JPH0752212Y2 - ラッチングタイプの給水制御装置 - Google Patents

ラッチングタイプの給水制御装置

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JPH0752212Y2
JPH0752212Y2 JP1989079219U JP7921989U JPH0752212Y2 JP H0752212 Y2 JPH0752212 Y2 JP H0752212Y2 JP 1989079219 U JP1989079219 U JP 1989079219U JP 7921989 U JP7921989 U JP 7921989U JP H0752212 Y2 JPH0752212 Y2 JP H0752212Y2
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JP
Japan
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valve
water
latching
control device
power switch
Prior art date
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Application number
JP1989079219U
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English (en)
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JPH0318280U (ja
Inventor
茂 榊原
啓介 平出
幸春 小川
信雄 津田
Original Assignee
株式会社イナックス
日本電装株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はラッチングタイプの給水制御装置に係り、特に
電源スイッチを操作することにより閉弁しうるよう改良
されたラッチングタイプの給水制御装置に関する。
[従来の技術] 手を感知して自動的に吐水又は止水する自動水栓や、使
用者が小便器から離れると所定時間だけ自動的に洗浄水
を流す自動洗浄式小便器が広く用いられている。また、
スイッチ操作により吐水、止水を行なうスイッチ操作式
水栓や水洗便器も広く用いられている。
この種の水栓や自動洗浄便器の弁としてラッチング弁が
用いられることが多い。このラッチング弁は、吐水を開
始させる時や止水を行なわせる時にのみ、短いパルス信
号が与えられ、開弁状態と閉弁状態とが切り換えられる
ものである。このラッチング弁は、弁を駆動するために
消費される電力がきわめて少ないという長所がある。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このラッチング弁が開弁(通水)状態にある
ときに電源スイッチ(パワースイッチ)がOFFとされた
場合には、それ以降、閉弁作動が行なわれず、水が出放
しとなる。そして、これにより水が無駄に流出された
り、便器や洗面器等からの水の溢流などの事態が生じ得
る。
また、ラッチング弁タイプの水栓を洗面台や流し台に据
え付け、水道配管と接続し、給水制御装置の電源をONと
した後、該水道配管の元栓(止水栓)を開栓した場合、
このラッチング弁が工場出荷時に「開弁」状態におかれ
たものであるときには、開栓と同時に水が吐出してしま
い、施工現場や工具などを濡らしてしまう。
[課題を解決するための手段] 本考案は、給水及び止水を行なうためのラッチング弁
と、該ラッチング弁に開閉信号を与える弁制御装置と、
該弁制御装置に電源スイッチを介して電力を与える電源
装置とを有するラッチングタイプの給水制御装置におい
て、電源スイッチを接点閉操作して弁制御装置に給電を
開始したときに前記ラッチング弁に閉弁信号を与えるよ
うにしたことを特徴とするものである。
[作用] かかる本考案のラッチングタイプの給水制御装置におい
ては、開弁(通水)状態のときに電源スイッチを接点開
操作したときには、もう1回接点閉操作することにより
ラッチング弁が閉弁作動され、強制的に止水される。そ
して、この後に電源スイッチを接点開操作することによ
り、弁制御装置への給電停止が行なわれる。もちろん、
止水状態はそのまま継続する。
また、ラッチング弁タイプの水栓を据付施工する場合、
電源スイッチをONにすると、ラッチング弁が閉弁状態に
おかれるため、該ラッチング弁が工場出荷時に開弁状態
にあったものであったとしても、水道元栓を開栓したと
きに水は吐出されない。
[実施例] 以下、図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例に係るラッチングタイプの水栓
装置のブロック図、第2図は回路構成図、第3図はフロ
ーチャートである。
第1図において、給水管1はラッチング弁2に接続され
ており、該ラッチング弁2の吐水側が吐水管3に接続さ
れている。吐水管3の先端近傍には人体感知用のセンサ
4が取り付けられている。該センサ4の検出信号は制御
ボックス5内の弁制御装置6に入力されている。制御ボ
ックス5内には電源装置として電池7が設置されてお
り、該電池7から弁制御装置6に電力が供給されるよう
構成されている。弁制御装置6はラッチング弁2に開パ
ルス及び閉パルスの弁開閉信号を与える。
第2図に示す如く、この弁制御装置6はマイクロコンピ
ュータ(以下マイコンと略)8を中心として構成されて
いる。前記電池7はパワースイッチ(電源スイッチ)9
を介してマイコン8の電源端子Vccに接続されている。
マイコン8には前記センサ4の信号がその入力ポート1
に入力されている。マイコン8は2つの出力ポートO1
O2からパルス状の制御信号をトランジスタ11、12に出力
している。トランジスタ11はラッチング弁2の弁開放ソ
レノイド15への通電を制御するものであり、そのエミッ
タは前記パワースイッチ9と端子Vccとの間に接続され
ている。トランジスタ12は弁閉止ソレノイド13への通電
を制御するためのものであり、そのエミッタはパワース
イッチ9と端子Vccとの間の部分に接続されている。
第2図の回路の作動を説明する。
パワースイッチ9がON(接点閉)操作されると、まず出
力ポートO2からパルス状のL信号がトランジスタ12に与
えられ、弁閉止ソレノイド13が所定の短い時間だけ励磁
される。ラッチング弁2が開弁状態であったときには、
