JPH075183A - 車輪速センサ - Google Patents

車輪速センサ

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JPH075183A
JPH075183A JP5143808A JP14380893A JPH075183A JP H075183 A JPH075183 A JP H075183A JP 5143808 A JP5143808 A JP 5143808A JP 14380893 A JP14380893 A JP 14380893A JP H075183 A JPH075183 A JP H075183A
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teeth
wheel
wheel speed
rotary
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Takashi Washimi
隆 鷲見
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/443Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed mounted in bearings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/17Using electrical or electronic regulation means to control braking
    • B60T8/171Detecting parameters used in the regulation; Measuring values used in the regulation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は車両走行時における車輪の回転速度
に応じたパルス信号を発生する車輪速センサに関し、良
好な組み付け性と確実な検出精度とを両立することを目
的とする。 【構成】 磁性体からなるキャリア30内に全周に渡っ
てロータ歯36を一体に設ける。キャリア30内に検出
コイル34を配設する。マグネット35dと、磁性体か
らなる回転軸35a及び回転板35bと、非磁性体から
なる駆動軸35eを一体に有する回転ヨーク35を、車
輪と共に回転する車輪軸20に固定すると共に検出コイ
ル34の中心部に浮遊した状態で挿入する。回転板35
cの外周に設けられたセンサ歯35bがロータ歯36と
対向し、回転ヨーク35の回転と共に検出コイル34周
辺の磁気抵抗が適切に変動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車輪速センサに係り、特
に車両走行時における車輪の回転速度を検出すべく、車
輪の回転速度に応じたパルス信号を発生する車輪速セン
サに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両走行時における車輪の回
転速度を検出する車輪速センサが知られている。このよ
うな車輪速センサは、車両の走行性能、安全性等の向上
を目的とした高精度な車両制御を実現するために車輪の
回転速度を高精度に検出するために用いられるものであ
る。
【0003】すなわち、従来より広く車両に搭載されて
いる車速センサは、駆動輪に連結された駆動軸の回転速
度等を検出するものが一般的であり、その検出精度も駆
動軸1回転毎に1パルスの信号が出力される程度のもの
であった。定常状態における車速を推定するにはこの程
度で十分だからである。
【0004】しかし、車両走行時における各車輪の回転
速度は、各車輪のスリップ率によって変動し、全ての車
輪において必ずしも同一ではない。例えば、駆動輪に過
剰な駆動トルクが加われば非駆動輪に比べて駆動輪の回
転速度が早くなり、また、過剰な制動力によりある車輪
がロック状態となれば、その車輪速は他の車輪の回転速
度に比べて低速となる。
【0005】従って、各車輪のスリップ率の違いによっ
て生ずる僅かな車輪速の差を検出できる程度に高い精度
で各車輪の車輪速を検出することができれば、それらの
情報に基づいて車両の走行状態をより詳細に把握するこ
とが可能となる。このため、近年においては車輪速セン
サに対する需要が高まっており、その構造についても種
々のものが提案されるに至っている。
