JPH07508728A - 1−アリル(4−o−アルコキシフェニル1−ピペラジニル)−2,−3又は−4アルカノルと,その調製方法と,薬物の調製にそれを使用する方法 - Google Patents

1−アリル(4−o−アルコキシフェニル1−ピペラジニル)−2,−3又は−4アルカノルと,その調製方法と,薬物の調製にそれを使用する方法

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JPH07508728A JP6502107A JP50210794A JPH07508728A JP H07508728 A JPH07508728 A JP H07508728A JP 6502107 A JP6502107 A JP 6502107A JP 50210794 A JP50210794 A JP 50210794A JP H07508728 A JPH07508728 A JP H07508728A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1−アリル(4−0−アルコキシフェニル l−ピペラジニル)−2、−3又は −4フルカノルと、その調製方法と、薬物の調製にそれを使用する方法 本発明は、l−アリル−2−1−3−又は−4−(4−o−アルコキシフェニル ピペラジン−1−イル)アルカツルと、その調製方法と、尿道緊張亢進又は良性 前立腺肥大に特に関係のある排尿障害の治療を特に用途とする薬物の調製にそれ を使用する方法とに関する。
以下の式Iの化合物は、極めて価値のある薬理学的特性と、治療に十分に使用し 得る低毒性であることが発見され、このことは本発明の基礎をなす。特に、この 化合物の新規な薬理学的特性により、尿道緊張先進又は良性前立腺肥大に特に関 係のある排尿障害の治療にかかる化合物を使用することを考え得るようになる。
上記化合物は以下の一般式。
式中: −R,、R,及びR1は、夫々同−若しくは異なり、水素原子、水酸基 及びメトキシ基から選択され;R4は、水素原子と、!乃至5個の炭素原子を有 するアルキル基とから選択され; −〇は1乃至3の整数を表わす: て表わされる。
アルキル基は鎖状又は分岐状の炭化水素鎖を表わすものと理解される。炭素数1 乃至5のアルキル基は、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ チル、イソブチル、タート−ブチル、又は、ペンチル基であり、好ましくは、エ チル又はイソプロピル基である。
弐■の化合物は、特に、例えば、塩酸又は硫酸のような薬学的に許容し得る無機 酸、或いは、例えば、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸又は メタンスルホン酸のような薬学的に許容し得る有機酸と共に付加塩を形成し得る 。
その上、非対称炭素原子を有する式Iの化合物は特定の鏡像異性体又はラセミ化 合物を形成し得る。
生成物として見ると、上述の式Iの化合物はどれも新規のものではない。
従って、上述の式Iて表わされ、式中、R2は水素原子を表わし、R1及びR2 は同時に水酸基を表わし、夫々フェニル環の第3及び第4位置を占め(第1位置 はアルカノールにより置換されることを条件としている)、R4は炭素数1乃至 5のアルキル基を表わし、nは1に一致する化合物は、特に、フランス国(FR )特許第1483 416号明細書及びフランス国特許(FRM)第5977号 明細書により周知である。その上、式Iに一致し、式中、R1は水素原子を表わ し、R1及びR2の一方は水素原子を表わし、他方は水素原子又はメトキシ基を 表わし、R4は低級アルコキシ基を表わし、nは3に等しいアリルブタノール誘 導体は、フランス国特許(FR)第2 073 326号明細書により周知であ る。更に、式Iに一致し、式中、R,、R,及びR2は同時に水素原子を表わし 、R4はメチル遊離基を表わすアリルブタノールは、欧州特許第0395312 号、欧州特許第0479546号及び欧州特許第0395313号明細書により 周知である。
従って、第1の特徴によれば、本発明は、新規の生成物を用いて、式Iで表され 、式中、R,、Ra、R,、R,及びnは上記の如く定められ、しかし、nがl に一致し、R2が水素原子を表わす場合に、R1及びR2はフェニル環の第3及 び第4位置において夫々同時には水酸基てはなく、R1、R2及びR1が同時に 水素原子を表わす場合に、R1はメチル遊離基ではなく、nが3に一致するとき に、R1及びR1の少なくとも一方は水酸基を表わす化合物を構成することを目 的とする。
フランス国特許(FR)第1 483 416号及びフランス国特許(FRM) 第5977号明細書に開示される化合物は、緊張亢進及び末梢血管疾患の処置と 、気管支痙彎と、抗ヒスタミン薬及び筋弛緩薬の適応症における治療的活性物質 として記載されていることに注意か必要である。
