JPH0752007B2 - 給油装置 - Google Patents
給油装置Info
- Publication number
- JPH0752007B2 JPH0752007B2 JP22230487A JP22230487A JPH0752007B2 JP H0752007 B2 JPH0752007 B2 JP H0752007B2 JP 22230487 A JP22230487 A JP 22230487A JP 22230487 A JP22230487 A JP 22230487A JP H0752007 B2 JPH0752007 B2 JP H0752007B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refueling
- circuit
- cartridge tank
- opening
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は灯油を燃料とするポータブルストーブ，ファン
ヒータ,FF（強制給排気）温風機等に使用するカートリ
ッジタンク等への給油装置に関するものである。
ヒータ,FF（強制給排気）温風機等に使用するカートリ
ッジタンク等への給油装置に関するものである。
従来の技術 第２図において、従来のカートリッジタンク１はキャッ
プ本体２が取り付けてあり、キャップ本体２の中央部に
開口部３が形成されている。このキャップ本体１内に
は、開口部３を開閉するバルブ４がスプリング５により
「閉」方向に付勢されて設けられている。このカートリ
ッジタンク１へ給油する場合はキャップ本体２を上側に
して床７へカートリッジタンク１を設置し、給油口部６
からキャップ本体２をはずし、ポンプ（図示なし）等で
給油口部６へ注油するのが一般的であった。
プ本体２が取り付けてあり、キャップ本体２の中央部に
開口部３が形成されている。このキャップ本体１内に
は、開口部３を開閉するバルブ４がスプリング５により
「閉」方向に付勢されて設けられている。このカートリ
ッジタンク１へ給油する場合はキャップ本体２を上側に
して床７へカートリッジタンク１を設置し、給油口部６
からキャップ本体２をはずし、ポンプ（図示なし）等で
給油口部６へ注油するのが一般的であった。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成ではカートリッジタンク
１へ給油する場合、キャップ本体２を給油口部６から取
り外すため手に灯油が付着し、不快な思いをする。又キ
ャップ本体２の開閉が煩わしいという問題があった。
１へ給油する場合、キャップ本体２を給油口部６から取
り外すため手に灯油が付着し、不快な思いをする。又キ
ャップ本体２の開閉が煩わしいという問題があった。
本発明はかかる従来の問題を解消するもので、カートリ
ッジタンクからキャップ本体を外さずに給油を行うこと
により、灯油付着による手の汚れを防止するとともにキ
ャップ本体開閉時の煩わしさを省くことを目的とする。
ッジタンクからキャップ本体を外さずに給油を行うこと
により、灯油付着による手の汚れを防止するとともにキ
ャップ本体開閉時の煩わしさを省くことを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の給油装置はスプリ
ングによって押圧したバルブを備えたキャップ本体をカ
ートリッジタンクへ螺着し、前記キャップ本体を、適所
へ圧力センサーを設けた給油アダプターの給油部へ押圧
固定することによってバルブを「開」とし、前記給油ア
ダプターの延長上へ空気抜き回路及び給油回路を形成
し、前記空気抜き回路中に真空ポンプ及び開閉弁、給油
回路中に開閉弁を設けて構成したものである。
ングによって押圧したバルブを備えたキャップ本体をカ
ートリッジタンクへ螺着し、前記キャップ本体を、適所
へ圧力センサーを設けた給油アダプターの給油部へ押圧
固定することによってバルブを「開」とし、前記給油ア
ダプターの延長上へ空気抜き回路及び給油回路を形成
し、前記空気抜き回路中に真空ポンプ及び開閉弁、給油
回路中に開閉弁を設けて構成したものである。
作用 本発明は上記した構成によって給油等にはカートリッジ
タンクのキャップ本体を給油アダプターの給油部へ押圧
固定し、空気抜き回路へ設けた空気回路開閉弁を「開」
とし、給油回路へ設けた給油回路開閉弁を「閉」とし、
真空ポンプを作動させることによってカートリッジタン
ク内の残油、及び空気をポリタンク等の給油用の容器内
へ戻す。このようにしてカートリッジタンク内の圧力が
マイナス値となった時点で圧力センサーが検知し真空ポ
ンプの作動を停止し、空気回路開閉弁を「閉」とする。
次に給油回路開閉弁を「開」とすればポリタンク内の油
は給油パイプへ吸引され、キャップ本体の開口部からカ
ートリッジタンク内へ入る。カートリッジタンク内で油
が「満」量になれば圧力センサーがこれを検知し、給油
回路開閉弁を「閉」とする。これで手を汚すことなく、
自動的にカートリッジタンクへ給油を行うことができ
る。
タンクのキャップ本体を給油アダプターの給油部へ押圧