【0006】例えば、実開昭55−17173号公報に
は、図4に示す如く、非磁性体からなるハウジング2の
中心部に固定された固定軸3の外周に、環状の電磁コイ
ルからなる検出コイル4及び一端が磁性部材5に、他端
がロータ歯6に当接したマグネット7を配設し、更にロ
ータ歯6に対向する部位に、車輪と共に回転するセンサ
歯8を固定軸3に回動可能に嵌挿してなる車輪速センサ
1が開示されている。
【0007】この車輪速センサは、各構成要素の組み付
け精度が比較的ラフであっても、十分な機能を発揮し得
る点に特長を有するものである。
【0008】すなわち、車輪速センサの基本構成は、車
輪と共に回転する回転部と、この回転部の回転を検出す
る検出部とからなるものである。従って、回転部の回転
が検出できれば機能上は成立し、例えば回転部を円板で
構成すると共にその側面に所定回転角度毎にマグネット
を埋設し、適当な位置に固定したホール素子等によって
そのマグネットの発する磁気を検出する構成とすること
も可能である。
【0009】回転部が所定角度回転する毎にマグネット
とホール素子とが近接し、その結果としてホール素子に
は回転速度に応じた周期で変動する磁気が印加されるこ
とになるからである。
【0010】しかしながら、かかる構成を実現するため
には、ホール素子の径方向の位置とマグネットの埋設さ
れる径方向の位置とを精度良く整合する必要がある。ま
た、ホール素子に印加される磁気強度を適切な水準とす
るためには、両者間に形成されるクリアランスについて
も、すなわちそれらの配設される軸方向の位置について
も高い精度が要求される。このため、上記の如き構成の
車輪速センサにおいては、各構成要素の加工精度及び組
み付け精度について、高い精度が要求されることにな
る。
【0011】これに対して、上記公報記載の車輪速セン
サ1は、ロータ歯6とセンサ歯8とを径方向に対向させ
ることにより車輪の回転を検出するものである。つま
り、センサ歯8の回転に伴ってロータ歯6とセンサ歯8
とのギャップが変化することによる磁性部材5、固定軸
3、ロータ歯6、センサ歯8、及びロータ歯6とセンサ
歯8とのギャップにより形成される磁気回路の磁気抵抗
変化を、検出コイル4によって検出するものである。
【0012】この場合、高い精度が要求されるロータ6
とセンサ歯8とのギャップの精度は、両者の同軸度を適
切に管理することで確保することができ、各構成要素の
加工精度が適切な水準に維持されている限り、組み付け
精度には何らの影響も受けない。特に、ロータ歯6とセ
ンサ歯8の軸方向位置については、両者間に形成される
ギャップには全く無関係であり、組み付け精度上大きな
余裕度が確保できるものである。
【0013】このため、上記公報記載の如き構造を採用
する場合には、良好な組み付け性の下に確実に所望の機
能を得ることができ、低コスト化や高い信頼性確保等の
面でも有利である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車輪速センサにおいては、センサ歯8が固定軸3に
対して回動可能であることが必須であり、必然的に両者
を別体として設け、かつそれらの間に何らかのベアリン
グ機構を介装させることが必要となる。このため、固定
軸3とセンサ歯8との界面においては、比較的大きく、
かつセンサ歯8の回転と共に変動する磁気抵抗が形成さ
れる。
【0015】かかる磁気抵抗の変動は、ロータ6とセン
サ歯8とのギャップ変動に伴う磁気抵抗の変動にノイズ
として重畳し、検出コイル46の検出精度上好ましいも
のではなく誤検出の原因となる。
【0016】このように、上記従来の車輪速センサは、
その構造上組み付け精度が比較的要求されない等の利点
を有する反面、検出精度について改善の余地を残したも
のであった。
【0017】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、回転軸とセンサ歯とを一体化して回転ヨークと
すると共に回転ヨークにマグネット機構を持たせ、回転
ヨークの回転軸外周に検出コイルを配し、かつロータ歯
を一体に有するハウジングと回転ヨークとで磁気回路を
形成することにより上記の課題を解決し得る車輪速セン
サを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、車輪の回
転速度に応じた信号を発生する車輪速センサであって、
車体側に固定される磁性体からなるハウジングと、該ハ
ウジングの内周に、該ハウジングと一体に設けられたロ