一方、フランス国特許(PR)第2 073 326号、欧州欧州特許第039 5312号、欧州特許第0395313号及び欧州特許第0479546号明細 書に記載される化合物は、アリルケトン誘導体の調製に使用する合成中間体とし てだけ示される。
従って、治療的活性物質として利用するために、本発明は上記の式Iで表され、 式中、R,、R,、R,、R,及びnは上記の如く定められ、しかし、nが1に 一致する場合に、R3及びR2はフェニル環の第3及び第4位置において夫々同 時には水酸基を表わさない化合物からなる。
説明の便宜上、上記化合物は以下の説明において[式(IA)の化合物jとして 示す。
従って、本発明は、泌尿器科の分野、特に、尿道緊張亢進又は良性前立腺肥大に 関係のある排尿障害の治療に特に有用な薬物に更に関連し、かかる薬物は、薬学 的に許容され得る補形剤、賦形剤又は基剤に関連して、少なくとも−の上記の式 (IA)の化合物、又は、その薬学的に許容される塩の一つを活性成分として含 む。
式(IA)で表わされる薬学的に許容し得る塩、例えば、塩酸塩は、式(TA) の化合物を無機又は有機酸に接触させる周知の方法により得ることか可能である 。例えば、塩酸塩は、アルコール中に滴定された塩酸の溶液を式(TA)の化合 物の溶液に添加することにより得られる。
上記の付加塩は、勿論、式(IA)の化合物の1モル当たり1乃至2モルの塩化 している酸を含む。
本発明は、泌尿器科の分野、特に、尿道緊張亢進又は良性前立腺肥大に関係のあ る排尿障害の治療に特に有用な薬物の調製方法に更に関連し、かかる方法は、少 なくとも−の上記の式(IA)の化合物、又は、その薬学的に許容される塩の一 つを薬学的に許容され得る賦形剤、丸剤又は基剤に活性成分として組み込むこと からなる。
式(1)又は(IA)の化合物は、式(II):で表わされる化合物をエタノー ルのような溶媒でホウ化水素ナトリウムのような還元剤を用いて還元することに より得られる。
上記の形の反応は当業者の参照し得る文献に完全に記載されている。
式(II)の化合物は、式(III):式中: R+ 、R2及びR2は上記の 定義と同様であり;Xはハロゲン原子、好ましくは、臭素又は塩素を表わす;で 表わされるハロゲン化されたケトンを式(IV):式中: −R4は上記の定義 と同様である:て表わされる0−アルコキノフェニルピペラジンと反応させるこ とにより得られる。
かかる反応は、好ましくは、テトラヒドロフランのような溶媒においてトリエチ ルアミンのような水素酸受容体の存在下で行われる。
式(I)。
で表わされる化合物の鏡像異性体は、式(V):式中: R3、Rt及びR2は 上記の定義と同様であり:Xはハロゲン原子、好ましくは、臭素又は塩素を表わ す:て表わされるキラルなハロゲン化されたアルコールを式(IV):式中 − R4は上記の定義と同様である:て表わされる0−アルコキシフェニルピペラジ ンと反応させることにより得られる。
上記の反応は、好ましくは、第三級アミン、特に、トリエチルアミンのような水 素酸受容体の存在下で、THF、ベンゼン又はトルエンのような溶媒において行 われるか、或いは、非ラセミ化条件下で溶媒を用いることなく行われる。
一般的に、式(V)の化合物は、式(Vl):式中・ −R1、R2及びR1は 上記の定義と同様であり、Xはハロゲン原子、好ましくは、臭素又は塩素を表わ す:で表されるプロキラルケトンを、例えば以下の式及び参照文献に従って還元 させることにより得られる。
上記のBH,、THFによる還元は、所望の鏡像異性体に従ってS又はRを使用 するコーリーのキラリティーエイドを用いて行われる: S−(−)−2−メチル−CBS−オキサザポロリジンR−(+)−2−メチル −CBS−オキサザボロリジン(参照 ランカスター 9219及び9230) E J、コーリー、R,K、バクシ、S、シバタによる有機化学学会論文誌、第 53巻、2861−2863ページ(1988年発行)を参照のこと。
一般的に、式(III)の化合物は、例えば、以下の式及び参照文献に従って対 応する置換アセトフェノンをハロゲン化することにより1辱られる5 M、L、マリク池、インド化学学会論文誌、第14巻B、513−515ページ (1976年発行)を参照のこと。
同様に、式(TV)の化合物は、以下の式及び参考文献に従って2−アルコキン アニリンから得られる。
バイサウス、ビータ−T、と、クラーク、ロバート W、とによる1969年1 月28日付は南アフリカ国特許第6804.082号明細書、1967年7月5 日付は英国特許出願明細書を参照のこと。
上記の2−アルコキシアニリンは、当業者により周知の実験的な方法を使用して 、2−アセトアミドフェノールをアルキル化し、次いて、脱保護することにより 得られる。