固定し、空気抜き回路へ設けた空気回路開閉弁を「開」
とし、給油回路へ設けた給油回路開閉弁を「閉」とし、
真空ポンプを作動させることによってカートリッジタン
ク内の残油、及び空気をポリタンク等の給油用の容器内
へ戻す。このようにしてカートリッジタンク内の圧力が
マイナス値となった時点で圧力センサーが検知し真空ポ
ンプの作動を停止し、空気回路開閉弁を「閉」とする。
次に給油回路開閉弁を「開」とすればポリタンク内の油
は給油パイプへ吸引され、キャップ本体の開口部からカ
ートリッジタンク内へ入る。カートリッジタンク内で油
が「満」量になれば圧力センサーがこれを検知し、給油
回路開閉弁を「閉」とする。これで手を汚すことなく、
自動的にカートリッジタンクへ給油を行うことができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
１図において８は給油アダプターであり、給油部８′に
Ｏリング９を設けてある。10は給油部８′に設けたセン
ターピンであり、カートリッジタンク１のキャップ本体
２を給油部８′に装着すればバルブ４を押し上げ開口部
３が開成される。この時点でキャップ本体２と給油部
８′はＯリング９によってシールされる。11は給油部
８′に通じる通路であり、適所へ圧力センサー12を設け
てある。11′は空気抜き回路であり、13は空気抜き回路
11′へ設けた真空ポンプである。14は空気抜き回路11′
の下流側へ設けた空気回路開閉弁であり、15は空気回路
開口部である。16は給油パイプ17の適所に設けた開閉弁
であり、給油回路16′の上方に設置してある。給油パイ
プ17の端部はポリタンク18（油入れ容器）の底部へ設置
されている。
１図において８は給油アダプターであり、給油部８′に
Ｏリング９を設けてある。10は給油部８′に設けたセン
ターピンであり、カートリッジタンク１のキャップ本体
２を給油部８′に装着すればバルブ４を押し上げ開口部
３が開成される。この時点でキャップ本体２と給油部
８′はＯリング９によってシールされる。11は給油部
８′に通じる通路であり、適所へ圧力センサー12を設け
てある。11′は空気抜き回路であり、13は空気抜き回路
11′へ設けた真空ポンプである。14は空気抜き回路11′
の下流側へ設けた空気回路開閉弁であり、15は空気回路
開口部である。16は給油パイプ17の適所に設けた開閉弁
であり、給油回路16′の上方に設置してある。給油パイ
プ17の端部はポリタンク18（油入れ容器）の底部へ設置
されている。
上記構成において、カートリッジタンク１のキャップ本
体２を給油アダプター８の給油部８′に嵌合させる。そ
して、空気抜き回路11′へ設けた空気回路開閉弁14を
「開」とし、給油回路16′へ設けた給油回路開閉弁16を
「閉」とし、真空ポンプ13を作動させることによってカ
ートリッジタンク１内の残油、及び空気を空気回路開口
部15から大気と開口18aを介して通じたポリタンク18へ
戻す。さらに真空ポンプ13を作動させることによってカ
ートリッジタンク１内の圧力がマイナス値となる。ここ
で圧力センサー12が前記マイナス値を検知し、真空ポン
プ13の作動を停止し、空気回路開閉弁14を「閉」とす
る。次に給油回路開閉弁16を「開」とすれば大気とカー
トリッジタンク１内の圧力差により、ポリタンク内の油
は給油パイプ17へ吸引され、給油回路開閉弁16、通路1
1、開口部３を経て、キャップ本体２の開口部３からカ
ートリッジタンク１内に入る。カートリッジタンク１内
で油が「満」量になれば圧力センサー12がこれを検知
し、給油回路開閉弁16を「閉」とする。そして、キャッ
プ本体２が給油部８′に嵌合したカートリッジタンク１
をとりはずすことにより、バルブ４がしまり、給油作業
が完了する。このようにして、キャップ本体２を外すこ
となく自動的に給油を行うことができる。
体２を給油アダプター８の給油部８′に嵌合させる。そ
して、空気抜き回路11′へ設けた空気回路開閉弁14を
「開」とし、給油回路16′へ設けた給油回路開閉弁16を
「閉」とし、真空ポンプ13を作動させることによってカ
ートリッジタンク１内の残油、及び空気を空気回路開口
部15から大気と開口18aを介して通じたポリタンク18へ
戻す。さらに真空ポンプ13を作動させることによってカ
ートリッジタンク１内の圧力がマイナス値となる。ここ
で圧力センサー12が前記マイナス値を検知し、真空ポン
プ13の作動を停止し、空気回路開閉弁14を「閉」とす
る。次に給油回路開閉弁16を「開」とすれば大気とカー
トリッジタンク１内の圧力差により、ポリタンク内の油
は給油パイプ17へ吸引され、給油回路開閉弁16、通路1
1、開口部３を経て、キャップ本体２の開口部３からカ
ートリッジタンク１内に入る。カートリッジタンク１内
で油が「満」量になれば圧力センサー12がこれを検知
し、給油回路開閉弁16を「閉」とする。そして、キャッ
プ本体２が給油部８′に嵌合したカートリッジタンク１
をとりはずすことにより、バルブ４がしまり、給油作業
が完了する。このようにして、キャップ本体２を外すこ
となく自動的に給油を行うことができる。
発明の効果 以上のように本発明の給油装置によれば次の効果が得ら
