JPH07509809A - 金属酸化物抵抗を備えた避雷器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 金属酸化物抵抗を備えた避雷器 この発明は配電設備のための保護技術分野に属し、絶縁ケースとこの絶縁ケース 内に配置された金属酸化物抵抗とを備え、この金属酸化物抵抗は多数の抵抗要素 を柱状に積層した２つ或いはそれ以上の数の電気的に並列接続された柱状抵抗体 からなり、この抵抗体の各りは２つの個別の保持板を備え、これらの保持板の間 に抵抗体の抵抗要素が配置され、これらの保持板自体は抵抗要素を側部で固定す る絶縁保持ロッドにより結合されている避雷器の構造上の構成に関する。

金属酸化物抵抗を放電要素として備えた避雷器は一般に互いに柱状に重なり合っ て配置された多数の平円板状の抵抗要素からなり、この抵抗要素により構成され た柱状の抵抗体は上側及び下側を密閉したセラミックもしくはプラスチックの碍 子の巾に配置されている（「アイ・イー・イー・イー、トランザクションズ、オ ン、パワー千゛リハリー１ＰＷＲＤ　１巻、第１号、１９８６年１月、１５１乃 至１５６頁、図６参詔）。

金属酸化物抵抗を備えたａエルにおいて電力吸収容量を高め或いは残′ｇ電圧値 を減少させるために、個々の抵抗要素から構成された複数個の柱状抵抗体を電気 的に並列に接続することはよ（行われている。このために共通の絶縁ケース内に ２つ乃至４つの柱状抵抗体を１つの支持板上に並べて配置し、この支持板により 柱４Ｉ抵（に体を共通のケース内に収納する。このことは例えばアメリカ合衆国 特許第４３２６２３２号明細書により公知である。

、二の発明は、このような避雷器において個々の柱状抵抗体の取扱い及び測定技 術上のアクセスを容易にした避雷器構造を提示することにある。このために請求 工ｑ１の上位概念に記載の特徴事項を備えた避雷器において、柱状抵抗体が絶縁 ケースの下端において１つの支持板に絶縁ケースの軸芯に対して心合わせされて 配置され、柱状抵抗体の各々に個別の接触用押圧ばねが設けられる。

このような構成は、即ち、抵抗要素から構成された個々の柱状抵抗体がそれぞれ １つの独立のモジュールを形成し、それ自体で機械的に保持可能な構造となる。

これらのモジュールのうちその都度必要な数が絶縁ケース内に並べて配置され、 その両・瑞において適当な構造上の手段により機械的及び電気的に接続され固定 される。二のようにして欅準化された互いに全く同し構造の多数のモジュールに よ７て著し、＜１８！造上の簡略化が達成される。特に個々のモジュールは避雷 器の組み立て中に取扱いが容易になる。さらに避雷器を完全に組み立てる前に個 々のモジュールの測定を行い、それにより電流分布を検討することが可能となる 。このようなａエルの使用に関して個々の柱状抵抗体を別々に構成することは避 雷器の過ｆＩｒ１の際にモジュール相互のずれを可能とし、かくして発生するア ーク範囲に最大可能な断面を持つ減圧通路を設けることができる。このようなモ ジュール相互のずれは個々の柱状抵抗体の上端及び場合によっては下端における 適当な構造上の手段により保証される。

個々の柱状抵抗体はそれぞれ１つの個別の押圧ばねにより加圧接触されているこ とにより、全てのモジュールに対してほぼ同し大きさの接触圧、従って同じ大き さの接触抵！九が達成される。

この発明によるａエルの一実施例を図１及び２により説明する０図１は絶縁ケー スのｈＩ断面をその中に配置される避雷器要素とともに、図２は避雷器の下端部 ４７第３け２）横断面を示す。

図１！よ絶ｌノｒ−スが公知の如くセラミック碍子１及び金属性の脚部２並びに 金裟性の頭部３どからなる避雷器を示す。このケースはまたプラスチックで作る ことち一：２３２１゜イアラミック碍子１の下端ムこは支持リングの形をした支 持板４が配置され、これは取りつけ１１ング４１により固定されている。この取 りつけリングは同時にノールｌ′ＩＣ！４２支び密封リング４３をも固定してい る。支持板４にはさらに十字状の支持部材４４が結合されている。この上に柱状 の抵抗モジュール６が載置されている。これらのモジュールは多数の互いに積層 された抵抗要素６４からなり、これらの抵抗要素は下側の保持板６１と上側の保 持板６２との間に配置され、保持板はその周囲に均等に配分されて配置された３ つの貫通ロッド６３により互いに結合されている。下端の保持板６１にはそれぞ れ切り柱状の間隔片５が固定さｎ、　二の上にそれぞれの柱状のモジｊ、−ル６ が十字状の支持部材４４に嵌め合わされて位置決めされている。

Ｊ一端の保持板６２にも同様に間隔片゛ｌが配置され、この丑に押圧ばね８が載 置されりいる６全ての柱状のモジュール６に対して共通にさらに接触板９が設け られ、この接触板は押圧片ｌＯを介挿して頭部３と結合された押圧リング１１並 びに押圧機１３により押圧されている。押圧リング１３はさらに上側のシールＩ Ｉａ１２及びそれに属する押壬リングを固定している。

図２によればセラミック碍子ｌの内部には４つの柱状モジュール６が配置されて いる。モジュール６の保持拳反ら１及び６２はその場合三角状に形成され、避雷 器全体としての半径方向の伸びをできるだけ小さくなるように保証している。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．絶縁ケース（１）とこの絶縁ケース（１）の内部に配置された金属酸化物抵 抗とを備え、この金属酸化物抵抗は多数の抵抗要素を互いに積層して構成された ２つ或いはそれ以上の電気的に並列接続された柱状抵抗体からなり、各々の柱状 抵抗体（６）は２つの個別の保持板（６１、６２）を備え、これらの保持板の間 に柱状抵抗体（６）の抵抗要素が配直され、この保持板自体は抵抗要素をその側 部で固定する絶縁ロッド（６３）により結合されているものにおいて、柱状抵抗 体（６）は絶縁ケース（１）の下端において支持板（４、４４）に絶縁ケース（ １）の軸芯に心合わせされて配置され、柱状抵抗体の各々には接触用の個別の押 圧ばね（８）が設けられていることを特徴とする避雷器。
2. ２．保持板（６１、６２）が三角形状に形成されていることを特徴とする請求項 １記載の避雷器。