JP2001232228A - ディスポーザの自動給水装置 - Google Patents

ディスポーザの自動給水装置

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JP2001232228A
JP2001232228A JP2000049818A JP2000049818A JP2001232228A JP 2001232228 A JP2001232228 A JP 2001232228A JP 2000049818 A JP2000049818 A JP 2000049818A JP 2000049818 A JP2000049818 A JP 2000049818A JP 2001232228 A JP2001232228 A JP 2001232228A
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JP
Japan
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water supply
water
sink
faucet
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JP2000049818A
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English (en)
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Hiroki Sueyoshi
博樹 末吉
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シンクの外観意匠を損なうことなく、かつ簡単
な構成のもとにディスポーザへの自動給水を実現する。 【解決手段】シンクに設けられた水栓2の吐水口28に
直接連通する給水ライン4を形成し、この給水ライン4
に電磁弁5を接続するとともに、電磁弁5の開閉をディ
スポーザ1の運転開始/停止に応じて制御する制御部6
を設けることで、専用水栓の立ち上げやバキュームブレ
ーカの設置を要することなく、ディスポーザ1への自動
給水を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンクの流し口に
取り付けられるディスポーザの自動給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シンクの流し口に設置されるディスポー
ザは、一般に、調理や食器の洗浄等によって出る生ゴミ
などの廃棄物を粉砕室で粉砕し、水とともに排水管に流
す構造となっている。
【0003】ディスポーザの操作は、粉砕室に生ゴミを
溜めた後、使用者がシンクに設置の水栓を開いて適量の
水を粉砕室に流した状態で、粉砕室に設けられているハ
ンマー(粉砕刃)を回転させて生ゴミの粉砕を開始し、
生ゴミの粉砕が終了した後、ある程度の時間が経過して
から水栓を閉じて給水を停止するという要領で行われて
いる。
【0004】このようにディスポーザの動作時に給水を
行うのは、生ゴミの粉砕の際に発生する異音や粉砕物の
詰まり等を防止するためである。また粉砕終了後の給水
は、生ゴミの粉砕物を排水管に流し出すために行われ
る。
【0005】ディスポーザへの給水は、従来、使用者が
水栓を開閉する手動操作が主であった。しかし、手動方
式による給水では、生ゴミの粉砕処理の前後において水
栓の開け閉めを行う必要があるので、操作が面倒であ
る。また、使用者がディスポーザのスイッチを押した
後、粉砕処理が終了するまで待っておく必要がある。さ
らに、処理開始の際に水栓に開いた後、何らかの理由に
よりシンク(ディスポーザ)から離れて水栓を閉め忘れ
たりすると、水道水を無駄に消費してしまうなどの問題
がある。
【0006】そこで、ディスポーザに水を自動的に給水
する装置が各種提案されている。それら自動給水装置の
給水方式は、大別すると、シンク内面に吐水口を設けて
給水を行うか、もしくはディスポーザの粉砕室に直接給
水を行う方式と、水栓の吐水口から出た水でシンクの流
し口を通じてディスポーザへの給水を行う方式の2つの
方式に分けることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動給水方
式において、ディスポーザの粉砕室に水を直接供給する
場合、その給水系統には、シンクのあふれ縁の上方位置
(150mm上方)にバキュームブレーカを設けなけれ
ばならないという規定がある(HASS206−199
1:給排水設備基準)。また、シンクの流し口を通じて
給水を行う場合、シンクに専用水栓を別途立ち上げる必
要がある。
【0008】従って、これら2つの給水方式によれば、
いずれも、シンクの穴明け加工箇所が多くなるととも
に、シンク内の配管が複雑になる。また、シンクの外観
意匠性が悪くなるという問題がある。
