JP3646456B2 - 厨芥処理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭や事業所における流し台のシンクの排水口から投入された厨芥を粉砕処理して下水に排出する厨芥処理システムに関する。
厨芥処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の厨芥処理システムは、流し台で生じた厨芥をディスポーザーにて粉砕して微細な粉砕屑とし、この粉砕屑を速やかに下水に排出することから、流し台における臭気の発生や害虫の繁殖等を有効に防止できる。このため、最も衛生的な厨芥処理として認知され、普及しつつある。ところで、ディスポーザーを用いた厨芥処理システムは、上記のような種々の利点を有する一方、次のような不具合があった。即ち、粉砕時の水量が不足すると下水管までの粉砕屑の流出が滞り、粉砕屑によりトラップや配管が閉塞するという不具合があった。また、粉砕時の水を水道水で賄う場合には、水道水の浪費をきたすという不具合があった。このような問題点を解決するため、例えば、特開平2―280848や特開昭61―138547では、ディスポーザーへの水道水の供給をこのディスポーザの運転に連動して自動的に行う装置が提案されている。より具体的には、水道管から分岐してディスポーザに到る管路の電磁開閉弁がディスポーザの運転に連動して開閉制御されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の厨芥処理システムでは、次のような問題点が指摘されるに到った。
【0004】
水道管から分岐した給水管が電磁開閉弁により開かれている場合は、この給水管とディスポーザ下流の配管(トラップ並びに下水管)とがディスポーザを介して連通し、ディスポーザ上流管路には上水が下流管路には下水が存在する状態となっている。このため、上水の側の圧力低下や下水の側の圧力上昇が起きたりすると、ディスポーザから排出された処理水(下水)が給水管の側に逆流し、給水管において上水と下水が混じり合う虞がある。なお、ディスポーザのみに水を供給する水系を水道管とは別個に設ければ、例えば、タンクに貯留した雨水等の水をディスポーザに供給するよう構成すれば、上水と下水の混じり合いは解消されるが、このような特別な水系を設ける必要があることから現実的ではない。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされ、給水管における上水への下水の混入を確実に防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
かかる課題を解決するため、本発明の厨芥処理システムは、
シンクの底面に設けられた排出口から投入される厨芥を粉砕する粉砕処理手段と、該粉砕された粉砕厨芥を前記粉砕処理手段から排出するための粉砕厨芥排出管と、前記粉砕厨芥の排出に必要な水量の水を前記粉砕処理手段に供給する給水手段とを有する厨芥処理システムであって、
前記給水手段は、前記粉砕処理手段に到る給水管に、前記粉砕処理手段の側から逆流した水を前記給水管の管路外に放出することによって前記逆流した水が前記管路外に放出された放出箇所より上流に到ることを防止する逆流防止手段を有する
ことを特徴とする。
【0008】
上記構成を有する本発明の厨芥処理システムでは、粉砕処理手段に到る給水管において逆流防止を図るので、この給水管に導かれた上水に下水が混入することはない。特に、第2の発明の厨芥処理システムでは、逆流した下水を給水管の管路外に放出するので、より確実に下水の混入を防止できる。
【0009】
上記の構成を有する本発明の厨芥処理システムにおいて、以下の態様を採ることができる。第1の態様は、
前記逆流防止手段は、前記給水手段による給水が停止されると前記給水管の管路を大気開放することによって前記管路外に逆流水を放出する手段を有するものとすることができる。
【0010】
この態様によれば、給水が停止された時には給水管の管路が大気開放されるので、給水停止時にあってもこの大気開放箇所から逆流下水を給水管の管路外に放出して確実に下水の混入を防止できる。
【0011】
第2の態様は、
前記逆流防止手段は、前記給水管における前記粉砕処理手段側の管路圧力が給水源側の管路圧力に勝るときには、前記給水管の管路を閉鎖すると共に、該管路の閉鎖箇所より下流側で前記給水管の管路を大気開放することによって前記管路外に逆流水を放出する手段を有するものとすることができる。
【0012】
