JPH0751847A - パネル接合構造 - Google Patents

パネル接合構造

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JPH0751847A
JPH0751847A JP22830593A JP22830593A JPH0751847A JP H0751847 A JPH0751847 A JP H0751847A JP 22830593 A JP22830593 A JP 22830593A JP 22830593 A JP22830593 A JP 22830593A JP H0751847 A JPH0751847 A JP H0751847A
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JP
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panel
housing upper
suspension housing
quarter
welding
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JP22830593A
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Kunio Igawa
国男 井川
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クォータパネルがリヤフェンダパネルおよび
リヤサスペンションレインフォースメントと仮アッシイ
されている状態で、該クォータパネルにサスペンション
ハウジングアッパパネルをアーク溶接して接合する場合
に、上記溶接時のクォータパネルの熱変形を抑制すると
共に、溶接作業性を向上させる。 【構成】 仮アッシイされているクォータパネル4にお
けるサスペンションハウジングアッパパネル5との当接
部分の直上部位に凹入部7を設け、サスペンションハウ
ジングアッパパネル5の横片部5Aとは反対方向に延び
る段部8を形成して、当接部分の上部をアーク溶接す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル同士の接合構造
であって、特にほぼ直交状に折曲された第1面部と第2
面部とを有する第1パネルの一方の面部に第2パネルを
当接させた状態で、第1パネルの折曲部分において両パ
ネルをアーク溶接する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車においては図6に示すように、ク
ォータパネルAの車内側に、ほぼ直交状に折曲された第
1面部B1と第2面部B2とを有するサスペンションハ
ウジングアッパパネルBに当てつけて、両パネルA,B
をスポット溶接し、かつクォータパネルAならびにサス
ペンションハウジングアッパパネルBにホイールハウス
インナパネルを溶接してリヤホイールハウスを構成する
ことが行われる。
【0003】その場合、上記クォータパネルAがリヤフ
ェンダパネルCおよびリヤサスペンションレインフォー
スメントDと仮アッシイされている状態で、該クォータ
パネルAに上記のサスペンションハウジングアッパパネ
ルBを溶接する場合があり、その場合はクォータパネル
AとサスペンションハウジングアッパパネルBとのスポ
ット溶接が行えないので、たとえば特開平3−9497
9号公報に開示されているようなアーク溶接によって、
図6において矢印Xで示すサスペンションハウジングア
ッパパネルBの折曲部分を溶接して両パネルA,Bの接
合が行われることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のアー
ク溶接による接合の場合、溶接によるクォータパネルA
の熱変形が生じ、これが溶接不良の原因になる虞れがあ
ると共に、狭い当接部分に正しく溶接トーチをセットし
て溶接しなければならないので、作業性が劣る不具合が
ある。
【0005】そこで本発明は、パネル同士をアーク溶接
によって接合する際に、パネルの熱変形を防止できると
共に、溶接作業性を向上させることが可能なパネル接合
構造の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に記載の発明(以下、第1発明と称す)は、ほぼ直
交状に折曲された第1面部と第2面部とを有する第1パ
ネルの一方の面部に第2パネルを当接させた状態で、第
1パネルの折曲部分において両パネルがアーク溶接され
るパネル接合構造であって、第2パネルの上記折曲部分
に対応する部位に、第1パネルにおける上記一方の面部
を挟んで他方の面部側とは反対方向に凹入する段部が形
成されていることを特徴とする。
【0007】さらに、請求項2に記載の発明(以下、第
2発明と称す)は、第1パネルがサスペンションハウジ
ングアッパパネルであると共に、第2パネルがリヤフェ
ンダパネルと仮アッシイされているクォータパネルであ
ることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の第1発明によれば、第2パネルの第1パ
ネルにおける折曲部分に対応する部位において、該第2
パネルに上記第1パネルにおける当接されていない面部
とは反対方向に凹入する段部が形成されているから、こ
の段部によって第2パネルが補強されて強度が増大し、
溶接時の熱変形が抑制され、該第2パネルによる第1パ
ネルの支持も良好に行える。また、上記段部を設けるこ
とによって上記折曲部分まわりのスペースが広くなっ
て、溶接トーチを容易に折曲部分にむけて正しくセット
できる。
【0009】さらに第2発明によれば、リヤフェンダパ
