JPH0751960Y2 - 制動液圧制御装置 - Google Patents
制動液圧制御装置Info
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- JPH0751960Y2 JPH0751960Y2 JP5101290U JP5101290U JPH0751960Y2 JP H0751960 Y2 JPH0751960 Y2 JP H0751960Y2 JP 5101290 U JP5101290 U JP 5101290U JP 5101290 U JP5101290 U JP 5101290U JP H0751960 Y2 JPH0751960 Y2 JP H0751960Y2
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- Japan
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- plunger
- pressure chamber
- valve
- piston
- cylinder
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Description
【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、制動液圧制御装置に関するものである。
b.従来の技術 従来の制動液圧制御装置としては、例えば第3図に示す
ものがある。この種の液圧制御装置は、ブレーキマスタ
シリンダからリヤホイールシリンダに至る液圧通路の途
中に配設されており、制動初期での低制動力時には前輪
側と等しい制動力を後輪側に与え、制動力が所定値以上
になったときは前輪側より小さな制動力を後輪側に与
え、これにより後輪ロックを防止するようになってい
る。
ものがある。この種の液圧制御装置は、ブレーキマスタ
シリンダからリヤホイールシリンダに至る液圧通路の途
中に配設されており、制動初期での低制動力時には前輪
側と等しい制動力を後輪側に与え、制動力が所定値以上
になったときは前輪側より小さな制動力を後輪側に与
え、これにより後輪ロックを防止するようになってい
る。
上記液圧制御装置のハウジング51内には、上下方向に摺
動自在なプランジャ52が収納配置されており、このプラ
ンジャ52の下端部には弁体52aが形成されている。ま
た、弁体52aより僅か上方に位置するハウジング51内に
はシール部材53が配装されており、これら弁体52aとシ
ール部材53とによって弁54を構成している。さらに、プ
ランジャ52の上端部にはフランジ板55が嵌合され、一方
先端部が引張ばね56を介して車軸側リンク57に連結され
ている荷重検知レバー58にはばね受け59が嵌着されてい
る。そして、ばね受け59とフランジ板55との間には圧縮
ばね60が配設され、該圧縮ばね60によってプランジャ52
は下方へ附勢されている。
動自在なプランジャ52が収納配置されており、このプラ
ンジャ52の下端部には弁体52aが形成されている。ま
た、弁体52aより僅か上方に位置するハウジング51内に
はシール部材53が配装されており、これら弁体52aとシ
ール部材53とによって弁54を構成している。さらに、プ
ランジャ52の上端部にはフランジ板55が嵌合され、一方
先端部が引張ばね56を介して車軸側リンク57に連結され
ている荷重検知レバー58にはばね受け59が嵌着されてい
る。そして、ばね受け59とフランジ板55との間には圧縮
ばね60が配設され、該圧縮ばね60によってプランジャ52
は下方へ附勢されている。
また、プランジャ52の周囲には、入力圧室61と出力圧室
62が弁54を間において形成されている。入力圧室61は弁
54の上方に位置し、通路63および管路64によって図示し
ないブレーキマスタシリンダに接続され、出力圧室62は
弁54の下方に位置し、通路65によって図示しないリヤホ
イールシリンダに接続されている。
62が弁54を間において形成されている。入力圧室61は弁
54の上方に位置し、通路63および管路64によって図示し
ないブレーキマスタシリンダに接続され、出力圧室62は
弁54の下方に位置し、通路65によって図示しないリヤホ
イールシリンダに接続されている。
さらに、出力圧室62の下方に位置するハウジング51には
シリンダ66が形成されている。このシリンダ66は、通路
63によって入力圧室61に連通され、連通路67によって出
力圧室62に連通されている。また、このシリンダ66内に
はピストン68が摺動自在に配設されており、このピスト
ン68の上端にはシール部材69が装着されている。一方、
