JPH0751936Y2 - 自動車用ドア - Google Patents
自動車用ドアInfo
- Publication number
- JPH0751936Y2 JPH0751936Y2 JP5443590U JP5443590U JPH0751936Y2 JP H0751936 Y2 JPH0751936 Y2 JP H0751936Y2 JP 5443590 U JP5443590 U JP 5443590U JP 5443590 U JP5443590 U JP 5443590U JP H0751936 Y2 JPH0751936 Y2 JP H0751936Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- door
- mounting
- inner panel
- hole
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- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車用ドアに関するものである。
従来の技術 アウタパネルとインナパネルとからなり、該アウタパネ
ルとインナパネルとの間にドア機能部品を装着する自動
車用ドアにおいて、該アウタパネルとインナパネルとを
結合する前にドア機能部品をインナパネルに組込みその
後インナパネルにアウタパネルを接合固定する自動車ド
アの製造方法が特開平1−249516号公報にて公開され、
又アウタパネルとインナパネルとからなるドアパネルサ
ブアッシーのインナパネル側にトリムボードを接合した
自動車ドアにおいて、トリムボードにガラス昇降機能部
品を組付けると共に、上記ドアパネルサブアッシー内に
ドア開閉ロック機能部品を組込み、その後このトリムボ
ードアッシーをドアパネルサブアッシーに接合固定する
自動車用ドアの製造方法が特開平1−278837号公報にて
公開されている。
ルとインナパネルとの間にドア機能部品を装着する自動
車用ドアにおいて、該アウタパネルとインナパネルとを
結合する前にドア機能部品をインナパネルに組込みその
後インナパネルにアウタパネルを接合固定する自動車ド
アの製造方法が特開平1−249516号公報にて公開され、
又アウタパネルとインナパネルとからなるドアパネルサ
ブアッシーのインナパネル側にトリムボードを接合した
自動車ドアにおいて、トリムボードにガラス昇降機能部
品を組付けると共に、上記ドアパネルサブアッシー内に
ドア開閉ロック機能部品を組込み、その後このトリムボ
ードアッシーをドアパネルサブアッシーに接合固定する
自動車用ドアの製造方法が特開平1−278837号公報にて
公開されている。
考案が解決しようとする課題 上記2つの先行技術によれば、自動車用ドアを自動車車
体に組付ける前にすべての機能部品をもったドア完成品
とすることができるので、従来ドアパネルを車体に組付
けた後インナパネルの狭い作業穴から内部に種々の機能
部品を組込んでいた方法にくらべ、組立作業性が向上
し、機能部品組付けをロボット化することも可能となる
点、極めて効果的であるが、それでもなお従来のガラス
昇降機能部品は部品点数が多く、それらをドアのインナ
パネル又はトリムボードに組付ける作業はなかなか面倒
であるという課題を有している。
体に組付ける前にすべての機能部品をもったドア完成品
とすることができるので、従来ドアパネルを車体に組付
けた後インナパネルの狭い作業穴から内部に種々の機能
部品を組込んでいた方法にくらべ、組立作業性が向上
し、機能部品組付けをロボット化することも可能となる
点、極めて効果的であるが、それでもなお従来のガラス
昇降機能部品は部品点数が多く、それらをドアのインナ
パネル又はトリムボードに組付ける作業はなかなか面倒
であるという課題を有している。
本考案は、上記先行技術として開示したもののように、
自動車用ドアを自動車車体に組付ける前にすべての機能
部品をもったドア完成品とする自動車用ドアにおいて、
ガラス昇降機能部品の部品点数を減らし、組付けを更に
容易とすることを主目的とするものである。
自動車用ドアを自動車車体に組付ける前にすべての機能
部品をもったドア完成品とする自動車用ドアにおいて、
ガラス昇降機能部品の部品点数を減らし、組付けを更に
