JPH075109U - 多板式光学系を有するテレビジョンカメラ - Google Patents
多板式光学系を有するテレビジョンカメラInfo
- Publication number
- JPH075109U JPH075109U JP034229U JP3422993U JPH075109U JP H075109 U JPH075109 U JP H075109U JP 034229 U JP034229 U JP 034229U JP 3422993 U JP3422993 U JP 3422993U JP H075109 U JPH075109 U JP H075109U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back focus
- optical system
- lens
- shoe piece
- camera
- Prior art date
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- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 35
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 abstract description 12
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バックフォーカス調整機構を有していないレ
ンズを装着した場合でもバックフォーカスの調整が可能
なテレビジョンカメラを提供すること。 【構成】 プリズム5と撮像デバイス6,7,8から成
る多板式光学系11において、プリズムの側面5Lにシ
ュー片12と、このシュー片12と嵌合して光軸方向Z
に摺動するシュー片13と、偏心ピン14とによる移動
機構10を設けた。又、シュー片13をカメラ本体2に
固定した。この構成によれば、偏心ピンを回動させると
シュー片12とともに多板式光学系が光軸方向に移動す
るため、バックフォーカス調整機構を有していないレン
ズを装着した場合でもバックフォーカスの調整をするこ
とができる。又、カメラ本体外部に偏心ピンの頭部を露
出させたので、カメラ外部からの調整が可能となり作業
性も向上する。
ンズを装着した場合でもバックフォーカスの調整が可能
なテレビジョンカメラを提供すること。 【構成】 プリズム5と撮像デバイス6,7,8から成
る多板式光学系11において、プリズムの側面5Lにシ
ュー片12と、このシュー片12と嵌合して光軸方向Z
に摺動するシュー片13と、偏心ピン14とによる移動
機構10を設けた。又、シュー片13をカメラ本体2に
固定した。この構成によれば、偏心ピンを回動させると
シュー片12とともに多板式光学系が光軸方向に移動す
るため、バックフォーカス調整機構を有していないレン
ズを装着した場合でもバックフォーカスの調整をするこ
とができる。又、カメラ本体外部に偏心ピンの頭部を露
出させたので、カメラ外部からの調整が可能となり作業
性も向上する。
Description
【0001】
本考案は多板式光学系を有するテレビジョンカメラのバックフォーカス調整機 構に関する。ここに、バックフォーカスとは撮像レンズの最終屈折面の頂点から 像焦点までの距離をいい、この距離を調整する機構がバックフォーカス調整機構 である。
【0002】
従来、この種のテレビジョンカメラのバックフォーカス調整機構は、撮像レン ズ(以下、レンズともいう。)と撮像部とを一対と考え、撮像部をカメラ本体側 に固定する際にレンズとの位置関係を治具等により調整していた。
【0003】 又、他のレンズに交換した場合は、各レンズの誤差又は公差により発生する光 学的位置関係の差をレンズ側のバックフォーカス調整機構で補正していた。
【0004】
しかし、レンズによってはバックフォーカス調整機構を有していないものもあ り、このようなレンズでは撮像部を固定した後はバックフォーカスの調整をする ことができないという欠点があった。
【0005】 そこで本考案の目的は、バックフォーカス調整機構を有していないレンズを装 着した場合でもバックフォーカスの調整をすることができる多板式光学系を有す るテレビジョンカメラを提供することにある。
【0006】
前記課題を解決するために本考案は、撮像レンズを除いた多板式光学系をカメ ラ外部から光軸方向に移動させる移動機構を設けて構成した。
【0007】
多板式光学系を光軸方向に移動可能に構成したため、レンズ側にバックフォー カス調整機構を有していなくてもバックフォーカスの調整をすることができる。
【0008】 又、カメラ外部からバックフォーカスの調整をすることができるよう構成した ため操作性の向上も図ることができる。
【0009】