ピストン68の下方には圧力室70が形成され、該圧力室70
には圧縮バネ71が配装されている。この圧力室70は、通
路72によって図示しないフロントブレーキ系統に接続さ
れている。そして、この圧力室70内の圧力と圧縮ばね71
によってピストン68は上方に附勢され、シール部材69を
シリンダ66の端面に当接し、これによって出力圧室62と
シリンダ66との間を遮断している。
シリンダ66が形成されている。このシリンダ66は、通路
63によって入力圧室61に連通され、連通路67によって出
力圧室62に連通されている。また、このシリンダ66内に
はピストン68が摺動自在に配設されており、このピスト
ン68の上端にはシール部材69が装着されている。一方、
ピストン68の下方には圧力室70が形成され、該圧力室70
には圧縮バネ71が配装されている。この圧力室70は、通
路72によって図示しないフロントブレーキ系統に接続さ
れている。そして、この圧力室70内の圧力と圧縮ばね71
によってピストン68は上方に附勢され、シール部材69を
シリンダ66の端面に当接し、これによって出力圧室62と
シリンダ66との間を遮断している。
このように構成された従来の液圧制御装置においては、
図示しないブレーキマスタシリンダを作動させると、該
マスタシリンダから管路64,通路63を介して油液が入力
圧室61に圧送される。この油液はプランジャ52に沿って
下降し、開成状態の弁54を経て出力圧室62に圧送され、
通路65を介して図示しないリヤホイールシリンダへ圧送
される。入力圧室61の油液が作用する圧力作用面積より
出力圧室62の油液が作用する圧力作用面積の方が大きく
形成されているため、上記油液の圧送に伴ってプランジ
ャ52は押上げられ、圧縮ばね60を撓めてばね受け59に当
接し、そこで停止される。
図示しないブレーキマスタシリンダを作動させると、該
マスタシリンダから管路64,通路63を介して油液が入力
圧室61に圧送される。この油液はプランジャ52に沿って
下降し、開成状態の弁54を経て出力圧室62に圧送され、
通路65を介して図示しないリヤホイールシリンダへ圧送
される。入力圧室61の油液が作用する圧力作用面積より
出力圧室62の油液が作用する圧力作用面積の方が大きく
形成されているため、上記油液の圧送に伴ってプランジ
ャ52は押上げられ、圧縮ばね60を撓めてばね受け59に当
接し、そこで停止される。
さらに、入力圧室61に油液が圧送され、該入力圧室61と
出力圧室62内の圧力が高められると、その差圧によって
プランジャ52はさらに上昇し、弁54を閉成する。以後
は、入力圧室61に油液が圧送され入力圧室61内の圧力が
高まると、プランジャ52は押下げられ弁54を開成して入
力圧室61内の油液を出力圧室62へ送給するが、それによ
って出力圧室62内の圧力が高められると、プランジャ52
は押上げられて弁54を再び閉成する。このような動作を
繰返しながら、図示しないリヤホイールシリンダには一
定の割合で減圧された圧力が伝達される。
出力圧室62内の圧力が高められると、その差圧によって
プランジャ52はさらに上昇し、弁54を閉成する。以後
は、入力圧室61に油液が圧送され入力圧室61内の圧力が
高まると、プランジャ52は押下げられ弁54を開成して入
力圧室61内の油液を出力圧室62へ送給するが、それによ
って出力圧室62内の圧力が高められると、プランジャ52
は押上げられて弁54を再び閉成する。このような動作を
繰返しながら、図示しないリヤホイールシリンダには一
定の割合で減圧された圧力が伝達される。
また、この液圧制御装置では、ピストン68のシール部材
69が圧力室70内の圧力と圧縮ばね71によりシリンダ66の
端面に当接して連通路67を閉塞しており、シリンダ66内
の油液はそこに溜まっている。もし、フロントブレーキ
系統が断損したりして圧力が低下した場合には、ピスト
ン68はシリンダ66内の圧力および出力圧室62内の圧力に
よって押下げられる。これに伴なって連通路67は開放さ
れ、シリンダ66内の油液は連通路67を介して出力圧室62
へ供給される。その結果、図示しないリヤホイールシリ
ンダへは、上記ブレーキマスタシリンダの圧力が減圧さ
れることなくそのまま伝達される。
69が圧力室70内の圧力と圧縮ばね71によりシリンダ66の
端面に当接して連通路67を閉塞しており、シリンダ66内
の油液はそこに溜まっている。もし、フロントブレーキ
系統が断損したりして圧力が低下した場合には、ピスト
ン68はシリンダ66内の圧力および出力圧室62内の圧力に
よって押下げられる。これに伴なって連通路67は開放さ
れ、シリンダ66内の油液は連通路67を介して出力圧室62
へ供給される。その結果、図示しないリヤホイールシリ