【0009】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、給水配管等の施工が簡単であるとともに、シン
クの外観意匠性を損なうことのない構造のディスポーザ
の自動給水装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、シンクの流し
口に取り付けられ、生ゴミ等の廃棄物を粉砕室で粉砕し
て排出するディスポーザに、水を自動的に供給する自動
給水装置において、シンクに設置される水栓の吐水口に
直接連通するように形成された給水ラインと、この給水
ラインに接続された電磁弁と、電磁弁の開閉をディスポ
ーザの運転開始/停止に応じて制御する制御部とを備え
ていることによって特徴づけられる。
【0011】本発明の自動給水装置によれば、給水ライ
ンに接続した電磁弁が、ディスポーザの運転開始/停止
に応じて開閉するので、ディスポーザへの給水/停止を
自動的に行うことができる。しかも、ディスポーザ用の
給水ラインを、水栓のバルブを介することなく水栓の吐
水口に直接導いているので、専用水栓の立ち上げやバキ
ュームブレーカの設置が不要になる。
【0012】また、給水ラインに水栓のバルブが介在し
ていないことから、水栓のバルブが閉まっていても、そ
れに関係なくディスポーザへの自動給水が可能であり、
さらにディスポーザへの給水が終了したときに、水栓の
バルブが開いていても、電磁弁の閉鎖により不要な水が
水栓の吐水口が流れ出るという不具合が発生することも
ない。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態の構成を
模式的に示す図である。
【0014】まず、ディスポーザ1は、一般に用いられ
ている公知の装置で、粉砕室12を備えたディスポーザ
本体11と、粉砕室12内に設けられたハンマー(粉砕
刃)13と、ハンマー13を回転駆動するモータ14
と、安全蓋15などを主体として構成されている。
【0015】安全蓋15は、生ゴミの粉砕中に誤って粉
砕室12に手を入れた際の危険(手の怪我)を防止する
ためのもので、安全蓋15を閉じたときに限ってディス
ポーザ1が運転可能状態となり、また、運転中に安全蓋
15が開かれると、モータ14への通電が遮断されてハ
ンマー13の回転が強制的に停止されるようになってい
る。なお、安全蓋15には、複数の貫通口が設けられて
おり、その貫通口を通じてディスポーザ1に水が供給さ
れるようになっている。
【0016】以上の構造のディスポーザ1は、シンク1
00の流し口101に設置され、ディスポーザ本体11
の排水口11aに排水管33が接続される。
【0017】シンク100に設置される水栓2は、水栓
本体21と、吐水管22と、混合バルブ23、バルブ操
作用のレバー24などによって構成されている。
【0018】水栓本体21には、混合バルブ23に導か
れる水流路25a及び湯流路26aが形成されている。
混合バルブ23の出口23aは、吐水管22に形成され
た吐水流路22aを通じて吐水口28に連通している。
【0019】水栓本体21には、ディスポーザ用の給水
口27が設けられている。この給水口27は、バイパス
流路27aを通じて混合バルブ23の出口側に接続され
ており、従って、ディスポーザ用の給水口27に水を供
給すると、混合バルブ23の開閉に関係なく、水が吐水
管22の吐水口28から吐出する。
【0020】なお、以上の構造の水栓2は、ディスポー
ザ給水用水栓として新たに製作してもよいし、あるい
は、既に製品化されているシャワー水栓(ハンドシャワ
ー水栓も含む)や浄水器用水栓などを利用することもで
きる。
【0021】そして、本実施形態では、水栓2の給水口
25及び給湯口26にそれぞれ給水管31及び給湯管3
2を接続している。また、給水管31を分岐し、その分
岐管41をディスポーザ用の給水口27に接続すること
により、吐水管22の吐水口28に直接連通する給水ラ
イン4を形成するとともに、この給水ライン4(分岐管
41)に電磁弁5を接続している。
【0022】一方、制御部6は、スイッチ7がオンとな
った時点から計時を開始するタイマー(図示せず)を備
えており、このタイマーによる計時値に基づいて、電磁
弁5の開閉操作、及びディスポーザ1の運転開始/停止
(粉砕開始/停止)を、後述する動作で制御するように
構成されている。
【0023】以下、本実施形態の動作を説明する。
【0024】まず、ディスポーザ1の安全蓋15を開放
して粉砕室12内に生ゴミを詰めた後、安全蓋15を閉
じる。この安全蓋15の閉鎖によりディスポーザ1が運
転可能状態となる。
【0025】この状態で、スイッチ7を入れると、まず
は給水ライン4の電磁弁5が開かれる(給水開始)。こ
れにより、給水管31から供給される水が、分岐管4
1、バイパス流路27a及び吐水流路22aを通じて吐
水管22の吐水口28から吐出し、その吐出水が、シン
ク100の流し口101に配置された安全蓋15に設け
られた貫通口を通じてディスポーザ1の粉砕室12内に
供給される。
