JPH0751738Y2 - 開閉カバーを有する電気コネクタ - Google Patents

開閉カバーを有する電気コネクタ

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JPH0751738Y2
JPH0751738Y2 JP1988012650U JP1265088U JPH0751738Y2 JP H0751738 Y2 JPH0751738 Y2 JP H0751738Y2 JP 1988012650 U JP1988012650 U JP 1988012650U JP 1265088 U JP1265088 U JP 1265088U JP H0751738 Y2 JPH0751738 Y2 JP H0751738Y2
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JP
Japan
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JP1988012650U
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JPH01117079U (ja
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誠治 平野
光弘 藤谷
博之 岡
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Mazda Motor Corp
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、自動車の電気配線において、相手側コネクタ
のプリント配線板等に接続して使用する「開閉カバーを
有する電気コネクタ」に関するものである。
「従来の技術」 前記の開閉カバーを有する電気コネクタは、実公昭57-1
0470号公報等の公知例があり、それ等の共通的構造は、
第2図のようにハウジング1と別体の板状のスライドカ
バー2を有し、そのスライドカバー2をハウジング1の
両側に設けた挿入溝6に後方から嵌めて前後にスライド
させ、ハウジング1の前半部分にある上方開口した端子
収容室3に挿着されて舌片部5を露出した端子を保護す
るために、図示点線の前方位置に引き出して閉鎖セット
位置の2″に停止させて舌片部5の上方を閉鎖すると共
に、ハウジング1を相手側コネクタと接続するときは、
スライドカバー2を押し込めて図示実線の後退位置の
2′にして舌片部5の上方を開口するように成ってお
り、前記の閉鎖セット位置2″のときは、スライドカバ
ー2の後端に設けた突起18を、ハウジング1の上壁7の
下面に圧接係合させ、その圧接抵抗力によってスライド
カバー2を係止する構造に成っている。
「考案が解決しようとする課題」 以上の従来構造の開閉カバーを有する電気コネクタは、
スライドカバー2の閉鎖セット姿勢の係止力が弱く、運
搬時や作業時に外力を受けるとスライドカバ2が容易に
後退して舌片部5が露出され、端子の保護機能を失って
舌片部5を損傷したり変形させることがある。
さらに、スライドカバー2の閉鎖セットは、ワイヤーハ
ーネス組立ライン等の端子の挿着時に手作業で行なわれ
るため、前記の従来構造では、スライドカバー2の閉鎖
セットが正常に行なわれたかどうかは、突起18の圧接抵
抗による指先の官能的判断に頼らざるを得なく、視覚検
知ができないので、スライドカバー2のセット不良を生
ずることがある等の難点がある。
本考案は、以上の従来構造の難点を解消するのが目的で
ある。
「課題を解決するための手段」 以上の目的を達成する本考案の開閉カバーを有する電気
コネクタは、「コネクタハウジングの前半部分の上壁を
切欠いて開口部となし、端子舌片部を該開口部に臨ませ
て露出させると共に、該開口部を開閉するスライドカバ
ーを設けた開閉カバーを有する電気コネクタにおいて、
コネクタハウジングの上壁の前縁部にピープ切欠を形成
し、スライドカバーが前記開口部の閉鎖セット位置にお
いて、該スライドカバーの後縁と前記ピープ切欠縁との
間にピープ間隙が現われる形状を有すると共に、前記開
口部の開放状態において、スライドカバーをコネクタハ
ウジングの後半部分の上壁の下側に位置させて格納係止
し、さらに、スライドカバーに形成した傾斜案内面つき
山形突起と、コネクタハウジングの上壁前縁部の下側に
形成した係止突起とから成り、該係止突起を該案内面で
導いて該山形突起と係合し、スライドカバーの閉鎖ロッ
ク位置を係止する係止機構を設けた構造」が特徴であ
る。
「作用」 以上の構成を有する本考案の電気コネクタは、スライド
カバーによって開口部を閉鎖するとき、スライドカバー
側の山形突起とコネクタハウジング側の係止突起とから
なる係止機構が、案内面に導かれた後「パチン」と係合
し、スライドカバーの後退を防止するので、スライドカ
バーの係止力が向上すると共に、スライドカバーの閉鎖
ロックの作業フィーリングが極めて良くなると共に、ス
ライドカバーの閉鎖係止姿勢が安定し、スライドカバー
による端子保護機能が安定する。
そして、閉鎖ロック後には、スライドカバー後縁部位に
ピープ間隙が現われるので、スライドカバーの閉鎖ロッ
ク状態が瞬間目視検知できる。
従って、スライドカバーを正常に閉鎖したかどうかは、
前記の係止機構による「パチン」とした明快な閉鎖フィ
ーリングと、前記のピープ間隙の存否目視確認によるダ
ブルチェックとなるので、高タクト加工にして的確な瞬
間判断が要求される近年の量産システムの電気コネクタ
の生産ラインにおいて、スライドカバーの閉鎖忘れ・閉
鎖不備を防止する確率が極めて高くなる。
さらに、本考案の電気コネクタは、コネクタハウジング
の前半部を開口して後退したスライドカバーが、コネク
タハウジングの後半部分に格納係止されて、コネクタハ
ウジングの後方へ突き出さないので、コネクタを指先で
挾んで配電盤等に差し込むとき、その作業がし易くなる
と共に、使用中のコネクタの大形化をもたらさず、か
つ、外観機能美が整う。以上の諸作用がある。
「実施例」 以下、実施例に基づいて詳しく説明する。その一実施例
を示す第1図を参照して、図はハウジング1と別体の板
状のスライドカバー2からなる本考案の開閉カバーを有
する電気コネクタが示してある。即ち、ハウジング1の