ータ歯と、前記ハウジング内に配設された環状の検出コ
イルと、前記車輪側に固定される駆動軸により前記ハウ
ジング内に支持され、該駆動軸と、前記ロータ歯に対抗
するセンサ歯と、前記検出コイルの中心部に回動可能に
挿入される回転軸とを一体に有し、かつマグネット機能
を内蔵する回転ヨークとを備える車輪速センサにより達
成される。
【0019】
【作用】本発明に係る車輪速センサにおいては、前記回
転ヨークの回転軸及びセンサ歯は、前記ハウジング内部
における磁気回路を形成する。そして、前記ロータ歯と
前記ハウジングとは、前記検出コイルの外周側における
磁気回路を形成する。すなわち、前記回転ヨークが発す
る磁気は、前記センサ歯と前記ロータ歯とのギャップを
透過して両者間に流通すると共に、前記回転軸と前記ハ
ウジングとのギャップを透過して前記検出コイルの外周
を還流する磁気回路を形成する。
【0020】この際、形成された磁気回路の磁気抵抗
は、前記回転軸及び前記センサ歯に固有の磁気抵抗と、
前記ロータ歯及び前記ハウジングに固有の磁気抵抗と、
前記センサ歯と前記ロータ歯との間に形成されるギャッ
プ、及び前記回転軸と前記ハウジングとの間に形成され
るギャップにおける磁気抵抗とを合成した値となる。
【0021】この場合において、前記回転軸はその軸を
中心として回転し、前記回転軸と前記ハウジングとの間
に形成されるギャップ長がその回転に起因して変動する
ことはない。従って、形成された磁気回路の磁気抵抗
は、前記ロータ歯と前記センサ歯との間に形成されるギ
ャップのみの関数となり、良好な検出精度が確保され
る。
【0022】また、前記ロータ歯と前記センサ歯との間
に形成されるギャップは、両者の軸方向位置によって影
響されず、前記車輪に固定される前記駆動軸と前記ハウ
ジングとの同軸度を管理するだけで確実に所望の水準の
精度が得られる。
【0023】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である車輪速セン
サの構成を表す正面断面図を示す。同図において符号1
0は、車輪に固定される車輪軸20を、図示されないサ
スペンション機構と連結されるキャリア30に対して回
動可能に支持するユニットベアリングを示す。
【0024】このユニットベアリング10は、車輪軸2
0の先端部を、ベアリングケース11内周に沿って所定
数整列された球状のコロ12で受ける転がり軸受けであ
り、ベアリングケース11の一部が、ブレーキ機構の一
部を構成する部材13と共にキャリア30と嵌合するも
のである。
【0025】また、キャリア30は、各固定部31〜3
3が図示されないブッシュ等を介してサスペンション機
構を構成するリンク部材に連結され、車輪を車体に連結
した状態に保持する強度部材であると共に、前記した車
輪速センサのハウジングとしての機能を有するものであ
る。すなわち、キャリア30は鋳鉄等の磁性体で構成さ
れ、内部には検出コイル34及び回転ヨーク35を収納
している。
【0026】検出コイル34は、樹脂材等の非磁性物で
構成された中空ボビン34aに巻き線34bを巻回し、
外部との電気的な接続を得るためのコネクタ34cの整
形を兼ねて外周をモールド処理してなる構成である。
【0027】また、回転ヨーク35は、検出コイル34
の中空部に回動可能に浮遊した状態で挿入された回転軸
35a、最外周部にセンサ歯35bを備える回転板35
c、回転軸35aに固定されたマグネット35d、及び
車輪軸20の先端に固定される非磁性体からなる駆動軸
35eを一体に備える部材である。
【0028】つまり、図1に示す如くユニットベアリン
グ10、車輪軸20及びキャリア30を組み付けた状態
においては、回転ヨーク35は、駆動軸35eによって
キャリア30の空間内、所定の位置に支持される。そし
て、車輪軸20がキャリア30に対して回動する場合に
は、回転ヨーク35はいずれの部材とも干渉することな
く車輪軸20と共にキャリア30内を回転する。
【0029】ところで、キャリア30内の内壁には、セ
ンサ歯35bと対向する位置に全周に渡って所定の凹凸
からなるロータ歯36が設けられている。従って、回転
軸35が上記したように回転する場合、センサ歯35b
とロータ歯36とが互いに近接する位置で両者間のギャ
ップが小さく、互いの歯が互い違いとなる位置で両者間
のギャップが大きく形成され、回転に従ってギャップ間
隔が変化することになる。
【0030】一方、上記したように、回転ヨーク35に
は、マグネット機構を内蔵させるべくマグネット35d