ンダへは、上記ブレーキマスタシリンダの圧力が減圧さ
れることなくそのまま伝達される。
c.考案が解決しようとする課題 ところで、上述した従来の制動液圧制御装置では、減圧
開始点以降の後輪側液圧消費量が多いと、急作動時にお
いて油液が弁54のシール部材53付近を急激に流れるた
め、プランジャ52が振動を起こし、その結果として異音
を発生させることがあった。一方、プランジャ52の振動
を抑えるため、当該プランジャ52の先端部にガイド部を
設けることも考えられるが、ガイド部の長さはプランジ
ャ52のフルストロークよりも大きくする必要があり、こ
れに伴なってハウジング51の全長も長くなることによ
り、装置全体が大型化するという欠点があった。
開始点以降の後輪側液圧消費量が多いと、急作動時にお
いて油液が弁54のシール部材53付近を急激に流れるた
め、プランジャ52が振動を起こし、その結果として異音
を発生させることがあった。一方、プランジャ52の振動
を抑えるため、当該プランジャ52の先端部にガイド部を
設けることも考えられるが、ガイド部の長さはプランジ
ャ52のフルストロークよりも大きくする必要があり、こ
れに伴なってハウジング51の全長も長くなることによ
り、装置全体が大型化するという欠点があった。
本考案はこのような実状に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、プランジャの振動を抑えつつ全長を短
くした制動液圧制御装置を提供することにある。
て、その目的は、プランジャの振動を抑えつつ全長を短
くした制動液圧制御装置を提供することにある。
d.課題を解決するための手段 上記従来技術の有する課題を解決するために、本考案に
おいては、マスタシリンダに連なる入口ポートとリヤホ
イールシリンダに連なる出口ポートとを有するハウジン
グの内部にプランジャを移動自在に収納し、該プランジ
ャの一端に設けられた弁体を開弁方向に附勢して前記入
口ポートと出口ポートとの間に配置し、前記弁体の開閉
によってマスタシリンダからの供給液圧を所定の割合で
減少させて前記リヤホイールシリンダへ導く一方、前記
入口ポートと出口ポートとが連通する流路中に前記弁体
と対向させて切換弁を移動自在に配設し、該切換弁を構
成するピストンの背面にフロント系統の供給液圧を導入
して前記流路を常態で遮断状態とするようにした制動液
圧制御装置において、前記プランジャの弁体先端部にガ
イド部を同軸状に設けるとともに、このガイド部を貫通
させるガイド孔を前記ハウジングに穿設し、かつ前記ピ
ストンの一端面に差込穴を設け、前記ガイド部の一部を
前記ピストンの差込穴に差込んでいる。
おいては、マスタシリンダに連なる入口ポートとリヤホ
イールシリンダに連なる出口ポートとを有するハウジン
グの内部にプランジャを移動自在に収納し、該プランジ
ャの一端に設けられた弁体を開弁方向に附勢して前記入
口ポートと出口ポートとの間に配置し、前記弁体の開閉
によってマスタシリンダからの供給液圧を所定の割合で
減少させて前記リヤホイールシリンダへ導く一方、前記
入口ポートと出口ポートとが連通する流路中に前記弁体
と対向させて切換弁を移動自在に配設し、該切換弁を構
成するピストンの背面にフロント系統の供給液圧を導入
して前記流路を常態で遮断状態とするようにした制動液
圧制御装置において、前記プランジャの弁体先端部にガ
イド部を同軸状に設けるとともに、このガイド部を貫通
させるガイド孔を前記ハウジングに穿設し、かつ前記ピ
ストンの一端面に差込穴を設け、前記ガイド部の一部を
前記ピストンの差込穴に差込んでいる。
e.作用 本考案に係る制動液圧制御装置では、プロポーショニン
グバルブの一要素を構成するプランジャの先端部にガイ
ド部を設け、このガイド部をハウジングに設けたガイド
孔に貫通させると共に、ガイド部の一部をフロント系失
陥時に作動するピストンの差込穴に差込んでいるため、
上記ガイド部とガイド孔との間に形成されたオリフィス
の作用によって急作動時におけるプランジャの振動が抑
制される上、ハウジング全長が短くなり、装置の小型化
が図れる。
グバルブの一要素を構成するプランジャの先端部にガイ
ド部を設け、このガイド部をハウジングに設けたガイド
孔に貫通させると共に、ガイド部の一部をフロント系失
陥時に作動するピストンの差込穴に差込んでいるため、
上記ガイド部とガイド孔との間に形成されたオリフィス
の作用によって急作動時におけるプランジャの振動が抑
制される上、ハウジング全長が短くなり、装置の小型化
が図れる。
f.実施例 以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図および第2図は本考案に係る制動液圧制御装置の
