JPH075233U - プッシュ釦 - Google Patents
プッシュ釦Info
- Publication number
- JPH075233U JPH075233U JP3485391U JP3485391U JPH075233U JP H075233 U JPH075233 U JP H075233U JP 3485391 U JP3485391 U JP 3485391U JP 3485391 U JP3485391 U JP 3485391U JP H075233 U JPH075233 U JP H075233U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- pressed
- pressing portion
- switch pressing
- push button
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は被押圧部を押圧するとアーム部が撓
んでスイッチ押圧部でスイッチを押圧操作するようにな
っているプッシュ釦において、上記スイッチ押圧部が傾
斜するのを防止して的確にスイッチを押圧できるように
することを目的とする。 【構成】 固定部2の一端側にアーム部材3,4を介し
て、被押圧部5とスイッチ押圧部6を設け、上記固定部
2により釦取付面に取付けられて使用され、上記被押圧
部5を押圧すると上記アーム部材3,4が撓んで上記ス
イッチ押圧部6でスイッチを押圧するようになっている
プッシュ釦において、上記固定部2には、アーム部3,
4が撓んだときにおけるスイッチ押圧部6の傾斜を防止
し、スイッチ押圧部6をスイッチ側に向けてガイドする
ガイド部材7を設けた。
んでスイッチ押圧部でスイッチを押圧操作するようにな
っているプッシュ釦において、上記スイッチ押圧部が傾
斜するのを防止して的確にスイッチを押圧できるように
することを目的とする。 【構成】 固定部2の一端側にアーム部材3,4を介し
て、被押圧部5とスイッチ押圧部6を設け、上記固定部
2により釦取付面に取付けられて使用され、上記被押圧
部5を押圧すると上記アーム部材3,4が撓んで上記ス
イッチ押圧部6でスイッチを押圧するようになっている
プッシュ釦において、上記固定部2には、アーム部3,
4が撓んだときにおけるスイッチ押圧部6の傾斜を防止
し、スイッチ押圧部6をスイッチ側に向けてガイドする
ガイド部材7を設けた。
Description
【0001】
本考案は各種の電子機器等において、タクトスイッチ等を押圧操作するのに使 用するインプット釦等のプッシュ釦に関するものである。
【0002】
プッシュ釦として図5〜図8に示したように固定部101の一端側に弾性を有 するアーム部材102,103を介して、被押圧部104とスイッチ押圧部10 5を設け、上記固定部101により、電子機器のキャビネット106の釦取付面 107に取付けられて、上記被押圧部104を押圧すると、上記アーム部材10 2,103が撓んで上記スイッチ押圧部105の先端でタクトスイッチ108を 押圧操作するようにした乳白色等の光透過性を有するプラスチック素材で作られ たプッシュ釦が知られている。
【0003】 なお109は上記被押圧部104の下方に配置されたスイッチのオン,オフ表 示用(自照用)のダイオードであり、プッシュ釦によりタクトスイッチ108が 押圧されると点灯し、その光は上記被押圧部104の上面から視認できるように なっていて、タクトスイッチ108がオン状態にあることを表示するようになっ ている。
【0004】
ところで上記のような構成のプッシュ釦には次に述べるような問題点があった 。
【0005】 (1)被押圧部104の上面を指先等で押圧すると、該被押圧部104及びスイ ッチ押圧部105は上記固定部101を中心にし、アーム部材102,103を 半径として、円弧を描くように円運動、つまり回動するために、被押圧部104 を押圧したときにスイッチ押圧部105の先端とタクトスイッチ108の位置が ズレやすい。
【0006】 特に図6に示したように被押圧部104の下方に自照用のダイオード109を 配置するためにスイッチ押圧部105を被押圧部104よりも固定部101側に 近づけた場合には、そのぶんアーム部材102,103が短くなるためにスイッ チ押圧部105の先端とタクトスイッチ108のズレ量が大きくなる。
【0007】 (2)スイッチ押圧部105の先端とタクトスイッチ108の位置ズレにより、 タクトスイッチ108を的確に押圧することができない。
