JPH0750983B2 - 直流電力変換器の保護装置 - Google Patents
直流電力変換器の保護装置Info
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- JPH0750983B2 JPH0750983B2 JP31475886A JP31475886A JPH0750983B2 JP H0750983 B2 JPH0750983 B2 JP H0750983B2 JP 31475886 A JP31475886 A JP 31475886A JP 31475886 A JP31475886 A JP 31475886A JP H0750983 B2 JPH0750983 B2 JP H0750983B2
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Description
【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は電力変換器の保護装置に係り、特に直流入力電
力を制御して直流電力を出力する直流電力変換器を保護
するための保護装置に関する。
力を制御して直流電力を出力する直流電力変換器を保護
するための保護装置に関する。
B.発明の概要 本発明は、直流電力変換器の保護装置において、前記直
流電力変換器を降圧部と昇圧部からなる主回路部によつ
て構成し、主回路部に電流しや断部を設けるとともに過
電圧検出信号により前記電流しや断部を動作させて電流
をしや断することにより、 回路構成が簡単で高信頼性の保護装置を得るものであ
る。
流電力変換器を降圧部と昇圧部からなる主回路部によつ
て構成し、主回路部に電流しや断部を設けるとともに過
電圧検出信号により前記電流しや断部を動作させて電流
をしや断することにより、 回路構成が簡単で高信頼性の保護装置を得るものであ
る。
C.従来の技術 直流電力変換器の代表的なものとしてチヨツパ回路があ
る。このチヨツパ回路の場合、スイツチング素子が破損
すると、直流電力をブロツクすることが不可能となり、
入力電圧がそのまま出力電圧となり負荷側に過電圧が印
加される。これにより、負荷側の機器が破損することに
なる。
る。このチヨツパ回路の場合、スイツチング素子が破損
すると、直流電力をブロツクすることが不可能となり、
入力電圧がそのまま出力電圧となり負荷側に過電圧が印
加される。これにより、負荷側の機器が破損することに
なる。
従来、この種の過電圧から負荷を保護するために、負荷
側に過電圧保護手段を設けたものが一般的であつた。
側に過電圧保護手段を設けたものが一般的であつた。
D.発明が解決しようとする問題点 従来の直流電力変換器の保護装置においては、負荷に特
別な過電圧保護回路を設けていたので負荷側装置の回路
構成が複雑にして大形となるとともに高価となってい
た。E.問題点を解決するための手段 本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので回路構成
が簡単で高信頼性の保護装置を提供することを目的と
し、この目的を達成するために、本発明の直流電力変換
器の保護装置は、直流入力電圧をオンオフ制御して直流
出力電圧を得る第１のスイツチング部を備えた降圧部
と、この降圧部の直流出力段に接続され該降圧部で得ら
れた直流電圧をオンオフ制御して昇圧する第２のスイツ
チング部を備えた昇圧部からなる主回路部と、該主回路
部に設けた電流しや断部と、前記主回路部に発生する過
電圧を検出しこの検出信号により前記第１のスイツチン
グ部と第２のスイツチング部を連続導通させ前記過電流
しや断部により主回路部をしや断させる制御部によつて
構成したことを特徴とする。
別な過電圧保護回路を設けていたので負荷側装置の回路
構成が複雑にして大形となるとともに高価となってい
た。E.問題点を解決するための手段 本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので回路構成
が簡単で高信頼性の保護装置を提供することを目的と
し、この目的を達成するために、本発明の直流電力変換
器の保護装置は、直流入力電圧をオンオフ制御して直流
出力電圧を得る第１のスイツチング部を備えた降圧部
と、この降圧部の直流出力段に接続され該降圧部で得ら
れた直流電圧をオンオフ制御して昇圧する第２のスイツ
チング部を備えた昇圧部からなる主回路部と、該主回路
部に設けた電流しや断部と、前記主回路部に発生する過
電圧を検出しこの検出信号により前記第１のスイツチン