節水制限や一時的な断水等が起きると、給水源側の給水管管路圧力は低下し粉砕処理手段側の管路圧力が相対的に高まる場合がある。このような事態に到った場合には、給水管の管路閉鎖により給水源からは給水されないようにでき、また、その閉鎖箇所より下流側での管路の大気開放により、当該大気開放箇所から逆流下水を給水管の管路外に放出できる。このため、この態様によれば、節水制限や一時的な断水等により粉砕処理手段側の管路圧力が相対的に高まったような場合であっても、上水への下水の混入を確実に防止できる。
【0013】
第3の態様は、
前記給水管は、給水源から前記逆流防止手段に水を導く上流側給水管と、該上流側給水管と前記逆流防止手段を通過した水を前記粉砕処理手段に導く下流側給水管とを備え、
前記逆流防止手段は、
前記下流側給水管から粉砕処理手段への給水箇所より上方に配設されており、下向きに向けられた前記上流側給水管の下流端と上向きに向けられた前記下流側給水管の上流端とを、離間させて対向配置することで構成されているものとすることができる。
【0014】
この態様では、粉砕処理手段の側の下流側給水管の上流端は上向きとされており、これに対向する上流側給水管の下流端はこの上流端と離間して下向きとされている。よって、下水が下流側給水管をその上流端の側に逆流しても、この逆流下水は、下向きの上流側給水管の下流端からその管路内に入り込むことはなく、上流端と下流端の離間箇所から給水管の管路外に放出される。このため、この態様によっても、上水への下水の混入を確実に防止できる。なお、逆流下水の水勢が高い場合には、逆流下水が噴水状に流れ出て上流側給水管の下流端からその管路内に入り込むこともあり得るが、下向きとされている上流側給水管の下流端の側を長くすることで、この入り込んだ逆流下水を下流端から容易に流れ出すことができ、支障はない。
【0015】
上記の第3の態様の厨芥処理システムにおいて、
前記上流側給水管の下流端と前記下流側給水管の上流端とは、約15〜約500mmの距離を隔てて対向配置されていることが好ましい。
【0016】
この第4の態様では、上流側給水管の下流端と下流側給水管の上流端との隔たりを約15〜約500mm程度に確保することで、下流側給水管から上流側給水管の管路内への逆流下水の入り込みをより確実に防止することができる。このため、この態様によっても、上水への下水の混入を確実に防止できる。
【0017】
また、上記の第3の態様の厨芥処理システムにおいて、
前記逆流防止手段は、
前記上流側給水管の下流端と前記下流側給水管の上流端との間に、貫通孔を有する中間部材を備え、
該中間部材は、前記貫通孔を前記下流端の開口と前記上流端の開口に略同心とし、前記下流端と前記上流端とから離れて配置されているものとすることができる。
【0018】
この第5の態様では、下流側給水管が閉塞したまま上流側給水管から吐水されて飛翔した水や、下流側給水管の上流端の側から噴出して上流側給水管の下流端に到達する逆流下水を中間部材により制限できる。よって、第5の態様によれば、上水の吐出口たる上流側給水管の下流端を汚濁するいわゆるクロスコネクションを防止することができる。
【0019】
上記の第5の態様の厨芥処理システムにおいて、
前記中間部材は、
前記上流側給水管の下流端に面する側が前記下流端の開口より大径で、前記下流側給水管の上流端に面する側が前記上流端の開口より小径とされたテーパ状の前記貫通孔を有するものとすることができる。
【0020】
この第6の態様によれば、上流側給水管の下流端から流れ出た水をテーパ状の貫通孔で確実に水を受け止めて下流側給水管の上流端に導くことができる。また、上記のように飛翔した水や噴出逆流下水が上流側給水管の下流端に到達することをより確実に制限できるので、より効果的にクロスコネクションを防止することができる。
【0021】
上記の第3ないし第6の態様の厨芥処理システムにおいて、
前記下流側給水管の前記上流端に、前記下流側給水管に向けた水の流れを整える整流手段を有するものとすることができる。
【0022】
この第7の態様によれば、上流側給水管から下流側給水管に効果的に水を導くことができる。また、この整流手段により上記の逆の水の流れは妨げられるので、噴出逆流下水の流れを妨げることができ、これにより上流側給水管の下流端への当該逆流下水の到達をより確実に制限できる。
【0023】
また、上記の第3ないし第7の態様の厨芥処理システムにおいて、
前記逆流防止手段が内部に配設された筐体を有し、該筐体には、前記給水手段又は前記粉砕処理手段を作動させるための操作部を配置したものとすることができる。
【0024】
この第8の態様によれば、逆流防止手段が外部に露出しないのでシンク回りの外観を損なわず美観を得ることができる。また、給水や粉砕処理の集中操作が可能となり、使い勝手を高めることができる。
【0025】