以下にそれに限定されることのない例により本発明を説明する。
例1 l−(2,5−ジメドキンフェニル)−2−(4−o−イソプロポキシフェニル ピペラジン−1−イル)エタノールの合成コート名 = BI450 R,= イソプロピル n=1 で表わされる塩酸塩の形の生成物。
以下の実験記録は、最初に、2−ブロモ−3,4−ジメトキシアセトフェノン( A)を調製し、次いで、1−(2−イソプロポキシフェニル)ピペラジン(B) を調製するために使用される。
C+oH++B r Ox = 259. 11硫酸で充填されたバブラーを備 えた凝縮器を存する3本のネックのある21のフラスコ内においてニ ー 123.94g (0,,555mol)の臭化第一銅は600m1の乾燥 エチルアセテート(緑色を帯びた不均一な媒体)に磁気攪拌により懸濁される。
次いで、乾燥クロロホルムに溶解した50g (0,277m。
l)の3,4−ジメトキシアセトフェノンの600m1溶液が添加される。
反応媒体は還流点まで加熱される。臭化水素酸の放出が観察される。5時間1& に、塩は分離的に濾過され、ペンタンで洗浄される。
有機相は化合させられ、塩化ナトリウムの飽和水溶液(p’H4)で洗浄される 。これらは硫酸ナトリウムで乾燥させられる。
有機溶媒は真空で蒸発させられる。得られる結晶はペンタンで洗浄され、ヘキサ ン/エタノール混合物(+/1)から再結晶化される。
これにより、80乃至82°Cで溶ける45.53gの紫色の結晶か得られる( 収率:63.3%)。純度は97%である(GC)。
C1+ H1s N O□ =193.25硫酸で充填されたバブラーを備えた 凝縮器と、空気的攪拌器と、温度計と、滴下ファンネルとを有する3本のネック のある41のフラスコ内において −73,13g(3,14グラム原子)のナトリウムは、2゜31の無水エタノ ールに部分的に溶解される。
1200m1のエタノール中の470g (3,10mol)の2−アセトアミ ド−フェノール溶液か添加される。
均一な媒体は20分間還流され50°Cに冷却される。615g(5mo l) の2−ブロモ−プロパンは55分間に亘り滴下的に添加され、反応媒体は2時間 に亘り還流される。
形成される塩は分離的に濾過され、エタノールで洗浄される。アルコール相は真 空で蒸発させられる。
残留物はエチルエーテルで吸収され、INの水酸化ナトリウムと水とで洗浄され 、硫酸ナトリウムで乾燥させられる。
僅かに結晶化する褐色のオイルが得られる。このオイルは真空で蒸留される。
B、P、(沸点) / o、 os−b−= 100乃至118°にれにより、 599gの黄色のオイルが得られ、結晶化する(収量7896)。かかる黄色の 結晶は50°C以下で溶けた。この結晶は、5iChのTLCに一つのスポット を生じ(CH,C12/MeOHは9/l)、99.7%の純度(G C)を有 する。
82.2−イソプロボキソアニリンの合成C+*H1zNO= 151. 21 凝縮器と、温度計と、空気攪拌器とを育する3本のネックのある4Iのフラスコ 内においてニ ー 468.30g(2,433mol)の1−アセトアミドイソプロポキシベ ンゼンが1875m1の18%塩酸に導入される。
反応混合物は1時間に亘って還流される。有機化合物の可溶化が観察される。
上記溶液は水槽で冷却され、30%の水性アンモニアで塩基性が与えられる(p H9)。
反応媒体は塩化メチレンと共に抽出され、かかる抽出物は、洗液のpHか5乃至 6になるまで水で数回洗浄される。硫酸ナトリウムによる乾燥と、濾過の後に、 塩化メチレン相は真空で蒸発乾燥される。
363、logの褐色のオイルが得られ、真空で蒸留される:B、P、 /。2 .bo、 = 68乃至70°C357,0gの黄色のオイルか回収される(収 率98%)。この生成物により、5iftのTLCに一つのスポットが得られる (CHt CI −/Me OHは9/1) 。純度は100%であるCGC) 。
その赤外線スペクトルは意図された構造と矛盾がない。
Cl5Ht+ClNa O= 256.77 8+404凝縮器と、温度計と、 空気攪拌器とを有する3本のネックのある41のフラスコ内において −356,33g (2,356mol)の2−イソプロポキンアニリンは16 50m1の乾燥ブタノールに溶解される。
−504,62g (2,827mol)の2,2′ −ジクロロジエチルアミ ン塩酸塩 ピンク色の不均一な媒体 249.72g (2,356mol)の無水炭酸ナトリウムは一部分に添加さ れる。
反応媒体は、次いで、3日間に亘り還流される。
反応の過程はガスクロマトグラフィーにより監視される。
