JPH0751116B2 - 人工大理石カウンタの製造方法 - Google Patents
人工大理石カウンタの製造方法Info
- Publication number
- JPH0751116B2 JPH0751116B2 JP16244687A JP16244687A JPH0751116B2 JP H0751116 B2 JPH0751116 B2 JP H0751116B2 JP 16244687 A JP16244687 A JP 16244687A JP 16244687 A JP16244687 A JP 16244687A JP H0751116 B2 JPH0751116 B2 JP H0751116B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- artificial marble
- mold
- manufacturing
- resin
- counter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は受け付けカウンタ、洗面ボールが1個又は2個
以上取付けられる洗面化粧台等の天板として使用される
人工大理石のカウンタの製造方法の改良に関する。
以上取付けられる洗面化粧台等の天板として使用される
人工大理石のカウンタの製造方法の改良に関する。
従来のこの種の人工大理石カウンタの製造型を第3図に
示し、以下にこの型と、これを使用した製造方法を説明
する。
示し、以下にこの型と、これを使用した製造方法を説明
する。
同図において、aは表型、bは裏型で、両者の間に、天
板厚と同じ巾で、形の空間が形成されており、この空
間の一端は上面に向って開口している。
板厚と同じ巾で、形の空間が形成されており、この空
間の一端は上面に向って開口している。
この空間の開口から型内に人工大理石の成型用樹脂を注
入し、その硬化後に表型aと裏型bとを分離して取り出
すものである。
入し、その硬化後に表型aと裏型bとを分離して取り出
すものである。
このような人工大理石のカウンタの製造方法において
は、成型用樹脂と金型面とが密着状態にあるため、カウ
ンタの長さが短い場合には問題ないが、長尺の場合に
は、裏型bを上方に持ち上げる際、それでなくとも重い
裏型bの重量に、成型用樹脂と型の剥離に対する抵抗力
が加わるので、離型が困難なものとなってしまう。
は、成型用樹脂と金型面とが密着状態にあるため、カウ
ンタの長さが短い場合には問題ないが、長尺の場合に
は、裏型bを上方に持ち上げる際、それでなくとも重い
裏型bの重量に、成型用樹脂と型の剥離に対する抵抗力
が加わるので、離型が困難なものとなってしまう。
又、型の空間内に注入した樹脂が、完全に充満したかど
うかを判別することができず、離型後初めて知り得るの
で、成型用樹脂が完全に充満せず、一部に空間の残った
不良品である時は、製造の全費用が無駄になってしまう
欠点がある。
うかを判別することができず、離型後初めて知り得るの
で、成型用樹脂が完全に充満せず、一部に空間の残った
不良品である時は、製造の全費用が無駄になってしまう
欠点がある。
本発明は、従来の人工大理石カウンタ製造方法の前述の
問題点を解消し、樹脂が全面に充満するのを監視しなが
ら注入することによって、不良品の発生を防止すると共
に、離型に際する困難さを除去することを目的とするも
ので、その手段は、天板の表面側が下面、裏面側が上面
となると共に、上面が開放され、且つ一側にバックガー
ドの高さの縦溝が形成されている型に、人工大理石樹脂
を天板厚となるまで注入し、該人工大理石樹脂が半凝固
状態となった時、前記型の他側端の人工大理石樹脂上
に、縦孔が形成されているエプロン型を載置、固定し、
これに人工大理石樹脂を注入し、これ等の人工大理石樹
脂の凝固後、型より取り出す人工大理石カウンタ製造方
法によってなされる。
問題点を解消し、樹脂が全面に充満するのを監視しなが
ら注入することによって、不良品の発生を防止すると共
に、離型に際する困難さを除去することを目的とするも
ので、その手段は、天板の表面側が下面、裏面側が上面
となると共に、上面が開放され、且つ一側にバックガー
ドの高さの縦溝が形成されている型に、人工大理石樹脂
を天板厚となるまで注入し、該人工大理石樹脂が半凝固
状態となった時、前記型の他側端の人工大理石樹脂上
に、縦孔が形成されているエプロン型を載置、固定し、
これに人工大理石樹脂を注入し、これ等の人工大理石樹
脂の凝固後、型より取り出す人工大理石カウンタ製造方
法によってなされる。
本発明の実施例を第1図,第2図について以下に説明す
る。
る。
同図において、cは表型で、3段の平面部c1,c2,c3が
形成され、平面部c3上にはバックガード型dが載置固定
される。
形成され、平面部c3上にはバックガード型dが載置固定
される。
このバックガード型dの高さは、平面部c2上に天板厚さ
を加えた高さであり、且つ平面部c2から下方に垂下して
いる部分との間には、バックガードの厚さの空間が形成
されている。
を加えた高さであり、且つ平面部c2から下方に垂下して
いる部分との間には、バックガードの厚さの空間が形成
されている。
この型に、第1図のようにバックガード型dの上面ま