また、上記の第8の態様の厨芥処理システムにおいて、
前記筐体は、前記シンク上面より高い位置に配設されているものとすることができる。
【0026】
この第9の態様によれば、シンク回りで給水や粉砕処理の操作ができるので、使い勝手をより高めることができる。例えば、筐体を流し台上面等におくと操作部の操作性においても好ましい。
【0027】
上記の第9の態様の厨芥処理システムにおいて、
前記筐体は、前記下流側給水管を逆流し前記上流端から溢れた逆流水を前記シンクに排出する排出口を有するものとすることができる。
【0028】
この第10の態様によれば、逆流水を下水に導く特別の配管を要しないので、コスト低減を図ることができる。
【0029】
また、上記の第2ないし第10の態様の厨芥処理システムにおいて、
前記管路の大気開放箇所又は前記下流側給水管の上流端から溢れ出た水の水量が所定量以上となると、前記給水手段と前記粉砕処理手段とを停止する停止手段を有するものとすることができる。
【0030】
この第11の態様によれば、給水管の管路外に出る水の水量が多量になる前に給水と粉砕処理を停止できるので、節水を図ることができると共に、水量不足での粉砕処理を起こすことがない。
【0031】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る厨芥処理システムの実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、本発明の第1実施例の厨芥処理システム全体図であり、図2はその側面図である。この図1,図2に示すように、本実施例の厨芥処理システムは、シンク底面に設けられた排出口から投入される厨芥を粉砕するディスポーザー1を中心に構成されている。そして、ディスポーザー1への給水水系は、図示しない水栓に到る水道管7から分岐しシンク上面に到る上流側接続ホース8と、シンク上面からディスポーザー1に到る下流側接続ホース10を含んで構成されている。上流側接続ホース8は、管路を開閉する開閉弁9を介して水道管7から水道水(上水)を導き、シンク2の上面の操作盤11の内部にて下流側接続ホース10にこの水道水を流入させる。図2に示すように、これら接続ホースは、その管路の途中にエルボ8a,10aを有し、下流側接続ホース10では、その管路に沿っての臭気の立上がりを防止する臭気トラップがエルボ10aにて形成されている。その一方、ディスポーザー1からの排出水系は、ディスポーザー1から図示しない下水管に接続されたトラップ12からなる。そして、本実施例の厨芥処理システムでは、上記した給水水系と排出水系に含まれる機器で、給水装置4が構成されている。また、本実施例の厨芥処理システムは、操作盤11の上面に設けられた運転スイッチ群14の操作状況に基づいてディスポーザー1並びに開閉弁9を駆動制御するコントローラ15を有する。
【0032】
ディスポーザー1は、シンクの排出口下方に配置されており、その粉砕処理室1aと排出口とは直結されており、通常、排出口には蓋が装着されている。そして、粉砕処理室1aに厨芥が投入され、運転スイッチ群14のスタートスイッチ14aが操作されると、上流側接続ホース8および下流側接続ホース10からの給水と併せて厨芥の粉砕を開始する。また、ストップスイッチ14bが操作されると、その時点で給水と厨芥の粉砕を停止するよう構成されている。
【0033】
トラップ12は、配管中の臭気が室内に侵入するのを防止するためのものである。このトラップは空気調和衛生工学会規格HASS-206に準拠していればどのような形式、寸法のものでもよい。
【0034】
給水装置4は、ディスポーザー1による厨芥処理をするのに必要な水を自動的に供給するものであり、本実施例では、粉砕廃棄物を全て排出する為の必要水量を自動的に給水する自動給水装置とされている。このため、使い勝手及び節水効果、システムの配管系の洗浄効果に優れる。なお、給水装置4は手動式でも自動式でもどちらでもよいことは勿論である。また、本実施例では、ディスポーザー1と給水装置4をカウンター21下に配置することにより、カウンターの外観を損なうことがなく好ましい。
【0035】
操作盤11は、ディスポーザ1の運転・停止の指示を出したり、トラブル等の状態表示をしたりする装置である。操作盤11の位置は、使用者の手の届く位置であればどこでも良いが、上流側接続ホース8の下流端の後述のノズル22と下流側接続ホース10の上流端の後述のホッパー20を含んで構成される逆流防止機構を取り囲むように設置すれば、台所空間の有効スペースの確保の面から望ましい。
【0036】