【0026】次いで、スイッチ7がオンになった時点か
ら一定の時間(例えば5秒)が経過した時点でディスポ
ーザ1の運転が開始され、粉砕室12に詰め込まれた生
ゴミ等が粉砕される。この粉砕処理の開始時点から一定
の時間(例えば40秒)が経過した時点で、ディスポー
ザ1の運転が停止される(粉砕処理終了)。
【0027】以上の粉砕処理が完了した後、一定の時間
(例えば20秒)が経過するまで電磁弁5は開の状態が
保持され、この間において、粉砕処理された粉砕物が水
とともに排水管33に排出される。そして、一定時間が
経過した時点で電磁弁5が閉じられる(給水停止)。
【0028】このように、本実施形態では、スイッチ7
を押すだけで、ディスポーザ1への給水が自動的に開始
され、粉砕処理が終了した時点から一定時間経過した後
に、給水が自動的に停止される。従って、使用者はスイ
ッチ7を押した後、シンク100付近に待機して粉砕処
理が終了したことを確認する必要がなくなる。
【0029】ここで、以上の実施形態では、粉砕処理後
に電磁弁5を閉じるタイミングを、スイッチ7がオンと
なった時点からの経過時間(計時値)で制御している
が、これに限られることなく、他の制御法を採用しても
よい。
【0030】例えば、ディスポーザとして、粉砕時の音
や駆動電流値等により粉砕状況を検出する機能を備える
ことも可能であり、このようなディスポーザを対象とす
る場合、粉砕状況の検出信号に基づいて粉砕処理が終了
したことを判定して、その粉砕処理が終了した時点から
一定時間が経過した時点で電磁弁を閉じるというような
制御法を挙げることができる。このような制御法を採用
すると、粉砕処理に使用される水を節約することができ
る。
【0031】すなわち、スイッチ7がオンとなった時点
(給水開始時)を起点として給水制御を行う場合、ディ
スポーザの粉砕室に詰める生ゴミの量に関係なく、常に
一定の時間の給水が実施されるので、生ゴミの量が少な
いときには、粉砕物の排出が完了した後においても給水
が継続され水が無駄に流れることがある。
【0032】これに対し、粉砕処理完了後に一定時間だ
け給水を行うようにすれば、給水開始から停止までの時
間が生ゴミの量に応じて変化するので、水の無駄な消費
が少なくなる。
【0033】なお、本発明の自動給水装置には、図1に
示したような水栓の他、例えば図2に示す構造のハンデ
ィタイプ水栓を適用することもできる。この場合、混合
バルブから吐水ヘッドへの流路に給水管31の分岐管4
1を接続して、吐水ヘッドに直接連通するディスポーザ
用の給水ラインを形成すればよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シンクに設置される水栓の吐水口に直接連通する給水ラ
インを形成するとともに、この給水ラインに電磁弁を接
続し、その電磁弁の開閉をディスポーザの運転に応じて
自動制御するように構成しているので、バキュームブレ
ーカやディスポーザ給水用の専用水栓をシンクに立ち上
げることなく、ディスポーザの自動給水を実現できる。
これにより、シンクへの余分な穴明け加工が不要になる
とともに、シンク内の配管系が簡素となる。その結果、
施工費を安価に抑えることができ、メンテナンス性も良
くなる。また、シンクの外観意匠性が損なわれることも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の全体構成を模式的に示す図
である。
【図2】本発明の他の実施形態の全体構成を模式的に示
す図である。
【符号の説明】
1 ディスポーザ 11 ディスポーザ本体 12 粉砕室 13 ハンマー 14 モータ 15 安全蓋 2 水栓 21 水栓本体 22 吐水管 23 混合バルブ 24 レバー 25 給水口 26 給湯口 27 ディスポーザ用の給水口 27a バイパス流路 28 吐水口 31 給水管 32 給湯管 33 排水管 4 給水ライン 41 分岐管 5 電磁弁 6 制御部 7 スイッチ 100 シンク 101 流し口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクの流し口に取り付けられ、生ゴミ
    等の廃棄物を粉砕室で粉砕して排出するディスポーザ
    に、水を自動的に供給する装置であって、シンクに設置
    される水栓の吐水口に直接連通するように形成された給
    水ラインと、この給水ラインに接続された電磁弁と、電
    磁弁の開閉をディスポーザの運転開始/停止に応じて制
    御する制御部とを備えていることを特徴とするディスポ
    ーザの自動給水装置。
JP2000049818A 2000-02-25 2000-02-25 ディスポーザの自動給水装置 Pending JP2001232228A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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