で、人工大理石となる成型用樹脂を注入し、この成型用
樹脂が半凝固状態となるまで待つ。
で、人工大理石となる成型用樹脂を注入し、この成型用
樹脂が半凝固状態となるまで待つ。
そして、半凝固状態となった時、平面部c1から垂下して
いる部分との間に、エプロン厚と同寸の空間を介在させ
て、エプロン型eを固定し、この空間にも人工大理石と
なる成型用樹脂を注入する。
いる部分との間に、エプロン厚と同寸の空間を介在させ
て、エプロン型eを固定し、この空間にも人工大理石と
なる成型用樹脂を注入する。
すると、半凝固状態の成型用樹脂と流動性のある成型用
樹脂とは、互いに溶着化して一体化する。
樹脂とは、互いに溶着化して一体化する。
斯くして注入の終った成型用樹脂が硬化するのを待っ
て、エプロン型e、バックガード型dを表型cより取り
外し、成型された人工大理石を表型cから離型して、製
品とするものである。
て、エプロン型e、バックガード型dを表型cより取り
外し、成型された人工大理石を表型cから離型して、製
品とするものである。
この人工大理石カウンタは、表型cの平面部c2に密着し
た面が、平面部c2の仕上りと同様な光沢を帯びるので、
この面が表面として使用される。
た面が、平面部c2の仕上りと同様な光沢を帯びるので、
この面が表面として使用される。
本発明は叙上のように、型の上面は、全面が開放されて
いるので、人工大理石の成型用樹脂が全部に完全に充満
し、空間が残らないようにしながら注入できるので、従
来のような成型用樹脂が行きわたらないことによる不良
品の発生が未然に防止でき、製品の歩留りが向上する。
いるので、人工大理石の成型用樹脂が全部に完全に充満
し、空間が残らないようにしながら注入できるので、従
来のような成型用樹脂が行きわたらないことによる不良
品の発生が未然に防止でき、製品の歩留りが向上する。
又、従来のように裏型を使用しないので、長尺もの、成
型に際して、裏型取り外しの困難な作業がなくなり、成
型工程の省略化を計ることができるものである。
型に際して、裏型取り外しの困難な作業がなくなり、成
型工程の省略化を計ることができるものである。
第1図,第2図は本発明の一実施例の製造工程の断面
図、 第3図は従来の製造型の断面図で、各図において矢印は
成型用樹脂の注入口を示す。 c…表型、c1,c2,c3…平面部、d…バックガード型、
e…エプロン型。
図、 第3図は従来の製造型の断面図で、各図において矢印は
成型用樹脂の注入口を示す。 c…表型、c1,c2,c3…平面部、d…バックガード型、
e…エプロン型。
Claims (1)
- 【請求項1】天板の表面側が下面、裏面側が上面となる
と共に、上面が開放され、且つ一側にバックガードの高
さの縦溝が形成されている型に、人工大理石樹脂を天板
厚となるまで注入し、該人工大理石樹脂が半凝固状態と
なった時、前記型の他側端の人工大理石樹脂上に、縦孔
が形成されているエプロン型を載置、固定し、これに人
工大理石樹脂を注入し、これ等の人工大理石樹脂の凝固
後、型より取り出すことを特徴とする人工大理石カウン
タの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16244687A JPH0751116B2 (ja) | 1987-07-01 | 1987-07-01 | 人工大理石カウンタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16244687A JPH0751116B2 (ja) | 1987-07-01 | 1987-07-01 | 人工大理石カウンタの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS648934A JPS648934A (en) | 1989-01-12 |
JPH0751116B2 true JPH0751116B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=15754766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16244687A Expired - Lifetime JPH0751116B2 (ja) | 1987-07-01 | 1987-07-01 | 人工大理石カウンタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751116B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03289920A (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-19 | Inax Corp | 洗面カウンター及びその製造方法 |
-
1987
- 1987-07-01 JP JP16244687A patent/JPH0751116B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS648934A (en) | 1989-01-12 |
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