容易とすることを主目的とするものである。
課題を解決するための手段 本考案は、アウタパネルと枠形状をなすインナパネル本
体との接合固着にて構成されたドアパネルサブアッシー
の該インナパネル本体に、Xアーム式ウインドレギュレ
ータを装着したインナパネルを接合取付けてなる自動車
用ドアにおいて、Xアーム式ウインドレギュレータのメ
インアームを軸着して取付けるXアーム式ウインドレギ
ュレータ取付部と、ドア窓ガラスの前部を案内するフロ
ントガイドレール部と、ドア窓ガラス後部を案内するリ
ヤガイドレールの上下の取付部とをインナパネルに一体
に形成すると共に、Xアーム式ウインドレギュレータの
サブアームの一方のローラを嵌装案内する短ガイドチャ
ンネル部を上記インナパネルに一体に形成したことを特
徴とするものである。
体との接合固着にて構成されたドアパネルサブアッシー
の該インナパネル本体に、Xアーム式ウインドレギュレ
ータを装着したインナパネルを接合取付けてなる自動車
用ドアにおいて、Xアーム式ウインドレギュレータのメ
インアームを軸着して取付けるXアーム式ウインドレギ
ュレータ取付部と、ドア窓ガラスの前部を案内するフロ
ントガイドレール部と、ドア窓ガラス後部を案内するリ
ヤガイドレールの上下の取付部とをインナパネルに一体
に形成すると共に、Xアーム式ウインドレギュレータの
サブアームの一方のローラを嵌装案内する短ガイドチャ
ンネル部を上記インナパネルに一体に形成したことを特
徴とするものである。
作用 上記により、Xアーム式ウインドレギュレータのベース
プレート,フロントガイドレール,リヤガイドレール取
付用ブレケット等、従来独立した部品として構成されて
いたものを省略できると共に、従来Xアーム式ウインド
レギュレータの附属部品の1つであった短ガイドチャン
ネルをも不要とすることができ、ドア窓ガラス昇降機能
部品の部品点数の削減,それに伴なう組付工数の大幅な
低減をはかることができるものである。
プレート,フロントガイドレール,リヤガイドレール取
付用ブレケット等、従来独立した部品として構成されて
いたものを省略できると共に、従来Xアーム式ウインド
レギュレータの附属部品の1つであった短ガイドチャン
ネルをも不要とすることができ、ドア窓ガラス昇降機能
部品の部品点数の削減,それに伴なう組付工数の大幅な
低減をはかることができるものである。
実施例 以下本考案の実施例を附図を参照して説明する。
第1図は自動車ドアにおいてドア機能部品を組付けたイ
ンナパネルをアウタパネル側から見た分解斜視図であ
り、1はインナパネル、2はXアーム式ウインドレギュ
レータ、3は該Xアーム式ウインドレギュレータ2を作
動させるモータアッセンブリ、4は図示しないドア窓ガ
ラスの後端部を案内するリヤガイドレール、5は図示し
ないドアロック装置のインナハンドルアッセンブリであ
る。
ンナパネルをアウタパネル側から見た分解斜視図であ
り、1はインナパネル、2はXアーム式ウインドレギュ
レータ、3は該Xアーム式ウインドレギュレータ2を作
動させるモータアッセンブリ、4は図示しないドア窓ガ
ラスの後端部を案内するリヤガイドレール、5は図示し
ないドアロック装置のインナハンドルアッセンブリであ
る。
インナパネル1には、Xアーム式ウインドレギュレータ
2の取付部12,モータアッセンブリ3の取付部13,ドア窓
ガラスの前端部を案内するフロントガイドレール部14,
上記リヤガイドレール4の上下の取付部15及び16が一体
に形成されると共に、上記インナハンドルアッセンブリ
5の取付部17,更に後述するXアーム式ウインドレギュ
レータ2のローラのうちの1個26を案内する短ガイドチ
ャンネル部18が一体に形成されている。
2の取付部12,モータアッセンブリ3の取付部13,ドア窓
ガラスの前端部を案内するフロントガイドレール部14,
上記リヤガイドレール4の上下の取付部15及び16が一体
に形成されると共に、上記インナハンドルアッセンブリ
5の取付部17,更に後述するXアーム式ウインドレギュ
レータ2のローラのうちの1個26を案内する短ガイドチ
ャンネル部18が一体に形成されている。
Xアーム式ウインドレギュレータ2は、基端部にギヤ23
を一体的に設け先端にローラ24を取付けたメインアーム
21と、該メインアーム21に中央部を回動可能に取付けら
れ両端にローラ25,26をそれぞれ取付けたサブアーム22