一実施例を示している。この液圧制御装置は荷重応動型
となっており、そのハウジング1は図示しないシャーシ
フレームに固定されている。そして、ハウジング1の上
部には、水平方向に延出した荷重検知レバー2が取付け
られており、該検知レバー2の先端部2aは引張ばね3を
介して車軸側リンク4に連結されている。また検知レバ
ー2の基端部2bは、ハウジング1に形成された一対の支
持片5,5間に配置され、ピン6によって回動自在に支持
されている。
一実施例を示している。この液圧制御装置は荷重応動型
となっており、そのハウジング1は図示しないシャーシ
フレームに固定されている。そして、ハウジング1の上
部には、水平方向に延出した荷重検知レバー2が取付け
られており、該検知レバー2の先端部2aは引張ばね3を
介して車軸側リンク4に連結されている。また検知レバ
ー2の基端部2bは、ハウジング1に形成された一対の支
持片5,5間に配置され、ピン6によって回動自在に支持
されている。
上記ハウジング1の内部にはシリンダ7が形成されてお
り、該シリンダ7内には上下方向に摺動自在なプランジ
ャ8が収納配置されている。このプランジャ8の下端部
には弁体8aが形成され、また該弁体8aより僅か上方に位
置するハウジング1にはシール部材9が配装されてい
る。しかして、上記弁体8aとシール部材9とによって弁
10が構成され、この弁10は通常状態において開成されて
いる。さらに、弁体8aの下端面にはロッド状のガイド部
11が同軸状に突設されており、このガイド部11の長さは
先端部が後述するピストンの内部に差込むことのできる
長さに形成されている。
り、該シリンダ7内には上下方向に摺動自在なプランジ
ャ8が収納配置されている。このプランジャ8の下端部
には弁体8aが形成され、また該弁体8aより僅か上方に位
置するハウジング1にはシール部材9が配装されてい
る。しかして、上記弁体8aとシール部材9とによって弁
10が構成され、この弁10は通常状態において開成されて
いる。さらに、弁体8aの下端面にはロッド状のガイド部
11が同軸状に突設されており、このガイド部11の長さは
先端部が後述するピストンの内部に差込むことのできる
長さに形成されている。
一方、プランジャ8の上端部にはフランジ板12が嵌合さ
れ、また検知レバー2にはばね受け13が嵌着されてい
る。そして、ばね受け13とフランジ板12との間には圧縮
ばね14が介装され、該圧縮ばね14の弾撥力によってプラ
ンジャ8は下方へ附勢されている。
れ、また検知レバー2にはばね受け13が嵌着されてい
る。そして、ばね受け13とフランジ板12との間には圧縮
ばね14が介装され、該圧縮ばね14の弾撥力によってプラ
ンジャ8は下方へ附勢されている。
また、上記ハウジング1のシリンダ7には、入力圧室15
と出力圧室16が弁10を挾む位置に形成されている。入力
圧室15は弁10の上方に位置し、通路17および入力側通路
18によって図示しないブレーキマスタシリンダに接続さ
れ、出力圧室16は弁10の下方に位置し、出力側通路19に
よって図示しないリヤホイールシリンダに接続されてい
る。
と出力圧室16が弁10を挾む位置に形成されている。入力
圧室15は弁10の上方に位置し、通路17および入力側通路
18によって図示しないブレーキマスタシリンダに接続さ
れ、出力圧室16は弁10の下方に位置し、出力側通路19に
よって図示しないリヤホイールシリンダに接続されてい
る。
さらに、出力圧室16の下方に位置するハウジング1に
は、補助シリンダ20が形成されており、この補助シリン
ダ20は通路17によって入力圧室15に連通されている。そ
して、出力圧室16と補助シリンダ20との間に位置するハ
ウジング1には、プランジャ8のガイド部11を貫通する
ガイド孔21が穿設されており、補助シリンダ20は貫通配
置したガイド部11とガイド孔21との間に形成されるオリ
フィスによって出力圧室16に連通されている。
は、補助シリンダ20が形成されており、この補助シリン
ダ20は通路17によって入力圧室15に連通されている。そ
して、出力圧室16と補助シリンダ20との間に位置するハ
ウジング1には、プランジャ8のガイド部11を貫通する
ガイド孔21が穿設されており、補助シリンダ20は貫通配
置したガイド部11とガイド孔21との間に形成されるオリ
フィスによって出力圧室16に連通されている。
補助シリンダ20内にはピストン22が摺動自在に配設さ
れ、このピストン22の上端にはシール部材23が装着され
ている。しかして、上記ピストン22とシール部材23とに
よって切換弁24が構成され、該切換弁24はシリンダ7内
の弁10と対向して配置されている。一方、ピストン22の
下方には圧力室25が形成されており、該圧力室25には圧
縮ばね26が配装されている。この圧力室25は、水平通路
27によって図示しないフロントブレーキ系統に接続され
ており、これによってピストン22の背面にフロントブレ
ーキ系統の供給液圧を導入するようになっている。この
ため図に示す通常状態においては、ピストン22が圧力室
25内の圧力と圧縮ばね26の弾撥力により上方に附勢さ
れ、シール部材23は補助シリンダ20の端面に当接されて
いるから、切換弁24は閉塞されており、これによって出
力圧室16と補助シリンダ20との間は遮断されている。
れ、このピストン22の上端にはシール部材23が装着され
ている。しかして、上記ピストン22とシール部材23とに
よって切換弁24が構成され、該切換弁24はシリンダ7内
の弁10と対向して配置されている。一方、ピストン22の
下方には圧力室25が形成されており、該圧力室25には圧
縮ばね26が配装されている。この圧力室25は、水平通路
27によって図示しないフロントブレーキ系統に接続され
ており、これによってピストン22の背面にフロントブレ
ーキ系統の供給液圧を導入するようになっている。この
ため図に示す通常状態においては、ピストン22が圧力室
25内の圧力と圧縮ばね26の弾撥力により上方に附勢さ
れ、シール部材23は補助シリンダ20の端面に当接されて
いるから、切換弁24は閉塞されており、これによって出
力圧室16と補助シリンダ20との間は遮断されている。
上記ピストン22の上端面中央には、軸心方向に沿って延
びる差込穴28が設けられており、この差込穴28内にプラ
ンジャ8のガイド部11の一部が差込むようになってい
る。しかして、差込穴28の内周面とガイド部11の外周面
との間は狭い公差の隙間が形成され、これによって急作
動時におけるプランジャ8の急激な移動を抑えている。
また、上記差込穴28内には、その底面とガイド部11の下
端面とによってダンパ室29が形成されており、急作動時
にこのダンパ室29の液圧の立上りを遅らせることによっ
て、ガイド部11が差込穴28に保持されているプランジャ
8の振動を効果的に抑制している。
びる差込穴28が設けられており、この差込穴28内にプラ
ンジャ8のガイド部11の一部が差込むようになってい
る。しかして、差込穴28の内周面とガイド部11の外周面
との間は狭い公差の隙間が形成され、これによって急作
動時におけるプランジャ8の急激な移動を抑えている。
また、上記差込穴28内には、その底面とガイド部11の下
端面とによってダンパ室29が形成されており、急作動時
にこのダンパ室29の液圧の立上りを遅らせることによっ
て、ガイド部11が差込穴28に保持されているプランジャ
8の振動を効果的に抑制している。
次に、上記制動液圧制御装置の動作を説明する。
まず、図示しないブレーキマスタシリンダの作動によっ
て該マスタシリンダから油液が入力側通路18,通路17を
介して入力圧室15に圧送されると、この油液はプランジ
ャ8に沿ってシリンダ7内を下降し、弁10を経て出力圧
室16に圧送され、さらに出力側通路19を介して図示しな
いリヤホイールシリンダに順次圧送される。このとき、
プランジャ8には入力圧室15内の油液と出力圧室16内の
油液がそれぞれ作用するが、プランジャ8を押下げる圧
力作用面積よりもプランジャ8を押上げる圧力作用面積
の方が大きく形成されているため、シリンダ7内に油液
が圧送され始めると、プランジャ8は押上げられ、圧縮
ばね14を撓めてばね受け13に当接し、そこで停止させら
れる。しかし、この状態においても、弁10は開成状態に
維持されている。
て該マスタシリンダから油液が入力側通路18,通路17を
介して入力圧室15に圧送されると、この油液はプランジ
ャ8に沿ってシリンダ7内を下降し、弁10を経て出力圧
室16に圧送され、さらに出力側通路19を介して図示しな
いリヤホイールシリンダに順次圧送される。このとき、
プランジャ8には入力圧室15内の油液と出力圧室16内の
油液がそれぞれ作用するが、プランジャ8を押下げる圧
力作用面積よりもプランジャ8を押上げる圧力作用面積
の方が大きく形成されているため、シリンダ7内に油液
が圧送され始めると、プランジャ8は押上げられ、圧縮
ばね14を撓めてばね受け13に当接し、そこで停止させら
れる。しかし、この状態においても、弁10は開成状態に
維持されている。
さらに、入力圧室15に油液が圧送され、該入力圧室15お
よび出力圧室16内の圧力が高められると、その差圧によ
ってプランジャ8はさらに大きな力で上方へ附勢され
る。そして、このプランジャ8の附勢力が引張ばね3に
よる検知レバー2の下方への附勢力に打勝つと、プラン
ジャ8は、ガイド部11がハウジング1のガイド孔21に案