また、この実施例では、操作盤11を逆流防止機構のカバーとして機能させることができるため、カウンターの外観を損なうことが低減され意匠性の向上をもたらすことができる。更に、操作盤11がスイッチの支持体としての印象を与えるため、カウンター上に突出しても違和感がない。
【0037】
コントローラ15は、ディスポーザー1、給水装置4と接続され、これらの装置を制御する装置である。コントローラ15は、ディスポーザー1、給水装置4、操作盤11のいずれかに組み込むことも、また、単独で設置することも可能である。
【0038】
次に、本実施例における逆流防止機構について説明する。この逆流防止機構は、操作盤11の概略断面図である図3,図4に示すように、いわゆる縁切り装置として構成されている。なお、本発明のようにディスポーザー粉砕用水として上水を使用する場合には、ディスポーザーと給水装置との間の配管に給水の縁切り装置を設けることが日本水道規格協会規格によれば必須である。そして、この縁切り装置を、給水装置からの給水圧がない場合には流路を大気開放するように構成すれば、配管の水頭圧を考慮する必要がなく、縁切り装置を設置する高さの自由度が増す。以下、この縁切り装置について詳述する。
【0039】
縁切り装置32は、操作盤11の内部に収納されており、上流側接続ホース8の下流端をなすノズル22と、下流側接続ホース10の上流端をなすホッパー20と、操作盤11の正面に開けられたオーバーフロー口16とを備える。そして、下向きに向いたノズル22と上向きに向いたホッパー20とは、約50mm程度離間して対向配置されており、ノズル22とホッパー20との間は大気開放箇所とされている。
【0040】
ノズル22は、上流側接続ホース8を通過した水道水を下流側接続ホース10のホッパー20内に確実に注入するための吐出口であり、ナット8bにて操作盤11内部の壁面に固定されている。この場合、ノズル22から水道水が拡がって吐出されると、ホッパー20内に全ての水道水を供給することが難しくなるため望ましくない。また、確実にホッパー20内に供給するために、流線に乱れがあることも望ましくない。
【0041】
このため、ノズルには内面および端面に十分な平滑度が確保されている必要があり、また、層流となるのに十分な助走区間を設ける必要がある。吐出する流量は、通常ディスポーザーで推奨されている8リットル/分から、トラップ中の堆積物を除去するのに有効とされる20リットル〜30リットル/分の範囲である。
【0042】
また、ノズル22の太さは流れやホッパー20への吐出性の面から細いほうが良く、13mmから20mmの範囲が望ましい。また、ノズル22の下端の位置は、周辺の部材から所定の寸法だけ離れた位置に取り付ける必要があり、この寸法は日本水道規格協会規格によれば、ノズル径が13mmの時に25mm以上と規定されている。
【0043】
ホッパー20は、ノズル22から吐出される水道水を受け入れる配管部品であり、ノズル22からは大気開放箇所を通して間接的に給水を受けることにより、クロスコネクションを防止する。このホッパー20の径は、ノズル22からの吐水を確実に受けとめるとともに、ノズル22からの吐水を速やかにディスポーザー1中に流し込む必要がある。このため、ホッパー20の内径はノズル22内径の1.5倍以上とされている。なお、操作盤11を不用意に大きくしない観点からも、ホッパー20の内径はノズル22内径の約1.5倍〜約 倍程度であることが望ましい。
【0044】
上記した厨芥処理システムでは、操作盤11に設けたスタートスイッチ14aが操作されると、コントローラ15によりディスポーザー1の粉砕モータが回転駆動され、開閉弁9は開弁する。これにより、水道管7からは、上流側接続ホース8を経て水道水が流入し、その水道水は、ノズル22から大気開放箇所を通ってホッパー20に吐出され、下流側接続ホース10を経てディスポーザー1の粉砕処理室1aに導かれる。そして、この水道水の給水に併せてディスポーザー1では厨芥の粉砕が行われ、その粉砕厨芥物はトラップ12を経て下水管に排出される。その一方、ストップスイッチ14bが操作されると、コントローラ15により粉砕モータは停止し、開閉弁9は閉弁する。これにより、上流側接続ホース8並びに下流側接続ホース10からの給水は停止すると共に、粉砕処理室1aでの厨芥粉砕も停止する。
【0045】
以上説明したように、この第1実施例の厨芥処理システムによれば、次のような効果がある。
