JPH075207B2 - 紙片搬送整理装置 - Google Patents
紙片搬送整理装置Info
- Publication number
- JPH075207B2 JPH075207B2 JP8620487A JP8620487A JPH075207B2 JP H075207 B2 JPH075207 B2 JP H075207B2 JP 8620487 A JP8620487 A JP 8620487A JP 8620487 A JP8620487 A JP 8620487A JP H075207 B2 JPH075207 B2 JP H075207B2
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- paper
- piece
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、紙片を横長にして立った姿勢で移送する搬送
機の末端を臨んで設けられ、該搬送機から投入される紙
片を整理して落下させる紙片搬送整理装置に関し、例え
ば紙幣等を回収するために用いられるものである。
機の末端を臨んで設けられ、該搬送機から投入される紙
片を整理して落下させる紙片搬送整理装置に関し、例え
ば紙幣等を回収するために用いられるものである。
「従来の技術」 従来の紙片搬送整理装置としては、例えば第6図に示す
ようなものがある。
ようなものがある。
プーリー3によって駆動されるゴムリング5と、ローラ
ー4a,4bなどの間に挾持されて、立った姿勢のまま搬送
されて来る紙片6aは送入筒1の入口で搬送機2の最末端
のローラー4aを離れた瞬間下方に自由に落下し、整理機
7との間を連絡する機能を有するものである。
ー4a,4bなどの間に挾持されて、立った姿勢のまま搬送
されて来る紙片6aは送入筒1の入口で搬送機2の最末端
のローラー4aを離れた瞬間下方に自由に落下し、整理機
7との間を連絡する機能を有するものである。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の紙片搬送整理装置で
は、紙片が搬送機の末端から放たれると以後は整理機ま
で自由にゆっくり落下して行くので、例えば紙片6bのよ
うにローラー4aを離れたとき紙片が横長の姿勢のままで
下方に落下することがあり、この場合送入筒1の内壁に
当ったとき強く折りぐせのついた紙片では間々紙片6dの
ように元の折り目で折れてしまい、送入筒1の出口を塞
いでしまうことがままあった。
は、紙片が搬送機の末端から放たれると以後は整理機ま
で自由にゆっくり落下して行くので、例えば紙片6bのよ
うにローラー4aを離れたとき紙片が横長の姿勢のままで
下方に落下することがあり、この場合送入筒1の内壁に
当ったとき強く折りぐせのついた紙片では間々紙片6dの
ように元の折り目で折れてしまい、送入筒1の出口を塞
いでしまうことがままあった。
本発明は従来の紙片搬送整理装置における上記の問題点
に鑑みてなされたものであって、横長の姿勢で送られて
きた紙片を搬送機の末端において常に下方に向って縦長
姿勢となるよう姿勢を整え、従来装置にみられるような
詰まり故障の起こらない紙片搬送整理装置を提供するこ
とを目的としている。
に鑑みてなされたものであって、横長の姿勢で送られて
きた紙片を搬送機の末端において常に下方に向って縦長
姿勢となるよう姿勢を整え、従来装置にみられるような
詰まり故障の起こらない紙片搬送整理装置を提供するこ
とを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 前記目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、 紙片を横長にして立った姿勢で移送する搬送機の末端を
臨んで設けられ、該搬送機から投入される紙片を整理し
て落下させる紙片搬送整理装置において、 紙片がくり出される搬送機末端に近接し、紙片進行方向
に対し、直交する方向に紙片を迎えるよう突出する曲面
を有する略部分円筒型をした弾性を有する紙片案内部材
を、その円筒型の母線が紙片と平行かつ鉛直方向に向け
て配設し、 紙片進行方向に平行な中心軸を有し、スパイラル状に形
成され、そのスパイラルの回転スパイラル面が前記紙片
案内部材の前記最外側母線に接近または当接して紙片を
搬送機の末端から引離し、かつ下向きに向って放遂する
ように回転駆動される接触子を配設したことを特徴とす
る紙片搬送整理装置に存する。
は、 紙片を横長にして立った姿勢で移送する搬送機の末端を
臨んで設けられ、該搬送機から投入される紙片を整理し
て落下させる紙片搬送整理装置において、 紙片がくり出される搬送機末端に近接し、紙片進行方向
に対し、直交する方向に紙片を迎えるよう突出する曲面
を有する略部分円筒型をした弾性を有する紙片案内部材
を、その円筒型の母線が紙片と平行かつ鉛直方向に向け
て配設し、 紙片進行方向に平行な中心軸を有し、スパイラル状に形
成され、そのスパイラルの回転スパイラル面が前記紙片
案内部材の前記最外側母線に接近または当接して紙片を
搬送機の末端から引離し、かつ下向きに向って放遂する
ように回転駆動される接触子を配設したことを特徴とす
る紙片搬送整理装置に存する。
「作用」 搬送機から送り出されてくる紙片はまだ搬送機から完全
に放たれないうちに前記接触子のスパイラル運動によっ
て進行方向に引っ張られ、前記紙片案内部材の最外側母
線に紙片の進行先端が乗り上げた瞬間下方に向けて払い
落されるので紙片は進行先端を下方に向けて、すなわち
縦長姿勢となって下方に落下させられる。
に放たれないうちに前記接触子のスパイラル運動によっ
て進行方向に引っ張られ、前記紙片案内部材の最外側母