とからなり、該メインアーム21をa点においてインナパ
ネル1の取付部12に回動可能に軸着し、インナパネル1
のモータアッセンブリ取付部13に取付けたモータアッセ
ンブリ3のピニオン33が上記ギヤ23に噛合い、メインア
ーム21先端のローラ24とサブアーム22の一方のローラ25
ちがドア窓ガラス下縁部に固定したガイドチャンネル27
に嵌装されると共に、サブアーム22の他方のローラ26が
上述したようにインナパネル1に一体に形成した短ガイ
ドチャンネル部18に転動可能に嵌装され、モータ31の駆
動により減速機32を介してピニオン33が回転するとメイ
ンアーム21がa点を中心として揺動しそれに伴ないサブ
アーム22も上下揺動してドア窓ガラスを上下に揺動させ
る。
を一体的に設け先端にローラ24を取付けたメインアーム
21と、該メインアーム21に中央部を回動可能に取付けら
れ両端にローラ25,26をそれぞれ取付けたサブアーム22
とからなり、該メインアーム21をa点においてインナパ
ネル1の取付部12に回動可能に軸着し、インナパネル1
のモータアッセンブリ取付部13に取付けたモータアッセ
ンブリ3のピニオン33が上記ギヤ23に噛合い、メインア
ーム21先端のローラ24とサブアーム22の一方のローラ25
ちがドア窓ガラス下縁部に固定したガイドチャンネル27
に嵌装されると共に、サブアーム22の他方のローラ26が
上述したようにインナパネル1に一体に形成した短ガイ
ドチャンネル部18に転動可能に嵌装され、モータ31の駆
動により減速機32を介してピニオン33が回転するとメイ
ンアーム21がa点を中心として揺動しそれに伴ないサブ
アーム22も上下揺動してドア窓ガラスを上下に揺動させ
る。
上記短ガイドチャンネル部18は、インナパネルを部分的
にアウタパネル側に絞り出し成形してそこに一端に大径
丸穴18bをもった前後方向の溝穴18aを設けた構造に構成
され、該大径丸穴18bからローラ26を挿し込み、ローラ2
6の周面に設けた溝を上記溝穴18aの上下端縁に嵌入係合
させることにより、該ローラ26が溝穴18aの上下端縁に
ガイドされて前後方向に自由に移動できるように組付け
るものである。
にアウタパネル側に絞り出し成形してそこに一端に大径
丸穴18bをもった前後方向の溝穴18aを設けた構造に構成
され、該大径丸穴18bからローラ26を挿し込み、ローラ2
6の周面に設けた溝を上記溝穴18aの上下端縁に嵌入係合
させることにより、該ローラ26が溝穴18aの上下端縁に
ガイドされて前後方向に自由に移動できるように組付け
るものである。
前記Xアーム式ウインドレギュレータ2の取付部12及び
モータアッセンブリ3の取付部13は、インナパネル1を
部分的にアウタパネル側に絞り出し成形して構成され、
Xアーム式ウインドレギュレータ2は該取付部12のアウ
タパネル側の面に取付けられ、モータアッセンブリ3は
取付部13の車室内側にそのピニオン33が取付部13内に位
置しギヤ23と噛み合った状態でボルト締めにより取付固
定される。
モータアッセンブリ3の取付部13は、インナパネル1を
部分的にアウタパネル側に絞り出し成形して構成され、
Xアーム式ウインドレギュレータ2は該取付部12のアウ
タパネル側の面に取付けられ、モータアッセンブリ3は
取付部13の車室内側にそのピニオン33が取付部13内に位
置しギヤ23と噛み合った状態でボルト締めにより取付固
定される。
フロントガイドレール部14はインナパネル1の前端部分
をアウタパネル側に絞り成形することにより構成され、
図示しないドア窓ガラスの下部前縁に設けたスライダ等
の案内部材が該フロントガイドレール部14の後縁部に上
下摺動可能に嵌装される。
をアウタパネル側に絞り成形することにより構成され、
図示しないドア窓ガラスの下部前縁に設けたスライダ等
の案内部材が該フロントガイドレール部14の後縁部に上
下摺動可能に嵌装される。
リヤガイドレール4の上下の取付部15,16は、インナパ
ネル後端部分の上部及び下部をアウタパネル側に絞り出
し成形することにより構成され、上部取付部15には前後
方向の長穴よりなる取付穴15a,15aが設けられ、下部取
付部16には上端の大径丸穴16aとそれに連なる上下方向
の幅の狭い係止溝穴16bとからなる所謂だるま穴が設け
てあり、リヤガイドレール4の下部背面には両端にフラ
