JPH0751115Y2 - 玩具用連結ひもの継手 - Google Patents

玩具用連結ひもの継手

Info

Publication number
JPH0751115Y2
JPH0751115Y2 JP6733990U JP6733990U JPH0751115Y2 JP H0751115 Y2 JPH0751115 Y2 JP H0751115Y2 JP 6733990 U JP6733990 U JP 6733990U JP 6733990 U JP6733990 U JP 6733990U JP H0751115 Y2 JPH0751115 Y2 JP H0751115Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
string
engaging
connecting piece
joint
toy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6733990U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0444995U (ja
Inventor
正敏 戸所
Original Assignee
株式会社スタッフ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社スタッフ filed Critical 株式会社スタッフ
Priority to JP6733990U priority Critical patent/JPH0751115Y2/ja
Publication of JPH0444995U publication Critical patent/JPH0444995U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0751115Y2 publication Critical patent/JPH0751115Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、玩具用連結ひもの継手に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、牽引玩具、いわゆるプルトーイ、電話玩具、笛玩
具その他ひもを連結してなる玩具では、乳幼児などが玩
具で遊んでいる最中に、ひもが首に巻き付き、そのひも
によって首が締め付けられる危険があるために、玩具安
全基準でひもの長さを30cm以下にすることが規定されて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記玩具のうち大抵のものは、連結ひも
を30cm以下にすると、短かすぎて、全くといってよいほ
ど使いにくいのが現状である。
本考案は、このような点に鑑み、複数のひもを任意の長
さを有する一本のひもに順次継ぎ足せる継手であって、
その継手により継ぎ足されたひもが、玩具を普通に牽引
する程度の力で引張られても、はずれないが、その力以
上の力で引張られると簡単にはずれる継手を提供するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、互いに接合す
る接合端部を有するように成形された一対の連結片にお
いて、一方の連結片には、その接合端部の端面に開口す
る中空部を設け、この中空部の内壁には、係合部を設
け、上記一方の連結片の接合端部と反対側の端部には、
ひもの端部を連結するひも連結部を設け、他方の連結片
には、その接合端部の端面から上記中空部内へ嵌入する
ように突出する突出部を設け、この突出部には、同突出
部の上記中空部に対する嵌入、抜出に連動して、上記係
合部に係脱する係止部を設け、上記他方の連結片の接合
端部と反対側の端部には、上記ひもに継ぎ足そうとする
ひもの端部を連結するひも連結部を設け、上記一対の連
結片を連結した状態において、乳幼児などが玩具を普通
に牽引する程度の力で牽引しているときは、一方の連結
片に設けた係合部に、他方の連結片に設けた係止縁が係
合しているけれども、乳幼児などが玩具を普通に牽引す
る程度の力よりも過剰な力で牽引するときは、一方の係
合片の係合端部付近の肉厚が、他方の連結片の係止縁に
よって若干押し開かれるように撓み、上記係止縁が上記
係合部から抜け出し、連結片同志が分離することを特徴
とするものである。
〔実施例〕
以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明すると、
1、2は一対の連結片で、その材質に可撓性を有するプ
ラスチックを使用して、互いに接合する接合端部3、4
と、この各接合端部3、4の端面において開口する中空
部5、6とを有するように成形してなる。この一対の連
結片1、2のうち、一方の連結片1には、その中空部5
の内壁の接合端部3に近寄った箇所に係合溝部7を周設
し、連結片1の接合端部3と反対側の端部には、ひも8A
の端部を中空部5内へ挿入した後、その連結端部を結ん
で形成した結び玉9Aによって抜けないように連結するひ
も連結孔10を設けてあり、他方の連結片2には、その接
合端部4から連結片1の中空部5内へ嵌入するように環
状に突出する突出部11を設け、この突出部11の先端に
は、突出部11の中空部5に対する嵌入、抜出に連動し
て、係合溝部7に係脱する環状の係止縁12を設け、連結
片2の接合端部4と反対側の端部には、ひも8Aに継ぎ足
そうとするひも8Bの連結端部を中空部6内へ挿入した
後、その連結端部を結んで形成した結び玉9Bによって抜
けないように連結するひも連結孔13を設けてある。
上記の構成よりなる玩具用連結ひもの継手では、連結片
2の係止縁12及び突出部11を連結片1の接合端部3から
中空部5内へ嵌入させていくと、連結片1の接合端部3
付近の肉厚が係止縁12によって若干押し開かれるように
撓み、係止縁12が係合溝部7と対向する位置に到達する
と、上記の撓みが解消して、第2図示のように係合溝部
7に係止縁12が係合すると同時に、連結片2の接合端部
4が連結片1の接合端部3に接合し、ひも8A、8Bが1本
の連結ひも14に継ぎ足される。この連結ひも14は、例え
ば第1図示のように牽引玩具15に連結した状態におい
て、玩具15を普通に牽引する程度の力で引張られても、
係止縁12が係合溝部7からはずれないように保持される
が、その力以上の力で引張られると、係止縁12が係合溝
部7から簡単にはずれて、連結片1の接合端部から抜け
出し、第3図示のように連結片1、2が分離すると同時
に、連結ひも14がひも8A、8Bに分離する。
この継手は、その1個を2本の短いひもの端部間の継手
として使用し、その2個を3本の短いひもの各端部間の
継手として使用するというようにして、任意の長さを有
する1本の牽引ひもをつくるのに使用するものである。
上記実施例では、突出部11及び係止縁12を環状に連なる
ように成形する例を示したが、本考案は、これに限定さ
れるものではなく、例えば第4図及び第5図示のように
係止縁12の1箇所から突出部11を経て連結片2の胴体の
中間位まで切り込んだ切込部16を設けたり、第6図及び
第7図示のように係止縁12の等間隔をおいた4箇所から
突出部11にかけてそれぞれ切り込んだ切込部17を設けた
りして、係止縁12に生じさせる弾力を調整することもあ
る。また連結片1には、係合溝部7以外に適当な形状、
構造の係合部を設け、その係合部に係脱すのに適した係
止部を連結片2に設けることもある。また連結片1、2
には、ひも連結孔10、13以外にひも8A、8Bの各端部を連
結するのに適した形状、構造を有するひも連結部を設け
ることもある。
本考案は、牽引玩具に限らず、電話玩具、笛玩具その他
ひもを連結してなる各種の玩具のひもの継手として実施
しうる。
〔考案の効果〕
本考案は、叙上のように構成したから、短い複数本のひ
もを順次継ぎ足し、牽引玩具、電話玩具、笛玩具などひ
もを連結してなる各種の玩具に応じて使いやすい長さの
連結ひもをつくることができ1その連結ひもを上記の玩
具に連結すれば、乳幼児などが玩具を普通に牽引する程
度の力で牽引しているときは、一方の連結片に設けた係
合溝部に、他方の連結片に設けた係止縁が係合している
力の方が上記牽引力よりも打ち勝って、連結片同志の連
結が維持されるけれども、乳幼児などが玩具を普通に牽
引する程度の力よりも過剰な力で牽引するときは、一方
の連結片の接合端部付近の肉厚が、他方の連結片の係止
縁によって若干押し開かれるように撓み、上記係止片が
上記係合溝部から抜け出し、連結片同志が分離するの
で、乳幼児などが玩具を牽引するなどして遊んでいる最
中に、連結ひもが首に巻き付き、そのひもに首を締め付
ける力が加わると、連結ひもが各継手の所で簡単にはず
れて、首の締め付けが防止されるため、玩具用連結ひも
に使用上の安全性を付与する継手を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は牽引玩具
に本考案に係る継手で継ぎ足された連結ひもを連結した
状態の斜視図、第2図は継手の一対の連結片を連結した
状態の断面図、第3図は継手の一対の連結片をはずした
状足態の断面図、第4図は連結片の係止部の変更例を示
す側面図、第5図は第4図の平面図、第6図は連結片の
係止部の別の変更例を示す側面図、第7図は第6図の平
面図である。 1、2……一対の連結片、3、4……接合端部、5……
中空部、7……係合溝部、8A、8B……ひも、10……ひも
連結孔、11……突出部、12……係止縁、13……ひも連結
孔、14……連結ひも。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに接合する接合端部を有するように成
    形された一対の連結片において、一方の連結片には、そ
    の接合端部の端面に開口する中空部を設け、この中空部
    の内壁には、係合部を設け、上記一方の連結片の接合端
    部と反対側の端部には、ひもの端部を連結するひも連結
    部を設け、他方の連結片には、その接合端部の端面から
    上記中空部内へ嵌入するように突出する突出部を設け、
    この突出部には、同突出部の上記中空部に対する嵌入、
    抜出に連動して、上記係合部に係脱する係止部を設け、
    上記他方の連結片の接合端部と反対側の端部には、上記
    ひもに継ぎ足そうとするひもの端部を連結するひも連結
    部を設け、上記一対の連結片を連結した状態において、
    乳幼児などが玩具を普通に牽引する程度の力で牽引して
    いるときは、一方の連結片に設けた係合部に、他方の連
    結片に設けた係止縁が係合しているけれども、乳幼児な
    どが玩具を普通に牽引する程度の力よりも過剰な力で牽
    引するときは、一方の係合片の係合端部付近の肉厚が、
    他方の連結片の係止縁によって若干押し開かれるように
    撓み、上記係止縁が上記係合部から抜け出し、連結片同
    志が分離する玩具用連結ひもの継手。
JP6733990U 1990-05-28 1990-06-25 玩具用連結ひもの継手 Expired - Fee Related JPH0751115Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6733990U JPH0751115Y2 (ja) 1990-05-28 1990-06-25 玩具用連結ひもの継手

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-54657 1990-05-28
JP5465790 1990-05-28
JP6733990U JPH0751115Y2 (ja) 1990-05-28 1990-06-25 玩具用連結ひもの継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0444995U JPH0444995U (ja) 1992-04-16
JPH0751115Y2 true JPH0751115Y2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=31948575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6733990U Expired - Fee Related JPH0751115Y2 (ja) 1990-05-28 1990-06-25 玩具用連結ひもの継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0751115Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4219213B2 (ja) * 2003-05-20 2009-02-04 コクヨ株式会社 安全装置及び懸吊具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0444995U (ja) 1992-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH086452Y2 (ja) 猫の首輪
US4672725A (en) Snap buckle
US4577377A (en) Buckle for straps
EP0848187B2 (en) Cord end stopper
US6125574A (en) Fishing line fastener
EP0047102A1 (en) A constructional toy component
EP1018609B1 (en) Cord fastener
US4656672A (en) Zipper necktie
JP4305693B2 (ja) 紐留め用バックル
JPH0195082U (ja)
JPH0751115Y2 (ja) 玩具用連結ひもの継手
US2888929A (en) Pacifier
JPS5975002A (ja) 二つのひもの端部を連結するためのスリツプ・イン・パツクル
JPH0546784Y2 (ja)
JP3061611U (ja) 紐の連結具
JP2514068Y2 (ja) 結束バンド
JP2006296743A (ja) ストラップ留め具
JPS6315174Y2 (ja)
JPS5916289Y2 (ja) 荷物等の緊締用バツクル
JPH0242318Y2 (ja)
JP2022001169A (ja) 装身具用の留め具
JPH0513602B2 (ja)
JP2530259Y2 (ja) リール用ケース
JPH08320A (ja) 装飾体接続具
KR200274510Y1 (ko) 놀이완구용 연결 줄 절단장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees