JP2827505B2 - 洗浄給水装置 - Google Patents

洗浄給水装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、洗浄給水装置、特に給水量調節手段を設け
た洗浄給水装置に関するものである。
(従来の技術) 従来からボウル部の溜水に施回を与えるためのリムを
有しサイホン作用を発生させて汚物を排出するようにし
た便器へ洗浄水を供給する管路に給水量調節手段を設け
た便器の洗浄給水装置は知られている。このような従来
の洗浄給水装置は、洗浄給水動作が終了し封水のための
給水が終了しさえすれば次の洗浄起動入力を受け付ける
ことができるよう構成されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記のような従来の洗浄給水装置において
は、洗浄給水動作が終了し封水のための給水が終了した
直後で未だボウル部の溜水が施回しているときでも洗浄
起動入力を受け付けてしまうため次の洗浄起動入力を溜
水が施回している間に行なうとボウル部の溜水に必要以
上の施回を生じさせる。必要以上に施回すると渦の中心
が深くなり封水の水位がトラップ排水路の堰部より下が
りトラップ排水路内に空気が流入し本来のサイホン作用
継続時間より早くサイホン作用が終了してしまうため汚
物搬送能力が低下し、汚物の排出が不十分となる。
本発明はこのような課題を解決した洗浄給水装置を得
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため本発明に係る洗浄給水装置
は、洗浄給水動作が終了した後、前記ボウル部の溜水の
施回が継続している間は、次の洗浄起動入力を受け付け
ないようにした。
(作用) 本発明の洗浄給水装置によれば、洗浄給水動作が終了
した後、前記ボウル部の溜水の施回が継続している間
は、次の洗浄起動入力を受け付けないようにしたので、
給水初期においてボウル部の溜水が過施回となることが
ない。
(実施例) 以下図面により本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の第1実施例にかかる洗浄給水装置の
ブロック構成図である。
洗浄給水装置1は、洗浄開始スイッチ2、制御部3、
流量調節弁4、流量検出手段5および電源6を備える。
給水管7は、圧力センサ5および流量調節弁4を介して
便器8へ接続している。尚、ここで流量調節弁4として
は、例えば電力を断つと閉じる型のものを用いる。
制御部3は、第2図に示すように弁駆動回路31と、第
1タイマ手段32と、弁開時間算出手段33と、施回時間算
出手段34と、入力禁止時間算出手段35と、第2タイマ手
段36を備える。
この構成における動作を第3図のフローチャートを用
いて説明する。制御部3では、電源6からの電力の供給
を受け、洗浄開始スイッチ2が操作されると洗浄開始信
号を直接弁駆動回路31へ入力し、流量検出手段(例え
ば、圧力センサ)5で検出した止水状態の給水圧検出出
力に基づいて所定の瞬間流量が流れる開度に流量調節弁
4を開くようこの弁駆動回路31を駆動すると共に第1タ
イマ手段32をスタートさせて流量調節弁4が開いてから
の時間を測定し始める。この流量調節弁4の駆動に伴い
洗浄水の給水圧力を流量検出手段5で検出し、給水圧力
が所定値以下の時は給水時間を長くするなど検出出力に
基づいて弁開時間算出手段33で洗浄に必要な弁開時間を
算出する。この算出した弁開時間を前記第1タイマ手段
32へ入力し、この時間経過後は、弁駆動回路31の駆動を
止めて流量調節弁4を閉じる。また、弁開時間算出手段
33で算出した弁開時間は、同時に施回時間算出手段34へ
も入力し溜水の施回時間を算出し、更に入力禁止時間算
出手段35では、この施回時間に幾らかの時間を加えて入
力禁止時間を算出する。第2タイマ手段36は前記弁駆動
回路31の駆動を止めて流量調節弁4を閉じた後入力禁止
時間をスタートする。尚、施回時間算出手段34で算出し
た施回時間で第2タイマ手段36をスタートするようにす
ればこの入力禁止時間算出手段35を省略することができ
る。そして、入力禁止時間経過後でなければ洗浄開始ス
イッチ2が操作されても弁駆動回路31を駆動して洗浄給
水を行なうことができず、電源6からの電力の供給を止
めて流量調節弁4を閉状態として一連の便器の洗浄を終
了する。
第4図は本発明の第2実施例にかかる洗浄給水装置の
ブロック構成図を示し、第1実施例と同一部分には同一
符号を付し、その説明を省略する。
この実施例では便器8へ洗浄水を供給する管路7に開
閉弁9と定流量弁10とをこの順に接続して設ける。
制御部3は、第5図に示すように弁駆動回路31と、タ
イマ手段37と、入力禁止時間データ記憶部38を備える。
この構成における動作を第6図のフローチャートを用
いて説明する。制御部3では、電源6からの電力の供給
を受け、洗浄開始スイッチ2が操作されると洗浄開始信
号を直接弁駆動回路31へ入力し開閉弁9を開状態とする
と共にタイマ手段37をスタートする。この開閉弁9の駆
動に伴い下流側に洗浄水が流れ始めるが、タイマ手段37
は入力禁止時間データ記憶部38に記憶されている予め測
定され記憶されている給水時間データに基づいた時間の
経過後弁駆動回路31の駆動を止めて開閉弁9を閉じる。
その後開閉弁9を閉じた後やはり入力禁止時間データ記
憶部38に記憶されている予め測定され記憶されている施
回データに基づいて算出された入力禁止時間経過後でな
ければ洗浄開始スイッチ2が操作されても弁駆動回路31
を駆動して洗浄給水を行なうことができず、電源6から
の電力の供給を止めて流量調節弁4を閉状態として一連
の便器の洗浄を終了する。