線に紙片の進行先端が乗り上げた瞬間下方に向けて払い
落されるので紙片は進行先端を下方に向けて、すなわち
縦長姿勢となって下方に落下させられる。
接触子による引っ張り気味の下向きの払い作用は、従来
の自然落下にくらべてかなり素早く、かつ落下姿勢が整
理されているので従来のように折ぐせの所で紙片が折れ
て出口を塞ぐなどの不具合を避けることが可能となっ
た。
の自然落下にくらべてかなり素早く、かつ落下姿勢が整
理されているので従来のように折ぐせの所で紙片が折れ
て出口を塞ぐなどの不具合を避けることが可能となっ
た。
「実施例」 以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明する。各図
は本発明の一実施例を示している。
は本発明の一実施例を示している。
第1図及び第2図に示すように紙片搬送整理装置10は搬
送機30、送入機構20及び整理機40より構成されている。
送機30、送入機構20及び整理機40より構成されている。
搬送機30は第4図、第5図に示すようにプーリー31によ
って駆動されるゴムリング32と該ゴムリング32を両側か
ら軽く押圧しながら前記ゴムリング32の動きに連れて自
在に回転する複数個のローラー33a,33b,33c…などから
成っている。
って駆動されるゴムリング32と該ゴムリング32を両側か
ら軽く押圧しながら前記ゴムリング32の動きに連れて自
在に回転する複数個のローラー33a,33b,33c…などから
成っている。
一方整理機40は送入機構20から送られてくる紙片Mを枚
数毎に送る送り込み部41と、連続して送られてくる紙片
に分離間隔を与え、通過枚数を数えて記録する分離カウ
ント部42と、縁を揃えて積み上げ一定枚数毎に次段に送
り出す収納部43などから成っている。
数毎に送る送り込み部41と、連続して送られてくる紙片
に分離間隔を与え、通過枚数を数えて記録する分離カウ
ント部42と、縁を揃えて積み上げ一定枚数毎に次段に送
り出す収納部43などから成っている。
送入機構20は第1図、第2図に示すように前記搬送機30
と、整理機40の中間に介在し、搬送機30より排出される
紙片Mを整理機40に送り込む機能を有し、搬送機30の端
末部を望んで開口する送入筒21は鉛直下方に延び、下方
開口部21bは整理機40の受入口44内に開口している。
と、整理機40の中間に介在し、搬送機30より排出される
紙片Mを整理機40に送り込む機能を有し、搬送機30の端
末部を望んで開口する送入筒21は鉛直下方に延び、下方
開口部21bは整理機40の受入口44内に開口している。
第3図に示すように送入筒21の開口部21aの近傍で紙片
進入方向と平行する一側壁に断面弧形状をなす紙片案内
部材22が配設されている。
進入方向と平行する一側壁に断面弧形状をなす紙片案内
部材22が配設されている。
紙片案内部材22は紙片進行方向に対し直交する方向に紙
片を迎えるように、かつ円筒母線を鉛直方向になるよう
前記側壁に配設されるが、材料はたとえば極薄いステン
レスばね板材などから成っている。
片を迎えるように、かつ円筒母線を鉛直方向になるよう
前記側壁に配設されるが、材料はたとえば極薄いステン
レスばね板材などから成っている。
一方送入筒21の上部で、前記紙片案内部材22を配設する
壁面と直交し、紙片送入方向に向き合う壁面から円筒形
スパイラル形状をなす接触子23を回転自在に突設し、基
端を前記壁面を貫通して背面に設けた電動機24と連結し
ている。
壁面と直交し、紙片送入方向に向き合う壁面から円筒形
スパイラル形状をなす接触子23を回転自在に突設し、基
端を前記壁面を貫通して背面に設けた電動機24と連結し
ている。
そして、前記接触子23の回転円筒面は前記紙片案内部材
22の最外側母線に軽く接するように配置してある。
22の最外側母線に軽く接するように配置してある。
また、接触子23の回転方向は、送入紙幣Mを送入筒21内
に引込むような方向としてある。
に引込むような方向としてある。
電動機24は接触子23の回転速度が、搬送機30による紙幣
Mの送り出し速度に対応した回転速度となるよう減速機
付きのものを配設してある。
Mの送り出し速度に対応した回転速度となるよう減速機
付きのものを配設してある。
他の構成例としては変速モーターを用いて回転数を自在
に選択出来る構成としてもよい。
に選択出来る構成としてもよい。
またモーターを使用せず整理機40の動力系からベルトや
歯車によって回転を伝導してもよい。
歯車によって回転を伝導してもよい。
次に作用を説明する。
第5図に示すように、通常紙片Mはゴムリング32の両側
に各一枚ずつ挾持されて送られて来る。ただし、両側の
紙片Mの位相は揃っている必要はない。
に各一枚ずつ挾持されて送られて来る。ただし、両側の
紙片Mの位相は揃っている必要はない。
搬送機30の末端ローラー33aから排出される紙片Mは第
3図に示すように接触子23に触れながら進行し、接触子
23の先端で、前記紙片案内部材22の上に乗り上げた瞬
間、接触子23の回転運動により、引っ張られ気味に素早
く下方に払い落される。
3図に示すように接触子23に触れながら進行し、接触子
23の先端で、前記紙片案内部材22の上に乗り上げた瞬
間、接触子23の回転運動により、引っ張られ気味に素早
く下方に払い落される。
接触子23による紙片Mの払い落し時の紙片Mの接触部分
は進行方向先端部に近いから、該部を下方に向って強
く、かつ素早く払い落とすことにより、第2図に示すよ
うに紙片M3,M4のように上下縦長の姿勢となって落下し
て行くものである。
は進行方向先端部に近いから、該部を下方に向って強
く、かつ素早く払い落とすことにより、第2図に示すよ