不溶性材料は、ガラスフリットて分離的に濾過され、3x500mlのブタノー ルで洗浄される。ブタノール相は真空で蒸発させられる。得られた赤色の結晶は 、エチルエーテルとアセトンとで洗浄され、五酸化燐で50°Cて真空乾燥され 、かくして、GCにおける純度か100%であり、5iOzのTLCに一つのス ポットを生ずる(CH2C12/MeOH/NH,OHは80/20/2)ピン ク色の水晶が448g(収量74%)?!)られる。銀滴定により判定される純 度は9978%であり、赤外線スペクトルは意図された構造と矛盾かない。上記 の塩酸塩は190°Cで昇華する。
B4.I−(2−イソプロポキンフェニル)ピペラジンの合成C1: H2o  N 20 = 220.32空気攪拌器だけを有する+01の反応器で。
445.80g (1,736mol)の1−(2−イソプロポキンフェニル) ピペラジン塩酸塩か溶解される。
水槽における冷却後に、440m1の30%水酸化ナトリウムが少量添加される 。反応混合物は室温で一晩中攪拌され、エチルアルコールて数回抽出される。
エーテル相は塩化ナトリウムの飽和水溶液で洗浄され(洗液のpHか6になるま で)、硫酸ナトリウムで乾燥され、濾過され、真空で蒸発させられる。
363.7g(収量95%)の褐色のオイルが回収され、真空で蒸留され B、 P、 /。。+−,、= 105乃至110°C352g(収量92%) の無色のオイル: no ”=1. 5440が得られ、このオイルはGCで1 00%、過塩素法で100.12%の純度を存する。
赤外線スペクトルはt図された構造と矛盾がない。
1al−(2,5−ジメトキシフェニル)2−(4−o−イソプロポキンフェニ ル−ピペラジン−1−イル)エタノンC2,H,。N201= 398.49硫 酸て充填されたバブラーを備えた凝縮器を有する3本のネックのある11のフラ スコ内において。
−25g (0,0965mo+)の2−ブロモ−3,4−ジメトキシアセトフ ェノンと、 −13,45m1 (0,0965mo+)のトリエチルアミンは275m1の THF (テトラヒドロフラン)に磁気攪拌で溶解される。
IO乃至12°Cの温度で、200m1のTHF中の19.32g (0,08 77mol)の1−(0−イソプロポキシ7エール)ピペラジン溶液が滴下的に 導入される。
沈殿か観察される。攪拌は12時間に亘り続けられる。
ガラスフリット上の濾過の後に、THFは真空で蒸発させられる。
残留物はエチルエーテルて吸収される。従来の酸/塩基処理後に、黄色のオイル :28.2g、即ち、収j173.3%が回収される。
lb 1−(2,5−ジメトキシフェニル)−2−(4−o−イソプロポキシフ ェニル)−ピペラジン−1−イル)エタノン 塩酸塩C22H3゜N、O,、H CI = 434.95上記で得られた28.2gのオイルは、500m1のエ タノールに溶解される。27m1の202N塩化水素の溶液がエタノールに導入 される。
得られた溶液は1時間に亘り攪拌される。エタノールは真空で除去され、残留物 はエチルアセテートで吸収され結晶化する。得られた結晶はガラスフリットで分 離的に濾過され、エチルエーテルで洗浄される。
上記の結晶はイソプロプルアルコールから再結晶化される。
これにより、202乃至204°Cで溶ける19.66gの白色の結晶か得られ る(収JL:82.9%)。
TBAHアッセイの結果・純度964%1cl−(2,5−ジメトキシフェニル )−2−(4−o−イソプロポキシフェニル−ピペラジン−1−イル)エタノー ルCおHstN* 04 = 400.5上記1bで得られた17.49g ( 0,0402mol)の塩酸塩は20(1mlのMeOHに溶解され、−6°C の温度で4.79g(0,127mo+)のホウ化水素ナトリウムによって処理 される。混合物は12時間に亘って攪拌される。
反応媒体は氷に注がれ、酢酸で酸性化され、重炭酸ナトリウムで中和され、エチ ルアセテートと共に抽出され:有機相は、水で洗浄され、硫酸ナトリウムで乾燥 させられ、真空で凝縮する。
これにより、97.7%の純度(GC)を有する15.9gのオイル(収量98 ゜8%)か得られる。
1d 1−(2,5−ジメトキシフェニル)−2−(4−o−イソプロポキンフ ェニル−ピペラジン−1−イル)エタノール塩酸塩C23H2,NtOa、HC I = 436.98上記ICの化合物14.5g (0,0362mo+)が 400m1のエタノールに溶解され、エタノール中の2.02Nの塩化水素溶液 27m1で処理される。
1時間の接触後に、上記溶液は真空で蒸発され、残留物はエチルアセテートで吸 収され、結晶化し、ガラスフリット上で濾過された。
白色の結晶はへブタンとイソプロパツールの混合物(55/45)から再結晶化 される。
これにより、178乃至180°Cで溶け、硝酸銀を用いる電位差検定による評 価で103.5%の純度を存する11.92gの白色の結晶(収量75%)が得 られる。