▲1▼縁切り装置32は、上流側接続ホース8の下流端をなすノズル22と下流側接続ホース10の上流端をなすホッパー20とを離間させて対向配置して両者の間に大気開放箇所を形成した。そして、ディスポーザー1への給水時には、上流側接続ホース8を通過した水道水をこの大気開放箇所を越えて下流側接続ホース10に導き、粉砕処理室1aに確実に導く。その一方、何らかの原因、例えば粉砕厨芥が排出水系の管路に詰まって粉砕処理室1aの側の圧力が高まった場合には、下流側接続ホース10を処理水が逆流するが、その逆流水は、ノズル22とホッパー20との間の大気開放箇所を越えてノズル22延いては上流側接続ホース8に流れ込むことはない。そして、下流側接続ホース10を逆流してホッパー20から溢れた逆流水は、オーバーフロー口16からシンク2に流れ出て給水水系外に排出される。従って、下流側接続ホース10を逆流した逆流水の上流側接続ホース8への入り込みを確実に回避して、上水への下水の混入を確実に防止することができる。
▲2▼しかも、ノズル22とホッパー20との隔たりを約50mm程度に確保したので、下流側接続ホース10から上流側接続ホース8の管路内への逆流水の入り込みをより確実に回避することができる。このため、上水への下水の混入をより確実に防止できる。
【0046】
▲3▼また、縁切り装置32はシンクの上面の操作盤11により取り囲まれて外部に露出しないのでシンク回りの外観を損なわず美観を得ることができる。また、操作盤11にスタートスイッチ14aとストップスイッチ14bを設けたので、給水や粉砕処理の集中操作がシンク回りで可能となり、使い勝手を高めることができる。
▲4▼更に、下流側接続ホース10からの逆流水はオーバーフロー口16を経てシンクに排出するので、逆流水を下水に導く特別の配管を要しないので、コスト低減を図ることができる。
▲5▼また、ホッパー20の内径をノズル22内径の約1.5倍としたので、ノズル22からの吐水を確実に受け止めて、粉砕処理室1aに確実に給水することができる。しかも、このような内径の関係とすることで、ノズル22から吐出した水が飛翔してノズル周辺を汚濁するクロスコネクションを有効に回避することができる。
▲6▼下流側接続ホース10からの逆流水の上水への混入を防止するための縁切り装置32は、シンク上面の僅かなスペースしか占めない操作盤11に内蔵した。よって、水栓等の設置に必要なシンク回りのスペースを確保でき好ましい。
【0047】
次に、他の実施例(第2,第3実施例)について説明する。なお、以下の説明に当たっては、上記した第1実施例と異なる構成について説明することとする。まず、第2実施例について説明する。
【0048】
第2実施例の厨芥処理システムは、その全体図を表した図5に示すように、図示しない水道管と接続された管路に設けられた止水栓29からの給水管30に、上流側逆止弁31と縁切り装置32と下流側逆止弁33とを有し、これらで給水装置34を構成する。そして、この給水装置34は、給水管30を通過した水道水をディスポーザー1の粉砕処理室1aに導く。なお、粉砕処理室1aからの処理水は、トラップ12を経て図示しない下水管に排出される。
【0049】
縁切り装置32は、給水バルブ35を有し、その下流管路には縁切り弁36を有する。この縁切り弁36は、給水バルブ35の上流側圧力(給水圧)をいわゆるパイロット圧力として受け、この給水圧に対して下流側圧力(吐出水圧力)が所定の圧力以上高まると、逆流の恐れありと判断して機械的に管路を大気開放し、その大気開放箇所36aから水を管路外に排出するよう構成されている。また、給水バルブ35は、このようにした縁切り弁36の動作を受けて給水管30の管路を閉鎖するよう構成されている。また、縁切り弁36の大気開放箇所36aの下方には、当該箇所から流れ落ちた水を貯留する受皿37が設けられている。この場合、大気開放箇所36aからの水が飛翔してその周囲を汚濁するクロスコネクションを防止する観点から、受皿37は、大気開放箇所36aから約25mm以上離されている。更に、この受皿37の周囲には、受皿37に貯留された水量を検出する水位センサ38が設けられている。また、受皿37の貯留水量がその最高レベル(例えば、受皿開口より約5mm程度下方のレベル)に達すると、この最高レベルを超える水は受皿から下水管に流れ出すように構成されている。なお、この第2実施例の厨芥処理システムでは、ディスポーザー1の運転開始や運転停止を指示するための操作パネル40を別途備え、この操作パネル40にスタートスイッチ14aとストップスイッチ14bが設けられている。
【0050】
次に、上記した厨芥処理システムにおけるディスポーザー1の駆動制御並びに粉砕処理室1aへの通水制御を行う電子制御装置70について、図6に示すブロック図を用いて説明する。なお、この電子制御装置70は、コントローラ15に設置されている。
【0051】