これにより閉弁され、止水される。ラッチング弁2が閉
弁状態であったときにはそのまま閉弁状態が継続され
る。
パワースイッチ9がONの状態において人体感知センサ4
が人体を感知すると出力ポートO1からパルス状のL信号
がトランジスタ11に与えられ、弁開放ソレノイド15が所
定の短い時間だけ励磁され、ラッチング弁2が開弁す
る。これにより、吐水が開始する。人体感知センサ4が
手を感知しなくなると、出力ポートO2がパルス状のL信
号をトランジスタ12に与え、弁閉止ソレノイド13が所定
の短い時間だけ励磁され、開弁、止水が行なわれる。
ラッチング弁2が開弁・吐水状態のときにパワースイッ
チ9を接点開(OFF)操作すると、この吐水状態が継続
する。このような場合には、パワースイッチ9をもう1
回ON操作する。これにより、ラッチング弁2が閉弁され
るので、その後、数秒(例えば5秒)以内にパワースイ
ッチ9をOFF操作する。これにより、給電停止状態とな
り、しかも止水状態となる。
以下に、この一連の制御プログラムを第3図を参照しな
がら説明する。
第3図において、パワースイッチ9がON操作されること
によりプログラムがスタートするとまずステップ1にお
いて弁閉パルス信号を出力ポートO2から出力した後、数
秒、以下のステップへの移行を待ち(ステップ2)、手
の検知の有無を判断し(ステップ3)、手が検知される
ときにはステップ4に移り弁開パルス信号を出力ポート
O1から出力する。手が検知されなくなるまで吐水状態を
継続し(ステップ5)、手が検知されなくなったときに
は弁閉パルスを出力した後(ステップ6)、ステップ3
に戻る。
上述の通り、吐水状態においてもパワースイッチ9がON
操作されると、まず弁閉信号が出力されるから、強制的
に止水される。その後、パワースイッチ9を数秒以内に
OFFとすれば、止水状態にて給電停止がなされる。
上記実施例においては電源装置として電池が採用されて
いるが、商用電源を変圧及び整流する回路を用いても良
い。また、上記実施例は手洗用の水栓装置に関するもの
であるが、本考案は人体を感知して自動的に水を流す便
器洗浄装置等にも適用できる。
[効果] 以上の通り、本考案の給水制御装置によると、吐水状態
にあるときにパワースイッチをOFFとするときには、も
う1回パワースイッチをON、OFFさせることにより強制
的に閉弁、止水が行なわれる。このため、水が出放しに
なることがない。
また、本考案の給水制御装置によると、工場出荷時のラ
ッチング弁が開弁状態であったとしても、現場に据え付
けて電源をONにすると該ラッチング弁が閉弁状態におか
れる。このため、水道配管の元栓を開いたときに突如思
いがけず吐水するという事態が確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例装置のブロック図、第2図は制
御回路図、第3図はフローチャートである。 2……ラッチング弁、6……弁制御装置、7……電池、
8……マイコン、9……パワースイッチ(電源スイッ
チ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小川 幸春 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)考案者 津田 信雄 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−280432(JP,A) 特開 昭63−19345(JP,A) 実開 昭53−3459(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水及び止水を行なうためのラッチング弁
    と、該ラッチング弁に開閉信号を与える弁制御装置と、
    該弁制御装置に電源スイッチを介して電力を与える電源
    装置とを有するラッチングタイプの給水制御装置におい
    て、電源スイッチを接点閉操作して弁制御装置に給電を
    開始したときに前記ラッチング弁に閉弁信号を与えるよ
    うにしたことを特徴とするラッチングタイプの給水制御
    装置。
JP1989079219U 1989-07-05 1989-07-05 ラッチングタイプの給水制御装置 Expired - Lifetime JPH0752212Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989079219U JPH0752212Y2 (ja) 1989-07-05 1989-07-05 ラッチングタイプの給水制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1989079219U JPH0752212Y2 (ja) 1989-07-05 1989-07-05 ラッチングタイプの給水制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0318280U JPH0318280U (ja) 1991-02-22
JPH0752212Y2 true JPH0752212Y2 (ja) 1995-11-29

Family

ID=31623181

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JP1989079219U Expired - Lifetime JPH0752212Y2 (ja) 1989-07-05 1989-07-05 ラッチングタイプの給水制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS533459U (ja) * 1976-06-28 1978-01-13
JPS5946204A (ja) * 1982-09-09 1984-03-15 Nissan Chem Ind Ltd 選択性除草剤
JPH0694685B2 (ja) * 1986-05-27 1994-11-24 東陶機器株式会社 給水制御装置
JPS63253879A (ja) * 1987-04-08 1988-10-20 Nec Corp モ−タ駆動装置

Also Published As

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JPH0318280U (ja) 1991-02-22

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