例2 1−フェニル−4−(4−o−エトキシフェニルピペラジン−1−イル)ブタン −1−イル モノ塩酸塩の合成コード名 = BI567 n=1 で表わされるモノ塩酸塩の形の生成物。
2a l−フェニル−4−(4−o−エトキシフェニルピペラジン−1−イル) ブタノン 塩酸塩 C22HtlN20t、HCI = 388.93丸底フラスコにおいてニ ー 12.78g (0,07mol)の4−クロロブチロフェノンと、 −14,43g(0,07mol)の1−(0−xトキシフェニル)−1−ピペ ラジンと、 −11m1のトリエチルアミンは、 攪拌しながら、80乃至90°Cの温度で17時間加熱される。
反応混合物は100m1のエチルエーテルで吸収される。形成される結晶は廃棄 されて、エーテル相が酸性化される。
+30乃至132°Cで溶け、102.5%の純度(銀滴定)を有する16.9 6gの白色の結晶(収量69%)が回収される。
2b l−フェニル−4−(4−o−エトキシフェニルピペラジン−1−イル) ブタン−1−イル モノ塩酸塩C22H,、N、02.HCI = 390.9 5上記2aによる16.96g (0,0434mol)のブタノンは250m 1のメタノールで溶解され、5.74g (0,+ 52mol)のホウ化水素 ナトリウムが部分的に添加される。反応混合物は、攪拌しなから一晩中放置され る。
真空でメタノールを蒸発し、水で吸収した後に、エチルアセテートで抽出が行わ れる。有機相は、洗液が中性になるまで塩化ナトリウムの飽和水溶液で洗浄され る。有機相は硫酸塩で乾燥させられる。
得られたオイルは、350m1の無水エチルエーテルに溶解され、エタノール中 の18.95m1の2.18N塩化水素溶液で処理される。
形成される沈殿は分離的に濾過され、エチルエーテルで洗浄され、真空乾燥され る。
結晶はエチルアセテートとメタノールの混合物(100/35)から再結晶され る。
これにより、186乃至187”Cで溶け、98%の純度(銀滴定)を有する1 1.4g、即ち、71%収量の白色の結晶が得られる。
例3 l−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−(4−o−エトキシフェニルピペラ ジニル)エタノール モノ塩酸塩の合成コード名 = BI614 式I 式中 で表わされるモノ塩酸塩の形の生成物。
3al−(3,4−ジメトキシフェニル)2−(4−o−エトキシフェニルピペ ラジニル)エタノン 塩酸塩硫酸で充填されたバブラーを備えた凝縮器を存する 3本のネックのある500m1のフラスコ内においてニー 25g (0,09 65mol)の2−ブロモ−3’ 、4’ −ノメトキシアセトフエノンと、 −13,45m1 (0,0965mol)のトリエチルアミンは100m1の THF (テトラヒドロフラン)に磁気攪拌しながら溶解される。
室温で、19.9g (0,0965mo+)の1−(0−エトキシフェニル) ピペラジンをTHFに溶解した100m1の溶液か滴下的に導入される。僅かな 発熱が観察される。
溶液は92時間攪拌される。沈殿の発生が観察される。かかる沈殿は分離的に濾 過され、THFは真空で蒸発させられた。
存機オイルはエチルエーテルで吸収され粉砕される。得られる黄色の結晶はヘキ サンとエタノールの混合物(5/1)から再結晶化される。
これにより、96乃至98°Cで溶け、97.3%(GC)の純度を有する結晶 が得られる(収量52%)。
上記の結晶は、エチルアセテートで溶解され、塩化水素の無水エタノール溶液で 処理される。白色の塩酸塩の沈殿物は、ガラスフリットで分離的に濾過され、エ チルエーテルで洗浄され、真空の窯の内の五酸化燐で乾燥される。
再結晶化により、210乃至215°Cで溶ける生成物か得られ、この生成物は S10.のTLCに一つだけのスポットを生じる(CH,C1,/MeOH95 15)。
フェニルピペラジニル)エタノール 上記3aて得られる19.9g (0,0473mol)の塩酸塩は10100 Oのエタノールに溶解され、10乃至25°Cの温度て8.95g (0,23 7m1)のホウ化水素ナトリウムを用いて処理される。反応媒体は12時間攪拌 される。
メタノールは白色の結晶を得るためにロータリ一式蒸発器で除去され、上記結晶 は300m1の水と300m1のエチルアセテートで吸収される。
有機相は洗液のpHか5になるまて塩化ナトリウムの飽和水溶液て洗浄される。
硫酸ナトリウムで乾燥させた後に、溶媒は真空て蒸発させられる。
これにより、17.68g、即ち、収量96.77%のベージュ色の結晶が得ら れる。この生成物は99乃至101’Cで溶ける。
3cl−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−(4−o−エトキシフェニルピ ペラジニル)エタノール モノ塩酸塩17.14g (0,044mol)の3 bで得られる化合物が180m1の無水メタノールで溶解され、エタノールに溶 解した22゜5mlの1.93N塩化水素溶液で処理される。