内されながらさらに上昇し、これに伴って弁体8aがシー
ル部材9に圧着して弁10は閉成する。その後は、入力圧
室15に油液が圧送され入力圧室15内の圧力が高まると、
プランジャ8は、ガイド部11が上記ガイド孔21に案内さ
れながら押下げられ、弁体8aがシール部材9が離反して
弁10を開成する。この結果、入力圧室15内の油液は出力
圧室16に送給され、それによって出力圧室16内の圧力が
高まると、プランジャ8は押上げられ弁10を再び閉成す
る。このような動作を繰返しながら、図示しないリヤホ
イールシリンダには一定の割合で減圧された圧力が伝達
される。なお、図示しないフロントホイールシリンダに
は、入力圧室15と等しい圧力が伝達される。
よび出力圧室16内の圧力が高められると、その差圧によ
ってプランジャ8はさらに大きな力で上方へ附勢され
る。そして、このプランジャ8の附勢力が引張ばね3に
よる検知レバー2の下方への附勢力に打勝つと、プラン
ジャ8は、ガイド部11がハウジング1のガイド孔21に案
内されながらさらに上昇し、これに伴って弁体8aがシー
ル部材9に圧着して弁10は閉成する。その後は、入力圧
室15に油液が圧送され入力圧室15内の圧力が高まると、
プランジャ8は、ガイド部11が上記ガイド孔21に案内さ
れながら押下げられ、弁体8aがシール部材9が離反して
弁10を開成する。この結果、入力圧室15内の油液は出力
圧室16に送給され、それによって出力圧室16内の圧力が
高まると、プランジャ8は押上げられ弁10を再び閉成す
る。このような動作を繰返しながら、図示しないリヤホ
イールシリンダには一定の割合で減圧された圧力が伝達
される。なお、図示しないフロントホイールシリンダに
は、入力圧室15と等しい圧力が伝達される。
また、上記ブレーキマスタシリンダの操作力を解除する
と、図示しないリヤホイールシリンダの油液は出力側通
路19,出力圧室16,弁10,入力圧室15,通路17および入力側
通路18を介して上記ブレーキマスタシリンダに戻され
る。
と、図示しないリヤホイールシリンダの油液は出力側通
路19,出力圧室16,弁10,入力圧室15,通路17および入力側
通路18を介して上記ブレーキマスタシリンダに戻され
る。
一方、上記液圧制御装置では、プランジャ8の急作動時
に図示しないブレーキマスタシリンダから入力圧室15内
に短時間に多量の油液が圧送され、弁10の付近を急激に
流れた場合でも、プランジャ8のガイド部11とハウジン
グ1に設けたガイド孔21との間に形成されたオリフィス
により、一時的に出力圧室16の液圧がダンパ室29の液圧
よりも高くなり、この差圧がプランジャ8のガイド部11
の外周面に作用するため、プランジャ8に図中下向きの
力が加わり、プランジャ8の振動が抑えられる。そして
最終的には出力圧室16とダンパ室29の圧力は同圧とな
り、正常な特性を示す。また、プランジャ8のガイド部
11はわずかの隙間をもってピストン22の差込穴28に差込
まれ、かつ該差込穴28内にはダンパ室29が設けられてい
るため、プランジャ8は流れる油液の圧力によって振動
を起こすことはなく、シリンダ7内を円滑に摺動する。
なお、緩作動時には上記オリフィスは作用せず、出力圧
室16の液圧とダンパ室29の液圧が同圧であるため、プラ
ンジャ8の振動を抑える作用は行わない。緩作動時はシ
ール部材9の内周を流れる油液の流速が遅いため、プラ
ンジャ8は振動しないから問題とならない。
に図示しないブレーキマスタシリンダから入力圧室15内
に短時間に多量の油液が圧送され、弁10の付近を急激に
流れた場合でも、プランジャ8のガイド部11とハウジン
グ1に設けたガイド孔21との間に形成されたオリフィス
により、一時的に出力圧室16の液圧がダンパ室29の液圧
よりも高くなり、この差圧がプランジャ8のガイド部11
の外周面に作用するため、プランジャ8に図中下向きの
力が加わり、プランジャ8の振動が抑えられる。そして
最終的には出力圧室16とダンパ室29の圧力は同圧とな
り、正常な特性を示す。また、プランジャ8のガイド部
11はわずかの隙間をもってピストン22の差込穴28に差込
まれ、かつ該差込穴28内にはダンパ室29が設けられてい
るため、プランジャ8は流れる油液の圧力によって振動
を起こすことはなく、シリンダ7内を円滑に摺動する。
なお、緩作動時には上記オリフィスは作用せず、出力圧
室16の液圧とダンパ室29の液圧が同圧であるため、プラ
ンジャ8の振動を抑える作用は行わない。緩作動時はシ
ール部材9の内周を流れる油液の流速が遅いため、プラ
ンジャ8は振動しないから問題とならない。
また、上記液圧制御装置では、入力圧室15の油液が補助
シリンダ20にも作用している。しかし、通常状態ではピ
ストン22のシール部材23が補助シリンダ20の端面に当接