ンジ部42a,42bをもった軸42が突設されており、先端の
フランジ部42aを大径丸穴16aより挿し込んだ上で下方に
ずらせることにより軸42が係止溝穴16bに係合し且つフ
ランジ部42a,42aが係止溝穴16b周辺を表裏両面から挟
み、リヤガイドレール4の下部はほとんどワンタッチ操
作で取付けることができるようになっている。
ネル後端部分の上部及び下部をアウタパネル側に絞り出
し成形することにより構成され、上部取付部15には前後
方向の長穴よりなる取付穴15a,15aが設けられ、下部取
付部16には上端の大径丸穴16aとそれに連なる上下方向
の幅の狭い係止溝穴16bとからなる所謂だるま穴が設け
てあり、リヤガイドレール4の下部背面には両端にフラ
ンジ部42a,42bをもった軸42が突設されており、先端の
フランジ部42aを大径丸穴16aより挿し込んだ上で下方に
ずらせることにより軸42が係止溝穴16bに係合し且つフ
ランジ部42a,42aが係止溝穴16b周辺を表裏両面から挟
み、リヤガイドレール4の下部はほとんどワンタッチ操
作で取付けることができるようになっている。
リヤガイドレール4の上部にはねじ穴41が2個所設けら
れており、中央部にフランジ部61をもった取付ねじ棒6
の一方のねじ部62を該ねじ穴41にねじ込み、他方のねじ
部63を上部取付部15の取付穴15aに挿し込み、車室内側
からナット7で締付けることにより、リヤガイドレール
4の上部を取付けることができる。
れており、中央部にフランジ部61をもった取付ねじ棒6
の一方のねじ部62を該ねじ穴41にねじ込み、他方のねじ
部63を上部取付部15の取付穴15aに挿し込み、車室内側
からナット7で締付けることにより、リヤガイドレール
4の上部を取付けることができる。
このリヤガイドレール4の上部取付位置は、ドア窓ガラ
スをその下部前後縁部に設けた前後の案内部材をフロン
トガイドレール部14及びリヤガイドレール4に嵌装して
組付けた後、車室内側よりナット7,7をゆるめ、取付穴1
5aの長穴の範囲で前後方向に移動調整できると共に、ナ
ット7,7をゆるめてねじ棒6を回動させることによりリ
ヤガイドレール4上部の取付部15に対する取付高さの調
整を容易に行うことができる。
スをその下部前後縁部に設けた前後の案内部材をフロン
トガイドレール部14及びリヤガイドレール4に嵌装して
組付けた後、車室内側よりナット7,7をゆるめ、取付穴1
5aの長穴の範囲で前後方向に移動調整できると共に、ナ
ット7,7をゆるめてねじ棒6を回動させることによりリ
ヤガイドレール4上部の取付部15に対する取付高さの調
整を容易に行うことができる。
インナハンドルアッセンブリ5の取付部17は、インナパ
ネル1を部分的にアウタパネル側に絞り出し成形するこ
とにより構成され、インナハンドルアッセンブリ5は車
室内側より該取付部17内に取付けられ、該インナハンド
ルアッセンブリ5のインナハンドル及びインナロックレ
バーと図示しないドアロック装置のオペレーティングレ
バー及びロックレバーとを連結する連結ロッド51及び52
は上記取付部17の後部に隣接して形成したインナパネル
1のロッド貫通穴1aを通ってインナパネル1のアウタパ
ネル側に入り後方に延びてドア後端面部に取付けた図示
しないドアロック装置に連結される。
ネル1を部分的にアウタパネル側に絞り出し成形するこ
とにより構成され、インナハンドルアッセンブリ5は車
室内側より該取付部17内に取付けられ、該インナハンド
ルアッセンブリ5のインナハンドル及びインナロックレ
バーと図示しないドアロック装置のオペレーティングレ
バー及びロックレバーとを連結する連結ロッド51及び52
は上記取付部17の後部に隣接して形成したインナパネル
1のロッド貫通穴1aを通ってインナパネル1のアウタパ
ネル側に入り後方に延びてドア後端面部に取付けた図示
しないドアロック装置に連結される。
8,8はドア窓ガラスの内面に摺接するインナスタビライ
ザであり、インナパネル1の上縁近傍のアウタパネル側
の面にねじ締めにて高さ調節可能なるよう取付けられ
る。19,19は該インナスタビライザ8,8の取付穴である。
ザであり、インナパネル1の上縁近傍のアウタパネル側
の面にねじ締めにて高さ調節可能なるよう取付けられ
る。19,19は該インナスタビライザ8,8の取付穴である。
