複雑化することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像記録装置の概略構成斜視図で
ある。
ある。
【図2】前記画像記録装置を構成する露光量補正用変調
手段である透過率分布フィルタの透過率の説明図であ
る。
手段である透過率分布フィルタの透過率の説明図であ
る。
【図3】音響光学変調器から導出される変調された光ビ
ームの出力の説明図である。
ームの出力の説明図である。
【図4】前記変調された光ビームが前記透過率分布フィ
ルタを透過した後の出力の説明図である。
ルタを透過した後の出力の説明図である。
【図5】前記露光量補正用変調手段が反射率分布ミラー
を備える際の概略斜視図である。
を備える際の概略斜視図である。
【図6】共振型光偏向器による光ビームの走査速度の説
明図である。
明図である。
【図7】音響光学変調器により画像情報に基づく変調と
露光量補正用変調とを行った際の出力の説明図である。
露光量補正用変調とを行った際の出力の説明図である。
10…画像記録装置 12…He−N
eレーザ 14…音響光学変調器 16…共振型光
偏向器 18…露光量補正用変調手段 22…fθレン
ズ 23…透過率分布フィルタ 24…副走査搬
送機構 40…反射率分布ミラー
eレーザ 14…音響光学変調器 16…共振型光
偏向器 18…露光量補正用変調手段 22…fθレン
ズ 23…透過率分布フィルタ 24…副走査搬
送機構 40…反射率分布ミラー
Claims (3)
- 【請求項1】光ビーム発生手段から導出され変調手段を
介し画像信号に対応して変調された光ビームを、光ビー
ム偏向走査手段を介して被走査体上に変動する走査速度
で走査させる画像記録装置であって、 前記走査速度の変動による被走査体上での露光量の変動
を補正するために、前記光ビームの光路上に配設される
露光量補正用変調手段を備えることを特徴とする画像記
録装置。 - 【請求項2】請求項1記載の装置において、前記露光量
補正用変調手段は、前記光ビームの走査方向に長尺でか
つ該光ビームの走査位置により透過率が変化する透過率
分布フィルタを備えることを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項3】請求項1記載の装置において、前記露光量
補正用変調手段は、前記光ビームの走査方向に長尺でか
つ該光ビームの走査位置により反射率が変化する反射率
分布ミラーを備えることを特徴とする画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20165893A JPH0752453A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20165893A JPH0752453A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0752453A true JPH0752453A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16444751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20165893A Pending JPH0752453A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0752453A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007183111A (ja) * | 2006-01-04 | 2007-07-19 | Nikon Corp | 光強度検出装置とこれを有する光学装置、顕微鏡 |
EP2372412A1 (en) | 2010-03-26 | 2011-10-05 | Fujifilm Corporation | Patterned birefringent product |
EP2404763A2 (en) | 2010-07-09 | 2012-01-11 | Fujifilm Corporation | Counterfeiting prevention device having printing and birefringence pattern |
EP2413168A1 (en) | 2010-07-28 | 2012-02-01 | Fujifilm Corporation | Birefringence pattern builder |
WO2012067128A1 (ja) | 2010-11-19 | 2012-05-24 | 富士フイルム株式会社 | 複屈折パターン転写箔 |
WO2013042737A1 (ja) | 2011-09-21 | 2013-03-28 | 富士フイルム株式会社 | 潜像を有する物品 |
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1993
- 1993-08-13 JP JP20165893A patent/JPH0752453A/ja active Pending
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