電子制御装置70は、CPU71,ROM72,RAM73,タイマ74を中心に論理演算回路として構成され、これらと図示しない入出力ポートとを図示しないコモンバスを介して相互に接続して備える。この場合、入力ポートには、制御信号の入力対象として、スタートスイッチ14a,ストップスイッチ14b,水位センサ38に加え蓋開閉スイッチ41が接続されている。この蓋開閉スイッチ41は、シンク2の底面に開けられ粉砕処理室1aへの厨芥の投入口である排水孔(図示省略)に配置されており、排水蓋がこの排水孔に正常にセットされたときにオン信号を出力し排水蓋が正常にセットされていない間はオフ信号を出力するよう構成されている。また、出力ポートには、制御対象機器として、縁切り装置32における給水バルブ35とディスポーザー1のモータ42が接続されている。そして、電子制御装置70は、スタートスイッチ14a等から入力した制御信号に基づいてモータ42等の制御対象機器を駆動制御する。
【0052】
次に、電子制御装置70にて実行されるディスポーザの運転制御について、図7のフローチャートに基づき説明する。
【0053】
図7に示されたディスポーザの運転制御ルーチンは、電源が投入されているされた期間に亘って繰り返し実行されるものであり、まず、蓋開閉スイッチ41からの信号に基づいて排水蓋が正常にセットされているか否かを判断する(ステップS110)。そして、このステップS110で排水蓋が正常にセットされるまで待機し、ディスポーザー1の運転開始に備える。なお、以下に説明する運転制御ルーチンは、ストップスイッチ14bがオン操作された時点と排水蓋が空けられた時点とで、それぞれそれ以降の処理が停止し、このストップスイッチ14bの信号入力並びに蓋開閉スイッチ41のオフ信号を割り込み信号として初期のステップS110に戻るよう構成されている。
【0054】
排水蓋が正常にセットされている場合に下される肯定判断に続いては、ディスポーザ1を運転させるために操作されるスタートスイッチ14aがONされたか否かを判断し(ステップS120)、肯定判断されるまで待機する。そして、スタートスイッチ14aがオン操作されて肯定判断した場合には、水位センサ38からの信号に基づいて受皿37に貯留されている水(処理水)の水位が所定以下であるか否かを判断する(ステップS130)。例えば、検出水位が上記した最高レベルに達しているか否かを判断する。そして、このステップS130で否定判断した場合には、給水バルブ35には閉弁信号を、モータ42には停止信号をそれぞれ出力して(ステップS135)、給水管30を強制的に閉鎖すると共に、粉砕処理室1aでの厨芥粉砕をも速やかに停止する。その一方、ステップS130で肯定判断した場合には、その後は、厨芥粉砕のための処理を行う。
【0055】
即ち、ステップS130での肯定判断に続いては、縁切り装置32における給水バルブ35に開弁信号を出力し(ステップS140)、当該バルブの開弁により水道水はディスポーザー1に導かれる。つまり、粉砕処理室1aにおける厨芥の粉砕に先立って、この粉砕処理室1aに予め通水される。
【0056】
その後は、モータ42に駆動信号を出力して(ステップS150)、通水が継続された状態でモータ42が回転駆動し、粉砕処理室1aでは厨芥の粉砕が開始される。次に、モータ42が駆動してから、即ち粉砕処理室1aでの粉砕が開始されてから所定時間経過したか否かを判断し(ステップS160)、肯定判断するまでモータ42を継続して駆動して粉砕を継続する。
【0057】
このステップS160で肯定判断した場合には、モータ42に停止信号を出力する(ステップS170)。これにより、粉砕処理室1aでの粉砕が終了する。この場合、給水バルブ35は開弁したままであるので、粉砕終了後にも引き続き通水は継続されている。
【0058】
こうして粉砕処理室1aでの粉砕を終了した後には、ディスポーザー1下流のトラップ12並びに下水管(図示省略)の接続箇所周辺の厨芥粉砕物を押し流すべく、以下の処理を実行する。つまり、モータ42を停止してからの経過時間が所定の時間に達したか否かを判断し(ステップS180)、肯定判断すれば、十分な通水により厨芥粉砕物は押し流されたとして、給水バルブ35に閉弁信号を出力し(ステップS190)、一旦本ルーチンを終了する。
【0059】
以上説明したように第2実施例の厨芥処理システムでは、節水制限や一時的な断水等が起きて給水圧が低下し、給水圧に対して吐出水圧力が所定の圧力以上高まると、縁切り弁36により機械的に管路を大気開放箇所36aにて大気に開放する。このため、このような事態に到った場合には、給水管30の管路閉鎖により水道水は給水されないようにでき、また、粉砕処理室1aからの処理水は、この大気開放箇所36aから給水管30の管路外に放出される。よって、この第2実施例の厨芥処理システムによれば、節水制限や一時的な断水等によりディスポーザー1の側の管路圧力が相対的に高まったような場合であっても、上水への下水の混入を確実に防止できる。