第7図は本発明の第3実施例にかかる洗浄給水装置の
ブロック構成図を示し、第1実施例と同一部分に同一符
号を付し、その説明を省略する。
この実施例においては、流量調節弁4の下流側に切替
弁11を備え、制御部3からの制御入力に基づいてこの切
替弁11をリム又はジェットノズルへ切替える。
この構成における動作を第8図のフローチャートを用
いて説明する。制御部3では、電源6からの電力の供給
を受け、洗浄開始スイッチ2が操作されると洗浄開始信
号を弁駆動回路31へ入力し、第1タイマ手段32をスター
トさせて流量調節弁4が開いてからの時間を測定し始め
る。更にこの第1タイマ手段32の出力で弁駆動回路31を
流量検出手段(例えば、圧力センサ)5で検出した止水
状態の給水圧検出出力に基づいた開度だけ流量調節弁4
を開くようこの弁駆動回路31を駆動すると共に切替弁11
をリム側に切替える。この流量調節弁4と切替弁11の駆
動に伴いリム側に洗浄水が流れ始めるので、この洗浄水
の給水圧力を流量検出手段5で検出し、検出出力に基づ
いて弁開駆動時間算出手段33でリム洗浄に必要な弁開時
間を算出し、第1タイマ手段32へ入力する。第1タイマ
手段32では、この算出した弁開時間の間所定流量の洗浄
水を便器8へ供給してリムによる前洗浄を行なう。この
時間経過後、切替弁11をジェットノズルへ切替えて前洗
浄を終了させる。このジェットノズルへの切替えに伴い
切替弁11のジェットノズル側に洗浄水が流れ始めるが、
この洗浄水の給水圧力を流量検出手段5で検出して流量
調節弁4の開度を調節すると共に弁開駆動時間算出手段
33でサイホン作用を発生させるため必要なジェットノズ
ルへの給水時間を算出し第1タイマ手段32へ入力する。
第1タイマ手段32で、この算出した弁開時間の間所定流
量の洗浄水をジェットノズルへ供給し、ブロー効果を発
生させて汚物等を排出する。所定時間が経過してサイホ
ン作用状態が途切れた後、ジェットノズルへの給水を終
了し再び切替弁9をリム側へ切替える。同時に洗浄水の
給水圧力を流量検出手段5で検出して流量調節弁4の開
度を調節すると共に弁開駆動時間算出手段33で封水にと
って必要なリムへの給水時間を算出し、第1タイマ手段
32へ出力する。第1タイマ手段32では、この算出した弁
開時間の間所定流量の洗浄水をリムへ供給して封水を行
なう。尚、このリム給水開始後、新たな洗浄開始入力が
あったときは、この封水給水を最初のリム洗浄(前洗
浄)と看做してリム洗浄時間を算出しそこから給水動作
を行なう(第10図(b)参照)。また、弁開時間算出手
段33で算出した弁開時間出力は、同時に施回時間算出手
段34へも入力し溜水の施回時間を算出し、更に入力禁止
時間算出手段35では、この施回時間に幾らかの時間を加
えて入力禁止時間を算出する(第10図(a)参照)。第
2タイマ手段36は前記弁駆動回路31の駆動を止めて流量
調節弁4を閉じた後入力禁止時間をスタートする。尚、
施回時間算出手段34で算出した施回時間で第2タイマ手
段36をスタートするようにすればこの入力禁止時間算出
手段35を省略することができるのは前記第1実施例の場
合と同様である。そして、例え新たな洗浄開始入力があ
っても入力禁止時間経過後でなければ洗浄開始スイッチ
2が操作されても弁駆動回路31を駆動して洗浄給水を行
なうことができず、電源6からの電力の供給を止めて流
量調節弁4を閉状態として一連の便器の洗浄を終了す
る。
なお、洗浄開始入力時から施回終了時までのすべての
時間を入力禁止時間としてもよい。
(発明の効果) 本発明の洗浄給水装置によれば、洗浄給水動作が終了
した後、前記ボウル部の溜水の施回が継続している間
は、次の洗浄起動入力を受け付けないようにしたので、
給水初期においてボウル部の溜水が過施回となることが
なく、従って完全な汚物の排出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例にかかる洗浄給水装置のブ
ロック構成図、第2図はその制御部のブロック構成図、
第3図は第1実施例の動作の流れを表わすフローチャー
ト、第4図は本発明の第2実施例にかかる洗浄給水装置
のブロック構成図、第5図はその制御部のブロック構成
図、第6図はその動作の流れを表わすフローチャート、
第7図は本発明の第3実施例にかかる洗浄給水装置のブ
ロック構成図、第8図はその制御部のブロック構成図、
第9図はその動作の流れを表わすフローチャート、第10
図はそのタイムチャートである。 1……洗浄給水装置、2……洗浄開始スイッチ、3……
制御部、4……流量調節弁、5……流量検出手段、6…
…電源、7……給水管、8……便器、9……開閉弁、10
……定流量弁、11……切替弁、31……弁駆動回路、32…
…第1タイマ手段、33……弁開時間算出手段、34……施
回時間算出手段、35……入力禁止時間算出手段、36……
第2タイマ手段。37……タイマ手段、38……入力禁止デ
ータ記憶部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03D 5/10 E03D 11/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボウル部の溜水に施回を与えるためのリム
    を有し、サイホン作用を発生させて汚物を排出するよう
    にした便器へ洗浄水を供給する管路に給水量調節手段を
    設けた便器の洗浄給水装置において、洗浄給水動作が終
    了した後、前記ボウル部の溜水の施回が継続している間
    は、次の洗浄起動入力を受け付けないようにしたことを
    特徴とする洗浄給水装置。
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