混合物は室温で30分間攪拌される。
上記媒体は真空で乾燥するまで蒸発させられる。得られる結晶はエチルエーテル で洗浄され、ガラスフリットで分離的に濾過され、真空で五酸化燐で乾燥させら れる。
これにより、197乃至198°Cで溶ける18゜92gの白色結晶、即ち、収 量97.8%か得られる。
上記の結晶はエタノールから再結晶化される。その結晶は、198乃至200° Cで溶け、100.496の純度(銀滴定)を有する。
例4乃至24 表Iに実験式と、分子量と、融点と、硝酸銀滴定量とを示す他の化合物は、当業 者が容易に確認する如く、上記の例1乃至3に記載したのと同様な実験的な処理 を使用して調製された。
例20及び2Iの合成の詳細を以下に説明する。
便又旦 S−(+)−1−(2,4−ジメトキシフェニル)−2−(4−(0−エトキシ フェニル)ピペラジン−1−イル)エタノール モノ塩酸塩の合成 コード名 = BI614 式11式中 で表わされるモノ塩酸塩の形の生成物。
−0,45g (1,52mmo+)のS−(−)−2−メチル−CBS−オキ サザボロリジンと、 −注射器を用いて隔壁を介して9.5mlのボラン/THF錯体をTHFに溶解 した1モルの溶液は、2つの分岐した取付は具と、凝縮器と、滴下フェンネルと 、温度計と、注射器と、窒素掃引とを備えた3本のネックのあるフラスコに導入 され、全体は磁気攪拌器の上に置かれる。
反応媒体は5分間攪拌される。
−次いで、3.25g (15,24mmol)の2−ブロモ−2゛、4° − ジメトキシアセトフェノンを33m1の無水THFに溶解した溶液か滴下的に添 加される。
温度は水槽で25°Cに維持される。混合物は8時間攪拌される。
3.70m1のHCIのMeOH(0,5M) への溶液が0°Cて反応媒体に 添加される。
明るい黄色の媒体は白色を帯び:白色沈殿の発生が観察される。
混合物は1時間攪拌される。
不溶性材料はガラスフリットで分離的に濾過され、70m1のn−ブタノールで 洗浄される。ブタノール相は塩化ナトリウムの飽和水溶液で洗浄され、硫酸ナト リウムで乾燥させられる。
ブタノールは真空で除去され、残留物は無水THFで吸収される。
かくして得られる臭素化されたアルコールの量は、CHCl3を溶離剤として使 用する5iOz上のTLCで検証される。
鏡像異性の過多は、キラルコラム上のHPLCで評価される〔D(4−(o−エ トキシフェニル)ピペラジン−1−イル〕エタノール モノ塩酸塩(BI778 ) −25m1の無水THF中の2.5g (9,57mmol)の5−1− (2 ,4−ジメトキシフェニル)−2−ブロモエタノールと、 −0,96g (9,57mmol)のトリエチルアミンは、凝縮器と、滴下フ ァンネルと、温度計とを備えた3本のネックのあるフラスコに導入され、全体は 磁気攪拌器の上に置かれる。
−次いで、無水THF中の1.97g (9,57mmol)の1−(0−エト キシフェニル)ピペラジンの25m1溶液が添加される。
反応混合物は48時間還流される。
THFは真空で除去され、残留物は400m1のAc0Etで吸収される。有機 相は洗液が中性になるまで水で洗浄され、硫酸ナトリウムで乾燥させられ、濾過 され、次いで、真空で乾燥するまで蒸発させられる。
褐色のオイルは、クロロホルムとCHCl!/アセトン混合物(90/I O) を溶離剤として使用してシリカゲルのコラムを通すことにより精製される。
これにより、2.68gのオレンジ色のオイル、即ち、収量7296が得られる 。
上記オイルはメタノールに溶解され、その後に、計算された量の乾燥HCIガス がモノ塩酸塩を生成するために添加される。
沈殿した白色結晶は分離的に濾過され、エチルアセテートで洗浄され、真空の窯 の中で五酸化燐によって乾燥される。
かかるモノ塩酸塩は+78乃至179°Cで溶け、5iOzのTLCに一つのス ポットだけを生じる(CH2C12/MeOH/NH40H95/4.510. 5)。
銀滴定により判定される純度は100%である。赤外線スペクトル及びNMRス ペクトルは意図した構造と矛盾しない。
旋光度は・ (αgo” = +30 ± 1’ (0,5;MeOH)である。
例21 R−(−)−1−(2,4−ジメトキシフェニル)−2−(4−(0−エトキシ フェニルピペラジン−1−イル〕エタノール モノ塩酸塩の合成 コード名 = 81783 式11式中 て表わされるモノ塩酸塩の形の生成物。
上記化合物は、コーリーのキラリティーエイドR−(+)−2−メチル−CBS −オキサザボロリジンを使用して、例20に記載したのと同様な実験的な処理に より得られる。実験式、分子量、融点及び硝酸銀滴定量を表Iに示す。