グ部と第２のスイツチング部を連続導通させ前記過電流
しや断部により主回路部をしや断させる制御部によつて
構成したことを特徴とする。
F.実施例 以下に本発明の実施例を図面によつて説明する。
図はこの実施例による直流電力変換器の保護装置の回路
構成を示すもので、この保護装置は、本質的に、主回路
部Ａと制御回路部Ｂおよび過電流しや断部からなる。
構成を示すもので、この保護装置は、本質的に、主回路
部Ａと制御回路部Ｂおよび過電流しや断部からなる。
主回路部Ａは降圧部Ｃと昇圧部Ｄからなり、正極入力端
子１に過電流しや断部であるヒューズ５を介してコレク
タ電極を接続したトランジスタ6aからなる第１のスイツ
チング部7aと、トランジスタ6aのエミツタ電極に直列接
続されたリアクトル８と、トランジスタ6aのエミツタ電
極とリアクトル８との接続点にカソード電極が接続され
アノード電極が負極入力端子２側に接続された第１のダ
イオード9aによつて降圧部Ｃが構成される。また、7bは
トランジスタ6bからなる第２のスイツチング部、9bは第
２のダイオードである。リアクトル８にはダイオード9b
のアノード電極が接続され、リアクトル８とダイオード
9bの接続点にはトランジスタ6bのカソード電極が接続さ
れ、トランジスタ6bのエミツタ電極は負極入力端子２側
に接続されている。したがつて、第２のスイツチング部
7bおよび第２のダイオード9bおよびコンデンサ10によつ
て昇圧部Ｄが構成される。
子１に過電流しや断部であるヒューズ５を介してコレク
タ電極を接続したトランジスタ6aからなる第１のスイツ
チング部7aと、トランジスタ6aのエミツタ電極に直列接
続されたリアクトル８と、トランジスタ6aのエミツタ電
極とリアクトル８との接続点にカソード電極が接続され
アノード電極が負極入力端子２側に接続された第１のダ
イオード9aによつて降圧部Ｃが構成される。また、7bは
トランジスタ6bからなる第２のスイツチング部、9bは第
２のダイオードである。リアクトル８にはダイオード9b
のアノード電極が接続され、リアクトル８とダイオード
9bの接続点にはトランジスタ6bのカソード電極が接続さ
れ、トランジスタ6bのエミツタ電極は負極入力端子２側
に接続されている。したがつて、第２のスイツチング部
7bおよび第２のダイオード9bおよびコンデンサ10によつ
て昇圧部Ｄが構成される。
制御回路部Ｂは電圧検出部であるDC/DC変換器11,過電圧
検出部12,電圧設定器13,この電圧設定器の設定電圧信号
と電圧検出部11の検出信号を入力とする自動電圧調整部
（AVR）14と、該自動電圧調整部14の出力信号と過電圧
検出部12の検出信号を入力とする第１のオア回路15aお
よび第２のオア回路15bによつて構成される。
検出部12,電圧設定器13,この電圧設定器の設定電圧信号
と電圧検出部11の検出信号を入力とする自動電圧調整部
（AVR）14と、該自動電圧調整部14の出力信号と過電圧
検出部12の検出信号を入力とする第１のオア回路15aお
よび第２のオア回路15bによつて構成される。
上記構成の保護装置において、電圧検出器11の検出信号
に応じて自動電圧調整部14が動作し、オア回路15a,15b
を介して第１のスイツチング部7a,第２のスイツチング
部7bを制御して降圧又は昇圧制御を行う。
に応じて自動電圧調整部14が動作し、オア回路15a,15b
を介して第１のスイツチング部7a,第２のスイツチング
部7bを制御して降圧又は昇圧制御を行う。
ここで、第１のスイツチング部7aのトランジスタ6aが破
損して負荷に過電圧が発生した場合は、過電圧検出部12
がこれを検出し、この過電圧検出部12の検出信号をオア
回路15a,15bを通してトランジスタ6aと6bの双方を連続
導通させる。トランジスタ6aと6bが連続導通すると、主
回路部Ａに流れる連続電流により過電流しや断部である
ヒューズ５が溶断され、これにより主回路電流がしや断
される。
損して負荷に過電圧が発生した場合は、過電圧検出部12
がこれを検出し、この過電圧検出部12の検出信号をオア
回路15a,15bを通してトランジスタ6aと6bの双方を連続
導通させる。トランジスタ6aと6bが連続導通すると、主
回路部Ａに流れる連続電流により過電流しや断部である
ヒューズ５が溶断され、これにより主回路電流がしや断
される。
G.発明の効果 本発明は以上の如くであつて、直流入力電圧を降圧して
直流出力電圧を得る降圧部と、直流入力電圧を昇圧して
直流出力電圧を得る昇圧部によつて主回路部を構成し、