が固定されている。ここで、そのマグネット35dが図
1に示すように回転軸35a側がS極に、キャリア30
の壁面と対向する面がN極に励磁されているとすると、
S極を発した磁力線は、回転軸35a及び回転板35c
に沿って進行してセンサ歯35bに至り、その後ロータ
歯36からキャリア30へと侵入して検出コイル34の
外周を巻いてマグネット35dに近接する部位からN極
へと還流する。
【0031】上記したように駆動軸35eは非磁性体で
構成され、また、検出コイル34の外周は樹脂材等によ
るモールド処理が施されており、検出コイル34の周辺
には、他に磁力線が流通し易い経路が存在しないからで
ある。
【0032】この際、形成された磁気回路の磁気抵抗
は、磁力線が還流する経路、すなわち回転軸35a,回
転板35c,センサ歯35bとロータ歯36とのギャッ
プ,キャリア30,キャリア30とマグネット35dと
のギャップのそれぞれの磁気抵抗の合成値として把握さ
れる。
【0033】この場合において、回転軸35a、回転板
35c、キャリア30、及びキャリア30とマグネット
35dとのギャップ部の磁気抵抗については、予め設定
された材質・形状・寸法によって決まる値であり、回転
ヨーク35が回転することによっては変化しない値であ
る。
【0034】これに対して、センサ歯35bとロータ歯
35bとのギャップ部における磁気抵抗は、回転ヨーク
35の回転に伴ってギャップ長が変化する際、そのギャ
ップ長に応じて変動する。すなわち、センサ歯35bと
ロータ歯が近接する位置において小さく、離間する位置
において大きくなる。
【0035】従って、検出コイル34の周囲に形成され
た磁気回路の磁気抵抗は、回転ヨーク35が回転に伴っ
てセンサ歯35bとロータ歯36が近接・離間を繰り返
すのと同一の周期で変動することになる。
【0036】ところで、かかる磁気回路内を流通する磁
束は、マグネット35の発する磁力と、形成された磁気
回路の磁気抵抗とで決まる値である。ここで、マグネッ
ト35の発する磁力は一定であるから、磁気抵抗が上記
の如く変動する場合には、磁気回路内を流通する磁束が
回転ヨーク35の回転速度に応じた周期で、すなわち車
輪の回転速度に応じた周期で変動することになる。
【0037】このため、検出コイル34には、流通する
磁束の変化率に応じた起電力が、その変動周期と同期し
て発生する。つまり、検出コイル34に発生する起電力
の変動周期は、車輪の回転速度に対応した周期であり、
その周期を検出すれば精度良く車輪速を検出できること
になる。
【0038】そして、例えば図2(A)に示すようにセ
ンサ歯35bを回転板35cの外周に16個設け、これ
に対応して同数のロータ歯36をキャリア30の内周に
等間隔に設ける場合には、車輪が1回転する度に16回
のパルス信号が検出コイル34から発せられることとな
る。
【0039】尚、本実施例の如くロータ歯36をキャリ
ア30の全周に渡って設ける構成においては、必ずしも
回転板35cの全周に渡ってセンサ歯35bを設ける必
要はなく、図2(B)に示すように例えば2歯だけであ
っても十分な機能を発揮することができる。また、同様
に図2(A)に示すように全周にセンサ歯35bを有す
る回転ヨーク35を用いる場合には、必ずしもキャリア
30全周にロータ歯36を設ける必要はない。
【0040】また、センサ歯35b、ロータ歯36の歯
数については全く任意であり、より高精度に車輪速を把
握する必要がある場合には歯数を増加し、さほど精度が
要求されない場合においては、より少ない歯数を設定す
ることが可能である。
【0041】ところで、サスペンション機構を備える車
輪においては、キャリアは必ず必要とされる部材であ
る。従って、本実施例の車輪速センサにように回転ヨー
ク35にマグネット機構を内蔵し、かつ検出コイル34
の外周側に磁性体を配設する構成においては、キャリア
30を容易にハウジングとして兼用することができる。
【0042】このため、ハウジングを非磁性体で構成す
る必要のある車輪速センサに比べてハウジングについて
の加工性が向上するだけでなく、部品点数の削減による
コスト低減等の利点をも併せ持つことになる。
【0043】また、回転軸35a、回転板35c、セン
サ歯35bが一体であり、マグネット35dからセンサ
歯35bに至る磁気抵抗が安定していること、マグネッ
ト35dとキャリア30とのギャップが軸方向にとられ
ていること等から、センサ歯35bとロータ歯36との
ギャップ部を除く部分の磁気抵抗が極めて安定してい