本発明の主要部をなす生成物の毒物薬理学的特性を以下に説明する。
1、マウスに対する急性毒性 a)方針 上記生成物は、マウスに1回だけの服用で経口投与された。死■数は14日間に 亘り記録された。その結果をmg、kg−’当たり「50%致死ffi (LD s。)の形で表わす。
b)結果 得られた結果を表IIに記録する。
テdie II マウスに対する急性毒性 ++、隔離されたラットの輸精管におけるアルファブロッキング活性の判定 a)方針 シナプス後部のαアドレナリン作用受容体をノルエピネフリンにより刺激するこ とにより、隔離された輸精管の収縮が生じる。これは、上記生成物が無い場合と 同じ効果を得るためにノルエピネフリンの濃度を2倍にする必要かある場合に存 在する生成物の濃度を検出することを目的とする。
符号を変えた上記の濃度の対数は、生成物のp A 2の値を構成する。
b)結果 結果は表II+に示す。この結果により、生成物はαアドレナリン作用受容体て ノルエピネフリンの競合的拮抗質として作用し、貴重なアルファブロッキング活 性を伴うことか分かる。
テable IfI 隔離されたラットの輸精管における生成物のアルファブロッキング作用I11  ラットの生体内抗アドレナリン活性の判定a)方針 ノルエピネフリン(0,4mg、kg”)を覚醒ラットに静脈注射することによ り、100%の生態か死亡する。アルファブロッキング特性を存する物質を事前 に投与することにより、上記の毒性を低減させることが可能である。
請求の範囲に記載の生成物は、ノルエピネフリンの静脈注射の30分前に経口投 与された。
b)結果 上記の結果は、50%の効果のある投与量(ED、。)、即ち、5096の生態 を保護するmg、kg−’当たりの投与量の形で表わされる。
請求の範囲に記載の生成物に対応するED5゜の値を表IVに示す。
化合物B1450、B1509、B1567、B1614、B1697、BI7 +1及びBI713は、ノルエピネフリンの毒性に対し優れた保護を示し、隔離 された器官で実証された活性か確認される。
IV ウサギの尿道緊張亢進における活性a)方針 ノルエピネフリンを麻酔されたラビットに静脈注射することにより、動脈圧と尿 道圧か上昇する。かかる緊張亢進は、アルファブロッキング性能を有する分子を 事前に投与することにより抑制することが可能である。
この効果は、50%の抑制投与量(IDI。)、即ち、動脈及び尿道の圧力上昇 を50%で抑制する投与量として評価される。両方の圧力に対するIDs。の値 を比較することにより、尿道の特殊性を見い出し得る。
111【N ラビットの尿道圧における活性 上記の結果は上記生成物が動脈圧よりも尿道圧に効果のあることを示す。
従って、本発明の生成物は、極めて貴重な薬理学的特性を有し、その毒性は著し く低いので治療に使用することが可能である。
従って、本発明の生成物は、人間又は動物の医学、特に、尿道緊張亢進に特に関 係のある排尿障害の処置に利用し得る。
上記生成物は、一般的な経路(非経口、経口、直腸)、又は、薬学的に許容し得 る賦形剤と共に局所経路により投与することが可能であり、固体又は液体の何れ でも良(、例えば、注射可能な製剤、錠剤、ゼラチンカプセル又は粒剤の形をと ることが可能である。薬量は、特に、処置すべき病気の種類及び程度と、投与法 とに応じて広い範囲て変えることが可能である。
大人に対する薬量は、非経口的に投与する場合に、−日当たり0゜1乃至0.5 gの範囲であり、経口的に投与する場合に、−日当たり025乃至4gの範囲で あることか最も一般的である。
このような薬学的な組成物は本発明の主要部をなす。それらを調製する方法は、 本発明の主要部を更に形成する。
上記調製方法は、効果のある量の式Iで表わされる化合物を適当な賦形剤と混合 することからなる。
最後に、本発明は、良性前立腺肥大又は尿道緊張亢進に特に関係のある排尿障害 の処置に有用な薬物の調製に式■の化合物を使用する方法に関連する。
、、 、 PCT/FR93100633フロントページの続き (72)発明者 ツル、パトリク フランス国 94550 シュヴイリーラリュリュ・デ・ブリユニ 15 (72)発明者 ダンレエ、ベルナールフランス国 78300 プワシ リュ ・デ・

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中:−R1、R2及びR2は、夫 々同一若しくは異なり、水素原子、水酸基及びメトキシ基から選択され;−R4 は、水素原子と、1乃至5個の炭素原子を有するアルキル基とから選択され; −nは1乃至3の整数を表わし; nが1に一致する場合に、R1、R2及びR2は、フェニル環の第3及び第4位 置において夫々同時には水酸基を表わさず、R1、R2及びR2が同時に水素原 子を表わす場合に、R4はメチル遊離基を表わさず; nが3に一致する場合に、R1、R2及びR2の少なくとも一つは水酸基を表わ す;〕 で表わされるラセミ酸又は鏡像異性体の形の化合物とその付加塩。
