JPH0751750Y2 - 端子圧着装置 - Google Patents

端子圧着装置

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JPH0751750Y2
JPH0751750Y2 JP1989078470U JP7847089U JPH0751750Y2 JP H0751750 Y2 JPH0751750 Y2 JP H0751750Y2 JP 1989078470 U JP1989078470 U JP 1989078470U JP 7847089 U JP7847089 U JP 7847089U JP H0751750 Y2 JPH0751750 Y2 JP H0751750Y2
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JP
Japan
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insulation barrel
crimper
barrel
pin
rectangular recess
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JPH0316686U (ja
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順 古賀
浩二 平野
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日本エー・エム・ピー株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
    • H01R43/048Crimping apparatus or processes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、端子のインシュレーションバレルを電線の絶
縁層に圧着させる端子圧着装置に関する。
(従来の技術) 例えばコンタクト端子を電線に取り付ける場合、従来よ
り、コンタクト端子にワイヤバレルとインシュレーショ
ンバレルとを設け、上記電線はその端部において絶縁層
を除去して芯線を露出させ、上記インシュレーションバ
レル内に未だ絶縁層が被覆されている電線部分を配置す
ると共に上記ワイヤバレル内に上記露出せしめられた芯
線を配置し、しかる後雌型と雄型とで上記両バレルをそ
れぞれプレスしてインシュレーションバレルを絶縁層
に、ワイヤバレルを芯線に圧着させる方法が用いられて
いる。
上記インシュレーションバレルを電線の絶縁層に圧着さ
せる方法の1つとして、例えば実開昭62−91364号公報
に記載されているようなデルタクリンプ方法が知られて
いる。
かかるデルタクリンプ方法は、第4図に示す様に、雌型
であるインシュレーションバレルクリンパ2と雄型であ
るアンビル4とを備え、該アンビル4上にインシュレー
ションバレル6を載置し、該インシュレーションバレル
6内には芯線8aと絶縁層8bとから成る電線8を配置し、
この状態から上記インシュレーションバレルクリンパ2
を下降させることによって該クリンパ2と上記アンビル
4とにより上記インシュレーションバレル6を2点鎖線
6′に示す形状を経て最終的に2点鎖線6″に示す形状
に、即ち3角形状をなす3角形部6a″と該3角形部6a″
の頂部から上方に直線的に延びる直線部6b″とを有する
形状にプレスし、そうすることによって上記3角形部6
a″をその中に位置する電線の絶縁層8b″に圧着させる
ものである。
上記デルタクリンプ方法は、圧着の際インシュレーショ
ンバレル6で電線の絶縁層8bを傷付ける恐れがないの
で、特に絶縁層8bが薄肉である場合に好適に用いられ
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記デルタクリンプ方法においては、上
記インシュレーションバレルクリンパ2は図示の如く上
記インシュレーションバレル3角形部6a″を形成するた
めのハの字状斜面10と上記インシュレーションバレル直
線部6b″を形成するための上記ハの字状斜面10の頂部か
ら上方の延びる矩形凹部12を備えて成り、インシュレー
ションバレル6をプレスして電線絶縁層8bに圧着させる
際、該インシュレーションバレルの直線部6b″の上端が
上記インシュレーションバレルクリンパの矩形凹部の上
面12aに突き当てられ、それによって該矩形凹部12の上
端両角部に応力が集中し、またインシュレーションバレ
ルの3角形部6a″がインシュレーションバレルクリンパ
のハの字状斜面10に突き当てられて該ハの字状斜面に対
して矢印A方向の荷重が作用し、該荷重によっても上記
ハの字状斜面10から矩形凹部12の上端までの距離lが短
いこともあって該矩形凹部12の上端両角部に応力が集中
し、その結果上記矩形凹部12の上端両角部に容易に亀裂
14が生じる、特に同一の端子を2度打ちすると即亀裂14