前半部分に当る上壁7を省略し、端子収容室3の上部を
開放して開口部4となし、端子収容室3に挿着した端子
の舌片部5を露出すると共に、ハウジング1の左右側壁
内側に設けた挿入溝6に、ハウジング1の後方から板状
のスライドカバー2を挿入して開口部4を開閉する開閉
カバーを有する電気コネクタにおいて、ハウジング1の
後半部分に形成したコネクタ本体の上壁7の前縁部8に
は、前縁部8を溝状に切欠いた一対のピープ切欠9が設
けられ、スライドカバー2が、第1図(B)(C)のよ
うに前進して、閉鎖セット位置2″になって開口部4を
閉鎖したとき、スライドカバー2の後縁14とピープ切欠
9の縁部との間にピープ間隙10が生ずるようにしてあ
る。
さらに、一対のピープ切欠9の中間の前縁部8の下部
に、下方に隆起する係止突起11が形成されると共に、ス
ライドカバー2の後縁14の近傍には、前方に緩やかな案
内面13を有する山形突起12が形成されており、スライド
カバー2を第1図(B)(C)の閉鎖セット位置2″に
したとき、係止突起11と山形突起12とが係合してスライ
ドカバー2の後退を防止する係止機構を構成している。
即ち、スライドカバー2をハウジング1に挿着して開口
部4を開放した開放位置の2′から前進させると、スラ
イドカバー2の上壁7の前縁部8の下側にある係止突起
11が、スライドカバー2の後端寄りにある山形突起12の
案内面13と干渉して係止突起11近傍の上壁7が外方に弾
性変形し、案内面13の頂点と係止突起11との圧接接触が
終ると、上壁7の弾性変形反力によって「パチン」と係
止突起11と山形突起12とが係合し、スライドカバー2の
後退を防止するように形成されている。
そして、開口部4を開放して図示2′の位置に、スライ
ドカバー2が後退したときは、スライドカバー2がコネ
クタハウジング1の後半部分の上壁7の下側に格納され
ると共に、スライドカバー2の引っ掛け爪16が、上壁7
の前縁部8または切欠9の前縁に当接して、スライドカ
バー2がコネクタハウジング1の後方へ抜け出ないよう
に係止されるようになっている。
なお、図中の16はスライドカバー2をスライドさせると
きの引っ掛け爪、17はスライドカバー2を挿入溝6に沿
ってスライドさせるための案内片である。
以上の構成の本考案の開閉カバーを有する電気コネクタ
は、スライドカバー2によって開口部4を閉鎖すると
き、閉鎖セット位置2″の直前で係止突起11と山形突起
12の案内面13とが干渉して僅かに抵抗力を生じ、しかる
のち「パチン」と係止されるので、手作業で行なわれる
スライドカバー2の閉鎖セットのフィーリングが極めて
良く、閉鎖セット作業がやり易くなる。そして、スライ
ドカバー2を正常な閉鎖セット姿勢にしたときは、ピー
プ間隙10が現われるので、セット姿勢の確認が瞬間目視
によって正確に検知され、閉鎖不充分の不良防止をする
ことができる。
さらに、本考案の電気コネクタは係止突起11と山形突起
12からなる係止機構15を有するので、スライドカバー2
が受け易い後退外力に対しての係止力が強く、スライド
カバー2の閉鎖セット性能を向上するので、スライドカ
バー2の無用な後退を防止して、端子の舌片部5を充分
に保護することができる。
そして、そのスライドカバーは、開口部の開放状態にお
いて、コネクタハウジングの後半部分の上壁の下側に格
納係止されるので、コネクタハウジングを相手側の配電
盤等に差し込むとき、そのコネクタハウジングの後半部
を指先で挾んで保持してもスライドカバー2がコネクタ
ハウジング1の後方へ抜け出さないので、その差し込み
作業性が良い。
「考案の効果」 以上の説明のように、本考案の開閉カバーを有する電気
コネクタは、スライドカバーによる閉鎖セットの姿勢を
安定して端子の保護機能を向上すると共に、スライドカ
バーの閉鎖セットの作業性を向上し、閉鎖セット不良の
不良品発生を未然防止する等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案一実施例の開閉カバーを有する電気コネ
クタを示し、(A)はその全体斜視図、(B)はスライ
ドカバーの閉鎖セット状態を示す斜視図、(C)はその
作用状態を示す断面図、第2図:従来構造の開閉カバー
を有する電気コネクタを示す斜視図 主な符号、1:ハウジング、2:スライドカバー、3:端子収
容室、4:開口部、5:端子の舌片部、6:挿入溝、7:ハウジ
ングの上壁、8:前縁部、9:ピープ切欠、10:ピープ間
隙、11:係止突起、12:山形突起、13:山形突起の案内
面、14:スライドカバーの後縁、15:係止機構
フロントページの続き (72)考案者 藤谷 光弘 三重県鈴鹿市三日市町字中之池1820 住友 電装株式会社鈴鹿製作所内 (72)考案者 岡 博之 三重県鈴鹿市三日市町字中之池1820 住友 電装株式会社鈴鹿製作所内 (56)参考文献 実開 昭59−39887(JP,U) 実公 昭57−10470(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクタハウジングの前半部分の上壁を切
    欠いて開口部となし、端子舌片部を該開口部に臨ませて
    露出させると共に、該開口部を開閉するスライドカバー
    を設けた開閉カバーを有する電気コネクタにおいて、コ
    ネクタハウジングの上壁の前縁部にピープ切欠を形成
    し、スライドカバーが前記開口部の閉鎖セット位置にお
    いて、該スライドカバーの後縁と前記ピープ切欠縁との
    間にピープ間隙が現われる形状を有すると共に、前記開
    口部の開放状態において、スライドカバーをコネクタハ
    ウジングの後半部分の上壁の下側に位置させて格納係止
    し、さらに、スライドカバーに形成した傾斜案内面つき
    山形突起と、コネクタハウジングの上壁前縁部の下側に
    形成した係止突起とから成り、該係止突起を該案内面で
    導いて該山形突起と係合し、スライドカバーの閉鎖ロッ
    ク位置を係止する係止機構を設けた構造を特徴とする開
    閉カバーを有する電気コネクタ。
JP1988012650U 1988-02-01 1988-02-01 開閉カバーを有する電気コネクタ Expired - Lifetime JPH0751738Y2 (ja)