  2. 2.式(II): 数式、化学式、表等があります▼(II)〔式中:−R1、R2、R3、R4及 びnは、請求項1における定義と同様である;〕 で表わされる化合物をメタノールのような溶媒でホウ化水素ナトリウムのような 還元剤を用いて還元し、適当であれば、得られた化合物を無機又は有機酸で塩に 転化させることからなる請求項1記載の式(I)の化合物を調製する方法。
  3. 3.上記式(II)の化合物は、トリエチルアミンのような水素酸受容体の存在 下でテトラハイドロフランのような適当な溶媒中で式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III)〔式中:−R1、R2及びR2は 請求項1における定義と同様であり; −Xはハロゲン原子を表わす;〕 で表わされるケトンを式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)〔式中:−R4は請求項1における 定義と同様である;〕で表わされるO−アルコキシフェニルピペラジンと反応さ せることにより得られる請求項2記載の方法。
  4. 4.一般式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中:−R1、R2及びR1は、夫 々同一若しくは異なり、水素原子、水酸基及びメトキシ基から選択され;−R4 は、水素原子と、1乃至5個の炭素原子を有するアルキル基とから選択され; −nは1乃至3の整数を表わし; nが1に一致する場合に、R1、R2及びR2はフェニル環の第3及び第4位置 において夫々同時には水酸基を表わさない:〕て表わされる、治療的活性物質と して適用する化合物及びその付加塩。
  5. 5.治療的に効果のある量の少なくとも一の一般式(I);▲数式、化学式、表 等があります▼(I)〔式中:−R1、R2及びR2は、夫々同一若しくは異な り、水素原子、水酸基及びメトキシ基から選択され;−R4は、水素原子と、1 乃至5個の炭素原子を有するアルキル基とから選択され; −nは1乃至3の整数を表わし: nが1に一致する場合に、R1、R2及びR2はフェニル環の3位置及び4位置 において夫々同時には水酸基を表わさない;〕で表わされる化合物、又は、その 薬学的に許容できる塩の一つを薬学的に許容できる補形剤、賦形剤又は基剤に含 む人間又は動物の治療に有用な薬物。
  6. 6.治療的に効果のある量の少なくとも一の一般式(I):▲数式、化学式、表 等があります▼(I)〔式中:−R1、R2及びR2は、夫々同一若しくは異な り、水素原子、水酸基及びメトキシ基から選択され;−R4は、水素原子と、1 乃至5個の炭素原子を有するアルキル基とから選択され; −nは1乃至3の整数を表わし; nが1に一致する場合に、R1、R2及びR3はフェニル環の第3及び第4位置 において夫々同時には水酸基を表わさない;〕で表わされる化合物、又は、その 薬学的に許容できる塩の一つを薬学的に許容できる補形剤、賦形剤又は基剤に含 む泌尿器官の治療、特に、尿道緊張亢進又は良性前立腺肥大に特に関係のある排 尿障害の治療に有用な薬物。
  7. 7.一般式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中:−R1、R2及びR2は、夫 々同一若しくは異なり、水素原子、水酸基及びメトキシ基から選択され;−R4 は、水素原子と、1乃至5個の炭素原子を有するアルキル基とから選択され; −nは1乃至3の整数を表わし;〕 で表わされる化合物を尿道緊張亢進又は良性前立腺肥大に特に関係のある排尿障 害の治療に有用な薬物の調製に使用する方法。
JP6502107A 1992-06-24 1993-06-24 1−アリル(4−o−アルコキシフェニル1−ピペラジニル)−2,−3又は−4アルカノルと,その調製方法と,薬物の調製にそれを使用する方法 Pending JPH07508728A (ja)

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PCT/FR1993/000633 WO1994000442A1 (fr) 1992-06-24 1993-06-24 Aryl-1 (o-alcoxyphenyl-4 piperazinyl-1)-2, -3 ou -4 alcanols, leur procede de preparation et leur utilisation pour la preparation de medicaments

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