して切換弁24が閉成されており、それによってプランジ
ャ8のガイド部11とガイド孔21との間のオリフィスを閉
塞しているため、補助シリンダ20内の油液はそこに溜ま
っている。そして万一、フロントブレーキ系が断損した
りしてフロント系統側の液圧が得られないような事態が
発生した場合には、圧力室25内の圧力が低下するため、
ピストン22は補助シリンダ20内の圧力および出力圧室16
内の圧力により押下げられる。これに伴なって、シール
部材23は補助シリンダ20の端面から離反し、切換弁24は
開成される。したがって、補助シリンダ20内の油液は、
プランジャ8のガイド部11とハウジング1のガイド孔21
との間のオリフィスを介して出力圧室16に供給される。
その結果、図示しないリヤホイールシリンダへは、上記
ブレーキマスタシリンダの圧力が減圧されることなくそ
のまま伝達される。
シリンダ20にも作用している。しかし、通常状態ではピ
ストン22のシール部材23が補助シリンダ20の端面に当接
して切換弁24が閉成されており、それによってプランジ
ャ8のガイド部11とガイド孔21との間のオリフィスを閉
塞しているため、補助シリンダ20内の油液はそこに溜ま
っている。そして万一、フロントブレーキ系が断損した
りしてフロント系統側の液圧が得られないような事態が
発生した場合には、圧力室25内の圧力が低下するため、
ピストン22は補助シリンダ20内の圧力および出力圧室16
内の圧力により押下げられる。これに伴なって、シール
部材23は補助シリンダ20の端面から離反し、切換弁24は
開成される。したがって、補助シリンダ20内の油液は、
プランジャ8のガイド部11とハウジング1のガイド孔21
との間のオリフィスを介して出力圧室16に供給される。
その結果、図示しないリヤホイールシリンダへは、上記
ブレーキマスタシリンダの圧力が減圧されることなくそ
のまま伝達される。
本実施例の液圧制御装置においては、プランジャ8のガ
イド部11を差込むピストン22の差込穴28の深さを自由に
選択することによって当該ピストン22の内部に大きなダ
ンパ室29を設けることが可能になるため、プランジャ8
の制振効果をより一層高めることができる。また、入力
圧室15内の圧力が出力圧室16内のそれよりも高い状態で
フロントブレーキ系統の断損が起こり、切換弁24のシー
ル部材23を吸い込む力が発生した場合でも、ハウジング
1のガイド孔21内にはプランジャ8のガイド部11が貫通
配置されているため、上記シール部材23が補助シリンダ
20の端面に向って変形するおそれが少なくなると共に、
ガイド部11とガイド孔21との間に形成されるオリフィス
によってシール部材23を吸い込む力も弱められる。
イド部11を差込むピストン22の差込穴28の深さを自由に
選択することによって当該ピストン22の内部に大きなダ
ンパ室29を設けることが可能になるため、プランジャ8
の制振効果をより一層高めることができる。また、入力
圧室15内の圧力が出力圧室16内のそれよりも高い状態で
フロントブレーキ系統の断損が起こり、切換弁24のシー
ル部材23を吸い込む力が発生した場合でも、ハウジング
1のガイド孔21内にはプランジャ8のガイド部11が貫通
配置されているため、上記シール部材23が補助シリンダ
20の端面に向って変形するおそれが少なくなると共に、
ガイド部11とガイド孔21との間に形成されるオリフィス
によってシール部材23を吸い込む力も弱められる。
以上、本考案の一実施例につき述べたが、本考案は既述
の実施例に限定されるものではなく、本考案の技術的思
想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
の実施例に限定されるものではなく、本考案の技術的思
想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、既述の実施例においては、ピストン22の差込穴
28内にダンパ室29を積極的に設けたが、このダンパ室29
は適用機種によって設けなくともよい。
28内にダンパ室29を積極的に設けたが、このダンパ室29
は適用機種によって設けなくともよい。
g.考案の効果 上述の如く、本考案に係る制動液圧制御装置は、プラン
ジャの弁体先端部にガイド部を設けるとともに、このガ
イド部を貫通させるガイド孔をハウジングに穿設し、か
つ切換弁を構成するピストンの一端面に差込穴を設け、
前記ガイド部の一部を前記差込穴に差込んだので、ハウ
ジング全長を短くすることができ、装置の小型化が図れ
るとともに、急作動時に起きていたプランジャの振動を
効果的に防止でき、その結果として異音の発生を低減で
きる。
ジャの弁体先端部にガイド部を設けるとともに、このガ