【0060】
また、この第2実施例では、大気開放箇所36aから受皿37に流れ出た水(処理水)が所定量となれば、比較的多流量の逆流が起きているとして給水管30を強制的に閉鎖すると共に、粉砕処理室1aでの厨芥粉砕をも速やかに停止する(ステップS135)。このため、受皿37に流れ出す水の水量が多量になる前に給水と粉砕処理を停止できるので、節水を図ることができると共に、通水がされない状態で粉砕処理を起こすことがなく、モータに不用意に負荷をかけることがない。この結果、流量不足に伴うモータでの異音発生や粉砕不良を回避することができる。また、粉砕処理室1aでの粉砕に先立つ通水により、粉砕処理室1aに残存している被粉砕物を予めディスポーザー1の下流に押し流しておくことができる。
【0061】
また、本実施例では、粉砕処理室1aでの粉砕終了後に通水を行うことで(ステップS180〜190)、厨芥粉砕物をトラップ12並びに下水管の下流まで確実に押し流すことができる。
【0062】
更にこの第2実施例では、ディスポーザー1への給水のための給水装置34を総てシンク下方のカウンター下に設置することができる。このため、シンク下の有効スペースを犠牲にしない観点から望ましい。
【0063】
次に、第3実施例について説明する。この第3実施例の厨芥処理システムは、上記した第1実施例と以下の点で縁切り装置32の構成が相違する。操作盤11の概略断面図である図8に示すように、第3実施例の厨芥処理システムにおける縁切り装置32は、上流側接続ホース8の下流端をなすノズル22と下流側接続ホース10の上流端をなすホッパー20との間に、この間隙を上室50aと下室50bとに区画する区画壁50を有する。この区画壁50には、ノズル22の側がホッパー20の側よりも大径とされたテーパ孔51を形成する環状体52が設けられている。そして、テーパ孔51がノズル22およびホッパー20と略同心となるように、区画壁50は操作盤11の内壁面に固定されている。この場合、テーパ孔51の上端の径は、ノズル22の内径の約1.5倍とされている。
【0064】
また、ホッパー20の上端開口部には、ホッパー20の内部に向けた水の流れを整える整流板53が組み込まれている。この整流板53は、図9の斜視図に示すように、薄板体を十字に交差して構成され、図9の10−10線断面図である図10に示すように、各薄板体の頂上稜線部は、先の尖った形状とされている。この構成を有する厨芥処理システムでは、ノズル22から流れ出た水道水は、区画壁50におけるテーパ孔51を通過してホッパー20に到り、整流板53により整流された状態でホッパー20に流れ込むことになる。また、操作盤11の壁面には、第1実施例におけるオーバーフロー口16に替わる長穴状のオーバーフロー口54が、上室50aと下室50bとに亘って多列に形成されている。上記の構成を有する第3実施例の厨芥処理システムによれば、次のような利点がある。
【0065】
ホッパー20には、整流板53により整流して水を流れ込ませるので、上流側接続ホース8のノズル22からホッパー20、延いては下流側接続ホース10とその下流のディスポーザー1に効果的に水道水を導くことができる。
【0066】
何らかの原因でホッパー20から処理水が逆流した場合、この逆流水は区画壁50の下面で遮られてノズル22には到達しがたくなる。また、ノズル22から流れ出てホッパー20の開口部周辺で飛翔した水も、区画壁50の下面で遮られてノズル22には到達しがたくなる。このため、水道水の吐出口たるノズル22の下端を汚濁するクロスコネクションを防止することができる。しかも、区画壁50にはテーパ孔51を形成する環状体52が存在することから、上記の逆流水やホッパー20の開口部周辺で飛翔した水は、区画壁50の下面ばかりではなく環状体52の下側外周壁面でも遮られてノズル22には到達しがたくなる。また、逆流下水は、整流板53によってその流れを妨げられると共に、整流板53の平らな下面により流れが拡げられて区画壁50の下面や環状体53で遮られやすくなり、やはりノズル22に到達しがたくなる。よって、ノズル22の下端を汚濁するクロスコネクションをより確実に防止することができる。
【0067】
なお、この第3実施例の厨芥処理システムでは、第1実施例に区画壁50並びに整流板53等を追加した構成を有するので、第1実施例の厨芥処理システムが奏する上記の▲1▼〜▲6▼の効果を得られることは勿論である。
【0068】
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は上記の実施例や実施形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の厨芥処理システムの全体構成の概略をその正面から示した正面構成図。