インナパネル1には上記以外に重量軽減穴1bやスピーカ
取付用穴1c等が設けられ、又適宜補強用ビードが形成さ
れる。
取付用穴1c等が設けられ、又適宜補強用ビードが形成さ
れる。
上記のように構成され且つ上記のようにドア機能部品を
取付けたインナパネル1は、第2図に示すようにアウタ
パネルAと枠形状をなすインナパネル本体Bとの接合固
定により構成されたドアパネルサブアッシーCのインナ
パネル本体Bに、インナパネル1の4隅部に形成した接
合取付部11を接合しボルト,ナットによる締付固定にて
組付けられる。
取付けたインナパネル1は、第2図に示すようにアウタ
パネルAと枠形状をなすインナパネル本体Bとの接合固
定により構成されたドアパネルサブアッシーCのインナ
パネル本体Bに、インナパネル1の4隅部に形成した接
合取付部11を接合しボルト,ナットによる締付固定にて
組付けられる。
尚前記ドアロック装置はドアパネルサブアッシーCの後
端面部に取付けられる。
端面部に取付けられる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、通常独立した部品として
構成されるドア窓ガラスの前後のガイドレールのうちの
フロントガイドレールをインナパネルに一体に形成する
と共に、特に従来Xアーム式ウインドレギュレータの附
属部品の1つであったサブアーム下端のローラを案内す
る短ガイドチャンネルを省略し、該短ガイドチャンネル
と同じ機能を果たす短ガイドチャンネル部をインナパネ
ルの絞り出し形成部に設けた前後方向の溝穴により構成
したことにより、ドア窓ガラス昇降機能部品の部品数削
減,それに伴なう組付工数の低減をはかることができ、
コストの大幅ダウンをはかることができるものである。
構成されるドア窓ガラスの前後のガイドレールのうちの
フロントガイドレールをインナパネルに一体に形成する
と共に、特に従来Xアーム式ウインドレギュレータの附
属部品の1つであったサブアーム下端のローラを案内す
る短ガイドチャンネルを省略し、該短ガイドチャンネル
と同じ機能を果たす短ガイドチャンネル部をインナパネ
ルの絞り出し形成部に設けた前後方向の溝穴により構成
したことにより、ドア窓ガラス昇降機能部品の部品数削
減,それに伴なう組付工数の低減をはかることができ、
コストの大幅ダウンをはかることができるものである。
更に、ドア窓ガラス後端部を案内するリヤガイドレール
の上下の取付部をインナパネルにて一体に構成すること
により取付ブラケットを不要とし、下部取付けをだるま
穴を用いてワンタッチにて行うことができると共に、該
リヤガイドレールの上端取付位置の前後方向調整及び取
付高さ調整を車室内側から簡単容易に行うことができる
もので、実用上多大の効果をもたらし得るものである。
の上下の取付部をインナパネルにて一体に構成すること
により取付ブラケットを不要とし、下部取付けをだるま
穴を用いてワンタッチにて行うことができると共に、該
リヤガイドレールの上端取付位置の前後方向調整及び取
付高さ調整を車室内側から簡単容易に行うことができる
もので、実用上多大の効果をもたらし得るものである。
第1図はドアのインナパネル及びそれに取付けられるド
ア機能部品をアウタパネル側から見た分解斜視図で本考
案の実施例を示すものである。第2図は第1図示のイン
ナパネルを組付けるべきドアパネルサブアッシーの縦断
面図である。 1…インナパネル、12…Xアーム式ウインドレギュレー
タの取付部、13…モータアッセンブリの取付部、14…フ
ロントガイドレール部、15,16…リヤガイドレールの取
付部、17…インナハンドルアッセンブリの取付部、18…
短ガイドチャンネル部、2…Xアーム式ウインドレギュ
レータ、3…モータアッセンブリ、4…リヤガイドレー
ル、5…インナハンドルアッセンブリ、6…取付ねじ
棒、7…ナット。
ア機能部品をアウタパネル側から見た分解斜視図で本考
案の実施例を示すものである。第2図は第1図示のイン
ナパネルを組付けるべきドアパネルサブアッシーの縦断
面図である。 1…インナパネル、12…Xアーム式ウインドレギュレー
タの取付部、13…モータアッセンブリの取付部、14…フ
ロントガイドレール部、15,16…リヤガイドレールの取
付部、17…インナハンドルアッセンブリの取付部、18…
短ガイドチャンネル部、2…Xアーム式ウインドレギュ
