JP2022001169A - 装身具用の留め具 - Google Patents

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啓介 多田
Keisuke Tada
政亮 田畑
Masaaki Tabata
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【課題】紐状体の太さとほぼ等しい太さを有するものであって、なおかつ、雌雄交差点がV字状となる留め具を提供する。【解決手段】紐状体11と、前記紐状体11の両末端に取り付けられる雄部材2と雌部材3とからなる装身具用の留め具である。前記雄部材2は、頭部22と、この頭部22よりも小径の首部23と、細長い胴部25と、前記紐状体11と連結する連結部を有する。前記雌部材3は、細長い胴部33と、前記頭部22の挿入を許容する貫通孔32と、前記貫通孔32の壁面に形成された開口と、前記開口から前記雌部材3の長手方向に伸びる通路34と、前記開口に面して配置され、バネ36で付勢された球状体35と、前記紐状体11と連結する連結部を有する。前記雄部材2の前記頭部22が前記雌部材3の貫通孔32にほぼ直角に連結される。【選択図】図4

Description

本発明は、ネックレス、ブレスレット、ペンダントその他の紐状装身具の紐両端を開閉(着脱)するのに用いる留め具に関する。
紐状装身具の紐両端部を開閉する留め具には、多数のものが知られている。それらの多くは、紐状体(ストラップ、チェーン、金属線、等)の端部に雌部材又は雄部材を設け、両部材を着脱自在に係合させるようにしている。
この種の留め具は比較的に簡単な構造のものが多いので、閉鎖時に開閉具の位置が安定せずにぐらついたり、何かのはずみで分離したりすることがある。それを避けるために、雌雄部材を常に閉鎖位置に押し付けるバネやゴムのような付勢具を設けることが知られている(例えば下記特許公報参照)。
特開2002-327893(特許第779892号) 特許第6286594号 特開2007-82603(特許第4559330号) 実用新案登録第3212656号
本発明が対象とする装身具用の留め具は、紐状体の太さとほぼ等しい太さを有するものであって、なおかつ、雌雄交差点がV字状となるものである(添付図1参照)。雌雄交差点をV字状とするのは、首周りにすっきりした印象を与えるという、主としてデザイン的な観点に基づく。
それに対して、上記の各従来発明・考案は、特許文献3を除き、紐状体部分の太さよりもかなり幅広の留め具であり、必ずしも本発明の用途には適用できない。特許文献3は本出願人の特許であるが、留め具同士が直線状に配置されるので、これもV字型の留め具にはそのままでは適用できない。
本発明はこれらの問題点を解消するために行われたものであり、本発明の留め具は紐状体の太さとほぼ等しい太さを有するものであって、なおかつ、雌雄交差点がV字状となる留め具を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明は、紐状体と、前記紐状体の両末端に取り付けられる雄部材と雌部材とからなる装身具用の留め具であって、前記雄部材は、頭部と、この頭部よりも小径の首部と、細長い胴部と、前記紐状体と連結する連結部を有し、前記雌部材は、細長い胴部と、前記頭部の挿入を許容する貫通孔と、前記貫通孔の壁面に形成された開口と、前記開口から前記雌部材の長手方向に伸びる通路と、前記開口に面して配置され、バネで付勢された押圧体と、前記紐状体と連結する連結部を有し、前記雄部材の前記頭部が前記雌部材の貫通孔にほぼ直角に連結されることを特徴とする。「ほぼ直角」というのは交差角度が約80〜100度をいう。好ましくは85〜95度である。
好ましくは、前記紐状体と連結する雄部材の連結部が、雄部材の後端に位置する空洞と、前記紐状体末端に取り付けられた爪部の係合である。
同様に好ましくは、前記紐状体と連結する雌部材の連結部が、雌部材の後端に位置する通路と、前記紐状体末端に取り付けられた爪部の係合である。
好ましくは、前記雌雄部材がステンレス鋼製であり、前記首部および貫通孔が金属切削加工により形成されたものである。
好ましくは、前記紐状体の直径は前記雄部材の連結部又は雌部材の連結部の直径の90%以上、より好ましくは95%以上である。これにより、本発明の留め具は紐状体の太さとほぼ等しい太さを有するものとなる。
バネで付勢される押圧体としては、金属球が好ましいが通路から脱落せず、突出可能な形状であればよく、例えば、円錐、段差のある立方体、円柱でもよい。
前記雌雄部材の横断面形状は円形が好ましいが、多角形(例えば、四角形、五角形、六角形、八角形)であってもよい。
本発明によれば、紐状体の太さとほぼ等しい太さを有するものであって、なおかつ、雌雄交差点がV字状となる装身具用の留め具が得られる。また、雄部材を雌部材に挿入するのに方向性がないので、貫通孔のどちらの方向からでも挿入可能である。
本発明の1実施例に係る装身具用の留め具の全体正面図である 同右側面図である。 図2の矢視断面図である。 図3の矢視部分拡大断面図であり、(a)は閉鎖時、(b)は開放時である。 図4(b)状態の展開斜視図である。 雌部材の(a)平面図、(b)正面図、(c)側面図、(d)前記(c)の矢視断面図、(e)底面図である。 雄部材の(a)平面図、(b)正面図、(c)側面図、(d)前記(c)の矢視断面図、(e)底面図である。 爪部分の(a)平面図、(b)正面図、(c)背面図、(d)側面図、(e)底面図である。 第1外筒部分の(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図、(d)縦断面図である。 第2外筒部分の(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図、(d)縦断面図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施例を説明する。
図1、図2は、ネックレス1の全体図であり、ストラップ11の両末端にそれぞれ留め具が固定されている。図1〜図5に示すように、留め具は雄部材2と雌部材3からなり、両者は開閉(着脱)自在である。図1〜図4(a)は閉鎖状態であり、このとき、留め具はV字状に交差している。「V字状」というのは交差角度が約80〜100度をいう。図4(b)が開放状態である。好ましくは、前記ストラップ11の直径は雄部材2の連結部又は雌部材3の連結部の直径の90%以上、好ましくは95%以上である。
図4と図5が分かりやすいので、以下、これらの図に基づき、説明する。
<雄部材2>
雄部材2は、図4(右)、図5(右)、図6に示すように、細長い円柱体であり、先端に胴部よりもやや小径な部分が形成されている。その小径部の先端面には面取り部21が形成され、長手方向中央部には小径部よりもさらに小径の首部23が形成されている。したがって、雄部材の外観は民芸品のこけし人形のようであり、上から、頭部22、首部23、肩部24、胴部25のようにも見える。
これら雄部材2の凹凸は樹脂成型でもよいが、金属の切削加工によるのが最も好ましい。使用する金属としてはどのようなものでもよいが、例えばチタンやステンレス鋼で製作すると美しく、高級感がある。雄部材2の断面形状は円形が好ましいが、他に多角形(例えば、四角形、五角形、六角形、八角形)とすることもできる。
雄部材2の後端部には円筒状の空洞26が切削加工されている。この空洞はストラップ11末端を挿入し固定するために用いられる。図5に示すように、ストラップ11末端側に、金属板を巻き付けた爪部4と、リング状の外筒5が設けられている。そうすることで、ストラップ11と爪部4が固定され、爪部4が外筒5より抜けない状態となる。この状態でストラップ11末端が空洞26に圧入されると、リング状の外筒5と空洞壁26とが摩擦係合し、ストラップ11が位置固定される。
加工前の爪部4を図8に示す。加工前は(d)に示すように断面がJ字状の金属板である。J字の窪み41の中にストラップ11を入れ、金属板をストラップの周囲に巻き付けて爪部4とするのである。先に外筒5を取り付けてから、爪部4でとめる。同様に取り付け前の外筒5を図9に示す。外筒5は段部51を有するリングである。
<雌部材3>
雌部材3は、図4(左)、図5(左)、図7に示すように、細長い円柱体であり、先端にキャップ31と胴部33の間に貫通孔32が設けられている。キャップ31は単に装飾目的のものであり、材質や色彩を変えるために設けられている。貫通孔32は、図4、図5に示すように、結合時に雌雄部材がほぼ直角になるように雄部材2の頭部22が挿入される。その結果、雌雄部材の連結状態はV字状である。
雌部材3も金属の切削加工によって製作するのが最も好ましい。使用する金属としてはどのようなものでもよいが、例えばチタンやステンレス鋼で製作すると美しく、高級感がある。雄部材2の断面形状は円形が好ましいが、他に多角形(例えば、四角形、五角形、六角形、八角形)とすることもできる。
貫通孔32の壁には雌部材3の胴部33を長手方向に貫通する管状通路34の一端が開口している。この開口341に面して、貫通孔32側に向かってわずかに突出しているのが、結合時に雄部材2の首部23を押圧する金属球35である。この金属球35は、管状通路34内に配置されたコイルバネ36によって貫通孔32側に付勢されている。コイルバネ36の終端となる位置にストッパー37が配置されている。加工前のストッパー37は、図10に示すように、分厚いリングである。
首部23を押圧するのに金属球35の代わりに、円錐、段差のある立方体、円柱を用いることもできる。
さらに、雄部材2と同様に、ストラップ11末端側に、金属板を巻き付けた爪部6と、リング状の外筒7が設けられている。この状態でストラップ末端が管状通路34に圧入されると、リング状の外筒7と通路34の壁とが摩擦係合し、ストラップ11が位置固定される。
図7(d)に示すように、雌部材3には、前記管状通路34が段部342、343、344、345を形成しつつ連通している。段部342は金属球35が脱落しないためのものである。段部343はストッパー37を固定するのに用いられる。段部344、345は外筒7を固定するのに用いられる。
雌部材3の爪部6は雄部材2の爪部4(図8参照)と同じ構造であり、雌部材3の外筒7は雄部材2の外筒5(図9参照)と同じ構造である。
<雌雄部材の結合>
雌雄部材2、3の結合の仕方は、上記説明からすでに明らかであるように、開放状態から閉鎖状態にするには、雄部材2の頭部22を雌部材3の貫通孔32に挿入するだけでよい。その状態で雄部材2の首部22が雌部材3の金属球35にはまり、位置が固定される。この状態は軽いロック状態であって、手で引き抜けば抜ける程度のものである。閉鎖状態から開放状態にするには、特別なロック解除作業は不要であり、単に手で引き抜けばよい。
雄部材を雌部材に挿入するのに方向性がないので、貫通孔のどちらの方向からでも挿入可能である。
この装身具は、肩部や頸部のコリを解消することを目的に、磁気を持たせて例えば磁気ネックレスとすることもできる。
1 ネックレス(装身具)
11 ストラップ(紐状体)
2 雄部材
21 面取り部
22 頭部
23 首部
24 肩部
25 胴部
26 空洞
3 雌部材
31 キャップ
32 貫通孔
33 胴部
34 管状通路
341 開口
342〜345 段部
35 金属球(押圧体)
36 コイルバネ
37 ストッパー
4 爪部
41 窪み
5 外筒
51 段部
6 爪部
7 外筒


Claims (6)

  1. 紐状体(11)と、前記紐状体(11)の両末端に取り付けられる雄部材(2)と雌部材(3)とからなる装身具用の留め具(1)であって、
    前記雄部材(2)は、頭部(22)と、この頭部(22)よりも小径の首部(23)と、細長い胴部(25)と、前記紐状体(11)と連結する連結部を有し、
    前記雌部材(3)は、細長い胴部(33)と、前記頭部(22)の挿入を許容する貫通孔(32)と、前記貫通孔(32)の壁面に形成された開口(341)と、前記開口(341)から前記雌部材(3)の長手方向に伸びる通路(34)と、前記開口(341)に面して配置され、バネ(36)で付勢された押圧体(35)と、前記紐状体(11)と連結する連結部を有し、
    前記雄部材(2)の前記頭部(22)が前記雌部材(3)の貫通孔(32)にほぼ直角に連結される、
    ことを特徴とする装身具用の留め具。
  2. 前記紐状体(11)と連結する雄部材(2)の連結部が、雄部材(2)の後端に位置する空洞(26)と、前記紐状体(11)末端に取り付けられた外筒(5)の係合である請求項1記載の留め具。
  3. 前記紐状体(11)と連結する雌部材(3)の連結部が、雌部材(3)の後端に位置する通路(34)と、前記紐状体(11)末端に取り付けられた外筒(7)の係合である請求項1又は2記載の留め具。
  4. 前記雌雄部材(2,3)がステンレス鋼製であり、前記首部(23)および貫通孔(32)が金属切削加工により形成されたものである請求項1〜3のいずれかに記載の留め具。
  5. 前記紐状体(11)の直径が前記雄部材(2)の連結部又は雌部材(3)の連結部の90%以上である請求項1〜4のいずれかに記載の留め具。
  6. 前記雌雄部材(2,3)の横断形状が円形または多角形である請求項1〜5のいずれかに記載の留め具。

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