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JP1988012650U JPH0751738Y2 (ja) 1988-02-01 1988-02-01 開閉カバーを有する電気コネクタ
CA000589611A CA1290832C (en) 1988-02-01 1989-01-31 Electrical connector with openable cover
US07/304,287 US4940430A (en) 1988-02-01 1989-01-31 Electrical connector with openable cover
KR1019890001173A KR970004147B1 (ko) 1988-02-01 1989-02-01 덮개를 구비한 전기접속기
CN89203196U CN2047847U (zh) 1988-02-01 1989-02-01 能开盖的电器连接器
EP89101734A EP0327067B1 (en) 1988-02-01 1989-02-01 Electrical connector with openable cover
DE89101734T DE68912356T2 (de) 1988-02-01 1989-02-01 Elektrischer Verbinder mit einem Deckel zum Öffnen.

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988012650U JPH0751738Y2 (ja) 1988-02-01 1988-02-01 開閉カバーを有する電気コネクタ

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JPH01117079U JPH01117079U (ja) 1989-08-08
JPH0751738Y2 true JPH0751738Y2 (ja) 1995-11-22

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ID=31222277

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JP1988012650U Expired - Lifetime JPH0751738Y2 (ja) 1988-02-01 1988-02-01 開閉カバーを有する電気コネクタ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2525546Y2 (ja) * 1990-07-16 1997-02-12 住友電装株式会社 開閉カバーを有するコネクタハウジングと、それを用いた可撓性平型導体ケーブル用コネクタ
JP3899748B2 (ja) * 1999-11-08 2007-03-28 住友電装株式会社 カードエッジコネクタ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5710470U (ja) * 1980-06-19 1982-01-20
JPS6011578Y2 (ja) * 1982-09-07 1985-04-17 本多通信工業株式会社 プリント基板用コネクタ

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Publication number Publication date
JPH01117079U (ja) 1989-08-08

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