【図2】この厨芥処理システムにおける機器配置を側面から示した側面構成図。
【図3】この厨芥処理システムの操作盤11に内蔵した縁切り装置32の構成を説明するための操作盤11の概略断面図。
【図4】同じく、操作盤11の概略断面図。
【図5】第2実施例の厨芥処理システムの全体構成の概略をその正面から示した正面構成図。
【図6】第2実施例の厨芥処理システムにおけるディスポーザー1の駆動制御並びに粉砕処理室1aへの通水制御を行う電子制御装置70を中心とする制御系のブロック図。
【図7】この電子制御装置70にて実行されるディスポーザの運転制御を示すフローチャート。
【図8】第3実施例の厨芥処理システムの操作盤11に内蔵した縁切り装置32の構成を説明するための操作盤11の概略断面図。
【図9】ホッパー20に組み込んだ整流板53の概略斜視図。
【図10】図9の10−10線拡大断面図。
【符号の説明】
1…ディスポーザー
1a…粉砕処理室
2…シンク
4…給水装置
7…水道管
8…上流側接続ホース
9…開閉弁
10…下流側接続ホース
11…操作盤
12…トラップ
14…運転スイッチ群
14a…スタートスイッチ
14b…ストップスイッチ
15…コントローラ
16…オーバーフロー口
20…ホッパー
21…カウンター
22…ノズル
29…止水栓
30…給水管
31…上流側逆止弁
32…縁切り装置
33…下流側逆止弁
34…給水装置
35…給水バルブ
36…縁切り弁
36a…大気開放箇所
37…受皿
38…水位センサ
40…操作パネル
42…モータ
50…区画壁
50a…上室
50b…下室
51…テーパ孔
52…環状体
53…整流板
54…オーバーフロー口
70…電子制御装置

Claims (8)

  1. シンクの底面に設けられた排出口から投入される厨芥を粉砕する粉砕処理手段と、該粉砕された粉砕厨芥を前記粉砕処理手段から排出するための粉砕厨芥排出管と、前記粉砕厨芥の排出に必要な水量の水を前記粉砕処理手段に供給する給水手段とを有する厨芥処理システムであって、
    前記給水手段は、前記粉砕処理手段に到る給水管に、前記粉砕処理手段の側から逆流した水を前記給水管の管路外に放出することによって前記逆流した水が前記管路外に放出された放出箇所より上流に到ることを防止する逆流防止手段を有する
    ことを特徴とする厨芥処理システム。
  2. 請求項1記載の厨芥処理システムであって、
    前記逆流防止手段は、前記給水手段による給水が停止されると前記給水管の管路を大気開放することによって前記管路外に逆流水を放出する手段を有する、厨芥処理システム。
  3. 請求項1記載の厨芥処理システムであって、
    前記逆流防止手段は、前記給水管における前記粉砕処理手段側の管路圧力が給水源側の管路圧力に勝るときには、前記給水管の管路を閉鎖すると共に、該管路の閉鎖箇所より下流側で前記給水管の管路を大気開放することによって前記管路外に逆流水を放出する手段を有する、厨芥処理システム。
  4. 請求項1記載の厨芥処理システムであって、
    前記給水管は、給水源から前記逆流防止手段に水を導く上流側給水管と、該上流側給水管と前記逆流防止手段を通過した水を前記粉砕処理手段に導く下流側給水管とを備え、
    前記逆流防止手段は、
    前記下流側給水管から粉砕処理手段への給水箇所より上方に配設されており、下向きに向けられた前記上流側給水管の下流端と上向きに向けられた前記下流側給水管の上流端とを、離間させて対向配置することで構成されている、厨芥処理システム。
  5. 請求項4記載の厨芥処理システムであって、
    前記逆流防止手段が内部に配設された筐体を有し、該筐体には、前記給水手段又は前記粉砕処理手段を作動させるための操作部を配置した、厨芥処理システム。
  6. 請求項5記載の厨芥処理システムであって、
    前記筐体は、前記シンク上面より高い位置に配設されている、厨芥処理システム。
  7. 請求項6記載の厨芥処理システムであって、
    前記筐体は、前記下流側給水管を逆流し前記上流端から溢れた逆流水を前記シンクに排出する排出口を有する、厨芥処理システム。
  8. 請求項3ないし請求項7いずれか記載の厨芥処理システムであって、
    前記管路の大気開放箇所又は前記下流側給水管の上流端から溢れ出た水の水量が所定量以上となると、前記給水手段と前記粉砕処理手段とを停止する停止手段を有する、厨芥処理システム。
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