イド部を貫通させるガイド孔をハウジングに穿設し、か
つ切換弁を構成するピストンの一端面に差込穴を設け、
前記ガイド部の一部を前記差込穴に差込んだので、ハウ
ジング全長を短くすることができ、装置の小型化が図れ
るとともに、急作動時に起きていたプランジャの振動を
効果的に防止でき、その結果として異音の発生を低減で
きる。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示すものであ
って、第1図は制動液圧制御装置の縦断面図、第2図は
その装置の要部拡大図、第3図は従来の制動液圧制御装
置を示す縦断面図である。 1…ハウジング、7…シリンダ、8…プランジャ、8a…
弁体、9…シール部材、10…弁、11…ガイド部、12…フ
ランジ板、13…ばね受け、14…圧縮ばね、15…入力圧
室、16…出力圧室、17…通路、18…入力側通路、19…出
力側通路、20…補助シリンダ、21…ガイド孔、22…ピス
トン、23…シール部材、24…切換弁、25…圧力室、26…
圧縮ばね、27…水平通路、28…差込穴。
って、第1図は制動液圧制御装置の縦断面図、第2図は
その装置の要部拡大図、第3図は従来の制動液圧制御装
置を示す縦断面図である。 1…ハウジング、7…シリンダ、8…プランジャ、8a…
弁体、9…シール部材、10…弁、11…ガイド部、12…フ
ランジ板、13…ばね受け、14…圧縮ばね、15…入力圧
室、16…出力圧室、17…通路、18…入力側通路、19…出
力側通路、20…補助シリンダ、21…ガイド孔、22…ピス
トン、23…シール部材、24…切換弁、25…圧力室、26…
圧縮ばね、27…水平通路、28…差込穴。
Claims (1)
- 【請求項1】マスタシリンダに連なる入口ポートとリヤ
ホイールシリンダに連なる出口ポートとを有するハウジ
ングの内部にプランジャを移動自在に収納し、該プラン
ジャの一端に設けられた弁体を開弁方向に附勢して前記
入口ポートと出口ポートとの間に配置し、前記弁体の開
閉によってマスタシリンダからの供給液圧を所定の割合
で減少させて前記リヤホイールシリンダへ導く一方、前
記入口ポートと出口ポートとが連通する流路中に前記弁
体と対向させて切換弁を移動自在に配設し、該切換弁を
構成するピストンの背面にフロント系統の供給液圧を導
入して前記流路を常態で遮断状態とするようにした制動
液圧制御装置において、前記プランジャの弁体先端部に
ガイド部を同軸状に設けるとともに、このガイド部を貫
通させるガイド孔を前記ハウジングに穿設し、かつ前記
ピストンの一端面に差込穴を設け、前記ガイド部の一部
を前記ピストンの差込穴に差込んだことを特徴とする制
動液圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5101290U JPH0751960Y2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | 制動液圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5101290U JPH0751960Y2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | 制動液圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH049358U JPH049358U (ja) | 1992-01-28 |
JPH0751960Y2 true JPH0751960Y2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=31570065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5101290U Expired - Lifetime JPH0751960Y2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | 制動液圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751960Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-16 JP JP5101290U patent/JPH0751960Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH049358U (ja) | 1992-01-28 |
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