が生じて破損してしまうという問題がある。
本考案の目的は、上記事情に鑑み、上記デルタクリンプ
を行なう端子圧着装置であって雌型であるインシュレー
ションバレルクリンパの破損問題を解決した端子圧着装
置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る端子圧着装置は、上記目的を達成するた
め、 雌型と雄型とを備え、これら両型により端子のインシュ
レーションバレルを3角形部と該3角形部の頂部から上
方に直線的に延びる直線部とから成る形状にプレスして
上記3角形部をその中に位置する電線の絶縁層に圧着さ
せる端子圧着装置において、 上記雌型が、上記3角形部を形成するためのハの字状斜
面と、上記直線部を形成するための上記ハの字状斜面の
頂部から上方に延びる矩形凹部と、該矩形凹部の上部に
連通する円孔と、該円孔に密接嵌合されたピンとを備
え、該ピンの下部外周面によって上記矩形凹部の上面が
形成されていることを特徴とする。
(作用) 上記圧着装置によれば、インシュレーションバレルを電
線の絶縁層に圧着する際、該インシュレーションバレル
の直線部上端はインシュレーションバレルクリンパに密
接勘合されたピンの下部外周面に突き当てられ、従って
該インシュレーションバレル直線部上端の突き当てによ
る荷重はピンを介して該ピンの上半分外周から分散され
てインシュレーションバレルクリンパに伝達され、その
結果従来の様なインシュレーションバレル直線部突き当
てによる応力集中を回避でき、また上記距離lの上端基
準位置は上記ピンが嵌合される円孔の上端となり、従っ
て距離lが従来のものより長くなり、その結果上記イン
シュレーションバレルの3角形部によってインシュレー
ションバレルクリンパのハの字状斜面に作用する荷重に
基づく応力集中も緩和される。
(実施例) 以上、図面を参照しながら本考案の実施例について詳細
に説明する。
第1図は本考案の一実施例の要部を示す正面図、第2図
は第1図に示す実施例の側面図、第3図は第1図に示す
実施例の分解斜視図である。
本実施例の端子圧着装置は、本考案の対象となるインシ
ュレーションバレルの圧着装置部分にワイヤバレルの圧
着装置部分を一体的に組み合せて成るものであり、本考
案の対象となるインシュレーションバレルの圧着装置部
分は、主として以下に述べる雌型であるインシュレーシ
ョンバレルクリンパ20と該クリンパ20に密接嵌合される
ピン22と雄型であるアンビル24とで構成される。
本実施例の端子圧着装置は、第3図に示す様に、インシ
ュレーションバレル26とワイヤバレル28とコンタクト部
30とを有するコンタクト端子32を電線34に圧着して取り
付けるものであり、電線34は芯線36と該芯線36を被覆す
る絶縁層38とから成り、端部は所定長絶縁層38を取り除
いて芯線36を露出させ、絶縁層38を上記インシュレーシ
ョンバレル26で囲って圧着し、露出芯線36を上記ワイヤ
バレル28で囲って圧着するものである。
上記インシュレーションバレル26による絶縁層38の圧着
はインシュレーションバレルクリンパ20により行なわれ
る。該インシュレーションバレルクリンパ20には、下端
開放の雌型孔40が形成され、該雌型孔40には上部に形成
されたハの字状斜面42と、該ハの字状斜面42の頂部から
上方に向けて延びる矩形凹部44と、該矩形凹部44の上部
に連通する円孔46とが設けられ、該円孔46には上記ピン
22が密接嵌合されている。
上記ワイヤバレル28による露出芯線36の圧着はワイヤバ
レルクリンパ48により行なわれる。該ワイヤバレルクリ
ンパ48には下端開放の雌型孔50が形成されている。
上記両クリンパ20,48は間にスペーサ52を介してボルト5
4により図示しない油圧駆動装置等により上下動せしめ
られるラム56(第2図参照)に固着され、該ラム56と共
に上下動せしめられる。かかる両クリンパ20,48のラム5
6への固着は、インシュレーションバレルクリンパに形
成された長孔58、スペーサに形成された円孔60およびワ
イヤバレルクリンパに形成された円孔62にそれらの孔と
同径のボス部材64を挿通しかつそのボス部材64の一端か
ら上記ボルト54を挿通し該ボルト54の先端を第2図に示
す様にラム56に螺合させることにより行なわれる。な
お、上記ピン22には抜け防止用のつば22aが形成されて
おり、該つば22aは、第2図に示す様に両クリンパ20,48
の間に位置しかつ厚さがスペーサ52の厚さより僅かに短
くなるように設定されている。また、上記インシュレー
ションバレルクリンパの長孔58は該インシュレーション
バレルクリンパ20をラム56に固着する際該クリンパ20の
上下位置を調整可能とするためのものである。
上記アンビル24は、詳しくは図示していないがインシュ
レーションバレルクリンパ20用のアンビル部とワイヤバ
レルクリンパ48用のアンビル部とから成り、それぞれの
アンビル部は第1図に示す様にそれぞれのクリンパの雌
型孔40,50に嵌合すべく該雌型孔40,50と合致する形状を
有している。
なお、上記実施例におけるピン22の直径は3.0mm,ピン22
の軸方向長さは2.0mm,つば部22aの直径は4mm,つば部22a
の軸方向長さ(厚さ)は1.2mmである。
次に上記実施例による端子の圧着について説明する。
まず、上記端子32のインシュレーションバレル26内に電
線の絶縁層38が、ワイヤバレル28内に露出芯線36が位置
すべく端子32と電線34とを組み合せ、それを上記アンビ
ル24上に載置し、しかる後上記ラム56を下降させてイン
シュレーションバレルクリンパ20によりインシュレーシ
ョンバレル26をプレスして該バレル26により電線の絶縁
層38を取り囲む態様で圧着し、ワイヤバレルクリンパ48
によりワイヤバレル28をプレスして電線の芯線36を取り
囲む態様で圧着する。
上記圧着の際、上記インシュレーションバレルクリンパ
20は上述の如くハの字状斜面42とその頂部から上方に延
びる矩形凹部44とを備え、該矩形凹部44の上面はピン22
の下部外周面によって形成されているので、まず上記ア
ンビル24と上記ハの字状斜面42とでインシュレーション
バレル26の中央部分は3角形状にプレス形成され、また
その3角形状に形成された3角形部26aの頂部には上記
矩形凹部44によってインシュレーションバレル26の両端
部が接して上方に直線的に延びる直線部26bが形成さ
れ、上記3角形部26a内に電線の絶縁層38が位置して該
絶縁層38に3角形部26aが圧着されると共に上記直線部2
6bの上端はピン22の下部外周面に突き当てられる。
上記の場合において、インシュレーションバレル直線部
26bの上端はピン22の外周面に突き当てられ、従って上
記直線部26b上端の突き当てによる荷重はピン22を介し
て該ピン22の長い範囲で亘る上半部外周から分散されて
インシュレーションバレルクリンパ20に伝達され、その
結果従来の様なインシュレーションバレル直線部突き当
てによる応力集中を回避でき、またハの字状斜面42から
インシュレーションバレルクリンパの雌型孔40の上端
(円孔46の上端)までの距離lは第1図に示す如く従来
のものよりピン22の直径分長くなり、その結果上記ハの
字状斜面42に作用する荷重に基づく応力集中も緩和さ
れ、よってインシュレーションバレル26の電線絶縁層38
への圧着の際に生じるインシュレーションバレルクリン
パ20での応力集中を従来のものに比べて大幅に減少で
き、該クリンパ20の応力集中による破損を防止すること
ができる。
また、もしインシュレーションバレル直線部上端の突き
当てによりピン22が破損しても、該ピン22は容易に交換
可能であるため、該ピン22の破損による支障は殆ど生じ
ない。
(考案の効果) 以上詳述した様に、本考案に係るデルタクリンプタイプ
の端子圧着装置は、インシュレーションバレルクリンパ
の上記矩形凹部の上面が円形ピンの下部外周面によって
形成されているので、インシュレーションバレルを電線
の絶縁層に圧着する際のインシュレーションバレルクリ
ンパに生じる応力集中を大幅に減少させることができ、
それによりインシュレーションバレルクリンパの破損を
回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を示す正面図、 第2図は第1図に示す実施例の側面図、 第3図は第1図に示す実施例の分解斜視図、 第4図は従来装置の要部を示す正面図である。 20……雌型、22……ピン 24……雄型 26……インシュレーションバレル 26a……3角形部、26b……直線部 30……端子、34……電線 38……絶縁層、42……ハの字状斜面 44……矩形凹部、46……円孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】雌型と雄型とを備え、これら両型により端
    子のインシュレーションバレルを3角形部と該3角形部
    の頂部から上方に直線的に延びる直線部とから成る形状
    にプレスして上記3角形部をその中に位置する電線の絶
    縁層に圧着させる端子圧着装置において、 上記雌型が、上記3角形部を形成するためのハの字状斜
    面と、上記直線部を形成するための上記ハの字状斜面の
    頂部から上方に延びる矩形凹部と、該矩形凹部の上部に
    連通する円孔と、該円孔に密接嵌合されたピンとを備
    え、該ピンの下部外周面によって上記矩形凹部の上面が
    形成されていることを特徴とする端子圧着装置。
JP1989078470U 1989-07-03 1989-07-03 端子圧着装置 Expired - Fee Related JPH0751750Y2 (ja)

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KR2019900009610U KR970001851Y1 (ko) 1989-07-03 1990-07-02 단자 압착장치

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