る。
【0044】更に、センサ歯35bとロータ歯36との
位置関係は、駆動軸35eの支持される車輪軸20とキ
ャリア30との同軸度の管理によって決定し、高い組み
付け精度を必要とすることなく容易に所望のギャップ精
度を得ることができる。従って、検出コイル34から
は、組み付け精度によらず、かつノイズの少ない車輪速
信号が得られることになる。
【0045】尚、上記実施例においては、ロータ歯36
をキャリア30と一体に設ける構成としているが、セン
サ歯35cの外周に対向して配設されていればよく、図
3に示すようにベアリングケース11の内周にロータ歯
36を配設する構成としてもよい。
【0046】この場合、ベアリングケース11が前記し
たハウジングに相当し、車輪軸20とベアリングケース
11との同軸度を管理することでセンサ歯35cとロー
タ歯36との位置関係を管理することが可能となる。こ
の場合、上記実施例と異なりキャリア30とベアリング
ケース11の嵌合精度が両者の位置関係に影響しない。
【0047】従って、その嵌合精度の分だけ更に組み付
け精度の影響が小さくなり、一層容易にセンサ歯35b
とロータ歯36との間に所望の位置関係を形成すること
が可能となる。
【0048】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、センサ歯
とロータ歯との位置関係が組み付け精度の影響を受けに
くく容易に両者間に適切な位置関係を成立させることが
できる。また、センサ歯とロータ歯との間における磁気
抵抗を除き、磁気回路の磁気抵抗が回転ヨークの回転に
対して安定であり、確実に回転ヨークの回転に基づいた
磁気抵抗の変動だけを検出することができる。このよう
に、本発明に係る車輪速センサは、高い組み付け精度を
必要とすることなく、ノイズの少ない良好な車輪速信号
を発生し得るという特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である車輪速センサの構成を
表す正面断面図である。
【図2】本実施例の車輪速センサに用いる回転ヨークの
構成例を表す図である。
【図3】本発明の他の実施例である車輪速センサの構成
を表す正面断面図である。
【図4】従来の車輪速センサの構成を表す正面断面図で
ある。
【符号の説明】
10 ユニットベアリング 11 ベアリングケース 20 車輪軸 30 キャリア 34 検出コイル 35 回転ヨーク 35a 回転軸 35b センサ歯 35c 回転板 35d マグネット 35e 駆動軸 36 ロータ歯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪の回転速度に応じた信号を発生する
    車輪速センサであって、 車体側に固定されるハウジングと、 該ハウジングの内周に、該ハウジングと一体に設けられ
    たロータ歯と、 前記ハウジング内に配設された環状の検出コイルと、 前記車輪側に固定される駆動軸により前記ハウジング内
    に支持され、該駆動軸と、前記ロータ歯に対抗するセン
    サ歯と、前記検出コイルの中心部に回動可能に挿入され
    る回転軸とを一体に有し、かつマグネット機能を内蔵す
    る回転ヨークとを備えることを特徴とする車輪速セン
    サ。
JP5143808A 1993-06-15 1993-06-15 車輪速センサ Pending JPH075183A (ja)

Priority Applications (3)

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JP5143808A JPH075183A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 車輪速センサ

Publications (1)

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JPH075183A true JPH075183A (ja) 1995-01-10

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5143808A Pending JPH075183A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 車輪速センサ

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