ネルと仮アッシイされているクォータパネルにサスペン
ションハウジングアッパパネルをアーク溶接する場合
に、上記の作用が得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0011】図1は自動車の左サイドのサイドフレーム
アッセンブリ1を示し、リヤホイールハウス部分におい
て、図2のごとくリヤフェンダパネル2とリヤサスペン
ションレインフォースメント3とクォータパネル4とが
仮アッシイされていると共に、この仮アッシイ体1Aに
おけるクォータパネル4の車内側に図2ないし図4に示
すサスペンションハウジングアッパパネル5がアーク溶
接によって接合される。
【0012】その場合、上記のサスペンションハウジン
グアッパパネル5は横片部5Aを有すると共に、この横
片部5Aの四周にほぼ直角に下垂する下垂片部5Bを一
体に有する下向き開口形状のパネルとされており、上記
下垂片部5Bの一面をクォータパネル4に当接させ、こ
の当接部分のサスペンションハウジングアッパ5の折曲
部分にアーク溶接が施されて両パネル4,5が接合され
る。そして、サスペンションハウジングアッパパネル5
に下側からホイールハウスインナパネル6を挿し込んだ
状態で、該ホイールハウスインナパネル6とクォータパ
ネル4、およびホイールハウスインナパネル6とサスペ
ンションハウジングアッパパネル5とをそれぞれ溶接す
ることによってリヤホイールハウスが形成されるように
なされている。
【0013】一方、上記のクォータパネル4において
は、上記のサスペンションハウジングアッパパネル5の
下垂片部5Bが当接される部位の直上に凹入部7が設け
られて、サスペンションハウジングアッパパネル5の横
片部5Aとほぼ同一高さ位置で、かつ該横片部5Aとは
下垂片部5Bを挟んで反対方向に延びる段部8が形成さ
れ、この段部部分においてクォータパネル4とサスペン
ションハウジングアッパパネル5とが前記のアーク溶接
によって接合される。
【0014】このような接合構造によれば、上記の段部
8によって、クォータパネル4における溶接される部位
が補強されて強度が増大するから、アーク溶接時の熱変
形が抑制され、したがって溶接不良が発生せず、またサ
スペンションハウジングアッパパネル5の支持が良好と
なる。
【0015】さらには、上記の段部8の形成によって溶
接すべき部分の上方に比較的広いスペースを確保できる
ので、溶接トーチ9の芯線10を容易に、かつ正しく上
記の当接部分にむけてセットできて、溶接の作業性が向
上することになる。
【0016】なお、上記の実施例では、溶接すべき部分
が上にきたために上方向から溶接を行わねばならないパ
ネル同士の接合例を示しているが、これに限らず図3を
上下反転させた構造となったり、横倒しさせた構造とな
ったりしている場合のようなパネルの当接構造において
も本発明を適用できることはもちろんである。
【0017】
【発明の効果】以上の記載によって明かなように、本発
明の第1発明によれば、第2パネルの第1パネルにおけ
る折曲部分に対応する部位において、該第2パネルに上
記第1パネルにおける当接されていない面部とは反対方
向に凹入する段部が形成されているから、この段部によ
って第2パネルが補強されて強度が増大し、溶接時の熱
変形が抑制されて溶接不良が発生しなくなり、該第2パ
ネルによる第1パネルの支持も良好に行える。また、上
記段部を設けることによって上記折曲部分まわりのスペ
ースが広くなって、溶接トーチを容易に折曲部分にむけ
て正しくセットでき、溶接の作業性が向上する。
【0018】さらに第2発明によれば、リヤフェンダパ
ネルと仮アッシイされているクォータパネルにサスペン
ションハウジングアッパパネルをアーク溶接する場合
に、上記の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例にかかるサイドパネルアッ
センブリの外面図である。
【図2】 図1におけるP−P線矢視切断拡大図であ
る。
【図3】 図2の要部拡大図である。
【図4】 クォータパネルの車内側の形状を示す図で
ある。
【図5】 クォータパネルを外した状態でのリヤフェ
ンダパネルとリヤサスペンションレインフォースメント
との取り付け関係を示す図である。
【図6】 従来例の説明図である。
【符号の説明】
2 リヤフェンダパネル 4 クォータパネル 5 サスペンションハウジングアッパパネル 5A 横片部 5B 下垂片部 7 凹入部 8 段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62D 24/00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ直交状に折曲された第1面部と第2
    面部とを有する第1パネルの一方の面部に第2パネルを
    当接させた状態で、第1パネルの折曲部分において両パ
    ネルがアーク溶接されるパネル接合構造であって、第2
    パネルの上記折曲部分に対応する部位に、第1パネルに
    おける上記一方の面部を挟んで他方の面部側とは反対方
    向に凹入する段部が形成されていることを特徴とするパ
    ネル接合構造。
  2. 【請求項2】 第1パネルがサスペンションハウジング
    アッパパネルであると共に、第2パネルがリヤフェンダ
    パネルと仮アッシイされているクォータパネルであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のパネル接合構造。
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