れる。
れる。
（１） キャップ本体をカートリッジタンクから外すこ
となく自動給油できるので手を汚すことがなく、煩わし
さがない。
となく自動給油できるので手を汚すことがなく、煩わし
さがない。
（２） カートリッジタンク内を真空とし、油をポリタ
ンクから吸引するため、キャップ本体、アダプターの構
成を比較的単純化することができる。
ンクから吸引するため、キャップ本体、アダプターの構
成を比較的単純化することができる。
第１図は本発明の一実施例の給油装置の概略断面図、第
２図は従来のカートリッジタンクの断面図である。 １……カートリッジタンク、２……キャップ本体、４…
…バルブ、８……給油アダプター、８′……給油部、1
1′……空気抜き回路、12……圧力センサー、13……真
空ポンプ、14……空気回路開閉弁、16……給油回路開閉
弁。
２図は従来のカートリッジタンクの断面図である。 １……カートリッジタンク、２……キャップ本体、４…
…バルブ、８……給油アダプター、８′……給油部、1
1′……空気抜き回路、12……圧力センサー、13……真
空ポンプ、14……空気回路開閉弁、16……給油回路開閉
弁。
Claims (1)
- 【請求項１】付勢手段によって常時押圧され、給油用の
開口部を閉成したバルブを有するキャップ本体を備えた
カートリッジタンクと、このカートリッジタンクと給油
用の容器とを接続する給油用アダプターとを備え、前記
給油用アダプターは前記カートリッジタンクのキャップ
本体を気密に嵌合させ、かつ前記バルブを開成する給油
部、この給油部を一端部に有する通路、この通路に通じ
た圧力センサー、前記通路に通じ、かつ注油用容器に通
じる空気抜き回路及び給油回路、前記空気抜き回路に設
け、前記カートリッジタンク内の空気を抜き、負圧にな
ると前記圧力センサーにより回転を停止する真空ポンプ
および空気抜き回路に設け、空気抜き中のみ開く空気回
路開閉弁、前記給油回路に設け給油時に開成し、かつ給
油満量を検出した前記圧力センサーにより閉成する給油
回路開閉弁からなる給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22230487A JPH0752007B2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | 給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22230487A JPH0752007B2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | 給油装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6463708A JPS6463708A (en) | 1989-03-09 |
| JPH0752007B2 true JPH0752007B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=16780261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22230487A Expired - Lifetime JPH0752007B2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | 給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752007B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3569928A1 (en) * | 2018-05-18 | 2019-11-20 | Pet Engineering & Services SRL | Liquid fuel burner and coupling assembly therefor |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3358255B1 (en) * | 2017-02-01 | 2020-07-22 | Toyotomi Co., Ltd. | Liquid fuel burner |
-
1987
- 1987-09-04 JP JP22230487A patent/JPH0752007B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3569928A1 (en) * | 2018-05-18 | 2019-11-20 | Pet Engineering & Services SRL | Liquid fuel burner and coupling assembly therefor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6463708A (en) | 1989-03-09 |
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