レータ、3…モータアッセンブリ、4…リヤガイドレー
ル、5…インナハンドルアッセンブリ、6…取付ねじ
棒、7…ナット。
Claims (3)
- 【請求項1】アウタパネルと枠形状をなすインナパネル
本体との接合固着にて構成されたドアパネルサブアッシ
ーの該インナパネル本体に、Xアーム式ウインドレギュ
レータを装着したインナパネルを接合取付けてなる自動
車用ドアにおいて、上記インナパネルに、Xアーム式ウ
インドレギュレータのメインアームを軸着して取付ける
Xアーム式ウインドレギュレータ取付部と、ドア窓ガラ
スの前部を案内するフロントガイドレール部と、ドア窓
ガラス後部を案内するリヤガイドレールの上下の取付部
とを一体に形成すると共に、上記Xアーム式ウインドレ
ギュレータのサブアームの一方のローラを嵌装案内する
短ガイドチャンネル部を上記インナパネルに一体に形成
したことを特徴とする自動車用ドア。 - 【請求項2】請求項(1)に記載のリヤガイドレールの
上下の取付部のうちの下部取付部には、大径の丸穴とそ
の下部に連なる幅の狭い係止溝穴とからなるだるま穴が
設けられ、リヤガイドレールの下部背面には上記大径丸
穴に挿し込むことができる大きさのフランジ部を両端に
もった軸が突設され、該軸が係止溝穴に嵌り該係止溝穴
周辺の表裏両面にフランジ部が当接してリヤガイドレー
ル下部を取付係止することができるようになっているこ
とを特徴とする自動車用ドア。 - 【請求項3】請求項(1)又は(2)に記載のリヤガイ
ドレールの上下の取付部のうちの上部取付部には前後方
向の長穴よりなる取付穴が設けられ、中央部にフランジ
部をもちその両側にねじ部をもった取付ねじ棒の一方の
ねじ部をリヤガイドレール上部に設けたねじ穴にねじ込
み、該取付ねじ棒の他方のねじ部を上記取付穴に挿し込
み、インナパネルの車室内側から該他方のねじ部にナッ
トを螺合締付けてリヤガイドレール上部を上部取付部に
取付ける構造となっていることを特徴とする自動車用ド
ア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5443590U JPH0751936Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 自動車用ドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5443590U JPH0751936Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 自動車用ドア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0413409U JPH0413409U (ja) | 1992-02-03 |
JPH0751936Y2 true JPH0751936Y2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=31576499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5443590U Expired - Fee Related JPH0751936Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 自動車用ドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751936Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000025452A (ja) * | 1998-07-14 | 2000-01-25 | Shiroki Corp | ウィンドレギュレータを有するドアパネル構造 |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP5443590U patent/JPH0751936Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0413409U (ja) | 1992-02-03 |
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