該主回路部の負荷に過電圧が発生したことを検出し、こ
の検出信号により前記降圧部と昇圧部を連続導通させて
電流しや断部により主回路電流をしや断するようにした
から、負荷側に特別に保護回路を必要とせず、通常の具
備された主回路により保護することができ、経済的であ
る。
直流出力電圧を得る降圧部と、直流入力電圧を昇圧して
直流出力電圧を得る昇圧部によつて主回路部を構成し、
該主回路部の負荷に過電圧が発生したことを検出し、こ
の検出信号により前記降圧部と昇圧部を連続導通させて
電流しや断部により主回路電流をしや断するようにした
から、負荷側に特別に保護回路を必要とせず、通常の具
備された主回路により保護することができ、経済的であ
る。
図は本発明の実施例に係る電力変換器の保護装置の回路
構成図である。 ５……電流しや断部であるヒューズ、6a,6b……スイツ
チング素子、7a……第１のスイツチング部、7b……第２
のスイツチング部、８……リアクトル、9a,9b……ダイ
オード、11……電圧検出部、12……過電圧検出回路、13
……電圧設定器、14……電圧調整部、15a,15b……オア
回路。
構成図である。 ５……電流しや断部であるヒューズ、6a,6b……スイツ
チング素子、7a……第１のスイツチング部、7b……第２
のスイツチング部、８……リアクトル、9a,9b……ダイ
オード、11……電圧検出部、12……過電圧検出回路、13
……電圧設定器、14……電圧調整部、15a,15b……オア
回路。
Claims (1)
- 【請求項１】直流入力電圧をオンオフ制御して直流出力
電圧を得る第１のスイツチング部を備えた降圧部と、こ
の降圧部の直流出力段に接続され該降圧部で得られた直
流電圧をオンオフ制御して昇圧する第２のスイツチング
部を備えた昇圧部からなる主回路部と、該主回路部に設
けた電流しや断部と、前記主回路部に発生する過電圧を
検出しこの検出信号により前記第１のスイツチング部と
第２のスイツチング部を連続導通させ前記過電流しや断
部により主回路部をしや断させる制御部によつて構成し
たことを特徴とする直流電力変換器の保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31475886A JPH0750983B2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 直流電力変換器の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31475886A JPH0750983B2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 直流電力変換器の保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63167668A JPS63167668A (ja) | 1988-07-11 |
| JPH0750983B2 true JPH0750983B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=18057227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31475886A Expired - Fee Related JPH0750983B2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 直流電力変換器の保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750983B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3600915B1 (ja) | 2003-10-09 | 2004-12-15 | ローム株式会社 | スイッチング電源装置及び表示装置付き電子機器 |
| JP5958067B2 (ja) * | 2012-05-11 | 2016-07-27 | ソニー株式会社 | 電源装置、電源制御方法および電動車両 |
-
1986
- 1986-12-25 JP JP31475886A patent/JPH0750983B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63167668A (ja) | 1988-07-11 |
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