以下、本考案の実施例について添付図面を参照しながら説明する。図1は本考 案に係る多板式光学系を有するテレビジョンカメラの斜視図である。テレビジョ ンカメラ1は、カメラ本体2と、交換可能な撮像レンズ3とから成り、前記レン ズ3は前記カメラ本体2に形成したマウント2aに取り付けられる。
【0010】 又、前記カメラ本体2の破線で示した部分には後述するバックフォーカス調整 機構4が設けられ、前記カメラ本体2の側面2Lの前方にはバックフォーカス調 整用の貫通孔2b,2cが形成されている。尚、光軸方向を矢印Zで示す。
【0011】 図2はバックフォーカス調整機構の斜視図である。バックフォーカス調整機構 4は、色分解プリズム5と、このプリズム5の上面、後面及び下面の3箇所に設 けられたCCD(Charge Coupled Device)等による撮像 デバイス6乃至8とから成る。
【0012】 そして、この撮像デバイス6乃至8は取付ブラケット9(前記撮像デバイス8 用のブラケット9は不図示。)により前記プリズム5に固定されており、そのX 軸及びY軸方向の位置関係は予め不図示の撮像デバイス取付用治具により正確に 位置合わせされている。又、前記プリズム5の左側面5Lには後述する移動機構 10が設けられている。
【0013】 又、前記プリズム5と前記撮像デバイス6乃至8とで前記撮像レンズ3を除い た多板式光学系11が形成される。即ち、前記撮像レンズ3を介して入射した光 は前記プリズム5により赤、緑、青の三原色に分解され、夫々の光は前記デバイ ス6乃至8で電気信号に変換された後不図示の信号増幅器で増幅される。
【0014】 図3は移動機構の組立図である。移動機構10は一方の面12aに凸部12b を形成したシュー片12と、前記凸部12bと嵌合し摺動する凹部13bを一方 の面13aに形成したシュー片13とから成る。そして、前記光軸方向Zに摺動 するよう前記移動機構10及び前記多板式光学系11の向きが定められる。
【0015】 又、前記凸部12aの一部には摺動方向(即ち、光軸方向Z)と直交する方向 に凹部12cが形成される。
【0016】 一方、前記シュー片13の一方の面13aには前記凹部12cの位置に合わせ て貫通孔13cが形成される。そして、この貫通孔13cに偏心ピン14の頭部 14a(ドライバ用溝14c形成部)を嵌合させ、前記シュー片12の前記凹部 12cに前記偏心ピン14の先端部(偏心軸部)14bを係合させる。
【0017】 この構成によれば、前記偏心ピン14のドライバ用溝14cに不図示のドライ バ等の先を係合させ前記偏心ピン14を回動させると、前記偏心ピン14の先端 部14bは偏心量を半径として回動する。
【0018】 すると、この回動により前記シュー片12に形成された前記凹部12cが前記 偏心ピン14の先端部14bで光軸方向Zに押動されることになる。ところで、 前記シュー片12は前記プリズム5の側面5Lに固定され、前記シュー片13は 前記カメラ本体2に固定されているため、前記偏心ピン14を回動させると前記 プリズム5及び前記撮像デバイス6乃至8から成る多板式光学系11が光軸方向 Zに移動する。
【0019】 一方、前記撮像レンズ3は前記マウント2aに固定されているため、前記偏心 ピン14を回動させることにより前記撮像レンズ3と前記多板式光学系11間の 距離を調整することができる。
【0020】 即ち、バックフォーカス調整機構を有していないレンズを装着した場合でも、 前記カメラ本体2側の多板式光学系11を移動させてバックフォーカスの調整を することができるため、カメラの性能を十分に発揮することができる。
【0021】 又、前記シュー片13の前記貫通孔13cの右側には楕円状の貫通孔13dが 形成され、この貫通孔13dの位置に合わせて前記シュー片12の凸部12bに 螺子孔12dが螺刻される。そして、前記貫通孔13dにこの貫通孔13dより 小径のストッパ用螺子15を嵌挿し、この螺子15の先端部15aを前記螺子孔 12dに螺合させ締め付けることにより前記シュー12及び13を所定の位置で 固定させることができる。
【0022】 又、前記貫通孔13c,13dの位置に合わせて前記カメラ本体2の側面2L にも貫通孔2b,2cを形成したので、この貫通孔2b,2cを介して前記偏心 ピン14及び前記螺子15を回動させることができる。従って、前記カメラ本体 2の外部からバックフォーカスの調整ができるため作業性の向上を図ることがで きる。
【0023】 尚、前記カメラ本体2の外部から調整する必要がない場合は、前記偏心ピン1 4及び前記凹部12cから成る回動機構を省略してもよい。この場合は、前記シ ュー片12を手動で移動させることによりバックフォーカスの調整をすることが できる。
【0024】 又、前記プリズム5及び前記撮像デバイス6乃至8を移動させるのではなく、 前記マウント2aを光軸方向に移動させてもよい。そのためには、例えば、前記 マウント2aと前記カメラ本体2の接触面に前記シュー片12,13と同様なシ ュー片を形成し、前記マウント2aを光軸方向Zに摺動させるか、又は前記マウ ント2aと前記カメラ本体2の接触面に螺子溝を形成し前記マウント2aを螺子 込むことにより光軸方向に移動させればよい。
【0025】 この場合は手動式となるが、前記シュー片12,13のような部品を追加する 必要がなくなるため部品点数の削減を図ることができる。
【0026】
撮像レンズを除いた多板式光学系を光軸方向に移動可能に構成したため、バッ クフォーカス調整機構を有していないレンズを装着した場合でもバックフォーカ スの調整をすることができる。従って、テレビジョンカメラの性能を十分発揮す ることができる。
【0027】 又、カメラ外部からバックフォーカスの調整をすることができるため操作性の 向上を図ることもできる。
【図1】本考案に係る多板式光学系を有するテレビジョ
ンカメラの斜視図
ンカメラの斜視図
【図2】同テレビジョンカメラのバックフォーカス調整
機構の斜視図
機構の斜視図
【図3】同テレビジョンカメラの移動機構の組立図
1…テレビジョンカメラ、2…カメラ本体、3…撮像レ
ンズ、4…バックフォーカス調整機構、5…色分解プリ
ズム、6〜8…撮像デバイス、9…取付ブラケット、1
0…移動機構、11…多板式光学系、12,13…シュ
ー片、14…偏心ピン、Z…光軸方向、15…ストッパ
用螺子。
ンズ、4…バックフォーカス調整機構、5…色分解プリ
ズム、6〜8…撮像デバイス、9…取付ブラケット、1
0…移動機構、11…多板式光学系、12,13…シュ
ー片、14…偏心ピン、Z…光軸方向、15…ストッパ
用螺子。
Claims (1)
- 【請求項1】 多板式光学系を有するテレビジョンカメ
ラにおいて、撮像レンズを除いた前記多板式光学系をカ
メラ外部から光軸方向に移動させる移動機構を設けて構
成したことを特徴とする多板式光学系を有するテレビジ
ョンカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP034229U JPH075109U (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 多板式光学系を有するテレビジョンカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP034229U JPH075109U (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 多板式光学系を有するテレビジョンカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH075109U true JPH075109U (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=12408323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP034229U Pending JPH075109U (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 多板式光学系を有するテレビジョンカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075109U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04104667A (ja) * | 1990-08-24 | 1992-04-07 | Mitsubishi Electric Corp | フランジバック調整機構 |
JPH04217184A (ja) * | 1990-12-18 | 1992-08-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体撮像装置 |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP034229U patent/JPH075109U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04104667A (ja) * | 1990-08-24 | 1992-04-07 | Mitsubishi Electric Corp | フランジバック調整機構 |
JPH04217184A (ja) * | 1990-12-18 | 1992-08-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体撮像装置 |
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