【0008】 また、図8に示したように、スイッチ押圧部105の先端とタクトスイッチ1 08の頭部108aの係合が外れると、被押圧部104がキャビネット106内 に侵入し、釦取付面107の内面に引っ掛って元の位置に戻らなくなってしまう ことがある。
【0009】 (3)タクトスイッチ108の頭部108aの中心部からズレた位置をスイッチ 押圧部105で押圧したような場合には、タクトスイッチ本来のタッチ感(操作 感)がなく、このため、タクトスイッチ108がオンしたか否かを判断するのが 難しくなる場合がある。
【0010】 本考案はスイッチ押圧部の円運動を抑制し、スイッチ押圧部をタクトスイッチ に向けて、ほぼ直進させる構成とすることにより、上記従来の問題点を解決する ことができるようにしたものである。
【0011】
固定部の一端側に弾性を有するアーム部材を介して被押圧部とスイッチ押圧部 を設け、上部固定部により釦取付面に取付けられて、上記被押圧部を押圧すると 上記アーム部材が撓んで上記スイッチ押圧部でスイッチを押圧操作するようにな っているプッシュ釦において、 上記固定部には、上記アーム部材が撓んだとき(被押圧部の押圧時)における スイッチ押圧部の傾斜を抑制し、スイッチ押圧部をスイッチ側に向けてガイドす るガイド部材を設けた。
【0012】
被押圧部を押圧すると、スイッチ押圧部は僅かに傾斜してガイド部材に接触し 、それ以上は傾斜せず、ガイド部材にガイドされながらスイッチに向かって直っ 真ぐに移動し、スイッチの頭部を的確に押圧する。
【0013】
次に本考案を図1〜図4を参照して説明する。
【0014】 1は本考案のプッシュ釦であり、該プッシュ釦1は固定部2の一端側に弾性を 有するアーム部材3,4を介して、被押圧部5とスイッチ押圧部6を設けると共 に、該スイッチ押圧部6をタクトスイッチ側に向けてガイドするガイド部材7を 上記固定部2に設けることにより形成されている。上記固定部2は図1〜図2に 示したようにプラスチックで矩形状に形成されていると共に、幅方向の両側面の 近傍に一対の固定用孔8,9が形成されていて、これら固定用孔8,9に、釦取 付面10にモールド等により形成したプラスチック製の固定用ボス11,12を 挿入し、これら固定用ボス11,12の先端を溶融させるなどして、固定用ボス 11,12と固定部2とを熱或は高周波溶着することにより、固定部2は釦取付 面10に固着されている。
【0015】 また、上記アーム部材3,4は文字通り、左右の腕のように固定部2の幅方向 の両側面に設けられていて、これら一対のアーム部材3,4の先端部間で被押圧 部5を支持している。
【0016】 上記被押圧部5は上記アーム部材3,4の先端部間に支持されているベース部 13と、該ベース部13の上面に設けられた頭部14と、上記ベース部13の下 面に設けられた光拡散部15とを備えている。
【0017】 そして、上記アーム部材3,4のもつ弾性によりベース部13は釦取付面10 の内面に接触していると共に、該釦取付面10に設けた釦窓16から上記被押圧 部5の頭部14は突出している。
【0018】 そして、上記頭部14の上面を指先等で押圧すると上記アーム部材3,4が撓 んでスイッチ押圧部6の先端でタクトスイッチ17の頭部18を押圧し、タクト スイッチ17がオンするようになっている。
【0019】 タクトスイッチ17がオンすると、上記光拡散部15に対向して配置した自照 用のダイオード19が点灯し、その光は光拡散部15の先端に設けた円弧状の光 拡散面20で拡散されて、頭部14の上面の全面に亘って拡散し、その光によっ てタクトスイッチ17がオン状態にあることを表示するようになっている。
【0020】 上記スイッチ押圧部6は上記ベース部13の下面に上記光拡散部15と略平行 に形成されていて、その先端はタクトスイッチ17の頭部18の近傍まで伸びて いる。
【0021】 そして、上記被押圧部5を押圧すると、スイッチ押圧部6はタクトスイッチ1 7側に向かって移動し、その先端でタクトスイッチ17の頭部18を押圧するよ うになっている。
【0022】 また、ガイド部材7は上記スイッチ押圧部6の固定部側の側面6aと僅かな間 隙Gをもたせた状態で、これと平行に形成されている。
【0023】 そして、上記被押圧部5を押圧し、スイッチ押圧部6が傾斜すると、該スイッ チ押圧部6の側面6aにガイド部材7が接触し、それ以上、スイッチ押圧部材6 が傾斜するのを防止するようになっている。21はガイド部材7の倒れを防止す るために、該ガイド部材7の背面に設けられた補強部材である。
【0024】 なお、上記固定部2、アーム部材3,4、被押圧部5、スイッチ押圧部6、ガ イド部材7及び補強部材21はプラスチックで一体的に成形されている。
【0025】 実施例のプッシュ釦1は以上説明したような構成であって、被押圧部5を押圧 すればスイッチ押圧部6は僅かに傾斜して、その先端がガイド部材7に接触し、 それ以上傾斜するのを防止され、該ガイド部材7にガイドされながらスイッチ押 圧部7はタクトスイッチ17に向かって移動し、その先端でタクトスイッチ17 の頭部18を的確に押圧するのである。
【0026】
本考案のプッシュ釦は以上説明したような構成であって、被押圧部を押圧した ときにスイッチ押圧部が傾くのを抑制し、スイッチ押圧部をスイッチに向けてガ イドするガイド部材を設けたので、スイッチ押圧部の先端とスイッチの位置がズ レるのを防止し、スイッチ押圧部の先端で的確にスイッチを押圧することができ るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプッシュ釦の斜視図。
【図2】図1のA方向矢視の正面図。
【図3】使用状態の断面図。
【図4】被押圧部を押圧した状態の断面図。
【図5】従来例のプッシュ釦の正面図。
【図6】従来例の使用状態の断面図。
【図7】従来例の問題点を示す断面図。
【図8】従来例の問題点を示す断面図。
1…プッシュ釦、2…固定部、3,4…アーム部材、5
…被押圧部、6…スイッチ押圧部、7…ガイド部材。
…被押圧部、6…スイッチ押圧部、7…ガイド部材。
Claims (1)
- 【請求項1】 固定部の一端側に弾性を有するアーム部
材を介して被押圧部とスイッチ押圧部を設け、上記固定
部により釦取付面に取付けられて、上記被押圧部を押圧
すると上記アーム部材が撓んで上記スイッチ押圧部でス
イッチを押圧操作するようになっているプッシュ釦にお
いて、 上記固定部には、上記アーム部材が撓んだときにおける
スイッチ押圧部の傾斜を抑制し、スイッチ押圧部をスイ
ッチ側に向けてガイドするガイド部材を設けたことを特
徴とするプッシュ釦。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3485391U JPH075233U (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | プッシュ釦 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3485391U JPH075233U (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | プッシュ釦 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH075233U true JPH075233U (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=12425740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3485391U Pending JPH075233U (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | プッシュ釦 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075233U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1637731A2 (en) | 2004-09-16 | 2006-03-22 | Komatsu Zenoah Co. | Operation unit of an engine |
JP2016134233A (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ボタンスイッチ |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP3485391U patent/JPH075233U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1637731A2 (en) | 2004-09-16 | 2006-03-22 | Komatsu Zenoah Co. | Operation unit of an engine |
JP2016134233A (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ボタンスイッチ |
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