うに紙片M3,M4のように上下縦長の姿勢となって落下し
て行くものである。
また搬送機30のゴムリング32の両側から2枚の紙片Mが
同時に送り込まれてきたときは、接触子23に接している
側の紙片Mから先に払い落されて行く。
同時に送り込まれてきたときは、接触子23に接している
側の紙片Mから先に払い落されて行く。
「発明の効果」 立った姿勢で搬送機から送り込まれる紙片が自然落下よ
り早く強制的に横長姿勢から縦長姿勢に整えられて落ち
て行くようにしたから、折りぐせのついた紙片も素早く
整理機に送り込まれ、紙づまりを起すことがない。
り早く強制的に横長姿勢から縦長姿勢に整えられて落ち
て行くようにしたから、折りぐせのついた紙片も素早く
整理機に送り込まれ、紙づまりを起すことがない。
各図は本発明の位置実施例を示しており、第1図は紙片
搬送整理装置の正面図、第2図は第1図におけるII−II
線断面図、第3図は第2図のIII−III線断面図、第4図
は搬送機の側面図、第5図は第4図のV−V線断面図、
第6図は従来の紙片搬送整理装置の部分断面図である。 10……紙片搬送整理装置 20……送入機構、21……送入筒 22……紙片案内部材、23……接触子 24……電動機、30……搬送機 31……プーリー、32……ゴムリング 33……ローラー、40……整理機 41……送り込み部、42……分離カウント部 43……収納部
搬送整理装置の正面図、第2図は第1図におけるII−II
線断面図、第3図は第2図のIII−III線断面図、第4図
は搬送機の側面図、第5図は第4図のV−V線断面図、
第6図は従来の紙片搬送整理装置の部分断面図である。 10……紙片搬送整理装置 20……送入機構、21……送入筒 22……紙片案内部材、23……接触子 24……電動機、30……搬送機 31……プーリー、32……ゴムリング 33……ローラー、40……整理機 41……送り込み部、42……分離カウント部 43……収納部
Claims (1)
- 【請求項1】紙片を横長にして立った姿勢で移送する搬
送機の末端を臨んで設けられ、該搬送機から投入される
紙片を整理して落下させる紙片搬送整理装置において、 紙片がくり出される搬送機末端に近接し、紙片進行方向
に対し、直交する方向に紙片を迎えるよう突出する曲面
を有する略部分円筒型をした弾性を有する紙片案内部材
を、その円筒型の母線が紙片と平行かつ鉛直方向に向け
て配設し、 紙片進行方向に平行な中心軸を有し、スパイラル状に形
成され、そのスパイラルの回転スパイラル面が前記紙片
案内部材の前記最外側母線に接近または当接して紙片を
搬送機の末端から引離し、かつ下向きに向って放遂する
ように回転駆動される接触子を配設したことを特徴とす
る紙片搬送整理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8620487A JPH075207B2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 紙片搬送整理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8620487A JPH075207B2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 紙片搬送整理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63252869A JPS63252869A (ja) | 1988-10-19 |
JPH075207B2 true JPH075207B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=13880246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8620487A Expired - Fee Related JPH075207B2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 紙片搬送整理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075207B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3029500U (ja) * | 1996-01-22 | 1996-10-01 | 賢二郎 桜井 | ティッシュケース |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03192033A (ja) * | 1989-12-21 | 1991-08-21 | Ace Denken:Kk | 紙片の搬送スタック装置 |
DE69127709T2 (de) * | 1991-06-26 | 1998-04-09 | Ace Denken Kk | Vorrichtung zum fördern eines papierbogens |
-
1987
- 1987-04-08 JP JP8620487A patent/JPH075207B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3029500U (ja) * | 1996-01-22 | 1996-10-01 | 賢二郎 桜井 | ティッシュケース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63252869A (ja) | 1988-10-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |